JP2005190638A - ディスクカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 シャッタ部が開口部を閉塞する位置に移動されたときシャッタ部と凹部との間に発生する空間を閉塞する折り曲げ部を設けたときにも、シャッタ部材を円滑に移動させることができる。
【解決手段】 光ディスク2のヘッド用開口部13を開閉するシャッタ部材15を有し、シャッタ部材15は、ヘッド用開口部13を閉塞するシャッタ部16の一側に、シャッタ部材15がヘッド用開口部13を閉塞する位置に移動されたとき、シャッタ部16と第1の凹部37との間に発生する空間を閉塞する折り曲げ部36が形成され、ヘッド用開口部13を挟んでシャッタ部材15が移動する領域と対向する領域に、ヘッド用開口部13に連続して有底の第1の凹部37が形成され、第1の凹部37の底面は、シャッタ部材15がヘッド用開口部13を閉塞するときの上流側に、上記第1の凹部37より更に深い第2の凹部38が設けられている。
【選択図】 図14

Description

本発明は、光ディスク等のディスク状記録媒体を収納したディスクカートリッジに関する。
従来、光ディスク等のディスク状記録媒体を回転可能に収納し、ディスク状記録媒体を収納したままの状態で記録及び/又は再生装置に装着されるディスクカートリッジが広く用いられている。この種のディスクカートリッジは、ディスク状記録媒体をカートリッジ本体に収納することにより、ディスク状記録媒体の保護を図り、記録及び/又は再生装置への装脱を容易に行うことを可能としている。この種のディスクカートリッジにおいては、矩形状に形成されたカートリッジ本体にディスク状記録媒体を回転可能に収納したものが広く用いられている。
ところで、ディスクカートリッジにおいては、収納されるディスク状記録媒体の大きさに対応してできるだけ小型化を図るようにしている。これは、ディスクカートリッジを用いるディスク記録及び/又は再生装置の小型化を図り、更に、ディスクカートリッジの取り扱いを容易にするためであり、更にまた、カートリッジを構成する材料の削減を図り、製造コストを削減するためである。
収納されるディスク状記録対に対応して、小型化を図ったディスクカートリッジとして、下記特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に開示されるディスクカートリッジは、記録及び/又は再生装置への挿入端側となる一の側面側をほぼ円弧状にすることにより、ディスクカートリッジ自体を小型化を実現している。特許文献1に開示されるディスクカートリッジは、光ディスクを収納したカートリッジ本体にシャッタ部材によって開閉される記録及び/又は再生用開口部を設け、この開口部を介して光ディスクの一部を外方に臨ませるようにしている。光ディスクに対する情報信号の記録又は再生は、記録及び/又は再生用開口部を介してカートリッジ本体の外方に臨まされる光ディスクに記録再生用のヘッド部を構成する光ピックアップを対向させて行われる。
このディスクカートリッジを記録媒体に用いる記録及び/又は再生装置は、光ピックアップをディスクカートリッジから離間した位置で光ディスクの径方向に移動することによって、光ディスクの信号記録領域を光ビームにより走査して情報信号の記録又は再生を行うようにしている。このような方式で光ディスクの記録再生を行う記録及び/又は再生装置は、光ピックアップがディスクカートリッジから離間した位置で移動するため、装置自体の高さを低くして薄型化するには限界がある。
特開平11−353845号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、記録及び/又は再生装置の薄型を実現可能とするディスクカートリッジを提供することにある。
本発明の他の目的は、ディスクカートリッジ自体の小型化を実現しながら、記録及び/又は再生装置の薄型化を実現できるディスクカートリッジを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、収納したディスク状記録媒体の確実な保護を実現できるディスクカートリッジを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、カートリッジ本体に設けた記録及び/又は再生用開口部を開閉するシャッタ部材の強度を向上し、確実な記録及び/又は再生用開口部の閉塞を実現できるディスクカートリッジを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、上記記録及び/又は再生用開口部を閉塞するシャッタ部の一側に、上記シャッタ部材が上記記録及び/又は再生用開口部を閉塞する位置に移動されたとき、上記シャッタ部と上記凹部との間に発生する空間を閉塞する折り曲げ部を設けたときにも、シャッタ部材を円滑に移動させることができると共に、記録及び/又は再生用開口部を確実に閉塞することができるディスクカートリッジを提供することにある。
本発明に係るディスクカートリッジは、ディスク状記録媒体と、上記ディスク状記録媒体を回転可能に収納すると共に、ディスク状記録媒体の一部を内外周に亘って外方に臨ませる記録及び/又は再生用開口部が設けられたカートリッジ本体と、カートリッジ本体に移動可能に取り付けられ、記録及び/又は再生用開口部を開閉するシャッタ部材を有する。カートリッジ本体のシャッタ部材が摺動する面側であって、記録及び/又は再生用開口部を挟んでシャッタ部材が移動する領域と対向する領域には、記録及び/又は再生用開口部に連続して有底の第1の凹部が形成されている。また、シャッタ部材は、記録及び/又は再生用開口部を閉塞するシャッタ部の一側に、記録及び/又は再生用開口部を閉塞する位置に移動されたとき、シャッタ部と第1の凹部との間に発生する空間を閉塞する折り曲げ部が形成されている。第1の凹部の底面には、シャッタ部材が記録及び/又は再生用開口部を閉塞するときの上流側に、第1の凹部より更に深い第2の凹部が設けられている。
本発明によれば、記録及び/又は再生用開口部を閉塞するシャッタ部の一側に、シャッタ部材が上記記録及び/又は再生用開口部を閉塞する位置に移動されたとき、シャッタ部と上記凹部との間に発生する空間を閉塞する折り曲げ部を設けたときにも、第1の凹部より更に深い第2の凹部が形成されているので、シャッタ部の折り曲げ部との引っかかりがなくなり、シャッタ部材を円滑に移動させることができると共に、記録及び/又は再生用開口部を確実に閉塞することができる。
以下、本発明を適用したディスクカートリッジを図面を参照して具体的に説明する。
本発明を適用したディスクカートリッジ1は、ディスク状記録媒体として、例えば、光ディスク2を回転可能に収納したものであって、図1及び図2に示すように、上下一対のハーフ3,4を突き合わせ結合したカートリッジ本体5を備え、このカートリッジ本体5内に光ディスク2を回転可能に収納している。
本発明に係るディスクカートリッジ1は、例えばテレビジョンゲームを実行するプログラムデータやビデオデータが記録された光ディスク2を収納したものであり、しかも、極めて小型に構成されている。このディスクカートリッジ1は、例えば、直径を60mm程度とする小径の光ディスク2を収納したものであって、片手の掌に収納し得る程度の大きさに形成されている。
なお、ここに示すディスクカートリッジ1は、プログラムデータ等の情報信号が予め記録された再生専用型の光ディスク2を収納したものである。
光ディスク2を収納するカートリッジ本体5を構成する上下ハーフ3,4は、合成樹脂材料を成形して形成され、外周囲に立ち上がり周壁3a,4aが形成されている。上下ハーフ3,4は、各立ち上がり周壁3a,4aを突き合わせて結合されることにより、内部にディスク収納部6を構成してカートリッジ本体5を構成する。なお、上下ハーフ3,4は、これら上下ハーフ3,4の相対向する内面に突設した溶着用突起を超音波溶着法等の溶着法を用いて結合されてカートリッジ本体5を構成する。
このディスクカートリッジ1を構成するカートリッジ本体5は、図1乃至図3に示すように、このディスクカートリッジ1が挿脱されるディスクドライブ装置への挿入端側となる一側面である前面を円弧状部7として形成している。この円弧状部7は、図2に示すように、カートリッジ本体5のディスク収納部6に収納された光ディスク2の中心を中心P0として半径R1を一定にしたほぼ半円の円弧状に形成されている。すなわち、円弧状部7は、カートリッジ本体5に収納された光ディスク2の半円に相当する部分と対向するような半円として形成されている。
カートリッジ本体5の円弧状部7に連続する相対向する側面は、互いに平行な側面8,9として形成され、円弧状部7と対向する背面は、なだらかに湾曲して連続した湾曲部10として形成されている。
本発明に係るディスクカートリッジ1は、挿入端側となる一の側面である前面を他の面に比し大きく湾曲したほぼ半円の円弧状部7としているので、カートリッジ挿脱口を介してスロットイン方式により挿脱が行われるディスクドライブ装置へ挿入を行う際、ディスクドライブ装置内への挿入方向が容易に判別できる。特に、掌内に収納できる程度に小型化したディスクカートリッジ1にあっては、手で握った感覚でも挿入方向の識別を行うことができるので、誤挿入を防止して正確にディスクドライブ装置に装着することも可能となる。しかも、このディスクカートリッジ1は、後述するように、スロットイン方式のディスクドライブ装置へ挿入操作が容易となるばかりか、確実な挿入操作を実現できる。
更に、本発明に係るディスクカートリッジ1は、挿入端側をほぼ半円の円弧状部7とし、更に加えて円弧状部7と対向する背面も湾曲部10としているので、収納する光ディスク2に対し一層の小型化が実現されている。
カートリッジ本体5の下面側を構成する下ハーフ4の中央部には、図2及び図3に示すように、カートリッジ本体5に収納した光ディスク2の中心部に形成したセンター孔11及びその周縁を外方に臨ませる円形の中央開口部12が形成されている。中央開口部12には、ディスクカートリッジ1が装着されるディスクドライブ装置側に設けられたディスク回転駆動機構の一部、例えばターンテーブルが進入する。
カートリッジ本体5の下面側を構成する下ハーフ4には、図2及び図3に示すように、記録及び/又は再生用開口部であるヘッド用開口部13が形成されている。ヘッド用開口部13は、カートリッジ本体5の一方の側面8に位置し、カートリッジ本体5に収納された光ディスク2の信号記録領域の一部を内外周に亘って外方に臨ませるに足る大きさの矩形状に形成されている。すなわち、ヘッド用開口部13は、カートリッジ本体5の円弧状部7が形成された前面以外の直線状の平坦な面とされた側面8に臨んで形成されている。
ディスクカートリッジ1は、図4及び図5に示すように、ヘッド用開口部13を開閉するシャッタ部材15が移動可能に取り付けられている。このシャッタ部材15は、薄い金属板を打ち抜き折り曲げて形成され、若しくは合成樹脂材料を成形することにより形成されている。また、シャッタ部材15は、ヘッド用開口部13を閉塞するに足る大きさの矩形状に形成された平板状のシャッタ部16と、シャッタ部16の基板部側に形成された断面コ字状に形成された支持部17とを備える。
シャッタ部材15は、カートリッジ本体5を構成する上ハーフ3側を支持部17により支持することにより、ヘッド用開口部13を開閉する図1中矢印A方向又は矢印B方向に移動可能に支持されている。すなわち、シャッタ部材15は、図4に示すように、上ハーフ3に形成された立ち上がり周壁3aの一部をもって構成されたスライドガイド部18を支持部17により支持してカートリッジ本体5に移動可能に取り付けられている。
シャッタ部材15に設けられた支持部17には、図4及び図5に示すように、シャッタ部16の基端部から垂直に立ち上がり形成された連結片21が形成され、この連結片21の先端部にシャッタ部16側に向かって折り曲げられた第1の係合片22が設けられている。連結片21には、シャッタ部材15の移動方向下流側に、第1の係合片22が形成された部分より一段低い位置でL字状に折り曲げられた第2の係合片23が設けられている。この第2の係合片23は、先端部側が第1の係合片22側に突出するようにL字状に折り曲げられた折り曲げ部23aが形成されている。
連結片21は、シャッタ部材15の移動方向上流側に、捩りコイルバネ29の係止部33が係止される係止孔27が形成されたコイルバネ取付片26が設けられている。コイルバネ取付片26は、シャッタ部16側に向かって延設されると共に一部が開放された略円形の係止孔27が形成されている。また、コイルバネ取付片26は、第2の係合片23と同様に、先端部側が第1の係合片22側に突出するようにL字状に折り曲げられた折り曲げ部26aが形成されている。この係止孔27には、捩りコイルバネ29の第1のアーム部29aに形成された係止部33が開放端より挿入されることにより係止されることによりシャッタ部材15と捩りコイルバネ29とが連結される。
このシャッタ部材15は、図2に示すように、シャッタ部16をヘッド用開口部13上に延在するようにカートリッジ本体5に配設される。このとき、シャッタ部材15は、図6及び図7に示すように、支持部17に設けた第1の係合片22をスライドガイド部18の側面に形成した係合溝24に係合させると共に、第2の係合片23及びコイルバネ取付片26にL字状に折り曲げ形成された折り曲げ部23a,26aをスライドガイド部18の先端側に係合させることにより、第1及び第2の係合片22,23及びコイルバネ取付片26によって支持部17を挟み込むように支持する。このように支持されたシャッタ部材15は、支持部17にガイドされ、ヘッド用開口部13を開閉する図2中矢印A方向又は矢印B方向に移動する。
なお、図2に示すように、下ハーフ4のシャッタ部16が移動する領域には、凹状のシャッタスライド部19が形成されている。シャッタスライド部19は、シャッタ部16をカートリッジ本体5の表面から突出させないに足る深さをもって形成されている。
また、本発明に係るディスクカートリッジ1において、下ハーフ4に形成された立ち上がり周壁4aのヘッド用開口部13と対向する部分には、図4及び図7に示すように、切り欠き部25が形成されて開放されている。すなわち、ヘッド用開口部13は、カートリッジ本体5の内周側から外周縁に亘る領域が開放されて形成されている。
また、上ハーフ3側に形成されたスライドガイド部18の少なくともヘッド用開口部13と対向する部分は、ディスクドライブ装置内のカートリッジ装着部に高さ方向の位置決めが図られて装着されたディスクカートリッジ1内の光ディスク2がターンテーブル上に位置決めして装着されたとき、図7に示すように、この光ディスク2の下ハーフ4と対向する下面2aから突出しない高さH1として形成されている。
このように形成されたディスクカートリッジ1は、シャッタ部材15が移動されてヘッド用開口部13が開放されたとき、光ディスク2に記録された情報信号を読み出すヘッド部である光ピックアップの全体をカートリッジ本体5内に位置させるばかりか、光ピックアップが光ディスク2の外周側を走査する位置に移動されたとき、後述するように、光ディスク2の信号記録領域を走査する光ビームを集光する対物レンズをカートリッジ本体5内に位置させながら、その他の光学ブロック部分をカートリッジ本体5の外方に位置させることができる。
その結果、本発明に係るディスクカートリッジ1は、光ピックアップを光ディスク2に近接させながら、カートリッジ本体5の内外に亘って位置させることができるので、光ディスク2の外周縁まで信号記録領域を形成することができ、光ディスク2に記録される記録容量を増大させることができる。更に、光ピックアップを光ディスク2に近接させることができることから、対物レンズの開口数(NA)を大きくでき、光ディスク2の信号記録領域に集光される光ビームのビームスポットを小さくできるので、光ディスク2に記録される情報信号の記録密度を向上できる。更にまた、記録容量の増大と共に記録密度の向上が実現できることから、一定量の記録容量を必要とする光ディスク2の小径化が実現できる。更にまた、光ピックアップをカートリッジ本体5の内外に亘るように位置させて光ディスク2の走査ができるので、カートリッジ本体5の小型化を実現でき、このディスクカートリッジ1を用いるディスクドライブ装置の小型化も実現可能となる。
また、本発明に係るディスクカートリッジ1において、ヘッド用開口部13を開閉するシャッタ部材15は、図1及び図2に示すように、カートリッジ本体5の平坦な側面8に沿って移動するように取り付けられている。したがって、シャッタ部材15は、支持部17を平坦な側面8に沿わせながら直線移動されるので、安定した移動操作が実現される。
更に、ヘッド用開口部13は、カートリッジ本体5の平坦な側面8に対向する位置に形成されているので、下ハーフ4側に形成される切り欠き部25が形成された部分も直線状の面とされている。したがって、切り欠き部25が形成され、カートリッジ本体5の外方に臨む側面8の側が開放されたヘッド用開口部13であっても、全体が矩形状に形成され、直線状の断面コ字状をなす支持部17を備えたシャッタ部材15により確実に閉塞することができる。
次いで、シャッタ部材15のヘッド用開口部13の開閉方向への確実な移動を実現し、更に、シャッタ部材15をヘッド用開口部13を開放した位置又は閉塞した位置に確実に保持する捩りコイルバネ29について説明する。この捩りコイルバネ29は、一端をシャッタ部材15に係止されると共に他端をカートリッジ本体に回動自在に係合されている。そして、捩りコイルバネ29は、シャッタ部材15のカートリッジ本体5に対する移動位置に応じて、シャッタ部材15をヘッド用開口部13を開放する方向又は閉塞する方向に回動付勢する。
この捩りコイルバネ29は、図8(a)及び図8(b)に示すように、中間部に設けられた第1のコイル部30を介して、シャッタ部材15に係止される第1のアーム部29aと、カートリッジ本体5の一部に支持される第2のアーム部29bが形成されている。第1のコイル部30は、複数回巻回されることにより所定の厚みを有して形成され、厚さ方向の一端側30aより第1のアーム部29aが延設され、厚さ方向の他端側30bより第2のアーム部29bが延設されている。第1のコイル部30の線径、巻数、自由角度は、様々な設計が可能であるが、最適な値をとる捩りコイルバネを選定する。
この第1のコイル部30より延設される第1のアーム部29aは、先端部にシャッタ部材15に係止される係止部33が形成されている。係止部33は、第1のアーム部29aの先端部から延設される延設部33aと、この延設部33aの延設方向より第1のコイル部30の巻方向へ略直角に折り曲げられる立ち上がり部33bと、立ち上がり部33bの先端が更に第1のアーム部29aと略平行に折り曲げられる折り曲げ部33cとからなり、全体を略コ字状に形成されている。係止部33の折り曲げ部33cは、第1のアーム部29aの延設方向から所定の角度θ1を有して折り曲げられている。この係止部33は、立ち上がり部33bをシャッタ部材15のコイルバネ取付片26の先端に穿設した係止孔27に開放端より挿入、係止させることにより捩りコイルバネ29をシャッタ部材15に支持させる。
ここで、係止部33の折り曲げ部33cは、第1のアーム部29aの延設方向から所定の角度θ1を有して折り曲げられているため、シャッタ部材15が開閉動作されたときにも、係止部33の係止孔27からの抜け止めが図られている。すなわち、図9に示すように、捩りコイルバネ29は、係止部33の先端が折り曲げられることにより、折り曲げ部33cがコイルバネ取付片26の下面側に延設される。したがって、シャッタ部材15の開閉動作中に捩りコイルバネ29が図9中矢印H方向に揺動され、又はシャッタ部材15が図9中矢印I方向に揺動された場合にも、係止部33の折り曲げ部33cがコイルバネ取付片26の下面部に当接するため、捩りコイルバネ29とシャッタ部材15との係合が外れることを防止することができる。
また、捩りコイルバネ29は、図10(a)及び図10(b)に示すように、係止部33を、延設部33a及び折り曲げ部33cが第1のアーム部29aの延設方向から所定の角度θ2及びθ3を有して折り曲げるよう形成することにより、更に係止孔27からの抜けを防止することができる。すなわち、図11に示すように、捩りコイルバネ29は、係止部33の先端部が延設部33a及び折り曲げ部33cの2点において所定の角度を有して折り曲げられることにより、延設部33aがコイルバネ取付片26の上面側に延設され、折り曲げ部33cがコイルバネ取付片26の下面側に延設される。したがって、シャッタ部材15の開閉動作中に捩りコイルバネ29又はシャッタ部材15が上下方向となる図11中矢印H方向又はI方向に揺動された場合にも、係止部33の延設部33aがコイルバネ取付片26の上面部に当設し、また折り曲げ部33cがコイルバネ取付片26の下面部に当接するため、捩りコイルバネ29とシャッタ部材15との係合が外れることを防止することができる。
捩りコイルバネ29の第2のアーム部29bは、図8及び図13に示すように、捩りコイルバネ29をカートリッジ本体5に回動自在に係合させる第2のコイル部31が形成されている。この第2のコイル部31は、上記第1のコイル部30と巻方向を逆にして複数回巻回されることにより、第1のコイル部30の厚さ方向の一端側30aに向かって形成されている。そして、第2のコイル部31は、カートリッジ本体5の内面に突設した支持ピン42に回転自在に取り付けられている。なお、第2のコイル部31は、上記第1のコイル部30と同様に、線径、巻数、自由角度は様々な設計が可能であるが、最適な値をとる捩りコイルバネを選定する。
この捩りコイルバネ29は、第1のコイル部30と第2のコイル部31とが巻方向を互いに逆にして複数回巻回されて形成されているため、捩りコイルバネ29全体の厚みを抑え、カートリッジ本体5の薄型化を図ることができる。すなわち、コイル部を複数備えた捩りコイルバネにおいて、各コイル部の巻方向を同一方向に形成すると、第2のコイル部31は第1のコイル部の他端側30bの位置から更に第1のコイル部30の厚さ方向の他端側30bに向かって巻回されるため、第1のコイル部30の厚さに第2のコイル部31の厚さが加わることによりバネ全体の厚さが増してしまい、捩りコイルバネを収納するカートリッジ本体の厚さが増してしまう。また、このようなディスクカートリッジが挿脱されるディスクドライブ装置の厚さも増大する。しかし、本発明に係る捩りコイルバネ29によれば、第1のコイル部30と第2のコイル部31とが互いに巻方向が逆とされることにより、第2のコイル部31は第1のコイル部30の一端側30aに向かって巻回され、バネ全体の厚さを第1又は第2のコイル部30,31のいずれかの厚さに抑えることができる。
この捩りコイルバネ29は、図12に示すように、シャッタ部材15がヘッド用開口部13を開放する方向に移動する側に位置して配設されている。すなわち、捩りコイルバネ29は、シャッタ部材15がヘッド用開口部13を閉塞する位置から開放する位置に向かう上流側に位置して配設されている。
ところで、シャッタ部材15の移動方向の上流側は、ヘッド用開口部13から離間する方向であるので、この上流側に捩りコイルバネ29を配設することにより、ヘッド用開口部13を開放したとき、ヘッド用開口部13に捩りコイルバネ29が突出するようなことが防止でき、ヘッド用開口部13を大きく開口できる。
更に、本発明に係るディスクカートリッジ1において、シャッタ部材15の移動方向の上流側は、ディスクドライブ装置への挿入端とは反対側の背面側のコーナ部であり、余裕ある空間として構成できるので、捩りコイルバネ29を効率よくカートリッジ本体5内に配置できる。
この捩りコイルバネ29は、シャッタ部材15がヘッド用開口部13を閉塞する位置にあるときには、ヘッド用開口部13を閉塞した状態を維持するように図12中矢印B方向に付勢している。ディスクカートリッジ1がディスクドライブ装置に挿入され、カートリッジホルダによりローディングされると、シャッタ部材15は、ディスクドライブ装置側に形成されたシャッタ開放操作片がカートリッジ本体5の側面8に形成されたガイド溝43に進入し、シャッタ部材15の連結片21にシャッタ部材15の移動方向下流側から当接されることにより挿入方向への移動が規制され、ディスクドライブ装置内へローディングされていくカートリッジ本体5に対し相対的にヘッド用開口部13を開放する方向の図12中矢印A方向に移動していく。これにより捩りコイルバネ29は、第2のコイル部31が回動自在に係合されている支持ピン42を回動支点として、固定されていない中心部に形成した第1のコイル部30の位置がシャッタ部材15の移動方向の矢印A方向に移動していく。捩りコイルバネ29は、第1のコイル部30が更に矢印A方向に移動し、シャッタ部材15の移動方向側に位置する支持ピン42の位置を超えると付勢方向が反転される。捩りコイルバネ29は、付勢方向が反転されると、シャッタ部材15を図13中矢印A方向に移動するように付勢し、ヘッド用開口部13を開放する方向の矢印A方向に移動してヘッド用開口部13を開放した位置に保持する。
シャッタ部材15がヘッド用開口部13を開放した位置に保持されたディスクカートリッジ1をディスクドライブ装置から取り出すイジェクト操作を行うと、シャッタ部材15は、上述した挿入動作と逆の動作をもってカートリッジ本体5に対し相対的に図12中矢印B方向に移動していき、中心の第1のコイル部30も同方向の矢印B方向に移動していく。捩りコイルバネ29は、シャッタ部材15が更に矢印B方向方向に移動し、第1のコイル部30がシャッタ部材15の移動方向側に位置する支持ピン42の位置を超えると付勢方向が反転される。捩りコイルバネ29は、付勢方向が反転されると、シャッタ部材15を図13中矢印B方向に移動するように付勢し、ヘッド用開口部13を閉塞する方向に移動してヘッド用開口部13を閉塞した位置に保持する。
このように捩りコイルバネ29により付勢されたシャッタ部材15は、ヘッド用開口部13を閉塞した位置及び開放した位置のそれぞれの位置に捩りコイルバネ29の付勢力を受けて支持されるので、確実にヘッド用開口部13を閉塞し又は開放した状態を維持できる。
このシャッタ部材15の開閉動作時において、捩りコイルバネ29とシャッタ部材15とは、捩りコイルバネ29の第1のアーム29aに形成された係止部33の先端が折り曲げられることにより、折り曲げ部33cがコイルバネ取付片26の下面側に延設されているため、シャッタ部材15の開閉動作中に捩りコイルバネ29が図9中矢印H方向に揺動され、又はシャッタ部材15が図9中矢印I方向に揺動された場合にも、係止部33の折り曲げ部33がコイルバネ取付片26の下面部に当接するため、捩りコイルバネ29とシャッタ部材15との係合が外れることが防止される。
また、図11に示すように、捩りコイルバネ29の係止部33を延設部33a及び折り曲げ部33cの2点において所定の角度を有して折り曲げるように形成することにより、延設部33aがコイルバネ取付片26の上面側に延設され、折り曲げ部33cがコイルバネ取付片26の下面側に延設される。したがって、シャッタ部材15の開閉動作中に捩りコイルバネ29又はシャッタ部材15が上下方向となる図11中矢印H方向又はI方向に揺動された場合にも、係止部33の延設部33aがコイルバネ取付片26の上面部に当設し、また折り曲げ部33cがコイルバネ取付片26の下面部に当接するため、捩りコイルバネ29とシャッタ部材15との係合が外れることが防止される。
一方、このディスクカートリッジ1を用いるディスクドライブ装置には、付勢部材の付勢力に抗してシャッタ部材15をヘッド用開口部13を開放した位置に保持するための機構を設ける必要がないので、ディスクドライブ装置の機構の簡素化が図られ、装置自体の小型化を実現することができる。
更に、本発明に係るディスクカートリッジ1は、シャッタ部材15がカートリッジ本体5に設けたヘッド用開口部13に対する位置に応じて、捩りコイルバネ29によりヘッド用開口部13を開放する方向又は閉塞方向に移動されるので、ディスクカートリッジ1のディスクドライブ装置への挿脱に関連してヘッド用開口部13を確実に開放し又は閉塞することができる。
更にまた、本発明に係るディスクカートリッジ1は、シャッタ部材15が捩りコイルバネ29によりヘッド用開口部13を開放した側に移動付勢されるので、シャッタ部材15をヘッド用開口部13を開放した位置に移動させるためにオーバーストローク分を設ける必要がなくなり、シャッタ部材15の移動領域が小さくて済み、ディスクカートリッジ1自体の小型化を実現できる。
なお、本発明に係るディスクカートリッジ1は、シャッタ部材15が取り付けられたカートリッジ本体5の一方の側面8には、図1、図6に示すように、ディスクドライブ装置側に設けられたシャッタ解放操作片63が進入するガイド溝43が設けられている。
ところで、図14に示すように、カートリッジ本体5を構成する下ハーフ4のシャッタ部16が移動する領域には、凹状のシャッタスライド部19が形成されている。シャッタスライド部19は、シャッタ部材15のシャッタ部16の厚さD2とほぼ等しい深さD1で形成されている。これは、シャッタ部16をカートリッジ本体5の表面から突出させることなく、カートリッジ本体5の表面に延在させ、カートリッジ本体5の表面を平坦化するためである。
そして、カートリッジ本体5のシャッタ部材15が摺動する面である下ハーフ4の表面には、更に、ヘッド用開口部13に一側に連続するようにして有底の第1の凹部37が形成されている。この第1の凹部37は、ヘッド用開口部13を挟んでシャッタスライド部19と対向する側に位置して、ヘッド用開口部13の一側のほぼ全長に亘って形成されている。第1の凹部37は、シャッタスライド部19の深さD1より大きい深さD3をもって形成されている。これは、後述するように、記録及び/又は再生装置側に配される記録及び/又は再生手段のヘッド部を構成する光ピックアップの進入量を大きくするためである。
ここで用いられるシャッタ部材15のヘッド用開口部13を閉塞するシャッタ部16の一側には、図7に示すように、シャッタ部材15がヘッド用開口部13を閉塞する位置に移動されたとき、シャッタ部16と有底の第1の凹部37との間に発生する空間を閉塞する折り曲げ部36が形成されている。
このように、本発明に係るディスクカートリッジ1に用いられるシャッタ部材15は、図14に示すように、ヘッド用開口部13を閉塞する位置に移動したとき、シャッタ部16の一側に設けた折り曲げ部36により、シャッタ部16と第1の凹部37との間に発生する空間を閉塞することができるので、ヘッド用開口部13を密閉することができ、ヘッド用開口部13を介して塵埃等がカートリッジ本体5内に進入することを防止して、カートリッジ本体5に収納した光ディスク2の確実な保護を図ることができる。
上述のように構成された本発明に係るディスクカートリッジ1は、記録及び/又は再生
装置に装着したとき、図15に示すように、光ディスク2に記録された情報信号を再生するために用いるヘッド部を構成する光ピックアップ61の一部を第1の凹部37に進入させることができる。
ところで、図14及び図15に示すように、第1の凹部37のヘッド用開口部13に臨む端部には、第1の凹部37と連続した第2の凹部38が形成されている。この第2の凹部38は、例えば第1の凹部37の底部の端部を、シャッタ部16と対向する側から面取りすることによって形成されている。この第2の凹部38は、シャッタ部16がヘッド用開口部13を閉塞しているとき、シャッタ部16の長辺の端部と重なり合うことで、シャッタ部16との間に発生する間隙よりカートリッジ本体5内に塵埃等が侵入することを防止する。
ところで、シャッタ部16は、薄い金属板であったり合成樹脂板であったりするため、成型時又は使用時に反ってしまうことがある。また、第1の凹部37を構成する底部も下ハーフ4の他の領域より薄く形成されていることから、反ってしまうことがある。シャッタ部16が第1の凹部37の底部側に反り及び/又は第1の凹部37の底部がシャッタ部16側に反った場合には、図16に示すように、折り曲げ部36と第1の凹部37の端部とが衝突し、シャッタ部16がヘッド用開口部13を閉塞することができなくなるおそれがあり、シャッタ部16がヘッド用開口部13を完全に閉塞することができないときには、シャッタ部16とヘッド用開口部13との間に発生する間隙よりカートリッジ本体5内に塵埃等の異物が浸入してしまうことになる。更に、シャッタ部16の折り曲げ部36は、ヘッド用開口部13を開閉する際に、第1の凹部37の底部と擦れ合い塵埃等が発生してしまうおそれがある。特に、シャッタ部材15が金属であるときには、折り曲げ部36が合成樹脂の下ハーフ4より剛性が高く、第1の凹部37の底部が擦れ塵埃等が発生しやすい。
そこで、本発明に係るディスクカートリッジでは、図14に示すように、第1の凹部37の底部の端部、すなわちヘッド用開口部13に面したシャッタ部材15がヘッド用開口部13を閉塞する際の上流側に位置する端部に、内面側から外面側に下るような面取り部を形成することによって、第1の凹部37より深い第2の凹部38を形成するようにしている。
なお、この第2の凹部38は、図17に示すように、第1の凹部37の底部のほぼ全体を内面側から外面側に下るような傾斜面で形成するようにしてもよく、更に、図18に示すように、第1の凹部37の底部の端部を曲面で形成するようにしてもよい。
ところで、カートリッジ本体5の下面側であって、湾曲部10とされた背面側の両側には、図2及び図3に示すように、ディスクドライブ装置側に設けた位置決めピンが係合する第1及び第2の位置決め孔44,45が設けられている。なお、第2の位置決め孔45は、位置決めピンの係合位置を調整するため、シャッタ部材15の移動方向と直交する幅方向を長径とする長孔として形成されている。
また、カートリッジ本体5の円弧状部7の相対向する側面8,9側には、図1及び図2に示すように、このディスクカートリッジ1が装着されるディスクドライブ装置側に設けられるカートリッジローディング機構の一部が係合するローディング用の係合凹部46,47が設けられている。
更にまた、カートリッジ本体5の円弧状部7の他方の側面9側に位置する部分には、図2に示すように、ディスクドライブ装置側に設けられるイジェクト機構の一部が係合するイジェクト用の係合凹部48が設けられている。
更にまた、カートリッジ本体5の側面8,9、あるいは底面には、収納される光ディスク2の種類を識別するための識別孔や識別凹部が必要に応じて設けられる。
以上のような構成を備えるディスクカートリッジ1は、上下ハーフ3,4がポリカーボネート等を用いて射出成形等によって形成された後、光ディスク2及び捩りコイルバネ29を所定の位置に収納し、上下ハーフ3,4を突き合わせ結合した後、シャッタ部材15をはめ込むことにより形成される。
具体的に、図19に示すように、捩りコイルバネ29は、治具に固定された下ハーフ4に立設された支持ピン42に、第2のコイル部31を回動可能に挿通される。そして、下ハーフ4が上ハーフ3と突き合わせられ、超音波溶着されることにより、支持ピン42が上ハーフ3側に形成された軸受け部41に支持され、カートリッジ本体5内に回動可能に収納される。このとき、捩りコイルバネ29は、スライドガイド部18が形成されたカートリッジ本体5の側面8より係止部33が外方に突出され、位置決めされている。
シャッタ部材15は、上述したように、薄い金属板を打ち抜き折り曲げて形成され、又は合成樹脂材料を成型することにより形成される。このシャッタ部材15は、カートリッジ本体5の側面8より突出されている捩りコイルバネ29の係止部33がコイルバネ取付片26に取り付けられた後、カートリッジ本体5の側面8に形成されたスライドガイド部18に取り付けられる。
具体的に、シャッタ部材15は、連結片21に設けられた第2の係合片23及びコイルバネ取付片26を、上ハーフ3側に形成されたガイドレール35のテーパ面35aに沿わせながらシャッタ部16を下ハーフ4に形成されたシャッタスライド部19に延設させる。また、シャッタ部材15は、連結片21より延設されているコイルバネ取付片26の係止孔27に、捩りコイルバネ29の係止部33に設けられた立ち上がり部33bが係止孔27の開放端より挿入されることにより、捩りコイルバネ29と連結される。次いで、シャッタ部材15は、図7に示すように、自身の弾性によって連結片21より延設される第1の係合片22を上ハーフ3の係合溝24に係合させると共に、第2の係合片23及びコイルバネ取付片26に折り曲げ形成された折り曲げ部23a及び26aをガイドレール35の内側に位置させ、カートリッジ本体5に摺動自在に取り付けられ、ディスクカートリッジ1の組み立てが完了する。
このように、捩りコイルバネ29の係止部33に立ち上がり部33bを設け、この立ち上がり部33bを、一端が開放されたコイルバネ取付片26の係止孔27に挿入することにより捩りコイルバネ29とシャッタ部材15との係合が図られるため、シャッタ部材15のカートリッジ本体5への組付けが容易とされる。また、係合された後には、捩りコイルバネ29の係止部33に設けた延設部33a又は折り曲げ部33cがコイルバネ取付片26に当接することにより捩りコイルバネ29とシャッタ部材15との係合が容易に外れないようにされている。
次に、上述したディスクカートリッジ1に収納された光ディスク2に対して情報信号の記録及び/又は再生を行うディスクドライブ装置の一例を説明する。
本発明に係るディスクカートリッジ1は、例えばテレビジョンゲームを実行するプログラムデータやビデオデータが記録された光ディスク2が収納される。そこで、この種の光ディスク2を収納した本発明に係るディスクカートリッジ1を用いるディスクドライブ装置としては、図20に示すように、ディスクカートリッジ1が装着され、少なくとも光ディスク2に記録されたデータを再生するディスクドライブ部を内蔵した装置本体51と、光ディスク2から再生された画像データや文字データを表示するディスプレイ部52を備えたディスクドライブ装置50が用いられる。
ディスクドライブ装置50は、ディスクドライブ部を内蔵した装置本体51内に、図示はしないが、ディスクカートリッジ1をディスクドライブ部に装着するためのカートリッジホルダを備えたカートリッジローディング機構が設けられている。装置本体51の一側面を構成する前面には、カートリッジホルダに対しディスクカートリッジ1を挿入し、カセットホルダに装着されたディスクカートリッジ1をイジェクトするためのカートリッジ挿脱口53が設けられている。カートリッジ挿脱口53は、ディスクカートリッジ1の挿脱を行うに足る大きさの開口部として形成され、ここに挿入されるディスクカートリッジ1の幅W1よりわずかに大きい幅W2を有し、ディスクカートリッジ1の厚さT1よりわずかに大きな高さH2を有する矩形状に形成されている。装置本体51内には、カートリッジ挿脱口53に対向してカートリッジホルダ54が配設されている。装置本体51の前面側の一側には、カートリッジホルダ54に保持されたディスクカートリッジ1をイジェクト操作するためのイジェクトボタン55が設けられている。
装置本体51の上面の一方の側には、例えばテレビジョンゲームを実行する際に用いられる制御スイッチの操作ボタン56,57が設けられ、他方の側には、ディスプレイ部52に表示される画像をスクロールするための制御キー58が設けられ、更に、光ディスク2から再生されるオーディオ信号を放射するスピーカ59が設けられている。装置本体51には、図示は省略するが、ディスクドライブ部を制御するための再生ボタン等の制御ボビンや電源スイッチ操作ボタン等が設けられている。
ディスプレイ部52は、装置本体51のカートリッジ挿脱口53が設けられた前面側とは反対側の背面側に位置して、ヒンジ機構60を介して装置本体51に対し回動可能に取り付けられている。ディスプレイ部52は、装置本体51側に回動されることにより、装置本体51の上面に重ね合わせられる。ディスプレイ部52は、液晶表示パネルを用いて構成されている。
次に、上述のような構成を備えたディスクドライブ装置50に本発明に係るディスクカートリッジ1を装着する状態を説明する。ディスクカートリッジ1をディスクドライブ装置50に装着するには、図20に示すように、円弧状部7が形成された先端側を挿入端としてカートリッジ挿脱口53から装置本体51内に挿入され、カートリッジホルダ54に保持される。ところで、本発明に係るディスクカートリッジ1は、図21に示すように、カートリッジ挿脱口53への挿入端側がほぼ半円の円弧状部7として形成されているので、カートリッジ挿脱口53の幅方向の中心線P1に対し幅方向の中心線P2を大きく傾斜して挿入した場合でも、円滑にカートリッジ挿脱口53に挿入し、確実にカートリッジホルダ54に保持できる。
すなわち、挿入端がほぼ半円の円弧状部7とされたディスクカートリッジ1は、図21又は図22に示すように、カートリッジ挿脱口53の幅方向の中心線P1に対し幅方向の中心線P2を左右のいずれかの方向に45度程度まで傾斜した状態でカートリッジ挿脱口53に挿入された場合であっても、半円の円弧状部7側を大きく装置本体51に挿入できる。このとき、ディスクカートリッジ1は、カートリッジ挿脱口53への挿入途中にカートリッジ挿脱口53のいずれか一方の側面に当接する円弧状部7の一部を中心にして、図23に示すように、各中心線P1,P2を一致させる方向に回転して容易に姿勢を正しくすることができる。このように、本発明に係るディスクカートリッジ1は、カートリッジ挿脱口53に対する挿入方向が大きく変位しても、確実にカートリッジホルダ54への装着が可能となる。
そして、カートリッジホルダ54に挿入されたディスクカートリッジ1は、更にカートリッジホルダ54内に挿入されることにより、シャッタ部材15がカートリッジ本体5に対し相対移動され、ヘッド用開口部13が開放される。すなわち、図23に示すように、ディスクカートリッジ1がカートリッジホルダ54の途中まで挿入されると、カートリッジホルダ54内に設けられたシャッタ開放操作片63が、カートリッジ本体5の一方の側面8に形成したガイド溝43に進入しシャッタ部材15の連結片21をシャッタ部材15の移動方向下流側から当接する。
そして、ディスクカートリッジ1は、シャッタ解放操作片63がシャッタ部材15の連結片21に当接されることにより、シャッタ部材15のカートリッジ本体5に対する移動が規制された状態となる。この図23に示す位置から更にディスクカートリッジ1をカートリッジホルダ54の内方に向かう矢印E方向に挿入すると、カートリッジ本体5が矢印E方向に移動し、図24に示すように、ヘッド用開口部13が開放される。
上述のような操作をもってヘッド用開口部13が開放されてカートリッジホルダ54に挿入されたディスクカートリッジ1は、ディスクドライブ装置50内に設けられたカートリッジ装着部に位置決めして装着される。このとき、光ディスク2は、ディスクドライブ部に位置決めして装着される。ここで、ディスクドライブ部を駆動することによって、光ディスク2に記録されたプログラムデータが再生され、プログラムが実行される。
具体的に、ディスクドライブ装置50内は、図15に示すように、カートリッジ装着部に装着されたディスクカートリッジ1に収納された光ディスク2を回転操作するディスク回転駆動機構が設けられると共に、ディスク回転駆動機構によって回転操作される光ディスク2の信号記録領域を走査して情報信号の再生を行うヘッド部を構成する光ピックアップ61が設けられている。この光ピックアップ61は、光ディスク2の信号記録領域を走査する光ビームを出射する光源や、光源から出射された光ビームを光ディスク2に導く光学素子、更に、光ディスク2から反射された戻りの光ビームを検出して光ディスク2に記録されたデータを検出する光源変換素子等を内蔵した光学ブロック62と、光源から出射された光ビームを光ディスク2の信号記録面に集光させる対物レンズ63を備えた二軸アクチュエータ64とを備える。
この光ピックアップ61は、記録及び/又は再生装置内に互いに平行に配設されたスライドガイド軸65及びガイド部66に支持され、カートリッジ装着部に装着されたディスクカートリッジ1に収納された光ディスク2の径方向に移動可能に支持されている。このとき、光ピックアップ61は、対物レンズ63を、ディスクカートリッジ1に設けたヘッド用開口部13に対向するように位置させ、光学ブロック62をヘッド用開口部13の側方に位置させて配置されている。
この記録及び/又は再生装置は、光ディスク2を再生する状態とするとき、対物レンズ63をヘッド用開口部13を介してカートリッジ本体5内に進入させ、光学ブロック62の一部をディスクカートリッジ1側の第1の凹部37内に進入させることができる。その結果、光ピックアップ61の全体をカートリッジ装着部に装着されるディスクカートリッジ1に近接させることができるので、装置全体の薄型化を実現できる。
特に、直径を50mm以下とするような光ディスク2を収納したディスクカートリッジ1を用いる記録及び/又は再生装置において有効となる。小型のディスクカートリッジ1は、ヘッド用開口部13も小さくなり、光ピックアップ61の全体をカートリッジ本体5内に進入させることもできない。特に、光学ブロック62及び二軸アクチュエータ64とかなる光ピックアップ61は、その構成上から一層の小型化を実現することが困難である。
本発明に係るディスクカートリッジ1を用いることにより、ディスクカートリッジ1の小型化に対応して十分に小型化することが困難な光ピックアップ51を、カートリッジ装着部に装着されるディスクカートリッジ1に対し近接させることができる。すなわち、光学ブロック62の一部をディスクカートリッジ1側の第1の凹部37内に進入させて、光ピックアップ51を配置することができるためである。このように、光ピックアップ51をディスクカートリッジ1に近接させることができることから、このディスクカートリッジ1を用いる記録及び/又は再生装置の薄型化を達成できる。
そして、光ディスク2の再生を行った後、ディスクドライブ装置50に装着されたディスクカートリッジ1をイジェクトするには、イジェクトボタン55を操作することによって行われる。イジェクトボタン55が操作されると、カートリッジ装着部に装着されたディスクカートリッジ1のイジェクト操作が実行される。イジェクト操作が実行されると、更に詳細な説明は省略するが、上述した動作とは逆の動作をもってシャッタ部材15がカートリッジ本体5に対し相対移動され、付勢方向が閉塞方向に反転された捩りコイルバネ29によってヘッド用開口部13を閉塞する。このシャッタ部材15の閉塞位置への移動動作と共にカートリッジ挿脱口53からの排出が行われ、ディスクドライブ装置50に装着されたディスクカートリッジ1のイジェクト操作が完了する。
以上のように、本発明に係るディスクカートリッジについて、挿入端側を半円状に形成し、小型化を図ったディスクカートリッジに適用した例を挙げて説明したが、本発明は、上述したディスクカートリッジに限られるものではなく、カートリッジ本体を矩形状に形成されたもの、更に、カートリッジ本体の上下の両面に記録及び/又は再生用の開口部を設けたディスクカートリッジにそのまま適用し、上述したディスクカートリッジと同様の利点を得ることができる。すなわち、本発明は、カートリッジ本体に設けられた記録及び/又は再生用の開口部を開閉するシャッタ部材を備えたディスクカートリッジに広く適用できるものである。
また、上述したディスクカートリッジ1は、再生専用型の光ディスク2を収納したものであるが、本発明に係るディスクカートリッジは、情報信号の再記録を可能とする記録再生型の光ディスクやその他のディスク状記録媒体を収納したものにも同様に適用でき、上述したと同様の利点を得ることができる。
本発明に係るディスクカートリッジを上ハーフ側から見た斜視図である。 本発明に係るディスクカートリッジを下ハーフ側から見た斜視図である。 本発明に係るディスクカートリッジの下ハーフ側から見た平面図である。 シャッタ部材とこのシャッタ部材が支持されるカートリッジ本体を示す斜視図である。 シャッタ部材と、このシャッタ部材に取り付けられる捩りコイルバネを示す斜視図である。 本発明に係るディスクカートリッジのシャッタ部材が取り付けられた側の側面を示す側面図である。 カートリッジ本体にシャッタ部材を取り付けた状態を示す断面図である。 シャッタ部材を付勢する捩りコイルバネを示す図である。 シャッタ部材に係止された捩りコイルバネを示す斜視図である。 シャッタ部材を付勢する他の捩りコイルバネを示す図である。 シャッタ部材に係止された捩りコイルバネを示す斜視図である。 シャッタ部材がヘッド用開口部を閉塞しているディスクカートリッジを示す平面図である。 シャッタ部材がヘッド用開口部を開放しているディスクカートリッジを示す平面図である。 カートリッジ本体に設けたヘッド用開口部をシャッタ部材により閉塞した状態を示す断面図である。 本発明に係るディスクカートリッジを記録及び/又は再生装置に装着した状態を示す断面図である。 本発明の前提となるディスクカートリッジの断面図である。 第2の凹部の変形例を説明する断面図である。 第2の凹部の変形例を説明する断面図である。 カートリッジ本体にシャッタ部材を取り付ける様子を示す図である。 本発明に係るディスクカートリッジが用いられるディスクドライブ装置の一例を示す斜視図である。 ディスクカートリッジがディスクドライブ装置のカートリッジ挿脱口に対し傾斜して挿入される状態を示す平面図である。 ディスクカートリッジがディスクドライブ装置のカートリッジ挿脱口に対し他の方向に傾斜して挿入される状態を示す平面図である。 ディスクカートリッジが姿勢が制御されてカートリッジホルダに挿入された状態を示す平面図である。 ディスクカートリッジがカートリッジホルダに挿入され、シャッタ部材が移動されヘッド用開口部が開放された状態を示す平面図である。
符号の説明
1 ディスクカートリッジ、2 光ディスク、5 カートリッジ本体、7 円弧状部、8
シャッタ部材が支持される側の側面、13 ヘッド用開口部、15 シャッタ部材、1
7 支持部、18 スライドガイド部、29 捩りコイルバネ、36 折り曲げ部、37 第1の凹部、38 第2の凹部

Claims (5)

  1. ディスク状記録媒体と、
    上記ディスク状記録媒体を回転可能に収納すると共に、上記ディスク状記録媒体の一部を内外周に亘って外方に臨ませる記録及び/又は再生用開口部が設けられたカートリッジ本体と、
    上記カートリッジ本体に移動可能に取り付けられ、上記記録及び/又は再生用開口部を開閉するシャッタ部材を有し、
    上記カートリッジ本体の上記シャッタ部材が摺動する面側であって、上記記録及び/又は再生用開口部を挟んで上記シャッタ部材が移動する領域と対向する領域に、上記記録及び/又は再生用開口部に連続して有底の第1の凹部が形成され、
    上記シャッタ部材は、上記記録及び/又は再生用開口部を閉塞するシャッタ部の一側に、上記記録及び/又は再生用開口部を閉塞する位置に移動されたとき、上記シャッタ部と上記第1の凹部との間に発生する空間を閉塞する折り曲げ部が形成され、
    上記第1の凹部の底面には、上記シャッタ部材が上記記録及び/又は再生用開口部を閉塞するときの上流側に、上記第1の凹部より更に深い第2の凹部が設けられていることを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 上記カートリッジ本体の上記シャッタ部材が摺動する面側の上記シャッタ部材が摺動する領域には、凹状のシャッタスライド部が形成され、上記有底の第1の凹部は、上記シャッタスライド部より深く形成されている請求項1記載のディスクカートリッジ。
  3. 上記第2の凹部は、上記第1の凹部の底面の先端部に形成された面取り部で形成されている請求項1記載のディスクカートリッジ。
  4. 上記第2の凹部は、上記第1の凹部の底面の先端部に形成された曲面で形成されている請求項1記載のディスクカートリッジ。
  5. 上記第2の凹部は、上記第1の凹部の底面の基端と先端を傾斜面で構成して形成されている請求項1記載のディスクカートリッジ。
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