JP2005190103A - 就業情報端末、モバイルエージェントおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 故障が発生してから故障診断を速やかに行えると共に、作業員を要することなく故障診断を行えるようにする。
【解決手段】 就業情報端末1において、故障診断の対象となる故障診断対象ブロックに故障が発生すると、モバイルエージェント配信サーバ11から送信されてネットワーク12を通じて受信されて記憶されているモバイルエージェントが起動し、モバイルエージェントが故障診断を実行する。モバイルエージェントが故障診断を自律的に実行することにより、故障が発生してから故障診断を速やかに実行することができると共に、作業員を必要とすることなく故障診断を実行することができ、利便性を高めることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 就業情報端末1において、故障診断の対象となる故障診断対象ブロックに故障が発生すると、モバイルエージェント配信サーバ11から送信されてネットワーク12を通じて受信されて記憶されているモバイルエージェントが起動し、モバイルエージェントが故障診断を実行する。モバイルエージェントが故障診断を自律的に実行することにより、故障が発生してから故障診断を速やかに実行することができると共に、作業員を必要とすることなく故障診断を実行することができ、利便性を高めることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば社員の出勤時刻や退勤時刻などの就業情報を管理する就業情報端末、サーバから送信されてネットワークを通じて就業情報端末に受信されるモバイルエージェント、モバイルエージェントを記録可能な記録媒体に関する。
就業情報を管理する就業情報端末の一つとして、例えば社員の出勤時刻や退勤時刻を記録するタイムレコーダがある(例えば特許文献1参照)。
特開2002−63614号公報
ところで、従来では、就業情報端末に故障が発生すると、作業員が現場まで出向いて故障診断を行っていた。しかしながら、このように作業員が現場まで出向く体制では、就業情報端末を使用する顧客側の立場では、故障が発生してから故障診断が行われるまでに多大な時間がかかり、就業情報の管理に多大な支障が発生するという問題があり、一方、就業情報端末を管理(メンテナンス)する管理側の立場では、作業員を待機させたり手配したりする体制が必要になり、多大な人件費や維持費が必要になるという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、故障が発生してから故障診断を速やかに実行することができると共に、作業員を必要とすることなく故障診断を実行することができ、利便性に優れた就業情報端末、モバイルエージェントおよび記録媒体を提供することにある。
請求項1に記載した就業情報端末は、故障診断の対象となる故障診断対象ブロックと、前記故障診断対象ブロックに故障が発生したか否かを検出する制御手段とを備えたものであって、サーバから送信された故障診断機能を有するモバイルエージェントをネットワークを通じて受信する受信手段と、前記受信手段に受信された故障診断機能を有するモバイルエージェントを記憶する記憶手段とを備え、前記制御手段は、前記故障診断対象ブロックに故障が発生した旨を検出した場合に、サーバから送信されてネットワークを通じて前記受信手段に受信されて前記記憶手段に記憶されている故障診断機能を有するモバイルエージェントを起動し、当該故障診断機能を有するモバイルエージェントに故障診断対象ブロックに対する故障診断を実行させるところに特徴を有する。
請求項2に記載した就業情報端末は、請求項1に記載した就業情報端末において、前記受信手段は、サーバから送信された故障修復機能を有するモバイルエージェントをネットワークを通じて受信し、前記記憶手段は、前記受信手段に受信された故障修復機能を有するモバイルエージェントを記憶し、前記制御手段は、故障診断機能を有するモバイルエージェントに故障診断対象ブロックに対する故障診断を実行させた後に、サーバから送信されてネットワークを通じて前記受信手段に受信されて前記記憶手段に記憶されている故障修復機能を有するモバイルエージェントを起動し、当該故障修復機能を有するモバイルエージェントに故障診断対象ブロックに対する故障修復を実行させるところに特徴を有する。
請求項3に記載したモバイルエージェントは、サーバから送信されてネットワークを通じて就業情報端末に受信されるものであって、就業情報端末内の故障診断対象ブロックに対する故障診断を実行するところに特徴を有する。
請求項4に記載したモバイルエージェントは、請求項3に記載したモバイルエージェントにおいて、就業情報端末内の故障診断対象ブロックに対する故障診断を実行した後に当該故障診断対象ブロックに対する故障修復を実行するところに特徴を有する。
請求項4に記載したモバイルエージェントは、請求項3に記載したモバイルエージェントにおいて、就業情報端末内の故障診断対象ブロックに対する故障診断を実行した後に当該故障診断対象ブロックに対する故障修復を実行するところに特徴を有する。
請求項5に記載した記録媒体は、就業情報端末内の故障診断対象ブロックに対する故障診断を実行するモバイルエージェントを記録可能に構成されているところに特徴を有する。
請求項6に記載した記録媒体は、請求項5に記載した記録媒体において、就業情報端末内の故障診断対象ブロックに対する故障診断を実行した後に当該故障診断対象ブロックに対する故障修復を実行するモバイルエージェントを記録可能に構成されているところに特徴を有する。
請求項6に記載した記録媒体は、請求項5に記載した記録媒体において、就業情報端末内の故障診断対象ブロックに対する故障診断を実行した後に当該故障診断対象ブロックに対する故障修復を実行するモバイルエージェントを記録可能に構成されているところに特徴を有する。
請求項1に記載した発明によれば、制御手段は、故障診断の対象となる故障診断対象ブロックに故障が発生した旨を検出すると、サーバから送信されてネットワークを通じて受信されて記憶されている故障診断機能を有するモバイルエージェントを起動し、当該モバイルエージェントに故障診断対象ブロックに対する故障診断を実行させるように構成したので、故障診断機能を有するモバイルエージェントが故障診断を自律的に実行することにより、作業員が現場まで出向いて故障診断を行っていた従来のものとは異なって、故障が発生してから故障診断を速やかに実行することができると共に、作業員を必要とすることなく故障診断を実行することができ、利便性を高めることができる。
請求項2に記載した発明によれば、制御手段は、故障診断機能を有するモバイルエージェントに故障診断対象ブロックに対する故障診断を実行させた後に、サーバから送信されてネットワークを通じて受信されて記憶されている故障修復機能を有するモバイルエージェントを起動し、当該故障修復機能を有するモバイルエージェントに故障診断対象ブロックに対する故障修復を実行させるように構成したので、故障診断機能を有するモバイルエージェントが故障診断を自律的に実行した後に、故障修復機能を有するモバイルエージェントが故障修復を自律的に実行することにより、故障診断に加えて故障修復をも実行することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。まず、図1は、就業情報端末の電気的な構成を概略的に示している。就業情報端末1は、CPU2(本発明でいう制御手段)、通信部3(本発明でいう受信手段)、記憶部4(本発明でいう記憶手段)、PCMCIAインタフェース部5、LANインタフェース部6、シリアル通信インタフェース部7、USBインタフェース部8、時計電波受信部9および表示部10を備えて構成されている。尚、これらのうちPCMCIAインタフェース部5、LANインタフェース部6、シリアル通信インタフェース部7、USBインタフェース部8、時計電波受信部9および表示部10は、本発明でいう故障診断の対象となる故障診断対象ブロックに相当する。
CPU2は、制御プログラムを実行して就業情報端末1の動作全般を制御する。通信部3は、モバイルエージェントを配信するモバイルエージェント配信サーバ11(本発明でいうサーバ)から配信されたモバイルエージェントをネットワーク12を通じて受信する。この場合、ネットワーク12は、有線であっても良いし、無線であっても良く、また、通信部3は、例えばIEEE802.3の規格に準拠するものであっても良いし、IEEE802.11の規格に準拠するものであっても良い。
PCMCIAインタフェース部5は、PCカードとのインタフェース機能を備え、PCカードとの間でデータを転送する。LANインタフェース部6は、例えば他の就業情報端末や表示装置などの各種の機器が接続可能なLANとのインタフェース機能を備え、他の就業情報端末や表示装置などの各種の機器との間でLANを通じてデータを転送する。シリアル通信インタフェース部7は、各種の機器との間でデータをシリアル転送する。USBインタフェース部8は、例えばパソコンやプリンタなどの各種の機器との間でUSBの規格に準拠してデータを転送する。
時計電波受信部9は、電波時計装置(図示せず)から送信されている時計電波が受信されると、その受信された時計電波から時刻情報を抽出してCPU2に出力する。表示部10は、時計電波受信部9からCPU2に出力された時刻情報に基づいた時刻などを表示する。
記憶部4は、就業データ記憶エリア4aとモバイルエージェント記憶エリア4bとを備えて構成されている。この場合、就業データ記憶エリア4aは、例えばPCカードからPCMCIAインタフェース部5に転送された就業データ、他の就業情報端末や表示装置などの各種の機器からLANを通じてLANインタフェース部6に転送された就業データ、パソコンからUSBインタフェース部8に転送された就業データなどを記憶可能に構成されている。また、モバイルエージェント記憶エリア4bは、モバイルエージェント配信サーバ11からネットワーク12を通じて通信部3に受信されたモバイルエージェントを記憶可能に構成されている。
記憶部4は、就業データ記憶エリア4aとモバイルエージェント記憶エリア4bとを備えて構成されている。この場合、就業データ記憶エリア4aは、例えばPCカードからPCMCIAインタフェース部5に転送された就業データ、他の就業情報端末や表示装置などの各種の機器からLANを通じてLANインタフェース部6に転送された就業データ、パソコンからUSBインタフェース部8に転送された就業データなどを記憶可能に構成されている。また、モバイルエージェント記憶エリア4bは、モバイルエージェント配信サーバ11からネットワーク12を通じて通信部3に受信されたモバイルエージェントを記憶可能に構成されている。
尚、このように構成されてなる就業情報端末1は、社員の出勤時刻や退勤時刻を管理するというタイムレコーダの基本的な機能を備えていると共に、上記したように他の端末との間でLANを通じて接続されることにより例えば社員の給与計算や社員食堂の利用金額や出張旅費などを総合的に計算する機能を備えている。
さて、上記した構成において、CPU2は、PCMCIAインタフェース部5、LANインタフェース部6、シリアル通信インタフェース部7、USBインタフェース部8、時計電波受信部9および表示部10に対して故障が発生したか否かを検出するようになっている。この場合、検出方法としては、例えばCPU2が各部5〜10にポーリング信号を定期的に送信して応答の有無を判定する方法であっても良いし、各部5〜10が故障発生を通知するための通知信号を自律的にCPU2に送信する方法であっても良い。
次に、モバイルエージェント配信サーバ11から配信されて就業情報端末1に受信されるモバイルエージェントの構成について、図2を参照して説明する。
モバイルエージェントは、Java(登録商標) RMIの上位の階層としてモバイルエージェントスペースが位置付けられており、モバイルエージェントスペースの上位の階層としてエンジン機構が位置付けられている。そして、エンジン機構は、その機能に応じて、故障診断エンジンと故障修復エンジンと知識獲得エンジンとからなるエンジン、故障診断コマンドと故障修復コマンドとからなるコマンド、故障診断知識ベースを備えて構成されている。
モバイルエージェントは、Java(登録商標) RMIの上位の階層としてモバイルエージェントスペースが位置付けられており、モバイルエージェントスペースの上位の階層としてエンジン機構が位置付けられている。そして、エンジン機構は、その機能に応じて、故障診断エンジンと故障修復エンジンと知識獲得エンジンとからなるエンジン、故障診断コマンドと故障修復コマンドとからなるコマンド、故障診断知識ベースを備えて構成されている。
次に、上記した構成の作用について、図3ないし図5を参照して説明する。
CPU2は、モバイルエージェント配信サーバ11から配信されたモバイルエージェントがネットワーク12を通じて通信部3に受信されると、その受信されたモバイルエージェントを記憶部4のモバイルエージェント記憶エリア4bに記憶させると共に、PCMCIAインタフェース部5、LANインタフェース部6、シリアル通信インタフェース部7、USBインタフェース部8、時計電波受信部9および表示部10のうちいずれかに故障が発生すると、記憶部4のモバイルエージェント記憶エリア4bに記憶されているモバイルエージェントを読出して起動し、その起動させたモバイルエージェントに故障診断および故障修復を実行させる。この場合、モバイルエージェントは、CPU2により起動されると、各エンジンが以下に示す処理を実行する。ここでは、
CPU2は、モバイルエージェント配信サーバ11から配信されたモバイルエージェントがネットワーク12を通じて通信部3に受信されると、その受信されたモバイルエージェントを記憶部4のモバイルエージェント記憶エリア4bに記憶させると共に、PCMCIAインタフェース部5、LANインタフェース部6、シリアル通信インタフェース部7、USBインタフェース部8、時計電波受信部9および表示部10のうちいずれかに故障が発生すると、記憶部4のモバイルエージェント記憶エリア4bに記憶されているモバイルエージェントを読出して起動し、その起動させたモバイルエージェントに故障診断および故障修復を実行させる。この場合、モバイルエージェントは、CPU2により起動されると、各エンジンが以下に示す処理を実行する。ここでは、
(1)故障診断エンジンが実行する処理
(2)故障修復エンジンが実行する処理
(3)知識獲得エンジンが実行する処理
を順次説明する。
(1)故障診断エンジンが実行する処理
最初に、「(1)故障診断エンジンが実行する処理」について、図3を参照して説明する。この故障診断エンジンは、故障が発生した箇所に対する故障診断を実行することを目的として動作するエンジンである。故障診断エンジンは、故障診断知識ベースに記述されている論理式化された故障診断情報を読取り(ステップS1)、その読取られた故障診断情報に基づいて故障診断コマンドを実行し(ステップS2)、その読取られた故障診断情報が故障原因に合致するか否かを判定する(ステップS3)。そして、故障診断エンジンは、故障診断知識ベースに記述されている全ての故障診断情報を調査したか否かを判定する(ステップS4)。
(2)故障修復エンジンが実行する処理
(3)知識獲得エンジンが実行する処理
を順次説明する。
(1)故障診断エンジンが実行する処理
最初に、「(1)故障診断エンジンが実行する処理」について、図3を参照して説明する。この故障診断エンジンは、故障が発生した箇所に対する故障診断を実行することを目的として動作するエンジンである。故障診断エンジンは、故障診断知識ベースに記述されている論理式化された故障診断情報を読取り(ステップS1)、その読取られた故障診断情報に基づいて故障診断コマンドを実行し(ステップS2)、その読取られた故障診断情報が故障原因に合致するか否かを判定する(ステップS3)。そして、故障診断エンジンは、故障診断知識ベースに記述されている全ての故障診断情報を調査したか否かを判定する(ステップS4)。
ここで、故障診断エンジンは、故障診断知識ベースに記述されている全ての故障診断情報を調査していなければ(ステップS4にて「NO」)、故障診断知識ベースに記述されている論理式化された別の故障診断情報を読取り(ステップS1)、上記した処理を繰返して実行し、これに対して、故障診断知識ベースに記述されている全ての故障診断情報を調査していれば(ステップS4にて「YES」)、故障原因に合致する故障診断情報の有無を判定する(ステップS5)。そして、故障診断エンジンは、故障原因に合致する故障診断情報が有れば(ステップS5にて「YES」)、故障原因が複数か否かを判定する(ステップS6)。
ここで、故障診断エンジンは、故障原因が単数であれば(複数でなければ)(ステップS6にて「NO」)、故障原因を特定し(ステップS7)、その特定された故障原因を表示部10に表示させる処理を実行し(ステップS8)、これに対して、故障原因が複数であれば(ステップS6にて「YES」)、該当率を計算し(ステップS9)、複数の故障原因を該当率の高い順に表示部10に表示させる処理を実行する(ステップS10)。この場合は、ユーザが複数の故障原因のうちからいずれかを故障原因として特定することになる。
また、故障診断エンジンは、故障原因に合致する故障診断情報が無ければ(ステップS5にて「NO」)、故障診断に失敗した旨を表示部10に表示させる処理を実行する(ステップS11)。
(2)故障修復エンジンが実行する処理
次に、「(2)故障修復エンジンが実行する処理」について、図4を参照して説明する。この故障修復エンジンは、故障が発生した箇所に対する故障修復を実行することを目的として動作するエンジンである。故障修復エンジンは、先に説明した「(1)故障診断エンジンが実行する処理」が実行されて特定された故障原因に対応する故障修復コマンドを選択し(ステップS21)、その選択された故障修復コマンドを実行する(ステップS22)。そして、故障修復エンジンは、故障修復に成功したか否かを判定し(ステップS23)、故障修復に成功すれば(ステップS23にて「YES」)、故障修復に成功した旨を表示部10に表示させる処理を実行し(ステップS24)、これに対して、故障修復に失敗すれば(ステップS23にて「NO」)、故障修復に失敗した旨を表示部10に表示させる処理を実行する(ステップS25)。
次に、「(2)故障修復エンジンが実行する処理」について、図4を参照して説明する。この故障修復エンジンは、故障が発生した箇所に対する故障修復を実行することを目的として動作するエンジンである。故障修復エンジンは、先に説明した「(1)故障診断エンジンが実行する処理」が実行されて特定された故障原因に対応する故障修復コマンドを選択し(ステップS21)、その選択された故障修復コマンドを実行する(ステップS22)。そして、故障修復エンジンは、故障修復に成功したか否かを判定し(ステップS23)、故障修復に成功すれば(ステップS23にて「YES」)、故障修復に成功した旨を表示部10に表示させる処理を実行し(ステップS24)、これに対して、故障修復に失敗すれば(ステップS23にて「NO」)、故障修復に失敗した旨を表示部10に表示させる処理を実行する(ステップS25)。
(3)知識獲得エンジンが実行する処理
次に、「(3)知識獲得エンジンが実行する処理」について、図5を参照して説明する。この知識獲得エンジンは、モバイルエージェント配信サーバ11からネットワーク12を通じて受信された故障診断情報を故障診断知識ベースに登録することを目的として動作するエンジンである。知識獲得エンジンは、モバイルエージェント配信サーバ11からネットワーク12を通じて受信された故障診断情報を論理化し(ステップS31)、論理式を評価する(ステップS32)。そして、知識獲得エンジンは、故障診断情報が正当に論理化されたか否かを判定し(ステップS33)、正当に論理化された故障診断情報のみを故障診断知識ベースに登録する(ステップS34)。
次に、「(3)知識獲得エンジンが実行する処理」について、図5を参照して説明する。この知識獲得エンジンは、モバイルエージェント配信サーバ11からネットワーク12を通じて受信された故障診断情報を故障診断知識ベースに登録することを目的として動作するエンジンである。知識獲得エンジンは、モバイルエージェント配信サーバ11からネットワーク12を通じて受信された故障診断情報を論理化し(ステップS31)、論理式を評価する(ステップS32)。そして、知識獲得エンジンは、故障診断情報が正当に論理化されたか否かを判定し(ステップS33)、正当に論理化された故障診断情報のみを故障診断知識ベースに登録する(ステップS34)。
ところで、以上は、モバイルエージェントがモバイルエージェント配信サーバ11から送信されてネットワーク12を通じて就業情報端末1に受信される場合を説明したものであるが、モバイルエージェントが例えばCD−ROMなどの記録媒体に記録されており、その記録媒体が就業情報端末1に装着されてモバイルエージェントが起動される構成であっても良い。また、モバイルエージェント配信サーバ11がモバイルエージェントを就業情報端末1に配信するトリガは、就業情報端末1からのリクエストによるものであっても良いし、故障診断情報が更新された都度であっても良いし、モバイルエージェント配信サーバ11がモバイルエージェントを定期的に配信しても良い。
以上に説明したように本実施形態によれば、就業情報端末1において、故障診断の対象となる故障診断対象ブロックに故障が発生すると、モバイルエージェント配信サーバ11から送信されてネットワーク12を通じて受信されて記憶されているモバイルエージェントが起動し、モバイルエージェントが故障診断を実行するように構成したので、モバイルエージェントが故障診断を自律的に実行することにより、故障が発生してから故障診断を速やかに実行することができると共に、作業員を必要とすることなく故障診断を実行することができ、利便性を高めることができる。また、就業情報端末1において、モバイルエージェントが故障診断を実行した後に、モバイルエージェントが故障修復を実行するように構成したので、モバイルエージェントが故障修復を自律的に実行することにより、故障診断に加えて故障修復をも実行することができる。特に、社員の就業情報を管理する就業情報端末1では、一般的に就業状況が給与(金銭的価値)に反映されるという事情を鑑みると、本実施形態のように故障が発生した後にモバイルエージェントが自律的に速やかに実行して故障診断および故障修復を実行することができる利点は大きい。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
就業情報端末は、故障診断対象ブロックとして他のブロックが設けられている構成であっても良い。
故障診断を実行するためのモバイルエージェントと故障修復を実行するためのモバイルエージェントとが別々の構成であり、それらがモバイルエージェント配信サーバから別々に就業情報端末に配信される構成であっても良い。
就業情報端末は、故障診断対象ブロックとして他のブロックが設けられている構成であっても良い。
故障診断を実行するためのモバイルエージェントと故障修復を実行するためのモバイルエージェントとが別々の構成であり、それらがモバイルエージェント配信サーバから別々に就業情報端末に配信される構成であっても良い。
図面中、1は就業情報端末、2はCPU(制御手段)、3は通信部(受信手段)、4は記憶部(記憶手段)、5はPCMCIAインタフェース部(故障診断対象ブロック)、6はLANインタフェース部(故障診断対象ブロック)、7はシリアル通信インタフェース部(故障診断対象ブロック)、8はUSBインタフェース部(故障診断対象ブロック)、9は時計電波受信部(故障診断対象ブロック)、10は表示部(故障診断対象ブロック)、11はモバイルエージェント配信サーバ(サーバ)である。
Claims (6)
- 故障診断の対象となる故障診断対象ブロックと、
前記故障診断対象ブロックに故障が発生したか否かを検出する制御手段とを備えた就業情報端末であって、
サーバから送信された故障診断機能を有するモバイルエージェントをネットワークを通じて受信する受信手段と、
前記受信手段に受信された故障診断機能を有するモバイルエージェントを記憶する記憶手段とを備え、
前記制御手段は、前記故障診断対象ブロックに故障が発生した旨を検出した場合に、サーバから送信されてネットワークを通じて前記受信手段に受信されて前記記憶手段に記憶されている故障診断機能を有するモバイルエージェントを起動し、当該故障診断機能を有するモバイルエージェントに故障診断対象ブロックに対する故障診断を実行させることを特徴とする就業情報端末。 - 請求項1に記載した就業情報端末において、
前記受信手段は、サーバから送信された故障修復機能を有するモバイルエージェントをネットワークを通じて受信し、
前記記憶手段は、前記受信手段に受信された故障修復機能を有するモバイルエージェントを記憶し、
前記制御手段は、故障診断機能を有するモバイルエージェントに故障診断対象ブロックに対する故障診断を実行させた後に、サーバから送信されてネットワークを通じて前記受信手段に受信されて前記記憶手段に記憶されている故障修復機能を有するモバイルエージェントを起動し、当該故障修復機能を有するモバイルエージェントに故障診断対象ブロックに対する故障修復を実行させることを特徴とする就業情報端末。 - サーバから送信されてネットワークを通じて就業情報端末に受信されるモバイルエージェントであって、
就業情報端末内の故障診断対象ブロックに対する故障診断を実行することを特徴とするモバイルエージェント。 - 請求項3に記載したモバイルエージェントにおいて、
就業情報端末内の故障診断対象ブロックに対する故障診断を実行した後に当該故障診断対象ブロックに対する故障修復を実行することを特徴とするモバイルエージェント。 - 就業情報端末内の故障診断対象ブロックに対する故障診断を実行するモバイルエージェントを記録可能な記録媒体。
- 請求項5に記載した記録媒体において、
就業情報端末内の故障診断対象ブロックに対する故障診断を実行した後に当該故障診断対象ブロックに対する故障修復を実行するモバイルエージェントを記録可能な記録媒体。
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