JP2005190099A - 誌面レイアウト装置及び誌面レイアウトプログラム - Google Patents

誌面レイアウト装置及び誌面レイアウトプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 誌面レイアウトを容易に行うことができ、誌面製作作業の効率向上を図ることを可能とする。
【解決手段】 文書構造の要素毎にフレームを生成し、該要素の種類に応じて該当するフレームを誌面台紙の領域R内に配置する。
【選択図】 図19

Description

本発明は、印刷物の誌面のレイアウトを行う誌面レイアウト装置、及びその誌面レイアウト装置をコンピュータを利用して実現するための誌面レイアウトプログラムに関する。
従来、印刷物の誌面レイアウトにおいては、誌面デザイナーが誌面に掲載する文書に含まれるコンテンツ(テキスト、画像等)をどのように誌面上に配置するのかをデザインし、レイアウト作業者がその誌面デザインに合うレイアウトフレーム枠を予め作成する。このレイアウトフレーム枠には、図29に示すように、コンテンツ及びコンテンツの種類(例えばテキストの種類として、タイトル、リード、本文等)に応じた各種フレームが含まれる。また、レイアウトフレーム枠は複数の種類f1,f2等が用意され、当該誌面に使用されるレイアウトフレーム枠群として準備される。
そして、レイアウト作業者が、誌面デザインに従ってレイアウトフレーム枠群の各レイアウトフレーム枠f1,f2等を空白の誌面台紙上に配置し、次いで、図30に示されるような各コンテンツデータを対応するフレーム内に格納する。この格納の際には、図31に示されるような予め作成されたスタイル情報が使用される。スタイル情報は、テキストの書体や配色、文字サイズ、画像の拡大縮小倍率などを含んでいる。これにより、図32に示されるような誌面レイアウトが誌面台紙Q上に完成する。この従来の誌面レイアウトに係る装置としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。
特開2000−263872号公報
しかし、上述した従来の装置では、予め誌面をデザインし、この誌面デザインに合致するレイアウトフレーム枠やスタイル情報等を予め準備しなければならず、多大な労力を要する。また、予め用意されたフレーム枠やスタイル情報の組合せ以外のレイアウトが不可能であるという不具合があった。また、その作業内容は経験やノウハウによるところが大きく、誌面レイアウトに慣れていない者には難しいので作業者が限定されてしまう。この結果、誌面レイアウト作業の分散がし辛くなり、誌面製作作業の効率向上が阻害される等の問題が生じている。また、誌面デザイナーにはデザイナー特有のクセがあることが多く、このために斬新な誌面作りが思うように行かない場合もある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、誌面レイアウトを容易に行うことができ、誌面製作作業の効率向上を図ることができる誌面レイアウト装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、本発明の誌面レイアウト装置をコンピュータを利用して実現するための誌面レイアウトプログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の誌面レイアウト装置は、文書構造の要素毎にフレームを生成するフレーム生成手段と、前記要素の種類に応じて該当する前記フレームを誌面台紙の領域内に配置するフレーム配置手段とを備えたことを特徴としている。
この構成によれば、誌面に掲載する文書に含まれるコンテンツ(文書の構成要素)を格納するフレームが自動的に生成され、さらに該フレームが誌面上に自動的に配置されるので、容易に誌面レイアウトを行うことが可能となる。
請求項2に記載の誌面レイアウト装置においては、入力された文書データを解析し、この解析結果に基づいて当該文書構造の要素を推定する文書構造推定手段を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、誌面に掲載する文書のデータから自動的に文書構造の要素が推定されるので、文書構造の要素の情報を入力する手間が省け、作業効率が向上する。
請求項3に記載の誌面レイアウト装置においては、文書構造の要素を指定可能な要素指定入力手段を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、文書構造の要素を直接指定することができるので、正確な文書構造の要素の正確な情報に基づいて誌面レイアウトを行うことができる。
請求項4に記載の誌面レイアウト装置においては、誌面の設計仕様を規定するレイアウト傾向パラメータに含まれる台紙属性パラメータに基づいて、前記誌面台紙の領域を指定する誌面台紙領域指定手段と、前記レイアウト傾向パラメータに含まれるスタイル属性パラメータに基づいて、前記誌面台紙の領域内におけるスタイル属性を指定するスタイル属性指定手段と、前記レイアウト傾向パラメータに含まれる配置属性パラメータに基づいて、前記誌面台紙の領域内における配置属性を指定する配置属性指定手段とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、誌面台紙の領域が自動的に決定されるので、誌面台紙の領域を決めて指定入力する手間が省ける。また、誌面台紙の領域内のスタイル属性が自動的に決定されるので、スタイル属性を決めて指定入力する手間が省ける。また、誌面台紙の領域内の配置属性が自動的に決定されるので、配置属性を決めて指定入力する手間が省ける。これにより、作業効率が大幅に向上する。
請求項5に記載の誌面レイアウト装置においては、前記レイアウト傾向パラメータの候補を記憶するレイアウト傾向パラメータ記憶手段と、誌面の設計仕様の抽象的表現と前記レイアウト傾向パラメータとを対応付ける情報を記憶する抽象的表現対応付け情報記憶手段と、誌面の設計仕様を抽象的表現により指定可能な抽象的指定入力手段と、前記抽象的指定入力手段により指定された抽象的表現に基づいて、前記レイアウト傾向パラメータ記憶手段の中から該当するレイアウト傾向パラメータを選択するレイアウト傾向パラメータ選択手段とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、誌面レイアウトに使用される誌面台紙の領域やスタイル属性、配置属性の基となるレイアウト傾向パラメータが、誌面の設計仕様に係る抽象的表現から自動的に選択されるので、誌面レイアウトに慣れていない者であっても所望のレイアウトを容易に実現することができる。これにより、多様な者が誌面レイアウトに参加することが可能となり、この結果として斬新な誌面作りが促進されることを期待できる。
請求項6に記載の誌面レイアウト装置においては、前記レイアウト傾向パラメータの候補を記憶するレイアウト傾向パラメータ記憶手段と、既存の文字及び/または画像データを含むレイアウトデータに基づいて、前記レイアウト傾向パラメータ記憶手段の中から該当するレイアウト傾向パラメータを選択するレイアウト傾向パラメータ選択手段とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、レイアウト傾向パラメータが、既存のレイアウトデータから自動的に抽出されるので、過去のレイアウトサンプルを基にしたレイアウトを容易に実現することができる。
請求項7に記載の誌面レイアウト装置においては、前記レイアウト傾向パラメータ選択手段により選択されたレイアウト傾向パラメータに近似するレイアウト傾向パラメータを前記レイアウト傾向パラメータ記憶手段から選択し、前記選択された複数のレイアウト傾向パラメータを循環的に配置するルーレットテーブルを作成するルーレット作成手段を備え、前記レイアウト傾向パラメータ選択手段は、前記ルーレットテーブルの中からレイアウト傾向パラメータを選択することを特徴とする。
この構成によれば、当初のレイアウト傾向パラメータに近似するレイアウト傾向パラメータが、予めルーレットテーブル内に準備されて実際の誌面レイアウトに使用可能となるので、誌面レイアウトの調整が容易となる。
請求項8に記載の誌面レイアウト装置においては、変更するレイアウト傾向パラメータを指定可能な変更パラメータ指定入力手段を備え、前記レイアウト傾向パラメータ選択手段は、前記変更パラメータ指定入力手段により指定されたルーレットテーブルを巡回することを特徴とする。
この構成によれば、特定のレイアウト傾向パラメータのみを変更指定することができるので、誌面レイアウトを微調整することが容易に実現できる。
請求項9に記載の誌面レイアウト装置においては、変更するレイアウト傾向パラメータの変更量を簡易的に指定可能な変更量簡易指定入力手段を備え、前記レイアウト傾向パラメータ選択手段は、前記変更量簡易指定入力手段により簡易的に指定された変更量に基づいて、ルーレットテーブルを所定量巡回することを特徴とする。
この構成によれば、簡易指定によりレイアウト傾向パラメータの変更量が決定されるので、誌面レイアウトに慣れていない者であっても容易に誌面レイアウトを調整することができる。
請求項10に記載の誌面レイアウト装置においては、前記ルーレットテーブルに含めるレイアウト傾向パラメータを絞り込むルーレット更新手段を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、不要なレイアウト傾向パラメータを排除することができるので、効率よくレイアウト作業を行うことができる。
請求項11に記載の誌面レイアウト装置においては、前記ルーレットテーブルに係る履歴を記憶するルーレットテーブル履歴記憶手段を備え、前記ルーレット作成手段は、前記ルーレットテーブルの履歴に基づいて前記ルーレットテーブルを作成することを特徴とする。
この構成によれば、過去の実績からルーレットテーブルが作成されるので、誌面レイアウトの品質が向上する。
請求項12に記載の誌面レイアウト装置においては、手操作により手動のレイアウト処理を行う手動レイアウト処理手段と、前記手動レイアウト処理の履歴を記憶する手操作レイアウト履歴記憶手段と、前記手動レイアウト処理の履歴に基づいて、過去に手動レイアウト処理対象となったフレームを自動レイアウト処理の対象に含めることを特徴とする。
この構成によれば、手操作により追加、削除されたフレームが次回のレイアウト時には自動的に配置されるので、レイアウト作業の効率が向上する。
請求項13に記載の誌面レイアウトプログラムは、誌面レイアウト処理を行うためのコンピュータプログラムであって、文書構造の要素毎にフレームを生成する機能と、前記要素の種類に応じて該当する前記フレームを誌面台紙の領域内に配置する機能とをコンピュータに実現させることを特徴としている。
請求項14に記載の誌面レイアウトプログラムにおいては、入力された文書データを解析し、この解析結果に基づいて当該文書構造の要素を推定する機能をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする。
請求項15に記載の誌面レイアウトプログラムにおいては、誌面の設計仕様を規定するレイアウト傾向パラメータに含まれる台紙属性パラメータに基づいて、前記誌面台紙の領域を指定する機能と、前記レイアウト傾向パラメータに含まれるスタイル属性パラメータに基づいて、前記誌面台紙の領域内におけるスタイル属性を指定する機能と、前記レイアウト傾向パラメータに含まれる配置属性パラメータに基づいて、前記誌面台紙の領域内における配置属性を指定する機能とをさらにコンピュータに実現させることを特徴とする。
請求項16に記載の誌面レイアウトプログラムにおいては、前記レイアウト傾向パラメータの候補、及び誌面の設計仕様の抽象的表現と前記レイアウト傾向パラメータとを対応付ける情報が記憶手段に記憶されており、入力された誌面の設計仕様の抽象的表現に基づいて、前記記憶手段の中から該当するレイアウト傾向パラメータを選択する機能をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする。
請求項17に記載の誌面レイアウトプログラムにおいては、前記レイアウト傾向パラメータの候補が記憶手段に記憶されており、既存の文字及び/または画像データを含むレイアウトデータに基づいて、前記レイアウト傾向パラメータ記憶手段の中から該当するレイアウト傾向パラメータを選択する機能をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする。
請求項18に記載の誌面レイアウトプログラムにおいては、前記選択されたレイアウト傾向パラメータに近似するレイアウト傾向パラメータを前記記憶手段から選択し、前記選択された複数のレイアウト傾向パラメータを循環的に配置するルーレットテーブルを作成する機能と、前記ルーレットテーブルの中からレイアウト傾向パラメータを選択する機能とをさらにコンピュータに実現させることを特徴とする。
請求項19に記載の誌面レイアウトプログラムにおいては、前記ルーレットテーブルに含めるレイアウト傾向パラメータを絞り込む機能をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする。
請求項20に記載の誌面レイアウトプログラムにおいては、前記ルーレットテーブルに係る履歴を記憶手段に記憶する機能と、前記ルーレットテーブルの履歴に基づいて前記ルーレットテーブルを作成する機能とをさらにコンピュータに実現させることを特徴とする。
請求項21に記載の誌面レイアウトプログラムにおいては、手操作により手動のレイアウト処理を行う機能と、前記手動レイアウト処理の履歴を記憶手段に記憶する機能と、前記手動レイアウト処理の履歴に基づいて、過去に手動レイアウト処理対象となったフレームを自動レイアウト処理の対象に含める機能とをさらにコンピュータに実現させることを特徴とする。
これにより、前述の誌面レイアウト装置がコンピュータを利用して実現できるようになる。
本発明によれば、誌面に掲載する文書に含まれるコンテンツを格納するフレームが自動的に生成され、さらに該フレームが誌面上に自動的に配置されるので、容易に誌面レイアウトを行うことができる。これにより、誌面レイアウト作業を分散し易くなるので、誌面製作作業の効率向上を図ることができる。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る誌面レイアウト装置1の構成を示すブロック図である。
図1に示す誌面レイアウト装置1において、CPU(中央処理装置)11は装置全体の制御を行う。記憶部12はメモリやハードディスク装置等の記憶装置から構成されており、CPU11で実行されるプログラムや各種データを記憶する。操作部13は、キーボード、マウス等の入力デバイスから構成されており、操作入力された入力データをCPU11へ出力する。表示部14は、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示装置等の表示装置及び表示制御回路から構成されており、CPU11から入力される表示データを表示装置の画面上に表示する。入出力インタフェース15は外部装置との間でデータを送受信する。例えばプリンタ装置に対して印字データを供給する。また、入出力インタフェース15は通信回線を介してデータを送受信する機能を有する。これにより、インターネット等の通信ネットワークを介してデータをやり取りすることができる。
なお、上記した図1の構成は、パーソナルコンピュータ等の汎用のコンピュータシステムと同様である。
記憶部12には、OS及び各種のアプリケーションプログラムを記憶するプログラム記憶部21が設けられている。そして、アプリケーションプログラムの一つとして、誌面レイアウトプログラムが記憶されている。この誌面レイアウトプログラムがCPU11上で実行されることにより、図1のコンピュータシステムが誌面レイアウトを行う誌面レイアウト装置として機能する。
また、記憶部12には、レイアウト傾向パラメータ記憶部22と抽象的表現対応付け情報記憶部23とが設けられている。これらの記憶部22,23は、誌面レイアウトプログラムによって使用される情報を記憶するものである。なお、記憶部22,23は、予め構築されていてもよく、或いは誌面レイアウトプログラムの実行に伴って構築されてもよい。
レイアウト傾向パラメータ記憶部22は、誌面の設計仕様を規定するレイアウト傾向パラメータの候補を記憶する。図2にレイアウト傾向パラメータの種類の一例を示す。図2には[]内にパラメータ名称を示すとともに、パラメータの説明を付している。なお、以下の説明において[]の表記はレイアウト傾向パラメータのことを指す。
また、レイアウト傾向パラメータは、大きく分類すると、台紙属性パラメータ、スタイル属性パラメータ及び配置属性パラメータに分類される。
台紙属性パラメータとは、誌面台紙の領域を特定するパラメータを差す。具体的には、[版型]、[マージン]、[綴じ方向]、[見開き内ページ数]等を指す。
スタイル属性パラメータとは、フレームや段落のスタイルを特定するパラメータを指す。具体的には、[書体]、[配色]、[見出し類フレーム形状]、[装飾]、[強調種]等を指す。
配置属性パラメータとは、誌面台紙の領域内における配置を特定するパラメータを指す。具体的には、[文書構造]、[縦・横段組]、[余白]、[段加算順]、[組方向]、[見出し類フレーム配置位置]、[画像]、[キャプション]等を指す。
図3は、レイアウト傾向パラメータ記憶部22の構成例を示す図である。図3に示されるように、レイアウト傾向パラメータ記憶部22は、レイアウト傾向パラメータの種類毎にパラメータの候補を記憶している。例えば、[書体]の中のデザインの項目には「標準」、「ポップ」、「教科書」などがあり、各デザイン毎にパラメータ候補が格納されている。
抽象的表現対応付け情報記憶部23は、誌面の設計仕様の抽象的表現とレイアウト傾向パラメータとを対応付ける情報を記憶する。図4に誌面設計仕様の抽象的表現項目の一例を示す。図4には抽象的表現項目を示すとともに、項目の説明を付している。
図5は、抽象的表現対応付け情報記憶部23の構成例を示す図である。図5に示されるように、抽象的表現対応付け情報記憶部23は、抽象的表現毎に、レイアウト傾向パラメータを特定する情報を記憶している。例えば、抽象的表現項目「記事分野」の中の抽象的表現「スポーツ」に対しては、[書体]のデザイン「標準」と、[配色]の「スポーティ」と、[段組]のパターンKとが指定されている。即ち、スポーツ記事に対しては、標準デザインの書体、スポーティな配色、及びパターンKの段組がデフォルトの誌面設計仕様として設定されている。
次に、上述した誌面レイアウト装置1の動作を説明する。
図6〜図8は、本実施形態に係る誌面レイアウト処理の流れを示すフローチャートである。なお、以下の説明においては、誌面レイアウト装置1のCPU11がプログラム記憶部21内の誌面レイアウトプログラムを実行することにより、誌面レイアウト処理が行われる。また、誌面レイアウト処理に係る画面は表示部14により表示される。また、誌面レイアウト処理に係る入力は操作部13または入出力インタフェース15により行われる。例えば、操作部13のマウス操作による入力や、入出力インタフェース15に接続された外部機器(例えば記録媒体(フレキシブルディスク等)の読み書き装置)からのデータ入力などが行われる。
先ず、図6において、レイアウト方針が作業者により入力される。ここで、作業者は、レイアウト方針の指定方法を抽象指定または具体指定のいずれかから選択することができる。そして、抽象指定の場合(ステップS101が「抽象指定」)、作業者は、図9に示される抽象指定画面に従って、各抽象的表現項目(記事分野、記事種別等)の中の抽象的表現(スポーツ、レポート等)を指定する(ステップS102)。これにより、誌面レイアウト装置1は、その抽象指定に基づいてレイアウト傾向パラメータ記憶部22からパラメータ候補を取得し、レイアウト傾向パラメータのルーレットテーブルを作成する(ステップS103)。
ここで、図10、図11を参照して、抽象指定の場合のレイアウト傾向パラメータのルーレットテーブルの作成手順を説明する。図10、図11の例は、抽象的表現によるレイアウト方針が、記事分野「スポーツ」、記事種別「特集」、対象性別「男性」及び対象世代「20〜30代」の場合である。
先ず、抽象指定された項目の抽象的表現に対応するレイアウト傾向パラメータの特定情報を、抽象的表現対応付け情報記憶部23から取得する(図10、ステップS103a)。例えば、抽象的表現項目「記事分野」の抽象的表現「スポーツ」については、[書体]のデザイン「標準」と、[配色]の「スポーティ」と、[段組]のパターンKとが取得される。
次いで、それら取得されたレイアウト傾向パラメータの特定情報に対応するパラメータの全候補を、レイアウト傾向パラメータ記憶部22から取得する(図10、ステップS103b)。次いで、それら取得されたパラメータの全候補の中から、ステップS103aによる特定情報に合致するパラメータと、このパラメータに近似するパラメータとを抽出する(図11、ステップS103c)。例えば、[書体]のデザイン候補としては、「標準のパターン3及びパターン4」がステップS103aによる特定情報に合致し抽出される。さらに、その「標準のパターン3及びパターン4」に近しいパターンである「標準のパターン2及びパターン5」が抽出される。
次いで、それら抽出されたパラメータ群を循環的に配置するルーレットテーブルを作成する(図11、ステップS103d)。例えば、[書体]のデザインのルーレットテーブルには、ステップS103cで抽出された「標準のパターン2〜5」が循環的に配置されている。また、各ルーレットテーブルの先頭には、ステップS103aによる特定情報に合致するパラメータが配置される。例えば、[書体]のデザインのルーレットテーブルでは、ステップS103aによる特定情報に合致する「標準のパターン3及びパターン4」のうち、この例では「標準のパターン3」が配置されている。なお、ステップS103aによる特定情報が無いレイアウト傾向パラメータについては、デフォルトの候補順位に従ってルーレットテーブルが作成される。
図6に戻り、レイアウト方針の指定方法として具体指定が選択された場合(ステップS101が「具体指定」)、作業者は、図12に示される具体指定画面に従って既存のレイアウトデータを指定する(ステップS104)。これにより、誌面レイアウト装置1は、その指定された既存のレイアウトデータに基づいて、レイアウト傾向パラメータ記憶部22から該当するレイアウト傾向パラメータを選択する(ステップS105)。次いで、その選択されたレイアウト傾向パラメータに基づいて、レイアウト傾向パラメータのルーレットテーブルを作成する(ステップS106)。具体的には、ステップS105で選択されたパラメータと、このパラメータに近似するパラメータとをレイアウト傾向パラメータ記憶部22から取得する。そして、上記した抽象指定の場合と同様に、それら取得されたパラメータを循環的に配置するルーレットテーブルを作成する。
以上、抽象指定と具体指定がレイアウト方針に指定される場合について述べたが、指定が無い場合にはデフォルトのレイアウト傾向パラメータが使用される。
次いで、文書データが入力される(ステップS107)。作業者は、図13に示される入力データ指定画面に従って入力データを指定する。ここで、作業者は、一つの誌面に対して一つ又は複数の文書データを指定することができる。この文書データは、誌面に掲載する文書に対応しており、当該文書を構成するコンテンツ(テキスト、画像等)を特定する情報を含んでいる。例えば、図30に示されるようなテキストデータや、画像のファイル名等が含まれている。文書データは、例えばXML、HTML、CSV等により記述される。
次いで、誌面レイアウト装置1は、入力された文書データを解析し、この解析結果に基づいて当該文書構造の要素を推定する(ステップS108)。文書構造の要素とは、文書構造を特定する文書構成要素を指す。具体的には、見出し、本文、コラム、画像、キャプション等を指す。
文書構造の要素の推定手順は、先ず、文書データ内の文字列の区切り(改行又はカンマ)を検出する。次いで、二つの区切りに挟まれた文字列毎に、文字数、出現の順番、及び前後の配置関係を調べる。前後の配置関係は、例えば前後に画像ファイル名が配置されているかを調べる。次いで、その調査結果に基づいて、各文字列が文書構造の如何なる要素に該当するものなのかを推定する。この推定条件は予め設定されている。例えば、文字数が少なく、最初に出現した文字列は見出しであると判断する。また、文字数が最大の文字列は本文であると判断する。また、画像ファイル名の前後に配置されている文字列は、当該画像のキャプションであると判断するなどである。
なお、作業者は、入力文書データがない場合には図14に示される画面において各文書構成要素の必要数を指定することによりサンプル文書データを生成し、レイアウト処理を行うことができる。
具体的には「大見出し/中見出し/リードを各1つ」、「本文を5つ」、「画像3点でキャプションあり」と設定した場合には、その指定に沿った各文書構成要素データを生成し、レイアウト処理を行うことができる。これは、入力データが無くとも、レイアウトのおおよその感じをつかみたい場合などに有効である。
次いで、誌面レイアウト装置1は、台紙属性パラメータに係るルーレットテーブルの先頭のパラメータを使用して無地の誌面台紙データを作成する(ステップS109)。この誌面台紙データは誌面台紙の領域を指定する。次いで、スタイル属性パラメータに係るルーレットテーブルの先頭のパラメータを使用して、スタイル情報を作成する(ステップS110)。このスタイル情報は、誌面台紙の領域内におけるスタイル属性を指定する。スタイル属性には、段落スタイル、文字スタイル及び配色スタイルが含まれる。
段落スタイルとは、段落内の文字列に適用される書体及び配色の設定値群のことである。この設定値が変更されることにより、当該スタイル属性が適用されている段落文字列群に対してその変更内容が反映される。
文字スタイルとは、文字に適用される書体及び配色の設定値群のことである。この設定値が変更されることにより、当該スタイル属性が適用されている文字に対してその変更内容が反映される。
配色スタイルとは、CMYKもしくはRGBの色空間において色の作成を行うための配色の設定値群のことである。この設定値が変更されることにより、当該スタイル属性に係る配色に対してその変更内容が反映される。
なお、段落スタイルは、[文書構造]のルーレットテーブルの先頭のパラメータにて定義されている構造数分が作成される。文字スタイルは、[強調種]のルーレットテーブル内の全候補分が作成される。配色スタイルは、[配色]のルーレットテーブル内の全候補分が作成される。
次いで、誌面レイアウト装置1は、上記ステップS108において推定された文書構造の要素毎にフレームを生成する(ステップS111)。次いで、その生成されたフレームに対して、上記ステップS110において作成されたスタイル情報を適用し、各フレームのサイズを調整する(ステップS112)。例えば、テキストを格納するフレームについては、全ての文字がフレーム内に収まるようにフレームサイズを調整する。また、画像を格納するフレームについては、[画像]のルーレットテーブルの先頭のパラメータにて定義されている拡大縮小倍率に適合するように、フレームサイズを調整する。
次いで、誌面レイアウト装置1は、サイズ調整後の各フレームを誌面台紙データに基づく誌面台紙の領域内に暫定的に配置する(ステップS113)。図15に暫定的な誌面レイアウトの例を示す。図15の例は、入力データ1,2に対応する2つの文書をレイアウトする場合である。各文書は、それぞれ一つのテキストデータT1,T2と、三つの画像P1a〜c,P2a〜cとを含んでいる。また、各テキストデータT1,T2は、それぞれ三つの文字列T1a〜c,T2a〜cを含んでいる。誌面レイアウト装置1は、文字列T1a〜c,T2a〜c及び画像P1a〜c,P2a〜cにそれぞれ対応する12個のフレームを、誌面台紙の領域R内に配置する。この暫定配置方法は特に限定せず、全フレームが領域R内に収まればよい。
次いで、図7において、誌面レイアウト装置1は、誌面台紙を縦・横の段組領域に分割する(ステップS201)。この段組の縦方向分割には、[縦段組]のルーレットテーブルの先頭パラメータにて定義されている段組数及び段幅を使用する。同じく横方向分割には[横段組]のルーレットテーブルの先頭パラメータにて定義されている段組数及び段幅を使用する。図16に段組領域分割の例を示す。
次いで、誌面レイアウト装置1は、レイアウトする文書に対応する入力データ毎に、フレーム群の総面積を算出する(ステップS202)。次いで、各入力データについて、算出された総面積に余白面積のための倍率を積算し、レイアウト領域の面積を試算する(ステップS203)。余白面積倍率の値は、[余白]のルーレットテーブルの先頭のパラメータにて定義されている倍率値を使用する。
次いで、誌面レイアウト装置1は、各レイアウト領域の高さ・幅の決定と誌面台紙領域内への配置を行う(ステップS204、S205、S206)。先ず、ステップS204、S205では、レイアウト領域の高さ・幅は、面積が必要量に達するまで、幅に縦段幅を、高さに横段高さを加算していくことにより決定する。ここで、幅及び高さの加算順は、[段加算順]のルーレットテーブルの先頭パラメータに定義されている値に基づいて決定する。具体的には、段加算順の値が「横段・横段・縦段」である場合は、必要面積に達するまで高さ加算・高さ加算・幅加算という順序を繰り返す。
次いで、ステップS206では、高さもしくは幅が、誌面台紙上のレイアウト領域割り当てが行える区域(まだ他のレイアウト領域が割り当てられていない区域)のサイズ内に収まる場合は、その区域に配置を行う。一方、収まらない場合は、レイアウト領域割り当てが行える区域内に合わせて高さ・幅を加算し、それでも必要面積に満たない時は新たに段組領域分割を行った見開き誌面台紙を追加し、その台紙内への配置を行う。
図17は、レイアウト領域の各種配置例を示す図である。図17(a)〜(c)の例は、誌面台紙の領域R内に入力データ1,2の双方のレイアウト領域が収まる場合である。図17(d)の例は、誌面台紙の領域R内には入力データ1,2の双方のレイアウト領域が収まらず、見開き誌面台紙が追加された場合である。そして、誌面台紙の領域R内に入力データ1のレイアウト領域が配置され、見開き誌面台紙の領域Ra内に入力データ2のレイアウト領域が配置されている。
図7に戻り、次いで、誌面レイアウト装置1は、入力データ内におけるフレーム出現順を[文書構造優先順]のルーレットテーブルの先頭のパラメータにて定義されている値に基づいて変更する(ステップS207)。具体的には、文書構造優先順の値が「大見出し」である場合は、文書構造が「大見出し」のフレームの出現順を先頭にする。これは、例えば、大きい画像が入力データ内に存在する場合に、最初に大きい画像のフレームをレイアウトした方が他のフレームの位置を決め易いとう理由から行っているが、この処理は必須のものではなく、無くとも良い。
次いで、誌面レイアウト装置1は、上記ステップS113で暫定的に配置された各入力データのフレームについて、そのレイアウトを調整する(ステップS208、S209、S210)。ここで、図18のフローチャートを参照して、一つの入力データについてのフレームのレイアウト調整手順を説明する。
図18において、先ず、フレームを一つ選択する(ステップS301)。このフレーム選択は、ステップS207で変更されたフレーム出現順に行うことが好ましい。但し、これに限定されるものではなく、当初の入力データのフレーム出現順に選択してもよく、或いは、任意のフレームを選択するようにしてもよい。
次いで、[組方向]のルーレットテーブルの先頭のパラメータにて定義されている値に基づいてレイアウト領域内の基準となる段組方向を決定し、フレームサイズ調整を行い、空きスペースに配置する。具体的には、[組方向]のルーレットテーブルの先頭のパラメータが「縦組み」である場合は、当該フレームがテキストを格納するフレームであれば、レイアウト領域内の横段組の高さにフレームの高さを合わせ、全ての文字がフレーム内に収まるようにフレーム幅を調整する(ステップS302、S303、S304)。一方、当該フレームが画像を格納するフレームであればフレーム高さを横段組の高さの倍数になるようにフレーム全体を拡大・縮小させる(ステップS305)。
次いで、当該フレームを収容可能な空きスペースがあるか否かを判断し、該当する空きスペースがない場合には段落スタイルを変更するか、又は全画像フレームのサイズを縮小し、選択対象を先頭のフレームに戻して上記ステップS301へ戻る(ステップS306、S307、S308)。ここで、段落スタイルの変更は、スタイル属性パラメータに係るルーレットテーブルを巡回することにより行う。
次いで、該確保された空きスペースに当該フレームを配置する(S309)。次いで、未配置のフレームがある場合には上記ステップS301へ戻る(S310)。
このようにして全フレームがレイアウト領域内に収まるように上記ステップS301〜S310の処理を繰り返し行う。
なお、テキストを格納するフレームにおいて、本文以外の文書構造要素のフレームは、その要素の種類に応じて適当なフレーム変形及び配置を行う。これにより、上記した空きスペースの確保は、そのフレームの配置条件に沿うように行う。例えば、見出し用フレームは、レイアウト領域内の中央部などの見出し配置条件に従って配置する。この見出し配置条件は、[見出しフレーム配置位置]のルーレットテーブルの先頭のパラメータにて定義されている配置位置を使用する。また、キャプション用フレームは、近接する画像に対して、キャプション配置条件に従って配置する。このキャプション配置条件は[キャプション]のルーレットテーブルの先頭のパラメータにて定義されている配置位置を使用する。
図7に戻り、全入力データのフレームについてのレイアウト調整が終了すると、誌面レイアウト装置1は、誌面レイアウト処理を終了する(ステップS210がYES)。これにより、初期レイアウトが完成する。
図19は、上記した初期レイアウト手順の概略を説明するための図である。図19において、先ず、上記図15の暫定誌面レイアウトが行われる(S101〜S113)。次いで、誌面台紙が段組に分割され、さらに各入力データ1、2のレイアウト領域が誌面台紙の領域R内に配置される(この例では図17(a)の配置)(ステップS201〜S206)。次いで、各入力データ1、2のフレームの配置位置及びサイズの調整が行われる(ステップS301〜S310)。これにより初期レイアウトが完成する。
次に、図8を参照して、再レイアウトに係る動作を説明する。
初期レイアウトが所望のものとは異なっている場合、作業者は、誌面レイアウト装置1により再レイアウトを行うことができる。図8において、先ず、作業者がレイアウト傾向パラメータのルーレットテーブルに含めるパラメータを絞り込むか否かを選択する。そして、絞り込む場合には、作業者は、図20に示されるルーレット設定画面に従って、パラメータをどの程度削減するのかを指定する。これにより、誌面レイアウト装置1は、その指定に基づいてルーレットテーブル内のパラメータを削減し、ルーレットテーブルを更新する(ステップS401、S402)。
例えば、図21に示されるように、絞込み前にはルーレットテーブル内のパラメータ数が5つであったものが、絞込み後には3つに削減される。この削減するパラメータは、現在使用されているパラメータに遠いものから順に選択する。これにより、不要なレイアウト傾向パラメータを排除することができるので、効率よく以降のレイアウト作業を行うことができる。特に、既に所望のレイアウトに近いものが出来上がっており、若干のレイアウト変更を行って最良なものにしたいが大きな変更は望まない場合に、大きなレイアウト変更を防止することができ有用である。
次いで、再レイアウト方針が作業者により入力される。ここで、作業者は、再レイアウト方針の指定方法を詳細指定または簡易指定のいずれかから選択することができる。そして、詳細指定の場合(ステップS403が「詳細指定」)、作業者は、図22に示される詳細指定画面に従って、変更するレイアウト傾向パラメータを指定する(ステップS404)。一方、簡易指定の場合(ステップS403が「簡易指定」)、作業者は、図23に示される簡易指定画面に従って、レイアウトをどの程度変更するのかを指定する(ステップS405)。図23の例では変更種類の一例として、レイアウト、書体、カラーが示されている。この簡易指定により誌面レイアウト装置1は、その指定に対応するレイアウト傾向パラメータを実際に変更するパラメータに選択する(ステップS406)。
次いで、誌面レイアウト装置1は、変更するレイアウト傾向パラメータのルーレットテーブルを巡回し、使用するパラメータを更新する(ステップS407)。例えば、詳細指定された場合には次のパラメータを使用する。簡易指定された場合には、簡易指定された変更度合いに応じた所定量だけ巡回し、該当パラメータを使用する。例えば、「大きく変更」の場合はルーレットテーブルを半周し、「ほどほどに変更」の場合はルーレットテーブルを1/4周し、「若干変更」の場合は次のパラメータを使用する。図24に使用パラメータの更新例を示している。図24の例では、いずれのレイアウト傾向パラメータのルーレットテーブルに関しても、更新前の使用パラメータの次のパラメータが更新後の使用パラメータとなっている。
次いで、更新後の使用パラメータを用いてスタイル情報を更新する(ステップS408)。次いで、該更新したスタイル情報を適用し、各フレームのフレームサイズを調整する(ステップS409)。このフレームサイズ調整は、上記ステップS112と同様に、例えば、テキストを格納するフレームについては、全ての文字がフレーム内に収まるようにフレームをリサイズする。また、画像を格納するフレームについては、[画像]のルーレットテーブルの使用パラメータにて定義されている拡大縮小倍率に適合するように、フレームをリサイズする。
次いで、上記図7のステップS201に進み、以降は図7及び図18の処理を行う。これにより、再レイアウトが完成する。図25,図26は上記図19の初期レイアウトを再レイアウト処理した場合の例を示す図である。図25の例は、レイアウト領域の配置は変更されずに、フレームの配置変更が行われた場合である。図25(a)ではフレームの配置場所が変更されている。図25(b)では画像サイズが変更されるとともにフレームの配置場所が変更されている。なお、フレーム面積を変化させるレイアウト傾向パラメータ、例えば[書体]や[画像]等が変更された場合には、レイアウト領域の配置変更が必要か否かを判定する。
図26の例は、レイアウト領域の配置が変更された場合である。図26(a)では図17(b)の配置例、図26(b)では図17(c)の配置例にそれぞれ変更されている。図26(d)では、見開き誌面台紙の領域Raが追加され、図17(d)の配置例に変更されている。
上述したように本実施形態によれば、誌面に掲載する文書に含まれるコンテンツ(テキスト、画像等の文書構成要素)を格納するフレームが自動的に生成され、さらに該フレームが誌面上に自動的に配置されるので、容易に誌面レイアウトを行うことができる。これにより、誌面レイアウト作業を分散し易くなるので、誌面製作作業の効率向上を図ることができる。
また、誌面に掲載する文書のデータから自動的に文書構造の要素が推定されるので、文書構造の要素の情報を入力する手間が省け、作業効率が向上する。
また、作業者が文書構造の要素を直接指定することも可能であり、これにより正確な文書構造の要素の正確な情報に基づいて誌面レイアウトを行うことができる。
また、誌面台紙の領域が自動的に決定されるので、誌面台紙の領域を決めて指定入力する手間が省け、作業効率が向上する。
また、誌面台紙の領域内のスタイル属性及び配置属性が自動的に決定されるので、スタイル属性及び配置属性を決めて指定入力する手間が省け、作業効率が向上する。
また、誌面レイアウトに使用される誌面台紙の領域やスタイル属性、配置属性の基となるレイアウト傾向パラメータが、誌面の設計仕様に係る抽象的表現から自動的に選択されるので、誌面レイアウトに慣れていない者であっても所望のレイアウトを容易に実現することができる。これにより、多様な者が誌面レイアウトに参加することが可能となり、この結果として斬新な誌面作りが促進される効果を期待できる。
また、レイアウト傾向パラメータが、既存のレイアウトデータから自動的に抽出されるので、過去のレイアウトサンプルを基にしたレイアウトを容易に実現することができる。
また、当初のレイアウト傾向パラメータに近似するレイアウト傾向パラメータが、予めルーレットテーブル内に準備されて実際の誌面レイアウトに使用可能となるので、誌面レイアウトの調整が容易となる。
また、レイアウト再実行の際に、ルーレットテーブルの中から順繰りにレイアウト傾向パラメータが選択されることにより、近似するレイアウト傾向パラメータが順次試行されるので、誌面レイアウトを調整する際に、各誌面レイアウトの差異を容易に検証することができる。
また、詳細指定により特定のレイアウト傾向パラメータのみを変更指定することができるので、誌面レイアウトを微調整することが容易に実現できる。
また、簡易指定によりレイアウト傾向パラメータの変更量が決定されるので、誌面レイアウトに慣れていない者であっても容易に誌面レイアウトを調整することができる。
また、ルーレットテーブルに含めるレイアウト傾向パラメータの絞り込みにより、不要なレイアウト傾向パラメータを排除することができるので、効率よくレイアウト作業を行うことができる。
なお、レイアウトに使用するレイアウト傾向パラメータに係る学習機能を設けるようにしてもよい。具体的には、誌面レイアウトが完了するまで(所望の誌面レイアウトが完成した時点まで)の期間において、ルーレットテーブルに係る各種の情報を収集し、ルーレットテーブルに係る履歴として記録する。このルーレットテーブルに係る履歴は、誌面レイアウトが完了した時点の各レイアウト傾向パラメータのルーレットテーブルに含まれるパラメータ群、一度でも使用されたパラメータ、最終的に適用されたパラメータ(最新の使用パラメータ)、各ルーレットテーブルの巡回量(各レイアウト傾向パラメータの変更頻度を表す)などを含む。そして、そのルーレットテーブルに係る履歴を、次回のレイアウト処理におけるルーレットテーブルの構築に活用する。これにより、過去の実績からルーレットテーブルが作成されるので、誌面レイアウトの品質が向上する。
ルーレットテーブルの履歴に基づいてルーレットテーブルを作成する際には、最新の使用パラメータをルーレットテーブルの先頭に配置する。これにより、最新の使用パラメータが最初の誌面レイアウトに使用されるので、誌面レイアウトの確度が向上する。また、過去の巡回量に応じてルーレットテーブルに含めるパラメータ数を変動させる。例えば、巡回量が少なかったルーレットテーブルについては、当該ルーレットテーブルに含めるパラメータ数を予め減らしておく。但し、適用履歴のあるパラメータは削除しない。これにより、パラメータの変更実績から当該ルーレットテーブルのパラメータ数が決定されるので、誌面レイアウトの実状に合ったルーレットテーブルを準備することができる。
図27は、上記した学習機能によるルーレットテーブルの作成例を示す図である。図27の例では、初回レイアウトの完了時点までのルーレットテーブルに係る各種情報が収集されて記録される。次いで、次回のレイアウト時には該ルーレットテーブルに係る履歴に基づいてルーレットテーブルが作成される。これにより、次回レイアウトのルーレットテーブル初期状態では、初回レイアウトの完了時点の状態での使用パラメータ(最新の使用パラメータ)が先頭に配置される。また、巡回量が少なかったルーレットテーブル(図27では[書体]と[段組])に関しては、パラメータ数が削減される。この削減されるパラメータは、適用実績がないものの中から選択される。
また、誌面レイアウト装置1が、作業者の手操作によりレイアウト編集する手動レイアウト処理を行うようにしてもよい。これにより、作業者は、自動レイアウト後に、当該誌面レイアウトに対してフレームの新規追加や削除等の編集を直接的に行うことができる。さらに、この手操作による編集作業の内容(フレームの新規追加や削除の有無、配置場所等)を監視し、手動レイアウト処理の履歴として記録する。そして、該手動レイアウト処理の履歴に基づいて、過去に手動レイアウト処理対象となったフレームを自動レイアウト処理の対象に含めるようにしてもよい。これにより、手操作により追加、削除されたフレームが次回のレイアウト時には自動的に配置されるので、レイアウト作業の効率が向上する。
図28は、上記した手動レイアウト処理による変更内容を自動レイアウト処理に反映させた場合の自動レイアウト結果の例を示す図である。図28の例では、手作業により文字列T1dが追加され、また、文字列T2bが削除されている。そして、再自動レイアウト処理ではその変更内容が反映されることにより、文字列T1dが予め配置され、また、文字列T2bは配置されていない。これにより、この再自動レイアウト後の誌面レイアウトに対しては、前回行った手動レイアウト内容が不要となる。
また、図1に示す誌面レイアウト装置1の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより誌面レイアウト処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明の一実施形態に係る誌面レイアウト装置1の構成を示すブロック図である。 レイアウト傾向パラメータの種類の一例を示す図である。 レイアウト傾向パラメータ記憶部22の構成例を示す図である。 誌面設計仕様の抽象的表現項目の一例を示す図である。 抽象的表現対応付け情報記憶部23の構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る誌面レイアウト処理の流れを示す第1のフローチャートである。 同実施形態に係る誌面レイアウト処理の流れを示す第2のフローチャートである。 同実施形態に係る誌面レイアウト処理の流れを示す第3のフローチャートである。 レイアウト方針の抽象指定画面の構成例を示す図である。 抽象指定の場合のレイアウト傾向パラメータのルーレットテーブルの作成手順を説明するための第1の図である。 抽象指定の場合のレイアウト傾向パラメータのルーレットテーブルの作成手順を説明するための第2の図である。 レイアウト方針の具体指定画面の構成例を示す図である。 入力データ指定画面の構成例を示す図である。 文書構造指定画面の構成例を示す図である。 暫定的な誌面レイアウトの例を示す図である。 段組領域分割の例を示す図である。 レイアウト領域の各種配置例を示す図である。 フレームレイアウト調整処理の流れを示すフローチャートである。 初期レイアウト手順の概略を説明するための図である。 ルーレット設定画面の構成例を示す図である。 ルーレットテーブル内のパラメータの絞込み例を示す図である。 再レイアウト方針の詳細指定画面の構成例を示す図である。 再レイアウト方針の簡易指定画面の構成例を示す図である。 ルーレットテーブル内の使用パラメータの更新例を示す図である。 再レイアウト処理結果の第1の例を示す図である。 再レイアウト処理結果の第2の例を示す図である。 レイアウトに使用するレイアウト傾向パラメータに係る学習機能によるルーレットテーブルの作成例を示す図である。 手動レイアウト処理による変更内容を自動レイアウト処理に反映させた場合の自動レイアウト結果の例を示す図である。 従来の誌面レイアウトで使用されたレイアウトフレーム枠群の例を示す図である。 誌面に掲載される文書のコンテンツデータの例を示す図である。 従来の誌面レイアウトの際に予め作成されたスタイル情報の例を示す図である。 従来の誌面レイアウト結果の例を示す図である。
符号の説明
1…誌面レイアウト装置、11…CPU、12…記憶部、13…操作部、14…表示部、15…入出力インタフェース、21…プログラム記憶部、22…レイアウト傾向パラメータ記憶部、23…抽象的表現対応付け情報記憶部。

Claims (21)

  1. 文書構造の要素毎にフレームを生成するフレーム生成手段と、
    前記要素の種類に応じて該当する前記フレームを誌面台紙の領域内に配置するフレーム配置手段と、
    を備えたことを特徴とする誌面レイアウト装置。
  2. 入力された文書データを解析し、この解析結果に基づいて当該文書構造の要素を推定する文書構造推定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の誌面レイアウト装置。
  3. 文書構造の要素を指定可能な要素指定入力手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の誌面レイアウト装置。
  4. 誌面の設計仕様を規定するレイアウト傾向パラメータに含まれる台紙属性パラメータに基づいて、前記誌面台紙の領域を指定する誌面台紙領域指定手段と、
    前記レイアウト傾向パラメータに含まれるスタイル属性パラメータに基づいて、前記誌面台紙の領域内におけるスタイル属性を指定するスタイル属性指定手段と、
    前記レイアウト傾向パラメータに含まれる配置属性パラメータに基づいて、前記誌面台紙の領域内における配置属性を指定する配置属性指定手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかの項に記載の誌面レイアウト装置。
  5. 前記レイアウト傾向パラメータの候補を記憶するレイアウト傾向パラメータ記憶手段と、
    誌面の設計仕様の抽象的表現と前記レイアウト傾向パラメータとを対応付ける情報を記憶する抽象的表現対応付け情報記憶手段と、
    誌面の設計仕様を抽象的表現により指定可能な抽象的指定入力手段と、
    前記抽象的指定入力手段により指定された抽象的表現に基づいて、前記レイアウト傾向パラメータ記憶手段の中から該当するレイアウト傾向パラメータを選択するレイアウト傾向パラメータ選択手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載の誌面レイアウト装置。
  6. 前記レイアウト傾向パラメータの候補を記憶するレイアウト傾向パラメータ記憶手段と、
    既存の文字及び/または画像データを含むレイアウトデータに基づいて、前記レイアウト傾向パラメータ記憶手段の中から該当するレイアウト傾向パラメータを選択するレイアウト傾向パラメータ選択手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載の誌面レイアウト装置。
  7. 前記レイアウト傾向パラメータ選択手段により選択されたレイアウト傾向パラメータに近似するレイアウト傾向パラメータを前記レイアウト傾向パラメータ記憶手段から選択し、前記選択された複数のレイアウト傾向パラメータを循環的に配置するルーレットテーブルを作成するルーレット作成手段を備え、
    前記レイアウト傾向パラメータ選択手段は、前記ルーレットテーブルの中からレイアウト傾向パラメータを選択することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の誌面レイアウト装置。
  8. 変更するレイアウト傾向パラメータを指定可能な変更パラメータ指定入力手段を備え、
    前記レイアウト傾向パラメータ選択手段は、前記変更パラメータ指定入力手段により指定されたルーレットテーブルを巡回することを特徴とする請求項7に記載の誌面レイアウト装置。
  9. 変更するレイアウト傾向パラメータの変更量を簡易的に指定可能な変更量簡易指定入力手段を備え、
    前記レイアウト傾向パラメータ選択手段は、前記変更量簡易指定入力手段により簡易的に指定された変更量に基づいて、ルーレットテーブルを所定量巡回することを特徴とする請求項8に記載の誌面レイアウト装置。
  10. 前記ルーレットテーブルに含めるレイアウト傾向パラメータを絞り込むルーレット更新手段を備えたことを特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれかの項に記載の誌面レイアウト装置。
  11. 前記ルーレットテーブルに係る履歴を記憶するルーレットテーブル履歴記憶手段を備え、
    前記ルーレット作成手段は、前記ルーレットテーブルの履歴に基づいて前記ルーレットテーブルを作成することを特徴とする請求項7乃至請求項10のいずれかの項に記載の誌面レイアウト装置。
  12. 手操作により手動のレイアウト処理を行う手動レイアウト処理手段と、
    前記手動レイアウト処理の履歴を記憶する手操作レイアウト履歴記憶手段と、
    前記手動レイアウト処理の履歴に基づいて、過去に手動レイアウト処理対象となったフレームを自動レイアウト処理の対象に含めることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかの項に記載の誌面レイアウト装置。
  13. 誌面レイアウト処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    文書構造の要素毎にフレームを生成する機能と、
    前記要素の種類に応じて該当する前記フレームを誌面台紙の領域内に配置する機能と、
    をコンピュータに実現させることを特徴とする誌面レイアウトプログラム。
  14. 入力された文書データを解析し、この解析結果に基づいて当該文書構造の要素を推定する機能をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする請求項13に記載の誌面レイアウトプログラム。
  15. 誌面の設計仕様を規定するレイアウト傾向パラメータに含まれる台紙属性パラメータに基づいて、前記誌面台紙の領域を指定する機能と、
    前記レイアウト傾向パラメータに含まれるスタイル属性パラメータに基づいて、前記誌面台紙の領域内におけるスタイル属性を指定する機能と、
    前記レイアウト傾向パラメータに含まれる配置属性パラメータに基づいて、前記誌面台紙の領域内における配置属性を指定する機能と、
    をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする請求項13または請求項14に記載の誌面レイアウトプログラム。
  16. 前記レイアウト傾向パラメータの候補、及び誌面の設計仕様の抽象的表現と前記レイアウト傾向パラメータとを対応付ける情報が記憶手段に記憶されており、
    入力された誌面の設計仕様の抽象的表現に基づいて、前記記憶手段の中から該当するレイアウト傾向パラメータを選択する機能をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする請求項15に記載の誌面レイアウトプログラム。
  17. 前記レイアウト傾向パラメータの候補が記憶手段に記憶されており、
    既存の文字及び/または画像データを含むレイアウトデータに基づいて、前記レイアウト傾向パラメータ記憶手段の中から該当するレイアウト傾向パラメータを選択する機能をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする請求項15に記載の誌面レイアウトプログラム。
  18. 前記選択されたレイアウト傾向パラメータに近似するレイアウト傾向パラメータを前記記憶手段から選択し、前記選択された複数のレイアウト傾向パラメータを循環的に配置するルーレットテーブルを作成する機能と、
    前記ルーレットテーブルの中からレイアウト傾向パラメータを選択する機能と、
    をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする請求項16または請求項17に記載の誌面レイアウトプログラム。
  19. 前記ルーレットテーブルに含めるレイアウト傾向パラメータを絞り込む機能をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする請求項18に記載の誌面レイアウトプログラム。
  20. 前記ルーレットテーブルに係る履歴を記憶手段に記憶する機能と、
    前記ルーレットテーブルの履歴に基づいて前記ルーレットテーブルを作成する機能と、
    をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする請求項18または19に記載の誌面レイアウトプログラム。
  21. 手操作により手動のレイアウト処理を行う機能と、
    前記手動レイアウト処理の履歴を記憶手段に記憶する機能と、
    前記手動レイアウト処理の履歴に基づいて、過去に手動レイアウト処理対象となったフレームを自動レイアウト処理の対象に含める機能と、
    をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする請求項13乃至請求項20のいずれかの項に記載の誌面レイアウトプログラム。


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