JP2004240950A - レイアウトシステム及びレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法 - Google Patents

レイアウトシステム及びレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法 Download PDF

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Abstract

【課題】デザイナが意図したレイアウトが損なわれるのを防止するのに好適で、しかもレイアウトに関して自由度が高いレイアウトシステムを提供する。
【解決手段】コンテンツ配信端末100は、参照情報が設定されている特定情報格納枠をレイアウトするときは、参照情報に基づいてレイアウトテンプレートをテンプレート登録DB42のなかから読み出し、特定情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域をレイアウト領域360と見立てて、読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を縮小してその領域に配置し、配置した情報格納枠に記事を格納する。
【選択図】 図11

Description

本発明は、文書や画像等の掲載情報をレイアウトするシステムおよびプログラム、並びに方法に係り、特に、デザイナが意図したレイアウトが損なわれるのを防止するのに好適で、しかもレイアウトに関して自由度が高いレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法に関する。
従来、ニュース等のディジタルコンテンツをユーザに対して提供するディジタルコンテンツ配信システムがあり、ディジタルコンテンツ配信システムでは、一般に、コンテンツ登録データベース(以下、データベースのことを単にDBと略記する。)からディジタルコンテンツをいくつか読み出し、読み出したディジタルコンテンツを編集し、編集したディジタルコンテンツをユーザに対して配信する。ディジタルコンテンツの編集過程では、ユーザにとって見やすいものとなるようにディジタルコンテンツのレイアウトを行っている。このレイアウトを行う技術としては、例えば、特許文献1に開示されている文書処理装置(以下、第1の従来例という。)、特許文献2に開示されている文書処理装置(以下、第2の従来例という。)、および特許文献3に開示されているレイアウト組版方法(以下、第3の従来例という。)がある。
第1の従来例において、部分割付けテンプレート保持部には、論理構造保持部に保持されている文書の論理構造を所定の関係により分類した際の各部分論理構造にそれぞれ対応して、部分論理構造を複数の木構造の列に割付けるための規則を示す部分割付けテンプレートが保持されている。部分割付け部は、部分論理構造指定部によって指定された部分論理構造に対して、その部分論理構造に対応する部分割付けテンプレートを適用して部分割付け処理を行う。また、部分割付け部は、ある部分論理構造に対する部分割付け処理を終了し、さらに他の部分論理構造に対する部分割付け処理を実行するに際し、自己の再帰的呼び出し(部分割付け部の再帰的呼び出し)により部分割付け処理を実行することにより、文書の論理構造全体の割付け処理を行う。これにより、割付けテンプレートの作成を非常に簡単にかつ容易に行うことができるとともに、既存の割付けテンプレートを部分的に再利用することができる。
第2の従来例において、部分割付けテンプレート保持部には、論理構造保持部に保持されている文書の論理構造を所定の関係により分類した際の各部分論理構造にそれぞれ対応して、部分論理構造を割付けるための規則を示す部分割付けテンプレートが保持されている。論理割付けペアノード管理部には、論理構造中の所定の部分論理構造を指定する情報と、所定の部分論理構造に対応する部分割付けテンプレートを指定する情報とを関連付けて保持するノードの組み合せが保持され管理されている。部分割付け部は、論理割付けペアノード管理部に保持されているノードに基づいて割付け処理をする。この割付け処理の結果は、割付け構造保持部に保持される。これにより、文書の論理構造の変更作業を容易に行うことができるとともに、割付け処理効率を向上させることができる。
第3の従来例では、まず、互いに異なる複数種類の配置モードで文字列を配置するための複数の配置基準図形を含むテンプレートを作成し、テンプレートを1ページ画像上の複数の位置に複写することによって、複数のテンプレートオブジェクトを作成する。また、複数のテンプレートオブジェクトのそれぞれに配置されるべき文字列を入力する。そして、各配置基準図形に対する配置モードに従って、複数のテンプレートオブジェクトにそれぞれ含まれる複数の配置基準図形に文字列を配置する。これにより、文字列の配置に関する融通性を高めることができる。
特開平5−46601号公報 特開平5−46609号公報 特開平10−283492号公報
ディジタルコンテンツの編集過程では、レイアウトを機械的に行っては見やすさや見栄えが著しく損なわれる可能性があるため、例えば、デザイナがあらかじめレイアウトのひな形をいくつか設計しておき、そのレイアウトのひな形に基づいてデザイナが意図したレイアウトとなるようにディジタルコンテンツを編集するといった対策が講じられる。この場合、掲載しようとする情報の内容、情報量または論理構造によらず、おおよそデザイナが意図したレイアウトとなるようにディジタルコンテンツを編集できることが望まれる。
しかしながら、第1および第2の従来例にあってはいずれも、文書の論理構造に基づいて、部分割付けテンプレートを組み合わせて全体のレイアウトを構成するようになっているので、文書の論理構造によっては、部分的にはデザイナが意図したレイアウトとなっても全体としてはデザイナが意図しないレイアウトとなる可能性があった。
また、第3の従来例にあっては、各配置基準図形に対する配置モードに従って、複数のテンプレートオブジェクトにそれぞれ含まれる複数の配置基準図形に文字列を配置するようになっているため、レイアウトに関する自由度を向上することはできるが、入力された文字列の内容によっては、デザイナが意図しないレイアウトとなる可能性があった。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、デザイナが意図したレイアウトが損なわれるのを防止するのに好適で、しかもレイアウトに関して自由度が高いレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を提供することを目的としている。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1のレイアウトシステムは、
掲載情報をレイアウトするレイアウト手段を備え、前記レイアウト手段は、所定のレイアウト領域についてそのレイアウト領域に配置される情報格納枠に関する事項を規定したレイアウトテンプレートに従って、前記掲載情報を前記情報格納枠に格納することによりレイアウトを行うシステムであって、
前記レイアウトテンプレートを記憶するためのテンプレート記憶手段を備え、
前記情報格納枠に代えてまたは前記情報格納枠内に組み込むレイアウトテンプレートが設定可能であり、
前記レイアウト手段は、前記レイアウトテンプレートの設定に係るレイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記レイアウトテンプレートの設定がされている情報格納枠に代えてまたは当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、レイアウト手段により、情報格納枠に掲載情報が格納されることによりレイアウトが行われる。このとき、情報格納枠に代えてまたは情報格納枠内に組み込むレイアウトテンプレートが設定されていると、レイアウト手段により、レイアウトテンプレートの設定に係るレイアウトテンプレートがテンプレート記憶手段のなかから読み出され、読み出されたレイアウトテンプレートが、レイアウトテンプレートの設定がされている情報格納枠に代えてまたはその情報格納枠内に組み込まれる。
これにより、レイアウトテンプレートに従って全体がレイアウトされ、特定の情報格納枠については、その情報格納枠について設定されているレイアウトテンプレートに従ってその領域がレイアウトされる。したがって、デザイナが意図したレイアウトのレイアウトテンプレートを作成しておけば、全体的にも部分的にもデザイナが意図したレイアウトに近くなるので、従来に比して、掲載情報の内容、情報量または論理構造によって、デザイナが意図したレイアウトが損なわれる可能性を低減することができるという効果が得られる。
ここで、上記情報格納枠とは、レイアウト領域内で、デジタルコンテンツ等を構成する掲載情報が格納される領域を規定した仮想的な枠である。つまり、枠線という形で描画しない限りレイアウト結果においては目に見えるものではない。なお、形状は特に規定しない。また、初期の情報格納枠はレイアウトテンプレート(雛型)などで定義される。以下、発明2のレイアウトシステム、発明18及び19のレイアウトプログラム、および発明35及び36のレイアウト方法において同じである。
また、上記レイアウトの言葉の意味としては、配置するといった意味の他、掲載記事の組み方・字の大きさ・図版の位置などを指定するいわゆるわりつけの意味も含む。以下、発明2のレイアウトシステム、発明18及び19のレイアウトプログラム、および発明35及び36のレイアウト方法において同じである。
また、レイアウトテンプレートの設定は、いずれにおいて行ってもよく、例えば、情報格納枠、掲載情報またはレイアウトテンプレートに設定するようにしてもよいし、プログラムまたはその引数として設定するようにしてもよい。以下、発明2のレイアウトシステム、発明18及び19のレイアウトプログラム、および発明35及び36のレイアウト方法において同じである。
また、レイアウトテンプレートの設定がされている情報格納枠(この段落において、特定情報格納枠という。)については、情報格納枠の配置および掲載情報の格納のうちいずれを先に行ってもよい。すなわち、情報格納枠の配置を先に行う場合は、レイアウトテンプレートにより規定されている情報格納枠を、特定情報格納枠に代えてまたは特定情報格納枠内に配置し、配置した情報格納枠に掲載情報を格納する。逆に、掲載情報の格納を先に行う場合は、レイアウトテンプレートにより規定されている情報格納枠に掲載情報を格納してレイアウトを行い、そのレイアウト結果を、特定情報格納枠に代えてまたは特定情報格納枠内に配置する。以下、発明2のレイアウトシステム、発明18及び19のレイアウトプログラム、および発明35及び36のレイアウト方法において同じである。
また、掲載情報には、文字情報、画像情報その他の情報が含まれる。以下、発明2のレイアウトシステム、発明18及び19のレイアウトプログラム、および発明35及び36のレイアウト方法において同じである。
また、レイアウトとは、例えば、画面上に表示することを目的として掲載情報をレイアウトする場合にはその表示レイアウトを、紙面上に印刷することを目的として掲載情報をレイアウトする場合にはその印刷レイアウトをいう。以下、発明2のレイアウトシステム、発明18及び19のレイアウトプログラム、および発明35及び36のレイアウト方法において同じである。
また、テンプレート記憶手段は、レイアウトテンプレートをあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、レイアウトテンプレートをあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、レイアウトテンプレートをあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によってレイアウトテンプレートを記憶するようになっていてもよい。以下、発明2のレイアウトシステム、発明18及び19のレイアウトプログラム、および発明35及び36のレイアウト方法において同じである。
また、本システムは、単一の装置、端末その他の機器として実現するようにしてもよいし、複数の装置、端末その他の機器を通信可能に接続したネットワークシステムとして実現するようにしてもよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能に接続されていれば、複数の機器等のうちいずれに属していてもよい。以下、発明2のレイアウトシステムにおいて同じである。
〔発明2〕 さらに、発明2のレイアウトシステムは、
複数の掲載情報を記憶するための掲載情報記憶手段と、所定のレイアウト領域についてそのレイアウト領域に配置される情報格納枠に関する事項を規定したレイアウトテンプレートを記憶するためのテンプレート記憶手段と、前記掲載情報記憶手段のなかから前記掲載情報を選択する掲載情報選択手段と、前記掲載情報選択手段で選択した掲載情報をレイアウトするレイアウト手段とを備え、前記レイアウト手段は、前記テンプレート記憶手段のレイアウトテンプレートに従って、前記掲載情報を前記情報格納枠に格納することによりレイアウトを行うシステムであって、
前記情報格納枠には、前記レイアウトテンプレートを参照するための参照情報が設定可能であり、
前記レイアウト手段は、前記参照情報が設定されている情報格納枠をレイアウトするときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えてまたは当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、掲載情報選択手段により、掲載情報記憶手段のなかから掲載情報が選択され、レイアウト手段により、選択された掲載情報が複数の情報格納枠に格納されることによりレイアウトが行われる。このとき、情報格納枠に参照情報が設定されていると、レイアウト手段により、参照情報に基づいてレイアウトテンプレートがテンプレート記憶手段のなかから読み出され、読み出されたレイアウトテンプレートが、参照情報が設定されている情報格納枠に代えてまたはその情報格納枠内に組み込まれる。
これにより、レイアウトテンプレートに従って全体がレイアウトされ、特定の情報格納枠については、その情報格納枠について設定されているレイアウトテンプレートに従ってその領域がレイアウトされる。したがって、デザイナが意図したレイアウトのレイアウトテンプレートを作成しておけば、全体的にも部分的にもデザイナが意図したレイアウトに近くなるので、従来に比して、掲載情報の内容、情報量または論理構造によって、デザイナが意図したレイアウトが損なわれる可能性を低減することができるという効果が得られる。
ここで、掲載情報記憶手段は、掲載情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、掲載情報をあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、掲載情報をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によって掲載情報を記憶するようになっていてもよい。
〔発明3〕 さらに、発明3のレイアウトシステムは、発明2のレイアウトシステムにおいて、
前記レイアウトテンプレートは、前記情報格納枠の大きさおよび配置位置を規定したものであり、
前記レイアウト手段は、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を拡大縮小してその領域に配置するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、レイアウト手段により、参照情報が設定されている情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域をレイアウト領域と見立てて、読み出されたレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠が拡大縮小されてその領域に配置される。
〔発明4〕 さらに、発明4のレイアウトシステムは、発明3のレイアウトシステムにおいて、
前記レイアウト手段は、前記掲載情報の内容、情報量または論理構造に基づいて、前記参照情報が設定されている情報格納枠に前記レイアウトテンプレートを組み込むか否かを判定し、前記レイアウトテンプレートを組み込むと判定したときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えてまたは当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、レイアウト手段により、掲載情報の内容、情報量または論理構造に基づいて、参照情報が設定されている情報格納枠にレイアウトテンプレートを組み込むか否かが判定される。その結果、レイアウトテンプレートを組み込むと判定されると、参照情報に基づいてレイアウトテンプレートがテンプレート記憶手段のなかから読み出され、読み出されたレイアウトテンプレートが、参照情報が設定されている情報格納枠に代えてまたはその情報格納枠内に組み込まれる。
これにより、掲載情報の内容、情報量または論理構造に基づいてレイアウトテンプレートを組み込むと判定されたときは、参照情報が設定されている情報格納枠については、レイアウトテンプレートに従ってその領域がレイアウトされ、掲載情報の内容、情報量または論理構造に基づいてレイアウトテンプレートを組み込まないと判定されたときは、参照情報が設定されている情報格納枠にそのまま掲載情報が格納される。したがって、掲載情報の内容、情報量または論理構造に応じて比較的適切なレイアウトを実現することができるという効果が得られる。
〔発明5〕 さらに、発明5のレイアウトシステムは、発明4のレイアウトシステムにおいて、
前記掲載情報には、前記レイアウトテンプレートを組み込むことを指示する組込指示情報が設定可能であり、
前記レイアウト手段は、前記掲載情報に前記組込指示情報が設定されているときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えてまたは当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、掲載情報に組込指示情報が設定されていると、レイアウト手段により、参照情報に基づいてレイアウトテンプレートがテンプレート記憶手段のなかから読み出され、読み出されたレイアウトテンプレートが、参照情報が設定されている情報格納枠に代えてまたはその情報格納枠内に組み込まれる。
これにより、組込指示情報が掲載情報に設定可能であるので、レイアウトテンプレートの組込指示を比較的容易に行うことができるという効果が得られる。また、掲載情報の内容、情報量または論理構造によってレイアウトテンプレートの組込を指示する場合に好適であるという効果も得られる。
〔発明6〕 さらに、発明6のレイアウトシステムは、発明4のレイアウトシステムにおいて、
前記レイアウトテンプレートには、前記レイアウトテンプレートを組み込むことを指示する組込指示情報が設定可能であり、
前記レイアウト手段は、前記レイアウトテンプレートに前記組込指示情報が設定されているときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えてまたは当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、レイアウトテンプレートに組込指示情報が設定されていると、レイアウト手段により、参照情報に基づいてレイアウトテンプレートがテンプレート記憶手段のなかから読み出され、読み出されたレイアウトテンプレートが、参照情報が設定されている情報格納枠に代えてまたはその情報格納枠内に組み込まれる。
これにより、組込指示情報がレイアウトテンプレートに設定可能であるので、レイアウトテンプレートの組込指示を比較的容易に行うことができるという効果が得られる。
〔発明7〕 さらに、発明7のレイアウトシステムは、発明4のレイアウトシステムにおいて、
前記レイアウト手段は、前記レイアウト手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのレイアウトプログラムからなり、
前記レイアウトプログラムは、前記レイアウトテンプレートを組み込むことを指示する組込指示情報が引数として与えられたときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えてまたは当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、組込指示情報が引数として与えられると、レイアウトプログラムにより、参照情報に基づいてレイアウトテンプレートがテンプレート記憶手段のなかから読み出され、読み出されたレイアウトテンプレートが、参照情報が設定されている情報格納枠に代えてまたはその情報格納枠内に組み込まれる。
これにより、組込指示情報を引数として与えることができるので、レイアウトテンプレートの組込指示を比較的容易に行うことができるという効果が得られる。
〔発明8〕 さらに、発明8のレイアウトシステムは、発明4のレイアウトシステムにおいて、
前記レイアウトテンプレートおよび前記掲載情報には、前記レイアウトテンプレートを組み込むことを指示する組込指示情報が設定可能であり、
前記レイアウト手段は、前記レイアウト手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのレイアウトプログラムからなり、
前記レイアウトプログラムは、前記レイアウトテンプレート若しくは前記掲載情報に前記組込指示情報が設定されているとき、または前記組込指示情報が引数として与えられたときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えてまたは当該情報格納枠内に組み込み、
さらに、前記レイアウトテンプレートの設定、前記掲載情報の設定および前記引数による設定に対して優先度を設定し、
前記レイアウトプログラムは、前記レイアウトテンプレートの設定、前記掲載情報の設定および前記引数による設定のうち複数の設定が行われたときは、前記優先度に基づいて、前記行われた複数の設定のうちいずれかを採用するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、レイアウトテンプレート若しくは掲載情報に組込指示情報が設定され、または組込指示情報が引数として与えられると、レイアウトプログラムにより、参照情報に基づいてレイアウトテンプレートがテンプレート記憶手段のなかから読み出され、読み出されたレイアウトテンプレートが、参照情報が設定されている情報格納枠に代えてまたはその情報格納枠内に組み込まれる。このとき、レイアウトテンプレートの設定、掲載情報の設定および引数による設定のうち複数の設定が行われると、レイアウト手段により、優先度に基づいて、前記行われた複数の設定のうちいずれかが採用される。
これにより、レイアウトテンプレート若しくは掲載情報に組込指示情報が設定可能であり、または組込指示情報を引数として与えることができるので、レイアウトテンプレートの組込指示を比較的容易に行うことができるという効果も得られる。また、レイアウトテンプレートの設定、掲載情報の設定および引数による設定のうち複数の設定が行われた結果、相互の設定内容に矛盾が生じても、優先度に応じていずれかの設定が採用されるので、レイアウトが損なわれる可能性をさらに低減することができるという効果が得られる。
ここで、優先度の設定は、いずれにおいて行ってもよく、例えば、情報格納枠、掲載情報またはレイアウトテンプレートに設定するようにしてもよいし、プログラムまたはその引数として設定するようにしてもよい。
〔発明9〕 さらに、発明9のレイアウトシステムは、発明3ないし8のいずれかのレイアウトシステムにおいて、
前記レイアウト手段は、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を拡大縮小してその領域に配置し、配置した情報格納枠に前記掲載情報を格納することによりレイアウトを行うようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、レイアウト手段により、参照情報が設定されている情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域をレイアウト領域と見立てて、読み出されたレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠が拡大縮小されてその領域に配置され、配置された情報格納枠に掲載情報が格納される。すなわち、レイアウトテンプレートが組み込まれてからその組込領域の情報格納枠に掲載情報が格納される。
〔発明10〕 さらに、発明10のレイアウトシステムは、発明3ないし8のいずれかのレイアウトシステムにおいて、
前記レイアウト手段は、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさおよび配置位置に合わせて拡大または縮小したものに前記掲載情報を格納することによりレイアウトを行い、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記レイアウト結果をその領域に配置するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、レイアウト手段により、読み出されたレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を参照情報が設定されている情報格納枠の大きさおよび配置位置に合わせて拡大または縮小したものに掲載情報が格納されることによりレイアウトが行われる。そして、参照情報が設定されている情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域をレイアウト領域と見立てて、レイアウト結果がその領域に配置される。すなわち、組み込むべきレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠に掲載情報が格納されてからそのレイアウト結果が配置される。
なお、レイアウト結果が情報格納枠に格納しきれない場合は、該当の情報格納枠を移動し、またはその他の情報格納枠を移動・拡大・縮小することで対応し、それでも格納しきれない場合は、該当の情報格納枠をそのページには配置しない。レイアウト結果を拡大縮小をすると、フォントなどの大きさが変わることでレイアウトが損なわれる可能性があるからである。したがって、レイアウト結果を調整するのではなく、レイアウト結果を格納する情報格納枠を調整することが好ましい。
〔発明11〕 さらに、発明11のレイアウトシステムは、発明9および10のいずれかのレイアウトシステムにおいて、
前記情報格納枠の配置および前記掲載情報の格納のうちいずれを先に行うかを示す処理優先度が設定可能であり、
前記レイアウト手段は、前記処理優先度に基づいて前記情報格納枠の配置を先に行うと判定したときは、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を拡大縮小してその領域に配置し、配置した情報格納枠に前記掲載情報を格納することによりレイアウトを行い、前記処理優先度に基づいて前記掲載情報の格納を先に行うと判定したときは、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠に前記掲載情報を格納することによりレイアウトを行い、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記レイアウト結果をその領域に配置するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、処理優先度によって情報格納枠の配置を先に行うことが設定されていると、レイアウト手段により、参照情報が設定されている情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域をレイアウト領域と見立てて、読み出されたレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠が拡大縮小されてその領域に配置され、配置された情報格納枠に掲載情報が格納される。すなわち、レイアウトテンプレートが組み込まれてからその組込領域の情報格納枠に掲載情報が格納される。
また、処理優先度によって掲載情報の格納を先に行うことが設定されていると、レイアウト手段により、読み出されたレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠に掲載情報が格納されることによりレイアウトが行われる。そして、参照情報が設定されている情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域をレイアウト領域と見立てて、レイアウト結果がその領域に配置される。すなわち、組み込むべきレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠に掲載情報が格納されてからそのレイアウト結果が配置される。
なお、レイアウト結果が情報格納枠に格納しきれない場合は、該当の情報格納枠を移動し、またはその他の情報格納枠を移動・拡大・縮小することで対応し、それでも格納しきれない場合は、該当の情報格納枠をそのページには配置しない。レイアウト結果を拡大縮小をすると、フォントなどの大きさが変わることでレイアウトが損なわれる可能性があるからである。したがって、レイアウト結果を調整するのではなく、レイアウト結果を格納する情報格納枠を調整することが好ましい。
これにより、情報格納枠を配置してから掲載情報を格納する場合と、掲載情報を格納してから情報格納枠を配置する場合とでは、同じ掲載情報をレイアウトするのであってもレイアウト結果が異なることがあるので、処理優先度の設定によって適切なレイアウト結果となる方をあらかじめ指定することができるという効果が得られる。
ここで、処理優先度の設定は、いずれにおいて行ってもよく、例えば、情報格納枠、掲載情報またはレイアウトテンプレートに設定するようにしてもよいし、プログラムまたはその引数として設定するようにしてもよい。
〔発明12〕 さらに、発明12のレイアウトシステムは、発明3ないし11のいずれかのレイアウトシステムにおいて、
前記レイアウト手段は、該当のレイアウトテンプレートが前記テンプレート記憶手段のなかに存在しないときは、代用の前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出すようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、該当のレイアウトテンプレートがテンプレート記憶手段のなかに存在しないと、レイアウト手段により、代用のレイアウトテンプレートがテンプレート記憶手段のなかから読み出される。
これにより、何らかの原因により、該当のレイアウトテンプレートがテンプレート記憶手段のなかに存在しない場合には、代用のレイアウトテンプレートが読み出されるので、レイアウトを損なう可能性を低減することができるという効果が得られる。
〔発明13〕 さらに、発明13のレイアウトシステムは、発明3ないし12のいずれかのレイアウトシステムにおいて、
前記情報格納枠は、文字情報を格納するための文字情報格納枠を含み、前記文字情報格納枠には、文字の大きさの下限を示すフォント下限値が設定可能であり、
前記レイアウト手段は、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域に配置される文字情報格納枠に文字情報である前記掲載情報を格納する場合に、前記文字情報格納枠に前記フォント下限値が設定されているときは、前記文字情報格納枠の文字の大きさが前記フォント下限値を下回らないように、文字の大きさを変更して前記文字情報格納枠を変形させるようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、文字情報格納枠にフォント下限値が設定されていると、レイアウト手段により、文字情報格納枠の文字の大きさがフォント下限値を下回らないように、文字の大きさが変更されて文字情報格納枠が変形する。
これにより、文字の大きさがフォント下限値を下回らないように文字情報格納枠が変形するので、文字の大きさについて、デザイナが意図したレイアウトが損なわれる可能性を低減することができるという効果が得られる。
〔発明14〕 さらに、発明14のレイアウトシステムは、発明3ないし13のいずれかのレイアウトシステムにおいて、
前記情報格納枠は、文字情報を格納するための文字情報格納枠を含み、前記文字情報格納枠には、文字の大きさの上限を示すフォント上限値が設定可能であり、
前記レイアウト手段は、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域に配置される文字情報格納枠に文字情報である前記掲載情報を格納する場合に、前記文字情報格納枠に前記フォント上限値が設定されているときは、前記文字情報格納枠の文字の大きさが前記フォント上限値を上回らないように、文字の大きさを変更して前記文字情報格納枠を変形させるようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、文字情報格納枠にフォント上限値が設定されていると、レイアウト手段により、文字情報格納枠の文字の大きさがフォント上限値を上回らないように、文字の大きさが変更されて文字情報格納枠が変形する。
これにより、文字の大きさがフォント上限値を上回らないように文字情報格納枠が変形するので、文字の大きさについて、デザイナが意図したレイアウトが損なわれる可能性を低減することができるという効果が得られる。
〔発明15〕 さらに、発明15のレイアウトシステムは、発明3ないし14のいずれかのレイアウトシステムにおいて、
前記レイアウト手段は、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域のアスペクト比と、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定されるレイアウト領域のアスペクト比とが異なるときは、前記読み出したレイアウトテンプレートより規定されるレイアウト領域のアスペクト比を維持しつつ、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域に配置される情報格納枠を変形させるようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、参照情報が設定されている情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域のアスペクト比と、読み出されたレイアウトテンプレートにより規定されるレイアウト領域のアスペクト比とが異なると、レイアウト手段により、読み出されたレイアウトテンプレートより規定されるレイアウト領域のアスペクト比を維持しつつ、参照情報が設定されている情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域に配置される情報格納枠が変形する。
これにより、レイアウトテンプレートより規定されるレイアウト領域のアスペクト比が維持されるので、デザイナが意図したレイアウトが損なわれる可能性をさらに低減することができるという効果が得られる。
〔発明16〕 さらに、発明16のレイアウトシステムは、発明3ないし15のいずれかのレイアウトシステムにおいて、
ユーザに関するユーザ情報を記憶するためのユーザ情報記憶手段を備え、
前記掲載情報選択手段は、前記ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて、前記掲載情報記憶手段のなかから前記掲載情報を選択するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、掲載情報選択手段により、ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて、掲載情報記憶手段のなかから掲載情報が選択される。
これにより、掲載情報の選択に関してユーザの固有情報やユーザによる指定情報が参照されることから、ユーザの希望に比較的沿った掲載内容を作成することができるという効果が得られる。
ここで、ユーザ情報には、例えば、ユーザの年齢、性別、興味嗜好、住所、氏名またはユーザ端末に関する使用環境が含まれる。以下、発明17のレイアウトシステムにおいて同じである。
また、ユーザ情報記憶手段は、ユーザ情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、ユーザ情報をあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、ユーザ情報をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力等によってユーザ情報を記憶するようになっていてもよい。以下、発明17のレイアウトシステムにおいて同じである。
〔発明17〕 さらに、発明17のレイアウトシステムは、発明3ないし15のいずれかのレイアウトシステムにおいて、
ユーザに関するユーザ情報を記憶するためのユーザ情報記憶手段を備え、
前記レイアウト手段は、前記ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて、前記掲載情報選択手段で選択した掲載情報をレイアウトするようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、レイアウト手段により、ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて、選択された掲載情報がレイアウトされる。
これにより、レイアウトに関してユーザの固有情報やユーザによる指定情報が参照されることから、ユーザの希望に比較的沿ったレイアウト結果を作成することができるという効果が得られる。
ここで、ユーザ情報に基づいてレイアウトを行うこととして、ユーザ情報に年齢を含む場合は、ユーザが比較的年輩者であるならば、フォントサイズが比較的大きいレイアウトを採用することが考えられる。また、ユーザ情報に性別を含む場合は、性別が女性であれば、丸文字フォントのレイアウトを採用することが考えられる。また、ユーザ情報に興味嗜好を含む場合は、その興味嗜好に応じて、子供向け雑誌風、スポーツ新聞風または技術文書風のレイアウトを採用することが考えられる。また、ユーザ情報に住所を含む場合は、その住所のある土地に特化した風景の画像を背景としたレイアウトを採用することが考えられる。また、ユーザ情報に氏名を含む場合は、その氏名をタイトルとしたレイアウトを採用することが考えられる。また、ユーザ情報にユーザ端末に関する使用環境を含む場合は、ユーザ端末のRAMの容量が少ないときは、データ容量の大きな画像はできるだけ使用しないようなレイアウトを採用することが考えられる。
〔発明18〕 一方、上記目的を達成するために、発明18のレイアウトプログラムは、
所定のレイアウト領域についてそのレイアウト領域に配置される情報格納枠に関する事項を規定したレイアウトテンプレートに従って、掲載情報を前記情報格納枠に格納することによりレイアウトを行うレイアウト手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記情報格納枠に代えて又は前記情報格納枠内に組み込むレイアウトテンプレートが設定可能であり、
前記レイアウト手段は、前記レイアウトテンプレートの設定に係るレイアウトテンプレートをテンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記レイアウトテンプレートの設定がされている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明1のレイアウトシステムと同等の作用が得られる。
これにより、発明1記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明19〕 さらに、発明19のレイアウトプログラムは、
複数の掲載情報を記憶した掲載情報記憶手段のなかから前記掲載情報を選択する掲載情報選択手段、および所定のレイアウト領域についてそのレイアウト領域に配置される情報格納枠に関する事項を規定したレイアウトテンプレートに従って、前記掲載情報選択手段で選択した掲載情報を前記情報格納枠に格納することによりレイアウトを行うレイアウト手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記情報格納枠には、前記レイアウトテンプレートを参照するための参照情報が設定可能であり、
前記レイアウト手段は、前記参照情報が設定されている情報格納枠をレイアウトするときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートをテンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明2のレイアウトシステムと同等の作用効果が得られる。
〔発明20〕 さらに、発明20のレイアウトプログラムは、発明19のレイアウトプログラムにおいて、
前記レイアウトテンプレートは、前記情報格納枠の大きさ及び配置位置を規定したものであり、
前記レイアウト手段は、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を拡大縮小してその領域に配置するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明3のレイアウトシステムと同等の作用効果が得られる。
〔発明21〕 さらに、発明21のレイアウトプログラムは、発明20のレイアウトプログラムにおいて、
前記レイアウト手段は、前記掲載情報の内容、情報量又は論理構造に基づいて、前記参照情報が設定されている情報格納枠に前記レイアウトテンプレートを組み込むか否かを判定し、前記レイアウトテンプレートを組み込むと判定したときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明4のレイアウトシステムと同等の作用効果が得られる。
〔発明22〕 さらに、発明22のレイアウトプログラムは、発明21のレイアウトプログラムにおいて、
前記掲載情報には、前記レイアウトテンプレートを組み込むことを指示する組込指示情報が設定可能であり、
前記レイアウト手段は、前記掲載情報に前記組込指示情報が設定されているときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明5のレイアウトシステムと同等の作用効果が得られる。
〔発明23〕 さらに、発明23のレイアウトプログラムは、発明21のレイアウトプログラムにおいて、
前記レイアウトテンプレートには、前記レイアウトテンプレートを組み込むことを指示する組込指示情報が設定可能であり、
前記レイアウト手段は、前記レイアウトテンプレートに前記組込指示情報が設定されているときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明6のレイアウトシステムと同等の作用効果が得られる。
〔発明24〕 さらに、発明24のレイアウトプログラムは、発明21のレイアウトプログラムにおいて、
前記レイアウト手段は、前記レイアウトテンプレートを組み込むことを指示する組込指示情報が引数として与えられたときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明7のレイアウトシステムと同等の作用効果が得られる。
〔発明25〕 さらに、発明25のレイアウトプログラムは、発明21のレイアウトプログラムにおいて、
前記レイアウトテンプレート及び前記掲載情報には、前記レイアウトテンプレートを組み込むことを指示する組込指示情報が設定可能であり、
前記レイアウト手段は、前記レイアウトテンプレート若しくは前記掲載情報に前記組込指示情報が設定されているとき、又は前記組込指示情報が引数として与えられたときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込み、
さらに、前記レイアウトテンプレートの設定、前記掲載情報の設定及び前記引数による設定に対して優先度を設定し、
前記レイアウト手段は、前記レイアウトテンプレートの設定、前記掲載情報の設定及び前記引数による設定のうち複数の設定が行われたときは、前記優先度に基づいて、前記行われた複数の設定のうちいずれかを採用するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明8のレイアウトシステムと同等の作用効果が得られる。
〔発明26〕 さらに、発明26のレイアウトプログラムは、発明20ないし25のいずれかのレイアウトプログラムにおいて、
前記レイアウト手段は、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を拡大縮小してその領域に配置し、配置した情報格納枠に前記掲載情報を格納することによりレイアウトを行うようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明9のレイアウトシステムと同等の作用効果が得られる。
〔発明27〕 さらに、発明27のレイアウトプログラムは、発明20ないし25のいずれかのレイアウトプログラムにおいて、
前記レイアウト手段は、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置に合わせて拡大縮小したものに前記掲載情報を格納することによりレイアウトを行い、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記レイアウト結果をその領域に配置するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明10のレイアウトシステムと同等の作用効果が得られる。
〔発明28〕 さらに、発明28のレイアウトプログラムは、発明26および27のいずれかのレイアウトプログラムにおいて、
前記情報格納枠の配置及び前記掲載情報の格納のうちいずれを先に行うかを示す処理優先度が設定可能であり、
前記レイアウト手段は、前記処理優先度に基づいて前記情報格納枠の配置を先に行うと判定したときは、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を拡大縮小してその領域に配置し、配置した情報格納枠に前記掲載情報を格納することによりレイアウトを行い、前記処理優先度に基づいて前記掲載情報の格納を先に行うと判定したときは、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠に前記掲載情報を格納することによりレイアウトを行い、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記レイアウト結果をその領域に配置するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明11のレイアウトシステムと同等の作用効果が得られる。
〔発明29〕 さらに、発明29のレイアウトプログラムは、発明20ないし28のいずれかのレイアウトプログラムにおいて、
前記レイアウト手段は、該当のレイアウトテンプレートが前記テンプレート記憶手段のなかに存在しないときは、代用の前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出すようになっていることを特徴とするレイアウトプログラム。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明12のレイアウトシステムと同等の作用効果が得られる。
〔発明30〕 さらに、発明30のレイアウトプログラムは、発明20ないし29のいずれかのレイアウトプログラムにおいて、
前記情報格納枠は、文字情報を格納するための文字情報格納枠を含み、前記文字情報格納枠には、文字の大きさの下限を示すフォント下限値が設定可能であり、
前記レイアウト手段は、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域に配置される文字情報格納枠に文字情報である前記掲載情報を格納する場合に、前記文字情報格納枠に前記フォント下限値が設定されているときは、前記文字情報格納枠の文字の大きさが前記フォント下限値を下回らないように、文字の大きさを変更して前記文字情報格納枠を変形させるようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明13のレイアウトシステムと同等の作用効果が得られる。
〔発明31〕 さらに、発明31のレイアウトプログラムは、発明20ないし30のいずれかのレイアウトプログラムにおいて、
前記情報格納枠は、文字情報を格納するための文字情報格納枠を含み、前記文字情報格納枠には、文字の大きさの上限を示すフォント上限値が設定可能であり、
前記レイアウト手段は、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域に配置される文字情報格納枠に文字情報である前記掲載情報を格納する場合に、前記文字情報格納枠に前記フォント上限値が設定されているときは、前記文字情報格納枠の文字の大きさが前記フォント上限値を上回らないように、文字の大きさを変更して前記文字情報格納枠を変形させるようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明14のレイアウトシステムと同等の作用効果が得られる。
〔発明32〕 さらに、発明32のレイアウトプログラムは、発明20ないし31のいずれかのレイアウトプログラムにおいて、
前記レイアウト手段は、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域のアスペクト比と、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定されるレイアウト領域のアスペクト比とが異なるときは、前記読み出したレイアウトテンプレートより規定されるレイアウト領域のアスペクト比を維持しつつ、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域に配置される情報格納枠を変形させるようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明15のレイアウトシステムと同等の作用効果が得られる。
〔発明33〕 さらに、発明33のレイアウトプログラムは、発明20ないし32のいずれかのレイアウトプログラムにおいて、
前記掲載情報選択手段は、ユーザに関するユーザ情報を記憶したユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて、前記掲載情報記憶手段のなかから前記掲載情報を選択するようになっていることを特徴とする。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明16のレイアウトシステムと同等の作用効果が得られる。
〔発明34〕 さらに、発明34のレイアウトプログラムは、発明20ないし32のいずれかのレイアウトプログラムにおいて、
前記レイアウト手段は、ユーザに関するユーザ情報を記憶したユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて、前記掲載情報選択手段で選択した掲載情報をレイアウトするようになっていることを特徴とするレイアウトプログラム。
このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、発明17のレイアウトシステムと同等の作用効果が得られる。
〔発明35〕 一方、上記目的を達成するために、発明35のレイアウト方法は、
掲載情報をレイアウトするレイアウトステップを含み、前記レイアウトステップは、所定のレイアウト領域についてそのレイアウト領域に配置される情報格納枠に関する事項を規定したレイアウトテンプレートに従って、前記掲載情報を前記情報格納枠に格納することによりレイアウトを行う方法であって、
さらに、前記レイアウトテンプレートをテンプレート記憶手段に記憶するテンプレート記憶ステップと、前記情報格納枠に代えてまたは前記情報格納枠内に組み込むレイアウトテンプレートを設定するテンプレート設定ステップとを含み、
前記レイアウトステップは、前記レイアウトテンプレートの設定に係るレイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記レイアウトテンプレートの設定がされている情報格納枠に代えてまたは当該情報格納枠内に組み込むことを特徴とする。
これにより、発明1記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明36〕 さらに、発明36のレイアウト方法は、
複数の掲載情報を掲載情報記憶手段に記憶する掲載情報記憶ステップと、所定のレイアウト領域についてそのレイアウト領域に配置される情報格納枠に関する事項を規定したレイアウトテンプレートをテンプレート記憶手段に記憶するテンプレート記憶ステップと、前記掲載情報記憶手段のなかから前記掲載情報を選択する掲載情報選択ステップと、前記掲載情報選択ステップにおいて選択された掲載情報をレイアウトするレイアウトステップとを備え、前記レイアウトステップにおいては、前記テンプレート記憶手段のレイアウトテンプレートに従って、前記掲載情報を前記情報格納枠に格納することによりレイアウトを行う方法であって、
前記情報格納枠には、前記レイアウトテンプレートを参照するための参照情報が設定可能であり、
前記レイアウトステップにおいては、前記参照情報が設定されている情報格納枠をレイアウトするときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むことを特徴とする。
これにより、発明2記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明37〕 さらに、発明37のレイアウト方法は、発明36のレイアウト方法において、
前記レイアウトテンプレートは、前記情報格納枠の大きさ及び配置位置を規定したものであり、
前記レイアウトステップにおいては、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を拡大縮小してその領域に配置することを特徴とする。
これにより、発明3記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明38〕 さらに、発明38のレイアウト方法は、発明37のレイアウト方法において、
前記レイアウトステップにおいては、前記掲載情報の内容、情報量又は論理構造に基づいて、前記参照情報が設定されている情報格納枠に前記レイアウトテンプレートを組み込むか否かを判定し、前記レイアウトテンプレートを組み込むと判定したときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むことを特徴とする。
これにより、発明4記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明39〕 さらに、発明39のレイアウト方法は、発明38のレイアウト方法において、
前記掲載情報には、前記レイアウトテンプレートを組み込むことを指示する組込指示情報が設定可能であり、
前記レイアウトステップにおいては、前記掲載情報に前記組込指示情報が設定されているときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むことを特徴とする。
これにより、発明5記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明40〕 さらに、発明40のレイアウト方法は、発明38のレイアウト方法において、
前記レイアウトテンプレートには、前記レイアウトテンプレートを組み込むことを指示する組込指示情報が設定可能であり、
前記レイアウトステップにおいては、前記レイアウトテンプレートに前記組込指示情報が設定されているときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むことを特徴とする。
これにより、発明6記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明41〕 さらに、発明41のレイアウト方法は、発明38のレイアウト方法において、
前記レイアウトステップにおいては、前記レイアウト処理をコンピュータに実行させるためのレイアウトプログラムを実行し、
前記レイアウトプログラムは、前記レイアウトテンプレートを組み込むことを指示する組込指示情報が引数として与えられたときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とする。
これにより、発明7記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明42〕 さらに、発明42のレイアウト方法は、発明38のレイアウト方法において、
前記レイアウトテンプレート及び前記掲載情報には、前記レイアウトテンプレートを組み込むことを指示する組込指示情報が設定可能であり、
前記レイアウトステップにおいては、前記レイアウト処理をコンピュータに実行させるためのレイアウトプログラムを実行し、
前記レイアウトプログラムは、前記レイアウトテンプレート若しくは前記掲載情報に前記組込指示情報が設定されているとき、又は前記組込指示情報が引数として与えられたときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込み、
さらに、前記レイアウトテンプレートの設定、前記掲載情報の設定及び前記引数による設定に対して優先度を設定し、
前記レイアウトプログラムは、前記レイアウトテンプレートの設定、前記掲載情報の設定及び前記引数による設定のうち複数の設定が行われたときは、前記優先度に基づいて、前記行われた複数の設定のうちいずれかを採用するようになっていることを特徴とする。
これにより、発明8記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明43〕 さらに、発明43のレイアウト方法は、発明37ないし42のいずれかのレイアウト方法において、
前記レイアウトステップにおいては、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を拡大縮小してその領域に配置し、配置した情報格納枠に前記掲載情報を格納することによりレイアウトを行うことを特徴とする。
これにより、発明9記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明44〕 さらに、発明44のレイアウト方法は、発明37ないし42のいずれかのレイアウト方法において、
前記レイアウトステップにおいては、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置に合わせて拡大縮小したものに前記掲載情報を格納することによりレイアウトを行い、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記レイアウト結果をその領域に配置することを特徴とする。
これにより、発明10記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明45〕 さらに、発明45のレイアウト方法は、発明43および44のいずれかのレイアウト方法において、
前記情報格納枠の配置及び前記掲載情報の格納のうちいずれを先に行うかを示す処理優先度が設定可能であり、
前記レイアウトステップにおいては、前記処理優先度に基づいて前記情報格納枠の配置を先に行うと判定したときは、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を拡大縮小してその領域に配置し、配置した情報格納枠に前記掲載情報を格納することによりレイアウトを行い、前記処理優先度に基づいて前記掲載情報の格納を先に行うと判定したときは、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠に前記掲載情報を格納することによりレイアウトを行い、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記レイアウト結果をその領域に配置することを特徴とする。
これにより、発明11記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明46〕 さらに、発明46のレイアウト方法は、発明37ないし45のいずれかのレイアウト方法において、
前記レイアウトステップにおいては、該当のレイアウトテンプレートが前記テンプレート記憶手段のなかに存在しないときは、代用の前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出すことを特徴とする。
これにより、発明12記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明47〕 さらに、発明47のレイアウト方法は、発明37ないし46のいずれかのレイアウト方法において、
前記情報格納枠は、文字情報を格納するための文字情報格納枠を含み、前記文字情報格納枠には、文字の大きさの下限を示すフォント下限値が設定可能であり、
前記レイアウトステップにおいては、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域に配置される文字情報格納枠に文字情報である前記掲載情報を格納する場合に、前記文字情報格納枠に前記フォント下限値が設定されているときは、前記文字情報格納枠の文字の大きさが前記フォント下限値を下回らないように、文字の大きさを変更して前記文字情報格納枠を変形させることを特徴とする。
これにより、発明13記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明48〕 さらに、発明48のレイアウト方法は、発明37ないし47のいずれかのレイアウト方法において、
前記情報格納枠は、文字情報を格納するための文字情報格納枠を含み、前記文字情報格納枠には、文字の大きさの上限を示すフォント上限値が設定可能であり、
前記レイアウトステップにおいては、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域に配置される文字情報格納枠に文字情報である前記掲載情報を格納する場合に、前記文字情報格納枠に前記フォント上限値が設定されているときは、前記文字情報格納枠の文字の大きさが前記フォント上限値を上回らないように、文字の大きさを変更して前記文字情報格納枠を変形させることを特徴とする。
これにより、発明14記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明49〕 さらに、発明49のレイアウト方法は、発明37ないし48のいずれかのレイアウト方法において、
前記レイアウトステップにおいては、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域のアスペクト比と、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定されるレイアウト領域のアスペクト比とが異なるときは、前記読み出したレイアウトテンプレートより規定されるレイアウト領域のアスペクト比を維持しつつ、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域に配置される情報格納枠を変形させることを特徴とする。
これにより、発明15記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明50〕 さらに、発明50のレイアウト方法は、発明37ないし49のいずれかのレイアウト方法において、
ユーザに関するユーザ情報をユーザ情報記憶手段に記憶するユーザー情報記憶ステップを備え、
前記掲載情報選択ステップにおいては、前記ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて、前記掲載情報記憶手段のなかから前記掲載情報を選択することを特徴とする。
これにより、発明16記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
〔発明51〕 さらに、発明51のレイアウト方法は、発明37ないし49のいずれかのレイアウト方法において、
ユーザに関するユーザ情報をユーザ情報記憶手段に記憶するユーザ情報記憶ステップを備え、
前記レイアウトステップにおいては、前記ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて、前記掲載情報選択ステップにおいて選択された掲載情報をレイアウトすることを特徴とする。
これにより、発明17記載のレイアウトシステムと同等の効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図11は、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を、図1に示すように、コンテンツ配信端末100において、ニュース等のディジタルコンテンツをユーザ端末200に配信する場合について適用したものである。
まず、本発明を適用するネットワークシステムの構成を図1を参照しながら説明する。図1は、本発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
インターネット199には、図1に示すように、ディジタルコンテンツを提供する複数のコンテンツ提供端末S1〜Snと、コンテンツ提供端末S1〜Snから提供されたディジタルコンテンツ(以下、コンテンツ提供端末S1〜Snから提供されたディジタルコンテンツを記事情報または記事と称することもある。)を収集蓄積して配信するコンテンツ配信するコンテンツ配信端末100と、ユーザの利用に供するユーザ端末200とが接続されている。なお、発明の理解を容易にするため、ユーザ端末200を一台しか図示していないが、実際には、複数のユーザ端末がインターネット199に接続されている。
コンテンツ提供端末S1〜Snは、CPU、ROM、RAMおよびI/F等をバス接続した一般的なコンピュータと同一機能を有して構成されており、ディジタルコンテンツを作成したときは、ディジタルコンテンツのカテゴリを特定するためのカテゴリNo.をそのディジタルコンテンツに付加し、コンテンツ配信端末100に送信するようになっている。なお、カテゴリNo.については、後段で詳細に説明する。
ユーザ端末200は、CPU、ROM、RAMおよびI/F等をバス接続した一般的なコンピュータと同一機能を有して構成されており、WWW(World Wide Web)ブラウザを有し、WWWブラウザによりコンテンツ配信端末100にアクセスするようになっている。
次に、コンテンツ配信端末100の機能概要を図2を参照しながら詳細に説明する。図2は、コンテンツ配信端末100の機能概要を示す機能ブロック図である。
コンテンツ配信端末100は、図2に示すように、XML(eXtensible Markup Language)形式のコンテンツデータファイル10を解析するXMLパーサ11と、XMLパーサ11で解析したコンテンツデータファイル10を入力するコンテンツデータファイル入力部12と、XML形式のレイアウトテンプレート13を解析するXMLパーサ14と、XMLパーサ14で解析したレイアウトテンプレート13を入力するレイアウトテンプレート入力部15と、入力部12,15で入力したコンテンツデータファイル10およびレイアウトテンプレート13に基づいてレイアウトを行うレイアウティング部16と、レイアウティング部16からのXML形式の描画指定ファイル17を解析するXMLパーサ18と、XMLパーサ18で解析した描画指定ファイル17に基づいて描画を行うことによりPDF(Portable Document Format)形式のファイル20を作成するラスタライズ部19とで構成されている。本実施の形態は、これら構成要素のうち特にレイアウティング部16に特徴があるものである。
次に、コンテンツ配信端末100の構成を図3を参照しながら詳細に説明する。図3は、コンテンツ配信端末100の構成を示すブロック図である。
コンテンツ配信端末100は、図3に示すように、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCPU30と、所定領域にあらかじめCPU30の制御プログラム等を格納しているROM32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
I/F38には、外部装置として、ユーザ情報を登録するユーザ情報登録DB40と、レイアウトの枠組みを規定したレイアウトテンプレートを登録するテンプレート登録DB42と、コンテンツ提供端末S1〜Snから提供されたディジタルコンテンツを収集蓄積するコンテンツ登録DB44と、インターネット199に接続するための信号線とが接続されている。
次に、ユーザ情報登録DB40のデータ構造を図面を参照しながら詳細に説明する。
ユーザ情報登録DB40には、図4に示すように、ユーザ情報を登録するユーザプロファイルテーブル300が格納されている。図4は、ユーザプロファイルテーブル300のデータ構造を示す図である。
ユーザプロファイルテーブル300は、図4に示すように、各ユーザごとに1または複数のレコードが登録可能となっている。各レコードは、ユーザを特定するためのユーザIDを登録するフィールド302と、ディジタルコンテンツの配信先アドレスを登録するフィールド304と、カテゴリNo.を登録するフィールド306と、キーワードを登録するフィールド308と、配信日を登録するフィールド310と、配信時刻を登録するフィールド312と、レイアウトNo.を登録するフィールド314と、最大ページ数を登録するフィールド316と、フォントサイズを登録するフィールド318とを含んで構成されている。
フィールド308には、ユーザが指定したキーワードを含むディジタルコンテンツを配信対象として選択する場合においてそのキーワードを登録する。キーワードとしては、例えば、ユーザが興味をもっているカテゴリの記事において頻出すると思われるキーワードを与える。図4の例では、フィールド308の第1段目には「プロセッサ」が、フィールド308の第2段目には「OS(Operating System)」がそれぞれ登録されている。
フィールド310には、ユーザがディジタルコンテンツの配信を希望する配信日を登録する。配信日としては、例えば、ディジタルコンテンツの配信を毎日希望する場合は「毎日」を指定し、平日のみ配信を希望する場合は「平日」を指定し、週末のみ配信を希望する場合は「週末」を指定する。図4の例では、フィールド310の第1段目には「毎日」が、フィールド310の第2段目には「平日」がそれぞれ登録されている。
フィールド312には、ユーザが指定した配信日においてディジタルコンテンツの配信を希望する配信時刻を登録する。配信時刻としては、例えば、1日を0時から23時までの24時間制時刻で表現したときのいずれかの時刻を指定する。図4の例では、フィールド312の第1段目には5時が、フィールド312の第2段目には11時がそれぞれ登録されている。
フィールド314には、ディジタルコンテンツの出力レイアウトを特定するためのレイアウトNo.を登録する。レイアウトNo.としては、例えば、ユーザが希望する出力レイアウトを特定するためのレイアウトNo.を指定する。図4の例では、フィールド314の第1段目にはレイアウトNo.2が、フィールド314の第2段目にはレイアウトNo.5がそれぞれ登録されている。なお、レイアウトNo.については、後段で詳細に説明する。
フィールド316には、ディジタルコンテンツの表示または印刷を行ったときにその上限となる最大ページ数を登録する。最大ページ数としては、例えば、上限となる最大ページ数を指定するほか、「u」という表記により上限を設定しないことを指定することもできる。図4の例では、フィールド316の第1段目には2ページが、フィールド316の第3段目には「u」がそれぞれ登録されている。
フィールド318には、ディジタルコンテンツの表示または印刷を行ったときのフォントのサイズを登録する。図4の例では、フィールド318の第1段目には「小」が、フィールド318の第3段目には「通常」がそれぞれ登録されている。
次に、テンプレート登録DB42のデータ構造を図面を参照しながら詳細に説明する。
テンプレート登録DB42には、図5に示すように、ディジタルコンテンツの出力レイアウトを規定した複数のレイアウトテンプレートform01〜form06と、レイアウトテンプレートform01〜form06とレイアウトNo.との対応関係を示すレイアウトNo.対応テーブル330とが格納されている。図5は、レイアウトテンプレートおよびレイアウトNo.対応テーブル330のデータ構造を示す図である。
レイアウトテンプレートform01〜form06は、例えば、文字情報を格納するための文字情報格納枠およびディジタルコンテンツに含まれる画像の大きさおよび印刷用紙領域内での配置位置と、文字情報のフォントの大きさ、種類および色彩と、文字間隔や行ピッチと、画像の数、品質、大きさおよび割合とを規定しており、XML等により記述されている。
レイアウトNo.対応テーブル330には、図5(b)に示すように、各レイアウトNo.ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、レイアウトNo.を登録したフィールド332と、レイアウトテンプレートのファイル名を登録したフィールド334とを含んで構成されている。図5(b)の例では、第1段目のレコードには、レイアウトNo.として「1」が、レイアウトテンプレート名として「form01」がそれぞれ登録されており、第2段目のレコードには、レイアウトNo.として「2」が、レイアウトテンプレート名として「form02」がそれぞれ登録されている。
次に、レイアウトテンプレートform01〜form06のデータ構造を図6を参照しながら詳細に説明する。図6は、レイアウトテンプレートのデータ構造の一部を示す図である。なお、各レイアウトテンプレートform01〜form06は、それぞれ異なるデータ構造となっているが、ここでは、レイアウトテンプレートform01〜form06のなかから代表的なものを取り上げて説明する。
レイアウトテンプレートform01は、各ページごとにレイアウト領域360を有し、レイアウト領域360は、例えば、図6に示すように、タイトル情報を格納するためのタイトル情報格納枠362と、文字情報を格納するための文字情報格納枠364と、画像情報を格納するための画像情報格納枠366と、画像情報格納枠368と、文字情報格納枠370とをレイアウト領域360に配置したレイアウト状態を規定している。また、図示しないが、文字情報格納枠に文字情報が格納しきれず溢れた場合に、文字情報のうち文字情報格納枠に格納しきれなかったものを専ら格納するための文字情報格納枠(以下、フローオブジェクト格納枠という。)がレイアウト領域360に配置されることもある。もちろん、未使用の文字情報格納枠をフローオブジェクト格納枠として使用することもできる。以下、現在のページまたはそれよりも前のページで文字情報格納枠に格納しきれずに溢れた文字情報その他の溢れ情報をフローオブジェクトという。なお、図6はあくまで一例であり、情報格納枠の形状、大きさ、個数またはレイアウト領域360での配置位置は、各レイアウトテンプレートによってそれぞれ異なる。
情報格納枠は、その情報格納枠に代えてまたはその情報格納枠内に他のレイアウトテンプレートが組込可能であり、他のレイアウトテンプレートを組み込む場合は、レイアウトテンプレートを参照するための参照情報(レイアウトNo.)を情報格納枠に設定する。例えば、参照情報として「2」が情報格納枠に設定されている場合は、レイアウトNo.「2」に対応するレイアウトテンプレートform02を読み出し、読み出したレイアウトテンプレートform02により規定される情報格納枠を、参照情報が設定されている情報格納枠(以下、特定情報格納枠という。)に代えてまたは特定情報格納枠内に配置する。なお、レイアウトテンプレートを組み込むか否かは、後段で詳述するが、記事情報に設定されている組込指示情報によって行う。
次に、コンテンツ登録DB44のデータ構造を図面を参照しながら詳細に説明する。
コンテンツ登録DB44には、図7に示すように、コンテンツ提供端末S1〜Snから提供されたディジタルコンテンツと、メインカテゴリおよびサブカテゴリとカテゴリNo.との対応関係を示すカテゴリ対応テーブル340とが格納されている。図7は、ディジタルコンテンツおよびカテゴリNo.対応テーブル340のデータ構造を示す図である。
コンテンツ提供端末S1〜Snから提供されたディジタルコンテンツには、図7(a)に示すように、記事番号およびカテゴリNo.が付されており、コンテンツ配信端末100は、そのカテゴリNo.に基づいて、ディジタルコンテンツをカテゴリごとに分類してコンテンツ登録DB44に登録する。登録の際には、カテゴリNo.対応テーブル340を参照して、記事番号およびカテゴリNo.のほか、さらにメインカテゴリおよびサブカテゴリをディジタルコンテンツに付加して登録する。また、ディジタルコンテンツは、記事のタイトルを示すタイトル情報と、記事の画像に関する画像情報と、記事の文章に関する文字情報とを含んで1つの記事として構成されている。また、ディジタルコンテンツには、レイアウトテンプレートを情報格納枠に組み込むことを指示する組込指示情報が設定可能であり、レイアウトテンプレートを組み込む場合は、ディジタルコンテンツに組込指示情報を設定する。すなわち、ディジタルコンテンツを特定情報格納枠に格納する場合に、そのディジタルコンテンツに組込指示情報が設定されているときは、レイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を特定情報格納枠に代えてまたは特定情報格納枠内に配置し、配置した情報格納枠にディジタルコンテンツを格納する。
カテゴリNo.対応テーブル340には、図7(b)に示すように、各メインカテゴリおよびサブカテゴリごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、カテゴリNo.を登録したフィールド342と、メインカテゴリを登録したフィールド344と、サブカテゴリを登録したフィールド346とを含んで構成されている。図7(b)の例では、第1段目のレコードには、カテゴリNo.として「1102」が、メインカテゴリとして「ワールドニュース」が、サブカテゴリとして「アメリカ」がそれぞれ登録されており、第6段目のレコードには、カテゴリNo.として「2010」が、メインカテゴリとして「スポーツ」が、サブカテゴリとして「野球」がそれぞれ登録されている。
次に、CPU30の構成およびCPU30で実行される処理を図8および図9を参照しながら説明する。
CPU30は、マイクロプロセッシングユニットMPU等からなり、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図8および図9のフローチャートに示すユーザ登録処理およびコンテンツ配信処理をそれぞれ時分割で実行するようになっている。
初めに、ユーザ登録処理を図8を参照しながら詳細に説明する。図8は、ユーザ登録処理を示すフローチャートである。
ユーザ登録処理は、アクセスのあったユーザに対してユーザID等の必要なユーザ情報の入力を要求し、入力したユーザ情報をユーザプロファイルテーブル300に登録する処理であって、CPU30において実行されると、まず、図8に示すように、ステップS100に移行するようになっている。なお、以下、各ステップでの入力は、すべてユーザとの対話型通信により行う。
ステップS100では、メインカテゴリおよびサブカテゴリを入力し、ステップS102に移行して、ユーザIDおよびパスワードを入力し、ステップS104に移行して、配信先アドレスを入力し、ステップS106に移行して、配信日および配信時刻を入力し、ステップS108に移行する。
ステップS108では、レイアウトNo.を入力し、ステップS110に移行して、最大ページ数を入力し、ステップS112に移行して、フォントサイズを入力し、ステップS114に移行して、ステップS100〜S112で入力したユーザ情報をユーザプロファイルテーブル300に登録し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、コンテンツ配信処理を図9を参照しながら詳細に説明する。図9は、コンテンツ配信処理を示すフローチャートである。
コンテンツ配信処理は、ユーザプロファイルテーブル300を参照してディジタルコンテンツをユーザ端末200に配信する処理であって、CPU30において実行されると、まず、図9に示すように、ステップS200に移行するようになっている。なお、以下、各ステップの処理は、ユーザプロファイルテーブル300の1つのレコードについての処理である。実際には、ユーザプロファイルテーブル300に登録されているレコード数だけ各ステップの処理を実行する。
ステップS200では、ユーザプロファイルテーブル300から配信日および配信時刻を読み出し、ステップS202に移行して、読み出した配信日および配信時刻に基づいてディジタルコンテンツを配信すべき日時であるか否かを判定し、ディジタルコンテンツを配信すべき日時であると判定したとき(Yes)は、ステップS204に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、ステップS200に移行する。
ステップS204では、ユーザプロファイルテーブル300からカテゴリNo.を読み出し、ステップS206に移行して、読み出したカテゴリNo.をもとにコンテンツ登録DB44のディジタルコンテンツを検索して、そのカテゴリNo.と一致するカテゴリNo.が付されたディジタルコンテンツを索出し、ステップS208に移行する。
ステップS208では、ユーザプロファイルテーブル300からレイアウトNo.を読み出し、ステップS210に移行して、レイアウトNo.対応テーブル330を参照して、読み出したレイアウトNo.に対応するレイアウトテンプレートをテンプレート登録DB42から読み出し、ステップS212に移行して、読み出したレイアウトテンプレートに基づいて、ステップS206で索出したディジタルコンテンツについて出力レイアウトを決定して提供用ディジタルコンテンツを作成する自動レイアウト処理を実行し、ステップS214に移行する。
ステップS214では、ユーザプロファイルテーブル300から配信先アドレスを読み出し、ステップS216に移行して、読み出した配信先アドレス宛に、作成した提供用ディジタルコンテンツを配信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
次に、上記ステップS212の自動レイアウト処理を図10を参照しながら詳細に説明する。図10は、自動レイアウト処理を示すフローチャートである。
自動レイアウト処理は、上記ステップS212において実行されると、図10に示すように、まず、ステップS300に移行するようになっている。
ステップS300では、ステップS210で読み出したレイアウトテンプレートのレイアウト領域360のうち先頭ページのものを処理対象として設定し、ステップS302に移行して、ページ内に固定的に配置される固定線の位置を決定し、ステップS304に移行して、ページ内に固定的に配置される固定文字情報の形状および位置を決定し、ステップS306に移行して、ページ内に固定的に配置される固定画像情報の形状および位置を決定し、ステップS308に移行する。
ステップS308では、フローオブジェクト格納枠の形状および位置を決定し、フローオブジェクトをそのフローオブジェクト格納枠に格納する処理を実行し、ステップS310に移行して、ステップS206で索出したディジタルコンテンツのなかからレイアウト領域360に配置すべき記事を選択し、ステップS312に移行して、現在処理対象となっているレイアウト領域(以下、現在のレイアウト領域という。)360のなかから情報格納枠を選択し、ステップS314に移行する。
ステップS314では、ステップS312で選択した情報格納枠(以下、選択情報格納枠という。)に参照情報が設定されているか否かを判定することにより、選択情報格納枠に代えてまたは選択情報格納枠内に他のレイアウトテンプレートが組込可能であるか否かを判定し、他のレイアウトテンプレートが組込可能であると判定したとき(Yes)は、ステップS316に移行する。
ステップS316では、ステップS310で選択した記事(以下、選択記事という。)に組込指示情報が設定されているか否かを判定することにより、レイアウトテンプレートを組み込むか否かを判定し、レイアウトテンプレートを組み込むと判定したとき(Yes)は、ステップS318に移行する。
ステップS318では、選択情報格納枠に設定されている参照情報に基づいて該当のレイアウトテンプレートをテンプレート登録DB42から読み出し、ステップS320に移行して、選択情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域をレイアウト領域360と見立てて、読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を縮小してその領域に配置し、ステップS322に移行して、配置した情報格納枠に選択記事を格納(配置した情報格納枠が複数ある場合は、選択記事およびそれに関連する記事をそれら情報格納枠に格納)し、ステップS324に移行する。
ステップS324では、レイアウト領域360内に未処理の情報格納枠が存在するか否かを判定し、未処理の情報格納枠が存在しないと判定したとき(No)は、ステップS326に移行して、ステップS206で索出したディジタルコンテンツのうち未掲載の記事が存在するか否かを判定し、未掲載の記事が存在しないと判定したとき(No)は、ステップS328に移行して、未処理のフローオブジェクトを掲載する処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS326で、未掲載の記事が存在すると判定したとき(Yes)は、ステップS330に移行して、ステップS210で読み出したレイアウトテンプレートのレイアウト領域360のうち次ページのものを処理対象として設定し、ステップS302に移行する。
一方、ステップS324で、レイアウト領域360内に未処理の情報格納枠が存在すると判定したとき(Yes)は、ステップS310に移行する。
一方、ステップS316で、レイアウトテンプレートを組み込まないと判定したとき(No)、およびステップS314で、他のレイアウトテンプレートが組込可能でないと判定したとき(No)はいずれも、ステップS332に移行して、選択情報格納枠に選択記事を格納する処理を実行し、ステップS324に移行する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、ディジタルコンテンツを配信するために必要な情報を登録する場合を説明する。
ユーザがディジタルコンテンツの配信を希望する場合、ユーザは、ユーザ端末200において、WWWブラウザによりコンテンツ配信端末100にアクセスし、ユーザ登録要求を入力する。
ユーザ端末200では、ユーザ登録要求が入力されると、コンテンツ配信端末100との通信により、必要なユーザ情報を入力すべき要求がユーザに対して行われる。ここで、ユーザは、その入力要求に応じて、ユーザ情報として、メインカテゴリ、サブカテゴリ、ユーザID、パスワード、配信先アドレス、配信日、配信時刻、レイアウトNo.、最大ページ数およびフォントサイズを入力すると、それらユーザ情報がコンテンツ配信端末100に送信される。
コンテンツ配信端末100では、登録要求に伴ってユーザ情報を受信すると、ステップS100〜S114を経て、受信したユーザ情報がユーザプロファイルテーブル300に登録される。
次に、ユーザプロファイルテーブル300を参照してディジタルコンテンツを配信する場合を説明する。
コンテンツ配信端末100では、ユーザプロファイルテーブル300を参照してディジタルコンテンツを配信すべき日時になると、ステップS204,S206を経て、ユーザプロファイルテーブル300からカテゴリNo.が読み出され、読み出されたカテゴリNo.をもとにコンテンツ登録DB44のディジタルコンテンツを検索して、そのカテゴリNo.と一致するカテゴリNo.が付されたディジタルコンテンツが索出される。次いで、ステップS208〜S212を経て、ユーザプロファイルテーブル300からレイアウトNo.が読み出され、レイアウトNo.対応テーブル330を参照して、読み出されたレイアウトNo.に対応するレイアウトテンプレートがテンプレート登録DB42から読み出され、読み出されたレイアウトテンプレートに基づいて、索出されたディジタルコンテンツについて出力レイアウトが決定されて提供用ディジタルコンテンツが作成される。
レイアウトの過程では、まず、ステップS300〜S306を経て、先頭ページのレイアウト領域360が処理対象として設定され、固定線の位置、固定文字情報の形状および位置、並びに固定画像情報の形状および位置がその順で決定される。
図11は、レイアウトの過程を説明するための図である。例えば、ステップS210で読み出されたレイアウトテンプレートの先頭ページでは、図11(a)に示すように、レイアウト領域360の左上に特定情報格納枠600を、レイアウト領域360の右上に文字情報格納枠602を、レイアウト領域360の下半分に画像情報格納枠604をそれぞれ配置した状態が規定されているものとする。ここで、特定情報格納枠600には参照情報が設定されており、図11(b)に示すようなレイアウトテンプレートが組込可能となっている。図11(b)のレイアウトテンプレートは、レイアウト領域360の左上に画像情報格納枠606を、レイアウト領域360の右上および下半分に文字情報格納枠608をそれぞれ配置した状態が規定されたものである。
この場合、ステップS310,S312を経て、ステップS206で索出されたディジタルコンテンツのなかからレイアウト領域360に配置すべき記事が選択され、現在のレイアウト領域360のなかから情報格納枠が選択される。ここで、選択記事に組込指示情報が設定されかつ特定情報格納枠600が選択されると、ステップS318〜S322を経て、特定情報格納枠600に設定されている参照情報に基づいて図11(b)のレイアウトテンプレートがテンプレート登録DB42から読み出される。そして、図11(c)に示すように、特定情報格納枠600の大きさおよび配置位置により特定される領域をレイアウト領域360と見立てて、読み出されたレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠606,608が縮小されてその領域に配置され、配置された情報格納枠606,608に選択記事およびそれに関連する記事が格納される。これに対し、特定情報格納枠600が選択されても選択記事に組込指示情報が設定されていなければ、ステップS332を経て、特定情報格納枠600にそのまま選択記事が格納される。
また例えば、特定情報格納枠600には、図11(b)のレイアウトテンプレートに代えて、図11(d)に示すようなレイアウトテンプレートを組込可能とすることもできる。図11(d)のレイアウトテンプレートは、レイアウト領域360のほぼ全体に画像情報格納枠610を配置した状態が規定されたものである。
この場合、ステップS310,S312を経て、ステップS206で索出されたディジタルコンテンツのなかからレイアウト領域360に配置すべき記事が選択され、現在のレイアウト領域360のなかから情報格納枠が選択される。ここで、選択記事に組込指示情報が設定されかつ特定情報格納枠600が選択されると、ステップS318〜S322を経て、特定情報格納枠600に設定されている参照情報に基づいて図11(d)のレイアウトテンプレートがテンプレート登録DB42から読み出される。そして、図11(e)に示すように、特定情報格納枠600の大きさおよび配置位置により特定される領域をレイアウト領域360と見立てて、読み出されたレイアウトテンプレートにより規定される画像情報格納枠610が縮小されてその領域に配置され、配置された画像情報格納枠610に選択記事が格納される。これに対し、特定情報格納枠600が選択されても選択記事に組込指示情報が設定されていなければ、ステップS332を経て、特定情報格納枠600にそのまま選択記事が格納される。
次に、レイアウト領域360内に未処理の情報格納枠が存在しなくなると、ステップS324,S326,S330を経て、次ページのレイアウト領域360が処理対象として設定され、上記同様の格納処理が繰り返し実行される。
そして、このような格納処理の繰り返し処理が、ステップS206で索出されたディジタルコンテンツのうち未掲載の記事が存在しなくなるまで実行される。これにより、索出されたディジタルコンテンツに含まれるすべての記事が掲載されることになり、ディジタルコンテンツの出力レイアウトが決定される。出力レイアウトが決定されると、ステップS222,S224を経て、ユーザプロファイルテーブル300から配信先アドレスが読み出され、読み出された配信先アドレス宛に、作成された提供用ディジタルコンテンツが配信される。
このようにして、本実施の形態では、コンテンツ配信端末100は、特定情報格納枠をレイアウトするときは、参照情報に基づいてレイアウトテンプレートをテンプレート登録DB42のなかから読み出し、特定情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域をレイアウト領域360と見立てて、読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を縮小してその領域に配置し、配置した情報格納枠に記事を格納するようになっている。
これにより、レイアウトテンプレートに従って全体がレイアウトされ、特定情報格納枠については、その情報格納枠について設定されているレイアウトテンプレートに従ってその領域がレイアウトされる。したがって、デザイナが意図したレイアウトのレイアウトテンプレートを作成しておけば、全体的にも部分的にもデザイナが意図したレイアウトに近くなるので、従来に比して、記事の内容、情報量または論理構造によって、デザイナが意図したレイアウトが損なわれる可能性を低減することができる。また、レイアウトテンプレートを部分的に参照することにより、レイアウトテンプレートをそれほど多く作成することなく、その組み合わせだけで多種多様のレイアウトを実現することができるので、デザイナが意図したレイアウトを数多くしかも比較的容易に作成することができる。
さらに、本実施の形態では、コンテンツ配信端末100は、組込指示情報が選択記事に設定されているときは、参照情報に基づいてレイアウトテンプレートをテンプレート登録DB42のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを特定情報格納枠に代えてまたは特定情報格納枠内に組み込むようになっている。
これにより、記事の内容、情報量または論理構造に基づいてレイアウトテンプレートを組み込むと判定されたときは、特定情報格納枠については、レイアウトテンプレートに従ってその領域がレイアウトされ、記事の内容、情報量または論理構造に基づいてレイアウトテンプレートを組み込まないと判定されたときは、特定情報格納枠にそのまま記事が格納される。したがって、記事の内容、情報量または論理構造に応じて比較的適切なレイアウトを実現することができる。また、組込指示情報が記事に設定可能であるので、レイアウトテンプレートの組込指示を比較的容易に行うことができる。特に、記事の内容、情報量または論理構造によってレイアウトテンプレートの組込を指示する場合に好適である。
さらに、本実施の形態では、コンテンツ配信端末100は、ユーザ情報登録DB40のユーザ情報に基づいて、ディジタルコンテンツをコンテンツ登録DB44のなかから索出するようになっている。
これにより、ディジタルコンテンツの選択に関してユーザの固有情報やユーザによる指定情報が参照されることから、ユーザの希望に比較的沿った内容の提供用ディジタルコンテンツを作成することができる。
さらに、本実施の形態では、コンテンツ配信端末100は、ユーザ情報登録DB40のユーザ情報に基づいて、ディジタルコンテンツの出力レイアウトを決定して提供用ディジタルコンテンツを作成するようになっている。
これにより、出力レイアウトの決定に関してユーザの固有情報やユーザによる指定情報が参照されることから、ユーザの希望に比較的沿った出力レイアウトで提供用ディジタルコンテンツを作成することができる。
上記実施の形態において、ユーザ情報登録DB40は、発明16、17、33、34、50または51のユーザ情報記憶手段に対応し、テンプレート登録DB42は、発明1、2、4、5、18、19、21、22、35、36、38または39のテンプレート記憶手段に対応し、コンテンツ登録DB44は、発明2、16、19、33、36または50の掲載情報記憶手段に対応している。また、ステップS206は、発明2、16、17、19、33、34、50または51の掲載情報選択手段に対応し、ステップS212は、発明1ないし5、9、17若しくは18ないし22のレイアウト手段、または発明35ないし39のレイアウトステップに対応し、記事は、発明1、2、4、5、9、16、1718、19、21、22、26、33、34、35、36、38、39、43、50または51の掲載情報に対応している。
なお、上記実施の形態においては、参照情報としてレイアウトNo.を設定するように構成したが、これに限らず、レイアウトテンプレートをインターネット199上の他のサーバ等から取得する場合は、図12および図13に示すように、参照情報としてURL(Uniform Resource Locator)を設定するように構成することもできる。図12および図13は、特定情報格納枠を規定したレイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。
例えば、IPアドレス「10.0.0.1」で表されるHTTP(HyperText Transfer Protocol)サーバの「layout」という階層下にある「foo.ldf」というレイアウトテンプレートを参照する場合は、図12に示すように、所定の開始タグ(例えば、<import-template>)と終了タグ(例えば、</import-template>)との間に、開始タグと終了タグとのタグセットを記述することにより参照情報を設定する。図12の例では、参照情報を設定するタグセット500,502により「http://10.0.0.1/layout/foo.ldf」が記述されている。
また例えば、特定情報格納枠が規定されているレイアウトテンプレートと同一階層下にある「bar.ldf」というレイアウトテンプレートを参照する場合は、図13に示すように、所定の開始タグ(例えば、<import-template>)と終了タグ(例えば、</import-template>)との間に、開始タグと終了タグとのタグセットを記述することにより参照情報を設定する。図13の例では、参照情報を設定するタグセット500,502により「bar.ldf」が記述されている。
また、上記実施の形態においては、特定情報格納枠に組み込むレイアウトテンプレートとして、1ページ分のレイアウトを規定したレイアウトテンプレートを利用するように構成したが、これに限らず、複数ページ分のレイアウトを規定したレイアウトテンプレートを利用するように構成することもできる。この場合、図14および図15に示すように、各ページに固有のIDを付し、参照情報としてIDを設定する。図14は、特定情報格納枠に組み込むレイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。図15は、特定情報格納枠を規定したレイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。
図14は、2ページ分のレイアウトを規定したレイアウトテンプレート「bar.ldf」において、1ページ目にID「top」を、2ページ目にID「sport」を付した例を示している。この場合、レイアウトテンプレート「bar.ldf」のうち2ページ目のものを組み込みたい場合は、図15に示すように、所定の開始タグ(例えば、<import-template>)と終了タグ(例えば、</import-template>)との間に、開始タグと終了タグとのタグセットを記述することにより参照情報およびIDを設定する。図15の例では、参照情報を設定するタグセット500,502により「bar.ldf」が、IDを設定するタグセット504,506により「sport」がそれぞれ記述されている。
また、上記実施の形態においては、特定情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域をレイアウト領域360と見立てて、読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を縮小してその領域に配置するように構成したが、配置する情報格納枠が文字情報格納枠である場合は、文字の大きさの変更範囲を制限して文字情報格納枠を変形するのが好ましい。
図16は、フォント下限値およびフォント上限値を設定したレイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。特定情報格納枠に組み込むレイアウトテンプレートは、図16に示すように、所定の開始タグ(例えば、<font>)と終了タグ(例えば、</font>)との間に、開始タグと終了タグとのタグセットを記述することによりフォント下限値およびフォント上限値を設定する。図16の例では、文字の標準的な大きさを設定するタグセット508,510により「12pt」が、フォント上限値を設定するタグセット512,514により「14pt」が、フォント下限値を設定するタグセット516,518により「8pt」がそれぞれ記述されている。これは、通常のレイアウトテンプレートとして利用する場合は、フォントサイズを12ポイントに設定し、特定情報格納枠に組み込むレイアウトテンプレートとして利用する場合は、8〜14ポイントの間で文字の大きさを変更することを意味している。
具体的には、図17に示すようにレイアウトが行われる。図17は、フォント下限値およびフォント上限値を設定した場合のレイアウトの過程を説明するための図である。自動レイアウト処理では、図17に示すように、特定情報格納枠612の大きさおよび配置位置により特定される領域に配置される文字情報格納枠614,616に文字情報である記事を格納する場合に、文字情報格納枠614,616にフォント下限値が設定されているときは、文字情報格納枠614,616の文字の大きさがフォント下限値を下回らないように、文字の大きさを変更して文字情報格納枠614,616を変形させる。また、特定情報格納枠612の大きさおよび配置位置により特定される領域に配置される文字情報格納枠614,616に文字情報である記事を格納する場合に、文字情報格納枠614,616にフォント上限値が設定されているときは、文字情報格納枠614,616の文字の大きさがフォント上限値を上回らないように、文字の大きさを変更して文字情報格納枠614,616を変形させる。
これにより、文字の大きさについて、デザイナが意図したレイアウトが損なわれる可能性を低減することができる。
この場合において、ステップS212は、発明13、14、30若しくは31のレイアウト手段、または47若しくは48のレイアウトステップに対応し、記事は、発明13、14、30、31、47または48の掲載情報に対応している。
なお、図16の例では、フォント下限値およびフォント上限値を、特定情報格納枠に組み込まれるレイアウトテンプレートにおいて設定するように構成したが、これに限らず、図18に示すように、フォント下限値およびフォント上限値を、特定情報格納枠を規定したレイアウトテンプレートにおいて設定するように構成することもできる。
図18は、フォント下限値およびフォント上限値を設定したレイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。特定情報格納枠を規定したレイアウトテンプレートは、図18に示すように、所定の開始タグ(例えば、<import-setting>)と終了タグ(例えば、</import-setting>)との間に、開始タグと終了タグとのタグセットを記述することによりフォント下限値およびフォント上限値を設定する。図18の例では、文字の標準的な大きさを設定するタグセット508,510により「12pt」が、フォント上限値を設定するタグセット512,514により「14pt」が、フォント下限値を設定するタグセット516,518により「8pt」がそれぞれ記述されている。これは、通常に記事を格納する場合は、フォントサイズを12ポイントに設定し、レイアウトテンプレートを組み込む場合は、8〜14ポイントの間で文字の大きさを変更することを意味している。
また、図16および図18の例では、フォント下限値およびフォント上限値をレイアウトテンプレートにおいて設定するように構成したが、これに限らず、フォント下限値およびフォント上限値を記事において設定するように構成することもできる。
また、上記実施の形態においては、特定情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域をレイアウト領域360と見立てて、読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を縮小してその領域に配置するように構成したが、配置する情報格納枠が画像情報格納枠である場合は、アスペクト比を維持しつつ縮小するのが好ましい。
図19は、画像情報格納枠を規定したレイアウトテンプレートを組み込む場合のレイアウトの過程を説明するための図である。図19(a)の例は、画像情報格納枠620を規定したレイアウトテンプレートを特定情報格納枠618に組み込む場合である。画像情報格納枠620が配置されているレイアウト領域360は、縦長(横210[mm]×縦297[mm])であるのに対し、特定情報格納枠618は、横長(横120[mm]×縦80[mm])である。この場合、画像情報格納枠620が配置されているレイアウト領域360のアスペクト比を変化させてしまうと、画像情報格納枠620の画像が横長になり、レイアウトが損なわれる可能性がある。そこで、図19(b)に示すように、画像情報格納枠620が配置されているレイアウト領域360のアスペクト比を維持しつつ、レイアウトテンプレートを特定情報格納枠618に組み込む。
これにより、画像が横長になるのを防止することができるので、レイアウトが損なわれる可能性をさらに低減することができる。
この場合において、ステップS212は、発明15若しくは32のレイアウト手段、または49のレイアウトステップに対応している。
これに対し、画像情報格納枠620が配置されているレイアウト領域360のアスペクト比を維持すると、図19(b)に示すように、特定情報格納枠618内に余白622が形成されてしまう。そこで、余白622が形成されるのを防止するためには、図19(c)に示すように、画像情報格納枠620が配置されているレイアウト領域360のアスペクト比を変更するか、アスペクト比を維持しつつ別の情報格納枠または記事を余白622に配置する。後者の場合は、レイアウトが損なわれる可能性を防止することができるとともに、余白622が形成されるのを防止することができる。
なお、アスペクト比を維持する場合、レイアウトテンプレートでは、図20に示すように、所定の開始タグ(例えば、<layout>)と終了タグ(例えば、</layout>)との間に「<keep-aspect-ratio/>」を記述することにより行う。図20は、特定情報格納枠に組み込むレイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。
また、図19(b)の例では、画像情報格納枠620が配置されているレイアウト領域360を水平方向左揃えをしているが、レイアウトテンプレートでは、図21に示すように、所定の開始タグ(例えば、<import>)と終了タグ(例えば、</import>)との間に、開始タグと終了タグとのタグセットを記述することにより水平方向の揃えおよび垂直方向の揃えを設定する。図21は、特定情報格納枠を規定したレイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。図21の例では、垂直方向の揃えを設定するタグセット520,522により「center」が、水平方向の揃えを設定するタグセット524,526により「left」がそれぞれ記述されている。これは、組み込むレイアウト領域360について、水平方向を中央揃えし、垂直方向を左揃えすることを意味する。
また、上記実施の形態においては、特定情報格納枠にレイアウトテンプレートを1つだけ設定するように構成したが、これに限らず、複数のレイアウトテンプレートを設定するように構成することができる。この場合、記事の重要度またはカテゴリに応じてレイアウトテンプレートを選択的に組み込む構成が考えられる。図22は、複数のレイアウトテンプレートを選択的に組み込む場合のレイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。
図22の例では、まず、スポーツ記事用のレイアウトテンプレート「sport.ldf」、政治記事用のレイアウトテンプレート「politic.ldf」、重要記事(汎用)用のレイアウトテンプレート「important.ldf」および重要な政治記事用のレイアウトテンプレート「importantpolitic.ldf」を用意しておく。そして、タグセット群528により、記事のカテゴリがスポーツであるときは、レイアウトテンプレート「sport.ldf」を組み込むことを規定し、タグセット群530により、記事のカテゴリが政治であるときは、レイアウトテンプレート「politic.ldf」を組み込むことを規定している。また、タグセット群532により、記事の重要度が高いときは、レイアウトテンプレート「important.ldf」を組み込むことを規定し、タグセット群534により、記事の重要度が高くかつ記事のカテゴリが政治であるときは、レイアウトテンプレート「importantpolitic.ldf」組み込むことを規定している。なお、タグセット群528〜534による規定方法は、図12ないし図16、図18および図21の例による。
また、上記実施の形態においては、組込指示情報を記事に設定するように構成したが、これに限らず、組込指示情報をレイアウトテンプレートに設定するように構成することもできる。この場合、レイアウトテンプレートに組込指示情報が設定されているときは、参照情報に基づいてレイアウトテンプレートをテンプレート登録DB42のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを特定情報格納枠に代えてまたは特定情報格納枠内に組み込む。
これにより、組込指示情報がレイアウトテンプレートに設定可能であるので、レイアウトテンプレートの組込指示を比較的容易に行うことができる。
この場合において、テンプレート登録DB42は、発明6、23または40のテンプレート記憶手段に対応し、ステップS212は、発明6若しくは23のレイアウト手段、または40のレイアウトステップに対応している。
また、上記実施の形態においては、組込指示情報を記事に設定するように構成したが、これに限らず、組込指示情報を引数として与えるように構成することもできる。この場合、組込指示情報が引数として与えられたときは、参照情報に基づいてレイアウトテンプレートをテンプレート登録DB42のなかから読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを特定情報格納枠に代えてまたは特定情報格納枠内に組み込む。
これにより、組込指示情報を引数として与えることができるので、レイアウトテンプレートの組込指示を比較的容易に行うことができる。
この場合において、テンプレート登録DB42は、発明7、24または41のテンプレート記憶手段に対応し、ステップS212は、発明7若しくは24のレイアウト手段、または41のレイアウトステップに対応している。
また、上記実施の形態においては、組込指示情報を記事にのみ設定するように構成したが、これに限らず、レイアウトテンプレートおよび記事に組込指定情報を設定し、並びに組込指定情報を引数として与えるように構成することもできる。この場合、ページテンプレートの設定、記事の設定および引数による設定のうち複数の設定を行うことができるが、複数の設定が行われた結果、相互の設定内容に矛盾が生じる場合が想定される。その場合は、ページテンプレートの設定、記事の設定および引数による設定に対して優先度を設定し、ページテンプレートの設定、記事の設定および引数による設定のうち複数の設定が行われたときは、優先度に基づいて、行われた複数の設定のうちいずれかを採用する。
図23は、複数の設定に優先順序付けした場合のレイアウトの過程を説明するための図である。図23(a)の例は、図23(b)のレイアウトテンプレートを第1優先順位として、図23(c)のレイアウトテンプレートを第2優先順位として、特定情報格納枠624に組み込む場合である。図23(b)のレイアウトテンプレートでは、文字情報格納枠626と、表を格納するための表格納枠628とが配置されており、図23(c)のレイアウトテンプレートでは、文字情報格納枠626と、グラフを格納するためのグラフ格納枠630とが配置されている。
この場合、選択記事は、通常、図23(b)のレイアウトテンプレートが組み込まれて文字情報格納枠626および表格納枠628に格納され、そのレイアウトテンプレートではレイアウトできない場合に限り、図23(c)のレイアウトテンプレートが組み込まれて文字情報格納枠626およびグラフ格納枠630に格納される。ところが、レイアウトテンプレートの設定よりも記事の設定の方が優先されるように優先度を設定しておけば、図23(c)のレイアウトテンプレートを組み込むことを指示する組込指示情報が設定された記事が選択されると、選択記事は、図23(d)に示すように、図23(c)のレイアウトテンプレートが組み込まれて文字情報格納枠626およびグラフ格納枠630に格納される。そして、仮にそのレイアウトテンプレートではレイアウトできない場合に限り、図23(b)のレイアウトテンプレートが組み込まれて文字情報格納枠626および表格納枠628に格納される。
これにより、レイアウトテンプレート若しくは記事に組込指示情報が設定可能であり、または組込指示情報を引数として与えることができるので、レイアウトテンプレートの組込指示を比較的容易に行うことができる。また、レイアウトテンプレートの設定、記事の設定および引数による設定のうち複数の設定が行われた結果、相互の設定内容に矛盾が生じても、優先度に応じていずれかの設定が採用されるので、レイアウトが損なわれる可能性をさらに低減することができる。
この場合において、テンプレート登録DB42は、発明8、25または42のテンプレート記憶手段に対応し、ステップS212は、発明8若しくは25のレイアウト手段、または42のレイアウトステップに対応し、記事は、発明8、25または42の掲載情報に対応している。
また、上記実施の形態においては、特定情報格納枠の大きさを変更することについて特に説明しなったが、組み込むレイアウトテンプレートによっては特定情報格納枠の大きさを変更するように構成することもできる。
図24は、特定情報格納枠の大きさを変更する場合のレイアウトの過程を説明するための図である。図24(a)の例は、図24(b)のレイアウトテンプレートまたは図24(c)のレイアウトテンプレートを特定情報格納枠632に組み込む場合である。図24(b)のレイアウトテンプレートでは、横方向の長さが特定情報格納枠632と同一でありかつ縦方向が特定情報格納枠632よりも長い複合情報格納枠(タイトル情報格納枠、画像情報格納枠および文字情報格納枠を集合したものをいう。)634が配置されており、図24(c)のレイアウトテンプレートでは、横方向の長さが特定情報格納枠632と同一でかつ縦方向が特定情報格納枠632よりも短い複合情報格納枠636が配置されている。
まず、図24(b)のレイアウトテンプレートを組み込む場合、複合情報格納枠634は、横方向の長さが特定情報格納枠632と同一でありかつ縦方向が特定情報格納枠632よりも長いので、図24(d)に示すように、特定情報格納枠632の下辺を下方向に伸長して特定情報格納枠632を拡大し、拡大した特定情報格納枠632に複合情報格納枠634を配置する。拡大した結果、特定情報格納枠632と重なり合うこととなる他の情報格納枠638は、他のページのレイアウト領域360に移動するか削除する。
次に、図24(c)のレイアウトテンプレートを組み込む場合、複合情報格納枠636は、横方向の長さが特定情報格納枠632と同一でかつ縦方向が特定情報格納枠632よりも短いので、図24(e),(f)に示すように、特定情報格納枠632の下辺を上方向に短縮して特定情報格納枠632を縮小し、縮小した特定情報格納枠632に複合情報格納枠636を配置する。縮小した結果、余白が形成されるので、図24(e)の場合は、余白の間に別の情報格納枠または記事を配置する。また、図24(f)の場合は、他の情報格納枠638を上方向に移動させて余白を埋める。
また、上記実施の形態においては、レイアウトテンプレートをテンプレート登録DB42のなかから読み出し、特定情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域をレイアウト領域360と見立てて、読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を縮小してその領域に配置し、配置した情報格納枠に記事を格納するように構成したが、これに限らず、読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠に記事を格納することによりレイアウトを行い、特定情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域をレイアウト領域360と見立てて、レイアウト結果を縮小してその領域に配置するように構成することもできる。
この場合において、ステップS212は、発明10若しくは27のレイアウト手段、または44のレイアウトステップに対応し、記事は、発明10、27または44の掲載情報に対応している。
また、上記実施の形態においては、レイアウトテンプレートをテンプレート登録DB42のなかから読み出し、特定情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域をレイアウト領域360と見立てて、読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を縮小してその領域に配置し、配置した情報格納枠に記事を格納するように構成したが、これに限らず、情報格納枠を配置してから記事を格納する場合と、記事を格納してから情報格納枠を配置する場合とを両方実現できるようにし、それらを処理優先度に基づいて選択的に採用するように構成することもできる。具体的には、情報格納枠の配置および記事の格納のうちいずれを先に行うかを示す処理優先度を設定し、処理優先度に基づいて情報格納枠の配置を先に行うと判定したときは、特定情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域をレイアウト領域360と見立てて、読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を縮小してその領域に配置し、配置した情報格納枠に記事を格納することによりレイアウトを行う。これに対し、処理優先度に基づいて記事の格納を先に行うと判定したときは、読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠に記事を格納することによりレイアウトを行い、特定情報格納枠の大きさおよび配置位置により特定される領域をレイアウト領域360と見立てて、レイアウト結果を縮小してその領域に配置するようになっている。
情報格納枠を配置してから記事を格納する場合と、記事を格納してから情報格納枠を配置する場合とでは、同じ記事をレイアウトするのであってもレイアウト結果が異なることがある。例えば、情報格納枠を配置してから記事を格納する場合は、図25(a)に示すように、記事3が2段にまたがってレイアウトされるのに対して、記事を格納してから情報格納枠を配置する場合は、図25(b)に示すように、記事3が段をまたがずにレイアウトされる。図25は、配置および格納の処理順序が異なる場合のレイアウトの過程を説明するための図である。したがって、処理優先度の設定によって適切なレイアウト結果となる方をあらかじめ指定することができる。
この場合において、ステップS212は、発明11または28のレイアウト手段に対応し、記事は、発明11、28または45の掲載情報に対応している。
また、上記実施の形態においては、組み込むレイアウトテンプレートがテンプレート登録DB42のなかに存在しない場合について特に説明しなかったが、何らかの原因により該当のレイアウトテンプレートがテンプレート登録DB42のなかに存在しないときは、代用のレイアウトテンプレートをテンプレート登録DB42のなかから読み出すように構成することができる。このことは、レイアウトテンプレートをインターネット199上の他のサーバ等から取得する場合に特に有益である。
これにより、何らかの原因により、該当のレイアウトテンプレートがテンプレート登録DB42のなかに存在しない場合には、代用のレイアウトテンプレートが読み出されるので、レイアウトを損なう可能性を低減することができる。
この場合において、テンプレート登録DB42は、発明12、29または46のテンプレート記憶手段に対応し、ステップS212は、発明12または29のレイアウト手段に対応している。
また、上記実施の形態においては、情報格納枠に対して、参照情報として、レイアウトNo、URL、ID等を設定する例を説明したが、これに限らず、参照情報としてレイアウト上の効果を示す語句(以下、印象語と称す)を設定するように構成することもできる。
この場合は、テンプレート登録DB42に登録されるレイアウトテンプレートに、レイアウトするコンテンツの種類、数などといった情報に加えて、そのレイアウトテンプレートが意図しているレイアウト上の効果を示す印象語(例えば「インパクト」、「元気」など)が予め記述されている。
そして、例えば、ユーザに印象語を入力してもらうなどすることにより、上記情報格納枠に対して、レイアウトNo.に代えてユーザが希望の印象語を設定する。これにより、ベースとなるレイアウトテンプレートにおけるテンプレートの組み込みが許可された情報格納枠に対してコンテンツをレイアウトする際に、システムは、レイアウトするコンテンツの情報に加え、ユーザの指定したレイアウトに対する印象語に基づき該当するテンプレートをテンプレート登録DB42から読み出す。このような構成とすることで、上記システムは、コンテンツ数や、種類といった情報、またユーザが希望する印象語と一致するテンプレートを検索して、これをテンプレート登録DB42から取得し、取得したレイアウトテンプレートと該当するレイアウト領域とを置き換えることが可能となる。
以下、印象語を利用したレイアウト処理の一例を説明する。
まず、ユーザは、上記したステップS100〜ステップS114のユーザ情報の登録処理において印象語を入力する。例えば、ステップS108のベースとなるテンプレートのレイアウトNo.の入力後に、印象語の入力を行う。ここで、本実施の形態においては、ベースとなるテンプレートには印象語が対応付けられていないものとする。
次に、ユーザ情報登録DB40に登録された配信日時になり、上記したステップS204〜ステップS216の処理が開始されると、ステップS208においてユーザ情報登録DB40からレイアウトNo.を読み出し、ステップS210においてレイアウトNo.に対応するテンプレートをテンプレート登録DB42から読み出すと共に、ユーザ情報登録DB40に登録された印象語を読み出して、先に読み出したテンプレートにおける情報格納枠に印象語を設定する。更に、ステップS212において印象語の設定されたレイアウトテンプレートに基づき自動レイアウト処理を行う。
更に、自動レイアウト処理における、上記したステップS314において、他のレイアウトテンプレートが組込可能であると判定され、且つ、上記ステップS316において、レイアウトテンプレートを組み込むと判定されたとする。この場合は、上記ステップS318において、情報格納枠に設定された印象語に対応するテンプレートをテンプレート登録DB42から読み出し、上記ステップS320において、読み出したテンプレートを適用し、上記ステップS322において自動レイアウト処理が行われることになる。
これにより、ユーザは、希望の印象語を設定するだけでこの印象語に対応したレイアウトテンプレートによってレイアウトされたコンテンツを取得することができる。
なお、上記説明において、印象語に対応するテンプレートを読み出して自動レイアウトを行うとしたが、この印象語に対応するテンプレートとは、登録された印象語と一致する印象語の記述されたテンプレートの他、登録された印象語と類似した印象語の記述されたテンプレートなども対応する。
また、上記説明においては、ユーザが希望の印象語を入力する例を説明したが、これに限らず、例えば、ユーザ情報登録DB40に登録されたカテゴリNo.から読み出されるコンテンツに含まれる語句を印象語として情報格納枠に登録し、この印象語に対応するテンプレートを読み出して自動レイアウト処理を行う構成としても良い。
また、上記実施の形態においては、部分的に選択されたレイアウト領域に対して他のレイアウトテンプレートを組み込む、あるいは、部分的に選択されたレイアウト領域を他のレイアウトテンプレートに置き換えることにより、デザイナのデザインしたレイアウトテンプレートの組み合わせにより全体のレイアウトを行うことができるようにしているが、部分的な領域に対するレイアウトそのものの変更に限らず、部分的に選択されたレイアウト領域を他のレイアウトテンプレートに置き換えることで、その領域のサイズや形等はそのままで、対応する領域のテキストのフォントのみを別のフォントに置き換えることができる構成にすることもできる。
以下、図26及び図27に基づき、テンプレートの置き換えによりフォントの変更が可能なレイアウト処理について具体的に説明する。ここで、図26は、フォント置き換え用のテンプレートの設定されたコンテンツ部分のデータ構造を示す図であり、図27は、フォント置き換え用のテンプレートを設定した場合のレイアウトの過程を説明するための図である。
図26の例では、<content>と</content>との間に、タイトル、画像(図26では写真)、本文等のレイアウトするコンテンツ内容を設定する記述を行う。ここでは、更に、タグセット700,702により、図27に示すインポート領域640を置き換えるテンプレートを「テンプレートA642」と設定するための記述がされており、同じくタグセット700,702により、レイアウトテンプレートA642におけるフォントAにより本文をレイアウトする本文レイアウト枠642aを、フォントBにより本文をレイアウトする「テンプレートB644」に置き換えるための記述がされている。
つまり、上記記述により、レイアウト処理において、図27に示すように、インポート領域640を、テンプレート登録DB42から読み出したレイアウトテンプレートA642に置き換え、レイアウトテンプレートA642における本文レイアウト枠642aを、テンプレート登録DB42から読み出したレイアウトテンプレートB644に置き換える。
これにより、予め設定されたフォント(図27ではフォントA)により本文をレイアウトする本文レイアウト枠642aを、これとは異なるフォント(図27ではフォントB)を用いて本文のレイアウトを行うテンプレートに簡易に置き換えることができる。
また、上記実施の形態においては、組込指示情報をカテゴリNo.とは別に記事に設定するように構成したが、これに限らず、特定のカテゴリNo.を組込指示情報として記事に設定するように構成することもできる。このことは、記事番号、メインカテゴリ、サブカテゴリ、その他の付加情報を組込指示情報として代用する場合についても同様である。
また、上記実施の形態においては、記事情報として文字情報および画像情報を採用したが、これに限らず、例えば、動画像情報、音声情報その他のマルチメディアデータを記事情報として採用することができる。
また、上記実施の形態においては、情報格納枠の形状および位置を動的に決定しながらレイアウトを行うように構成したが、これに限らず、レイアウト領域360内のすべての情報格納枠に一旦情報を格納してから、各情報格納枠の形状および位置を決定することによりレイアウトを行うように構成することもできる。
また、上記実施の形態においては、ユーザ情報に基づいて、ディジタルコンテンツの出力レイアウトを決定するように構成したが、これに限らず、ディジタルコンテンツに含まれる画像の数またはディジタルコンテンツに含まれる文字情報の量に基づいて、ディジタルコンテンツの出力レイアウトを決定するように構成することもできる。
これにより、ディジタルコンテンツに含まれる画像の数またはディジタルコンテンツに含まれる文字情報の量が多かったり、また逆に少なかったりしても、比較的見やすい出力レイアウトにすることができる。
また、上記実施の形態においては、ステップS212のレイアウト処理をコンテンツ配信端末100で実行するように構成したが、これに限らず、それらレイアウト処理をユーザ端末200で実行するように構成することもできる。これにより、コンテンツ配信端末100に処理負荷が集中するのを低減することができる。
また、上記実施の形態において、図8ないし図10のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ROM32にあらかじめ格納されている制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM34に読み込んで実行するようにすることもできる。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
また、上記実施の形態においては、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を、インターネット199からなるネットワークシステムに適用した場合について説明したが、これに限らず、例えば、インターネット199と同一方式により通信を行ういわゆるイントラネットに適用することもできる。もちろん、インターネット199と同一方式により通信を行うネットワークに限らず、通常のネットワークに適用することもできる。
また、上記実施の形態においては、本発明に係るレイアウトシステムおよびレイアウトプログラム、並びにレイアウト方法を、図1に示すように、コンテンツ配信端末100において、ニュース等のディジタルコンテンツをユーザ端末200に配信する場合について適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。
本発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 コンテンツ配信端末100の機能概要を示す機能ブロック図である。 コンテンツ配信端末100の構成を示すブロック図である。 ユーザプロファイルテーブル300のデータ構造を示す図である。 レイアウトテンプレートおよびレイアウトNo.対応テーブル330のデータ構造を示す図である。 レイアウトテンプレートのデータ構造の一部を示す図である。 ディジタルコンテンツおよびカテゴリNo.対応テーブル340のデータ構造を示す図である。 ユーザ登録処理を示すフローチャートである。 コンテンツ配信処理を示すフローチャートである。 自動レイアウト処理を示すフローチャートである。 レイアウトの過程を説明するための図である。 特定情報格納枠を規定したレイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。 特定情報格納枠を規定したレイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。 特定情報格納枠に組み込むレイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。 特定情報格納枠を規定したレイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。 フォント下限値およびフォント上限値を設定したレイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。 フォント下限値およびフォント上限値を設定した場合のレイアウトの過程を説明するための図である。 フォント下限値およびフォント上限値を設定したレイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。 画像情報格納枠を規定したレイアウトテンプレートを組み込む場合のレイアウトの過程を説明するための図である。 特定情報格納枠に組み込むレイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。 特定情報格納枠を規定したレイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。 複数のレイアウトテンプレートを選択的に組み込む場合のレイアウトテンプレートのデータ構造を示す図である。 複数の設定に優先順序付けした場合のレイアウトの過程を説明するための図である。 特定情報格納枠の大きさを変更する場合のレイアウトの過程を説明するための図である。 配置および格納の処理順序が異なる場合のレイアウトの過程を説明するための図である。 フォント置き換え用のテンプレートの設定されたコンテンツのデータ構造を示す図である。 フォント置き換え用のテンプレートを設定した場合のレイアウトの過程を説明するための図である。
符号の説明
10…コンテンツデータファイル,11,14,18…XMLパーサ,12…コンテンツデータファイル入力部,13…レイアウトテンプレート,15…レイアウトテンプレート入力部,16…レイアウティング部,17…描画指定ファイル,19…ラスタライズ部,100…コンテンツ配信端末,200…ユーザ端末,S1〜Sn…コンテンツ提供端末,30…CPU,32…ROM,34…RAM,38…I/F,40…ユーザ情報登録DB,42…テンプレート登録DB,44…コンテンツ登録DB,300…ユーザプロファイルテーブル,330…レイアウトNo.対応テーブル,340…カテゴリNo.対応テーブル,360…レイアウト領域,362…タイトル情報格納枠,364,370,602,608,614,616,626…文字情報格納枠,366,368,604,606,610,620…画像情報格納枠,600,612,618,624,632…特定情報格納枠,622…余白,628…表格納枠,630…グラフ格納枠,634,636…複合情報格納枠,638…情報格納枠,500〜526…タグセット,528〜534…タグセット群、640…インポート領域、642…レイアウトテンプレートA、642a…本文レイアウト枠、644…レイアウトテンプレートB

Claims (19)

  1. 掲載情報をレイアウトするレイアウト手段を備え、前記レイアウト手段は、所定のレイアウト領域についてそのレイアウト領域に配置される情報格納枠に関する事項を規定したレイアウトテンプレートに従って、前記掲載情報を前記情報格納枠に格納してレイアウトを行うシステムであって、
    前記レイアウトテンプレートを記憶するテンプレート記憶手段を備え、
    前記情報格納枠に代えて又は前記情報格納枠内に組み込むレイアウトテンプレートが設定可能であり、
    前記レイアウト手段は、前記レイアウトテンプレートの設定に係るレイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段から読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記レイアウトテンプレートの設定がされている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  2. 複数の掲載情報を記憶する掲載情報記憶手段と、所定のレイアウト領域についてそのレイアウト領域に配置される情報格納枠に関する事項を規定したレイアウトテンプレートを記憶するテンプレート記憶手段と、前記掲載情報記憶手段に記憶された前記複数の掲載情報から掲載情報を選択する掲載情報選択手段と、前記掲載情報選択手段で選択した掲載情報をレイアウトするレイアウト手段とを備え、前記レイアウト手段は、前記テンプレート記憶手段のレイアウトテンプレートに従って、前記掲載情報を前記情報格納枠に格納してレイアウトを行うシステムであって、
    前記情報格納枠には、前記レイアウトテンプレートを参照するための参照情報が設定可能であり、
    前記レイアウト手段は、前記参照情報が設定されている情報格納枠をレイアウトするときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段から読み出し、読み出した前記レイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  3. 請求項2において、
    前記レイアウトテンプレートは、前記情報格納枠の大きさ及び配置位置を規定したものであり、
    前記レイアウト手段は、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を拡大又は縮小してその領域に配置するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  4. 請求項3において、
    前記レイアウト手段は、前記掲載情報の内容、情報量又は論理構造に基づいて、前記参照情報が設定されている情報格納枠に前記レイアウトテンプレートを組み込むか否かを判定し、前記レイアウトテンプレートを組み込むと判定したときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段から読み出し、読み出した前記レイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  5. 請求項4において、
    前記掲載情報には、前記レイアウトテンプレートを組み込むことを指示する組込指示情報が設定可能であり、
    前記レイアウト手段は、前記掲載情報に前記組込指示情報が設定されているときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段から読み出し、読み出した前記レイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  6. 請求項4において、
    前記レイアウトテンプレートには、前記レイアウトテンプレートを組み込むことを指示する組込指示情報が設定可能であり、
    前記レイアウト手段は、前記レイアウトテンプレートに前記組込指示情報が設定されているときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段から読み出し、読み出した前記レイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  7. 請求項4において、
    前記レイアウト手段は、前記レイアウト手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのレイアウトプログラムからなり、
    前記レイアウトプログラムは、前記レイアウトテンプレートを組み込むことを指示する組込指示情報が引数として与えられたときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段から読み出し、読み出した前記レイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  8. 請求項4において、
    前記レイアウトテンプレート及び前記掲載情報には、前記レイアウトテンプレートを組み込むことを指示する組込指示情報が設定可能であり、
    前記レイアウト手段は、前記レイアウト手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのレイアウトプログラムからなり、
    前記レイアウトプログラムは、前記レイアウトテンプレート若しくは前記掲載情報に前記組込指示情報が設定されているとき、又は前記組込指示情報が引数として与えられたときは、前記参照情報に基づいて前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段のなかから読み出し、読み出した前記レイアウトテンプレートを、前記参照情報が設定されている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込み、
    さらに、前記レイアウトテンプレートの設定、前記掲載情報の設定及び前記引数による設定に対して優先度を設定し、
    前記レイアウトプログラムは、前記レイアウトテンプレートの設定、前記掲載情報の設定及び前記引数による設定のうち複数の設定が行われたときは、前記優先度に基づいて、前記行われた複数の設定のうちいずれかを採用するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  9. 請求項3乃至8のいずれかにおいて、
    前記レイアウト手段は、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を拡大又は縮小してその領域に配置し、配置した情報格納枠に前記掲載情報を格納してレイアウトを行うようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  10. 請求項3乃至8のいずれかにおいて、
    前記レイアウト手段は、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置に合わせて拡大又は縮小したものに前記掲載情報を格納してレイアウトを行い、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記レイアウト結果をその領域に配置するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  11. 請求項9及び10のいずれかにおいて、
    前記情報格納枠の配置及び前記掲載情報の格納のうちいずれを先に行うかを示す処理優先度が設定可能であり、
    前記レイアウト手段は、前記処理優先度に基づいて前記情報格納枠の配置を先に行うと判定したときは、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠を拡大又は縮小して前記特定された領域に配置し、配置した情報格納枠に前記掲載情報を格納してレイアウトを行い、前記処理優先度に基づいて前記掲載情報の格納を先に行うと判定したときは、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定される情報格納枠に前記掲載情報を格納してレイアウトを行い、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域を前記レイアウト領域と見立てて、前記レイアウト結果を前記特定された領域に配置するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  12. 請求項3乃至11のいずれかにおいて、
    前記レイアウト手段は、該当のレイアウトテンプレートが前記テンプレート記憶手段に存在しないときは、代用の前記レイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段から読み出すようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  13. 請求項3乃至12のいずれかにおいて、
    前記情報格納枠は、文字情報を格納するための文字情報格納枠を含み、前記文字情報格納枠には、文字の大きさの下限を示すフォント下限値が設定可能であり、
    前記レイアウト手段は、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域に配置される文字情報格納枠に文字情報である前記掲載情報を格納する場合に、前記文字情報格納枠に前記フォント下限値が設定されているときは、前記文字情報格納枠の文字の大きさが前記フォント下限値を下回らないように、文字の大きさを変更して前記文字情報格納枠を変形させるようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  14. 請求項3乃至13のいずれかにおいて、
    前記情報格納枠は、文字情報を格納するための文字情報格納枠を含み、前記文字情報格納枠には、文字の大きさの上限を示すフォント上限値が設定可能であり、
    前記レイアウト手段は、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域に配置される文字情報格納枠に文字情報である前記掲載情報を格納する場合に、前記文字情報格納枠に前記フォント上限値が設定されているときは、前記文字情報格納枠の文字の大きさが前記フォント上限値を上回らないように、文字の大きさを変更して前記文字情報格納枠を変形させるようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  15. 請求項3乃至14のいずれかにおいて、
    前記レイアウト手段は、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域のアスペクト比と、前記読み出したレイアウトテンプレートにより規定されるレイアウト領域のアスペクト比とが異なるときは、前記読み出したレイアウトテンプレートより規定されるレイアウト領域のアスペクト比を維持しつつ、前記参照情報が設定されている情報格納枠の大きさ及び配置位置により特定される領域に配置される情報格納枠を変形させるようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  16. 請求項3乃至15のいずれかにおいて、
    ユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段を備え、
    前記掲載情報選択手段は、前記ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて、前記掲載情報記憶手段から前記掲載情報を選択するようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  17. 請求項3乃至15のいずれかにおいて、
    ユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段を備え、
    前記レイアウト手段は、前記ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて、前記掲載情報選択手段で選択した掲載情報をレイアウトするようになっていることを特徴とするレイアウトシステム。
  18. 所定のレイアウト領域についてそのレイアウト領域に配置される情報格納枠に関する事項を規定したレイアウトテンプレートに従って、掲載情報を前記情報格納枠に格納しレイアウトを行うレイアウト手段として実現される処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記情報格納枠に代えて又は前記情報格納枠内に組み込むレイアウトテンプレートが設定可能であり、
    前記レイアウト手段は、前記レイアウトテンプレートの設定に係るレイアウトテンプレートをテンプレート記憶手段から読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記レイアウトテンプレートの設定がされている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むようになっていることを特徴とするレイアウトプログラム。
  19. 掲載情報をレイアウトするレイアウトステップを含み、前記レイアウトステップは、所定のレイアウト領域についてそのレイアウト領域に配置される情報格納枠に関する事項を規定したレイアウトテンプレートに従って、前記掲載情報を前記情報格納枠に格納することによりレイアウトを行う方法であって、
    前記レイアウトテンプレートをテンプレート記憶手段に記憶するテンプレート記憶ステップと、前記情報格納枠に代えて又は前記情報格納枠内に組み込むレイアウトテンプレートを設定するテンプレート設定ステップとを含み、
    前記レイアウトステップは、前記レイアウトテンプレートの設定に係るレイアウトテンプレートを前記テンプレート記憶手段から読み出し、読み出したレイアウトテンプレートを、前記レイアウトテンプレートの設定がされている情報格納枠に代えて又は当該情報格納枠内に組み込むことを特徴とするレイアウト方法。
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