JP2005187930A - 処理液槽 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ワークを搬送しながら電着液等の処理液に浸漬して電着塗装その他の表面処理を行う場合に、処理液槽内に逆流や乱流を起こさないように処理液を均一に攪拌して、高品質の表面処理を行うことができるようにする。
【解決手段】
処理液をその液面側と槽底側で互いに反対向きに流して循環させる攪拌流を形成し、少なくともその攪拌流の液面側下流又は槽底側下流のいずれか一方に位置する槽端部に、その流れを槽底側へ下向きに又は液面側へ上向きに反転させる略円弧状のガイド板(6,8)を設け、槽底に略円弧面で成る渦流形成部(10)を有するゴミ捕捉用の渦室(11)を配した。
【選択図】図1

Description

本発明は、処理液をその液面側と槽底側で互いに反対向きに流して循環させる攪拌流を形成し、該処理液にコンベアで搬送されるワークを浸漬させて電着塗装その他の任意の表面処理を行う処理液槽に関する。
電着塗装は、水中に固形分濃度8〜20%で溶解又は分散させた電着塗料を電着層内に入れ、これに金属製のワークを浸漬させて、ワークと槽内電極との間に100〜300Vの直流電圧を印加することにより、溶液中にイオンとして存在する塗料成分(固形分)をその反対極性のワークの表面に電気的に析出させて塗膜を形成するものである。
この場合に、塗料条件と通電条件を一定に保てば同じ膜厚分布の塗装を行うことができ、つき回り性がよく陰の部分まで均一に塗装され、特に、ワークを陰極にするカチオン型の電着塗装は、ワークからの金属溶出がなく防錆力に優れるためほとんどの自動車ボディの下塗りに用いられている。
図3はこのような従来の電着塗装装置41を示すもので、コンベア(図示せず)で搬送される自動車ボディ等のワークWを電着液(処理液)に浸漬させる舟型の電着槽(処理液槽)42の片端側にオーバーフロー堰43を介して液面に浮遊する気泡やゴミを回収するサブタンク44が形成されている。
そして、電着槽42内の槽底部及び側面には、サブタンク44に回収された電着液を吐出させて電着槽42内を攪拌する多数の噴射ノズル45…が配されると共に、ワークWとの間で電界を形成する槽内電極(図示せず)が配されており、該電極に対してワークWを反対極に維持する通電バー(図示せず)がコンベアに沿って配されて成る。
この場合、噴射ノズル45…は、電着槽42の液面側に配されたノズル45T…がコンベア搬送方向前向きに配されると共に、槽底側のノズル45B…がコンベア搬送方向後向きに配されて、電着液が液面側と槽底側で互いに反対向きに流れて循環する攪拌流が形成されるようになっている。
このようにすれば、電着槽42内で塗料成分が沈殿することなく攪拌され、より均一な塗膜が形成される。
しかしながら、高品質の電着塗膜が要求される場合、前述したように攪拌流の流れを形成しても、表面に、鉄粉・塗料カスなどのゴミ類が付着してブツと称する塗装不良を生ずることが判明した。
これは特に、自動車ボディを電着塗装した場合に、その上半分に位置するルーフ、エンジンフードなど水平面積の広い部分に見られ、フェンダーやドアにはそれほど多く見られなかった。
発明者らが実験・研究を重ねた結果、その原因は、発明者らの実験・研究によれば、水平面積の広い部分はゴミ等が載りやすいだけでなく、自動車ボディの上半分が浸漬される液面側はコンベアの進行方向前向きに攪拌流が形成されるので電着液との相対速度が遅いことに起因していると思われる。
このため、図4に示すように、電着槽51の入槽側にサブタンク52を設けると共に、電着槽51内の噴射ノズル53…の全てをその液面側から槽低側に至るまでコンベアの搬送方向後向きにして、電着液を出槽側から入槽側へ向う流れのみとし、入槽側から出槽側へ搬送されるワークWに対する電着液の相対速度を速くするようにしたもの提案されている。
特開平11−106996号公報
そして、発明者らがこのような電着槽51内の電着液の流れを解析したところ、図5(a)及び(b)に示すように、電着槽51内では必ずしも一方向の流れにはならず、部分的に逆流/乱流が発生していることが判明した。
すなわち、噴射ノズル53…は槽低部及び側面にしか配されていないので、槽底及び側面に沿った部分は、電着液が出槽側から入槽側へ流れているが、中央付近は逆流/乱流が生じている。
例えば、図5(a)は電着槽中央部をコンベアの搬送ラインに沿って切断した垂直断面内の流れを示し、槽底に沿って出槽側から入槽側へ向う流れが形成されているものの、逆流が多く一部乱流も見られる。
また、図5(b)は液面での流れを示し、左右側面に沿って出槽側から入槽側へ向う流れが形成されているものの、センターラインに沿って逆流/乱流が形成されていることがわかる。
このように、電着槽51内に一方向の流れを形成しようとして噴射ノズル53…を同じ向きに配しても、自動車ボディが搬送される中心付近に逆流/乱流が形成されるので、逆流で相対速度が遅くなったときにブツが発生し易く、また、乱流でゴミ類が舞い上げられるのでこれらが付着する機会が増え、いずれも塗装不良の原因となる。
また、図3に示す電着槽42についても同様の解析をしたところ、やはり、逆流/乱流が発生することが判明した。
そこで本発明は、そのような逆流や乱流を起こさないように処理液を均一に攪拌して、高品質の表面処理を行うことができるようにすることを技術的課題としている。
この課題を解決するために、本発明は、処理液をその液面側と槽底側で互いに反対向きに流して循環させる攪拌流を形成し、該処理液にコンベアで搬送されるワークを浸漬させて電着塗装その他の任意の表面処理を行う処理液槽において、少なくとも前記攪拌流の液面側下流又は槽底側下流のいずれか一方に位置する槽端部に、その流れを槽底側へ下向きに又は液面側へ上向きに反転させる略円弧状のガイド板が形成され、槽底には、略円弧面で成る渦流形成部を有するゴミ捕捉用の渦室が配され、その渦流形成部の接線方向に形成された流入口が攪拌流の流線方向に対向して開口されると共に、該渦室にゴミ排出口が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、攪拌流の液面側下流に位置する槽端面が略円弧状のガイド板で形成され、液面側の流れが、下流側の槽端面に達すると、そのガイド板に沿って下向きに反転され、槽底側に形成される反対向きの流れになる。
また、槽底側を流れる攪拌流がその下流側の槽端面に達すると、略円弧状のガイド板に沿って上向きに反転され、液面側に形成される反対向きの流れになる。
したがって、液面側の攪拌流が槽端部にぶつかってもそのまま下向きに反転されるので液面側に逆流が形成されることがなく、同様に、槽底側の攪拌流が槽端部にぶつかってもそのまま上向きに反転されるので槽底側に逆流が形成されることもなく、槽の両端部で上下に反転する循環流が形成される。
また、槽底にはゴミ捕捉用の渦室が配されており、槽底を流れる攪拌流の一部が、比較的重い鉄粉や塗料カスなどのゴミと共に、その流線方向に対向して開口された流入口から渦室内に流入すると、処理液は略円弧面で成る渦流形成部で回転されて渦流となりその中心に澱み点が形成されるので、ゴミが渦室内に回収されることになる。
したがって、渦室に形成されたゴミ排出口から予め設定された流量で排水すれば、渦室内に溜まったゴミ類が排出される。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明に係る処理液槽を適用した電着塗装装置を示す説明図、図2はその流線を示す説明図である。
図1に示す電着塗装装置1は、電着液(処理液)が貯留された電着槽(処理液槽)2に、コンベア(図示せず)で搬送される自動車ボディなどのワークWを浸漬させて電着塗装を行うもので、電着槽2の入槽側にオーバーフロー堰3を介して液面に浮遊する気泡やゴミを回収するサブタンク4が形成されている。
電着槽2内の槽底部及び側面には、サブタンク4に回収された電着液をポンプPにより吐出させて電着槽2内を攪拌する多数の噴射ノズル5…が配されると共に、ワークWとの間で電界を形成する槽内電極(図示せず)が配されており、該電極に対してワークWを反対極に維持する通電バーがコンベアに沿って配されて成る。
噴射ノズル5…は、上半分の液面側のノズル5T…がコンベアの搬送方向後向きに配されて、出槽側から入槽側に向う攪拌流を形成すると共に、下半分の槽底側のノズル5B…がコンベアの搬送方向後向きに配されて、入槽側から出槽側へ向う攪拌流が形成されている。
そして、攪拌流の液面側下流となる電着槽2の入槽側端面は、液面側を流れてきた電着液を下向きに反転させて槽底側に案内する円弧状または略円弧状となる多角形状(以下単に「円弧状」という)のガイド板6で形成され、このガイド板6の上端縁がオーバーフロー堰3となっている。
また、攪拌流の槽底下流側となる電着槽2の出槽側端部には、ワークWの搬送軌跡に沿って傾斜面7が形成されると共に、傾斜面7の先端に槽底側を流れてきた電着液を上向きに反転させて液面側に案内する円弧状のガイド板8が形成されている。
これらガイド板6、8は、夫々の円弧面の接線方向を液面側の攪拌流の流線及び槽底側の攪拌流の流線に一致させておくことが望ましい。
これにより、液面側の噴射ノズル5T…により出槽側から入槽側に向って流される液面側の攪拌流が、入槽側端部でガイド板6の円弧面に沿って下向きに反転され、槽底側の噴射ノズル5B…により入槽側から出槽側に向う攪拌流となり、さらに、出槽側端部でガイド板8の円弧面に沿って上向きに反転され、再び液面側の攪拌流と合流し、液面側と槽底側で互いに反対向きに流れて循環する攪拌流が形成されるようになっている。
また、出槽側の槽底には、円弧面または略円弧状の多角形面(以下単に「円弧面」という)で成る渦流形成部10を有するゴミ捕捉用の渦室11が配されると共に、その渦流形成部10の接線方向に形成された流入口12が攪拌流の流線方向に対向して開口され、該渦室11に形成されたゴミ排出口13が排水ポンプ14に接続されている。
したがって、槽底に沿って流れる電着液の一部が、渦室11の流入口12から渦流形成部10内に流入されると、その円弧面に沿って渦流となって澱むので、電着槽2から持ち込んだ鉄粉や塗料カスなどのゴミが回収され、ここで排水ポンプ14を稼動させれば回収されたゴミが排出される。
以上が本発明に係る処理液槽を適用した電着塗装装置であって、次にその作用を図2を伴って説明する。
まず、ポンプPを稼動させて、各噴射ノズル5から電着液を吐出させると、電着槽2の液面側には出槽側から入槽側へ向う攪拌流が形成されると共に、槽底側には入槽側から出槽側へ向う攪拌流が形成される。
そして、液面側の噴射ノズル5T…により出槽側から入槽側に向って流される液面側の攪拌流が電着槽2の入槽側端部に達すると、その液面に浮かぶ気泡やゴミと共にオーバーフロー堰3を越えてサブタンク4に回収される分を除き、攪拌流のほとんどが円弧状のガイド板6に沿って下向きに反転され、槽底側の噴射ノズル5B…から吐出される電着液の噴流に押されて入槽側から出槽側に向う攪拌流となる。
一方、槽底側の噴射ノズル5B…により入槽側から出槽側に向って流される槽底側の攪拌流が電着槽2の出槽側端部に達すると、その槽底に沿って渦室11内に流入される分を除き、攪拌流のほとんどが傾斜面7に沿って液面側に案内されると共にその先端に形成された円弧状のガイド板8に沿って上向きに反転され、液面側の噴射ノズル5T…から吐出される電着液の噴流に押されて出槽側から入槽側に向う攪拌流となる。
このように、電着槽2の入槽側端部及び出槽側端部では、電着液が夫々のガイド板6、8に案内されて下向き又は上向に反転されて流れの向きが反対になるように導かれ、側面から見たときに全体として楕円状の流線を描くように循環する攪拌流が形成される。
したがって、電着槽2の中央部をコンベアの搬送ラインに沿って切断した垂直断面内の流れは、図2(a)に示すように、出槽側から入槽側へ向う液面側の攪拌流が入槽端面で下向きに反転されて、入槽側から出槽側へ向う槽底側の攪拌流となり、出槽端面で再び上向きに反転されて、出槽側から入槽側へ向う液面側の攪拌流になっており、その途中で逆流や乱流がほとんど形成されていないことがわかる。
また、液面での流れも、図2(b)に示すように、液面全体が出槽側から入槽側へ向う略均一な速度分布の攪拌流を形成し、その途中で逆流や乱流が形成されていないことがわかる。
なお、槽底側の攪拌流が電着槽2の出槽側端部で渦室11内に流入されると、その流入口12は円弧面で成る渦流形成部10の接線方向に形成されているので、図2(c)に示すように、攪拌流は渦流形成部10の円弧面に沿って回転し、渦を形成する。
このとき、渦流形成部10内には槽底に沿って流れる比較的流速の早い攪拌流が直線的に流入するので、その流れに乗って比較的重い鉄粉や塗料カスなどのゴミを渦室11内に持ち込み、渦の中心が澱み点となるので、渦室11内にゴミが落されて回収される。
このとき、排水ポンプ14でゴミ排出口13から電着液を必要量ずつ排水することにより渦室11内のゴミを回収でき、再び電着槽2内にゴミを送り出すことがなく、ゴミ付着によるブツなどの塗装不良をより確実に減らすことができる。
そして、渦室11内の電着液は、流入口12から流入してくる電着液に押されて再びその流入口12から電着槽2内に流出し、槽底側の攪拌流に合流する。
このように電着槽2の側面から見たときに、電着液が全体として楕円状の流線を描くように循環する攪拌流が形成され、逆流や乱流が生じないので、逆流で相対速度が遅くなったり、乱流でブツの原因となるゴミ類が舞い上げられることがなく、しかも、ブツの原因となる電着槽2内のゴミ類は渦室11に捕捉されるので、塗装不良を生じにくい。
なお、上述の説明では、出槽側から入槽側へ向う液面側の攪拌流と、入槽側から出槽側へ向う槽底側の攪拌流を形成した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、入槽側から出槽側へ向う液面側の攪拌流と、出槽側から入槽側へ向う槽底側の攪拌流を形成する場合でもよい。
ただし、前者の方が、ワークWと電着液との相対速度が速くなるので、ブツ等の塗装不良がより発生しにくい。
また、円弧状のガイド板6、8を電着槽2の両端に形成した場合について説明したが、発明の実験によれば少なくとも片端に形成すれば塗装不良が生じにくくなることが実証された。
さらに、渦室11は槽底の出槽側端部に設ける場合に限らず、入槽側端部であっても良く、要は、攪拌流の流線が変化する部分に設ければ攪拌流の一部を確実に取り込むことができる。ただし、槽底側を流れる攪拌流の下流側(本例では出槽側端部)に設けたほうが、槽底に落ちているゴミ類を回収しやすいというメリットがある。
以上述べたように、本発明によれば、液面側を流れる攪拌流がその下流側の槽端面に達すると、円弧状のガイド板に沿って下向きに反転され、槽底側を流れる攪拌流がその下流側の槽端面に達すると、円弧状のガイド板に沿って上向きに反転されて、電着液が全体として楕円状の流線を描くように循環する攪拌流を形成するので、逆流が生じて相対速度が遅くなったり、乱流が生じてブツの原因となるゴミ類が舞い上げられることがなく、塗装不良を生じにくいという大変優れた効果がある。
また、槽底を流れる攪拌流の一部が、比較的重い鉄粉や塗料カスなどのゴミと共に、槽底に形成されたゴミ捕捉用の渦室内に流入し、その渦流形成部で形成された渦流の中心に澱み点が形成されるので、ゴミが渦室内に捕捉されるという大変優れた効果もある。
処理液をその液面側と槽底側で互いに反対向きに流して循環させる攪拌流を形成し、該処理液にコンベアで搬送されるワークを浸漬させて電着塗装その他の任意の表面処理を行う処理液槽としての用途に適用することができる。
本発明に係る処理液槽を適用した電着塗装装置を示す説明図。 その流線を示す説明図。 従来装置を示す説明図。 従来装置を示す説明図。 従来装置の流線を示す説明図。
符号の説明
1 電着塗装装置
2 電着槽(処理液槽)
W ワーク
6,8 円弧状のガイド板
10 渦流形成部
11 渦室
12 流入口
13 ゴミ排出口





Claims (3)

  1. 処理液をその液面側と槽底側で互いに反対向きに流して循環させる攪拌流を形成し、該処理液にコンベアで搬送されるワークを浸漬させて電着塗装その他の任意の表面処理を行う処理液槽において、
    少なくとも前記攪拌流の液面側下流又は槽底側下流のいずれか一方に位置する槽端部に、その流れを槽底側へ下向きに又は液面側へ上向きに反転させる略円弧状のガイド板が形成され、
    槽底には、略円弧面で成る渦流形成部を有するゴミ捕捉用の渦室が配され、その渦流形成部の接線方向に形成された流入口が攪拌流の流線方向に対向して開口されると共に、該渦室にゴミ排出口が形成されていることを特徴とする処理液槽。
  2. 処理液をその液面側と槽底側で互いに反対向きに流して循環させる攪拌流を形成し、該処理液にコンベアで搬送されるワークを浸漬させて電着塗装その他の任意の表面処理を行う処理液槽において、少なくとも前記攪拌流の液面側下流又は槽底側下流のいずれか一方に位置する槽端部に、その流れを槽底側へ下向きに又は液面側へ上向きに反転させる円弧状のガイド板が形成されていることを特徴とする処理液槽。
  3. 処理液をその液面側と槽底側で互いに反対向きに流して循環させる攪拌流を形成し、該処理液にコンベアで搬送されるワークを浸漬させて電着塗装その他の任意の表面処理を行う処理液槽において、槽底には、略円弧面で成る渦流形成部を有するゴミ捕捉用の渦室が配されると共に、その渦流形成部の接線方向に形成された流入口が攪拌流の流線方向に対向して開口され、該渦室にはゴミ排出口が形成されていることを特徴とする処理液槽。
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