JP2008119612A - 分離処理槽 - Google Patents
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Abstract
【課題】設備ランニングコストの低廉化を図る。
【解決手段】油脂U又は塗料スラッジS等の分離対象物を槽内脱脂液L、W中に浮上分離させる分離処理槽2において、槽内処理液W、L中にマイクロバブル又はナノバブル等の微小粒径気泡aを発生させる気泡発生手段5を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】油脂U又は塗料スラッジS等の分離対象物を槽内脱脂液L、W中に浮上分離させる分離処理槽2において、槽内処理液W、L中にマイクロバブル又はナノバブル等の微小粒径気泡aを発生させる気泡発生手段5を設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、油脂又は塗料スラッジ等の分離対象物を槽内処理液中において浮上分離させる分離処理槽に関するものである。
従来、この種の分離処理槽としては、例えば、塗装ブースからの排気の浄化に用いた塗装用洗浄液に含まれる塗料分などを槽内処理液中の凝集剤の凝集浮上作用でもって塗料スラッジとして槽内処理液中で浮上分離させるもの(例えば、下記特許文献1参照)、或いは、被処理物の表面に付着した油脂を槽内処理液中の脱脂剤の脱脂作用でもって被処理物から剥離して槽内処理液中で浮上分離させるもの(例えば、下記特許文献2参照)が知られている。
つまり、これら従来の分離処理槽は、槽内処理液中の凝集剤や脱脂剤などの化学薬剤による化学作用だけで分離対象物を槽内処理液中で浮上分離させる分離処理構成を採っていた。
特開2005−46712号公報
特開2001−129466号公報
ところが、槽内処理液による化学作用だけで分離対象物を槽内処理液中で浮上分離させる上記の如き従来の分離処理槽では、分離対象物の浮上分離効率や浮上分離精度を十分に得るのに要する化学薬剤量がかなり多くなることから、化学薬剤の補給、交換、廃棄などに要する化学薬剤コストが高くなって設備ランニングコストが高くつく問題があった。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、合理的な分離処理構成の採用により、上記の如き問題を効果的に解消する点にある。
本発明の第1特徴構成は分離処理槽に係り、その特徴は、
油脂又は塗料スラッジ等の分離対象物を槽内処理液中において浮上分離させる分離処理槽であって、
前記槽内処理液中にマイクロバブル又はナノバブル等の微小粒径気泡を発生させる気泡発生手段を設けてある点にある。
油脂又は塗料スラッジ等の分離対象物を槽内処理液中において浮上分離させる分離処理槽であって、
前記槽内処理液中にマイクロバブル又はナノバブル等の微小粒径気泡を発生させる気泡発生手段を設けてある点にある。
つまり、マイクロバブル又はナノバブル等の微小粒径気泡には、高い表面吸着力により油脂又はスラッジ等を気泡表面に吸着させる特性があることから、槽内処理液中に上記微小粒径気泡を発生させる気泡発生手段を設けてある上記第1特徴構成であれば、槽内処理液中に発生させた微小粒径気泡の表面吸着作用により油脂又は塗料スラッジ等の分離対象物を気泡表面に吸着させて、その吸着分離対象物を微小粒径気泡の持つ浮力により槽内処理液中で浮上分離させることができて、微小粒径気泡により分離対象物を浮上分離させる分、分離対象物の浮上分離効率や浮上分離精度の確保に要する槽内処理液中の化学薬剤を少量化することができ、これにより、化学薬剤コストの低廉化を図ることができる。
したがって、分離対象物の浮上分離効率や浮上分離精度を十分に確保しながらも設備ランニングコストの低廉化を効果的に達成することができる。
なお、マイクロバブルとは、粒径が約1〜100μmの気泡をいい、ナノバブルとは、粒径が1μm未満の気泡をいう。
本発明の第2特徴構成は、第1特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
槽内に流入される塗装用洗浄液のうちの塗料分を塗料スラッジとして凝集して前記槽内処理液中で浮上分離させる構成にするとともに、
好気性菌類を含むバイオ薬液を前記槽内処理液に注入するバイオ薬液注入手段を設けてある点にある。
槽内に流入される塗装用洗浄液のうちの塗料分を塗料スラッジとして凝集して前記槽内処理液中で浮上分離させる構成にするとともに、
好気性菌類を含むバイオ薬液を前記槽内処理液に注入するバイオ薬液注入手段を設けてある点にある。
つまり、上記第2特徴構成であれば、塗料洗浄液のうちの塗料分が槽内処理液の化学作用により凝集される過程において、凝集される塗料分どうしの間に微小粒径気泡を入り込ませて凝集生成される塗料スラッジの浮力を高めることができて、塗料スラッジの浮上分離効率及び浮上分離精度を効果的に向上させることができ、これにより、その微小粒径気泡により浮上分離効率や浮上分離精度を向上させる分、塗料スラッジの浮上分離効率や浮上分離精度の確保に要する槽内処理液中の化学薬剤を少量化することができて、化学薬剤コストの一層の低廉化を図ることができる。
さらに、槽内処理液に注入するバイオ薬液に含まれた好気性菌類の有機物分解作用により槽内処理液を浄化することができるから、槽使用継続による槽内処理液中のCOD(化学的酸素要求量)の増加を効果的に抑止することができて、槽内処理液の浄化頻度や交換頻度を少なくすることができ、これにより、槽内処理液のメンテナンスコストの低廉化を図ることができる。
しかも、槽内処理液中への微小粒径気泡の発生により槽内処理液中の溶存酸素濃度を均一な状態で高く確保することができ、これにより、好気性菌類の活性化を促進することができて、槽内処理液の浄化を一層効果的に行うことができる。
すなわち、これらのことから、化学薬剤コストの低廉化、及び、槽内処理液のメンテナンスコストの低廉化を図ることができて、設備ランニングコストの低廉化を一層効果的に達成することができる。
本発明の第3特徴構成は、第1特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記槽内処理液に浸漬される被処理物の表面から油脂を剥離して槽内処理液中で浮上分離させる構成にしてある点にある。
前記槽内処理液に浸漬される被処理物の表面から油脂を剥離して槽内処理液中で浮上分離させる構成にしてある点にある。
つまり、マイクロバブルやナノバブル等の微小粒径気泡には、物体に衝突して気泡の崩壊が生じる際に内部の高圧空気が噴出する特性と石鹸同様の電荷分離を気液界面に実現する特性とがあることから、槽内処理液に浸漬される被処理物の表面から油脂を剥離して槽内処理液中で浮上分離させる上記第3特徴構成であれば、微小粒径気泡による高圧空気噴出作用と石鹸同様の洗浄作用とをもって被処理物の表面から油脂を効果的に剥離して槽内処理液中で浮上分離させることができ、これにより、油脂の浮上分離効率や浮上分離精度の確保に要する槽内処理液中の化学薬剤を一層少量化することができて、化学薬剤コストの一層の低廉化を図ることができ、設備ランニングコストの低廉化を一層効果的に達成することができる。
また、上述の如く、槽内処理液中の化学薬剤の一層の少量化を図ることで、脱脂処理後の被処理物の洗浄に要する水量や水圧等を小さくすることが可能となり、これにより、脱脂処理後の洗浄設備等の小型化を図ることができて、脱脂処理設備全体としてのランニングコストの低廉化にも効果的に寄与することができる。
〔第1実施形態〕
図1は、塗料スラッジ処理設備を示し、1は、塗装作業域1Aから格子床1aを通じて下方へ排出される塗料ミスト含有空気Aを洗浄水Wにより浄化する浄化装置1Bを装備した塗装ブース、2は、塗装ブース1の浄化装置1Bから送られる塗料ミスト捕捉後の槽内処理液としての洗浄水W(すなわち、塗料分を含む洗浄水)から塗料分を凝集して塗料スラッジSとして浮上分離させる分離処理槽、3は、分離処理槽2から送られた塗料スラッジSを回収容器4に回収するスラッジ回収装置である。
図1は、塗料スラッジ処理設備を示し、1は、塗装作業域1Aから格子床1aを通じて下方へ排出される塗料ミスト含有空気Aを洗浄水Wにより浄化する浄化装置1Bを装備した塗装ブース、2は、塗装ブース1の浄化装置1Bから送られる塗料ミスト捕捉後の槽内処理液としての洗浄水W(すなわち、塗料分を含む洗浄水)から塗料分を凝集して塗料スラッジSとして浮上分離させる分離処理槽、3は、分離処理槽2から送られた塗料スラッジSを回収容器4に回収するスラッジ回収装置である。
前記塗装ブース1の浄化装置4は、格子床1aの下方に配置した洗浄水流下パン1bにおける流下洗浄水Wと塗装作業域1Aからの排出空気Aとを合流状態で絞り風路1cに高速通過させ、その通過過程で排出空気A中の塗料ミストを洗浄水Wの飛散水滴に捕捉させることで排出空気Aを浄化する。
そして、浄化した排出空気Aは排気ファン1dにより排気ダクト1eを通じて外部に排出し、一方、塗料ミストを捕捉した洗浄水Wは水槽1fで受け止めた後、送出路R1を通じて分離処理槽2に送る。
前記分離処理槽2の槽一端部の上部には、槽幅方向に延びる洗浄水供給樋2aを設けるとともに、槽他端部の下部には洗浄水取出口2bを設け、また、槽他端部の上部には、槽内で生じた浮上塗料スラッジSを槽外に取り出すスラッジ取出口2cを設けてある。
つまり、この分離処理槽2では、塗装ブース1の浄化装置1Bから送出路R1を通じて送られる塗料ミスト捕捉後の洗浄水Wを、洗浄水供給樋2aにより受け止めた上で洗浄水供給樋2aから溢水させることにより、槽幅方向に均等に分散させた状態で槽の一端部に供給し、これに併行して、槽他端部における洗浄水取出口2bから槽内洗浄液Wを取り出すことで、槽一端部から槽他端部へ向かう横向き水流f1を槽のほぼ全幅にわたって形成する。
また、分離処理槽2の槽一端部の上部には、分離槽2に供給する塗料ミスト捕捉後の洗浄水Wに対して凝集剤を注入する凝集剤注入路R5と、洗浄水Wに対して好気性菌類(細菌類及び真菌類)を含むバイオ薬液を注入するバイオ薬液注入路R6(バイオ薬液混入手段の一例)とを接続するとともに、分離処理槽2の槽一端部側の底部中央には、槽内処理液中にマイクロバブル又はナノバブル等の微小粒径気泡aを発生させる気泡発生手段としての微小粒径気泡発生装置5を設置してある。
前記微小粒径気泡発生装置5は、装置上部の空気取入口5a及び液取入口5bからの取り入れ空気及び取り入れ洗浄液を混合、攪拌、せん断して装置中間部の環状の噴出口5cからマイクロバブルとナノバブルを両方含んだ微小粒径気泡aと磁化水wmとを周囲に均等に拡散させる状態で噴出させる市販のものを採用している。
つまり、この分離処理槽2では、槽内洗浄液W中の凝集剤の化学作用により塗料ミスト捕捉後の洗浄水Wに含まれる塗料分を凝集を伴い浮上させて塗料スラッジSにするとともに、微小粒径気泡aの持つ高い表面吸着力により微小粒径気泡aに吸着した吸着塗料分を微小粒径気泡aに生じる浮力でもって浮上させて塗料スラッジSの形成過程で塗料スラッジに取り込ませることで、洗浄水Wへの凝集剤の注入量を極力少なくしながらも塗料ミスト捕捉後の洗浄水Wに含まれる塗料分を塗料スラッジSとして効率良く槽内で浮上分離させる。
しかも、微小粒径気泡aを取り込まずに凝集された比較的浮上力の小さな塗料スラッジSについても、微小粒径気泡aにより浮力を作用させて効果的に槽内で浮上分離させる。
また、槽内洗浄液Wに注入されるバイオ薬液に含まれた好気性菌類の有機物分解作用により槽内処理液を浄化し、これにより、槽連続運転による槽内処理液中のCOD(化学的酸素要求量)の増加を効果的に抑止する。
さらに、槽内洗浄液W中に気泡表面積の大きな微小粒径気泡aを発生させることで、槽内洗浄液W中の溶存酸素濃度を効率良く上昇させ、しかも、微小粒径気泡aに含まれる非浮上性(浮遊性)のナノバブルにより槽内の隅々まで酸素を供給して槽内の溶存酸素濃度を均一に上昇させ、これにより、好気性菌類の活性化を効果的に促進する。
そして、浮上分離した塗料スラッジSを横向き水流f1により槽他端の取出口2cへ移動させることで、その取出口2cにおいて塗料スラッジSを随伴水としての少量の槽内洗浄水Wとともに連続的に槽外へ取り出す。
槽下部の洗浄水取出口2bから取り出した洗浄水W(すなわち、塗料スラッジSの浮上をもって塗料分を除去した洗浄水)は、洗浄水ポンプP1により還送路R2を通じ洗浄水流下パン1bへ戻して塗料ミスト含有空気Aの浄化に再使用し、一方、取出口2cから取り出した塗料スラッジSは随伴洗浄水Wとともに、スラッジポンプP2によりスラッジ路R3を通じスラッジ回収装置3に送る。
スラッジ回収装置3は、随伴洗浄水Wとともにスラッジ路R3を通じて送られる塗料スラッジSを再度、水面上へ効率的に浮上集積させる縦型槽3Aからなり、この縦型槽3Aで浮上集積させた塗料スラッジSを掻き採り装置3Bにより槽外へ取り出し、その取り出した塗料スラッジSを脱水装置3Cを介して回収容器4に回収する。
また、縦型槽3Aにおける底部排出口3a及び水位調整用の溢水部3bから排出される塗料スラッジ除去後の洗浄水Wは、戻し路R4を通じ分離処理槽2の洗浄水供給樋2aに戻して、塗装ブース1の浄化装置1Bから送られる塗料ミスト捕捉後の洗浄水Wとの合流状態で分離処理槽2の槽一端部に戻す。
なお、微小粒径気泡発生装置5により微小粒径気泡aとともに発生する磁化水wmにより、槽内或いは循環路内に付着したスケール(赤錆)を溶解除去し、また、付着した塗料スラッジSを剥離除去し、槽内或いは循環路内へのスケールや塗料スラッジSの付着を抑止する。
〔第2実施形態〕
図2は、塗装前の被塗物Tを被処理物として脱脂処理する浸漬式の脱脂装置を示し、2は槽内処理液としての脱脂液Lを貯留する分離処理槽、6は被塗物1(本例では自動車ボディー)を搬送する吊下げ式のコンベアであり、このコンベア6による被塗物搬送において、被塗物Tを分離処理槽2の脱脂液Lに浸漬させた状態で槽内移動させることにより被塗物1に対し表面から油脂Uを剥離させて脱脂液L中で分離浮上させる脱脂処理を施す。
図2は、塗装前の被塗物Tを被処理物として脱脂処理する浸漬式の脱脂装置を示し、2は槽内処理液としての脱脂液Lを貯留する分離処理槽、6は被塗物1(本例では自動車ボディー)を搬送する吊下げ式のコンベアであり、このコンベア6による被塗物搬送において、被塗物Tを分離処理槽2の脱脂液Lに浸漬させた状態で槽内移動させることにより被塗物1に対し表面から油脂Uを剥離させて脱脂液L中で分離浮上させる脱脂処理を施す。
前記分離処理槽2は、被塗物1の搬送方向において槽の一端寄りに配置した隔壁部2dにより被塗物1を槽内移動させる本槽部2Aと槽の一端部に位置する補助槽部2Bとに区画するとともに、隔壁部2dの下端縁と槽底2eとの間には、補助槽部2Bを本槽部2Aの底部に連通させる底部連通路2fを形成してあり、この底部連通路2fは槽全幅にわたって開口する広幅の流路にし、また、補助槽部2Bには底部連通路2fよりも深い逆錐状の底部2gを形成してある。
隔壁部2dは、槽全幅にわたって補助槽部2Bの槽上部からオーバーフロー形式で脱脂液Lを分離浮上油脂とともに受け入れる取液槽7を形成してあり、この取液槽7の上層部から浮上油脂とともに脱脂液Lを取り出して、その脱脂液Lを補助槽部2Bよりも高位置の油分離装置8へポンプ輸送する油脂取出路R7を設けるとともに、取液槽7の下層部から脱脂液Lを取り出して、その脱脂液Lを本槽部2Aへポンプ輸送する主循環用及びスプレー用の2系統の外部循環路R8、R9を設けてある。
油分離装置8は、仕切壁8aにより上層が仕切られた左右2層構造にして、熱交換器8bによる槽内脱脂液Lの加熱により一層側で浮上分離させた油脂Uをオーバーフローにより油脂回収口8cから回収して油脂回収路R10を介して貯留槽9に集積するとともに、油脂Uの浮上分離により浄化された脱脂液Lを他層側の浄化液取出口8dから取り出して浄化液返送路R11を介して補助槽部2Bに戻す構成にしてあり、この補助槽部2Bと油分離装置8との間での脱脂液循環により、被塗物Tに対する脱脂処理に伴い分離処理槽2内で浮上分離した油脂Uを除去して脱脂液Lを浄化再生する。
なお、P5は、取液槽7の上層部から取り出した浮上油脂を含む脱脂液Lを油脂取出路R7を通じて油分離装置8の一層側に供給する油脂取出ポンプである。
本槽部2Aの槽内には、主循環用ポンプP3により主循環用の外部循環路R8を通じて供給される脱脂液Lを被塗物移動経路の両横側で入槽位置I側に向けて噴出する上中層用の液中ノズル2h、底層用の液中ノズル2iを夫々、出槽位置Oから入槽位置Iにかけて多数並設してあり、また、本槽部2Aの出槽位置Oには、スプレー用ポンプP4によりスプレー用の外部循環路R9を通じて供給される脱脂液Lを槽内脱脂液Lから引き上げられた被塗物1に対し吹き付けるすすぎ用スプレーノズル2jのノズル群を設けてある。
つまり、これら取液槽8、外部循環路R8,R9、ポンプP3,P4、及び、各ノズル2h〜2jにより、補助槽部2Bの槽上部から脱脂液Lを取り出してその脱脂液Lを本槽部2Bに送る脱脂液循環を行うとともに、この本槽部2Aと補助槽部2Bとの間での脱脂液循環において被塗物Tの出槽位置Oから入槽位置Iに向かう液流を本槽部2A内に生じさせる。
なお、R15は、脱脂剤を注入して生成の脱脂液Lを補助槽部2Bに補給する脱脂液補給路である。また、13は主循環用の外部循環路9Aに介装した熱交換器であり、この熱交換器13により通過脱脂液Lを加熱(ないし冷却)することで、槽内脱脂液Lの温度を被塗物Tの処理に適した温度に調整する。
そして、本槽部2Aの隔壁部2d側の底部中央には、脱脂液L中にマイクロバブル又はナノバブル等の微小粒径気泡aを発生させる気泡発生手段として、上述の第1実施形態と同様の微小粒径気泡発生装置5を配備してある。
つまり、微小粒径気泡aには、物体に衝突して気泡の崩壊が生じる際に内部の高圧空気が噴出する特性と石鹸同様の電荷分離を気液界面に実現する特性とがあることから、この分離処理槽2では、槽内脱脂液L中の脱脂剤の化学作用と槽内処理液中に発生させる微小粒径気泡aの上記特性による高圧空気噴出作用と石鹸同様の洗浄作用とによって、脱脂液Lへの脱脂剤の混入量を極力少なくしながらも、浸漬される被塗物Tの表面から油脂Uを短時間で効果的に剥離して槽内脱脂液L中で浮上分離させ、しかも、鉄板どうしの合わせ目などの複雑な形状の部分からも確実に油脂Uを剥離して槽内脱脂液L中に浮上分離させる。
また、被塗物Tから分離した油脂Uには、動物性油分と鉱物性油分とが含まれることから、比較的浮上し難い鉱物性油分が槽内脱脂液L中に蓄積され易くなるのに対し、槽内脱脂液L中の鉱物性油分を微小粒径気泡aの高い表面吸着力でもって吸着して、その吸着鉱物性油分を微小粒径気泡aに作用する浮力でもって浮上分離させることができ、これにより、槽内脱脂液L中に鉱物性油分が蓄積されるのを効果的に抑止して、鉱物性油分の蓄積により槽内脱脂液Lの脱脂性能が低下するのを効果的に抑止することができて、槽内脱脂液Lの入れ替え周期を極力長く確保することができる。
さらに、槽内で発生した微小粒径気泡aが油脂取出路R7を介して油分離装置8にも送られることから、油分離装置8での油脂Uの浮上分離効率も向上させることができて、油分離装置8内の脱脂液Lの温度を極力低くすることが可能になり、これにより、脱脂液Lを加熱する熱交換器8bの運転エネルギの省力化や油分離装置8の小型化を図ることができる。
なお、上述の本槽部2Aと補助槽部2Bとの間での脱脂液循環において、補助槽部2Bにおける底部連通路2fと槽上部との間の部分に槽内脱脂液Lが層流状に上昇する上昇流路域10が形成されるのに対し、この補助槽部2Bにおける上昇流路域10は、平行姿勢の平板状の傾斜隔壁10aにより互いに区画される多数の傾斜上昇流路に細分化した構造にしてあり、これにより、被塗物1に付着して槽内に持ち込まれる鉄粉や砥ぎ粉などの沈降性の微細異物を、多数の傾斜上昇流路における脱脂液通過過程で速やかに各傾斜上昇流路の底壁(底側の傾斜隔壁10a)に沈降着底させて、本槽部2Aへ送る脱脂液Lから沈降性の微細異物を効率良く分離除去する。
また、補助槽部2Bの底部2gには、沈降物を抜出ポンプP6により補助槽部2Bの底部2gから槽内脱脂液Lとともに抜き出し、この抜き出し物を補助槽部2Bよりも高位置の液体サイクロン11へ送る抜出路R12を設けてある。
前記液体サイクロン11は、上記抜出ポンプP6による液供給により器内に縦軸心周りの旋回流を形成して、その旋回流による遠心分離作用で抜き出し物(沈降物と処理液との混合物)を濃縮するものであり、この濃縮処理において液体サイクロン11の上部送出口11aからは希釈液(濃縮処理で沈降物が分離された脱脂液L)が送出され、下部送出口11bからは濃縮物が送出される。
液体サイクロン11の上部送出口11aから送出される希釈液は、補助槽部2Bからの沈降物の抜き出しに併行して、返送路R13を通じ補助槽部2Bへ戻し、一方、液体サイクロン11の下部送出口11bから送出される濃縮物は、コンベアフィルタ12へ送って更に濾過処理して補助槽部2Bにおける沈降物を固液分離した固形状態で回収し、濾過処理水(固液分離で沈降物が分離された脱脂液L)は返送路R14を通じ補助槽部2Bへ戻す。
〔別実施形態〕
前述の各実施形態では、分離処理槽2の槽内処理液中に微小粒径気泡aを発生させる気泡発生手段として、分離処理槽2の槽内処理液L(W)中に微小粒径気泡発生装置5を設置する構成を例に示したが、気泡発生手段の具体的構成は種々の構成変更が可能であり、例えば、図3に模式的に示すように、分離処理槽2とは別に微小粒径気泡発生装置5を槽内に設置した気泡発生槽14を設け、この気泡発生槽14で発生させた微小粒径気泡aを含んだ気泡混入水waを送水ポンプP7により送水路R16を介して分離処理槽2に流入させ、返送路R17を介して分離処理槽2内の槽内処理液L(W)を気泡発生槽14に戻す構成にしてもよい。
前述の各実施形態では、分離処理槽2の槽内処理液中に微小粒径気泡aを発生させる気泡発生手段として、分離処理槽2の槽内処理液L(W)中に微小粒径気泡発生装置5を設置する構成を例に示したが、気泡発生手段の具体的構成は種々の構成変更が可能であり、例えば、図3に模式的に示すように、分離処理槽2とは別に微小粒径気泡発生装置5を槽内に設置した気泡発生槽14を設け、この気泡発生槽14で発生させた微小粒径気泡aを含んだ気泡混入水waを送水ポンプP7により送水路R16を介して分離処理槽2に流入させ、返送路R17を介して分離処理槽2内の槽内処理液L(W)を気泡発生槽14に戻す構成にしてもよい。
また、例えば、前述の第2実施形態において、分離処理槽2に微小粒径発生装置5を設置するのに代え、或いは、分離処理槽2に微小粒径発生装置5を設置するのに併せて、油分離装置8に微小粒径気泡発生装置5を設置してもよい。
前述の各実施形態では、気泡発生手段を構成する微小粒径気泡発生装置5として、マイクロバブルとナノバブルの両方を発生させるものを採用する例に示したが、マイクロバブルのみ発生させたり、ナノバブルのみ発生させたり、或いは、これらに加えてマイクロバブルよりも大きな気泡を発生させるものを採用してもよい。
前述の各実施形態では、気泡発生手段を構成する微小粒径気泡発生装置5として、微小粒径気泡aとともに、磁化水wmを発生させるものを採用する例を示したが、磁化水wmを発生させないものを採用してもよい。
前述の各実施形態では、塗料スラッジSを処理する塗料スラッジ処理設備や浸漬される被塗物Tを脱脂処理する脱脂設備に本発明を適用する例を示したが、油脂又は塗料スラッジ等の分離対象物を槽内処理液中で浮上分離させる処理工程を備える各設備に本発明を適用してもよい。
上述の如く、油脂又は塗料スラッジ等の分離対象物を槽内処理液中で浮上分離させる処理工程を備える各設備として、例えば、第2実施形態で示した如き槽内処理液に被塗物Tを浸漬させる脱脂工程の前後において、被塗物Tに脱脂液Lや洗浄液を噴出する予備脱脂工程や脱脂後洗浄工程などにおいて、被塗物Tへの噴出後の脱脂液Lや洗浄液を貯溜する貯溜槽に本発明を適用してもよい。
前述の第1実施形態では、バイオ薬液に含む好気性菌類として、細菌類と真菌類を含むものを例に示したが、細菌類だけを含むものであってもよい。
前述の第1実施形態では、薬液注入手段により好気性菌類を含むバイオ薬液を注入する構成にしていたが、必ずしもバイオ薬液を注入する必要はなく、槽設置環境等に応じて適宜に選択すればよい。
また、前述の第2実施形態の槽内脱脂液L中に上記バイオ薬液を注入する構成にしてもよい。
S 分離対象物(塗料スラッジ)
U 分離対象物(油脂)
W 槽内処理液(洗浄液)
L 槽内処理液(脱脂液)
2 分離処理槽
5 気泡発生手段(微小粒径気泡発生装置)
a 微小粒径気泡
R6 バイオ薬液注入手段(バイオ薬液供給路)
T 被処理物(被塗物)
U 分離対象物(油脂)
W 槽内処理液(洗浄液)
L 槽内処理液(脱脂液)
2 分離処理槽
5 気泡発生手段(微小粒径気泡発生装置)
a 微小粒径気泡
R6 バイオ薬液注入手段(バイオ薬液供給路)
T 被処理物(被塗物)
Claims (3)
- 油脂又は塗料スラッジ等の分離対象物を槽内処理液中において浮上分離させる分離処理槽であって、
前記槽内処理液中にマイクロバブル又はナノバブル等の微小粒径気泡を発生させる気泡発生手段を設けてある分離処理槽。 - 槽内に流入される塗装用洗浄液のうちの塗料分を塗料スラッジとして凝集して前記槽内処理液中で浮上分離させる構成にするとともに、
好気性菌類を含むバイオ薬液を前記槽内処理液に注入するバイオ薬液注入手段を設けてある請求項1記載の分離処理槽。 - 前記槽内処理液に浸漬される被処理物の表面から油脂を剥離して槽内処理液中で浮上分離させる構成にしてある請求項1記載の分離処理槽。
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