JP2005187808A - 酸素吸収性樹脂組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 実質的に主鎖のみに炭素−炭素二重結合を有する熱可塑性樹脂(A)および遷移金属塩(B)を含有する酸素吸収性樹脂組成物が提供される。この組成物は、必要に応じてガスバリア性樹脂(C)、相容化剤(D)などを含有する。この組成物は、酸素吸収性が良好であり、酸素吸収に伴う樹脂の分解により臭気物質が生じるのが抑制される。
【選択図】 なし
Description
100×b/(a+b) ≦ 7 (1)
本発明の樹脂組成物には、実質的に主鎖のみに炭素−炭素二重結合を有する熱可塑性樹脂(A)(本明細書中において、熱可塑性樹脂(A)、樹脂(A)などという場合がある)が含有される。ここで、熱可塑性樹脂(A)が「実質的に主鎖のみに炭素−炭素二重結合を有する」とは、該熱可塑性樹脂(A)の主鎖に存在する炭素−炭素二重結合が分子内の全炭素−炭素二重結合の90%以上であり、側鎖に存在する炭素−炭素二重結合が、分子内の全炭素−炭素二重結合の10%以下であることをいう。側鎖に存在する炭素−炭素二重結合は、好ましくは7%以下、さらに好ましくは5%以下である。すなわち、該樹脂(A)において、主鎖中の炭素−炭素二重結合の量をa(モル/g)、側鎖中の炭素−炭素二重結合の量をb(モル/g)としたときに、下記式(1)を満足する:
100×b/(a+b) ≦ X (1)
ここでXは、10、好ましくは7、さらに好ましくは5である。
遷移金属塩(B)は、熱可塑性樹脂(A)の酸化反応を促進することにより、樹脂組成物の酸素掃去機能を向上させる効果がある。例えば、本発明の樹脂組成物から得られる包装材料内部に存在する酸素および包装材料中を透過しようとする酸素と熱可塑性樹脂(A)との反応を促進し、包装材料の酸素掃去機能が向上する。
本発明の酸素吸収性樹脂組成物に含有され得るガスバリア性樹脂(C)としては、酸素透過速度が500ml・20μm/(m2・day・atm)(20℃、65%RH)以下のガスバリア性樹脂(C)が好ましい。これは、20℃、相対湿度65%の環境下で測定したときに、1気圧の酸素の差圧がある状態で、面積1m2、20μm厚のフィルムを1日に透過する酸素の体積が、500ml以下であることを意味する。酸素透過速度が500ml・20μm/(m2・day・atm)を超える樹脂を使用すると、得られる樹脂組成物のガスバリア性が不十分となるおそれがある。ガスバリア性樹脂(C)の酸素透過速度は、より好適には100ml・20μm/(m2・day・atm)以下であり、更に好適には20ml・20μm/(m2・day・atm)以下であり、最も好適には5ml・20μm/(m2・day・atm)以下である。このようなガスバリア性樹脂(C)と炭素−炭素二重結合を有する熱可塑性樹脂(A)とを含有させることで、ガスバリア効果に加えて酸素捕捉効果が発揮され、結果として極めて高度なガスバリア性を有する樹脂組成物を得ることができる。
相容化剤(D)は、本発明の樹脂組成物中に熱可塑性樹脂(A)とガスバリア性樹脂(C)とが含有される場合に、あるいはさらに後述のその他の樹脂(E)が含有される場合に、これらの樹脂の相容性を向上させ、得られる樹脂組成物に安定したモルフォロジーを与える目的で、必要に応じて含有される。相容化剤(D)の種類は特に限定されず、使用する熱可塑性樹脂(A)、ガスバリア性樹脂(C)などの組み合わせにより適宜選択される。
本発明の酸素吸収性樹脂組成物は、本発明の効果を損なわない程度に、熱可塑性樹脂(A)、ガスバリア性樹脂(C)および相容化剤(D)以外の熱可塑性樹脂(E)を含有していてもよい。熱可塑性樹脂(E)としては、特に限定されず、例えば、次の樹脂が挙げられる:ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレンまたはプロピレン共重合体(エチレンまたはプロピレンと次の単量体のうちの少なくとも1種との共重合体:1−ブテン、イソブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテンなどのα−オレフィン;イタコン酸、メタクリル酸、アクリル酸、無水マレイン酸などの不飽和カルボン酸、その塩、その部分または完全エステル、そのニトリル、そのアミド、その無水物;ギ酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ビニルブチレート、ビニルオクタノエート、ビニルドデカノエート、ビニルステアレート、ビニルアラキドネートなどのカルボン酸ビニルエステル類;ビニルトリメトキシシランなどのビニルシラン系化合物;不飽和スルホン酸およびその塩;アルキルチオール類;ビニルピロリドン類など)、ポリ4−メチル−1−ペンテン、ポリ1−ブテンなどのポリオレフィン;ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル;ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリアクリレートなど。熱可塑性樹脂(E)は、樹脂組成物全体の10質量%以下の割合で含有され得る。
本発明の酸素吸収性樹脂組成物は、上述のように、熱可塑性樹脂(A)および遷移金属塩(B)を含有し、さらに必要に応じて、ガスバリア性樹脂(C)、相容化剤(D)、その他の熱可塑性樹脂(E)、各種添加剤などを含有する。本発明の酸素吸収性樹脂組成物の酸素吸収速度は、0.01ml/(g・day)以上であることが好ましく、0.05ml/(g・day)以上がより好ましい。ここで、酸素吸収速度は、樹脂組成物のフィルムを一定容量の空気中に放置した場合に、単位質量当たり単位時間にそのフィルムが吸収した酸素の体積である。具体的な測定方法については、後述の実施例に示す。この組成物は、後述のように、該組成物の各成分を混合・成形することにより、所望の形状の成形体とされる。
重クロロホルムを溶媒とした1H−NMR(核磁気共鳴)測定(日本電子社製「JNM−GX−500型」を使用)により得られたスペクトルから決定した。
重水素化ジメチルスルホキシドを溶媒とした1H−NMR(核磁気共鳴)測定(日本電子社製「JNM−GX−500型」を使用)により得られたスペクトルから算出した。
原料として、ポリブタジエン(日本ゼオン社製ポリブタジエンゴム「Nipol BR1220」;以下、ポリブタジエン(A−1)とする)を使用した。この樹脂は、数平均分子量が160000であり、cis−ポリブタジエン、trans−ポリブタジエン、および1,2−ポリブタジエンを96/2/2のモル比で含有し、側鎖中の炭素−炭素二重結合の、全炭素−炭素二重結合に対する比率は2%(主鎖中の炭素−炭素二重結合の量をa(モル/g)、側鎖中の炭素−炭素二重結合の量をb(モル/g)としたときの 100×b/(a+b)=2)であった。
還流管、滴下ロート、温度計およびメカニカルスタラーを装着した容量300mlのセパラブルフラスコに、合成例1で得られたエポキシ基含有ポリブタジエン(A−2)25g、THF250g、および0.1%過塩素酸10gを加え、60℃で6時間撹拌した。撹拌停止後、25℃まで冷却し5%アンモニア水溶液10mlで中和した。得られた反応液をメタノール500g中に加え、再沈した生成物を回収し、80℃、800Paの条件で8時間乾燥した。得られた水酸基含有ポリブタジエン(A−3)(収量:23.5g)を1H−NMRにて分析したところ、エポキシの転化率(消費されたエポキシ基の割合)は100%、加水分解率(消費された炭素−炭素二重結合量を基準とした水酸基形成率)は98.5%であり、従って選択率(消費されたエポキシ基の量を基準とした水酸基形成率)は100%であった。この重合体の、側鎖中の炭素−炭素二重結合の、全炭素−炭素二重結合に対する比率は2%であった。
乾燥した窒素で浄化された攪拌式オートクレーブ中にシクロヘキサン600体積部、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン(TMEDA)0.16体積部、および開始剤としてn−ブチルリチウム0.094体積部を投入した。温度を50℃に昇温し、スチレンモノマーを4.25体積部フィードし1.5時間重合させた。次に温度を30℃に下げ、イソプレンを120体積部フィードし2.5時間重合させた。更に再び温度を50℃に昇温し、スチレンモノマーを4.25体積部フィードし1.5時間重合させた。
スチレン−水添ブタジエン−スチレントリブロック共重合体を、投入口を1L/分の窒素で置換しながら7kg/時の速度で同方向二軸押出機TEM−35B(東芝機械製)に供給した。このスチレン−水添ブタジエン−スチレントリブロック共重合体の物性は次のとおりである:重量平均分子量100400、スチレン/水添ブタジエン=18/82(質量比)、ブタジエン単位の1,2−結合/1,4−結合モル比=47/53、ブタジエン単位の水添率97%、二重結合量430μeq/g、メルトインデックス5g/10分(230℃、2160g荷重)、密度0.89g/cm3。次に、液体フィーダー1よりボラン−トリエチルアミン錯体(TEAB)とホウ酸1,3−ブタンジオールエステル(BBD)の混合液(TEAB/BBD=29/71、質量比)を0.6kg/時の速度で、そして液体フィーダー2より1,3−ブタンジオールを0.4kg/時の速度で供給し、連続的に混練した。混練の間、ベント1およびベント2のゲージが約20mmHgを示すように圧力を調節した。その結果、吐出口から7kg/時の速度で、ボロン酸1,3−ブタンジオールエステル基(BBDE)を含有するトリブロック共重合体(D−1)が得られた。この共重合体のボロン酸1,3−ブタンジオールエステル基の量は210μeq/gであった。
スクリュ径 :37mmφ
L/D :52(15ブロック)
液体フィーダー :C3(液体フィーダー1)、C11(液体フィーダー2)
ベント位置 :C6(ベント1)、C14(ベント2)
スクリュ構成 :C5−C6間,C10−C11間およびC12の位置にシールリングを使用
温度設定 :C1 水冷
C2〜C3 200℃
C4〜C15 250℃
ダイ 250℃
スクリュ回転数 :400rpm
上記のポリブタジエン(A−1)100質量部およびステアリン酸コバルト(II)0.8484質量部(コバルト原子として0.0800質量部)をドライブレンドし、ローラミキサ((株)東洋精機製LABO PLASTOMIL MODEL R100)を用い、190℃でスクリュー回転数60rpm、全樹脂量70.59gの条件でチャンバ内を窒素パージしながら溶融混練し、5分後に塊状で取出した。得られた塊状物をペレット状にカットして、ポリブタジエン(A−1)およびステアリン酸コバルトからなる樹脂組成物ペレットを得た。
熱脱離装置 :ヘッドスペースサンプラー JHS−100A(日本分析工業(株)製)
再脱離温度 : 320℃、25秒
MS装置 : JMS SX102A 質量分析計(日本電子(株)製)
データ処理 : MS−MP7000データ処理システム(日本電子(株)製)
GC装置 : HP5890(ヒューレットパッカード製)
キャリアーガス: ヘリウム 20ml/min
カラム : Pora PROT Q 25m×0.32mmID
カラム温度 : 80℃〜250℃(昇温速度 8℃/min)
注入口温度 : 270℃
セパレータ温度: 270℃
85:試料瓶の容積(ml)
10:ヘッドスペースガス量(ml)
1:使用した試料シートの全量(g)
ガス分析値の結果を表1.2に示す。
熱可塑性樹脂(A)として、合成例2で得られた水酸基含有ポリブタジエン(A−3)を使用したこと以外は実施例1.1と同様にして樹脂組成物ペレットを得、シートを調製して酸素吸収量を求めた。その結果を図1および表1.1に示す。測定開始から4日後と7日後の結果から算出された酸素吸収速度は、13.3ml/(g・day)であった。更に、実施例1.1と同様にして発生ガスについての分析を行った。その結果を表1.2に示す。
熱可塑性樹脂(A)として、ポリブタジエン(A−1)に代えて、Scientific Polymer Products,INC.から入手したcis/trans−1,4ポリブタジエンを使用したこと以外は実施例1.1と同様にして樹脂組成物ペレットを得、シートを調製した。このシートを用いて、実施例1.1と同様にして発生ガスについての分析を行った。その結果を表1.2に示す。上記Scientific Polymer Products, INC製cis/trans−1,4ポリブタジエンにおいては、側鎖中の炭素−炭素二重結合の、全炭素−炭素二重結合に対する比率は9%であった。
熱可塑性樹脂(A)として、比較合成例で得られたスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(A−4)を使用したこと以外は実施例1.1と同様にして樹脂組成物ペレットを得、シートを調製して酸素吸収量を求めた。その結果を図1および表1.1に示す。測定開始から4日後と7日後の結果から算出された酸素吸収速度は、8.7ml/(g・day)であった。更に、実施例1.1と同様にして発生ガスについての分析を行った。その結果を表1.2に示す。
以下の実施例2.1〜2.5および比較例2においては、ガスバリア性樹脂(C)として以下の組成および物性を有するEVOH(リン酸化合物およびナトリウム塩を含有するEVOH;以下EVOH(C−1)とする)を使用した:
エチレン含有量 : 32モル%
ケン化度 : 99.6%
MFR : 3.1g/10分(210℃、2160g荷重)
リン酸化合物含有量 : 100ppm(リン酸根換算)
ナトリウム塩含有量 : 65ppm(ナトリウム換算)
融点 : 183℃
酸素透過速度 : 0.4ml・20μm/(m2・day・atm)
(20℃、65%RH)。
熱可塑性樹脂(A)として、合成例1で得られたエポキシ基含有ポリブタジエン(A−2)を使用したこと以外は実施例2.1と同様にして樹脂組成物からなるシートを得た。このシートの破断面を電子顕微鏡で観察したところ、エポキシ基含有ポリブタジエン(A−2)が1〜2μmの粒子でEVOH(C−1)からなるマトリックス中に分散していた。続いて、実施例2.1と同様にして樹脂組成物の酸素吸収量を求めた。結果をそれぞれ図2および3、ならびに表2.1および2.2に示す。また、実施例2.1と同様にして酸素吸収速度を計算した。結果をそれぞれ表2.1および2.2に示す。
熱可塑性樹脂(A)として、水酸基含有ポリブタジエン(A−3)を使用したこと以外は実施例2.1と同様にして樹脂組成物からなるシートを得た。このシートの破断面を電子顕微鏡で観察したところ、水酸基含有ポリブタジエン(A−3)が1〜2μmの粒子でEVOH(C−1)からなるマトリックス中に分散していた。続いて、実施例2.1と同様にして樹脂組成物の酸素吸収量を求めた。結果をそれぞれ図2および3、ならびに表2.1および2.2に示す。また、実施例2.1と同様にして酸素吸収速度を計算した。結果をそれぞれ表2.1および2.2に示す。
熱可塑性樹脂(A)として、ポリブタジエン(数平均分子量は45000、側鎖中の炭素−炭素二重結合の、全炭素−炭素二重結合に対する比率は5%;以下ポリブタジエン(A−5)とする)を使用したこと以外は実施例2.1と同様にして樹脂組成物からなるシートを得た。このシートの破断面を電子顕微鏡で観察したところ、ポリブタジエン(A−5)が1〜2μmの粒子でEVOH(C−1)からなるマトリックス中に分散していた。続いて、実施例2.1と同様にして樹脂組成物の酸素吸収量を求めた。結果をそれぞれ図2および3、ならびに表2.1および2.2に示す。また、実施例2.1と同様にして酸素吸収速度を計算した。結果をそれぞれ表2.1および2.2に示す。
熱可塑性樹脂(A)として、日本ゼオン社製ポリブタジエン「Polyoil 130」(A−6)を使用したこと以外は実施例2.1と同様にして樹脂組成物からなるシートを得た。このシートの破断面を電子顕微鏡で観察したところ、ポリブタジエン(A−6)が1〜10μmの粒子でEVOH(C−1)からなるマトリックス中に分散していた。続いて、実施例2.1と同様にして樹脂組成物の酸素吸収量を求めた。結果をそれぞれ図2および3、ならびに表2.1および2.2に示す。また、実施例2.1と同様にして酸素吸収速度を計算した。結果をそれぞれ表2.1および2.2に示す。上記ポリブタジエン(A−6)においては、数平均分子量は3000、側鎖中の炭素−炭素二重結合の、全炭素−炭素二重結合に対する比率は1%であった。
熱可塑性樹脂(A)として、上記のスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(A−4)を使用したこと以外は実施例2.1と同様にして樹脂組成物からなるシートを得た。このシートの破断面を電子顕微鏡で観察したところ、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(A−4)が1〜2μmの粒子でEVOH(C−1)からなるマトリックス中に分散していた。続いて、実施例2.1と同様にして樹脂組成物の酸素吸収量を求めた。結果をそれぞれ図2および3、ならびに表2.1および2.2に示す。また、実施例2.1と同様にして酸素吸収速度を計算した。結果をそれぞれ表2.1および2.2に示す。
EVOH(C−1)95質量部、ポリブタジエン(A−1)5質量部、およびステアリン酸コバルト(II)0.8484質量部(コバルト原子として0.0800質量部)をドライブレンドし、25mmφ二軸押出機((株)東洋精機製LABO PLASTOMIL MODEL 15C300)を用い、210℃でスクリュー回転数100rpm、押出樹脂量6kg/時間の条件で押出してペレット化した。次いで、40℃で16時間減圧乾燥を行い、EVOH(C−1)、ポリブタジエン(A−1)およびステアリン酸コバルトからなる樹脂組成物ペレットを得た。
上記のフィルム1gを精秤し、シート成形の5時間後にロール状に巻いて、23℃、50%RHの空気を満たしておいた内部容量85mlの規格瓶に入れた。規格瓶に水を1ml加え、規格瓶の口をアルミニウム層を含む多層シートを用いてエポキシ樹脂で封じてから、60℃で2週間放置した。その後、パネリスト5人が試料のヘッドスペースガスの臭気を官能評価した。
EVOH(C−1)90質量部、ポリブタジエン(A−1)10質量部およびステアリン酸コバルト(II)0.8484質量部を使用したこと以外は実施例3.1と同様にして樹脂組成物ペレットを得、押出成形を行ってフィルムを得た。このフィルムの破断面を電子顕微鏡で観察したところ、ポリブタジエン(A−1)が1〜5μmの粒子でEVOH(C−1)からなるマトリックス中に分散していた。
EVOH(C−1)93質量部、ポリブタジエン(A−1)5質量部、相容化剤(D−1)2質量部、およびステアリン酸コバルト(II)0.8484質量部を使用したこと以外は実施例3.1と同様にして樹脂組成物ペレットを得、押出成形を行ってフィルムを得た。このフィルムの破断面を電子顕微鏡で観察したところ、ポリブタジエン(A−1)が1〜2μmの粒子でEVOH(C−1)からなるマトリックス中に分散していた。
EVOH(C−1)に代えて、三井化学社製ポリエチレン樹脂「ミラソン11」(C−2)を使用したこと以外は実施例3.1と同様にして樹脂組成物ペレットを得、押出成形を行ってフィルムを得た。このフィルムの破断面を電子顕微鏡で観察したところ、ポリブタジエン(A−1)が1〜5μmの粒子でポリエチレン樹脂(C−1)からなるマトリックス中に分散していた。
熱可塑性樹脂(A)として、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(A−4)を使用したこと以外は実施例3.1と同様にして樹脂組成物ペレットを得、押出成形を行ってフィルムを得た。このフィルムの破断面を電子顕微鏡で観察したところ、該共重合体(A−4)が1〜2μmの粒子でEVOH(C−1)からなるマトリックス中に分散していた。
熱可塑性樹脂(A)として、mix−ポリブタジエン(日本ゼオン社製「Nipol BR1242」、1,4−/1,2−ブタジエン=87.5/12.5;以下、ポリブタジエン(A−7)とする)を使用したこと以外は実施例3.1と同様にして樹脂組成物ペレットを得、押出成形を行ってフィルムを得た。このフィルムの破断面を電子顕微鏡で観察したところ、ポリブタジエン(A−7)が1〜5μmの粒子でEVOH(C−1)からなるマトリックス中に分散していた。
Claims (21)
- 実質的に主鎖のみに炭素−炭素二重結合を有する熱可塑性樹脂(A)および遷移金属塩(B)を含有する酸素吸収性樹脂組成物。
- 前記熱可塑性樹脂(A)において、主鎖中の炭素−炭素二重結合の量をa(モル/g)、側鎖中の炭素−炭素二重結合の量をb(モル/g)としたときに、下記式(1)を満足する請求項1に記載の酸素吸収性樹脂組成物:
100×b/(a+b) ≦ 7 (1) - 前記熱可塑性樹脂(A)が、下記構造式(I)および構造式(II):
- 前記熱可塑性樹脂(A)が、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリクロロプレンおよびポリオクテニレンからなる群より選択される少なくとも1種の樹脂である、請求項1から3のいずれかの項に記載の酸素吸収性樹脂組成物。
- 前記熱可塑性樹脂(A)が、ポリブタジエンおよびポリオクテニレンからなる群より選択される少なくとも1種の樹脂である、請求項1から5のいずれかの項に記載の酸素吸収性樹脂組成物。
- 前記遷移金属塩(B)が鉄塩、ニッケル塩、銅塩、マンガン塩およびコバルト塩からなる群より選択される少なくとも1種の金属塩である、請求項1から6のいずれかの項に記載の酸素吸収性樹脂組成物。
- 酸素吸収速度が0.01ml/(g・day)以上である、請求項1から7のいずれかの項に記載の酸素吸収性樹脂組成物。
- 更に酸素透過速度が500ml・20μm/(m2・day・atm)(20℃、65%RH)以下のガスバリア性樹脂(C)を含有する、請求項1から8のいずれかの項に記載の酸素吸収性樹脂組成物。
- 前記ガスバリア性樹脂(C)が、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂およびポリアクリロニトリル樹脂からなる群より選択される少なくとも1種の樹脂である、請求項9に記載の酸素吸収性樹脂組成物。
- 前記ガスバリア性樹脂(C)が、エチレン含有量5〜60モル%、ケン化度90%以上のエチレン−ビニルアルコール共重合体である、請求項9に記載の酸素吸収性樹脂組成物。
- 前記熱可塑性樹脂(A)と前記ガスバリア性樹脂(C)の合計質量を100質量%としたときに、該ガスバリア性樹脂(C)が70〜99質量%、該熱可塑性樹脂(A)が30〜1質量%の割合で含有される、請求項9から11のいずれかの項に記載の酸素吸収性樹脂組成物。
- 更に相容化剤(D)を含有する、請求項9から12のいずれかの項に記載の酸素吸収性樹脂組成物。
- 前記熱可塑性樹脂(A)、前記ガスバリア性樹脂(C)および前記相容化剤(D)の合計質量を100質量%としたときに、該ガスバリア性樹脂(C)が70〜98.9質量%、該熱可塑性樹脂(A)が29.9〜1質量%、そして該相容化剤(D)が29〜0.1質量%の割合で含有される、請求項13に記載の酸素吸収性樹脂組成物。
- 前記熱可塑性樹脂(A)からなる粒子が前記ガスバリア性樹脂(C)のマトリックス中に分散している、請求項9から14のいずれかの項に記載の酸素吸収性樹脂組成物。
- 請求項1から15のいずれかの項に記載の酸素吸収性樹脂組成物を含む成形体。
- 請求項1から15のいずれかの項に記載の酸素吸収性樹脂組成物からなる層を有する多層構造体。
- 請求項1から15のいずれかの項に記載の酸素吸収性樹脂組成物からなる層を有する多層容器。
- 請求項1から15のいずれかの項に記載の酸素吸収性樹脂組成物からなる層を含み、全層厚みが300μm以下である多層フィルムからなる多層容器。
- 請求項1から15のいずれかの項に記載の酸素吸収性樹脂組成物からなる層および熱可塑性ポリエステル層を有する多層容器。
- 請求項1から15のいずれかの項に記載の酸素吸収性樹脂組成物からなるガスケットが付与されたキャップ本体を有する、キャップ。
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