JP2005187291A - 単結晶引上げ装置の融液表面位置検出装置及びその単結晶引上げ装置 - Google Patents

単結晶引上げ装置の融液表面位置検出装置及びその単結晶引上げ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 融液表面形状が変化しても、融液の表面位置を正確に測定するとともに、融液の表面位置を常に一定に保持する。
【解決手段】 坩堝12に貯留された融液13から引上げられる単結晶24の直径が直径検出手段26により検出され、融液13の表面位置を融液表面位置検出手段29が一次的に検出する。コントローラは直径検出手段26の検出した単結晶24の直径変動に基づいて融液表面形状の影響量を算出するとともに、上記融液表面形状の影響量を加味して融液表面検出手段29の検出した一次的な融液表面位置を補正することにより二次的な融液表面位置を得る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、チョクラルスキー(以下、CZという。)法にて引上げられるシリコン等の単結晶の引上げ装置における融液の表面位置を検出する装置と、この検出装置を備えた単結晶引上げ装置に関するものである。
従来、この種の装置として、融液から引上げられる単結晶の周囲を覆う熱遮蔽部材の一部に基準点が定められ、この基準点と融液表面に対する基準点の反射像とが光強度に応じた信号を発するリニアセンサにて捉えられ、このリニアセンサ上における基準点とその反射像との離隔寸法に基づいて融液の表面位置を求める単結晶成長装置における融液面のレベル測定方法(例えば、特許文献1参照。)が開示されている。
このように構成された単結晶成長装置における融液面のレベル測定方法では、坩堝自体の変形や容積変化の如何に拘らず、融液表面のレベル変化を直接的に把握できるので、これに相応した坩堝の高さ調節を正確かつ迅速に行うことができるようになっている。
また、チャンバ内の基準反射体が融液表面に映った鏡像位置をチャンバ外の光学機器にて検出することにより液面位置測定手段が実際の液面位置を測定し、この液面位置測定手段の出力に基づいてルツボ上昇速度補正値算出手段がルツボ上昇速度の補正値を算出し、ルツボ上昇速度に補正値を加算する補正値加算手段の出力に基づいて液面位置制御手段が昇降駆動手段によりルツボ上昇速度を調整することによりルツボ内の液面位置を制御する単結晶引上げ装置(例えば、特許文献2参照。)が開示されている。
このように構成された単結晶引上げ装置では、液面位置制御手段が、単結晶の引上げに伴い減少する融液体積に基づいてルツボ上昇速度を算出するとともに、昇降駆動手段を制御してルツボ内の液面位置を制御する。一方、液面位置制御手段が補正値加算手段の出力に基づいて昇降駆動手段を制御してルツボ上昇速度を制御するので、たとえ石英ルツボがシリコンの融点付近で軟化して引上げ中に変形することがあっても、ルツボ内の液面位置を高精度に制御できるようになっている。
特公平4−44215号公報(請求項1、明細書第2頁左欄第41行目〜第43行目、明細書第3頁右欄第41行目〜明細書第4頁左欄第3行目) 特開2001−342095号公報(請求項1、明細書[0016])
融液から引上げられる単結晶と融液との固液界面のメニスカス量(表面張力量)の影響により、即ち引上げ中の単結晶の直径変化により融液の表面形状(位置)が変化することにより、融液表面形状は変化する。
しかし、上記従来の特許文献1に示された単結晶成長装置における融液面のレベル測定方法では、融液表面形状の変化を考慮していないため、融液の表面位置の測定誤差が大きくなって、融液の表面位置を正確に測定できない問題点がある。
また、物理的に融液表面形状が融液表面位置に影響を及ぼすため、融液表面形状の測定は必須であるにも拘らず、上記従来の特許文献2に示された単結晶引上げ装置では、融液表面形状を何ら考慮せずに融液表面位置を制御しているため、融液表面位置を正確に制御できない問題点があった。
本発明の目的は、融液表面形状が変化しても、融液の表面位置を正確に測定できる、単結晶引上げ装置の融液表面位置検出装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、融液表面形状が変化しても、融液の表面位置を常に一定に保持できる、単結晶引上げ装置を提供することにある。
請求項1に係る発明は、図1及び図3に示すように、坩堝12に貯留された融液13から引上げられる単結晶24の直径を検出する直径検出手段26と、融液13の表面位置を一次的に検出する融液表面位置検出手段29と、直径検出手段26の検出した単結晶24の直径変動に基づいて融液表面形状の影響量を算出しこの融液表面形状の影響量を加味して融液表面検出手段29の検出した一次的な融液表面位置を補正することにより二次的な融液表面位置を得るコントローラとを備えた単結晶引上げ装置の融液表面位置検出装置である。
この請求項1に記載された単結晶引上げ装置の融液表面位置検出装置では、先ず直径検出手段26が融液13から引上げられる単結晶24の直径を検出し、融液表面位置検出手段29が融液13の表面位置(鉛直方向の位置:液位)を一次的に検出する。次にコントローラが直径検出手段26の検出した単結晶24の直径変動に基づいて融液表面形状の影響量を算出する。更にコントローラが上記融液表面形状の影響量を加味して上記一次的な融液表面位置を補正することにより、二次的な融液表面位置を得る。
図1及び図2に示すように、上記直径検出手段26が、融液13から引上げられる単結晶24外周面と融液13表面との境界部に形成されたフュージョンリング30の直径を測定することにより単結晶24の直径を検出し、上記融液表面位置検出手段29が、フュージョンリング30の直径から単結晶24の中心位置を算出することにより一次的な融液表面位置を検出するように構成することができる。
また図4及び図5に示すように、直径検出手段58が、融液13から引上げられる単結晶24外周面と融液13表面との境界部に形成されたフュージョンリング30の直径を測定することにより単結晶24の直径を検出し、融液表面位置検出手段59が、単結晶24外周面を覆う熱遮蔽部材33の所定部位とこの熱遮蔽部材33の所定部位が融液13表面に映って反射する鏡像60の位置を測定することにより一次的な融液表面位置を検出するように構成してもよい。
また熱遮蔽部材の所定部位に幾何学的特徴を有する基準部材を設けることもできる。
更に図4に示すように、融液13から引上げられる単結晶24外周面と熱遮蔽部材33内周面との間隔が10〜30mmであって、融液13表面と熱遮蔽部材33下端との間隔が15〜30mmであることが好ましい。
請求項6に係る発明は、請求項1ないし5いずれか1項に係る発明であって、更にコントローラが融液表面形状を加味した二次的な融液表面位置Hを式(1)を用いて算出するように構成されたことを特徴とする。
Figure 2005187291
上記式(1)において、Mが測定された融液表面位置であり、k1が影響係数であり、ΔDが単結晶の基準位置からの直径差であり、D1が単結晶の基準直径であり、D2が単結晶の測定直径であり、t1及びt2が時刻である。
この請求項6に記載された単結晶引上げ装置の融液表面位置検出装置では、上記式(1)が比較的信頼性の高い影響係数k1[単結晶の直径差(基準直径と測定直径の差)と融液表面位置との単回帰分析により得られる回帰係数]を用いているため、正確に二次的な融液表面位置Hを算出できる。
請求項7に係る発明は、図1に示すように、請求項1ないし6いずれか1項に記載の融液表面位置検出装置の検出した二次的な融液表面位置に基づいて、コントローラが坩堝を昇降する坩堝駆動手段16を制御するように構成された単結晶引上げ装置である。
この請求項7に記載された単結晶引上げ装置では、上記融液表面位置検出装置の検出した二次的な融液表面位置に基づいて、コントローラが坩堝を昇降する坩堝駆動手段16を制御するので、融液13から単結晶24を引上げている間、常に融液13表面位置が一定に保たれる。
以上述べたように、本発明によれば、直径検出手段が融液から引上げられる単結晶の直径を検出し、融液表面位置検出手段が融液の表面位置を一次的に検出し、コントローラが直径検出手段の検出した単結晶の直径変動に基づいて融液表面形状の影響量を算出するとともに、上記融液表面形状の影響量を加味して上記一次的な融液表面位置を補正したので、正確な二次的な融液表面位置を得ることができる。この結果、融液から引上げられる単結晶と融液との固液界面のメニスカス量(表面張力量)の影響により、融液表面形状が変化しても、融液の表面位置を正確に測定できる。
またコントローラが融液表面形状を加味した二次的な融液表面位置を式(1)を用いて算出するように構成すれば、上記式(1)が比較的信頼性の高い影響係数を用いているため、正確に二次的な融液表面位置を算出できる。
更にコントローラが上記融液表面位置検出装置の検出した二次的な融液表面位置に基づいて坩堝を昇降する坩堝駆動手段を制御すれば、融液から単結晶を引上げている間、常に融液表面位置が一定に保たれる。この結果、安定した単結晶の引上げ条件を維持できる。
次に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施の形態>
図1及び図2に示すように、シリコン単結晶の引上げ装置10は、内部を真空可能に構成されたメインチャンバ11と、このチャンバ11内の中央に設けられた坩堝12とを備える。メインチャンバ11は円筒状の真空容器である。また坩堝12は、石英により形成されシリコン融液13が貯留される有底円筒状の内層容器12aと、黒鉛により形成され上記内層容器12aの外側に嵌合された有底円筒状の外層容器12bとからなる。外層容器12bの底面にはシャフト14の上端が接続され、このシャフト14の下端にはシャフトを介して坩堝12を回転させかつ昇降させる坩堝駆動手段16が設けられる。更に坩堝12の外周面は円筒状のヒータ17により所定の間隔をあけて包囲され、このヒータ17の外周面は円筒状の保温筒18により所定の間隔をあけて包囲される。
一方、メインチャンバ11の上端には、メインチャンバより小径の円筒状のプルチャンバ19が接続される。このプルチャンバの上端にはシード引上げ手段(図示せず)が設けられ、このシード引上げ手段は下端がメインチャンバ11内のシリコン融液13表面に達する引上げ軸21を回転させかつ昇降させるように構成される。この引上げ軸21の下端にはシードチャック23が設けられ、このチャックは種結晶22を把持するように構成される。この種結晶22の下端をシリコン融液13中に浸漬した後、シード引上げ手段により種結晶22及び坩堝12をそれぞれ回転させかつ上昇させることにより、種結晶22の下端からシリコン単結晶24を引上げて成長させるように構成される。
またシリコン単結晶24の引上げ中においてシリコン融液13及びシリコン単結晶24の境界部である固液界面近傍のシリコン単結晶24の直径は直径検出手段26により所定時間毎に検出される。この直径検出手段26は、シリコン単結晶24の全体の直径を撮影する2次元CCDカメラ27と、この2次元CCDカメラの撮影した画像を処理する画像処理手段と(図示せず)を有する。ここで、2次元CCDカメラ27は、半導体基板上に酸化膜を介して金属膜の電極を並べて作製したコンデンサに、光により生じた信号電荷を蓄積して、外部からの駆動パルスにより一方向に順次転送させ、電気信号である画像信号を得るように構成される。また画像処理手段は、2次元CCDカメラの撮影した2次元の画像から必要とする位置の走査線を取出し、その走査線の輝度の強さからシリコン単結晶24の直径を演算するように構成される。
上記2次元CCDカメラ27及び画像処理手段はシリコン融液13の表面位置(鉛直方向の位置:液位)を一次的に検出する融液表面位置検出手段29としての機能も有する。即ち、2次元CCDカメラ27がシリコン融液13及びシリコン単結晶24の境界部である固液界面近傍のフュージョンリング30を撮影し、画像処理手段が2次元CCDカメラ27の撮影した画像から必要とする位置の走査線を取出し、その走査線の輝度の強さからフュージョンリング30の直径を算出し、更にこのフュージョンリング30の直径からシリコン単結晶24の中心位置を算出することにより、一次的なシリコン融液13の表面位置を検出するように構成される。
上記2次元CCDカメラ27の検出出力は画像処理手段の制御入力に接続され、画像処理手段の処理出力はコントローラ(図示せず)の制御入力に接続され、更にコントローラの制御出力はヒータ17、シード引上げ手段及び坩堝駆動手段16に接続される。コントローラは、CCDカメラ2が検出しかつ画像処理手段が処理したシリコン単結晶24の直径変動に基づいてシリコン融液13の表面形状の影響量を算出し、このシリコン融液13の表面形状の影響量を加味してCCDカメラ27が検出しかつ画像処理手段が処理した一次的なシリコン融液13の表面位置を補正することにより、二次的なシリコン融液13の表面位置(鉛直方向の位置:液位)を得るように構成される。具体的には、コントローラはシリコン融液13の表面形状を加味した二次的なシリコン融液13の表面位置Hを式(1)を用いて算出するように構成される。
Figure 2005187291
上記式(1)において、Mは測定されたシリコン融液13の表面位置であり、k1は影響係数であり、ΔDはシリコン単結晶24の基準位置からの直径差である。D1はシリコン単結晶24の基準直径であり、D2はシリコン単結晶24の測定直径であり、t1及びt2は時刻である。また上記(t2−t1)は5〜300秒間、好ましくは30〜60秒間、更に好ましくは45秒間に設定される。ここで、(t2−t1)を5〜300秒間の範囲に限定したのは、5秒間未満ではシリコン単結晶24の直径測定値が信頼性に欠け、300秒間を越えるとこの間に変化したシリコン融液13の表面位置により、シリコン単結晶24の直径測定値が変化したのか或いはシリコン単結晶24の実際の直径が変化したのか区別できなくなる、即ち測定時間が長すぎて2次元CCDカメラ27とシリコン単結晶24の直径測定部までの距離が変化しているおそれがあり、シリコン単結晶24の直径測定値が正確であるか否かを保証できないからである。更に影響係数k1は、固化率が0から0.1まで変化する間に、シリコン単結晶24の基準直径及び測定直径の差ΔDと、シリコン融液13の表面位置Mとの単回帰分析により得られる回帰係数である。即ち、影響係数k1は単回帰分析による最小2乗法により次の式(2)から求められる。なお、固化率とは、最初に坩堝12に貯留されたシリコン融液13の初期チャージ重量に対するシリコン単結晶24の引上げ重量の割合をいう。また式(2)中のD1’は式(3)から求められる。
Figure 2005187291
ここで、上記式(2)において、DAV’はD1’の平均値であり、MAVはMの平均値である。なお、影響係数k1を、固化率が0から0.1まで変化する間(シリコン単結晶24の肩部を引上げる間)に算出するのは、シリコン単結晶24の直径変化の大きい間に算出すると、比較的信頼性の高い影響係数が得られるからである。
一方、メインチャンバ11内にはアルゴンガス等の不活性ガスが流通するように構成される。不活性ガスはプルチャンバ19の側壁に接続されたガス供給パイプ31を通ってプルチャンバ19内に導入され、メインチャンバ11の下壁に接続されたガス排出パイプ32を通ってメインチャンバ11外に排出されるように構成される。またメインチャンバ11内には、上記不活性ガスを整流するとともに、引上げられたシリコン単結晶24へのヒータ17からの熱を遮蔽するために、シリコン単結晶24の外周面を所定の間隔をあけて包囲する熱遮蔽部材33が設けられる。この熱遮蔽部材33は下方に向かうに従って細くなるコーン状に形成されヒータ17からの輻射熱を遮るコーン部33aと、このコーン部33aの上縁に連設され外方に略水平方向に張り出すフランジ部33bとを有する。上記フランジ部33bを保温筒18上にリング板33cを介して載置することにより、コーン部33aの下縁がシリコン融液13表面から所定の距離だけ上方に位置するように熱遮蔽部材33はメインチャンバ11内に固定される。
このように構成されたシリコン単結晶引上げ装置のシリコン融液13の表面位置検出装置の動作を図1〜図3に基づいて説明する。
先ず2次元CCDカメラ27がシリコン単結晶24の引上げ中においてシリコン融液13及びシリコン単結晶24の固液界面近傍のフュージョンリング30を撮影し、画像処理手段が上記フュージョンリング30の画像に基づいてその直径を演算することにより、シリコン単結晶24の直径を検出する。即ち、CCDカメラ27及び画像処理手段は直径検出手段26として機能する。また画像処理手段がCCDカメラ27が撮影したフュージョンリング30の直径からシリコン単結晶24の中心位置を算出することにより、一次的なシリコン融液13の表面位置を検出する。即ち、CCDカメラ27及び画像処理手段は融液表面位置検出手段29として機能する。なお、シリコン単結晶24の中心位置を算出すると、この中心位置の垂直方向への移動とシリコン融液13表面の位置との間に相関関係があることから、一次的なシリコン融液13の表面位置を検出できる。
次いでシリコン融液13からシリコン単結晶24を引上げ始めてからシリコン単結晶24の肩部を引上げている間、即ち固化率が0.1になるまでに、コントローラは影響係数k1を上記式(2)及び式(3)に基づいて算出する。これにより比較的信頼性の高い影響係数k1を得ることができる。次に所定時間毎に検出した上記一次的なシリコン融液13の表面位置を平均処理した後、コントローラが上記影響係数k1を加味した式(1)を用いてシリコン融液13の表面位置を二次的に算出する。このときコントローラはシリコン融液13の表面形状を加味した二次的なシコリン融液13の表面位置を、比較的信頼性の高い影響係数k1を含む式(1)を用いて算出するため、正確に二次的なシリコン融液13の表面位置Hを算出できる。この結果、シリコン融液13から引上げられるシリコン単結晶24とシリコン融液13との固液界面のメニスカス量(表面張力量)の影響により、シリコン融液13の表面形状が変化しても、シリコン融液13の表面位置を正確に測定できる。なお、所定時間毎に検出した一次的なシリコン融液13の表面位置を平均処理するのは、測定誤差を低減するためである。
更にコントローラは上記二次的に算出したシリコン融液13の表面位置に基づいて坩堝駆動手段16を制御するので、シリコン融液13からシリコン単結晶24を引上げている間、常にシリコン融液13の表面位置が一定に保たれる。この結果、安定したシリコン単結晶24の引上げ条件を維持できる。
<第2の実施の形態>
図4及び図5は本発明の第2の実施の形態を示す。図4及び図5において図1及び図2と同一符号は同一部品を示す。
この実施の形態では、直径検出手段が、第1の実施の形態のCCDカメラ及び画像処理手段により構成され、融液表面位置検出手段59が、上記とは別のCCDカメラ57及び画像処理手段(図示せず)により構成される。融液表面位置検出手段59は、シリコン単結晶24外周面を覆う熱遮蔽部材33の所定部位と、この熱遮蔽部材33の所定部位がシリコン融液13表面に映って反射する鏡像60の位置とを測定することにより、一次的なシリコン融液13の表面位置を検出するように構成される。熱遮蔽部材33の所定部位には幾何学的特徴を有する基準部材(図示せず)を設けることが好ましい。
またシリコン融液13から引上げられるシリコン単結晶24外周面と熱遮蔽部材33内周面との間隔は30mm以内であり、好ましくは10〜30mmである。シリコン単結晶24外周面と熱遮蔽部材33内周面との間隔を30mm以内に限定したのは、直径が200mmないし300mmであるシリコン単結晶24をシリコン融液13から引上げるとき、シリコン融液13が単結晶引上げに伴う表面張力により盛り上がるけれども、シリコン単結晶24及びシリコン融液13の固液界面から上方に30mm離れると、上記表面張力によるシリコン融液13の盛り上がりの影響を受けなくなるからである。なお、上記固液界面から上方に30mm離れた位置ではシリコン単結晶24の外周面の状態を補正する必要はない。一方、シリコン単結晶24外周面に熱遮蔽部材33の内周面が近付きすぎると、シリコン単結晶24の直径が変動したときに熱遮蔽部材33とシリコン単結晶24とが接触するおそれがあるため、10mm以上とする。
またシリコン融液13表面と熱遮蔽部材33下端との間隔は30mm以内であり、好ましくは15〜30mmである。ここでシリコン融液13表面と熱遮蔽部材33下端との間隔を30mm以内に限定したのは、30mmを越えるとCCDカメラからの画像処理によりシリコン融液の表面位置をを求める精度が極端に低下するからである。但し、熱遮蔽部材がシリコン融液表面に近付きすぎると、シリコン融液表面が変動したときに熱遮蔽部材とシリコン融液が接触するおそれがあるため、15mm以上とする。上記以外は第1の実施の形態と同一に構成される。
このように構成されたシリコン単結晶引上げ装置のシリコン融液13の表面位置検出装置では、CCDカメラ(図示せず)がシリコン単結晶24の引上げ中においてシリコン融液13及びシリコン単結晶24の固液界面近傍のフュージョンリングを撮影し、画像処理手段(図示せず)がフュージョンリングの画像に基づいてその直径を演算することにより、シリコン単結晶24の直径を所定時間毎に検出する。即ち、上記CCDカメラ及び画像処理手段は直径検出手段として機能する。また別のCCDカメラ57が、熱遮蔽部材33の所定部位とこの熱遮蔽部材33の所定部位がシリコン融液13表面に映って反射する鏡像60の位置とを撮影し、別の画像処理手段(図示せず)がが熱遮蔽部材33の所定部位とその鏡像60の位置との距離を演算することにより、一次的なシリコン融液13の表面位置を検出する。即ち、別のCCDカメラ57及び別の画像処理手段は融液表面位置検出手段59として機能する。このため、この実施の形態の装置は第1の実施の形態の装置より処理能力の遅い演算処理システムでも処理できるという点で優れている。上記以外の動作は第1の実施の形態の動作と略同様であるので、繰返しの説明を省略する。
なお、上記実施の形態では、融液としてシリコン融液を挙げ、単結晶としてシリコン単結晶を挙げたが、GaAs融液及びGaAs単結晶,InP融液及びInP単結晶,ZnS融液及びZnS単結晶、或いはZnSe融液及びZnSe単結晶でもよい。
次に本発明の実施例を比較例とともに詳しく説明する。
<実施例1>
図1に示すように、直径200mmのシリコン単結晶24を引上げる引上げ装置10に、原料となる高純度多結晶シリコン原料120kgを黒鉛製の外層容器12bにより保持された石英製の内層容器12aに投入した後に、ヒータ17により上記原料を融解して、内層容器12aにシリコン融液13を貯留した。このシリコン融液13から直径200mmのシリコン単結晶24を引上げ、このシリコン単結晶24を引上げている間、シリコン単結晶24の直径を所定時間毎に直径検出手段26(CCDカメラ27及び画像処理手段)により測定した(図6(a))。またシリコン単結晶24を引上げている間、一次的なシリコン融液13の表面位置を所定時間毎に融液表面位置検出手段29(上記CCDカメラ27及び画像処理手段)により測定した。この測定値に基づいてコントローラが坩堝駆動手段16を制御したときのシリコン融液13の表面位置の変化を図6(b)に示した。
また予め定めた影響係数k1(0.3:k1を算出できなかった場合の最小の補正を実施するためのデフォルト値)を式(1)に代入することによりシリコン融液13の表面形状の影響量を算出し、この影響量を加味して上記一次的な融液表面位置を補正することにより二次的なシリコン融液13の表面位置を算出し、この算出値に基づいてコントローラが坩堝駆動手段16を制御したときのシリコン融液13の表面位置の変化を図6(c)に示した。更に固化率0.04〜0.09の間で影響係数k1(0.35:算出値)を算出し、この影響係数k1を式(1)に代入することによりシリコン融液13の表面形状の影響量を算出し、この影響量を加味して上記一次的な融液表面位置を補正することにより二次的なシリコン融液13の表面位置を算出し、この算出値に基づいてコントローラが坩堝駆動手段16を制御したときのシリコン融液13の表面位置の変化を図6(d)に示した。
シリコン融液13の表面形状の影響量を加味しない図6(b)ではシリコン融液13の表面位置は±0.5mmの範囲で変動したのに対し、シリコン融液13の表面形状の影響量(影響係数k1=0.3:デフォルト値)を加味した図6(c)ではシリコン融液13の表面位置のばらつきは上記範囲の約50%の範囲になり、シリコン融液13の表面形状の影響量(影響係数k1=0.65:算出値)を加味した図6(d)ではシリコン融液13の表面位置のばらつきは上記範囲の約20%の範囲になった。これにより、シリコン融液13の表面形状の影響量を加味して一次的な融液表面位置を補正すれば、シリコン融液13の表面形状変化を有効に補正できることが分かった。
<実施例2>
図1に示すように、直径300mmのシリコン単結晶24を引上げる引上げ装置10に、原料となる高純度多結晶シリコン原料250kgを黒鉛製の外層容器12bにより保持された石英製の内層容器12aに投入した後に、ヒータ17により上記原料を融解して、内層容器12aにシリコン融液13を貯留した。このシリコン融液13から直径304mmのシリコン単結晶24を引上げ、このシリコン単結晶24を引上げている間、シリコン単結晶24の直径を所定時間毎に直径検出手段26(CCDカメラ27及び画像処理手段)により測定した(図7(a))。またシリコン単結晶24を引上げている間、一次的なシリコン融液13の表面位置を所定時間毎に融液表面位置検出手段29(上記CCDカメラ27及び画像処理手段)により測定した。この測定値に基づいてコントローラが坩堝駆動手段16を制御したときのシリコン融液13の表面位置の変化を図7(b)に示した。
また予め定めた影響係数k1(0.3:k1を算出できなかった場合の最小の補正を実施するためのデフォルト値)を式(1)に代入することによりシリコン融液13の表面形状の影響量を算出し、この影響量を加味して上記一次的な融液表面位置を補正することにより二次的なシリコン融液13の表面位置を算出し、この算出値に基づいてコントローラが坩堝駆動手段16を制御したときのシリコン融液13の表面位置の変化を図7(c)に示した。更に固化率0.04〜0.07の間で影響係数k1(0.14:算出値)を算出し、この影響係数k1を式(1)に代入することによりシリコン融液13の表面形状の影響量を算出し、この影響量を加味して上記一次的な融液表面位置を補正することにより二次的なシリコン融液13の表面位置を算出し、この算出値に基づいてコントローラが坩堝駆動手段16を制御したときのシリコン融液13の表面位置の変化を図7(d)に示した。
シリコン融液13の表面形状の影響量を加味しない図7(b)ではシリコン融液13の表面位置は±1.0mmの範囲で変動したのに対し、シリコン融液13の表面形状の影響量(影響係数k1=0.3:デフォルト値)を加味した図7(c)ではシリコン融液13の表面位置のばらつきは上記範囲の約90%の範囲になり、シリコン融液13の表面形状の影響量(影響係数k1=0.14:算出値)を加味した図7(d)ではシリコン融液13の表面位置のばらつきは上記範囲の約30%の範囲になった。これにより、シリコン融液13の表面形状の影響量を加味して一次的な融液表面位置を補正すれば、シリコン融液13の表面形状変化を有効に補正できることが分かった。
本発明第1実施形態のシリコン融液の表面位置検出装置を含むシリコン単結晶引上げ装置を示す縦断面図である。 その引上げ装置によりシリコン単結晶を引上げている状態を示す要部斜視図である。 シリコン融液の表面位置を検出して昇降手段を制御する動作を示すフローチャートである。 本発明第2実施形態のシリコン融液の表面位置検出装置を含むシリコン単結晶引上げ装置を示す縦断面図である。 その引上げ装置によりシリコン単結晶を引上げている状態を示す要部斜視図である。 実施例1を示す固化率の変化に対するシリコン単結晶の直径の変化及びシリコン融液表面位置の変化を示す図である。 実施例2を示す固化率の変化に対するシリコン単結晶の直径の変化及びシリコン融液表面位置の変化を示す図である。
符号の説明
10 シリコン単結晶の引上げ装置
12 坩堝
13 シリコン融液
16 坩堝駆動手段
24 シリコン単結晶
26 直径検出手段
29,59 融液表面位置検出手段
30 フュージョンリング
33 熱遮蔽部材
60 鏡像

Claims (7)

  1. 坩堝(12)に貯留された融液(13)から引上げられる単結晶(24)の直径を検出する直径検出手段(26)と、
    前記融液(13)の表面位置を一次的に検出する融液表面位置検出手段(29,59,79)と、
    前記直径検出手段(26)の検出した前記単結晶(24)の直径変動に基づいて前記融液表面形状の影響量を算出しこの融液表面形状の影響量を加味して前記融液表面検出手段(29,59,79)の検出した一次的な融液表面位置を補正することにより二次的な融液表面位置を得るコントローラと
    を備えた単結晶引上げ装置の融液表面位置検出装置。
  2. 直径検出手段(26)が、融液(13)から引上げられる単結晶(24)外周面と前記融液(13)表面との境界部に形成されたフュージョンリング(30)の直径を測定することにより前記単結晶(24)の直径を検出し、
    融液表面位置検出手段(29)が、前記フュージョンリング(30)の直径から前記単結晶(24)の中心位置を算出することにより一次的な融液表面位置を検出するように構成された請求項1記載の単結晶引上げ装置の融液表面位置検出装置。
  3. 直径検出手段が、融液(13)から引上げられる単結晶(24)外周面と前記融液(13)表面との境界部に形成されたフュージョンリングの直径を測定することにより前記単結晶(24)の直径を検出し、
    融液表面位置検出手段(59)が、前記単結晶(24)外周面を覆う熱遮蔽部材(33)の所定部位とこの熱遮蔽部材(33)の所定部位が前記融液(13)表面に映って反射する鏡像(60)の位置を測定することにより一次的な融液表面位置を検出するように構成された請求項1記載の単結晶引上げ装置の融液表面位置検出装置。
  4. 熱遮蔽部材の所定部位に幾何学的特徴を有する基準部材が設けられた請求項3記載の単結晶引上げ装置の融液表面位置検出装置。
  5. 融液(13)から引上げられる単結晶(24)外周面と熱遮蔽部材(33)内周面との間隔が10〜30mmであって、前記融液(13)表面と前記熱遮蔽部材(33)下端との間隔が15〜30mmである請求項4記載の単結晶引上げ装置の融液表面位置検出装置。
  6. コントローラが融液表面形状を加味した二次的な融液表面位置Hを式(1)を用いて算出するように構成された請求項1ないし5いずれか1項に記載の単結晶引上げ装置の融液表面位置検出装置。
    Figure 2005187291
    上記式(1)において、Mが測定された融液表面位置であり、k1が影響係数であり、ΔDが単結晶の基準位置からの直径差であり、D1が単結晶の基準直径であり、D2が単結晶の測定直径であり、t1及びt2が時刻である。
  7. 請求項1ないし6いずれか1項に記載の融液表面位置検出装置の検出した二次的な融液表面位置に基づいて、コントローラが坩堝を昇降する坩堝駆動手段(16)を制御するように構成された単結晶引上げ装置。
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