JP2003026495A - 単結晶引き上げ装置および引き上げ方法 - Google Patents

単結晶引き上げ装置および引き上げ方法

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JP2003026495A
JP2003026495A JP2001215548A JP2001215548A JP2003026495A JP 2003026495 A JP2003026495 A JP 2003026495A JP 2001215548 A JP2001215548 A JP 2001215548A JP 2001215548 A JP2001215548 A JP 2001215548A JP 2003026495 A JP2003026495 A JP 2003026495A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】融液面振動の周期および振動の大きさが変動し
ても、安定した液面位置計測が可能な単結晶引き上げ装
置および引き上げ方法を提供する。 【解決手段】半導体原料の融液面の高さを制御する液面
位置制御装置を有し、上記融液面に向けてスポット状の
レーザ光を照射するレーザ照射系と、上記融液面上の上
記レーザ光のスポット照射状況を撮像する撮像系と、上
記レーザ光のスポット座標を計測するスポット座標計測
手段と、このスポット座標計測手段による計測データか
らの上記融液液面位置を演算し、目標値との偏差をもと
に単結晶引き上げ条件を制御する制御手段とを備え、上
記スポット座標計測手段は、上記融液面の揺らぎに基づ
く上記レーザ光のスポット座標の計測データの変動が所
定の許容範囲内を超える場合と超えない場合に用いる2
つのスポット座標計測手段を備えた単結晶引き上げ装置
である。また、これを用いた単結晶引き上げ方法であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は単結晶引き上げ装置
および引き上げ方法に係わり、特にレーザ光により形成
された検出用スポットを撮像し、その撮像情報の処理方
法を引き上げ段階に応じて切り換えて処理し、撮像信号
を用いて融液表面の高さを制御する単結晶引き上げ装置
および引き上げ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にシリコンウェーハに用いられるシ
リコン単結晶インゴットは多結晶シリコンからチョクラ
ルスキー法(以下、CZ法という。)により製造され
る。
【0003】従来、CZ法によるシリコン単結晶引き上
げにおいては、シリコン単結晶の成長に伴って、石英ガ
ラスルツボ内のシリコン融液表面が降下するため、ルツ
ボ軸を駆動して石英ガラスルツボを上昇させ、ヒータに
対するシリコン融液表面の相対的な位置を一定に制御し
て、良質の単結晶を得ている。融液表面を制御するに
は、この融液表面を測定する必要があり、種々の方法が
提案されている。
【0004】多くの従来のCCDカメラにより撮像測定
する融液表面の制御装置では、融液面の振動の影響を受
けるため常に高精度の溶液面の位置を測定することがで
きず、これを改良する制御装置として、特開平5―23
8877号公報に記載されるような融液レベル制御装置
が提案されている。しかしながら、この公報記載の制御
装置は、融液面でのレーザ光の正反射を利用し、レーザ
光受光面と融液面の間に光シャッタを設け、融液面振動
周期とシャッタリング周期とを同調させることにより、
融液面振動による正反射光のバラツキを除去する装置で
ある。この装置の問題点として、融液面振動(揺らぎ)
の周期とシャッタリング周期を同調させることにより、
散乱するレーザ光の中から水平の融液面に反射したレー
ザ光を得ようとするものであるが、融液面に発生する振
動の周期および大きさは、炉内のガス流量をはじめとす
る様々なパラメータにより決定されるため、一定周期の
シャッタリングにより受光面に安定したレーザ光を得る
ことは難しい点が挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、融液面振動の
周期および振動の大きさが変動しても、計測データのバ
ラツキを除去でき、引き上げの全工程において安定した
液面位置計測が可能な単結晶引き上げ装置および引き上
げ方法が要望されていた。
【0006】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、融液面振動の周期および振動の大きさが変動し
ても、計測データのバラツキを除去でき、引き上げの全
工程において安定した液面位置計測が可能な単結晶引き
上げ装置および引き上げ方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本願請求項1の発明は、チャンバ内に設けら
れた石英ガラスルツボと、この石英ガラスルツボに装填
された半導体原料を加熱して溶融するヒータと、このヒ
ータにより溶融された半導体原料の融液面の高さを制御
する液面位置制御装置を有し、種結晶を半導体原料融液
に浸漬し単結晶を引き上げる単結晶引き上げ装置におい
て、前記融液面に向けてスポット状のレーザ光を照射す
るレーザ照射系と、このレーザ照射系により照射された
前記融液面上の前記レーザ光のスポット照射状況を撮像
する撮像系と、この撮像系により撮像された画像データ
をもとに予め設定された基準座標系上で前記レーザ光の
スポット座標を計測するスポット座標計測手段と、この
スポット座標計測手段による計測データからの前記融液
液面位置を演算し、その演算値と予め設定された液面位
置の目標値との偏差をもとに単結晶引き上げ条件を制御
する制御手段とを備え、前記スポット座標計測手段は、
前記融液面の揺らぎに基づく前記レーザ光のスポット座
標の計測データの変動が所定の許容範囲内を超える場合
に用いる第1のスポット座標計測手段と、前記融液面の
揺らぎに基づく前記レーザ光のスポット座標の計測デー
タの変動が所定の許容範囲内にある場合に用いる第2の
スポット座標計測手段とを備えたことを特徴とする単結
晶引き上げ装置であることを要旨としている。
【0008】本願請求項2の発明では、上記第1のスポ
ット座標計測手段は、レーザ光のスポット座標の計測デ
ータが融液面の揺らぎで変動したときに、その状況に応
じてその変動を抑制するように前記計測データとして発
生前の計測データを用いる手段を備えたことを特徴とす
る請求項1に記載の単結晶引き上げ装置であることを要
旨としている。
【0009】本願請求項3の発明では、上記第1のスポ
ット座標計測手段は、計測データが予め設定された計測
範囲を超えてエラーが発生した場合に、そのエラー直前
の計測データを用いて補間するエラー処理手段と、前記
計測データが予め設定された正常範囲を超えた所定の特
異点を示した場合に、その直前の正常範囲内の計測デー
タを用いて補間する特異点除去手段とを備えたことを特
徴とする請求項1または2に記載の単結晶引き上げ装置
であることを要旨としている。
【0010】本願請求項4の発明では、上記第2のスポ
ット座標計測手段は、映像画像と過去の画像輝度レベル
とを加算平均する処理を行う手段を備えたことを特徴と
する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の単結晶引
き上げ装置であることを要旨としている。
【0011】本願請求項5の発明では、上記第1のスポ
ット座標計測手段は、ネック部およびショルダ部の引き
上げ工程に用い、上記第2のスポット座標計測手段は直
胴部引き上げ工程に用いることを特徴とする請求項1な
いし4のいずれか1項に記載の単結晶引き上げ装置であ
ることを要旨としている。
【0012】本願請求項6の発明では、スポットを撮像
する撮像装置は、単結晶成長領域を撮像する撮像装置を
兼ねることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1
項に記載の単結晶引き上げ装置であることを要旨として
いる。
【0013】本願請求項7の発明は、チャンバに昇降可
能に設けられた石英ガラスルツボに装填された半導体原
料を加熱して溶融し、種結晶を原料融液に浸漬して単結
晶を引き上げる単結晶引き上げ方法において、レーザ光
により原料融液表面上に検出用のスポットを形成し、こ
のスポットを撮像してスポット画像信号を生成し、さら
に、単結晶引き上げ工程の進捗に応じて、前記レーザ光
のスポット座標の計測データが前記融液面の揺らぎで変
動したときにその状況に応じてその変動を抑制するよう
に前記計測データとして前記発生前の計測データを用
い、あるいは、映像画像と過去の画像輝度レベルとを加
算平均するデータを用いることを特徴とする単結晶引き
上げ方法であることを要旨としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる単結晶引き
上げ装置の実施形態について添付図面を参照して説明す
る。
【0015】図1に示すような実施形態の単結晶引き上
げ装置1は、液面位置制御装置2を有し、さらに、水冷
された炉体3と、この炉体3内に収納され原料のポリシ
リコンを溶融し、シリコン融液Mにする石英ガラスルツ
ボ4と、この石英ガラスルツボ4を保持する黒鉛ルツボ
5と、この黒鉛ルツボ5を囲繞するヒータ6とを有して
いる。また、黒鉛ルツボ5は炉体3を貫通し、ルツボ回
転用モータ7に結合されて回転され、かつ液面位置制御
装置2により制御されるルツボ軸昇降装置8によって昇
降されるルツボ軸9に取り付けられている。
【0016】さらに、石英ガラスルツボ4の上方には、
石英ガラスルツボ4やシリコン融液Mの表面から結晶へ
の輻射熱を遮蔽し、単結晶Igの引き上げ速度の低下を
防ぐ輻射シールド10が設けられている。この輻射シー
ルド10には、単結晶Igが貫通する開口部10hが設
けられた円筒形状、例えば逆截頭円錐形状の円錐部10
bと、この円錐部10bの下端から同心円状に水平方
向、例えば水平内方に延びる水平部10sが設けられて
いる。また、単結晶引き上げ用のシード12を保持する
シードチャック13が取り付けられた引き上げ用ワイヤ
14が石英ガラスルツボ4の上方に設けられている。さ
らに、ワイヤ14は、炉体3外に設けられモータ(図示
せず)により付勢され、ワイヤ14を巻き取ると共に回
転させるワイヤ回転装置15が取り付けられている。
【0017】上記液面位置制御装置2は、炉体3外に配
置されており、かつ、コヒーレントな検出光を発振する
レーザ照射系としてのレーザ光発振器16と、撮像系と
してのCCDカメラ17と、このCCDカメラ17に接
続されたAD変換回路18、単結晶引き上げ装置1用
で、モニタ19m、入力装置19iを有する制御装置1
9に接続された画像処理装置20および上記昇降装置制
御器8cにより制御されるルツボ軸昇降装置8を有し、
図3に示すように垂直面とβの角度を有して設置された
レーザ光発振器16とαの角度を有して設置されたCC
Dカメラ17とは、レーザ光発振器16から発振され、
炉体ショルダ部3aに設けられた投光用光透過窓21を
経たレーザ光により融液表面に形成されたスポットを炉
体ショルダ部3aに設けられたカメラ用光透過窓22を
経てCCDカメラ17で撮像できるように光学的に配置
されている。
【0018】上記CCDカメラ17は2通りの働きを有
し、前者の働きは、レーザ光発振器16から発振される
レーザ光により形成されるスポットpを撮像し、AD変
換回路18、画像処理装置20を介して制御装置19に
入力し、この制御部19は入力に基づき、昇降装置制御
器8cを介してルツボ軸昇降装置8の昇降速度を修正し
て、石英ガラスルツボ4の昇降速度を修正し、融液表面
の高さを制御するのに用いられる。
【0019】また、後者の働きは、ヒータ6から発せら
れる光により照らされ図2に示すようなネック成長領域
、直胴部成長領域a、およびテール部成長領域を
撮像し、制御装置19を介してヒータ制御器6c、モー
タ制御器7cおよびワイヤリール回転装置制御器15c
を制御し、引き上げ条件を変更し、成長結晶の直径を制
御するのに用いられる。
【0020】CCDカメラ17に上記2通りの働きをさ
せるため、CCDカメラ17は撮像位置変更機構23に
取り付けられ、この撮像位置変更機構23は位置変更機
構制御器23cを介して制御装置19に接続され、制御
装置19からの出力により、融液表面S上の一定範囲の
任意位置を撮像できるように、その光軸が垂直面および
水平面となす角度を変えられるようになっている。
【0021】従って、CCDカメラ17は、レーザ光発
振器16から発振されるレーザ光により形成されるスポ
ットpおよびヒータ6から発せられる光により照らされ
るネック成長領域、直胴部成長領域、またはテール部領
域を撮像させる。なお、本実施形態では、CCDカメラ
に2通りの働きを持たせる例で説明したが、後述する2
通りの計測方法を実施するためには、CCDカメラを2
個設け、スポットの撮像と、ネック成長領域、直胴部成
長領域、またはテール部領域の撮像を別々のCCDカメ
ラで行ってもよい。
【0022】なお、レーザ光発振器16およびCCDカ
メラ17は、輻射シールド10が光学系に支障にならな
いように、各々の光軸が開口部10hとこの開口部10
hを貫通する単結晶Ig間に形成される空隙を通り、シ
リコン融液Mの表面の外周よりに到達するような位置に
配置される。
【0023】画像処理装置20は記憶装置および演算制
御装置を有し、スポット座標計測手段、および、第1の
スポット座標計測手段と第2のスポット座標計測手段と
しての制御装置19および画像処理装置20により、図
2に示すように、予めプログラムされた手順に従って、
2通りの計測方法を実行する。
【0024】すなわち、第1のスポット座標計測手段を
用い、例えば、融液面変動が比較的激しい引き上げ初期
工程(図1に1点鎖線で示す単結晶Igの状態および
図2(b)に示す状態)において使用される初期計測方
法と、第2のスポット座標計測手段を用い、例えば、融
液面変動が比較的少ない直胴部工程(図1に実線で示す
単結晶Igの状態および図2(c)に示す状態)以降に
使用される安定期測定方法とに切り換えて測定が行われ
る。
【0025】第1のスポット座標計測手段による初期測
定方法は、図3に示す次のようなステップにより行われ
る。
【0026】(ST1) スポット座標計測:スポット
をCCDカメラ17によりを撮像し2値化後、画像処理
装置20によりスポット座標の計測を行う。 (ST2) エラー処理:計測用ウィンドウ内に測定対
象物(スポット)が無くなりエラーとなった場合に、エ
ラー直前の計測データを補間出力する。 (ST3) 特異点除去:直前の計測データに対するチ
ェック幅より正常データの範囲を求め、現在の計測デー
タがその範囲より外れた場合は、直前の正常データを補
間出力する。 (ST4) 区間平均:加算平均処理により計測データ
を平均化する。 (ST5) LPF処理:設定値より高い周波数変化の
計測データを除去し平坦化する(ローパスフィルタ処
理:低い周波数成分のデータのみ本フィルタを通過)。 また、初期測定方法から切り替わって行われる第2のス
ポット座標計測手段による安定期測定方法は次のような
ステップにより行われる。 (ST6) 画像平均:入力画像と過去の画像輝度レベ
ルの加算平均処理を行う。 (ST7) スポット座標計測:ウィンドウ内の安定し
たスポットにより座標計測を行う。 上記初期計測方法あるいは安定期測定方法によりスポッ
ト座標計測を行った後、(ST8)液面位置偏差演算を
行い、(ST9)ルツボ昇降速度制御を行う。
【0027】また、レーザ光発振器16からCCDカメ
ラ17への光学系上で、輻射シールド10の水平部10
sには、この水平部10sが光を透過させるように、例
えば、図3および図4に示すような石英ガラス製で直径
2〜4mm、長さ20〜30mmを有し下端が半球形状
をなす柱体状の光透過性物体10sが設けられてい
る。従って、真空中の光の屈折率が1であるのに対して
光透過性物体10sを形成する石英ガラスの屈折率は
1.4〜1.5であり、光透過性物体10sの垂直軸
に対してθ1で入射したレーザ光は光透過性物体10s
でθ2に屈折されるため、レーザ光はθ1を有して光
透過性物体10sを透過するが、レーザ光の貫通によ
り光透過性物体10sの輝度が増し、融液M上に虚像
のスポットpが形成され、このスポットpを単結晶Ig
と水平部10s間の間隙を介してCCDカメラ17によ
り撮像することができる。
【0028】上記レーザ光発振器16は、ヒータ36に
よりチャンバ内から発生する光の波長を避けた波長のレ
ーザ光、例えば、波長が550nm以下であるグリーン
レーザ光(波長490〜550nm)を発振し、出力は
3mWである。これによって、チャンバ内ヒータの明る
さ(電力状況)に左右されず、スポットpを確実に撮像
することができる。
【0029】次に、本発明に係わる単結晶引き上げ装置
を用いたシリコン単結晶引き上げ方法を説明する。
【0030】引き上げ工程は、制御装置19の記憶装置
に記憶された引き上げ工程プログラムに基づき、引き上
げ作業を自動的に行う。
【0031】(1)最初にCCDカメラ17を融液表面
検出に用いる場合について説明する。
【0032】図1および図2(a)に示すように、シリ
コン単結晶を引き上げるには、ヒータ6を付勢し、ポリ
シリコンを溶融し、シリコン融液Mにする。しかる後、
レーザ光発信器16、CCDカメラ17、画像処理装置
20および制御装置19を有する液面位置制御装置2を
用い、シリコン融液Mの融液表面Sをヒータ6と相対的
関係で好ましい高さにする。
【0033】図2および図3のスポット形成部分を拡大
して示す図4および図5に示すように、予め融液表面S
を照射するように配置されているレーザ光発振器16
は、制御装置19からの指令信号により、グリーンレー
ザ光を発振しグリーンレーザ光を光透過性物体10s
の上部に向けて照射する。レーザ光が光透過性物体10
の上部に照射されると、石英ガラスの空気と石英ガ
ラス屈折率の違いにより透過性物体10sの垂直軸に
対してθ1で入射したレーザ光は光透過性物体10s
でθ2に屈折されるため、レーザ光はθ1を有して光透
過性物体10sを透過し、レーザ光の貫通により光透
過性物体10sの輝度が増し、乱反射された光でその
ほぼ垂直下方の融液M上に虚像のスポットpが形成され
る。図2(a)および図4に示すように、このときの融
液表面Sの絶対高さを基準高さZとする。
【0034】一方、CCDカメラ17は、図3および図
4に示すように、シリコン融液Mのスポットp(特にス
ポットpの中心座標)に焦点が合わされており、スポッ
トp を撮像し、スポット画像信号として取り込み、2
値化し、画像データを生成し、融液表面Sの基準高さZ
の画像データとして制御装置19の記憶装置に記憶
し、さらに、制御装置19は回転装置制御器15cを介
してワイヤ回転装置15を動作させる。
【0035】単結晶引き上げは、ネック部、ショルダ
部、そして直胴部と順に行われていくが、この引き上げ
工程に従って、融液表面Sの高さに変化が生じるので、
融液表面Sの高さZの計測を行う。
【0036】ネック部、ショルダ部の引き上げ工程のよ
うな初期工程(図2(b)の状態)においては、融液面
変動が比較的激しいので、図3に示すようなステップに
従い、第1のスポット座標計測手段を用いて測定する。
【0037】すなわち、図1に示すように、制御装置1
9からの指令信号により、レーザ光発振器16はレーザ
光を発振させ、融液表面Sに検出用のスポットpを形
成する。CCDカメラ17は、スポットpを光信号と
して撮像し、これに応じた電気量のスポット画像信号を
生成し、AD変換回路18で2値化し、画像処理装置2
0にスポット画像信号として取り込んで画像データに生
成する(ST1)。
【0038】ST1のCCDカメラ17によるスポット
の撮像時、計測用ウィンドウ内に測定対象物(スポッ
ト)が無くなりエラーとなった場合には、エラー直前の
計測データを補間出力する(エラー処理)(ST2)。
【0039】次に、直前の計測データに対するチェック
幅より正常データの範囲を求め、現在の計測データがそ
の範囲より外れた場合は、直前の正常データを補間出力
する(特異点除去)(ST3)。
【0040】さらに、加算平均処理により計測データを
平均化する(区間平均)(ST4)。
【0041】また、設定値より高い周波数変化の計測デ
ータを除去し平坦化する(ローパスフィルタ処理:低い
周波数成分のデータのみ本フィルタを通過)(LPF処
理)(ST5)。
【0042】上記のように初期計測方法よりスポット座
標計測を行った後、液面位置偏差演算を行う(ST
6)。
【0043】
【外1】
【0044】
【外2】
【0045】なお、モニタ19mにはスポットpおよ
びpの撮像例を示す。
【0046】このような引き上げの初期工程において
は、融液面変動が比較的激しいが、第1のスポット座標
計測手段は計測速度が優れ、また、スポット座標測定後
の電気的フィルタ、データ平均演算等により行うので、
融液面の振動によるバラツキを効果的に除去することが
できる。
【0047】引き上げが継続され、融液面変動が比較的
少ない直胴部工程(図2(c)に示す状態)になると、
制御装置19により画像処理装置20を制御し、第1の
スポット座標計測手段から第2のスポット座標計測手段
に切り換えて測定が行われる。
【0048】上記初期測定方法のST1と同様にして、
画像処理装置20にスポット画像信号として取り込んで
画像データに生成する。
【0049】この取り込まれた画像データは、図6に示
すように、変動が所定の許容範囲内にある入力画像と過
去の画像輝度レベルの加算平均処理が行われる(画像平
均)(ST6)。
【0050】その後、ウィンドウ内の安定したスポット
により座標計測を行う(スポット座標計測)(ST
7)。
【0051】さらに、上記ST8、ST9と同様に、第
2のスポット座標計測手段によりスポット座標計測を行
った後、液面位置偏差演算を行い、ルツボ昇降速度制御
を行う。
【0052】このような引き上げの安定工程において
は、融液面変動が比較的少ないので、第2のスポット座
標計測手段により安定した融液面の高さの値を得ること
ができる。
【0053】上記のように、初期工程には第1のスポッ
ト座標計測手段を用い、安定工程には第2のスポット座
標計測手段を用いるというように工程の進捗により切り
換えて測定を行うことにより、融液面振動の周期および
振動の大きさが変動しても、計測データのバラツキを除
去でき、引き上げの全工程において安定した液面位置計
測が可能となる。
【0054】(2)次に、CCDカメラ17を成長結晶
の直径を制御するのに用いる場合について説明する。
【0055】図1に示すように、制御装置19からの指
令信号によりワイヤリール回転装置制御器15cを介し
てワイヤ回転装置15を駆動させて、ワイヤ14を降下
させ、シード12をシリコン融液Mに浸し、なじませた
後、ワイヤ14を上昇させて引き上げを行い、単結晶I
gのネック部を形成する。このネック部の形成時、図2
(b)に示すように、制御装置19からの指令信号によ
り撮像位置変更機構23を動作させて、CCDカメラ1
7を回動させ、ネック成長領域aを撮像する。ネック
成長領域aの画像信号は上記同様に画像処理され、制
御装置19に入力され、予め記憶されているネック部の
直径データと比較され、正常に引き上げが行われている
かチェックされる。
【0056】さらに、引き上げが継続され、単結晶Ig
のショルダ部を形成するが、上記同様にCCDカメラ1
7を回動させ、ショルダ部成長領域を撮像し、ショルダ
部成長領域の画像信号は上記同様に画像処理され、制御
装置19に入力され、予め記憶されているショルダ部の
直径データと比較され、正常に引き上げが行われている
かチェックされる。
【0057】ショルダ部の引き上げが完了し、直胴部の
引き上げが行われると、上述し図2(c)に示すような
融液表面Sの高さに変化(低下)が生じるので、融液表
面Sの高さZの検知を行う。
【0058】さらに、引き上げを継続して、図2(d)
に示すように、単結晶Igの直胴部を形成するが、上記
同様にCCDカメラ17を回動させ、直胴部成長領域a
を撮像し、直胴部成長領域aの画像信号は上記同様
に画像処理され、制御装置19に入力され、予め記憶さ
れている直胴部の直径データと比較され、正常に引き上
げが行われているかチェックされる。さらに、上述した
図2(c)に示すような融液表面Sの検知と直胴部成長
領域aの撮像が繰返し行われ、常に融液表面Sの高さ
Zが基準高さZになるように修正され、所定の直径の
単結晶Igが引き上げられるように引き上げ条件が修正
される。さらに、単結晶Igのテール部が形成されて単
結晶引き上げは完了する。
【0059】なお、単結晶引き上げ速度は毎分数mmで
あり、結晶の成長速度および融液表面Sの低下速度は遅
いので、1個のCCDカメラ17を用いて、単結晶Ig
の直径の画像信号の取込みと、融液表面Sに形成される
スポットpの画像信号の取込みとを交互に行い、ヒータ
6の温度制御、ワイヤ回転装置15によるワイヤ巻き取
り速度、ルツボ回転用モータ7によりルツボ回転数、ル
ツボ軸昇降装置8の速度制御等を行っても、直径の修
正、融液表面Sの高さの修正のタイミングを逸して、単
結晶Igの品質を低下させることはない。
【0060】上述した単結晶引き上げ工程において、C
CDカメラは融液表面の高さの制御および成長結晶の直
径の制御に用いるので、単結晶引き上げ装置のコストを
低減できる。
【0061】
【発明の効果】本発明に係わる単結晶引き上げ装置によ
れば、融液面振動の周期および振動の大きさが変動して
も、計測データのバラツキを除去でき、引き上げの全工
程において安定した液面位置計測が可能な単結晶引き上
げ装置を提供することができる。
【0062】また、本発明に係わる単結晶引き上げ方法
によれば、融液面振動の周期および振動の大きさが変動
しても、計測データのバラツキを除去でき、引き上げの
全工程において安定した液面位置計測が可能な単結晶引
き上げ方法を提供することができる。
【0063】すなわち、融液面の高さを制御する液面位
置制御装置を有し、上記融液面に向けてスポット状のレ
ーザ光を照射するレーザ照射系と、このレーザ照射系に
より照射された上記融液面上の上記レーザ光のスポット
照射状況を撮像する撮像系と、この撮像系により撮像さ
れた画像データをもとに予め設定された基準座標系上で
上記レーザ光のスポット座標を計測するスポット座標計
測手段と、このスポット座標計測手段による計測データ
からの上記融液液面位置を演算し、その演算値と予め設
定された液面位置の目標値との偏差をもとに単結晶引き
上げ条件を制御する制御手段とを備え、上記スポット座
標計測手段は、上記融液面の揺らぎに基づく上記レーザ
光のスポット座標の計測データの変動が所定の許容範囲
内を超える場合に用いる第1のスポット座標計測手段
と、上記融液面の揺らぎに基づく上記レーザ光のスポッ
ト座標の計測データの変動が所定の許容範囲内にある場
合に用いる第2のスポット座標計測手段とを備えている
ので、融液面振動の周期および振動の大きさが変動して
も、計測データのバラツキを除去でき、引き上げの全工
程において安定した液面位置計測が可能となる。
【0064】また、第1のスポット座標計測手段は、レ
ーザ光のスポット座標の計測データが融液面の揺らぎで
変動したときにその状況に応じてその変動を抑制するよ
うに上記計測データとして発生前の計測データを用いる
手段を備えているので、融液面変動が比較的激しくと
も、計測速度が優れ、融液面の振動によるバラツキを効
果的に除去することができる。
【0065】また、第1のスポット座標計測手段は、計
測データが予め設定された計測範囲を超えてエラーが発
生した場合に、そのエラー直前の計測データを用いて補
間するエラー処理手段と、上記計測データが予め設定さ
れた正常範囲を超えた所定の特異点を示した場合に、そ
の直前の正常範囲内の計測データを用いて補間する特異
点除去手段とを備えているので、融液面変動が比較的激
しくとも、計測速度が優れ、融液面の振動によるバラツ
キを効果的に除去することができる。
【0066】また、上記第2のスポット座標計測手段
は、映像画像と過去の画像輝度レベルとを加算平均する
処理を行う手段を備えているので、安定した融液面の高
さの値を得ることができる。
【0067】また、第1のスポット座標計測手段は、ネ
ック部およびショルダ部の引き上げ工程に用い、第2の
スポット座標計測手段は直胴部引き上げ工程に用いるの
で、融液面振動の周期および振動の大きさが変動して
も、計測データのバラツキを除去でき、引き上げの全工
程において安定した液面位置計測が可能となる。
【0068】また、スポットを撮像する撮像装置は、単
結晶成長領域を撮像する撮像装置を兼ねるので、単結晶
引き上げ装置のコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる単結晶引き上げ装置の概念図。
【図2】図2(a)〜(d)は、本発明に係わる単結晶
引き上げ方法の各工程におけるスポット撮像状態を示す
概念図。
【図3】本発明に係わる単結晶引き上げ装置の液面位置
制御装置の作用を示す概念図。
【図4】本発明に係わる単結晶引き上げ装置に用いられ
る液面位置制御装置により液面基準高さからの偏差値を
求める方法を示す説明図。
【図5】図3に示すスポット形成部分を拡大し示す概念
図。
【図6】本発明に係わる単結晶引き上げ装置に用いられ
る第2のスポット座標計測手段による測定方法の概念
図。
【符号の説明】
1 単結晶引き上げ装置 2 液面位置制御装置 3 炉体 3a 炉体ショルダ部 4 石英ガラスルツボ 5 黒鉛ルツボ 6 ヒータ 6c ヒータ制御器 7 ルツボ回転用モータ 7c モータ制御器 8 ルツボ軸昇降装置 8c 昇降装置制御器 9 ルツボ軸 10 輻射シールド 10b 円錐部 10h 開口部 10s 水平部 10s 光透過性物体 12 シード 13 シードチャック 14 ワイヤ 15 ワイヤ回転装置 15c ワイヤリール回転装置制御器 16 レーザ光発振器 17 CCDカメラ 18 AD変換回路 19 制御装置 19i 入力装置 19m モニタ 20 画像処理装置 21 投光用光透過窓 22 カメラ用光透過窓 23 撮像位置変更機構 23c 位置変更機構制御器 a ネック成長領域 a 直胴部成長領域 Ig 単結晶 M シリコン融液 S 融液表面 p、p、p スポット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバ内に設けられた石英ガラスルツ
    ボと、この石英ガラスルツボに装填された半導体原料を
    加熱して溶融するヒータと、このヒータにより溶融され
    た半導体原料の融液面の高さを制御する液面位置制御装
    置を有し、種結晶を半導体原料融液に浸漬し単結晶を引
    き上げる単結晶引き上げ装置において、前記融液面に向
    けてスポット状のレーザ光を照射するレーザ照射系と、
    このレーザ照射系により照射された前記融液面上の前記
    レーザ光のスポット照射状況を撮像する撮像系と、この
    撮像系により撮像された画像データをもとに予め設定さ
    れた基準座標系上で前記レーザ光のスポット座標を計測
    するスポット座標計測手段と、このスポット座標計測手
    段による計測データからの前記融液液面位置を演算し、
    その演算値と予め設定された液面位置の目標値との偏差
    をもとに単結晶引き上げ条件を制御する制御手段とを備
    え、前記スポット座標計測手段は、前記融液面の揺らぎ
    に基づく前記レーザ光のスポット座標の計測データの変
    動が所定の許容範囲内を超える場合に用いる第1のスポ
    ット座標計測手段と、前記融液面の揺らぎに基づく前記
    レーザ光のスポット座標の計測データの変動が所定の許
    容範囲内にある場合に用いる第2のスポット座標計測手
    段とを備えたことを特徴とする単結晶引き上げ装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のスポット座標計測手段は、レ
    ーザ光のスポット座標の計測データが前記融液面の揺ら
    ぎで変動したときに、その状況に応じてその変動を抑制
    するように前記計測データとして発生前の計測データを
    用いる手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    単結晶引き上げ装置。
  3. 【請求項3】 上記第1のスポット座標計測手段は、計
    測データが予め設定された計測範囲を超えてエラーが発
    生した場合に、そのエラー直前の計測データを用いて補
    間するエラー処理手段と、前記計測データが予め設定さ
    れた正常範囲を超えた所定の特異点を示した場合に、そ
    の直前の正常範囲内の計測データを用いて補間する特異
    点除去手段とを備えたことを特徴とする請求項1または
    2に記載の単結晶引き上げ装置。
  4. 【請求項4】 上記第2のスポット座標計測手段は、映
    像画像と過去の画像輝度レベルとを加算平均する処理を
    行う手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれか1項に記載の単結晶引き上げ装置。
  5. 【請求項5】 上記第1のスポット座標計測手段は、ネ
    ック部およびショルダ部の引き上げ工程に用い、上記第
    2のスポット座標計測手段は直胴部引き上げ工程に用い
    ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に
    記載の単結晶引き上げ装置。
  6. 【請求項6】 スポットを撮像する撮像装置は、単結晶
    成長領域を撮像する撮像装置を兼ねることを特徴とする
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載の単結晶引き上
    げ装置。
  7. 【請求項7】 チャンバに昇降可能に設けられた石英ガ
    ラスルツボに装填された半導体原料を加熱して溶融し、
    種結晶を原料融液に浸漬して単結晶を引き上げる単結晶
    引き上げ方法において、レーザ光により原料融液表面上
    に検出用のスポットを形成し、このスポットを撮像して
    スポット画像信号を生成し、さらに、単結晶引き上げ工
    程の進捗に応じて、前記レーザ光のスポット座標の計測
    データが前記融液面の揺らぎで変動したときにその状況
    に応じてその変動を抑制するように前記計測データとし
    て前記発生前の計測データを用い、あるいは、映像画像
    と過去の画像輝度レベルとを加算平均するデータを用い
    ることを特徴とする単結晶引き上げ方法。
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