JP2005186781A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Tetsuya Murakami
哲也 村上
Kensaku Nakamura
賢作 中村
Isamu Shindo
勇 進藤
Kazuaki Nagamatsu
和晃 永松
Daiki Yamahana
大基 山花
Atsuya Miyata
敦哉 宮田
Yoshio Inoue
▲吉▼夫 井上
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Abstract

【課題】いわゆるラックアシストタイプの電動パワーステアリング装置において、騒音の発生を防止できると共に装置の小型化を達成でき、さらには回転筒の支持剛性を十分に確保すること。また、組み立てが容易で安価であること。
【解決手段】ボールねじ機構23の回転筒35の一端部42および他端部43を、第3および第4の軸受44,45を介してハウジング24で支持する。第3および第4の軸受44,45は、互いに逆向きの接触角を有する一対の単列アンギュラコンタクト軸受からなる。各軸受44,45に予圧を付与するための弾性部材56,57を設け、これら各軸受44,45からがたつき音(騒音)が発生することを防止する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関するものである。
自動車用の電動パワーステアリング装置は、操舵補助用の電動モータを備えており、この電動モータの出力回転は、減速機構を介して舵取り機構に伝達されるようになっている。通例、上記減速機構は、電動モータの出力軸に連なる小歯車と、小歯車に噛み合い且つ舵取り機構に連なる大歯車とを有している。これら小歯車および大歯車の噛み合いには適度なバックラッシが必要であるが、このバックラッシに起因して両歯車からがたつき音が発生し、騒音の原因となることがある。そこで、小歯車および大歯車の一方を他方側へ偏倚させてバックラッシを無くし、がたつき音の発生を防止することが提案されている(例えば、特許文献1〜4参照)。
特開2001−10512号公報。 特開2001−163229号公報。 特願2002−373289号明細書。 特開2003−2220号公報。
ところで、いわゆるラックアシストタイプの電動パワーステアリング装置として、電動モータの出力回転を減速機構やボールねじ機構等の運動変換機構を介して転舵軸(ラック軸)に与えるものがある。
特許文献4では、運動変換機構のボールナットからなる回転筒は、1個の複列アンギュラ玉軸受からなる軸受を介してハウジングに回転自在に支持されている。この軸受は、回転筒に作用するラジアル荷重およびスラスト荷重を受ける。また、複列アンギュラ玉軸受はアキシャル内部隙間(ガタ)を極めて小さくすることができるので、当該軸受のがたつき音(騒音)をより小さなものにできる。
しかしながら、複列アンギュラ軸受は、複数列の軌道に転動体をそれぞれ組み付けなければならず、製造上の制約により転動体の組み付け数に制限があり、各列に配置できる転動体の個数は比較的少ないことが知られている。このため、複列アンギュラ軸受は、ラジアル方向の許容荷重が比較的小さく、当該軸受のみで回転筒を支持するとラジアル方向の支持剛性を十分に確保できない虞がある。
そこで、複列アンギュラ軸受に加え、深溝玉軸受等のラジアル軸受を用いることで回転筒のラジアル方向の支持剛性を確保することが考えられる。しかしながら、この場合、ラジアル軸受を別途用いる必要があり、製造コストが高くついてしまう。さらに、ラジアル軸受を設けるスペースが必要で装置が大型化してしまう。また、複列アンギュラ軸受にも微小なアキシャル内部隙間が存在するのでがたつき音が多少なりとも発生する。この場合、複列アンギュラ軸受のガタを調整するための調整機構を設けることも考えられるが、構造が複雑になり組み立てに手間がかかってしまう。
同様の課題は、減速機構を有する電動パワーステアリング装置に限らず、電動モータの出力を直接運動変換機構の回転筒に伝達する、いわゆるダイレクトドライブタイプの電動パワーステアリング装置にも存在する。
本発明は、かかる背景のもとでなされたもので、騒音の発生を防止できると共に装置の小型化を達成でき、さらには回転筒の支持剛性を十分に確保することのできる、組み立てが容易で安価な電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、操舵補助用の電動モータと、電動モータの出力軸と連動回転可能な回転筒を含み当該回転筒の回転を転舵軸の軸方向移動に変換する運動変換機構と、回転筒の一対の端部にそれぞれ配置され互いに逆向きの接触角を有する一対の単列アンギュラコンタクト軸受と、回転筒を取り囲み、一対の単列アンギュラコンタクト軸受を介して回転筒を回転自在且つ径方向移動不能に支持するハウジングと、少なくとも一方の単列アンギュラコンタクト軸受の外輪と当該外輪と軸方向に対向するハウジングの対向面との間に介在し、一対の単列アンギュラコンタクト軸受に予圧を付与するための弾性部材とを備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、各単列アンギュラコンタクト軸受に予圧を付与しているので、使用時に当該軸受からがたつき音(騒音)が発生することを防止できる。また、弾性部材を組み付けることで各単列アンギュラコンタクト軸受へ適度な予圧を自動的に付与できるので、組み立てが容易である。さらに、回転筒等に組み付け誤差が生じても、弾性部材の弾性変形により予圧が変動することを防止でき、がたつき音の発生をより確実に防止できる。また、複列アンギュラ軸受およびラジアル軸受を用いる従来の場合と比較して、軸受の配置スペースをより小さくでき、装置の小型化を達成できると共に安価である。また、一般的に、各単列アンギュラコンタクト軸受は、複列アンギュラ軸受の一列当たりの転動体の数よりも多数の転動体を組み付けることができる。したがって、一対の単列アンギュラコンタクト軸受は、1個の複列アンギュラ軸受に比べてより大きなラジアル荷重にも耐えることができ、回転筒のラジアル方向の支持剛性を十分に確保することができる。その結果、従来のラジアル軸受を廃止することが可能となった。
また、本発明において、上記弾性部材は、ハウジングと回転筒との熱膨張差を吸収可能な熱膨張係数を有する樹脂部材を含む場合がある。この場合、仮に回転筒とハウジングとを異なる材料で形成することで両者の熱膨張量に差が生じても、この差を樹脂部材の弾性変形や熱膨張によって吸収することができる。その結果、温度変化にかかわらず各単列アンギュラコンタクト軸受に付与される予圧の変動を防止できるので、がたつき音の発生をより確実に防止できる。
また、本発明において、上記電動モータの出力軸に一体回転可能に連結される小歯車および小歯車に噛み合い回転筒に一体回転可能に連結される大歯車を含む減速機構と、電動モータの出力軸の一対の端部をそれぞれ回転自在に支持する一対の軸受と、上記一対の軸受をそれぞれ減速機構の両歯車のバックラッシを除去可能な径方向に偏倚可能に保持するための軸受保持孔を含み、上記ハウジングに固定されるモータハウジングと、各軸受保持孔と対応する軸受との間にそれぞれ介在し、それぞれ対応する軸受および電動モータの出力軸を介して小歯車を大歯車側に弾性的に付勢する一対の付勢部材とを備える場合がある。
この場合、組み立て時に付勢部材によって小歯車を弾性的に付勢することで、当該小歯車が大歯車とのバックラッシを無くす方向に自動的に位置調整され、両歯車の噛み合い騒音の発生を防止できる。その結果、従来の手間の掛かるバックラッシ調整作業を行う必要が無く、組み立て工数を低減できる。さらに、出力軸の両端部を付勢することにより、当該出力軸を平行移動させることができる。その結果、両歯車の良好な噛み合わせ状態を維持しつつバックラッシを除去できる。
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施の形態の電動パワーステアリング装置1の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、本電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2に連結されるステアリングシャフト3と、このステアリングシャフト3と自在継手4を介して連結される中間軸5と、この中間軸5と自在継手6を介して連結されるピニオン軸7と、このピニオン軸7に連なり、転舵輪8の転舵を達成するためのラックアンドピニオン機構等からなる舵取り機構9とを備えている。
舵取り機構9は、ピニオン軸7の先端部に設けられるピニオン10と、車両の左右方向に延びて配置されて軸方向に移動可能な転舵軸11と、この転舵軸11の両端にタイロッド12を介して結合され、転舵輪8を支持するナックルアーム13とを備えている。
転舵軸11の一部には、ラック14が形成されてピニオン10と噛み合っている。操舵部材2の操作に応じてステアリングシャフト3、中間軸5およびピニオン軸7が回転駆動されると、この回転は、ピニオン10およびラック14により転舵軸11の軸方向の移動に変換される。転舵軸11の軸方向への移動により、ナックルアーム13が回動されて転舵輪8の転舵が達成される。
ステアリングシャフト3は、操舵部材2に連なる第1のステアリングシャフト15と、この第1のステアリングシャフト15とトーションバー16を介して同軸上に相対ねじり回転可能に連結され、且つ自在継手4に連結される第2のステアリングシャフト17とを備えている。
トーションバー16を介する第1および第2のステアリングシャフト15,17の相対回転変位量により、操舵部材2の操舵トルクを検出するためのトルクセンサ18が設けられている。このトルクセンサ18の検出信号は、マイクロプロセッサ等を含む制御部19に入力される。また、制御部19には車速センサ39からの車速検出信号が入力されるようになっている。
制御部19は、トルクセンサ18および車速センサ39からの信号等に基づいて、モータドライバ20に制御信号を出力する。この制御信号を与えられたモータドライバ20は、操舵補助用の電動モータ21に電力を供給して、電動モータ21を駆動させる。電動モータ21の出力回転は、減速機構22および運動変換機構としてのボールねじ機構23を介して転舵軸11に伝えられ、運転者の操舵を補助する。
転舵軸11、減速機構22およびボールねじ機構23は、例えばアルミニウム合金により形成されたハウジング24に収容されている。このハウジング24は、図示しないブッシュを介して転舵軸11を摺動自在且つ回転不能に支持している。また、ハウジング24には、電動モータ21のモータハウジング25が固定されている。電動モータ21の出力軸26の一端部27および他端部28は、例えば玉軸受からなる一対の軸受としての第1および第2の軸受29,30を介して、ハウジング24の対応する軸受保持孔としての第1および第2の軸受保持孔31,32にそれぞれ回転自在に支持されている。
減速機構22は、電動モータ21の出力軸26の先端に一体回転可能に連結される小歯車33と、小歯車33に噛み合い転舵軸11を包囲する大歯車34とを含んでいる。小歯車33および大歯車34は例えば傘歯車からなり、交差軸歯車機構を構成している。
ボールねじ機構23は、減速機構22の大歯車34と一体回転可能且つ軸方向に相対移動不能に連結される回転筒35と、例えば玉からなる複数の転動体36と、転舵軸11の一部に形成され、転動体36を介して回転筒35と螺合するねじ軸37とを備えており、回転筒35の回転を転舵軸11の軸方向移動に変換するようになっている。
回転筒35は、減速機構22を介して電動モータ21の出力軸26と連動回転可能となっている。この回転筒35は、例えば鋼鉄により形成されるボールナットを含み、内周面にねじ溝38が形成されている。回転筒35は、その外周面40がハウジング24に取り囲まれている。この外周面40に、大歯車34が嵌合されている。
ねじ軸37は、転舵軸11の一部に設けられており、外周面にねじ溝41が形成されている。転動体36は、図示しないチューブ等の公知の機構を用いて上記のねじ溝38,41内を循環されるようになっている。
本実施の形態の特徴とするところは、回転筒35の一対の端部としての一端部42および他端部43にそれぞれ配置され、互いに逆向きの接触角を有する一対の単列アンギュラコンタクト軸受としての第3および第4の軸受44,45を介して、回転筒35をハウジング24に回転自在且つ径方向移動不能に支持させると共に、これら第3および第4の軸受44,45に予圧を付与するための弾性部材56,57を設けることで、第3および第4の軸受44,45にがたつき音(騒音)が発生することを防止している点にある。
図1のボールねじ機構23の回転筒35周辺の拡大図である図2参照して、具体的には、第3および第4の軸受44,45は、例えば内輪回転形の単列アンギュラ玉軸受からなる。第3の軸受44は、回転筒35の一端部42に配置され、回転筒35のラジアル荷重および第1軸方向S1(回転筒35から離れる方向)のスラスト荷重を受けるようになっている。第3の軸受44の内輪47は、回転筒35の一端部42の外周面に嵌め合わされている。この内輪47は、回転筒35の外周面40のねじ部にねじ込まれた位置決めナット48に当接しており、回転筒35に対する第2軸方向S2への移動を規制されている。第3の軸受44の外輪49は、ハウジング24の第3の軸受保持孔50に保持されている。
第4の軸受45は、回転筒35の他端部43に配置され、回転筒35のラジアル荷重および第2軸方向S2(回転筒35から離れる方向)のスラスト荷重を受けるようになっている。第4の軸受45の内輪51は、回転筒35の他端部43の外周面に嵌め合わされている。この内輪51は、回転筒35の外周面40のねじ部にねじ込まれた位置決めナット52に当接しており、回転筒35に対する第1軸方向S1の移動を規制されている。第4の軸受45の外輪53は、ハウジング24の第4の軸受保持孔54に保持されている。
上記弾性部材56,57は、例えばニトリルゴム製のOリングからなる。弾性部材56は、第3の軸受44の外輪49の一端面と、当該外輪49の一端面と軸方向に対向するハウジング24の対向面としての環状の段部55との間に介在し、外輪49を第2軸方向S2へ弾性的に付勢している。
弾性部材57は、第4の軸受45の外輪53の一端面と、当該外輪53の一端面と軸方向に対向するハウジング24の対向面としての環状の段部58との間に介在し、外輪53を第1軸方向S1へ弾性的に付勢している。
図3は、転舵軸11の製造に関して説明するための図である。図3の白抜き矢符の左側の図は転舵軸の製造中間体59の一端部の一部断面正面図であり、右側の図は転舵軸11の一端部105の一部断面正面図である。
図3を参照して、丸棒からなる製造中間体59の端部60に、円錐テーパ状の面取り部61が形成され、面取り部61の最小径D1が、ねじ転造後の転舵軸11のねじ溝41の溝底径D2よりも小さく(D1<D2)されている。
上記の構成により、製造中間体59に対するねじ転造加工の際、転造負荷によって寄せられた肉が一端面62やセンタ孔63に移動してこれらを変形させることを防止できる。その結果、ねじ転造後の転舵軸11において、一端面62およびセンタ孔63に加工基準として用いるに足る精度を確保でき、したがって、後工程においても極めて高い加工精度を確保することができる。
図4(A)は、転舵軸11の他端部106の側面図であり、図4(B)は図4(A)の斜視図であり、図4(C)は図4(A)のII−II線に沿う断面図であり、図4(D)は転舵軸11をVブロック64で支持した状態を示す断面図である。図1および図4(C)を参照して、転舵軸11は、ラック14が形成されている部分の背面が例えば断面V字状に形成されている。転舵軸11は、この背面を断面V字状のサポートヨーク65により摺動自在に支持されるようになっている。これにより、ボールねじ機構23の回転筒35から転舵軸11に伝達される回転力に起因して、転舵軸11がツイスト(ねじり)運動することを防止し、ラック14とピニオン10の歯が損傷することを防止している。転舵軸11は、サポートヨーク65と摺動する部分のみが断面V字状に形成されている。
さらに、図1および図4(B)に示すように、転舵軸11のうち、サポートヨークと摺接しない部分である一端部105および他端部106を円筒状に形成することで、転舵軸11の熱処理時に生じる歪みを容易に除去できるようにしている。すなわち、転舵軸11に焼入れ等の熱処理を施して機械的強度を高めており、この熱処理の際に生じる転舵軸11の歪みを除去する必要がある。そのために、転舵軸11の回転振れ(歪み)を測定する必要がある。これに対して図4(D)に示すように、転舵軸11の一端部105および他端部106を円筒状に形成しているので、Vブロック64にこれら一端部105および他端部106をそれぞれ載せて、転舵軸11を水平に支持させた状態で転舵軸11を自転させ、転舵軸11の回転振れを容易に測定することができる。
以上の次第で、本実施の形態によれば、弾性部材56,57によって第3および第4の軸受44,45に予圧を付与しているので、使用時に当該第3および第4の軸受44,45からがたつき音(騒音)が発生することを防止できる。また、弾性部材56,57を組み付けることで第3および第4の軸受44,45へ適度な予圧を自動的に付与できるので、組み立てが容易である。さらに、回転筒35等に組み付け誤差が生じても、弾性部材56,57の弾性変形により予圧が変動することを防止でき、がたつき音の発生をより確実に防止できる。また、複列アンギュラ軸受およびラジアル軸受を用いる従来の場合と比較して、軸受の配置スペースをより小さくでき、装置の小型化を達成できると共に安価である。
また、一般的に、単列アンギュラコンタクト軸受は、複列アンギュラ軸受の一列当たりの転動体の数よりも多数の転動体を組み付けることができる。したがって、第3および第4の軸受44,45は、1個の複列アンギュラ軸受に比べてより大きなラジアル荷重にも耐えることができ、回転筒35のラジアル方向の支持剛性を十分に確保することができる。その結果、従来のラジアル軸受を廃止することが可能となった。
さらにまた、転舵輪8からの入力(逆入力)等により回転筒35に衝撃が与えられても、弾性部材56,57によってこの衝撃を緩和できるので、第3および第4の軸受44,45に作用する負荷を低減することができる。
図5は、本発明の別の実施の形態の要部の断面正面図である。なお、以下では、図1〜図4に示す実施の形態と同様の構成には図に同一の符号を付してその説明を省略する。図5を参照して、第3の軸受44の内輪47は、回転筒35の一端部42外周の環状の位置決め段部68に当接して回転筒35に対する第2軸方向S2への移動を規制されている。第4の軸受45の内輪51は、回転筒35の他端部43外周の環状の位置決め段部69に当接して回転筒35に対する第1軸方向S1への移動を規制されている。
本実施の形態において、図1〜図4に示す実施の形態と主に異なるのは下記の3つの点である。すなわち、各弾性部材として、Oリングに代えて環状をなす樹脂部材70,71を用いた第1の点と、ハウジング24の環状の段部55,58間の距離を調整できる構造とした第2の点と、ハウジング24、回転筒35および樹脂部材70,71の熱膨張係数に関する関係を与えた第3の点である。
具体的には、第1の点に関して、各樹脂部材70,71は、例えばPA(ポリアミド)樹脂またはPOM(ポリオキシメチレン)樹脂により形成されている。第2の点に関して、ハウジング24は、互いにねじ結合される第1の部分72と第2の部分73とに分割されている。これら第1および第2の部分72,73の結合位置は、ロックナット76により止定されている。環状の段部55は、第1の部分72に設けられ、樹脂部材71を位置決めするための環状の段部58は、第2の部分73に設けられる。これにより、第1の部分72および第2の部分73の互いのねじ結合部分を相対回転させて、環状の段部55,58間の距離L1を調整できる。また、前記距離L1を調整することで、第3および第4の軸受44,45の初期予圧を調整することができる。
第3の点に関して、ハウジング24が配置されるエンジンルーム内部は、非常に高温(例えば、100℃以上)となるので、ハウジング24および回転筒35は熱膨張を生じる。ここで、ハウジング24と回転筒35の材料(熱膨張係数)は互いに異なっており、ハウジング24の方が回転筒35より大きな熱膨張を生じて両者に熱膨張差を生じるが、この熱膨張差を樹脂部材70,71が吸収して、第3および第4の軸受44,45への予圧が変動することを防止するようになっている。
具体的には、回転筒35の軸方向に関して、樹脂部材70,71の単位温度当たりの熱膨張量が、ハウジング24と回転筒35との単位温度当たりの熱膨張差に等しくなるように、すなわち、下記式(1)を満たすように設定される。
c*2L3=a*L1−b*L2・・・・・(1)
なお、c:樹脂部材70,71の熱膨張係数、L3:樹脂部材70,71の全長、a:ハウジング24の熱膨張係数、L1:ハウジング24の環状の段部55,58間の軸方向長さ(回転筒35および樹脂部材70,71の軸方向長さ)、b:回転筒35の線膨張係数、L2:回転筒35の全長。
換言すれば、樹脂部材70,71は、ハウジング24と回転筒35との熱膨張差を吸収可能な、下記式(2)を満たす熱膨張係数cを有している。
c=(a*L1−b*L2)/2*L3・・・・・(2)
なお、樹脂部材70,71の線膨張係数cの値は、上記式(2)の右辺の値に等しいものに限らず、当該右辺の値の例えば80%〜120%の範囲で設定することでも、熱膨張差に起因する第3および第4の軸受44,45への予圧の変動を十分に抑制することができる。樹脂部材70,71の線膨張係数cの値が上記式(2)の右辺の値の80%未満であれば、予圧変動抑制に不十分であり、120%を超えるとクリープの懸念があるためである。
このように、本実施の形態によれば、樹脂部材70,71の熱膨張係数cを、ハウジング24と回転筒35との熱膨張差を吸収可能な値に設定することで、回転筒35とハウジング24の熱膨張量に差が生じても、この差を樹脂部材70,71の弾性変形や熱膨張によって吸収することができる。その結果、温度変化にかかわらず第3および第4の軸受44,45に付与される予圧の変動を防止できるので、がたつき音の発生をより確実に防止できる。また、第3および第4の軸受の内輪および外輪を、対応するハウジングの第3および第4の軸受保持孔ならびに回転筒にそれぞれ固定するための従来のロックナットを廃止でき、より安価である。
図6は、本発明のさらに別の実施の形態の要部の断面正面図であり、図7は、図6のIII−III線に沿う断面図である。
図6および図7を参照して、電動モータ21のモータハウジング25は、筒状の嵌合凸部77を有している。この嵌合凸部77は、ハウジング24に形成された嵌合凹部78に嵌め合わされている。モータハウジング25は、ハウジング24に例えばねじ止めにより固定されている。第1および第2の軸受保持孔31,32は、モータハウジング25の嵌合凸部77の内周面に設けられている。
本実施の形態において、減速機構22の小歯車33は、一対の付勢部材79によって大歯車34側に弾性的に付勢され、両歯車33,34のバックラッシが除去されるようになっている。具体的には、第1および第2の軸受保持孔31,32はそれぞれ、偏倚方向Eに関する両端部に凹部81,82を有しており、対応する第1および第2の軸受29,30が上記偏倚方向Eに偏倚可能となっている。なお、偏倚方向Eとは、第1および第2の軸受29,30の径方向のうち、減速機構22の両歯車33,34のバックラッシを除去可能な方向をいい、具体的には、減速機構22の小歯車33の回転軸線L1および大歯車34の回転軸線L2を含む平面(図6の紙面)に沿い且つ小歯車33の回転軸線L1に垂直な方向をいう。
第1および第2の軸受保持孔31,32と対応する第1および第2の軸受29,30の外輪83,84との間に、上記付勢部材79がそれぞれ介在している。付勢部材79は、例えばゴム等の弾性部材により例えば扇状に形成されており、径方向に圧縮されて付勢力(弾性反発力)を生じている。第1および第2の軸受29,30の内輪85,86は、電動モータ21の出力軸26の対応する一端部27および他端部28にそれぞれ嵌合され、且つ当該出力軸26に対して軸方向移動不能にされている。
すなわち、電動モータ21の出力軸26は、その一端部27および他端部28が、対応する第1および第2の軸受29,30ならびに付勢部材79を介して、モータハウジング25に回転自在に支持されている。また、付勢部材79による付勢力は、対応する第1および第2の軸受29,30を介して、出力軸26の対応する一端部27および他端部28にそれぞれ与えられ、当該出力軸26を偏倚方向Eに平行移動させ、小歯車33を大歯車34側へ弾性的に付勢する。
このように、本実施の形態によれば、組み立て時に付勢部材79によって小歯車33を弾性的に付勢することで、当該小歯車33が大歯車34とのバックラッシを無くす方向に自動的に位置調整され、両歯車33,34の噛み合い騒音の発生を防止できる。その結果、従来の手間の掛かるバックラッシ調整作業を行う必要が無く、組み立て工数を低減できる。さらに、電動モータ21の出力軸26の両端部27,28を偏倚方向Eに付勢することにより、当該出力軸26を平行移動させることができる。その結果、減速機構22の両歯車33,34の良好な噛み合わせ状態を維持しつつバックラッシを除去できる。
なお、例えば図8に示すように、付勢部材79に代えてコイルばね87を用いても良いし、例えば図9に示すように、波板ばね88を用いても良い。また、上記各付勢部材79および波板ばね88は、扇状のものに限らず環状のものでも良い。さらに、上記コイルばね87を2個以上設けても良い。
さらに、図10(A)〜(C)に示すように、付勢部材79に代えて付勢部材90を用いても良い。付勢部材90は、有端環状の主体部91と、径方向付勢部としての弾性舌片93と、軸方向付勢部としての弾性舌片95とを備えている。
主体部91は、第1および第2の軸受保持孔31,32と対応する第1および第2の軸受29,30の外輪83,84との間にそれぞれ介在している。主体部91は、対応する第1および第2の軸受29,30の外輪83,84にそれぞれ嵌め合わされている。
弾性舌片93は、主体部91の一端部92に設けられて当該主体部91よりも径方向外方に配置されており、外周面が第1および第2の軸受保持孔31,32の対応する凹部81に当接して撓むようになっている。これにより、弾性舌片93に付勢力(弾性反発力)が生じ、この付勢力は環状の主体部91を介して対応する第1および第2の軸受29,30に与えられ、さらに電動モータ21の出力軸26の対応する一端部27および他端部28に与えられて減速機構22の小歯車33を大歯車34側へ付勢するようになっている。
弾性舌片95は、主体部91の一方の側縁94に円周等配に複数個(本実施の形態では、3個)設けられており、当該側縁94から径方向内方に延びている。図10(C)に示すように、第2の軸受30に組みつけられた付勢部材90の弾性舌片95は、電動モータ21のモータハウジング25の環状の段部96にそれぞれ当接して撓んでおり、付勢力(弾性反発力)を生じている。この付勢力は、第2の軸受30および電動モータ21の出力軸26の他端部28を介して減速機構22の小歯車33に与えられ、減速機構22の小歯車33を大歯車34側へ弾性的に付勢するようになっている。なお、上記弾性舌片95は、各付勢部材90に1つまたは2つ設けてもよいし、4つ以上設けても良い。
図11(A)は、本発明のさらに別の実施の形態の要部の断面正面図であり、図11(B)は、図11(A)一部側面図である。図11(A)および図11(B)を参照して、本実施の形態では、第4の軸受45の外輪53を、ロックねじ97を用いてハウジング24に固定している。具体的には、ハウジング24のうち、第4の軸受保持孔54の軸方向両側方に、環状の段部58およびねじ孔98が形成されている。このねじ孔98に、ロックねじ97の主体部99のねじ部100が螺合されている。第4の軸受45の外輪53は、ロックねじ97の主体部99および環状の段部58に挟持されて軸方向移動を規制されている。
ロックねじ97は、主体部99の一端部102から径方向外方に延びる環状フランジ部101を有している。一方、ハウジング24の一端面111のうち、ねじ孔98の入口周縁103から所定距離離れた部分には、凹部104が形成されている。ロックねじ97がねじ孔98にねじ込まれた状態において、ハウジング24の凹部104に対向する環状フランジ部101の周縁の一部が凹部104内に折り込まれ、これに係合する断面Vノッチ状の係合突起110を形成している。これにより、ロックねじ97の回り止めが確実に達成される。
仮に、ねじ孔において所定の有効ねじ嵌合長を確保するという条件下で、ねじ孔の内周縁、具体的にはねじ孔の入口に凹部形成部を設けて、この凹部形成部にロックねじの一部をかしめ付ける従来の場合では、ねじ孔の深さが凹部形成部の分だけ深くなる結果、ハウジングがねじ孔の軸線方向に長くなり大型化する。
これに対して、本実施の形態では、ねじ孔98外、具体的にはねじ孔98の入口周縁103からねじ孔98の径方向に所定距離離れた位置に、相手方の係合突起110を折り込み係合させるための凹部104を設けるので、ねじ孔98が従来のように深くなることが無く、ハウジング24を小型化することができる。したがって、配置スペースの限られた車両のエンジンルーム内への搭載性を損なうことが無い。
本発明は、以上の実施の形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。例えば、図1に示す実施の形態において、弾性部材56,57としてさらばねまたはコイルばねを用いても良い。また、弾性部材55,56の何れか一方を廃止しても良い。さらに、図5に示す実施の形態において、樹脂部材70,71の何れか一方を廃止しても良い。
また、上記各実施の形態において、第3および第4の軸受44,45として単列アンギュラころ軸受を用いても良い。また、減速機構22として平歯車機構やはすば歯車機構等の平行軸歯車機構を用いても良い。
その他、本発明は、電動モータの出力軸を転舵軸と同軸上に配置し、出力軸を直接ボールねじ機構の回転筒に連結した、いわゆるダイレクトドライブタイプの電動パワーステアリング装置に適用することができる。
本発明の一実施の形態の電動パワーステアリング装置の概略構成を示す模式図である。 図1のボールねじ機構の回転筒周辺の拡大図である 転舵軸の製造に関して説明するための図である。 (A)は転舵軸の他端部の側面図であり、(B)は(A)の斜視図であり、(C)は(A)のII−II線に沿う断面図であり、(D)は転舵軸をVブロックで支持した状態を示す断面図である。 本発明の別の実施の形態の要部の断面正面図である。 本発明のさらに別の実施の形態の要部の断面正面図である。 図6のIII−III線に沿う断面図である。 本発明のさらに別の実施の形態の要部を示している。 本発明のさらに別の実施の形態の要部を示している。 本発明のさらに別の実施の形態について説明するための図である。(A)は付勢部材の斜視図であり、(B)は付勢部材を軸受保持孔に組み付けた状態の一部断面側面図であり、(C)は付勢部材を軸受保持孔に組み付けた状態の一部断面正面図である。 (A)は本発明のさらに別の実施の形態の要部の断面正面図であり、(B)は、(A)一部側面図である。
符号の説明
1 電動パワーステアリング装置
11 転舵軸
21 電動モータ
22 減速機構
23 ボールねじ機構(運動変換機構)
24 ハウジング
25 モータハウジング
26 出力軸
27 (出力軸の)一端部
28 (出力軸の)他端部
29 第1の軸受(一対の軸受)
30 第2の軸受(一対の軸受)
31 第1の軸受保持孔
32 第2の軸受保持孔
33 小歯車
34 大歯車
35 回転筒
42 一端部(回転筒の一対の端部)
43 他端部(回転筒の一対の端部)
44 第3の軸受(一対の単列アンギュラコンタクト軸受)
45 第4の軸受(一対の単列アンギュラコンタクト軸受)
49 外輪
53 外輪
55 環状の段部(対向面)
56,57 弾性部材
58 環状の段部(対向面)
70,71 樹脂部材(弾性部材)
79 付勢部材
87 コイルばね(付勢部材)
88 波板ばね(付勢部材)
90 付勢部材
c 熱膨張係数
E 偏倚方向(径方向)

Claims (3)

  1. 操舵補助用の電動モータと、
    電動モータの出力軸と連動回転可能な回転筒を含み当該回転筒の回転を転舵軸の軸方向移動に変換する運動変換機構と、
    回転筒の一対の端部にそれぞれ配置され互いに逆向きの接触角を有する一対の単列アンギュラコンタクト軸受と、
    回転筒を取り囲み、一対の単列アンギュラコンタクト軸受を介して回転筒を回転自在且つ径方向移動不能に支持するハウジングと、
    少なくとも一方の単列アンギュラコンタクト軸受の外輪と当該外輪と軸方向に対向するハウジングの対向面との間に介在し、一対の単列アンギュラコンタクト軸受に予圧を付与するための弾性部材とを備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1において、上記弾性部材は、ハウジングと回転筒との熱膨張差を吸収可能な熱膨張係数を有する樹脂部材を含むことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  3. 請求項1または2において、上記電動モータの出力軸に一体回転可能に連結される小歯車および小歯車に噛み合い回転筒に一体回転可能に連結される大歯車を含む減速機構と、
    電動モータの出力軸の一対の端部をそれぞれ回転自在に支持する一対の軸受と、
    上記一対の軸受をそれぞれ減速機構の両歯車のバックラッシを除去可能な径方向に偏倚可能に保持するための軸受保持孔を含み、上記ハウジングに固定されるモータハウジングと、
    各軸受保持孔と対応する軸受との間にそれぞれ介在し、それぞれ対応する軸受および電動モータの出力軸を介して小歯車を大歯車側に弾性的に付勢する一対の付勢部材とを備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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