JP2014181772A - 電動リニアアクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な構造で低コストなねじ軸の回り止め機構を備えた電動リニアアクチュエータを提供する。
【解決手段】外周に螺旋状のねじ溝10aが形成されたねじ軸10を備える電動リニアアクチュエータ1において、ハウジング2bの袋孔12に鋼製のスリーブ17がねじ部17bを介して締結され、このスリーブ17の内周に軸方向に延び、断面略半円状の凹溝17aが形成され、ねじ軸10の端部に案内ボール15が係止されて凹溝17aに係合されると共に、凹溝17aの曲率半径R1が、案内ボール15の半径をRaとした時、R1≦1.2Raに設定され、ねじ軸10がハウジング2bに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、一般産業用の電動機、自動車等の駆動部に使用されるボールねじ機構を備えた電動リニアアクチュエータ、詳しくは、自動車のトランスミッションやパーキングブレーキ等で、電動モータからの回転入力をボールねじ機構を介して駆動軸の直線運動に変換する電動リニアアクチュエータに関するものである。
各種駆動部に使用される電動リニアアクチュエータにおいて、電動モータの回転運動を軸方向の直線運動に変換する機構として、台形ねじあるいはラックアンドピニオン等の歯車機構が一般的に使用されている。これらの変換機構は、滑り接触部を伴うため動力損失が大きく、電動モータの大型化や消費電力の増大を余儀なくされている。そのため、より効率的なアクチュエータとしてボールねじ機構が採用されるようになってきた。
従来の電動リニアアクチュエータとしては、例えば、ハウジングに支持された電動モータにより、ボールねじを構成するボールねじ軸を回転駆動自在とし、このボールねじ軸を回転駆動することによってナットに結合された出力部材を軸方向に変位可能としている。ボールねじ機構は、摩擦が非常に低く、出力部材側に作用するスラスト荷重によって簡単にボールねじ軸が回転してしまうので、電動モータが停止時に出力部材を位置保持する必要がある。
そこで、例えば、電動モータにブレーキ手段を設けたり、あるいは伝達手段としてウォームギアのような低効率なものを設けることがなされているが、その代表的なものとして、図6に示すような電動リニアアクチュエータが知られている。この電動リニアアクチュエータ50は、電動モータ(図示せず)により回転駆動されるボールねじ軸51と、このボールねじ軸51にボール(図示せず)を介して螺合されたボールねじナット52とを備えるボールねじ機構53を採用している。電動モータのモータ軸(図示せず)が回転すると、このモータ軸に連結されたボールねじ軸51が回転し、ボールねじナット52を直線運動(図の左右方向)に移動させる。
ボールねじ軸51は、円筒状のハウジング54、55に2つの転がり軸受56、57によって回転自在に支承されている。これらの転がり軸受56、57は、固定用の蓋58を介して緩み止め用の回り止め部材59によって固定されている。
ボールねじ軸51の外周には螺旋状のねじ溝51aが形成され、ボールを介して円筒状のボールねじナット52が螺合されている。ボールねじナット52の内周には螺旋状のねじ溝52aが形成され、端部に大径部60が形成されている。
大径部60の側面には、端面がフラットになるようにカットされたフラット部61が形成されている。このフラット部61の略中央部には、カムフォロア(回転止め手段)62が径方向の外側に向けて突設されている。そして、カムフォロア62がハウジング54に形成された切欠き部(図示せず)に係合されている。
このように、カムフォロア62が切欠き部に嵌合されているので、ボールねじナット52は、ボールねじ軸51の回転に伴って連れ回りすることがなく、かつ、カムフォロア62が切欠き部に回転摺動するので、摺動摩擦や摩耗の問題を低減することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−333046号公報
こうした従来の電動リニアアクチュエータ50では、ボールねじナット52の回転止め手段としてカムフォロア62が使用されているため、摺動摩擦や摩耗の問題を低減すると共に、低トルク化を図ることができるが、カムフォロア62自体が転がり軸受を使用しているため、それ相応の取付スペースを必要とするだけでなく、コストが高騰する恐れがある。また、ハウジング54にアルミ材料を使用している場合は、摩耗対策が必要になってくる。
本発明は、こうした従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡便な構造で低コストなねじ軸の回り止め機構を備えた電動リニアアクチュエータを提供することを目的とする。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力をモータ軸を介して伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸とで構成された電動リニアアクチュエータにおいて、前記ハウジングの袋孔に鋼製のスリーブが固定され、このスリーブの内周に軸方向に延びる凹溝が形成されると共に、前記ねじ軸の端部に案内ボールが係止されて前記凹溝に係合され、前記ねじ軸が前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されている。
このように、電動モータの回転力を伝達する減速機構と、この減速機構を介して電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、ボールねじ機構が、ハウジングに装着された一対の支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、駆動軸と同軸状に一体化され、外周にナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸とで構成された電動リニアアクチュエータにおいて、ハウジングの袋孔に鋼製のスリーブが固定され、このスリーブの内周に軸方向に延びる凹溝が形成されると共に、ねじ軸の端部に案内ボールが係止されて凹溝に係合され、ねじ軸がハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されているので、ねじ軸の曲がり、撓み、端部の振れを抑えることができると共に、ねじ軸を回転不可に、かつガタなく安定して軸方向移動可能に支持することができ、簡便な構造で低コストなねじ軸の回り止め機構を備えた電動リニアアクチュエータを提供することができる。
好ましくは、請求項2に記載の発明のように、前記凹溝が断面略半円状に形成され、この曲率半径R1が、前記案内ボールの半径をRaとした時、R1≦1.2Raに設定されていれば、ねじ軸を回転不可に、かつガタなく安定して軸方向移動可能に支持することができる。
また、請求項3に記載の発明のように、前記凹溝の断面形状が一対の円弧からなるゴシックアーク形状に形成されていれば、案内ボールの転動する際の振動の発生を抑制することができる。
また、請求項4に記載の発明のように、前記案内ボール凹溝間に所定の予圧が付与されていれば、案内ボールの転動する際の振動の発生を確実に抑制することができ、ねじ軸の案内を一層安定させることができる。
また、請求項5に記載の発明のように、前記ねじ軸の端部に略半球状の凹部が形成され、この曲率半径R2が、前記案内ボールの半径をRaとした時、R2≦1.2Raに設定されていれば、案内ボールをガタなく係止することができる。
また、請求項6に記載の発明のように、前記ハウジングの袋孔に前記スリーブがねじ部を介して締結され、このねじ部が当該袋孔の底部寄りに設けられていれば、温度上昇によってそれぞれ線膨張係数が異なるハウジングとスリーブのねじ締結において、温度上昇に伴う軸力の変化を抑制することができる。
また、請求項7に記載の発明のように、前記スリーブの端部にキャップが外嵌され、一体となって前記ハウジングの袋孔の底部に嵌合されると共に、当該キャップが鋼板からプレス加工にて断面略コの字状に形成され、前記ハウジングの袋孔の底部に当接する底部と、この底部の縁部からリング状に折曲された鍔部とを備えていれば、ねじ軸がハウジングに直接衝突することがなく、ハウジングの損傷と摩耗の低減を図ることができる。
また、請求項8に記載の発明のように、前記減速機構を構成する出力歯車が前記ナットに固定され、この出力歯車の両側に支持軸受が配設されると共に、この支持軸受がリング状の弾性部材からなるワッシャを介して前記ハウジングに装着されていれば、一対の支持軸受の軸方向ガタをなくすことができ、円滑な回転性能を得ることができる。
また、請求項9に記載の発明のように、前記ハウジングが第1のハウジングと、その端面に衝合された第2のハウジングとからなり、前記第1のハウジングに前記電動モータが取り付けられ、前記第1のハウジングと第2のハウジングの衝合部に前記ねじ軸を収容するための袋孔が形成されると共に、前記減速機構が、前記モータ軸に固定された入力歯車と、この入力歯車に噛合する中間歯車と、この中間歯車に噛合し、前記ナットに一体に固定された出力歯車とを備え、前記中間歯車が、前記第1のハウジングと第2のハウジングにそれぞれ植設された歯車軸に軸受を介して回転自在に支承されていれば、低コストで回転性能の優れた電動リニアアクチュエータを提供することができる。
また、請求項10に記載の発明のように、前記中間歯車に装着される軸受が当該中間歯車の内径に圧入された鋼板プレス製の外輪と、保持器を介して転動自在に収容された複数の針状ころとを備えたシェル型の針状ころ軸受で構成されていれば、入手性が高く、低コスト化を図ることができる。
また、請求項11に記載の発明のように、前記軸受の幅が前記中間歯車の歯幅よりも小さく設定されていれば、摩擦による軸受側面の摩耗や変形を防止することができ、円滑な回転性能を得ることができる。
また、請求項12に記載の発明のように、前記中間歯車の両側にリング状のワッシャが装着されると共に、前記中間歯車の歯部の幅が歯幅よりも小さく形成されていれば、中間歯車が直接ハウジングに接触するのを防止すると共に、ワッシャとの接触面積を小さくすることができ、回転時の摩擦抵抗を抑えて円滑な回転性能を得ることができる。
また、請求項13に記載の発明のように、前記中間歯車に装着される軸受が滑り軸受からなり、この滑り軸受がグラファイト微粉末を添加した多孔質金属からなる含油軸受で構成されると共に、前記中間歯車の歯幅よりも大きく設定されていれば、ワッシャを装着しなくても中間歯車がハウジングに接触して摩耗するのを防止し、回転時の摩擦抵抗を抑えて円滑な回転性能を得ることができると共に、部品点数増加を抑えて低コスト化を図ることができる。
本発明に係る電動リニアアクチュエータは、ハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力をモータ軸を介して伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸とで構成された電動リニアアクチュエータにおいて、前記ハウジングの袋孔に鋼製のスリーブが固定され、このスリーブの内周に軸方向に延びる凹溝が形成されると共に、前記ねじ軸の端部に案内ボールが係止されて前記凹溝に係合され、前記ねじ軸が前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されているので、ねじ軸の曲がり、撓み、端部の振れを抑えることができると共に、ねじ軸を回転不可に、かつガタなく安定して軸方向移動可能に支持することができ、簡便な構造で低コストなねじ軸の回り止め機構を備えた電動リニアアクチュエータを提供することができる。
本発明に係る電動リニアアクチュエータの一実施形態を示す縦断面図である。 図1のアクチュエータ本体を示す縦断面図である。 図1の中間歯車部を示す要部拡大図である。 図3の変形例を示す要部拡大図である。 (a)は、図1のスリーブの固定部を示す要部拡大図、(b)は、(a)のV−V線に沿った横断面図である。 従来の電動リニアアクチュエータを示す縦断面図である。
アルミ合金製のハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力をモータ軸を介して伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸とで構成された電動リニアアクチュエータにおいて、前記ハウジングの袋孔に鋼製のスリーブがねじ部を介して締結され、このスリーブの内周に軸方向に延び、断面略半円状の凹溝が形成され、前記ねじ軸の端部に案内ボールが係止されて前記凹溝に係合されると共に、前記凹溝の曲率半径R1が、前記案内ボールの半径をRaとした時、R1≦1.2Raに設定され、前記ねじ軸が前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電動リニアアクチュエータの一実施形態を示す縦断面図、図2は、図1のアクチュエータ本体を示す縦断面図、図3は、図1の中間歯車部を示す要部拡大図、図4は、図3の変形例を示す要部拡大図、図5(a)は、図1のスリーブの固定部を示す要部拡大図、(b)は、(a)のV−V線に沿った横断面図である。
この電動リニアアクチュエータ1は、図1に示すように、円筒状のハウジング2と、このハウジング2に取り付けられた電動モータ(図示せず)と、この電動モータのモータ軸3aに取付けられた入力歯車3に噛合する中間歯車4と、この中間歯車4に噛合する出力歯車5とからなる減速機構6と、この減速機構6を介して電動モータの回転運動を駆動軸7の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構8と、このボールねじ機構8を備えたアクチュエータ本体9とを備えている。
ハウジング2はA6063TEやADC12等のアルミ合金からなり、第1のハウジング2aと、その端面に衝合された第2のハウジング2bとからなり、固定ボルト(図示せず)によって一体に固定されている。第1のハウジング2aには電動モータが取り付けられると共に、これら第1のハウジング2aと第2のハウジング2bの衝合部には、ねじ軸10を収容するための袋孔11、12が形成されている。
電動モータのモータ軸3aは、その端部に入力歯車3が圧入により相対回転不能に取り付けられ、第2のハウジング2bに装着された深溝玉軸受からなる転がり軸受13によって回転自在に支持されている。そして、平歯車からなる中間歯車4に噛合する出力歯車5は、後述するボールねじ機構8を構成するナット18にキー14を介して一体に固定されている。
駆動軸7は、ボールねじ機構8を構成するねじ軸10と一体に構成され、この駆動軸7の一端部(図中右端部)に案内ボール15が係止されている。また、第2のハウジング2bの袋孔12には後述するスリーブ17が嵌合されている。
ボールねじ機構8は、図2に拡大して示すように、ねじ軸10と、このねじ軸10にボール19を介して外挿されたナット18とを備えている。ねじ軸10は、外周に螺旋状のねじ溝10aが転造加工によって形成されている。一方、ナット18は、内周にねじ軸10のねじ溝10aに対応する螺旋状のねじ溝18aが形成され、ねじ軸10に外挿されると共に、これらねじ溝10a、18aとの間に多数のボール19が転動自在に収容されている。そして、ナット18は、ハウジング2a、2bに対して、2つの支持軸受20、20を介して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支承されている。21は、ナット18のねじ溝18aを連結してボール循環部材を構成する駒部材で、この駒部材21によって多数のボール19が無限循環することができる。
各ねじ溝10a、18aの断面形状は、サーキュラアーク形状であってもゴシックアーク形状であっても良いが、ここではボール19との接触角が大きくとれ、アキシアルすきまが小さく設定できるゴシックアーク形状に形成されている。これにより、軸方向荷重に対する剛性が高くなり、かつ振動の発生を抑制することができる。
ナット18はSCM415やSCM420等の肌焼き鋼からなり、真空浸炭焼入れによってその表面に55〜62HRCの範囲に硬化処理が施されている。これにより、熱処理後のスケール除去のためのバフ加工等を省略することができ、低コスト化を図ることができる。一方、ねじ軸10はS55C等の中炭素鋼あるいはSCM415やSCM420等の肌焼き鋼からなり、高周波焼入れ、あるいは浸炭焼入れによってその表面に55〜62HRCの範囲に硬化処理が施されている。
ナット18の外周面18bには減速機構6を構成する出力歯車5が一体に固定されると共に、この出力歯車5の両側に2つの支持軸受20、20が所定のシメシロを介して圧入されている。これにより、駆動軸7からスラスト荷重が負荷されても支持軸受20、20と出力歯車5の軸方向の位置ズレを防止することができる。また、2つの支持軸受20、20は、両端部にシールド板20a、20aが装着された密封型の深溝玉軸受で構成され、軸受内部に封入された潤滑グリースの外部への漏洩と、外部から摩耗粉等が軸受内部に侵入するのを防止している。
本実施形態では、ナット18を回転自在に支持する支持軸受20が同じ仕様の深溝玉軸受で構成されているので、前述した駆動軸7からスラスト荷重および出力歯車5を介して負荷されるラジアル荷重の両方を負荷することができると共に、組立時に誤組み防止のための確認作業を簡便化することができ、組立作業性を向上させることができる。なお、同一仕様の転がり軸受とは、軸受の内径、外径、幅寸法をはじめ、転動体サイズ、個数および軸受内部すきま等が同一なものを言う。
また、ここでは、一対の支持軸受20、20のうち一方の支持軸受20がリング状の弾性部材からなるワッシャ27を介して第1のハウジング2aに装着されている。このワッシャ27は、強度や耐摩耗性が高いオーステナイト系ステンレス鋼板(JIS規格のSUS304系等)、あるいは防錆処理された冷間圧延鋼板(JIS規格のSPCC系等)からプレス加工にて形成されたウェーブワッシャからなる。そして、その内径Dが支持軸受20の内輪外径dよりも大径に形成されている。これにより、一対の支持軸受20、20の軸方向ガタをなくすことができ、円滑な回転性能を得ることができると共に、ワッシャ27が、支持軸受20の外輪のみに当接し、回転輪となる内輪とは干渉しないため、逆スラスト荷重が生じてナット18が第1のハウジング2a側に押し付けられても支持軸受20の内輪がハウジング2aに当接して摩擦力が上昇するのを防止し、ロック状態になるのを確実に防止することができる。
ここで、図3に示すように、歯車軸22は第1、第2のハウジング2a、2bに植設され、中間歯車4は、転がり軸受23を介してこの歯車軸22に回転自在に支承されている。歯車軸22の端部のうち、例えば、第1のハウジング2a側の端部を圧入する場合、第2のハウジング2b側の端部をすきま嵌めに設定することにより、ミスアライメント(組立誤差)を許容して円滑な回転性能を確保することができる。本実施形態では、転がり軸受23は、中間歯車4の内径4aに圧入される鋼板プレス製の外輪24と、保持器25を介して外輪24に転動自在に収容された複数の針状ころ26とを備えた、所謂シェル型の針状ころ軸受で構成されている。これにより、軸受の入手性が高く、低コスト化を図ることができる。
また、中間歯車4の両側にはリング状のワッシャ28、28が装着され、中間歯車4が直接第1、第2のハウジング2a、2bに直接接触するのを防止している。ここで、中間歯車4の歯部4bの幅が歯幅よりも小さく形成されている。これにより、ワッシャ28との接触面積を小さくすることができ、回転時の摩擦抵抗を抑えて円滑な回転性能を得ることができる。また、ワッシャ28は、強度や耐摩耗性が高いオーステナイト系ステンレス鋼板、あるいは防錆処理された冷間圧延鋼板からプレス加工にて形成された平ワッシャからなる。なお、これ以外にも、例えば、黄銅や焼結金属、または、GF(グラス繊維)等の繊維状強化材が所定量充填されたPA(ポリアミド)66等の熱可塑性の合成樹脂で形成されていても良い。
さらに、転がり軸受23の幅が中間歯車4の歯幅よりも小さく設定されている。これにより、摩擦による軸受側面の摩耗や変形を防止することができ、円滑な回転性能を得ることができる。
図4に、図3の変形例を示す。歯車軸22は第1、第2のハウジング2a、2bに植設され、中間歯車29は、滑り軸受30を介してこの歯車軸22に回転自在に支承されている。本実施形態では、中間歯車29は、歯部29bの幅が歯幅と同一に形成されると共に、滑り軸受30は、中間歯車29の内径29aに圧入され、グラファイト微粉末を添加した多孔質金属からなる含油軸受(NTN商品名;ベアファイト(登録商標))で構成されている。そして、中間歯車29の歯幅よりも大きく設定されている。これにより、ワッシャを装着しなくても中間歯車29が第1、第2のハウジング2a、2bに接触して摩耗するのを防止し、回転時の摩擦抵抗を抑えて円滑な回転性能を得ることができると共に、部品点数増加を抑えて低コスト化を図ることができる。なお、滑り軸受30は、これ以外にも、例えば、射出成形を可能にした熱可塑性ポリイミド樹脂で形成されていても良い。
図1に示すように、ねじ軸10を回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持するスリーブ17は、第2のハウジング2bの袋孔12に嵌合されている。具体的には、第2のハウジング2bの袋孔12に雌ねじ12aが形成され、この雌ねじ12aに螺合する雄ねじ17bがスリーブ17の外周に形成されている。そして、スリーブ17を袋孔12の底部に向かって回転させながら進めることにより、雌ねじ12aと雄ねじ17bが係合し、スリーブ17が第2のハウジング2bに締結される。
このスリーブ17はS55C等の中炭素鋼あるいはSCM415やSCM420等の肌焼き鋼から冷間圧造法によって円筒状に形成され、内周には対向する位置に軸方向に延びる凹溝17a、17aが形成されている。そして、高周波焼入れ、あるいは浸炭焼入れによってその表面に55〜62HRCの範囲に硬化処理が施されている。これにより、ねじ軸10の移動によって案内ボール15が繰り返し転動しても、長期間に亘って摩耗するのを防止することができ、耐久性を向上させることができる。
スリーブ17は、図5(a)に示すように、第2のハウジング2bの底部に直接当接されておらず、キャップ31を介して締結されている。すなわち、スリーブ17の端部にキャップ31が外嵌され、一体となって第2のハウジング2bの底部に嵌合されている。これにより、ねじ軸10が第2のハウジング2bの袋孔12に直接衝突することがなく、第2のハウジング2bの損傷と摩耗の低減を図ると共に、軽量化を図りつつ、耐久性と強度を高めて信頼性の向上を図った電動リニアアクチュエータを提供することができる。
このキャップ31は、オーステナイト系ステンレス鋼板、あるいは防錆処理された冷間圧延鋼板からプレス加工にて断面略コの字状に形成され、底部31aと、この底部31aの縁部からリング状に折曲された鍔部31bとを備えている。一方、キャップ31の底部31aが当接する第2のハウジング2bの底部には逃がし部(凹み)32が形成されている。これにより、加工誤差を許容することができると共に、組立精度を向上させることができる。さらに、フェール時のダンパー効果を期待することができ、信頼性が向上する。
本実施形態では、第2のハウジング2bの雌ねじ12aとスリーブ17の雄ねじ17bが袋孔12の底部寄りに設けられている。これにより、温度上昇によってそれぞれ線膨張係数が異なる第2のハウジング2bとスリーブ17のねじ締結において、温度上昇に伴う軸力の変化を抑制することができる。
ここで、図5(b)に示すように、スリーブ17の周方向対向位置に軸方向に延びる直線状の凹溝17a、17aが形成されている。この凹溝17aは、断面が略半円状に形成され、その曲率半径R1が、案内ボール15の半径をRaとした時、R1≦1.2Raに設定されている。一方のこれら凹溝17a、17aに係合するねじ軸10の案内ボール15は、ねじ軸10の端部に形成された凹部16に係止されている。この凹部16は略半球状に形成され、その曲率半径R2が、R2≦1.2Raに設定されている。
本実施形態では、ねじ軸10の端部に案内ボール15を係止し、スリーブ17の凹溝17aに係合させると共に、スリーブ17の凹溝17aとねじ軸10の凹部16のそれぞれの曲率半径R1、R2を案内ボール15の半径Raの1.2倍以下に設定されているので、長軸のねじ軸10であっても、曲がり、撓み、端部の振れを抑えることができると共に、一対の案内ボール15を凹溝17a、17aに係合させた状態で、凹溝17a、17aに沿って転動させることにより、ねじ軸10を回転不可に、かつガタなく安定して軸方向移動可能に支持することができる。
なお、ここでは、スリーブ17の凹溝17aとねじ軸10の凹部16の断面形状を単一半径からなるサーキュラアーク形状にしたが、これに限らず、例えば、スリーブ17の凹溝17aの断面形状を一対の円弧からなるゴシックアーク形状にすると共に、凹溝17aと案内ボール15およびねじ軸10の凹部16間のすきまを負すきま、所謂予圧を付与しても良い。これにより、案内ボール15の転動する際の振動の発生を抑制することができ、ねじ軸10の案内を一層安定させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る電動リニアアクチュエータは、一般産業用の電動機、自動車等の駆動部に使用され、電動モータからの回転入力を、ボールねじ機構を介して駆動軸の直線運動に変換するボールねじ機構を備えた電動リニアアクチュエータに適用できる。
1 電動リニアアクチュエータ
2 ハウジング
2a 第1のハウジング
2b 第2のハウジング
3 入力歯車
3a モータ軸
4、29 中間歯車
4a、29a 中間歯車の内径
4b、29b 歯部
5 出力歯車
6 減速機構
7 駆動軸
8 ボールねじ機構
9 アクチュエータ本体
10 ねじ軸
10a、18a ねじ溝
11、12 袋孔
12a 雌ねじ
13、23 転がり軸受
14 キー
15 案内ボール
16 凹部
17 スリーブ
17a 凹溝
17b 雄ねじ
18 ナット
18b ナットの外周面
19 ボール
20 支持軸受
20a シールド板
21 駒部材
22 歯車軸
24 外輪
25 保持器
26 針状ころ
27、28 ワッシャ
30 滑り軸受
31 キャップ
31a 底部
31b 鍔部
32 逃がし部
50 電動リニアアクチュエータ
51 ボールねじ軸
51a、52a ねじ溝
52 ボールねじナット
53 ボールねじ機構
54、55 ハウジング
56、57 転がり軸受
58 固定用の蓋
59 緩み止め用の回り止め部材
60 大径部
61 フラット部
62 カムフォロア(回転止め手段)
D ワッシャの内径
d 支持軸受の内輪外径
Ra 案内ボールの半径
R1 凹溝の曲率半径
R2 凹部の曲率半径

Claims (13)

  1. ハウジングと、
    このハウジングに取り付けられた電動モータと、
    この電動モータの回転力をモータ軸を介して伝達する減速機構と、
    この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、
    このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、
    このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸とで構成された電動リニアアクチュエータにおいて、
    前記ハウジングの袋孔に鋼製のスリーブが固定され、このスリーブの内周に軸方向に延びる凹溝が形成されると共に、前記ねじ軸の端部に案内ボールが係止されて前記凹溝に係合され、前記ねじ軸が前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されていることを特徴とする電動リニアアクチュエータ。
  2. 前記凹溝が断面略半円状に形成され、この曲率半径R1が、前記案内ボールの半径をRaとした時、R1≦1.2Raに設定されている請求項1に記載の電動リニアアクチュエータ。
  3. 前記凹溝の断面形状が一対の円弧からなるゴシックアーク形状に形成されている請求項1に記載の電動リニアアクチュエータ。
  4. 前記案内ボールと凹溝間に所定の予圧が付与されている請求項1乃至3いずれかに記載の電動リニアアクチュエータ。
  5. 前記ねじ軸の端部に略半球状の凹部が形成され、この曲率半径R2が、前記案内ボールの半径をRaとした時、R2≦1.2Raに設定されている請求項1に記載の電動リニアアクチュエータ。
  6. 前記ハウジングの袋孔に前記スリーブがねじ部を介して締結され、このねじ部が当該袋孔の底部寄りに設けられている請求項1に記載の電動リニアアクチュエータ。
  7. 前記スリーブの端部にキャップが外嵌され、一体となって前記ハウジングの袋孔の底部に嵌合されると共に、当該キャップが鋼板からプレス加工にて断面略コの字状に形成され、前記ハウジングの袋孔の底部に当接する底部と、この底部の縁部からリング状に折曲された鍔部とを備えている請求項1に記載の電動リニアアクチュエータ。
  8. 前記減速機構を構成する出力歯車が前記ナットに固定され、この出力歯車の両側に支持軸受が配設されると共に、この支持軸受がリング状の弾性部材からなるワッシャを介して前記ハウジングに装着されている請求項1に記載の電動リニアアクチュエータ。
  9. 前記ハウジングが第1のハウジングと、その端面に衝合された第2のハウジングとからなり、前記第1のハウジングに前記電動モータが取り付けられ、前記第1のハウジングと第2のハウジングの衝合部に前記ねじ軸を収容するための袋孔が形成されると共に、前記減速機構が、前記モータ軸に固定された入力歯車と、この入力歯車に噛合する中間歯車と、この中間歯車に噛合し、前記ナットに一体に固定された出力歯車とを備え、前記中間歯車が、前記第1のハウジングと第2のハウジングにそれぞれ植設された歯車軸に軸受を介して回転自在に支承されている請求項1に記載の電動リニアアクチュエータ。
  10. 前記中間歯車に装着される軸受が当該中間歯車の内径に圧入された鋼板プレス製の外輪と、保持器を介して転動自在に収容された複数の針状ころとを備えたシェル型の針状ころ軸受で構成されている請求項9に記載の電動リニアアクチュエータ。
  11. 前記軸受の幅が前記中間歯車の歯幅よりも小さく設定されている請求項10に記載の電動リニアアクチュエータ。
  12. 前記中間歯車の両側にリング状のワッシャが装着されると共に、前記中間歯車の歯部の幅が歯幅よりも小さく形成されている請求項9乃至11いずれかに記載の電動リニアアクチュエータ。
  13. 前記中間歯車に装着される軸受が滑り軸受からなり、この滑り軸受がグラファイト微粉末を添加した多孔質金属からなる含油軸受で構成されると共に、前記中間歯車の歯幅よりも大きく設定されている請求項9に記載の電動リニアアクチュエータ。
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