JP2016180482A - 電動アクチュエータ - Google Patents

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Naoshi Hattori
直志 服部
池田 良則
Yoshinori Ikeda
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Abstract

【課題】ハウジングの薄肉化によって軽量・コンパクト化を図ると共に、ねじ軸の衝突を回避して信頼性の向上を図った電動アクチュエータを提供する。【解決手段】ハウジング2に対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸10とで構成された電動アクチュエータ1において、ねじ軸10が転造加工によって形成され、ねじ溝10aが一定の溝形状、溝深さに形成された領域Rと、この一端部からねじ溝10aの溝深さが漸次大径となるテーパ領域Lとを備え、このテーパ領域Lが、ねじ軸10の縦断面において、ねじ溝10aの外径を結ぶ漸近線が傾斜角θからなるテーパ状になり、溝深さが漸次浅く遷移するように形成されているので、ねじ軸10のテーパ領域Lが軸方向に移動してストローク端付近で制動力がかかり、システムエラー等で制御不能となってもねじ軸10がハウジング2の内壁に衝突するのを防止できる。【選択図】図1

Description

本発明は、一般産業用の電動機、自動車等の駆動部に使用されるボールねじ機構を備えた電動アクチュエータ、詳しくは、自動車のトランスミッションやパーキングブレーキ等で、電動モータからの回転入力を、ボールねじ機構を介して駆動軸の直線運動に変換する電動アクチュエータに関するものである。
各種駆動部に使用される電動アクチュエータにおいて、電動モータの回転運動を軸方向の直線運動に変換する機構として、台形ねじあるいはラックアンドピニオン等の歯車機構が一般的に使用されている。これらの変換機構は、滑り接触部を伴うため動力損失が大きく、電動モータの大型化や消費電力の増大を余儀なくされている。そのため、より効率的なアクチュエータとしてボールねじ機構が採用されるようになってきた。
従来の電動アクチュエータとしては、例えば、ハウジングに支持された電動モータにより、ボールねじを構成するボールねじ軸を回転駆動自在とし、このボールねじ軸を回転駆動することによってナットに結合された出力部材を軸方向に変位可能としている。ボールねじ機構は、摩擦が非常に低く、出力部材側に作用するスラスト荷重によって簡単にボールねじ軸が回転してしまうので、電動モータが停止時に出力部材を位置保持する必要がある。
また、前述の電動アクチュエータでは、システムエラー等で制御不能になった時、荷重に押されてハウジングの内壁にボールねじ軸が慣性力で衝突し、電動アクチュエータが強度不足の場合は故障する恐れがあることに着眼した電動アクチュエータが知られている。この電動アクチュエータ51は、図6に示すように、円筒状のハウジング52と、このハウジング52に取り付けられた電動モータ(図示せず)と、この電動モータのモータ軸53aに取付けられた入力歯車53に噛合する中間歯車54と、この中間歯車54に噛合する出力歯車55とからなる減速機構56と、この減速機構56を介して電動モータの回転運動を駆動軸57の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構58と、このボールねじ機構58を備えたアクチュエータ本体59とを備えている。
ハウジング52はアルミ合金からなり、第1のハウジング52aと、その端面に衝合された第2のハウジング52bとからなり、第1のハウジング52aには電動モータが取り付けられると共に、これら第1のハウジング52aと第2のハウジング52bの衝合部には、ねじ軸60を収容するための袋孔61、62が形成されている。
電動モータのモータ軸53aは、その端部に入力歯車53が圧入により相対回転不能に取り付けられ、第2のハウジング52bに装着された深溝玉軸受からなる転がり軸受63によって回転自在に支持されている。平歯車からなる中間歯車54に噛合する出力歯車55は、ボールねじ機構58を構成するナット64にキー65を介して一体に固定されている。
駆動軸57は、ボールねじ機構58を構成するねじ軸60と一体に構成され、この駆動軸57の一端部(図中右端部)に係止ピン66が植設されている。また、第2のハウジング52bの袋孔62には鋼製のスリーブ67が締結されている。そして、スリーブ67の周方向に対向する位置に軸方向に形成された凹溝67a、67aにねじ軸60の係止ピン66が係合され、ねじ軸60が、回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されている。
ボールねじ機構58は、ねじ軸60と、このねじ軸60にボール68を介して外挿されたナット64とを備えている。ねじ軸60は、外周に螺旋状のねじ溝60aが形成されている。一方、ナット64は、ねじ軸60に外挿されると共に、内周にねじ軸60のねじ溝60aに対応する螺旋状のねじ溝64aが形成され、これらねじ溝60a、64aとの間に多数のボール68が転動自在に収容されている。そして、ナット64は、ハウジング52a、52bに対して、2つの支持軸受69、69を介して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支承されている。
ねじ軸60を回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持するスリーブ67は、第2のハウジング52bの袋孔62に締結されている。具体的には、第2のハウジング52bの袋孔62に雌ねじ62aが形成され、この雌ねじ62aに螺合する雄ねじ67bがスリーブ67の外周に形成されている。そして、スリーブ67を袋孔62の底部に向かって回転させながら進めることにより、雌ねじ62aと雄ねじ67bが係合し、スリーブ67が第2のハウジング52bに締結される。
スリーブ67は第2のハウジング52bの底部に直接当接されておらず、キャップ70を介して締結されている。すなわち、スリーブ67の端部にキャップ70が外嵌され、一体となって第2のハウジング52bの底部に嵌合されている。これにより、ねじ軸60が第2のハウジング52bの袋孔62に直接衝突することがなく、第2のハウジング52bの損傷と摩耗の低減を図ると共に、軽量化を図りつつ、耐久性と強度を高めて信頼性の向上させることができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2014−43905号公報
こうした従来の電動アクチュエータ51では、ねじ軸60が慣性力で第2のハウジング52bの内壁に衝突しても安全となるよう、耐久性と強度を高めた構造としつつ、軽量化を図ったものであるが、ねじ軸60が衝突することを前提に考えられているため、スリーブ67の端部に配設されたキャップ70および第2のハウジング52bに強度が必要とされ、材料だけでなく一定以上の厚みが要求される。これにより、軽量・コンパクト化の阻害要因となっていた。
本発明は、こうした従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、システムエラーが生じて制御不能となった場合でも、ねじ軸がハウジングに衝突しない安全機構に着眼し、ハウジングの薄肉化によって軽量・コンパクト化を図ると共に、ねじ軸の衝突を回避して信頼性の向上を図った電動アクチュエータを提供することを目的とする。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力を、モータ軸を介して伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動アクチュエータにおいて、前記ねじ軸のねじ溝が一定の溝形状、溝深さに形成された領域と、この領域の一端部から当該ねじ溝の溝深さが漸次大径となるテーパ領域とを備えている。
このように、電動モータの回転力を伝達する減速機構と、この減速機構を介して電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、ボールねじ機構が、ハウジングに装着された支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、駆動軸と同軸状に一体化され、外周にナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動アクチュエータにおいて、ねじ軸のねじ溝が一定の溝形状、溝深さに形成された領域と、この領域の一端部から当該ねじ溝の溝深さが漸次大径となるテーパ領域とを備えているので、ナットの回転に伴い、ねじ軸のテーパ領域が軸方向に移動し、ナットにおける循環するボールが存在する範囲に到達すると、ボールが円滑に転動するためのすきまがなくなり、ねじ軸の移動に徐々に抵抗が生じて制動力がかかり、この制動力により、システムエラー等で制御不能となった時、荷重に押されてねじ軸がその慣性力でオーバーランしても、ねじ軸の軸端ハウジングの内壁に衝突するのを防止することができる。したがって、ねじ軸の衝突を回避して信頼性の向上を図ると共に、ねじ軸が衝突しても安全となるよう、ハウジングを耐久性と強度を高めた構造とする必要がなく、ハウジングの薄肉化によって軽量・コンパクト化を図った電動アクチュエータを提供することができる。
好ましくは、請求項2に記載の発明のように、前記ねじ軸のテーパ領域が、前記ねじ軸の縦断面において、前記ねじ溝の外径を結ぶ漸近線が所定の傾斜角からなるテーパ状になり、溝深さが漸次浅く遷移するように形成されていても良い。
また、請求項3に記載の発明のように、前記ねじ軸のテーパ領域が、前記テーパ状の領域からさらに前記傾斜角よりも大きい傾斜角からなる2段のテーパ状になり、溝深さが漸次浅く遷移するように形成されていれば、1段目のテーパ領域が作動性能を低下させる領域、2段目のテーパ領域が、ボールが介在できない領域となり、ねじ軸に制動力を付与して減速させた後に停止させることができ、システムエラー等で制御不能となった時、荷重に押されてねじ軸がその慣性力でオーバーランしても、衝撃を伴わず、スムーズにねじ軸を停止させることができる。
また、請求項4に記載の発明のように、前記ねじ軸が、内周に前記ねじ溝が反転転写された螺旋状の凸条を備えた円筒状のダイスによって転造加工されていれば、量産性が向上し、低コスト化を図ることができる。
また、請求項5に記載の発明のように、前記ハウジングに前記ねじ軸を収容する袋孔が形成されて鋼製のスリーブがねじ部を介して締結されると共に、このスリーブの内周に軸方向に延びる凹溝が形成され、前記ねじ軸の端部に係止ピンが植設されて前記凹溝に係合されていれば、ハウジングに対してねじ軸を回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持することができる。
また、請求項6に記載の発明のように、前記ハウジングの袋孔の端面に周方向等配に凹部が複数個形成され、これらの凹部に向けて前記スリーブの端面の外径部が塑性変形させて形成した加締部によって回り止めされていれば、運転中の振動等によってスリーブのねじ部が緩むのを防止し、信頼性を向上させることができる。
本発明に係る電動アクチュエータは、ハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力を、モータ軸を介して伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動アクチュエータにおいて、前記ねじ軸のねじ溝が一定の溝形状、溝深さに形成された領域と、この領域の一端部から当該ねじ溝の溝深さが漸次大径となるテーパ領域とを備えているので、ナットの回転に伴い、ねじ軸のテーパ領域が軸方向に移動し、ナットにおける循環するボールが存在する範囲に到達すると、ボールが円滑に転動するためのすきまがなくなり、ねじ軸の移動に徐々に抵抗が生じて制動力がかかり、この制動力により、システムエラー等で制御不能となった時、荷重に押されてねじ軸がその慣性力でオーバーランしても、ねじ軸の軸端ハウジングの内壁に衝突するのを防止することができる。したがって、ねじ軸の衝突を回避して信頼性の向上を図ると共に、ねじ軸が衝突しても安全となるよう、ハウジングを耐久性と強度を高めた構造とする必要がなく、ハウジングの薄肉化によって軽量・コンパクト化を図った電動アクチュエータを提供することができる。
本発明に係る電動アクチュエータの一実施形態を示す縦断面図である。 図1のボールねじ機構を示す縦断面図である。 図1の中間歯車部を示す要部拡大図である。 図1のスリーブを示す要部拡大図である。 (a)は、図2のねじ軸の製造方法を示す説明図、(b)は、(a)のねじ軸の変形例で、同上、製造方法を示す説明図である。 従来の電動アクチュエータを示す縦断面図である。
アルミ合金製のハウジングと、このハウジングに取り付けられた電動モータと、この電動モータの回転力を、モータ軸を介して伝達する減速機構と、この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された一対の支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動アクチュエータにおいて、
前記ねじ軸が転造加工によって形成され、前記ねじ溝が一定の溝形状、溝深さに形成された領域と、この領域の一端部から当該ねじ溝の溝深さが漸次大径となるテーパ領域とを備え、このテーパ領域が、前記ねじ軸の縦断面において、前記ねじ溝の外径を結ぶ漸近線が傾斜角からなるテーパ状になり、溝深さが漸次浅く遷移するように形成されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電動アクチュエータの一実施形態を示す縦断面図、図2は、図1のボールねじ機構を示す縦断面図、図3は、図1の中間歯車部を示す要部拡大図、図4は、図1のスリーブを示す要部拡大図である。図5(a)は、図2のねじ軸の製造方法を示す説明図、(b)は、(a)のねじ軸の変形例で、同上、製造方法を示す説明図である。
この電動アクチュエータ1は、図1に示すように、円筒状のハウジング2と、このハウジング2に取り付けられた電動モータMと、この電動モータのモータ軸3aに取付けられた入力歯車3に噛合する中間歯車4、およびこの中間歯車4に噛合する出力歯車5からなる減速機構6と、この減速機構6を介して電動モータMの回転運動を駆動軸7の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構8とを備えている。
ハウジング2はA6063TEやADC12等のアルミ合金からなり、第1のハウジング2aと、その端面に衝合された第2のハウジング2bとからなり、固定ボルト(図示せず)によって一体に固定されている。第1のハウジング2aには電動モータMが取り付けられると共に、これら第1のハウジング2aと第2のハウジング2bには、ねじ軸10を収容するための貫通孔11と袋孔12が形成されている。
電動モータMのモータ軸3aは、その端部に入力歯車3が圧入により相対回転不能に取り付けられ、第2のハウジング2bに装着された深溝玉軸受からなる転がり軸受13によって回転自在に支持されている。また、平歯車からなる中間歯車4に噛合する出力歯車5は、後述するボールねじ機構8を構成するナット18にキー14を介して一体に固定されている。
駆動軸7は、ボールねじ機構8を構成するねじ軸10と一体に構成され、この駆動軸7の一端部(図中右端部)に係止ピン15が植設されている。また、第2のハウジング2bの袋孔12には後述する円筒状のスリーブ17が締結されている。そして、スリーブ17の周方向に対向する位置に形成された軸方向に延びる凹溝17a、17aにねじ軸10の係止ピン15が係合され、ねじ軸10が、回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されている。
ボールねじ機構8は、図2に拡大して示すように、ねじ軸10と、このねじ軸10にボール19を介して外挿されたナット18とを備えている。ねじ軸10は、外周に螺旋状のねじ溝10aが形成されている。一方、ナット18は、ねじ軸10に外挿されると共に、内周にねじ軸10のねじ溝10aに対応する螺旋状のねじ溝18aが形成され、これらねじ溝10a、18aとの間に多数のボール19が転動自在に収容されている。そして、ナット18は、ハウジング2a、2bに対して、2つの支持軸受20、20を介して回転自在に、かつ軸方向移動不可に支承されている。21は、ナット18のねじ溝18aを連結して循環部材を構成する駒部材で、この駒部材21によって多数のボール19が無限循環することができる。
各ねじ溝10a、18aの断面形状は、サーキュラアーク形状であってもゴシックアーク形状であっても良いが、ここではボール19との接触角が大きくとれ、アキシアルすきまが小さく設定できるゴシックアーク形状に形成されている。これにより、軸方向荷重に対する剛性が高くなり、かつ振動の発生を抑制することができる。
ナット18はSCM415やSCM420等の肌焼き鋼からなり、真空浸炭焼入れによってその表面に55〜62HRCの範囲に硬化処理が施されている。これにより、熱処理後のスケール除去のためのバフ加工等を省略することができ、低コスト化を図ることができる。一方、ねじ軸10はS55C等の中炭素鋼あるいはSCM415やSCM420等の肌焼き鋼から円柱状に形成され、ねじ溝10aは旋削等の機械加工ではなく転造加工によって形成されている。そして、高周波焼入れ、あるいは浸炭焼入れによってその表面に55〜62HRCの範囲に硬化処理が施されている。これにより、量産性が向上し、低コスト化を図ることができる。
ナット18の外周面18bには減速機構6を構成する出力歯車5が一体に固定されると共に、この出力歯車5の両側に2つの支持軸受20、20が所定のシメシロを介して圧入されている。これにより、駆動軸7からスラスト荷重が負荷されても支持軸受20、20と出力歯車5の軸方向の位置ズレを防止することができる。また、2つの支持軸受20、20は、両端部にシールド板20a、20aが装着された密封型の深溝玉軸受で構成され、軸受内部に封入された潤滑グリースの外部への漏洩と、外部から摩耗粉等が軸受内部に侵入するのを防止している。
また、本実施形態では、ナット18を回転自在に支持する支持軸受20が同じ仕様の深溝玉軸受で構成されているので、前述した駆動軸7からスラスト荷重および出力歯車5を介して負荷されるラジアル荷重の両方を負荷することができると共に、組立時に誤組み防止のための確認作業を簡便化することができ、組立作業性を向上させることができる。なお、ここで、同じ仕様の深溝玉軸受とは、軸受の内径、外径、幅寸法をはじめ、転動体サイズ、個数および軸受内部すきま等が同一なものを言う。
また、ここでは、一対の支持軸受20、20のうち一方(図中左側)の支持軸受20がリング状の弾性部材からなるワッシャ27を介して第1のハウジング2aに装着されている。このワッシャ27は、強度や耐摩耗性が高いオーステナイト系ステンレス鋼板(JIS規格のSUS304系等)、あるいは防錆処理された冷間圧延鋼板(JIS規格のSPCC系等)からプレス加工にて形成されたウェーブワッシャからなる。そして、その内径Dが支持軸受20の内輪外径dよりも大径に形成されている。これにより、一対の支持軸受20、20の軸方向ガタをなくすことができ、円滑な回転性能を得ることができると共に、ワッシャ27が、支持軸受20の外輪のみに当接して回転輪となる内輪とは干渉しないため、逆スラスト荷重が生じてナット18が第1のハウジング2a側に押し付けられても支持軸受20の内輪が第1のハウジング2aに当接して摩擦力が上昇するのを防止し、ロック状態になるのを防止することができる。
減速機構6を構成する中間歯車4は、図3に示すように、転がり軸受23を介して第1、第2のハウジング2a、2bに植設された歯車軸22に回転自在に支承されている。歯車軸22の端部のうち、例えば、第1のハウジング2a側の端部を圧入する場合、第2のハウジング2b側の端部をすきま嵌めに設定することにより、ミスアライメント(組立誤差)を許容して円滑な回転性能を確保することができる。本実施形態では、転がり軸受23は、中間歯車4の内径4aに圧入される鋼板プレス製の外輪24と、保持器25を介して外輪24に転動自在に収容された複数の針状ころ26とを備えた、所謂シェル型の針状ころ軸受で構成されている。これにより、入手性が高く、低コスト化を図ることができる。
また、中間歯車4の両側にはリング状のワッシャ28、28が装着され、中間歯車4が直接第1、第2のハウジング2a、2bに接触するのを防止している。ここで、中間歯車4の歯部4bの幅が歯幅よりも小さく形成されている。これにより、ワッシャ28との接触面積を小さくすることができ、回転時の摩擦抵抗を抑えて円滑な回転性能を得ることができる。ここで、ワッシャ28は、強度や耐摩耗性が高いオーステナイト系ステンレス鋼板、あるいは防錆処理された冷間圧延鋼板からプレス加工にて形成された平ワッシャからなる。なお、これ以外にも、例えば、黄銅や焼結金属、または、GF(グラス繊維)等の繊維状強化材が所定量充填されたPA(ポリアミド)66等の熱可塑性の合成樹脂で形成されていても良い。
さらに、転がり軸受23の幅が中間歯車4の歯幅よりも小さく設定されている。これにより、摩擦による軸受側面の摩耗や変形を防止することができ、円滑な回転性能を得ることができる。
図4に示すように、ねじ軸10を回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持するスリーブ17は、第2のハウジング2bの袋孔12に締結されている。具体的には、第2のハウジング2bの袋孔12に雌ねじ12aが形成され、この雌ねじ12aに螺合する雄ねじ17bがスリーブ17の外周に形成されている。そして、スリーブ17を袋孔12の底部に向かって螺合(回転させながら進める)することにより、雌ねじ12aと雄ねじ17bが係合し、スリーブ17が第2のハウジング2bに締結される。
このスリーブ17はS55C等の中炭素鋼あるいはSCM415やSCM420等の肌焼き鋼から冷間圧造法によって円筒状に形成され、内周には対向する位置に軸方向に延びる凹溝17a、17aが形成されている。そして、この凹溝17aの表面に無電解ニッケルメッキ等の金属メッキが施されている。一方、凹溝17aに係合する係止ピン15の表面にも硬質クロムメッキ等の金属メッキが施されている。これにより、耐摩耗性が向上し、長期間に亘って摩耗を抑制することができる。なお、金属メッキとして、これ以外にも、例えば、亜鉛メッキ、ユニクロメッキ、クロメートメッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ、カニゼンメッキ等を例示することができる。ここで、凹溝17aと係止ピン15は、摺動時に互いが固着するのを防止することができるように、金属メッキは異種材の方が好ましい。
また、本実施形態では、第2のハウジング2bの端面に周方向等配に凹部29が複数個形成されると共に、スリーブ17の端面の外径部をこれら凹部29に向けて塑性変形させて形成した加締部30によってスリーブ17の回り止めが行われている。これにより、運転中の振動等によってスリーブ17のねじ部が緩むのを防止し、信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態では、第2のハウジング2bの雌ねじ12aとスリーブ17の雄ねじ17bが袋孔12の底部寄りに設けられている。これにより、温度上昇によってそれぞれ線膨張係数が異なる第2のハウジング2bとスリーブ17のねじ締結において、温度上昇に伴う軸力の変化を抑制することができる。
また、アクチュエータ本体の作動環境において、特に高温の領域では、それぞれ線膨張係数が異なる第2のハウジング2bとスリーブ17のねじ締結が緩みの状況であった場合でも、加締部30によってこのねじの緩みを防止することができ、信頼性が向上する。
ここで、本発明に係るねじ軸10は、図1に示すように、ストローク端付近となるねじ溝10aが浅く遷移され、軸方向にテーパ状となるように形成されている。具体的には、
ねじ軸10は、ねじ溝10aが一定の溝形状、溝深さに形成された領域R(ここでは、右側領域)と、この領域Rの一端部(ここでは、左側領域)からねじ溝10aの溝深さが漸次大径となるテーパ領域Lとを備えている。すなわち、ねじ軸10の縦断面において、テーパ領域Lのねじ溝10aの外径を結ぶ漸近線が所定の傾斜角θからなるテーパ状になり、溝深さが漸次浅く遷移するように形成されている。これにより、ナット18の回転に伴い、ねじ軸10のテーパ領域Lが軸方向に移動し、ナット18における循環するボール19が存在する範囲に到達すると、ボール19が円滑に転動するためのすきまがなくなり、ねじ軸10の移動に徐々に抵抗が生じて制動力がかかる。
このような制動力により、システムエラー等で制御不能となった時、荷重に押されてねじ軸10がその慣性力でオーバーランしても、ねじ軸10の軸端(ここでは、右側端面)が第2のハウジング2bの袋孔12の底面12bに衝突するのを防止することができる。したがって、ねじ軸10の衝突を回避して信頼性の向上を図ると共に、第2のハウジング2bの薄肉化によって軽量・コンパクト化を図った電動アクチュエータ1を提供することができる。
次に、図5(a)を用いてねじ軸10の製造方法を説明する。ねじ軸10は、内周にねじ溝10aが反転転写された螺旋状の凸条31aを備えた円筒状のダイス31によって転造加工される。具体的には、ダイス31を固定し、ねじ軸10を回転させながらダイス31に挿入させた状態で、軸方向(ここでは、左側から右側)に送ることによりねじ溝10aが転造される。このダイス31は円周方向に等分割されており、ねじ溝10aが一定の溝形状、溝深さに形成された領域Rが形成され、テーパ領域Lに入る位置までねじ軸10が送られてきた時にねじ軸10の回転と送りを停止すると同時にダイス31を放射方向に開放(転造を停止)することによって所望のねじ溝10aが形成される。
なお、ここでは、ダイス31を固定し、ねじ軸10を回転させながら軸方向に送ることによってねじ溝10aを転造する方法を例示したが、これに限らず、ダイス31を回転し、ねじ軸10をダイス31に挿入させた状態で、軸方向(ここでは、左側から右側)に送ることによりねじ溝10aを転造するようにしても良い。また、ねじ軸10が右側方向に移動する場合に、ねじ軸10のねじ溝10aの左側に設けたねじ溝10aのテーパ領域Lが機能をもたらす例を示したが、これに限らず、ボールねじが主として受ける軸方向荷重の方向や周辺構造への取付状況により、テーパ領域Lを右側に形成しても良い。
(b)は、(a)の製造方法の変形例である。ねじ軸10’は、ねじ溝10a’が一定の溝形状、溝深さに形成された領域R(ここでは、右側領域)と、この領域Rの一端部(ここでは、左側領域)からねじ溝10a’の溝深さが漸次大径となるテーパ領域L1と、さらに漸次大径となるテーパ領域L2とを備えている。すなわち、ねじ軸10’の縦断面において、テーパ領域L1のねじ溝10a’の外径を結ぶ漸近線が所定の傾斜角θ1と、さらにこの傾斜角θ1よりも大きな傾斜角θ2からなる2段のテーパ状になり、溝深さが漸次浅く遷移するように形成されている。
円筒状のダイス32は、前述したダイス31と同様、内周にねじ軸10’のねじ溝10a’が反転転写された螺旋状の凸条32aを備え、円周方向に等分割されている。そして、このダイス32を固定し、ねじ軸10’を回転させながらダイス32に挿入させた状態で、軸方向に送ることによりねじ溝10a’が転造される。具体的には、ねじ溝10a’が一定の溝形状、溝深さに形成された領域Rが形成され、テーパ領域L1に入る位置までねじ軸10’が送られてきた時にねじ軸10’の回転と送りを停止すると同時にダイス32を放射方向に開放(転造を停止)することによって所望のねじ溝10a’が形成される。
本実施形態では、ねじ軸10’のねじ溝10a’が一定の溝形状、溝深さに形成された領域Rと、この領域Rの一端部からねじ溝10a’の溝深さが漸次大径となる2段のテーパ領域L1、L2を備えているので、1段目のテーパ領域L1は作動性能を低下させる領域、2段目のテーパ領域L2はボール19が介在できない領域となり、ねじ軸10’に制動力を付与して減速させた後に停止させることができ、システムエラー等で制御不能となった時、荷重に押されてねじ軸10’がその慣性力でオーバーランしても、衝撃を伴わず、スムーズにねじ軸10’を停止させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る電動アクチュエータは、一般産業用の電動機、自動車等の駆動部に使用され、電動モータからの回転入力を、ボールねじ機構を介して駆動軸の直線運動に変換するボールねじ機構を備えた電動アクチュエータに適用できる。
1 電動アクチュエータ
2 ハウジング
2a 第1のハウジング
2b 第2のハウジング
3 入力歯車
3a モータ軸
4 中間歯車
4a 中間歯車の内径
4b 歯部
5 出力歯車
6 減速機構
7 駆動軸
8 ボールねじ機構
10 ねじ軸
10a、18a ねじ溝
11 貫通孔
12 袋孔
12a 雌ねじ
12b 袋孔の底面
13、23 転がり軸受
14 キー
15 係止ピン
17 スリーブ
17a 凹溝
17b 雄ねじ
18 ナット
18b ナットの外周面
19 ボール
20 支持軸受
20a シールド板
21 駒部材
22 歯車軸
24 外輪
25 保持器
26 針状ころ
27、28 ワッシャ
29 凹部
30 加締部
31、32 ダイス
31a、32a 凸条
51 電動アクチュエータ
52 ハウジング
52a 第1のハウジング
52b 第2のハウジング
53 入力歯車
53a モータ軸
54 中間歯車
55 出力歯車
56 減速機構
57 駆動軸
58 ボールねじ機構
59 アクチュエータ本体
60 ねじ軸
60a、64a ねじ溝
61、62 袋孔
62a 雌ねじ
63 転がり軸受
64 ナット
65 キー
66 係止ピン
67 スリーブ
67a 凹溝
67b 雄ねじ
68 ボール
69 支持軸受
70 キャップ
M 電動モータ
D ワッシャの内径
d 支持軸受の内輪外径
L、L1、L2 ねじ軸のテーパ領域
R ねじ軸のねじ溝が一定の溝形状、溝深さに形成された領域
θ、θ1、θ2 テーパ領域の傾斜角

Claims (6)

  1. ハウジングと、
    このハウジングに取り付けられた電動モータと、
    この電動モータの回転力を、モータ軸を介して伝達する減速機構と、
    この減速機構を介して前記電動モータの回転運動を駆動軸の軸方向の直線運動に変換するボールねじ機構とを備え、
    このボールねじ機構が、前記ハウジングに装着された支持軸受を介して回転可能に、かつ軸方向移動不可に支持され、内周に螺旋状のねじ溝が形成されたナットと、
    このナットに多数のボールを介して内挿され、前記駆動軸と同軸状に一体化され、外周に前記ナットのねじ溝に対応する螺旋状のねじ溝が形成され、前記ハウジングに対して回転不可に、かつ軸方向移動可能に支持されたねじ軸とで構成された電動アクチュエータにおいて、
    前記ねじ軸のねじ溝が一定の溝形状、溝深さに形成された領域と、この領域の一端部から当該ねじ溝の溝深さが漸次大径となるテーパ領域とを備えていることを特徴とする電動アクチュエータ。
  2. 前記ねじ軸のテーパ領域が、前記ねじ軸の縦断面において、前記ねじ溝の外径を結ぶ漸近線が所定の傾斜角からなるテーパ状になり、溝深さが漸次浅く遷移するように形成されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  3. 前記ねじ軸のテーパ領域が、前記テーパ状の領域からさらに前記傾斜角よりも大きい傾斜角からなる2段のテーパ状になり、溝深さが漸次浅く遷移するように形成されている請求項2に記載の電動アクチュエータ。
  4. 前記ねじ軸が、内周に前記ねじ溝が反転転写された螺旋状の凸条を備えた円筒状のダイスによって転造加工されている請求項1乃至3いずれかに記載の電動アクチュエータ。
  5. 前記ハウジングに前記ねじ軸を収容する袋孔が形成されて鋼製のスリーブがねじ部を介して締結されると共に、このスリーブの内周に軸方向に延びる凹溝が形成され、前記ねじ軸の端部に係止ピンが植設されて前記凹溝に係合されている請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  6. 前記ハウジングの袋孔の端面に周方向等配に凹部が複数個形成され、これらの凹部に向けて前記スリーブの端面の外径部が塑性変形させて形成した加締部によって回り止めされている請求項5に記載の電動アクチュエータ。
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