JP2005186685A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 各ECUの過渡時間中に送信される誤った発光信号によって、LEDが瞬灯瞬滅現象を起こす事を確実に防止する車両用表示装置300の提供。
【解決手段】
車載バッテリー1から電圧が印加されるとともに、車載バッテリー1から電圧によって作動する各ECUからの発光信号に応じて、点消灯する発光ダイオード回路320と、車載バッテリー1と、発光ダイオード回路320との間に配設され、IGSW2がONした時、車載バッテリー1から発光ダイオード回路320への電圧印加を所定時間、遅延させる遅延回路310とを備え、遅延回路310の遅延時間は、IGSW2がONしてから各ECUが安定的作動に至までの過渡時間以上に設定される事により、過渡時間が経過しない限り、車載バッテリー1から発光ダイオード回路320へは電圧が印加されないので、各LEDの瞬灯瞬滅現象を確実に防止する事が可能になる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両に搭載されるバッテリーから電力を供給されて車両の各種制御を行う個々の制御装置、例えばエンジンチェック回路や、イモビライザー回路などの状態を表示する車両用表示装置に関する。
従来、車両の各種制御を行う個々の制御装置の状態を発光部品を点灯消灯する事によって表示する車両用表示装置がある。
従来の車両用表示装置に用いられる発光部品は、フィラメントを電熱によって発光させるランプが主流であったが、近年、単価、組み付け工数、製品寿命の長さ、または保守作業の容易性などから、発光ダイオード(以下、LED)に置き換えられる場合が多くなった。
しかし、LEDに置き換えられるようになってから、以下に示す問題が発生した。
(1)イグニッションスイッチをONにし、車載バッテリーから電圧が印加され、駆動を開始した直後の各種制御装置は、内蔵するCPUやRAMなどの初期化の為、安定的に制御を行うようになるまでの過渡時間中に、発光部品に対して、誤った発光信号を送信する場合があった。この時、発光部品がランプだった場合、ランプの応答時間は、過渡時間より長い場合が多い(電熱によってフィラメントが熱せられて発光するまでの時間は相当長い)ので、誤った発光信号を受信しても実際に発光する事はなかったが、LEDの場合は、総じて実際に発光するまでの応答時間が非常に短く、過渡時間中に各種制御装置から送信される誤った発光信号に基づいて、実際に発光してしまい、無意味な明滅を瞬間的に繰り返す、いわゆる瞬灯瞬滅現象が起こるようになった。
(2)この瞬灯瞬滅現象の為、ユーザーには、各制御装置そのもの、または車両用表示装置そのものが故障しているのではないかと言う不安感を与えてしまうようになった。
上記のような問題を解消するために、従来の車両用表示装置には、図2に示す薄灯対策回路320や、瞬灯対策回路330が設けられるようになった。
しかし、図2の薄灯対策回路320の場合は、あくまで制御装置100の過渡時間t1中に、制御装置100から誤った発光信号が送信された場合、LED321へ発光信号が到達しないようにする為に、抵抗322をLED321と並列的に接続する事によって誤った発光信号をバイパスさせるものであって、この抵抗322がバイパスし切れない程度の発光信号が送信されてしまった場合には、LED321が発光してしまうと言う問題があった。
また、図2の瞬灯対策回路330の場合には、制御装置200の過渡時間t2中に、制御装置200から誤った発光信号が送信された場合、その誤った発光信号をLED331と並列的に接続するコンデンサ332にて蓄え、LED331が誤発光しないようにするものであるが、例えば制御装置200の過渡時間t2が長く、誤った発光信号が過渡時間t2の延長に比例して多く送信されてしまった場合は、コンデンサ332にて蓄え切れなくなる場合があり、蓄えきれなくなった誤った発光信号はLED331に到達してしまい、LED331が発光してしまうと言う問題があった。
また、薄灯対策回路320、瞬灯対策回路330の双方に言える事だが、個々のLED一つ一つに対して対策回路を設けなければならず、工数が掛かると言う問題もあった。
本発明は、上記の点に鑑み、LEDを発光部品として用いた車両用表示装置において、対応する各制御装置の過渡時間中に送信されてしまう誤った発光信号によって、LEDが瞬灯瞬滅現象を起こす事を少ない工数で確実に防止する事が可能な車両用表示装置を提供する事を目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の車両用表示装置は、車載バッテリーからイグニッションスイッチを介して電力供給を受けるとともに、車載バッテリーからイグニッションスイッチを介して電力供給を受けて作動する制御手段からの点消灯信号に応じて、点消灯が制御される発光ダイオード回路と、イグニッションスイッチと、発光ダイオード回路との間に配設され、イグニッションスイッチがONした時、車載バッテリーから発光ダイオード回路への電力供給を所定時間の間、遅延させる遅延回路とを備え、遅延回路の所定時間は、イグニッションスイッチがONした時点から制御手段が安定的作動に至までの過渡時間以上の時間に設定されている事を特徴とする。
この発明により、過渡時間が経過しない限り、車載バッテリーから発光ダイオード回路へは、電圧が印加されないので、各制御手段がその過渡時間中に誤った発光信号を送信しても、発光ダイオード回路はLEDを発光させ得ないので、瞬灯瞬滅現象を確実に防止する事が可能になるとともに、車載バッテリーと発光ダイオード回路との間に、1つだけ当該遅延手段を設ければよいので、従来のように各LEDごとに対策回路を設ける必要が無く、少ない工数で瞬灯瞬滅現象を防止する事が可能になる。
請求項2に記載の車両用表示装置において、発光ダイオード回路に接続される制御手段が複数個ある場合、遅延回路の所定時間は、最も長い過渡時間以上の時間に設定されている事を特徴とする。
この発明により、LEDの瞬灯瞬滅現象をより確実に抑制する事が可能となる。
請求項3に記載の車両用表示装置における遅延回路は、イグニッションスイッチと、発光ダイオード回路との間に接続されて、電力供給を制御するスイッチ手段と、イグニッションスイッチがONした時点から所定時間の経過を検出してスイッチ手段をONさせるタイマー手段とを有する事を特徴とする。
この発明により、スイッチ手段と、タイマー手段のみと言う簡単な構成で遅延手段を構成する事が可能となる。
請求項4に記載の車両用表示装置におけるタイマー手段は、イグニッションスイッチを介して供給される電力にて充電されるコンデンサと、コンデンサの充電電圧が所定電圧値以上になるとスイッチ手段をONさせる判定手段とを有する事を特徴とする。
この発明により、安価にタイマー手段を構成する事が可能となる。
請求項5に記載の車両用表示装置における遅延回路の所定時間は、過渡時間に略等しい時間に設定されている事を特徴とする。
この発明により、各制御装置が誤った発光信号を送信する可能性のある過渡時間が終了するタイミングとほぼ等しいタイミングで、遅延回路は発光ダイオード回路へ電圧印加を開始するので、遅延回路が発光ダイオード回路へ電圧印加を遅延させる時間を必要最小限にする事が可能となる。
(構成)
以下、本発明の実施形態について図1を用いて説明する。図1は、本発明の車両用表示装置300の回路図である。
図1は、車載バッテリー1と、イグニッションスイッチ2(以下IGSW2)と、エンジンチェックECU100と、イモビライザーECU200と、車両用表示装置300とを示している。
車載バッテリー1は、請求項で示す車載バッテリーであり、IGSW2は、周知のエンジンスタータースイッチ兼車載電装品電源スイッチであるとともに、請求項で示すイグニッションスイッチである。
エンジンチェックECU100は、図示しないCPU、RAM、ROMなどからなり、図示しない車両のエンジンの総合的な点検、例えば水温センサー、吸気温センサー、排気センサー、ノックセンサー、クランクセンサー、エンジン回転数、インジェクタ出力などをチェックする制御装置である。
イモビライザーECU200は、図示しないCPU、RAM、ROMなどからなり、図示しないエンジンキー内に埋め込まれたトランスポンダ(電子チップ)の固有のIDコードと、イモビライザーECU200が保持する車両側IDコードとを電子的に照合し、両IDコードが一致すれば、点火しエンジンを始動させる制御装置である。
このエンジンチェックECU100と、イモビライザーECU200とは請求項で示す制御手段に相当する。また、両ECU100、200は、IGSW2と電気的に接続しており、IGSW2がONした場合、車載バッテリー1から電圧が印加される。
また、この両ECU100、200は、電圧印加開始後はCPU、RAM、ROMなどを初期化する為の過渡時間t1、t2をそれぞれ有する。
車両用表示装置300は、図示しない運転席と対向するように配置されるパネルに配設され、車両計器類、例えば、図示しない速度計、エンジン回転数計、エンジン水温計、油圧計、燃料計、エンジンチェック表示器、イモビライザーチェック表示器などを集中的に配設している表示装置である。
車両用表示装置300は、電源端子301と、遅延回路310と、ダイオード302と、発光ダイオード回路320とからなる。
電源端子301は、車両用表示装置300の電源入力端子であり、IGSW2と電気的に接続するとともに、後述する遅延回路310とを電気的に接続する結線端子である。
遅延回路310は、上述した電源端子301の直下に配置される回路であり、車載バッテリー1側から車両用表示装置300側へ供給される電力は、まずこの遅延回路310に入力される。
この遅延回路310は、電源ライン311と、放電回路312と、充電回路313と、スイッチ回路314と、判定回路315とから構成される。
電源ライン311は、上述した電源端子301から後述するダイオード302までを車載バッテリー1から印加される電圧が流れるメインの電源ラインであり、後述する放電回路312、充電回路313、スイッチ回路314はこの電源ライン311と並列的に接続している。
放電回路312は、ダイオード312aからなり、このダイオード312aは後述する充電回路313と接続しており、充電回路313がした電力を速やかに電源ライン311に放電する整流素子である。
充電回路313は、抵抗器313aと、コンデンサ313bとからなる。
抵抗器313aは、電源ライン311と直接的に接続しており、電源ライン311から印加される電圧を後述するコンデンサ313bに供給する抵抗器である。
コンデンサ313bは、電源ライン311から抵抗器313aを経由して印加する電圧を充電する充電器である。
この抵抗器313aの抵抗値と、コンデンサ313bの容量値とにより、所定の時定数が設定されており、遅延回路310の遅延時間を予め定められた所定時間が得られるような充電電圧特性に設定されている。
スイッチ回路314は、トランジスタ314aと、抵抗器314b、314cとからなる。このスイッチ回路314は請求項ではスイッチ手段に相当する。
トランジスタ314aは、エミッタ端子と、コレクタ端子が電源ライン311と直接的に接続し、ベース端子が後述する抵抗器314cと接続するスイッチング素子である。
ベース端子に所定の電圧が印加されない限り、電源端子301側の電源ライン311と接続しているエミッタ端子と、ダイオード302側の電源ライン311と接続しているコレクタ端子とは導通しない(カットオフ状態)ように構成されている。
しかし、後述する判定回路315からベース電圧が印加されると、エミッタ端子とコレクタ端子とを導通させ、ダイオード302側へ電圧が印加するよう状態遷移する。
抵抗器314bは、トランジスタ314aのバイアス抵抗であり、トランジスタ314aの作動を安定させる為の抵抗器である。
抵抗器314cは、トランジスタ314aのベース抵抗であり、トランジスタ314bのベース端子と接続しており、トランジスタ314aのベース端子に印加されるベース電流を制設定する抵抗器である。
判定回路315は、ツェナーダイオード315aと、抵抗器315bと、トランジスタ315cと、抵抗器315dとからなる。この判定回路315は請求項では判定手段に相当する。
ツェナーダイオード315aは、周知の定電圧ダイオードであり、上述したコンデンサ313bと、後述する抵抗器315bとを接続している。
内部に所定のツェナー電圧値を保持しており、コンデンサ313bの充電電圧値が、所定のツェナー電圧値よりも小さい場合は、通常のダイオードとして充電回路313側から判定回路315側へ電圧が印加されない。
しかし、コンデンサ313bの充電電圧値が所定のツェナー電圧値よりも大きくなると、ツェナー降伏現象を起こし、充電回路313側から判定回路315側へ電圧が印加されるよう状態遷移する。
抵抗器315bは、上述したツェナーダイオード315aと、後述するトランジスタ315cのベース端子とを接続するベース抵抗であり、トランジスタ315cのベース端子へ印加されるベース電流を設定する抵抗器である。
トランジスタ315cは、ベース端子が上述する抵抗器315bと、コレクタ端子が上述するスイッチ回路314を構成する抵抗器314cと、エミッタ端子がアース端子へと、それぞれ接続しているスイッチング素子である。
コンデンサ313bの充電電圧値がツェナーダイオード315aのツェナー電圧値よりも小さい時は、ベース端子にベース電圧が印加されないので、コレクタ端子にはコレクタ電圧が印加されず、トランジスタ315cはOFF状態、すなわちカットオフ状態だが、ツェナーダイオード315bがツェナー降伏現象を起こし、充電回路313側から抵抗器315bを介してトランジスタ315cのベース端子へベース電圧が印加されると、コレクタ端子に電流が流れる。すなわち、トランジスタ315cがON状態に状態遷移する。
上述した充電回路313と、判定回路315は併せて請求項で示すタイマー手段に相当する。
ダイオード302は、後述する発光ダイオード回路320を構成する各LED321、323が逆サージによって破壊される事を未然に防止する為の整流素子である。
発光ダイオード回路320は、ダイオード302の下流側に配置され、エンジンチェッカーLED321と、イモビライザーLED323と、ダイオード322、324とからなる。
エンジンチェッカーLED321と、ダイオード322とは直列に接続され、上流側にダイオード322が、下流側にエンジンチェッカーLED321とが接続されている。
イモビライザーLED323と、ダイオード324も直接に接続され、上流側にダイオード324が、下流側にイモビライザーLED323が接続されている。
(作動)
IGSW2がONされた時、すなわち車載バッテリー1からの電圧が遅延回路310に印加され始めた当初は、充電回路313に電圧が印加される。
放流回路312は逆流方向なので電流は流れない。また、スイッチ回路314は、トランジスタ314aのベース端子にベース電圧が印加されていないので、エミッタ端子とコレクタ端子とは非導通状態(カットオフ状態)であり、ダイオード302まで電圧は印加されない。
充電回路313に流れる電流は、抵抗器313aを介してコンデンサ313bへ充電される。コンデンサ313cに充電される充電電圧値が、判定回路315を構成するツェナーダイオード315aのツェナー電圧値以上になるまでの時間t3を経過した場合、ツェナーダイオード315aはツェナー降伏状態になり、充電回路313側からツェナーダイオード315b、抵抗器15bを経由して、トランジスタ315cのべース端子にベース電圧を印加するように状態遷移する。
判定回路315のトランジスタ315cのベース端子にベース電圧が印加されると、トランジスタ315cは導通状態になる。
そこで、スイッチ回路314の抵抗器314cを経由して、スイッチ回路314を構成するトランジスタ314aのエミッタ端子からベース端子側にベース電流が流れると、トランジスタ314aのエミッタ端子と、コレクタ端子とが非導通状態から導通状態に状態遷移するので、IGSW2がONになった事によって車載バッテリー1から印加されていた電圧が電源ライン311を経由して、ダイオード302へと印加される事になる。ダイオード302へ印加される電圧は整流され、発光ダイオード回路320へ印加される。
この間、すなわち、IGSW2がONされ車載バッテリー1から電圧が印加されてから、発光ダイオード回路320に実際に電圧が到達するまでの期間、遅延回路310にて車載バッテリー1からの電圧印加は遮断されている。
この遮断されている時間中に、IGSW2がONされる事によって、同時に電圧を印加されたエンジンチェックECU100、イモビライザーECU200も駆動を開始する。
駆動を開始した両ECU100、200は上述したように、安定的に作動するまでに過渡時間t1、t2が掛かる。
従来なら、この過渡時間t1、t2中に、誤作動の一環として、両ECU100、200から発光ダイオード回路320に対し、誤った発光信号が送信され、各LED321、323は瞬灯瞬滅現象を起こしていた。
しかし、遅延回路310によって車載バッテリー1から供給される電圧は、コンデンサ313bに充電される充電電圧値がツェナーダイオード315bのツェナー電圧値を超えない限り、発光ダイオード回路320へは電圧が印加されないので、各LED321、323は、両ECU100、200から誤った発光信号を受信しても発光し得ない。
ここで、上述したエンジンチェックECU100の過渡時間t1と、イモビライザーECU200の過渡時間t2のうち、エンジンチェックECU100の過渡時間t1の方が、イモビライザーECU200の過渡時間t2よりも長い場合、このコンデンサ313cの充電時間t3は、長い方のエンジンチェックECU100の過渡時間t1と略等しい時間になるように、コンデンサ313cの容量値及び抵抗器313aの抵抗値が予め設定されている。
その為、エンジンチェックECU100の過渡時間t1が経過しない限り(充電時間t3が経過し、コンデンサ313bにツェナー電圧値よりも大きな電圧値にならない限り)全てのLED321、323には電圧が印加されないので、もし、エンジンチェックECU100、イモビライザーECU200が過渡時間t1、t2中に誤った発光信号を、LED321、323に送信してしまっていても、その発光信号を受信したLED321、323は確実に発光しない。
(作用効果)
上述した(構成)と(作動)とにより、LEDを用いた車両用表示装置300において、LED321、323に対応する各制御装置(ECU100、ECU200)の過渡時間t1、t2中に送信されてしまう誤った発光信号によって、LED321、323が瞬灯瞬滅現象を起こす事を、遅延回路300を1つ配設すると言う少ない工数で確実に防止する事が可能となる。
なお、本実施形態では、請求項で示す制御手段を、エンジンチェックECU100、イモビライザーECU200として例示したが、この2つのECUに限るものではなく、車両に搭載され、発光ダイオード回路320と供給電源元を同じくする制御装置であれば、他の制御装置においても適用可能である。
また、本実施形態では、LEDの数を2つのみ例示したが、2つのみに限定されるものではなく、2つ以上であっても良い。
また、本実施形態では、タイマー手段として、充電回路313と判定回路315とを例示したが、この判定回路315には所定の電圧値に到達した事をもってトランジスタ314aをONする図示しないコンパレータ回路を用いても良い。
本発明の実施形態に係る車両用表示装置300の回路構成の概略を示した構成図である。 従来の車両用表示装置300の回路構成の概略を示した構成図である。
符号の説明
1 電源(車載バッテリー)
2 イグニッションスイッチ(IGSW)
100 エンジンチェックECU
200 イモビライザーECU
300 車両用表示装置
301 電源端子
302 ダイオード
310 遅延回路
311 電源ライン
312 放電回路
313 充電回路
314 スイッチ回路(スイッチ手段)
315 判定回路(判定手段)
320 薄灯回路
330 瞬灯対策回路

Claims (5)

  1. 車載バッテリーからイグニッションスイッチを介して電力供給を受けるとともに、前記車載バッテリーから前記イグニッションスイッチを介して電力供給を受けて作動する制御手段からの点消灯信号に応じて、点消灯が制御される発光ダイオード回路と、
    前記イグニッションスイッチと、前記発光ダイオード回路との間に配設され、前記イグニッションスイッチがONした時、前記車載バッテリーから前記発光ダイオード回路への電力供給を所定時間の間、遅延させる遅延回路とを備え、
    前記遅延回路の前記所定時間は、前記イグニッションスイッチがONした時点から前記制御手段が安定的作動に至るまでの過渡時間以上の時間に設定されている事を特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記発光ダイオード回路に接続される前記制御手段が複数個ある場合、前記遅延回路の前記所定時間は、最も長い過渡時間以上の時間に設定されている事を特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記遅延回路は、前記イグニッションスイッチと、前記発光ダイオード回路との間に接続されて、電力供給を制御するスイッチ手段と、
    前記イグニッションスイッチがONした時点から前記所定時間の経過を検出して前記スイッチ手段をONさせるタイマー手段とを有する事を特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  4. 前記タイマー手段は、前記イグニッションスイッチを介して供給される電力にて充電されるコンデンサと、
    前記コンデンサの充電電圧が所定電圧値以上になると前記スイッチ手段をONさせる判定手段とを有する事を特徴とする請求項3に記載の車両用表示装置。
  5. 前記遅延回路の前記所定時間は、前記過渡時間に略等しい時間に設定されている事を特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
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