JP2005185311A - 薬液注入用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 留置針に延長チューブを連結する作業が必要ではなく、被験者の血管に留置針を穿刺しても血液が外部に漏出することがなく、高圧に薬液を注入しても漏出することがない薬液注入用具を提供する。
【解決手段】 注入針301と管状部材303と延長チューブ304とが一体に連結されているので、被験者の血管に注入針301が穿刺された状態で管状部材303に延長チューブ304を連結する必要がなく、内部から気泡を排除するために被験者の血液を注入針301から管状部材303に逆流させても、その血液が外部に漏出することがなく、高粘度な造影剤を薬液として高圧に注入しても延長チューブ304と管状部材303との連結部分から漏出することがない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、血管に薬液を注入するための薬液注入用具に関し、特に、柔軟な注入針が血管に留置される薬液注入用具に関する。
現在、被験者の血管に薬液を注入する場合、シリンダ部材にピストン部材がスライド自在に挿入されている薬液容器に先鋭な注射針を直接に装着し、その注射針を血管に直接に穿刺することがある。しかし、これは注入が長時間となる場合や大容量の薬液を注入する場合には困難なので、このような場合には、薬液容器に柔軟な延長チューブで注射針を連結している。
さらに、被験者が長期間の入院患者などの場合には注射針の穿刺が何度も必要となることがあるので、このような場合には血管に留置しても被験者の負担が微少な留置針が利用されている。
また、CT(Computed Tomography)スキャナやMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置などの透視撮像装置で被験者から透視画像を撮像する場合、一般的に被験者の血管に造影剤を注入する。しかし、透視画像の撮像は長時間となることがあるので、このような場合にも造影剤の注入に留置針を利用する場合がある。
[従来例の構成]
上述のような留置針の一従来例を図5を参照して以下に説明する。ここで薬液注入用具として例示する留置針10は、注入針11と硬質針12と管状部材13とを有しており、注入針11は柔軟なシリコンなどで中空構造に形成されている。硬質針12は、硬質なステンレス合金などで先鋭な形状に形成されており、この硬質針12が注入針11の内部に配置されている。
管状部材13は、1個の前端と2個の後端とを有する二股構造に透明樹脂などで形成されており、その前端に注入針11の後端が一体に連結されている。また、管状部材13の一方の後端には高弾性なパッキン14が装着されており、このパッキン14を貫通している硬質針12の後端にはノブ状部16が一体に形成されている。
管状部材13の他方の後端には、別体の柔軟な延長チューブ17の前端がジョイント18により着脱自在に装着され、この延長チューブ17の後端には、薬液シリンジや薬液ボトルなどの薬液容器(図示せず)が着脱自在に装着される。なお、延長チューブ17には、気泡排除手段である排気弁(図示せず)が装着されており、この排気弁が延長チューブ17の内部の液体から気泡を排除する。
[従来例の作用]
上述のような構造の留置針10を使用する場合は、図5(a)に示すように、硬質針12が注入針11の内部に配置された状態で、この注入針11と硬質針12とが被験者の血管に穿刺される(図示せず)。
つぎに、図5(b)に示すように、このような状態でノブ状部16が引き出されて硬質針12が注入針11と管状部材13から抜き取られると、逆流する被験者の血液で注入針11と管状部材13の内部が充填される。なお、このように硬質針12を離脱させると、パッキン14は弾性により開口が閉止される。
つぎに、図5(c)に示すように、後端に薬液容器が連結されて内部が薬液で充填された延長チューブ17の前端が管状部材13に連結され、例えば、排気弁により管状部材13と延長チューブ17との内部の液体から気泡が排除される。
このような状態では、薬液容器から延長チューブ17と留置針10とを介して被験者の血管に薬液を注入することができ、それでいて血管に穿刺されている注入針11は柔軟なので被験者の身体的な負担が軽減されている。注入針11は柔軟であるが、血管に穿刺されるときには硬質な硬質針12で保持されているので、注入針11を血管に容易に穿刺することができる。
現在、上述のような留置針として各種の提案がある(例えば、特許文献1〜10参照)。
特開平06−319800号 特開平10−201852号 特開平07−024071号 特開平11−057002号 特開2001−224693号 特開平09−028811号 特開2000−279508号 特開2003−199822号 特開平06−304250号 特開2001−046506号
しかし、上述のような留置針10では、内部から気泡を排除するため、延長チューブ17を連結する以前に管状部材13の内部を被験者の血液で充填する必要がある。このため、延長チューブ17を連結する直前に管状部材13から外部に被験者の血液が漏出することがあり、被験者が罹患している場合は感染などの危険がある。
さらに、被験者の血管に注入針11が穿刺された状態で管状部材13に延長チューブ17を連結することは用意ではなく、作業の負担が過大であるとともに前述した血液の漏出も多発しやすい。
しかも、前述のように透視撮像装置で撮像する被験者に造影剤を留置針10で注入することがあるが、一般的に造影剤は高粘度であるために高圧で注入する必要がある。しかし、現在の留置針10などは造影剤の注入を前提として設計されていないので、高圧に注入される造影剤が延長チューブ17と留置針10との連結部分から漏出することがある。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、留置針に延長チューブを連結する作業が必要ではなく、被験者の血管に留置針を穿刺しても血液が外部に漏出することがなく、高圧に薬液を注入しても漏出することがない薬液注入用具を提供することを目的とする。
本発明の第1ないし第3の薬液注入用具は、注入針、硬質針、管状部材、延長チューブ、を有しており、血管に薬液を注入することに利用される。注入針は、柔軟な材料で中空に形成されており、血管に留置される。硬質針は、少なくとも血管に穿刺される前部が硬質な材料で先鋭に形成されており、注入針の内部に抜取自在に配置されている。管状部材は、硬質な材料で1個の前端と2個の後端とを有する中空な二股構造に形成されており、前端が注入針の後端に一体に連結されているとともに一方の後端に硬質針の後端が配置されている。延長チューブは、柔軟な材料で形成されており、管状部材の他方の後端に前端が一体に連結されていて後端に別体の薬液容器が着脱自在に連結される。
そして、本発明の第1の薬液注入用具では、管状部材と延長チューブとの内部に薬液が充填されており、第2の薬液注入用具では、管状部材と延長チューブとの内部に生理食塩水が充填されており、第3の薬液注入用具では、管状部材と延長チューブとの少なくとも一方に液体から気泡を排除する気泡排除手段が形成されている。
従って、本発明の第1ないし第3の薬液注入用具を使用する場合は、硬質針が注入針の内部に配置された状態で、この注入針と硬質針とが被験者の血管に穿刺され、このような状態で硬質針が注入針と管状部材から抜き取られる。
このような状態で、第1の薬液注入用具では、管状部材と延長チューブとの内部に薬液が充填されているので、その延長チューブに同一の薬液の薬液容器が連結されれば、薬液容器および薬液注入用具から血管に薬液が注入されることになる。
また、第2の薬液注入用具では、管状部材と延長チューブとの内部に生理食塩水が充填されているので、その延長チューブに薬液容器が連結されれば、薬液容器の薬液が生理食塩水とともに血管に注入されることになる。
また、第3の薬液注入用具では、例えば、逆流する被験者の血液で注入針と管状部材との内部が充填されるので、このような状態で延長チューブの末端に薬液容器が連結され、その薬液容器の薬液で延長チューブの内部が充填される。このとき、延長チューブや管状部材の内部の気泡が気泡排除手段により外部に排除されるので、これで薬液容器から血管まで薬液が注入されることになる。
本発明の第4ないし第6の薬液注入用具は、第1ないし第3の薬液注入用具と同一の構成の他に薬液容器も有しており、この薬液容器は延長チューブの後端に一体に連結されていて薬液が充填されている。そして、第4の薬液注入用具では、管状部材と延長チューブの内部に薬液が充填されており、第5の薬液注入用具では、管状部材と延長チューブとの内部に生理食塩水が充填されており、第6の薬液注入用具では、管状部材と延長チューブとの少なくとも一方に液体から気泡を排除する気泡排除手段が形成されている。
従って、本発明の第4ないし第6の薬液注入用具を使用する場合は、硬質針が注入針の内部に配置された状態で、この注入針と硬質針とが被験者の血管に穿刺され、このような状態で硬質針が注入針と管状部材から抜き取られれば、延長チューブに薬液容器を連結することなく血管に薬液が注入されることになる。
本発明の第7ないし第9の薬液注入用具は、注入針、管状部材、延長チューブ、を有しており、注入針は、常温では硬質となり体温では柔軟となる材料で中空に形成されていて血管に留置される。管状部材は、硬質な材料で中空に形成されており、前端が注入針の後端に一体に連結されている。延長チューブは、柔軟な材料で形成されており、管状部材の後端に前端が一体に連結されていて後端に別体の薬液容器が着脱自在に連結される。
そして、本発明の第7の薬液注入用具では、注入針と管状部材と延長チューブとの内部に薬液が充填されており、第8の薬液注入用具では、注入針と管状部材と延長チューブとの内部に生理食塩水が充填されており、第9の薬液注入用具では、管状部材と延長チューブとの少なくとも一方に液体から気泡を排除する気泡排除手段が形成されている。
従って、本発明の第7ないし第9の薬液注入用具を使用する場合は、常温で硬質な注入針が被験者の血管に穿刺されると、この穿刺された注入針は被験者の体温により柔軟となる。
このような状態で、第7の薬液注入用具では、管状部材と延長チューブとの内部に薬液が充填されているので、その延長チューブに同一の薬液の薬液容器が連結されれば、薬液容器および薬液注入用具から血管に薬液が注入されることになる。
また、第8の薬液注入用具では、管状部材と延長チューブとの内部に生理食塩水が充填されているので、その延長チューブに薬液容器が連結されれば、薬液容器の薬液が生理食塩水とともに血管に注入されることになる。
また、第9の薬液注入用具では、例えば、逆流する被験者の血液で注入針と管状部材との内部が充填されるので、このような状態で延長チューブの末端に薬液容器が連結され、その薬液容器の薬液で延長チューブの内部が充填される。このとき、延長チューブや管状部材の内部の気泡が気泡排除手段により外部に排除されるので、これで薬液容器から血管まで薬液が注入されることになる。
従って、本発明の第7ないし第9の薬液注入用具を使用する場合は、常温で硬質な注入針が被験者の血管に穿刺されると、この穿刺された注入針は被験者の体温により柔軟となる。
本発明の第10ないし第12の薬液注入用具は、第7ないし第9の薬液注入用具と同一の構成の他に薬液容器も有しており、この薬液容器は延長チューブの後端に一体に連結されていて薬液が充填されている。そして、第10の薬液注入用具では、管状部材と延長チューブの内部に薬液が充填されており、第11の薬液注入用具では、管状部材と延長チューブとの内部に生理食塩水が充填されており、第12の薬液注入用具では、管状部材と延長チューブとの少なくとも一方に液体から気泡を排除する気泡排除手段が形成されている。
従って、本発明の第10ないし第12の薬液注入用具を使用する場合は、硬質針が注入針の内部に配置された状態で、この注入針と硬質針とが被験者の血管に穿刺され、このような状態で延長チューブに薬液容器を連結することなく血管に薬液が注入されることになる。
なお、本発明で云う各種構成は、かならずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成が1個の部材として形成されていること、ある構成が他の構成の一部であること、ある構成の一部と他の構成の一部とが重複していること、等も可能である。また、本発明では前後方向を言及しているが、これは方向の相対関係を簡単に説明するために便宜的に規定したものであり、本発明を実施する場合の製造時や使用時の方向を限定するものではない。
本発明の第1および第2の薬液注入用具では、注入針と管状部材と延長チューブとが一体に連結されており、管状部材と延長チューブとの内部に薬液や生理食塩水が充填されていることにより、また、
本発明の第7および第8の薬液注入用具では、注入針と管状部材と延長チューブとが一体に連結されており、注入針と管状部材と延長チューブとの内部に薬液や生理食塩水が充填されていることにより、
被験者の血管に注入針が穿刺された状態で管状部材に延長チューブを連結する必要がないので、その作業が容易であるとともに、高粘度な造影剤を薬液として高圧に注入しても延長チューブと管状部材との連結部分から漏出することがなく、内部から気泡を排除するために被験者の血液を逆流させる必要がないので、薬液容器を連結する延長チューブから外部に血液が漏出するようなことも防止できる。
本発明の第3および第9の薬液注入用具では、注入針と管状部材と延長チューブとが一体に連結されており、管状部材と延長チューブとの少なくとも一方に液体から気泡を排除する気泡排除手段が形成されていることにより、被験者の血管に注入針が穿刺された状態で管状部材に延長チューブを連結する必要がないので作業が容易であるとともに、高粘度な造影剤を薬液として高圧に注入しても、延長チューブと管状部材との連結部分から漏出することがなく、内部から気泡を排除するために被験者の血液を延長チューブまで逆流させずとも、延長チューブに薬液容器を連結してから内部の気泡を排除できるので、薬液容器を連結する延長チューブから外部に血液が漏出するようなことも防止できる。
本発明の第4および第5の薬液注入用具では、注入針と管状部材と延長チューブと薬液容器とが一体に連結されており、管状部材と延長チューブとの内部に薬液や生理食塩水が充填されていることにより、また、
本発明の第10および第11の薬液注入用具では、注入針と管状部材と延長チューブと薬液容器とが一体に連結されており、注入針と管状部材と延長チューブとの内部に薬液や生理食塩水が充填されていることにより、
被験者の血管に注入針が穿刺された状態で管状部材に延長チューブを連結する必要がなく、延長チューブに薬液容器を連結する必要もないので、その作業が容易であるとともに、高粘度な造影剤を薬液として高圧に注入しても、延長チューブと管状部材との連結部分や薬液容器と延長チューブとの連結部分から漏出することがなく、内部に気泡が進入することがないので、気泡を排除するために逆流させた血液が外部に漏出することもない。
本発明の第6および第12の薬液注入用具では、注入針と管状部材と延長チューブと薬液容器とが一体に連結されており、管状部材と延長チューブとの少なくとも一方に液体から気泡を排除する気泡排除手段が形成されていることにより、被験者の血管に注入針が穿刺された状態で管状部材に延長チューブを連結する必要がなく、延長チューブに薬液容器を連結する必要もないので、その作業が容易であるとともに、高粘度な造影剤を薬液として高圧に注入しても、延長チューブと管状部材との連結部分や薬液容器と延長チューブとの連結部分から漏出することがなく、気泡を排除するために血液を逆流させる必要がないので、延長チューブなどから外部に血液が漏出するようなことも防止できる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図4を参照して以下に説明する。ただし、本実施の形態に関して前述した一従来例と同一の部分は、同一の名称を使用して詳細な説明は省略する。
[実施の形態の構成]
本発明の実施の形態の薬液注入システム1000は、図4に示すように、薬液注入装置100、薬液容器である薬液シリンジ200、薬液注入用具300、透視撮像装置であるMRI装置400、を有しており、このMRI装置400は、撮像実行機構である透視撮像ユニット401と撮像制御ユニット402とを有している。透視撮像ユニット401は被験者(図示せず)から透視画像を撮像し、撮像制御ユニット402は透視撮像ユニット401を動作制御する。
薬液シリンジ200は、図2に示すように、シリンダ部材210とピストン部材220からなり、シリンダ部材210にピストン部材220がスライド自在に挿入されている。シリンダ部材210は、円筒形の中空の本体部211を有しており、この本体部211の閉塞した前端面に導管部212が形成されている。
シリンダ部材210の本体部211の後端面は開口されており、この開口から本体部211の内部にピストン部材220が挿入されている。シリンダ部材210の後端外周にはシリンダフランジ213が形成されており、ピストン部材220の後端外周にはピストンフランジ221が形成されている。
なお、この薬液シリンジ200としては、薬液として造影剤が充填されている造影シリンジ200Cと、薬液として生理食塩水が充填されている生食シリンジ200Wと、があり、薬液注入装置100には、造影/生食シリンジ200C,Wが1個ずつ同時に装着される。
本形態の薬液注入装置100は、図3に示すように、注入制御ユニット101と注入ヘッド110とが別体に形成されており、その注入制御ユニット101と注入ヘッド110とは通信ケーブル102で有線接続されている。注入ヘッド110は、装着される薬液シリンジ200を駆動して被験者に薬液を注入し、注入制御ユニット101は、注入ヘッド110を動作制御する。
注入制御ユニット101は、操作パネル103、タッチパネル104、スピーカユニット105、等が本体ハウジング106の前面に配置されており、別体のコントローラユニット107が接続コネクタ108で有線接続されている。
注入ヘッド110は、キャスタスタンド111の上端に可動アーム112で装着されており、図2に示すように、そのヘッド本体113の上面には、薬液シリンジ200が着脱自在に装着される半円筒形の溝状の凹部114が2つ形成されている。この凹部114の前部には、薬液シリンジ200のシリンダフランジ211を着脱自在に保持するシリンダ保持機構116が形成されており、凹部114の後方には、ピストンフランジ221を保持してスライド移動させる薬液注入機構117が配置されている。
シリンダ保持機構116は、凹部114に異形の凹溝として形成されており、シリンダフランジ211が係脱自在に係合する。薬液注入機構117は、作動時にも磁界を発生しない超音波モータ(図示せず)を駆動源として個々に有しており、ネジ機構(図示せず)などによりピストン部材220をスライド移動させる。
注入ヘッド110の2つの凹部114には、造影/生食シリンジ200C,Wが個々に装着されるので、これら2つの凹部114と2個の薬液注入機構117により、被験者に造影剤を注入する造影注入機構117Cと生理食塩水を注入する生食注入機構117Wとが形成されている。
なお、本形態の薬液注入装置100では、少なくとも注入ヘッド110の各部が非磁性体で形成されており、非磁性体で形成できない部分は防磁されている。例えば、超音波モータなどは、燐青銅合金(Cu+Sn+P)、チタン合金(Ti-6Al-4V)、マグネシウム合金(Mg+Al+Zn)、などの非磁性体の金属で形成されており、ヘッド本体113などは非磁性体の樹脂で形成されている。
また、本形態の薬液注入用具300は、図1に示すように、注入針301、硬質針302、管状部材303、延長チューブ304、を有しており、注入針301は柔軟なシリコンなどで中空構造に形成されている。硬質針302は、硬質なステンレス合金などで先鋭な形状に形成されており、この硬質針302が注入針301の内部に配置されている。
管状部材303は、個の前端と個の後端とを有する二股構造に透明樹脂などで形成されており、その前端に注入針301の後端が一体に連結されている。また、管状部材303の一方の後端には高弾性なパッキン306が装着されており、このパッキン306を貫通している硬質針302の後端にはノブ状部307が一体に形成されている。
管状部材303の他方の後端には、柔軟な延長チューブ304の前端がジョイント308により一体に装着されており、この延長チューブ304には、気泡排除手段である排気弁(図示せず)が一体に形成されている。さらに、図3に示すように、この延長チューブ304の後部は二股に形成されており、この延長チューブ304の2つの後端には、薬液容器である造影/生食シリンジ200C,Wが個々に着脱自在に装着される。
なお、本形態の薬液注入用具300では、出荷時には管状部材303と延長チューブ304との内部が生理食塩水で充填されており、延長チューブ304の後端には密閉キャップ(図示せず)が着脱自在に装着されている。
[実施の形態の動作]
上述のような構成において、本形態の薬液注入装置100を使用する場合、図3に示すように、作業者(図示せず)はMRI装置400の撮像ユニット401の近傍に薬液注入装置100を配置し、使用する造影/生食シリンジ200C,Wや薬液注入用具300などを用意する。
つぎに、例えば、図2に示すように、薬液注入用具300の延長チューブ304の2つの後端から密閉キャップが取り外され、その延長チューブ304の2つの後端に造影/生食シリンジ200C,Wが個々に連結される。前述のように、薬液注入用具300の内部は事前に生理食塩水で充填されているので、その後端に造影/生食シリンジ200C,Wが連結されると、これら造影/生食シリンジ200C,Wと薬液注入用具300との内部には空気が存在しない状態となる。
図1(a)に示すように、この薬液注入用具300の注入針301と硬質針302とが被験者の血管に穿刺され(図示せず)、このような状態でノブ状部307が引き出されて硬質針302が注入針301と管状部材303から抜き取られる。このような状態で、薬液注入装置100は、造影シリンジ200Cのピストン部材220を造影注入機構117Cで固定したまま、生食シリンジ200Wのピストン部材220を生食注入機構117Wにより微少に後退させる。
このとき、薬液注入用具300の注入針301が血管に適切に穿刺されていれば、被験者の血液が管状部材303の内部に逆流する。従って、これで透明な管状部材303の内部に血液の逆流が視認されると、注入針301が血管に適切に穿刺されていることが確認される。
これが確認されると、例えば、薬液注入装置100により造影剤と生理食塩水とが順番に被験者の血管に注入され、この被験者からMRI装置400により透視画像が撮像される。なお、上述のように薬液注入用具300に造影/生食シリンジ200C,Wを連結するときに気泡が進入する可能性はあるが、その気泡は薬液注入用具300の排気弁により外部に排除される。
[実施の形態の効果]
本形態の薬液注入用具300では、上述のように注入針301と管状部材303と延長チューブ304とが一体に連結されているので、被験者の血管に注入針301が穿刺された状態で管状部材303に延長チューブ304を連結する必要がなく、その作業が容易である。
また、高粘度な造影剤を薬液として高圧に注入しても、その薬液が延長チューブ304と管状部材303との連結部分から漏出することがない。しかも、内部から気泡を排除するために被験者の血液を注入針301から管状部材303に逆流させる必要がないので、その血液が外部に漏出することもない。
しかも、延長チューブ304と管状部材303との内部に薬液として生理食塩水が事前に充填されており、延長チューブ304に液体から気泡を排除する排気弁が装着されているので、薬液注入用具300を被験者の血管に連結したとき、その内部から簡単に気泡を排除することができる。
さらに、延長チューブ304の後端が二股構造に形成されているので、造影剤が充填されている造影シリンジ200Cと生理食塩水が充填されている生食シリンジ200Wとを同時に薬液注入用具300に連結することができる。このため、簡単な構造で確実に被験者の血管に造影剤と生理食塩水とを自在に注入することができ、MRI装置400での透視画像の撮像に寄与することができる。
[実施の形態の変形例]
本発明は上記形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態では薬液注入用具300の延長チューブ304の後端が二股構造に形成されていて造影/生食シリンジ200C,Wが同時に個々に装着されることを例示した。
しかし、例えば、後端が1つで造影/生食シリンジ200C,Wの一方のみ装着されることや、後端が3つ以上で3種類以上の薬液シリンジが装着されることも可能である(図示せず)。なお、上述のように後端が1つの薬液注入用具に造影シリンジ200Cが装着される場合、その薬液注入用具に薬液として造影剤を事前に充填しておくことも可能である(図示せず)。
また、上記形態では薬液注入用具300の延長チューブ304の二股の後端に別体の造影/生食シリンジ200C,Wを着脱自在に装着することを例示したが、例えば、延長チューブ304の後端に造影/生食シリンジ200C,Wが一体に装着されている薬液注入用具(図示せず)なども可能である。
さらに、上記形態では硬質針302の後端にノブ状部307が一体に形成されていることを例示したが、例えば、硬質針とノブ状部とが柔軟なワイヤ部材で連結されていることなども可能である。
また、上記形態では常時軟質な注入針301の内部に硬質針302が挿入されていることを例示したが、例えば、注入針が常温では硬質となり体温では柔軟となる材料で形成されており、硬質針が挿入されていないことも可能である(図示せず)。
本発明の実施の形態の薬液注入用具の内部構造を示す縦断側面図である。 薬液注入用具と薬液容器である薬液シリンジと薬液注入装置の注入ヘッドとの関係を示す分解斜視図である。 薬液注入装置の外観を示す斜視図である。 薬液注入システムの外観を示す斜視図である。 一従来例の留置針の内部構造を示す縦断側面図である。
符号の説明
300 薬液注入用具
301 注入針
302 硬質針
303 管状部材
304 延長チューブ
200 薬液容器である薬液シリンジ

Claims (16)

  1. 血管に薬液を注入するための薬液注入用具であって、
    前記血管に留置される柔軟で中空の注入針と、
    前記注入針の内部に抜取自在に配置されていて少なくとも前記血管に穿刺される前部が硬質で先鋭な硬質針と、
    1個の前端と2個の後端とを有する二股構造で前記前端が前記注入針の後端に一体に連結されているとともに一方の前記後端に前記硬質針の後端が配置されている硬質で中空の管状部材と、
    この管状部材の他方の後端に前端が一体に連結されていて後端に別体の薬液容器が着脱自在に連結される柔軟な延長チューブと、
    を有しており、
    前記管状部材と前記延長チューブとの内部に前記薬液が充填されている薬液注入用具。
  2. 血管に薬液を注入するための薬液注入用具であって、
    前記血管に留置される柔軟で中空の注入針と、
    前記注入針の内部に抜取自在に配置されていて少なくとも前記血管に穿刺される前部が硬質で先鋭な硬質針と、
    1個の前端と2個の後端とを有する二股構造で前記前端が前記注入針の後端に一体に連結されているとともに一方の前記後端に前記硬質針の後端が配置されている硬質で中空の管状部材と、
    この管状部材の他方の後端に前端が一体に連結されていて後端に別体の薬液容器が着脱自在に連結される柔軟な延長チューブと、
    を有しており、
    前記管状部材と前記延長チューブとの内部に生理食塩水が充填されている薬液注入用具。
  3. 血管に薬液を注入するための薬液注入用具であって、
    前記血管に留置される柔軟で中空の注入針と、
    前記注入針の内部に抜取自在に配置されていて少なくとも前記血管に穿刺される前部が硬質で先鋭な硬質針と、
    1個の前端と2個の後端とを有する二股構造で前記前端が前記注入針の後端に一体に連結されているとともに一方の前記後端に前記硬質針の後端が配置されている硬質で中空の管状部材と、
    この管状部材の他方の後端に前端が一体に連結されていて後端に別体の薬液容器が着脱自在に連結される柔軟な延長チューブと、
    前記管状部材と前記延長チューブとの少なくとも一方に形成されていて液体から気泡を排除する気泡排除手段と、
    を有している薬液注入用具。
  4. 前記延長チューブの後端が二股構造に形成されている請求項1ないし3の何れか一項に記載の薬液注入用具。
  5. 血管に薬液を注入するための薬液注入用具であって、
    前記血管に留置される柔軟で中空の注入針と、
    前記注入針の内部に抜取自在に配置されていて少なくとも前記血管に穿刺される前部が硬質で先鋭な硬質針と、
    1個の前端と2個の後端とを有する二股構造で前記前端が前記注入針の後端に一体に連結されているとともに一方の前記後端に前記硬質針の後端が配置されている硬質で中空の管状部材と、
    この管状部材の他方の後端に前端が一体に連結されている柔軟な延長チューブと、
    この延長チューブの後端に一体に連結されていて前記薬液が充填されている薬液容器と、
    を有しており、
    前記管状部材と前記延長チューブと前記薬液容器との内部に前記薬液が充填されている薬液注入用具。
  6. 血管に薬液を注入するための薬液注入用具であって、
    前記血管に留置される柔軟で中空の注入針と、
    前記注入針の内部に抜取自在に配置されていて少なくとも前記血管に穿刺される前部が硬質で先鋭な硬質針と、
    1個の前端と2個の後端とを有する二股構造で前記前端が前記注入針の後端に一体に連結されているとともに一方の前記後端に前記硬質針の後端が配置されている硬質で中空の管状部材と、
    この管状部材の他方の後端に前端が一体に連結されている柔軟な延長チューブと、
    この延長チューブの後端に一体に連結されていて前記薬液が充填されている薬液容器と、
    を有しており、
    前記管状部材と前記延長チューブとの内部に生理食塩水が充填されている薬液注入用具。
  7. 血管に薬液を注入するための薬液注入用具であって、
    前記血管に留置される柔軟で中空の注入針と、
    前記注入針の内部に抜取自在に配置されていて少なくとも前記血管に穿刺される前部が硬質で先鋭な硬質針と、
    1個の前端と2個の後端とを有する二股構造で前記前端が前記注入針の後端に一体に連結されているとともに一方の前記後端に前記硬質針の後端が配置されている硬質で中空の管状部材と、
    この管状部材の他方の後端に前端が一体に連結されている柔軟な延長チューブと、
    この延長チューブの後端に一体に連結されていて前記薬液が充填されている薬液容器と、
    前記管状部材と前記延長チューブとの少なくとも一方に形成されていて液体から気泡を排除する気泡排除手段と、
    を有している薬液注入用具。
  8. 前記延長チューブの後端が二股構造に形成されていて前記薬液として造影剤が充填されている造影シリンジと生理食塩水が充填されている生食シリンジとが前記薬液容器として個々に一体に連結されている請求項5ないし7の何れか一項に記載の薬液注入用具。
  9. 血管に薬液を注入するための薬液注入用具であって、
    常温では硬質となり体温では柔軟となる材料で形成されていて前記血管に留置される中空の注入針と、
    前端が前記注入針の後端に一体に連結されている硬質で中空の管状部材と、
    この管状部材の後端に前端が一体に連結されていて後端に別体の薬液容器が着脱自在に連結される柔軟な延長チューブと、
    を有しており、
    前記注入針と前記管状部材と前記延長チューブとの内部に前記薬液が充填されている薬液注入用具。
  10. 血管に薬液を注入するための薬液注入用具であって、
    常温では硬質となり体温では柔軟となる材料で形成されていて前記血管に留置される中空の注入針と、
    前端が前記注入針の後端に一体に連結されている硬質で中空の管状部材と、
    この管状部材の後端に前端が一体に連結されていて後端に別体の薬液容器が着脱自在に連結される柔軟な延長チューブと、
    を有しており、
    前記注入針と前記管状部材と前記延長チューブとの内部に生理食塩水が充填されている薬液注入用具。
  11. 血管に薬液を注入するための薬液注入用具であって、
    常温では硬質となり体温では柔軟となる材料で形成されていて前記血管に留置される中空の注入針と、
    前端が前記注入針の後端に一体に連結されている硬質で中空の管状部材と、
    この管状部材の後端に前端が一体に連結されていて後端に別体の薬液容器が着脱自在に連結される柔軟な延長チューブと、
    前記管状部材と前記延長チューブとの少なくとも一方に形成されていて液体から気泡を排除する気泡排除手段と、
    を有している薬液注入用具。
  12. 前記延長チューブの後端が二股構造に形成されている請求項9ないし11の何れか一項に記載の薬液注入用具。
  13. 血管に薬液を注入するための薬液注入用具であって、
    常温では硬質となり体温では柔軟となる材料で形成されていて前記血管に留置される中空の注入針と、
    前端が前記注入針の後端に一体に連結されている硬質で中空の管状部材と、
    この管状部材の後端に前端が一体に連結されている柔軟な延長チューブと、
    この延長チューブの後端に一体に連結されていて前記薬液が充填されている薬液容器と、
    を有しており、
    前記注入針と前記管状部材と前記延長チューブとの内部に前記薬液が充填されている薬液注入用具。
  14. 血管に薬液を注入するための薬液注入用具であって、
    常温では硬質となり体温では柔軟となる材料で形成されていて前記血管に留置される中空の注入針と、
    前端が前記注入針の後端に一体に連結されている硬質で中空の管状部材と、
    この管状部材の後端に前端が一体に連結されている柔軟な延長チューブと、
    この延長チューブの後端に一体に連結されていて前記薬液が充填されている薬液容器と、
    を有しており、
    前記注入針と前記管状部材と前記延長チューブとの内部に生理食塩水が充填されている薬液注入用具。
  15. 血管に薬液を注入するための薬液注入用具であって、
    常温では硬質となり体温では柔軟となる材料で形成されていて前記血管に留置される中空の注入針と、
    前端が前記注入針の後端に一体に連結されている硬質で中空の管状部材と、
    この管状部材の後端に前端が一体に連結されている柔軟な延長チューブと、
    この延長チューブの後端に一体に連結されていて前記薬液が充填されている薬液容器と、
    前記管状部材と前記延長チューブとの少なくとも一方に形成されていて液体から気泡を排除する気泡排除手段と、
    を有している薬液注入用具。
  16. 前記延長チューブの後端が二股構造に形成されていて前記薬液として造影剤が充填されている造影シリンジと生理食塩水が充填されている生食シリンジとが前記薬液容器として個々に一体に連結されている請求項13ないし15の何れか一項に記載の薬液注入用具。
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