JPWO2004108192A1 - 薬液供給制御方法、その方法に使用する薬液供給制御装置及びその装置を用いた薬液投与セット - Google Patents
薬液供給制御方法、その方法に使用する薬液供給制御装置及びその装置を用いた薬液投与セット Download PDFInfo
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Abstract
Description
又、同時に患者がCTスキャナーやMRIスキャナー等の内部にいる場合、血液の逆流を確認しづらいという問題もあった。
尚、ハウジングに、スプールの軸心方向一端面と対向し、この端面との間が作動用流入部とされる対向部が形成されており、薬液の圧力が設定圧力以上の場合に、薬液供給停止手段が、薬液供給手段又は注射ラインの薬液を作動用流入部に供給して、スプールを軸心方向に摺動させ、これにより、薬液供給手段から注射ラインへの薬液の供給を停止させることもある。
又、スプールに係脱自在に係合された操作手段を使用し、注射ラインに液体を満たした状態で、操作手段によりスプールに軸心方向の操作力を作用させ、これにより、注射ラインが開放状態の場合には、スプールが摺動して、注射ライン内の液体がハウジング内に吸引され、注射ラインが閉鎖状態の場合には、スプールが摺動せず、スプールと操作手段の係合が解除されることもある。
更に、注射ラインが開放状態の場合に、注射ライン内の液体が、スプールにおける、操作方向とは反対側の端面とハウジング間に吸引されることもある。
本発明の薬液供給制御装置の特徴とするところは、(a)薬液供給手段と注射ライン間に介装されたハウジングと、(b)ハウジング内に軸心方向に摺動自在に備えられ、軸心方向の摺動により、薬液供給手段と注射ラインを断続自在に接続するスプールと、(c)薬液供給停止手段及び/又は不具合報知手段を有し、薬液供給停止手段は、注射ラインが閉鎖状態の場合及び/又は薬液の圧力が設定圧力以上の場合に薬液供給手段から注射ラインへの薬液の供給を停止させる手段とされ、不具合報知手段は、薬液供給手段から注射ラインへの薬液供給に関する不具合を報知する手段とされた点にある。
尚、ハウジングに、スプールの軸心方向一端面と対向し、この端面との間が作動用流入部とされる対向部が形成され、薬液供給停止手段が、作動時に、薬液供給手段又は注射ラインの薬液を作動用流入部に供給して、スプールを軸心方向に摺動させることもある。
又、ハウジングに、(a)スプール孔と、(b)薬液供給手段からの薬液をスプール孔内に流入させる流入ポートと、(c)スプール孔内の薬液を注射ラインに流出させる流出ポートが形成され、スプール孔内に、流入ポートと流出ポートを断続自在に接続するスプールが軸心方向に摺動自在に備えられ、流入ポートと流出ポートの接続時において、薬液の圧力が上昇した際に、この圧力により、スプールを摺動させて、流入ポートと流出ポートの接続を遮断する薬液供給停止手段が備えられることもある。
更に、スプールが、軸心方向に離間した一対のランドを有し、両ランド間が、流入ポートと流出ポートを接続するグルーブとされ、薬液供給停止手段が、スプールに形成されて、グルーブと作動用流入部を連通させる流路とされることもある。
又、薬液供給停止手段が、ハウジングに形成されて、薬液供給手段と作動用流入部を連通させる入口側作動ポートとされることもある。
更に、流入ポートが、入口側作動ポートと兼用とされることもある。
又、薬液供給停止手段が、ハウジングに形成されて、注射ラインと作動用流入部を連通させる出口側作動ポートとされることもある。
更に、流出ポートが、出口側作動ポートと兼用とされることもある。
又、対向部の少なくとも一部が、弾性材料からなる補助部とされることもある。
更に、薬液の圧力が設定圧力以上になった際にのみ、スプールの摺動を許容して、薬液供給手段と注射ラインの接続を遮断する設定手段が備えられることもある。
又、設定手段の設定圧力が調整可能とされることもある。
更に、スプールの操作手段を有し、ハウジングが、(a)スプールが軸心方向に摺動自在に内装されたスプール孔と、(b)薬液供給手段からの薬液をスプール孔内に流入させる流入ポートと、(c)スプールの摺動により、流入ポートと断続自在に接続されて、スプール孔内の薬液を注射ラインに流出させる流出ポートと、(d)注射ラインの薬液を作動用流入部に流入させる作動ポートを有し、スプールと操作手段間に、両者を係脱自在に係合し、スプールを対向部から離間する方向に操作した際において、操作手段の操作力が設定操作力以上になった場合に、上記係合を解除する係合手段が備えられることもある。
又、スプールが、軸心方向に離間し且つスプール孔内に軸心方向に摺動自在に備えられる一対のランドを有し、両ランド間が、流入ポートと流出ポートを接続するグルーブとされることもある。
更に、スプールが、(a)軸心方向に離間して、スプール孔内に軸心方向に摺動自在に備えられた一対の小径ランドと、(b)両小径ランドとスプールの軸心方向他端面間に配設されると共に、小径ランドよりも大径とされて、スプール孔内に軸心方向に摺動自在に備えられる大径ランドを有することもある。
又、両小径ランドと大径ランドが別体とされることもある。
更に、スプールに、薬液供給手段と注射ラインの接続の遮断時に、ハウジングの外部に突出して、上記遮断を報知する報知部が備えられることもある。
又、操作手段が、(a)ハウジングに揺動自在に枢支された梃子と、(b)揺動後の梃子を原位置に復帰させる復帰バネを有し、係合手段が、(i)スプールに形成された周溝と、(ii)梃子に形成され、周溝に弾性変形を介して係脱自在に係合する係合部を有することもある。
更に、梃子が、流入ポートと流出ポートの接続の遮断時に、この遮断を報知する報知部とされることもある。
又、ハウジングに、流出ポートを囲繞する筒状の注射ライン装着部が備えられ、注射ライン装着部に、注射ラインと接続されるルアーロックアダプターが備えられることもある。
更に、ハウジングが、(a)軸心方向に形成され、内部にスプールが軸心方向に摺動自在に備えられるスプール孔と、(b)ハウジングの側部に形成され、スプール孔と連通すると共に、注射ラインと接続される流出ポートを有し、スプールが、(i)薬液供給手段と接続されると共に、作動用流入部と連通する連通路と、(ii)スプールの側部に形成され、連通路及びスプール孔と連通すると共に、スプールの摺動により、流出ポートと断続自在に接続される流入ポートを有することもある。
又、ハウジングが、(a)略筒状とされ、内部がスプール孔とされて、先端部が対向部とされると共に、側壁部に流入ポートが半径方向に形成された第1部材と、(b)軸心方向両方に開口する略筒状とされ、基部側の接続部と、注射ラインと接続される先端部側の注射ライン装着部を有する第2部材を有し、接続部が第1部材に先端側から外嵌固着されて、流入ポートが接続部に内有されると共に、流入ポートが、第1・第2部材の間隙を介して、注射ライン装着部と連通することもある。
更に、注射ライン装着部に、注射ラインと接続されるルアーロックアダプターが備えられることもある。
又、ハウジングが、第1部材の基端部に備えられ、スプールの軸心方向後方側への摺動を規制する蓋体を有することもある。
更に、スプールの外周部に、第1〜第3ランドが、先端部から基端部に向かって、軸心方向に並設され、第1・第2ランド間が、流入ポートと流出ポートの接続の遮断時に、流出ポートと連通する遮断用グルーブとされ、第2・第3ランド間が、流入ポートと、常時、連通すると共に、流入ポートと流出ポートの接続時に、流出ポートと連通する接続用グルーブとされることもある。
又、スプールの外周部における、第3ランドよりも基部側に、第4ランドが備えられ、第3・第4ランド間の距離が、スプールの接続位置と遮断位置間の距離よりも大とされることもある。
更に、スプールに貫通孔が軸心方向に形成されて、スプールの基部が、シリンジのチップが分離可能に装着されるチップ装着部とされると共に、貫通孔の先端部が連通路とされることもある。
又、スプールの摺動に必要な外力の値を設定する設定手段が備えられることもある。
更に、設定手段の設定値が調整可能とされることもある。
又、スプールに、流入ポートと流出ポートの接続の遮断時に、ハウジングの軸心方向後方に突出して、上記遮断を報知する報知部が備えられることもある。
更に、薬液供給手段と流入ポートとの間に、三方活栓機能が備えられることもある。
本発明の薬液投与セットの特徴とするところは、薬液供給制御装置と薬液供給手段を有する点にある。
尚、薬液供給手段が注射用シリンジであることもある。
又、注射用シリンジが薬液充填済みシリンジであることもある。
更に、薬液供給手段が点滴用バッグであることもある。
尚、点滴用バッグが薬液充填済みバッグであることもある。
又、薬液供給手段により供給される薬液が造影剤であることもある。
更に、造影剤がMRI造影剤であることもある。
又、薬液の投与直前に、シリンジのプランジャーを引く必要がないので、スムーズ且つ効率的な医療行為を実現できる。
請求項2、4記載の発明によれば、薬液の注入速度が設定された正規注入速度よりも速くなって、薬液の圧力が設定圧力以上になった場合には、薬液を注入できなくなって、上記状態での薬液の注入を防止でき、患者に大きな負担が掛かることがない。
又、上記異常を手元側で容易に知ることができると共に、この異常を視覚的に確認する必要もない。
請求項11記載の発明によれば、弾性材料から成る補助部により、スプールが遮断位置に摺動することを補助できる。
請求項12及び請求項31記載の発明によれば、流入ポートと流出ポートの接続を遮断する際の薬液の圧力を設定できる。
請求項13及び請求項32記載の発明によれば、流入ポートと流出ポートの接続を遮断する際の薬液の圧力を自由に設定できる。
請求項18記載の発明によれば、スプールを摺動させるための操作力が大となるので、施術者は、操作機構を操作していることをより確実に認識できる。
請求項19記載の発明によれば、スプールを摺動させるための操作力がより大となるので、施術者は、操作機構を操作していることを更により確実に認識できる。
請求項20、請求項21及び請求項33記載の発明によれば、施術者が報知部又は梃子を視認することで、流入ポートと流出ポートの接続が遮断されたことを容易に知ることができる。
[図2]図1の作動状態図である。
[図3]本発明の第2実施例を示す断面図である。
[図4]図3の作動状態図である。
[図5]本発明の第3実施例を示す断面図である。
[図6]図5のスプールの作動状態図である。
[図7]図5の設定機構の作動状態図である。
[図8]本発明の第4実施例を示す断面図である。
[図9]図8の作動状態図である。
[図10]本発明の第5実施例を示す断面図である。
[図11]図10の作動状態図である。
[図12]図10のA−A線矢視断面図である。
[図13]本発明の第6実施例を示す断面図である。
[図14]図13の作動状態図である。
[図15]本発明の第7実施例を示す断面図である。
[図16]図15の作動状態図である。
[図17]本発明の第8実施例を示す正面図である。
[図18]図17の平面図である。
[図19]図17の底面図である。
[図20]図17の左側面図である。
[図21]図17の右側面図である。
[図22]図17の正面断面図である。
[図23]図22の作動状態図である。
[図24]図22の作動状態図である。
[図25]本発明の第9実施例を示す正面断面図である。
[図26]図25の作動状態図である。
[図27]図25の作動状態図である。
[図28]本発明の第10実施例を示す正面断面図である。
[図29]本発明の第11実施例を示す側面図である。
[図30]図29の作動状態図である。
[図31]図29のB−B線矢視断面図である。
[図32]図31のC−C線矢視断面図である。
[図33]図30のD−D線矢視断面図である。
[図34]本発明の第12実施例を示す縦側断面図である。
[図35]本発明の第13実施例を示す側面図である。
[図36]図35の作動状態図である。
[図37]図35のE−E線矢視断面図である。
[図38]図36のF−F線矢視断面図である。
2 スプール
3 操作手段
10,210 スプール孔
11,211 対向部
12,212 流入ポート
13,213 流出ポート
19,17 上側・下側ランド
20,122,220 報知部
21,124,221 作動用流入部
25 グルーブ
26 流路
33 設定機構
40 入口側作動ポート
49 出口側作動ポート
50 補助体
120,118,上側・下側ランド
122 報知部
125 グルーブ
128 周溝
131 梃子
132 復帰用バネ
145,143 上側・下側小径ランド
147 大径ランド
150,149 上側・下側構成体
203,204 第1・第2部材
205 蓋体
208 チップ装着部
209 注射ライン装着部
214 接続部
215 間隙
225 連通路
233 設定機構
241〜244 第1〜第4ランド
245 遮断用グルーブ
246 接続用グルーブ
又、投与ラインに残存する薬液のフラッシュとしての役割は、投与する薬液量が少ない場合、適切な投与量を確保するという観点から重要となる。
Claims (41)
- (a)薬液供給手段と注射ライン間に介装されたハウジングと、
(b)ハウジング内に軸心方向に摺動自在に備えられて、軸心方向の摺動により、薬液供給手段と注射ラインを断続自在に接続するスプールと、
(c)薬液供給手段から注射ラインへの薬液の供給を停止させる薬液供給停止手段及び/又は薬液供給手段から注射ラインへの薬液供給に関する不具合を報知する不具合報知手段
を使用し、
注射ラインが閉鎖状態の場合に、薬液供給停止手段及び/又は不具合報知手段を作動させる薬液供給制御方法。 - ハウジングに、
スプールの軸心方向一端面と対向し、この端面との間が作動用流入部とされる対向部
が形成されており、
薬液の圧力が設定圧力以上の場合に、薬液供給停止手段が、薬液供給手段又は注射ラインの薬液を作動用流入部に供給して、スプールを軸心方向に摺動させ、これにより、薬液供給手段から注射ラインへの薬液の供給を停止させる請求項1記載の薬液供給制御方法。 - (a)薬液供給手段と注射ライン間に介装されたハウジングと、
(b)ハウジング内に軸心方向に摺動自在に備えられ、軸心方向の摺動により、薬液供給手段と注射ラインを断続自在に接続するスプールと、
(c)薬液供給停止手段及び/又は不具合報知手段
を有し、
薬液供給停止手段は、注射ラインが閉鎖状態の場合及び/又は薬液の圧力が設定圧力以上の場合に薬液供給手段から注射ラインへの薬液の供給を停止させる手段とされ、
不具合報知手段は、薬液供給手段から注射ラインへの薬液供給に関する不具合を報知する手段とされた薬液供給制御装置。 - ハウジングに、
スプールの軸心方向一端面と対向し、この端面との間が作動用流入部とされる対向部
が形成され、
薬液供給停止手段が、作動時に、薬液供給手段又は注射ラインの薬液を作動用流入部に供給して、スプールを軸心方向に摺動させる請求項3記載の薬液供給制御装置。 - ハウジングに、
(a)スプール孔と、
(b)薬液供給手段からの薬液をスプール孔内に流入させる流入ポートと、
(c)スプール孔内の薬液を注射ラインに流出させる流出ポート
が形成され、
スプール孔内に、流入ポートと流出ポートを断続自在に接続するスプールが軸心方向に摺動自在に備えられ、
流入ポートと流出ポートの接続時において、薬液の圧力が上昇した際に、この圧力により、スプールを摺動させて、流入ポートと流出ポートの接続を遮断する薬液供給停止手段が備えられた請求項4記載の薬液供給制御装置。 - スプールが、軸心方向に離間した一対のランドを有し、
両ランド間が、流入ポートと流出ポートを接続するグルーブとされ、
薬液供給停止手段が、
スプールに形成されて、グルーブと作動用流入部を連通させる流路
とされた請求項5記載の薬液供給制御装置。 - 薬液供給停止手段が、
ハウジングに形成されて、薬液供給手段と作動用流入部を連通させる入口側作動ポート
とされた請求項5記載の薬液供給制御装置。 - 流入ポートが、入口側作動ポートと兼用とされた請求項7記載の薬液供給制御装置。
- 薬液供給停止手段が、
ハウジングに形成されて、注射ラインと作動用流入部を連通させる出口側作動ポート
とされた請求項5記載の薬液供給制御装置。 - 流出ポートが、出口側作動ポートと兼用とされた請求項9記載の薬液供給制御装置。
- 対向部の少なくとも一部が、弾性材料からなる補助部とされた請求項4〜10の何れかに記載の薬液供給制御装置。
- 薬液の圧力が設定圧力以上になった際にのみ、スプールの摺動を許容して、薬液供給手段と注射ラインの接続を遮断する設定手段
が備えられた請求項4〜11の何れかに記載の薬液供給制御装置。 - 設定手段の設定圧力が調整可能とされた請求項12記載の薬液供給制御装置。
- スプールに係脱自在に係合された操作手段を使用し、
注射ラインに液体を満たした状態で、操作手段によりスプールに軸心方向の操作力を作用させ、これにより、
注射ラインが開放状態の場合には、スプールが摺動して、注射ライン内の液体がハウジング内に吸引され、
注射ラインが閉鎖状態の場合には、スプールが摺動せず、スプールと操作手段の係合が解除される請求項1又は2記載の薬液供給制御方法。 - 注射ラインが開放状態の場合に、注射ライン内の液体が、スプールにおける、操作方向とは反対側の端面とハウジング間に吸引される請求項14記載の薬液供給制御方法。
- スプールの操作手段を有し、
ハウジングが、
(a)スプールが軸心方向に摺動自在に内装されたスプール孔と、
(b)薬液供給手段からの薬液をスプール孔内に流入させる流入ポートと、
(c)スプールの摺動により、流入ポートと断続自在に接続されて、スプール孔内の薬液を注射ラインに流出させる流出ポートと、
(d)注射ラインの薬液を作動用流入部に流入させる作動ポート
を有し、
スプールと操作手段間に、
両者を係脱自在に係合し、スプールを対向部から離間する方向に操作した際において、操作手段の操作力が設定操作力以上になった場合に、上記係合を解除する係合手段
が備えられた請求項4記載の薬液供給制御装置。 - スプールが、軸心方向に離間し且つスプール孔内に軸心方向に摺動自在に備えられる一対のランドを有し、
両ランド間が、流入ポートと流出ポートを接続するグルーブとされた請求項16記載の薬液供給制御装置。 - スプールが、
(a)軸心方向に離間して、スプール孔内に軸心方向に摺動自在に備えられた一対の小径ランドと、
(b)両小径ランドとスプールの軸心方向他端面間に配設されると共に、小径ランドよりも大径とされて、スプール孔内に軸心方向に摺動自在に備えられる大径ランド
を有する請求項16記載の薬液供給制御装置。 - 両小径ランドと大径ランドが別体とされた請求項18記載の薬液供給制御装置。
- スプールに、
薬液供給手段と注射ラインの接続の遮断時に、ハウジングの外部に突出して、上記遮断を報知する報知部
が備えられた請求項3〜13、16〜19の何れかに記載の薬液供給制御装置。 - 操作手段が、
(a)ハウジングに揺動自在に枢支された梃子と、
(b)揺動後の梃子を原位置に復帰させる復帰バネ
を有し、
係合手段が、
(i)スプールに形成された周溝と、
(ii)梃子に形成され、周溝に弾性変形を介して係脱自在に係合する係合部
を有する請求項16〜20の何れかに記載の薬液供給制御装置。 - 梃子が、
流入ポートと流出ポートの接続の遮断時に、この遮断を報知する報知部
とされた請求項21記載の薬液供給制御装置。 - ハウジングに、流出ポートを囲繞する筒状の注射ライン装着部が備えられ、
注射ライン装着部に、注射ラインと接続されるルアーロックアダプターが備えられた請求項5〜13、16〜22の何れかに記載の薬液供給制御装置。 - ハウジングが、
(a)軸心方向に形成され、内部にスプールが軸心方向に摺動自在に備えられるスプール孔と、
(b)ハウジングの側部に形成され、スプール孔と連通すると共に、注射ラインと接続される流出ポート
を有し、
スプールが、
(i)薬液供給手段と接続されると共に、作動用流入部と連通する連通路と、
(ii)スプールの側部に形成され、連通路及びスプール孔と連通すると共に、スプールの摺動により、流出ポートと断続自在に接続される流入ポート
を有する請求項4記載の薬液供給制御装置。 - ハウジングが、
(a)略筒状とされ、内部がスプール孔とされて、先端部が対向部とされると共に、側壁部に流入ポートが半径方向に形成された第1部材と、
(b)軸心方向両方に開口する略筒状とされ、基部側の接続部と、注射ラインと接続される先端部側の注射ライン装着部を有する第2部材
を有し、
接続部が第1部材に先端側から外嵌固着されて、流入ポートが接続部に内有されると共に、流入ポートが、第1・第2部材の間隙を介して、注射ライン装着部と連通する請求項24記載の薬液供給制御装置。 - 注射ライン装着部に、注射ラインと接続されるルアーロックアダプターが備えられた請求項24又は25記載の薬液供給制御装置。
- ハウジングが、
第1部材の基端部に備えられ、スプールの軸心方向後方側への摺動を規制する蓋体を有する請求項25又は26記載の薬液供給制御装置。 - スプールの外周部に、第1〜第3ランドが、先端部から基端部に向かって、軸心方向に並設され、
第1・第2ランド間が、
流入ポートと流出ポートの接続の遮断時に、流出ポートと連通する遮断用グルーブとされ、
第2・第3ランド間が、
流入ポートと、常時、連通すると共に、流入ポートと流出ポートの接続時に、流出ポートと連通する接続用グルーブ
とされた請求項24〜27の何れかに記載の薬液供給制御装置。 - スプールの外周部における、第3ランドよりも基部側に、第4ランドが備えられ、
第3・第4ランド間の距離が、スプールの接続位置と遮断位置間の距離よりも大とされた請求項28記載の薬液供給制御装置。 - スプールに貫通孔が軸心方向に形成されて、
スプールの基部が、シリンジのチップが分離可能に装着されるチップ装着部とされると共に、
貫通孔の先端部が連通路とされた請求項24〜29の何れかに記載の薬液供給制御装置。 - スプールの摺動に必要な外力の値を設定する設定手段が備えられた請求項24〜30の何れかに記載の薬液供給制御装置。
- 設定手段の設定値が調整可能とされた請求項31記載の薬液供給制御装置。
- スプールに、
流入ポートと流出ポートの接続の遮断時に、ハウジングの軸心方向後方に突出して、上記遮断を報知する報知部
が備えられた請求項24〜32の何れかに記載の薬液供給制御装置。 - 薬液供給手段と流入ポートとの間に、三方活栓機能が備えられた請求項5〜13、16〜33の何れかに記載の薬液供給制御装置。
- 請求項3〜13、16〜34の何れかに記載の薬液供給制御装置と薬液供給手段を有する薬液投与セット。
- 薬液供給手段が注射用シリンジである請求項35記載の薬液投与セット。
- 注射用シリンジが薬液充填済みシリンジである請求項36記載の薬液投与セット。
- 薬液供給手段が点滴用バッグである請求項35記載の薬液投与セット。
- 点滴用バッグが薬液充填済みバッグである請求項38記載の薬液投与セット。
- 薬液供給手段により供給される薬液が造影剤である請求項35〜39の何れかに記載の薬液投与セット。
- 造影剤がMRI造影剤である請求項40記載の薬液投与セット。
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