JP2005184893A - 洞道用ケーブル支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量にして耐食性・耐久性に優れ、維持・管理が容易な洞道用ケーブル支持具を提供する。
【解決手段】洞道用ケーブル支持具1を、ガラス繊維強化プラスチックをもって断面形状がコの字形に形成され、所定の位置にアンカーボルトの挿入孔11が開設された柱状の支持本体2と、鉄鋼材料をもって断面形状がコの字形に形成され、前記支持本体2に着脱可能に取り付けられる1乃至複数個の支持金物3と、鉄鋼材料をもって棒状に形成され、一端が前記支持金物3に着脱可能に取り付けられるケーブル保持金物4とから構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、洞道(トンネル)内に配線されるケーブル類を支持するための洞道用ケーブル支持具に係り、特に、耐腐食性の改善手段に関する。
近年、都市部においては、電柱をなくして街並みの美観を改善するため、電力線や電話線等のケーブル類を地下に設けられた共同溝等の洞道内に配線するようになってきている。洞道内にはケーブル類を懸架するための洞道用ケーブル支持具が所要の間隔を隔てて多数設置されており、ケーブル類が直接洞道の壁面に触れて地下水等により腐食されないようになっている。
従来より、この種の洞道用ケーブル支持具としては、図8に示すように、鉄製のアングル材をもって形成された固定アングルAと、鉄製のボックス状構造物をもって形成された支持アームBと、当該支持アームBの一端に設けられた取付ブラケットC1,C2とからなるものが知られている(特許文献1参照。)。
固定アングルAは、洞道の内壁に備えられた図示しないアンカーボルトに締結され、洞道内に鉛直に設置される。一方、支持アームBは、取付ブラケットC1,C2の隙間に固定アングルAの一辺を挿入し、固定アングルAに開設されたボルト貫通孔Dと取付ブラケットC1,C2に開設されたボルト貫通孔Eとに図示しないボルトを貫通し、ナットを締結することによって固定アングルAに着脱自在に取り付けられる。
特開平11−220827号公報
前記固定アングルA、支持アームB、取付ブラケットC1,C2及びボルト・ナットには防錆用のめっき処理が施されており、一応の耐用命数の延長が図られているが、めっき膜はボルト・ナットの締結作業時に剥がれやすく、その剥離部から母材の腐食が進行するので、完全な腐食対策とは言い難い。
このため、従来の洞道用ケーブル支持具を使用した場合においては、定期的な点検と交換とが不可欠であり、洞道用ケーブル支持具の維持・管理に多大な労力と費用を要するという問題がある。即ち、洞道の底部には雨水や壁面からの浸出水等の水が溜まりやすく、固定アングルAの下部が腐食されやすいが、一部のみが腐食によって損傷した場合にも洞道用ケーブル支持具の崩落を防止するためには全体を交換しなくてはならず、洞道用ケーブル支持具の維持・管理に多大な労力と費用が必要になる。特に、塩害の影響を受ける洞道においては、1年前後で腐食が始まるので、その労力と費用とは甚大なものになる。
また、従来の洞道用ケーブル支持具は、上述したように鉄製の部材をもって構成されているので大重量であり、その設置及び撤去に多大な労力を要するという問題もある。
本発明は、かかる従来技術の不備を解決するためになされたものであって、その目的は、軽量にして耐久性に優れ、維持・管理が容易な洞道用ケーブル支持具を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するため、洞道用ケーブル支持具を、ガラス繊維強化プラスチックをもって断面形状がコの字形に形成され、所定の位置にアンカーボルトの挿入孔が開設された柱状の支持本体と、鉄鋼材料をもって断面形状がコの字形に形成され、前記支持本体に着脱可能に取り付けられる1乃至複数個の支持金物と、鉄鋼材料をもって棒状に形成され、一端が前記支持金物に着脱可能に取り付けられるケーブル保持金物とから構成した。
このように、支持本体をガラス繊維強化プラスチックをもって構成すると、支持本体の腐食による劣化を完全に防止することができるので、洞道用ケーブル支持具の耐久性を高めることができ、洞道用ケーブル支持具の維持・管理に要する労力及び費用を軽減することができる。また、支持本体をガラス繊維強化プラスチックをもって構成することにより、洞道用ケーブル支持具を軽量化することができるので、洞道用ケーブル支持具の設置又は撤去に要する労力を軽減することができる。さらに、支持本体に鉄鋼材料からなる支持金物を着脱可能に取り付け、当該支持金物に鉄鋼材料からなるケーブル保持金物を着脱可能に取り付けるので、実用上充分な強度が得られると共に、支持金物又はケーブル保持金物が腐食により劣化した場合には、劣化した支持金物又はケーブル保持金物のみを交換すればよいので、この点からも洞道用ケーブル支持具の維持・管理に要する労力及び費用を軽減することができる。
また、本発明は、前記課題を解決するため、洞道用ケーブル支持具を、鉄鋼材料をもって断面形状がコの字形に形成され、長さ方向の中心線に沿って1乃至複数個のケーブル保持金物取付孔が開設された柱状の支持本体と、ガラス繊維強化プラスチックをもって断面形状がコの字形に形成されると共に所定の位置にアンカーボルトの挿入孔が開設されてなり、前記支持本体の下端部又は上端部若しくは上下両端部に着脱可能に取り付けられる保護部材と、鉄鋼材料をもって断面形状がコの字形に形成され、前記保護部材に着脱可能に取り付けられる1乃至複数個の支持金物と、鉄鋼材料をもって棒状に形成され、一端が前記支持本体及び前記支持金物に着脱可能に取り付けられるケーブル保持金物とから構成した。
鉄鋼材料をもって支持本体を形成した場合、アンカーボルトを介して洞道の壁面と直接接する支持本体の下端部及び上端部が最も腐食されやすい。したがって、支持本体の下端部又は上端部若しくは上下両端部にガラス繊維強化プラスチック製の保護部材を取り付けると、支持本体の腐食による劣化を緩和することができるので、洞道用ケーブル支持具の耐久性を高めることができ、洞道用ケーブル支持具の維持・管理に要する労力及び費用を軽減することができる。また、保護部材を取り付けることにより、鉄鋼材料からなる支持本体の全長を短くすることができるので、洞道用ケーブル支持具の軽量化を図ることができ、洞道用ケーブル支持具の設置又は撤去に要する労力を軽減することができる。
また、本発明は、前記構成の洞道用ケーブル支持具において、前記支持金物と前記ケーブル保持金物とにそれぞれ係合手段を設け、前記支持金物に設けられた係合手段と前記ケーブル保持金物に設けられた係合手段とを係合し合うことにより、前記支持金物に前記ケーブル保持金物を着脱可能に取り付けるという構成にした。
このように、支持金物とケーブル保持金物とをそれぞれに設けられた係合手段を介して着脱可能に取り付けると、ボルト・ナットなどの締結手段を用いる場合に比べて支持金物に対するケーブル保持金物の取り付け及び取り外しを容易化することができるので、洞道用ケーブル支持具の設置、撤去又は部品の交換に要する労力を軽減することができる。
また、本発明は、前記構成の洞道用ケーブル支持具において、前記支持金物に、前記係合手段として、大径部の下方に溝状の小径部が連続的に形成された取付孔を開設すると共に、前記ケーブル保持金物に、前記係合手段として、前記取付孔の大径部に挿入可能なフランジと前記取付孔の小径部に挿入可能な軸部とを形成するという構成にした。
このように、支持金物に開設された取付孔とケーブル保持金物に形成されたフランジ及び軸部とをもって支持金物とケーブル保持金物との係合手段を形成すると、支持金物には取付孔を開設するだけでよく、係合用の部材を溶接する等の手段をとる必要がないので、支持金物の製造コストひいては洞道用ケーブル支持具の製造コストを低減することができる。
本発明の洞道用ケーブル支持具は、支持本体の全部又は一部をガラス繊維強化プラスチックをもって構成したので、支持本体の腐食による劣化を防止又は抑制することができ、洞道用ケーブル支持具の耐久性を高めることができて、洞道用ケーブル支持具の維持・管理に要する労力及び費用を軽減することができる。また、支持本体をガラス繊維強化プラスチックをもって構成することにより、洞道用ケーブル支持具を軽量化することができるので、洞道用ケーブル支持具の設置又は撤去に要する労力を軽減することができる。さらに、支持本体に鉄鋼材料からなる支持金物を着脱可能に取り付け、当該支持金物に鉄鋼材料からなるケーブル保持金物を着脱可能に取り付けるので、実用上充分な強度が得られると共に、支持金物又はケーブル保持金物が腐食により劣化した場合には、劣化した支持金物又はケーブル保持金物のみを交換すればよいので、この点からも洞道用ケーブル支持具の維持・管理に要する労力及び費用を軽減することができる。
以下、本発明に係る洞道用ケーブル支持具の第1例を図1乃至図3に基づいて説明する。図1は第1実施形態に係る洞道用ケーブル支持具の分解斜視図、図2は第1実施形態に係る洞道用ケーブル支持具のケーブル保持金物を省略した正面図、図3は第1実施形態に係る洞道用ケーブル支持具の組立状態を示す断面図である。
図1に示すように、本例の洞道用ケーブル支持具1は、洞道内に鉛直に設定される支持本体2と、当該支持本体2に着脱可能に取り付けられる1乃至複数個の支持金物3と、一端が当該支持金物3に着脱可能に取り付けられるケーブル保持金物4と、支持本体2に支持金物3を取り付けるためのボルト5及びナット6とから構成されている。
支持本体2は、ガラス繊維強化プラスチックからなり、図1に示すように、断面形状がコの字形の柱状に形成されている。この支持本体2の主面部2aには、少なくとも上端部及び下端部を含む所要の位置に、洞道の壁面に設置された図示しないアンカーボルトの挿入孔11が開設されると共に、側面部2bには、支持金物3を取り付けるためのボルト貫通孔12が所定の間隔で開設されている。
支持金物3は、防錆用のめっきが施された鉄鋼材料からなり、図1に示すように、その断面形状が支持本体2よりも短尺のコの字形に形成されている。この支持金物3の主面部3aには、大径部13aの下方に溝状の小径部13bが連続的に形成されたいわゆるだるま孔と呼ばれる取付孔13が開設される。また、側面部3bには、前記支持本体2に開設されたボルト貫通孔12と対応する位置に2個を1組とする2組のボルト貫通孔14が所定の間隔で開設されている。
ケーブル保持金物4は、防錆用のめっきが施された鉄鋼材料からなり、図1に示すように、棒状に形成されていて、その一端には小径の軸部15を介して大径のフランジ16が形成されている。軸部15は、前記支持金物3に開設された取付孔13の小径部13b内に挿入可能な直径に形成され、フランジ16は、前記支持金物3に開設された取付孔13の大径部13aに挿入可能な直径に形成されている。
ボルト5及びナット6は、防錆用のめっきが施された鉄鋼材料をもって形成されている。ボルト5の直径及び長さは、ボルト貫通孔12,14に貫通可能で支持本体2と支持金物3とを締結可能な直径及び長さに形成される。
本例の洞道用ケーブル支持具1は、以下の手順で組み立てられる。即ち、先ず支持本体2に開設された挿入孔11に洞道の壁面に設定された図示しないアンカーボルトを挿入し、当該アンカーボルトに図示しないナットで締結して、支持本体2を洞道内に鉛直に設定する。次に、図2及び図3に示すように、支持本体2の主面部2aと支持金物3の主面部3aとを対向に配置し、かつ支持金物3の主面部3aに開設された取付孔13の小径部13bを下向きにして、支持本体2の側面部2bに開設されたボルト貫通孔12と支持金物3の側面部3bに開設されたボルト貫通孔14とを合致し、合致された各ボルト貫通孔12,14にボルト5を貫通する。しかる後に、ボルト5の先端部にナット6を螺合し、支持本体2に対して支持金物3を固定する。最後に、支持金物3の主面部3aに開設された取付孔13の大径部13aにケーブル保持金物4の一端に形成されたフランジ16及び軸部15を挿入し、ケーブル保持金物4を下方に移動して軸部15を取付孔13の小径部13bに挿入する。
本例の洞道用ケーブル支持具1は、支持本体2をガラス繊維強化プラスチックをもって構成したので、支持本体2の腐食による劣化を完全に防止することができ、洞道用ケーブル支持具1の耐久性を高めることができて、洞道用ケーブル支持具1の維持・管理に要する労力及び費用を軽減することができる。また、支持本体2をガラス繊維強化プラスチックをもって構成することにより、洞道用ケーブル支持具1を軽量化することができるので、洞道用ケーブル支持具1の設置又は撤去に要する労力を軽減することができる。さらに、支持本体2に鉄鋼材料からなる支持金物3を着脱可能に取り付け、当該支持金物3に鉄鋼材料からなるケーブル保持金物4を着脱可能に取り付けるので、実用上充分な強度が得られると共に、支持金物3又はケーブル保持金物4が腐食により劣化した場合には、劣化した支持金物3又はケーブル保持金物4のみを交換すればよいので、この点からも洞道用ケーブル支持具1の維持・管理に要する労力及び費用を軽減することができる。また、本例の洞道用ケーブル支持具1は、支持金物3とケーブル保持金物4とを係合手段を介して着脱可能に取り付けるので、ボルト・ナットなどの締結手段を用いる場合に比べて支持金物に対するケーブル保持金物の取り付け及び取り外しを容易化することができ、洞道用ケーブル支持具の設置、撤去又は部品の交換に要する労力を軽減することができる。また、本例の洞道用ケーブル支持具1は、支持金物3に開設された取付孔13とケーブル保持金物4に形成されたフランジ16及び軸部15とをもって支持金物3とケーブル保持金物4との係合手段を形成するので、支持金物3には取付孔13を開設するだけでよく、係合用の部材を溶接する等の手段をとる必要がないことから、支持金物3の製造コストひいては洞道用ケーブル支持具1の製造コストを低減することができる。
次に、本発明に係る洞道用ケーブル支持具の第2例を図4乃至図7に基づいて説明する。図4は第2実施形態に係る洞道用ケーブル支持具の分解斜視図、図5は第2実施形態に係る洞道用ケーブル支持具のケーブル保持金物を省略した正面図、図6は第2実施形態に係る洞道用ケーブル支持具の組立状態を示す図5のA部に相当する部分の断面図、図7は第2実施形態に係る洞道用ケーブル支持具の組立状態を示す図5のB部に相当する部分の断面図である。
図4に示すように、本例の洞道用ケーブル支持具21は、洞道内に鉛直に設定される支持本体22と、当該支持本体22の下端部に取り付けられる第1保護部材23と、当該支持本体22の上端部に取り付けられる第2保護部材24と、第1保護部材23に着脱可能に取り付けられる支持金物3と、一端が前記支持本体22及び前記支持金物3に着脱可能に取り付けられるケーブル保持金物4と、支持本体22と第1及び第2の保護部材23,24並びに第1保護部材23と支持金物3とを締結するためのボルト5及びナット6とから構成されている。
支持本体22は、防錆用のめっきが施された鉄鋼材料からなり、図4に示すように、断面形状がコの字形の柱状に形成されている。この支持本体22の主面部22aには、長さ方向の中心線に沿って大径部30aの下方に溝状の小径部30bが連続的に形成されたいわゆるだるま孔と呼ばれる取付孔30が開設されると共に、前記アンカーボルトを挿入するための挿入孔31が開設される。また、側面部22bには、第1保護部材23及び第2保護部材24を取り付けるための2個を1組とする合計4組のボルト貫通孔32が所定の間隔で開設されている。
第1保護部材23は、ガラス繊維強化プラスチックからなり、図4に示すように、その断面形状がコの字形に形成されている。この第1保護部材23の主面部23aには、前記アンカーボルトを挿入するための挿入孔33が開設され、側面部23bには、支持本体22に連結するためのボルト貫通孔34と支持金物3を取り付けるためのボルト貫通孔35とが所定の間隔で開設されている。
第2保護部材24は、ガラス繊維強化プラスチックからなり、図4に示すように、その断面形状がコの字形に形成されている。この第2保護部材24の主面部24aには、前記アンカーボルトを挿入するための挿入孔36が開設され、側面部24bには、支持本体22に連結するためのボルト貫通孔37が所定の間隔で開設されている。
その他、支持金物3、ケーブル保持金物4、ボルト5及びナット6については、第1実施形態に係る洞道用ケーブル支持具と同じであるので、説明を省略する。
本例の洞道用ケーブル支持具21は、以下の手順で組み立てられる。即ち、先ず図5に示すように、支持本体22の主面部22aと第1保護部材23の主面部23aとを対向に配置し、支持本体22の側面部22bに開設されたボルト貫通孔32と第1保護部材23の側面部23bに開設された34とを合致し、合致された各ボルト貫通孔32,34にボルト5を貫通した後、ボルト5の先端部にナット6を螺合して、支持本体22の下端部に第1保護部材23を取り付ける。次に、支持本体22の主面部22aと第2保護部材24の主面部24aとを対向に配置し、支持本体22の側面部22bに開設されたボルト貫通孔32と第2保護部材24の側面部24bに開設されたボルト貫通孔37とを合致し、合致された各ボルト貫通孔32,37にボルト5を貫通した後、ボルト5の先端部にナット6を螺合して、支持本体22の上端部に第2保護部材24を取り付ける。次に、支持本体22の主面22aに開設された挿入孔31、第1保護部材23の主面23aに開設された挿入孔33、第2保護部材24の主面24aに開設された挿入孔36に洞道の壁面に設定された図示しないアンカーボルトを挿入し、当該アンカーボルトに図示しないナットで締結して、支持本体22を洞道内に鉛直に設定する。このとき、支持本体22の主面22aに開設された取付孔30の小径部30bを下向きにする。次に、支持本体22の主面部22aと支持金物3の主面部3aとを対向に配置し、かつ当該主面部3aに開設された取付孔13の小径部13bを下向きにして、第1保護部材23の側面部23bに開設されたボルト貫通孔35と支持金物3の側面部3bに開設されたボルト貫通孔14とを合致し、合致された各ボルト貫通孔35,14にボルト5を貫通した後、ボルト5の先端部にナット6を螺合して、第1保護部材23に支持金物3を固定する。最後に、図6及び図7に示すように、支持本体22の主面部22aに開設された取付孔30及び支持金物3の主面部3aに開設された取付孔13にケーブル保持金物4を係合する。
本例の洞道用ケーブル支持具21も、第1実施形態に係る洞道用ケーブル支持具1と同様の効果を有する。
なお、前記第2実施形態においては、支持本体22の下端部及び上端部の双方に保護部材23,24を取り付けたが、最も腐食されやすい支持本体22の下端部又は上端部のいずれかにのみガラス繊維強化プラスチック製の保護部材を取り付けることもできる。
第1実施形態に係る洞道用ケーブル支持具の分解斜視図である。 第1実施形態に係る洞道用ケーブル支持具のケーブル保持金物を省略した正面図である。 第1実施形態に係る洞道用ケーブル支持具の組立状態を示す断面図である。 第2実施形態に係る洞道用ケーブル支持具の分解斜視図である。 第2実施形態に係る洞道用ケーブル支持具のケーブル保持金物を省略した正面図である。 第2実施形態に係る洞道用ケーブル支持具の組立状態を示す図5のA部に相当する部分の断面図である。 第2実施形態に係る洞道用ケーブル支持具の組立状態を示す図5のB部に相当する部分の断面図である。 従来例に係る洞道用ケーブル支持具の要部斜視図である。
符号の説明
1,21 洞道用ケーブル支持具
2、22 支持本体
3 支持金物
4 ケーブル保持金物
5 ボルト
6 ナット
13 ケーブル保持金物取付孔
15 軸部
16 フランジ
23,24 保護部材

Claims (4)

  1. ガラス繊維強化プラスチックをもって断面形状がコの字形に形成され、所定の位置にアンカーボルトの挿入孔が開設された柱状の支持本体と、鉄鋼材料をもって断面形状がコの字形に形成され、前記支持本体に着脱可能に取り付けられる1乃至複数個の支持金物と、鉄鋼材料をもって棒状に形成され、一端が前記支持金物に着脱可能に取り付けられるケーブル保持金物とからなることを特徴とする洞道用ケーブル支持具。
  2. 鉄鋼材料をもって断面形状がコの字形に形成され、長さ方向の中心線に沿って1乃至複数個のケーブル保持金物取付孔が開設された柱状の支持本体と、ガラス繊維強化プラスチックをもって断面形状がコの字形に形成されると共に所定の位置にアンカーボルトの挿入孔が開設されてなり、前記支持本体の下端部又は上端部若しくは上下両端部に着脱可能に取り付けられる保護部材と、鉄鋼材料をもって断面形状がコの字形に形成され、前記保護部材に着脱可能に取り付けられる1乃至複数個の支持金物と、鉄鋼材料をもって棒状に形成され、一端が前記支持本体及び前記支持金物に着脱可能に取り付けられるケーブル保持金物とからなることを特徴とする洞道用ケーブル支持具。
  3. 前記支持金物と前記ケーブル保持金物とにそれぞれ係合手段を設け、前記支持金物に設けられた係合手段と前記ケーブル保持金物に設けられた係合手段とを係合し合うことにより、前記支持金物に前記ケーブル保持金物を着脱可能に取り付けることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の洞道用ケーブル支持具。
  4. 前記支持金物に、前記係合手段として、大径部の下方に溝状の小径部が連続的に形成された取付孔を開設すると共に、前記ケーブル保持金物に、前記係合手段として、前記取付孔の大径部に挿入可能なフランジと前記取付孔の小径部に挿入可能な軸部とを形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の洞道用ケーブル支持具。
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