JP2005184766A - 3d櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法 - Google Patents

3d櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】モーション検出方法を開示。
【解決手段】サンプリングされたデータFmx,yが獲得され、複合ビデオ信号のサンプリング後に一時的に記憶され、Fmx,yは信号内のm番目フレームのx番目行でのy番目ピクセルのサンプリングデータを表しm、x、yは0以上の正整数。Fm+1x,y、Fmx,y、Fm-1x,y、Fm-2x,yを使って信号の運動/静止状態を判断。Y/Cの未分離の信号に従ってモーション検出を実行するのでモーションレベルを正確に判断可能。
【選択図】 図4

Description

本発明はモーション検出の方法に関し、さらに詳細にはNTSCまたはPALの3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法に関する。
今日の現代生活においては、外出せずに自宅にいながらにして情報の受け取りを享受することは一般的なことである。1つの例は、自宅にいながらにして見ることができる美しい景色、ニュース、ドラマ、映画、トークショー、及び他の娯楽ショーなどの映像をテレビ局が送信できるテレビ(TV)システムである。他の例は、監視カメラにより撮影される映像をディスプレイ画面に表示することを介して状況のモニタリングを可能にする地域社会監視システムである。前述されたビデオシステムはさまざまな機能および目的をサポートしているが、ビデオ信号はすべてのケースにおいて送信者から受信者へ送信されるのを必要とされる。
色はR、G、Bのトリカラー(三色)から構成されている。したがって、ビデオ映像を送信するために、送信者はR、G、Bカラーデータを送出する前に電気信号に変換しなければならない。しかしながら、伝送帯域幅は限られているので、伝送帯域幅の制限を克服するために特殊な方法が使用されてR、G、Bカラーデータがルマデータとクロマデータとに変換される。例えば、Y(ルマ)、U(クロマ)、V(クロマ)データはR、G、Bデータから変換されたルマデータおよびクロマデータの例の1つである。R、G、BデータとY、U、Vデータとの関係は、Y=0.299R+0.587G+0.114B;U=0.493(B−Y);V=0.877(R−Y)である。そこでは、Yの方程式におけるR、G、Bの重み付けはR、G、Bのトリカラーに対する人間の目の知覚レベルを表している。UとVは、ルマがそれから除かれたB(青)とR(赤)をそれぞれ表している。白色光(つまり、R=G=B)に関しては、そのUとVはすべて0に等しい(つまり、それが意味していることは、白色光には色収差がないことである)。
信号が送信されるとき、クロマデータは最初にサブキャリヤ上で変調され、次にルマデータと混合されなければならない。例えば、全国テレビジョン方式委員会(NTSC)によって定められたNTSC方式では、信号送信前に、Y、U、VデータはY+U*sin(t)+V*cos(t)として複合ビデオ信号に変調される。その変調信号は=2 *Fscであり、Fscはサブキャリヤ信号の周波数である。さらに、PAL(Phase Alternating Line)方式はまたヨーロッパTV方式として有効であり、Y、U、Vデータは逆位相ライン単位方法(inverse-phase line-by-line method)で変調される。PAL方式がフレームの各行のY、U、Vデータを変調するために使用されるとき、Y+U*sin(t)+V*cos(t)またはY+U*sin(t)−V*cos(t)の変調方法はインタリーブ使用される。言い換えると、Y、U、Vデータが1つの行でY+U*sin(t)+V*cos(t)で変調される場合、Y、U、Vデータは次の行でY+U*sin(t)−V*cos(t)で変調されなければならない。
複合ビデオ信号内のデータは、受信機が複合ビデオ信号を受信した後にサンプリングされる。櫛形フィルタがFscの4倍の周波数で複合ビデオ信号をサンプリングし、したがってNTSCの各行には910個のサンプルポイントがあるが、PALの各行には1135個のサンプルポイントがあることは普通である。NTSCの各フレームには525行あるため、910*525=477750個のサンプルポイントがある。加えて、PALの各フレームには625行あるため、合計1135*625+4=709379個のサンプルポイントがある。フレーム全体のサンプルポイントは行の倍数ではないため、位相エラーの様々なレベルが、異なるサンプリングのポイントで発生している。
一般的には、TVデコーダ技術の最も困難な部分はY/C分離である。Y/C分離の影響はAVデコーダの復号特性に著しい衝撃を与える。したがって、高画質を必要とする最新の適用環境では、3D櫛形フィルタは一般的にはY/C分離を実行するために使用される。
3D櫛形フィルタリングが複合ビデオ信号で実行される前に、複合ビデオ信号は最初に位相角90度ごとにサンプリングされなければならない。NTSC方式に関しては、サンプル位相がそれぞれ0、0.5π、π、及び1.5πに等しいときに、Y+V、Y+U、Y−V、Y−Uが獲得される。図1は、NTSCシステムのフレームのサンプリング結果(部分的)を示す概略的な図である。図1を参照すると、図中のY軸はフレーム内の行の位置xを表し、X軸は行内のピクセルの位置yを示す。2つのサンプリングデータがそれぞれそれらの隣接するフレームに属し同じ対応位置上にある場合、それらの間には477750個(余り2を加えた4の倍数の数)のサンプルポイントがあるため、これらの2つの位置の間の位相差は正確に180度である。図中のY軸がフレームのシーケンス数mとして部分的に変更される(一方、Y軸は時間軸である)場合には、図1は前述された隣接フレームのサンプリング関係を記述するために使用可能である。
NTSC方式と比較されると、PAL方式は、1つのフレーム中に709379個(余り3を加えた4の倍数の数)のサンプルポイントがあるという点で、もう少し複雑である。それらはすべて同じ対応する位置にあるが、過去のフレームでサンプリングされたデータがY+Uである場合、次のフレームでサンプリングされるデータはY+Vであり、別の次のフレームでサンプリングされるデータはY−Uである。図2−aは、サンプル位相がそれぞれ0、0.5π、π、及び1.5πに等しいときPALシステム内のフレームのサンプリング結果(部分的)を示す概略的な図である。図2−aを参照すると、図中のY軸は、フレーム内の行の位置xを表し、X軸は行内のピクセルの位置yを表している(Y軸は連続的なフレームの関係も表している)。しかしながら、このような装置は櫛形フィルタリングを実現するのを困難にするため、サンプル位相を45度シフトするのが普通である。言い換えると、データは、サンプル位相がそれぞれ0.25π、0.75π、1.25π、及び1.75πに等しいときにサンプリングされる。図2−bは、サンプル位相がそれぞれ0.25π、0.75π、1.25π、及び1.75πに等しいとき、PALシステムでのフレームについてサンプリング結果(部分的)を示す概略的な図である。図2−bを参照すると、図中のY軸はフレーム中の行の位置xを表し、X軸はその行のピクセルの位置yを表している(Y軸は連続フレームの関係性も表している)。そこでは、A=0.707(U+V)、及びB=0.707(U−V)である。
PAL信号の処理中、PALフレーム中には1135の倍数ではなく、625の倍数でもない1135*625+4個のポイントがある。したがって、各行に1135個のポイントがあることに基づいてサンプリングが実行されるときにエラーが発生し、エラーが625行について蓄積された後にエラーの4ピクセルが形成される。通常、このようなエラーの4ピクセルは625行上で均等に分配されるため、各行が4/625ピクセルだけシフトされる。したがって、各サンプルポイントの位相は正確に0.25π、0.75π、1.25π、及び1.75πではなく、代わりに小さな位相角差が存在することは普通である。PALシステムの変調方法は、Y+U*sin(ωt)+V*cos(ωt)またはY+U*sin(ωt)−V*cos(ωt)である。ωtが(0.25π+δ)、(0.75π+δ)、(1.25π+δ)、及び(1.75π+δ)(δは位相角差)であると仮定すると、その時に、sin(0.25π+δ)=sin(0.25π)cos(δ )+cos(0.25π)sin(δ)=0.707(cosδ+sinδ)=0.707(1+e0);cos(0.25π+δ)=cos(0.25π)cos(δ)−sin(0.25π)sin(δ)=0.707(cosδ−sinδ)=0.707(1−e0)であるので、Y+U*sin(ωt)+V*cos(ωt)=Y+0.707(U+V+e0(U−V))=Y+A+eBであり、残りの角度は類推によって推論可能である。最後に、図2−cに示されるような物理サンプリング値が獲得される。そこでは、位相差eA=e0Aであり、位相差eB=e0Bである。図2−cは、サンプル位相がそれぞれ0.25π+δ、0.75π+δ、1.25π+δ、及び1.75π+δであるときにPALシステムでのフレームの物理サンプリング結果(部分的)を示す概略的な図である。図2−cを参照すると、図中のY軸はフレーム内の行の位置xを表し、X軸は行中のピクセルの位置yを表している(Y軸は連続フレームの関係も表している)。
図3−aは従来の3D櫛形フィルタの概略的なブロック図である。図3−aを参照すると、3D櫛形フィルタは、一般的に、フレーム間Y/Cセパレータ310と、フィールド内Y/Cセパレータ(つまり、いわゆる2D櫛形フィルタ)320と、モーション検出器330と、メモリ340と、ミクサ350とを備えている。複合ビデオ信号301はサンプリングされた信号であり、Fm+1は、複合ビデオ信号301が(m+1)番目のフレームの複合ビデオ信号であることを示している。メモリ340は複合ビデオ信号301を一時的に記憶し、複合ビデオ信号302と複合ビデオ信号305とを提供する(Fmはm番目のフレームの複合ビデオ信号を表している)。フィールド内Y/Cセパレータ320は複合ビデオ信号305を受信し、フレームFm内のピクセル間の空間相関関係に従ってY/C分離を実行し、最後に、分離されたビデオ信号321を出力する。
一般的には、モーションビデオ信号のY/C分離は、フィールド内Y/Cセパレータ320により実行される。しかしながら、フィールド内Y/Cセパレータは、静止ビデオ信号の処理時にエッジブラー(edge blur)が生成されるという点で不利である。画質を改善するために、静止ビデオ信号は一般的にはフレーム間Y/Cセパレータ310によって処理される。従来のフレーム間Y/Cセパレータ310は、フレームFm+1とフレームFmとの複合ビデオ信号を同時に受信し、分離されたビデオ信号311を出力できるように、連続するフレームFm-1とフレームFmとにそれぞれ対応するピクセル間の時間相関関係に従ってY/C分離を実行する。モーション検出器330には、複合ビデオ信号301がモーションビデオ信号かまたは静止ビデオ信号かを判断する責任がある。従来のモーション検出器330は、最初に、複合ビデオ信号301と(分離されたビデオ信号321によって提供される)ルマデータ321aとを受信し、次に、そのルマデータ321aと複合ビデオ信号301とを使用して2つのフレームについてルマ差とクロマ差とを計算し、それから、ルマ差とクロマ差とに従ってピクセルの運動状態/静止状態を判断し、最後に、選択信号331を出力する。ミクサ350は、分離されたビデオ信号321または分離されたビデオ信号311を選択し、または、選択信号311に従って所定の割合でそれらを混合し、分離されたビデオ信号351を出力する。
モーション検出器330は3D櫛形フィルタの重要な構成要素である。運動状態が静止状態として誤って判断されると、明らかなエラー映像がそれに従って形成される。そのような場合の大部分が運動状態として判断されるようにそれが余りにも慎重過ぎると、3D効果は大幅に影響を受ける。従来技術のモーション検出方法は、過去のフレームと現在のフレームとのそれぞれのY/C(ルマ/クロマ)値を計算し、これら2つの値の差を比較する。図3−bは従来の3D櫛形フィルタのモーション検出器の概略的なブロック図である。図3−bを参照すると、NTSC方式に関しては、複合ビデオ信号301が低域フィルタ(LPF)360を通過した後に近似ルマデータ332が獲得され、近似ルマデータ332がフレームバッファ391によってフレーム時間分だけ遅延された後に過去のフレームのルマデータ333が獲得される。次に、現在のフレームのルマデータ332が、ルマ差334を獲得できるように、過去のフレームのルマデータ333と比較される。加えて、複合ビデオ信号301が帯域フィルタ(BPF)370を通過し(フィールド内Y/Cセパレータ320によって計算される分離されたビデオ信号321から提供される)ルマデータ321aから減算された後に、クロマデータ336は獲得される。次に、クロマデータ336がフレームバッファ392,393により2つのフレーム時間分だけ遅延された後に、過去の2つのフレームのクロマデータ338は獲得される。現在のフレームのクロマデータ336が過去の2つのフレームのクロマデータ338から減算された後に、クロマ差339は獲得される。検出回路380は、ルマ差334とクロマ差339との間でより大きい数を選択することによりモーションファクタを計算する。
PAL方式に関しては、従来技術のモーション検出方法は、フレームバッファ392,393が4つのフレーム時間分だけクロマデータ336を遅延させるという点を除いて、NTSC方式の方法と類似しており、そのために、他の類似する要素の詳細な説明はここでは省略される。
複合ビデオ信号301の運動状態/静止状態を判断する際に、モーションファクタを所定のしきい値と比較するのは普通である。モーションファクタが明らかにしきい値より大きい場合、それは運動状態にあると判断され、一方、検出回路380はフィールド内Y/Cセパレータ320を選択するために選択信号331を出力する。モーションファクタが明らかにしきい値より小さい場合、それは静止状態にあると判断され、一方、検出回路380は、画質の改善のためにフレーム間Y/Cセパレータ310を選択するように選択信号331を出力する。モーションファクタがしきい値に近い場合、それが運動状態かまたは静止状態かをおおまかに判断することは困難である。したがって、フィールド内Y/Cセパレータ320とフレーム間Y/Cセパレータ310との計算からそれぞれ獲得されるY/Cデータを、この種の曖昧な場合を処理するのに適切な割合で混合することは普通である。したがって、モーションファクタの計算方法が1つに集まらないことが明らかになるほど、曖昧な範囲が大きくなり、3D櫛形フィルタの利点が少なくなる。
従来技術のモーション検出方法では、Y/Cデータは最初にフィールド内Y/C分離方法を使用して計算され、それを過去のフレームのY/Cデータと比較し、次に、比較結果に従って出力される最終のY/Cデータを決定する。したがって、鶏が先か卵が先かの問題が発生する。フィールド内Y/C分離が始めの段階で正確にY/Cデータを分離できる場合、フレーム間Y/C分離は必要とされず、モーションファクタを計算する必要はない。しかしながら、始めの段階で計算されたY/Cデータが正しくない場合、間違ったY/Cデータに基づいて計算されるモーションファクタも正しくない。したがって、その正確さは、間違ったモーションファクタに基づいて最終のY/Cデータが判断される場合に大きく影響を受ける。
それ故に、本発明は、元の(Y/Cがまだ分離されていない)複合ビデオ信号に基づく3D櫛形ビデオデコーダ用のモーション検出方法を提供するものである。
その方法は次の工程を備える。最初に、複数のサンプリングされたデータFmx,yが獲得され、複合ビデオ信号がサンプリングされた後に一時的に記憶され、Fmx,yは複合ビデオ信号の内部のm番目のフレームのx番目の行でのy番目のピクセルのサンプリングされたデータを表し、m、x、yは0またはそれより大きな正の整数である。次に、複合ビデオ信号の運動状態/静止状態を判断するに、Fm+1x,y、Fmx,y、Fm-1x,y、及びFm-2x,yが使用される。
本発明の態様によれば、前述された複合ビデオ信号の運動状態/静止状態を判断する工程はさらに次の工程を備える。最初に、複数の最大差MDx,yを計算して獲得するためにFm+1x,y、Fmx,y、Fm-1x,y、及びFm-2x,yが使用され、MDx,yはx番目の行でのy番目のピクセルの最大差を表す。その次に、複数のモーションファクタMFx,yを獲得できるように無作為に選択された連続的なピクセルの4つの最大差を平均することにより平均が獲得され、MFx,yはx番目の行でのy番目のピクセルのモーションファクタを表す。最終的には、MFx,yは、複合ビデオ信号内におけるx番目の行でのy番目のピクセルの運動状態/静止状態を判断するために検出される。
本発明の態様によれば、複合ビデオ信号がNTSCシステム用の信号であると判断されると、複合ビデオ信号をサンプリングする工程は、信号をサンプリングするために複合ビデオ信号のサブキャリヤ周波数の4倍である周波数を使用し、サブキャリヤ位相が0、0.5π、π、及び1.5πに等しいときに信号は、サンプリングされる。一方、MDx,yは、方程式MDx,y=Max{|Fmx,y−Fm-2x,y|、|Fm+1x,y−Fm-1x,y|}に基づいて計算される。
本発明の態様によれば、複合ビデオ信号がPALシステム用の信号であると判断されると、複合ビデオ信号をサンプリングする工程は、信号をサンプリングするために複合ビデオ信号のサブキャリヤ周波数の4倍である周波数を使用し、サブキャリヤ位相が0.25π、0.75π、1.25π、及び1.75πに等しいときに信号は、サンプリングされる。一方、MDx,yを計算して獲得する工程は次の工程を備える。最初に、複数のルマ差LDxyが計算されて獲得され、LDxyはx番目の行でのy番目のピクセルのルマ差を表し、それは方程式LDx,y=|Fmx,y+Fm-2x,y−Fm+1x,y−Fm-1x,y|に基づいて計算される。それから、複数の中間差IMDxyが計算されて獲得され、IMDxyはx番目の行でのy番目のピクセルの中間差を表し、それは、方程式IMDi,2j-1=Max{|Fm+1i,2j-1−Fm-2i,2j-1|,|Fmi,2j-1−Fm-1i,2j-1|};IMDi2j=Max{|Fm+1i,2j−Fmi,2j|,|Fm-1i,2j−Fm-2i,2j|}に基づいて計算される。その後、MDxyが計算されて獲得され、それは方程式MDxy=a*IMDxy+(1−a)*LDxy に基づいて計算され、aは0より大きくかつ1より小さい実数であり、i,jは正の整数である。
本発明の態様によれば、MFxyを獲得する工程は以下の工程を備える。最初に、最大差AMDxhの複数の平均を獲得できるように、無作為に選択された連続的なピクセルの4つの(MFxyを備える)最大差を平均することにより平均は獲得され、AMDxhはx番目の行でのh番目のピクセルの最大差の平均を表し、hは正の整数である。AMDxhは、方程式:AMDxh=(MDxh+MDxh+1+MDxh+2+MDxh+3)/4に基づいて計算される。次に、モーションファクタMFxyとして最大差の平均から最小が選択され、MFxyはx番目の行でのy番目のピクセルのモーションファクタを表す。MFxyは、MFxy=Min(AMDx,y ,AMDx,y-3、AMDx,y-6、AMDx,y+3)またはMFxy=Min(AMDx,y ,AMDx,y-3)または本発明の趣旨に適合する他の方程式などの方程式によって表現される。
本発明の態様によれば、複合ビデオ信号におけるx番目の行でのy番目のピクセルの運動状態/静止状態を判断するためにMFx,yを検出する工程はさらに以下の工程を備える。最初に、しきい値が提供される。次に、MFx,yがしきい値と比較される。MFx,yがしきい値より大きい場合には複合ビデオ信号におけるx番目の行でのy番目のピクセルが運動状態であると判断され、それ以外の場合には静止状態であると判断される。そこでは、モーションファクタMFx,yはm番目のモーションファクタである。
本発明は、Y/Cがまだ分離されていない複合ビデオ信号に基づいてモーション検出を直接的に実行するので、モーションレベルを正確に決定し、3D櫛形フィルタビデオデコーダの利点をその最大程度まで示すことができる。
添付図面は、本発明のさらなる理解を提供するために伴われ,本明細書の一部に組み込まれ、その一部を構成する。図面は、本発明の実施の形態を示し、その記述とともに本発明の原理を説明する役割を果たすものである。
図4は、本発明の一実施の形態に係る3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法を示すフローチャートである。3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法は図1、図2及び図4に関して説明される。ステップS401では、複合ビデオ信号がサンプリングされた後に、サンプリングされたデータFmx,yが獲得され、Fmx,yは複合ビデオ信号におけるm番目のフレームのx番目の行上のy番目のピクセルでのサンプリングされたデータを表し、m、x、yは0またはそれより大きな正の整数である。本実施の形態においては、ステップS401でそれがNTSCシステム下で運用される場合、信号をサンプリングするために複合ビデオ信号のサブキャリヤ周波数の4倍である周波数が使用され、その信号は,サブキャリヤ位相が0、0.5π、π、及び1.5πに等しいときにサンプリングされる。それがPALシステム下で運用される場合には、ステップS401で、複合ビデオ信号内のサブキャリヤ周波数の4倍である周波数が信号をサンプリングするために使用され、その信号は、サブキャリヤ位相が0.25π、0.75π、1.25π、及び1.75πに等しいときにサンプリングされる。
ステップS402では、NTSCシステムまたはPALシステムが選択される。NTSCシステムが選択されると、工程はステップS403に進み、選択されない場合には工程はステップS404に進む。
ステップS403では、最大差MDxyが計算され(MDxyはx番目の行でのy番目のピクセルの最大差を表す)、それは次の方程式MDxy=Max{|Fmx,y−Fm-2x,y|,|Fm+1x,y−Fm-1x,y|}に基づいて計算される。本実施の形態では、MDxyはm番目のフレームの最大差である。図1のNTSCシステムがここで説明のために例示される(図ではY軸がフレームを表し、X軸がピクセルを表す)。図中、m番目のフレームと(m−2)番目のフレームとのy番目のピクセルの両方の値はY+Uであり、(m−1)番目のフレームと(m+1)番目のフレームとのy番目のピクセルの両方の値はY−Uである。さらに、絶対値は、Y+UからY+Uを減算した結果の絶対値を取ることにより獲得され、他の絶対値は、Y−UからY−Uを減算した結果の絶対値を取ることにより獲得され、最終的に、MDxyはこれら2つの絶対値より大きい数を選択することにより獲得される。
さらに、(Y軸がフレームを表し、X軸がピクセルを表す)図2−cのPALシステムがここで説明のために例示される。いくつかのピクセルが、(m+1、m)番目のフレームと(m−1、m−2)番目のフレームとを比較するために使用され、いくつかのピクセルは、(m、m−1)番目のフレームと(m+1、m−2)番目のフレームとを比較するために使用される。考え方は同じ属性を持つピクセルを比較することである。そこでは、差が小さいほど、ピクセルはより静止しており、比較後の差は中間差IMDxyである(ステップS405)。しかしながら、位相差が存在するので、それが静止映像のときでも、IMDxyが0に近づく(つまり、位相差の2倍を獲得する)結果を獲得することは非常に困難である。したがって、PAL信号はなんらかの特殊なプロセスを必要とする。図2−cでは、m番目のフレームと(m−2)番目のフレームとの総和は、2倍のルマを獲得できるようにクロマと位相差とを全体的に排除するために使用される値であり、(m+1)番目のフレームと(m−1)番目のフレームとの総和と同じである。ルマ差LDxyは、一方のルマ値を他方のルマ値から減算した値の絶対値を取ることにより獲得される(ステップS404)。位相差を正確に排除するためにルマ差が計算されるので、入力信号が実際の静止信号である場合、ルマ差は0に近づくべきである。したがって、PALのMDxyを計算する際に、IMDxyとLDxyとは、最終的なMDxyを獲得できるように適切な割合で混合されなければならない(ステップS406)。
しかしながら、各サンプルポイントの属性は同じではないため、各ピクセルの最大差MDxyをモーションファクタとして使用することだけでは適切ではない。例えば、(m+1)番目のフレームの各ピクセルが赤であり、他のすべてのフレームにおける各ピクセルが白である場合、白色のルマYは赤色のルマYよりはるかに高く、赤色のクロマVは白色のクロマVよりはるかに高く、そして、両方の色のクロマUさえも小さな差を有し、その差は小さい。したがって、白色のY+Vが赤色のY+Vと比較されると、その差は小さい。しかしながら、白色のY−Vが赤色のY−Vと比較されると、その差は非常に大きい。Y+UをY−Uと比較すると、さまざまな差が獲得される。言い換えれば、色Aが同じ方法で色Bと比較される時でさえも、比較されている項目が同じでない場合には、様々な差が獲得される。各ピクセルのモーションファクタが各ピクセル自体によって決定される場合、モーションファクタは正弦波を示す。したがって、(NTSCとPALとの両方で)最終的なモーションファクタを判断するために4つのピクセルを1つのグループとして使用することが必要とされる。
したがって、各ピクセルの最大差MDxyが計算された後、平均は、選択された連続ピクセルの(ターゲットピクセルの最大差を備える)4つの最大差を平均化することにより獲得され、モーションファクタは、最大差の平均から最小を選択することにより獲得される。それは、次の方程式として表現される。すなわち、AMDxh=(MDxh+MDxh+1+MDxh+2+MDxh+3)/4;MFxy=Min(AMDxy、AMDxy-1、AMDxy-2、AMDxy-3)である。ここに、AMDxhはx番目の行でのh番目のピクセルの最大差の平均を表し、MFxyはx番目の行でのy番目のピクセルのモーションファクタを表す。この実施の形態では、最大差AMDLxyの左側の平均(つまりAMDxy-3)と最大差AMDRxyの右側の平均(つまりAMDxy)とが説明のための例として使用される。AMDLxy(ステップS407)とAMDRxy(ステップS408)とがそれぞれ計算される。それから、AMDLxyとAMDRxyとの最小がモーションファクタとして選択される(ステップS409)。それは次の方程式として表現される。すなわち、MFx,y=Min(AMDLxy,AMDRxy)である。最小を選択する理由は、(x番目の行でのy番目のピクセルを表す)ピクセルPx,yがモーション対象および静止対象のエッジに位置し、ピクセルPx,yのモーションファクタもその7つの隣接するピクセルにより影響を及ぼされる。ピクセルPx,yが静止対象に属する場合、隣接するピクセルにより影響を及ぼされ、誤って運動状態として判断されることは確かに期待されない。したがって、正しい方法は、最大差の平均のそれぞれから最小を選択することである。
複合ビデオ信号の運動状態/静止状態を判断する前に、最初にしきい値が提供されなければならない(ステップS410)。次に、モーションファクタが所定のしきい値と比較される(ステップS411)。モーションファクタが明らかにしきい値より大きい場合、ピクセルが運動状態であると判断される(ステップS412)。モーションファクタが明らかにしきい値より小さい場合、ピクセルが静止状態であると判断される(ステップS413)。
要約すれば、本発明の実施の形態に係るシステムブロック図は、本発明の応用を説明するためにここに例示されている。図5は、本発明の実施の形態に係る3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法を示すアプリケーションシステムのブロック図である。図5を参照すると、本発明の3D櫛形フィルタの応用例は、フレーム間Y/Cセパレータ510と、フィールド内Y/Cセパレータ(つまり、いわゆる2D櫛形フィルタ)と、モーション検出器530と、メモリ540と、ミクサ550とを備える。そこでは、モーション検出器530は本発明の機能を実行する。複合ビデオ信号501は、サンプリングされた複合ビデオ信号であり、Fm+1は、複合ビデオ信号501が(m+1)番目のフレームの複合ビデオ信号であることを示している。メモリ540は、一時的に複合ビデオ信号501を記憶し、(m番目のフレームFmの)複合ビデオ信号502と、((m−1)番目のフレームFm-1の)複合ビデオ信号503と、((m−2)番目のフレームFm-2の)複合ビデオ信号504とを提供する。メモリ540は、さらに(m番目のフレームFmの)複合ビデオ信号505を提供する。フィールド内Y/Cセパレータ520は、複合ビデオ信号505を受信し、フレームFmのピクセル間の空間相関関係に従ってY/C分離を実行し、最終的には分離されたビデオ信号521を出力する。
モーションビデオ信号のY/C分離はフィールド内Y/Cセパレータ520により実行される。画質を改善するために、静止ビデオ信号はフレーム間Y/Cセパレータ510により処理される。フレーム間Y/Cセパレータ510は、同時に複合ビデオ信号のフレームFm+1、Fm、Fm-1、及びFm-2のサンプリングされたデータを受信し、分離されたビデオ信号511を出力できるように、連続フレームに対応するそれぞれのピクセル間の時間相関関係に従ってY/C分離を実行する。モーション検出器530には、複合ビデオ信号501がモーションビデオ信号かまたは静止ビデオ信号かを判断する責任がある。モーション検出器530は、複合ビデオ信号のフレームFm+1、Fm、Fm-1、及びFm-2のサンプリングされたデータを受信し、それらを使用してピクセルが運動状態かまたは静止状態かを判断し、選択信号531を出力する。その判断方法は前述したので、ここでは省略される。ミクサ550は、分離されたビデオ信号521または分離されたビデオ信号511を選択し、または、選択信号531に従ってそれらを所定の割合で混合し、分離されたビデオ信号551を出力する。
本発明は特定な実施の形態に関して説明されたが、本発明の趣旨から逸脱せずに、上述された実施の形態に対する変形がなされることは当業者には明らかである。したがって、本発明の特許請求の範囲は、前述の詳細な説明によってではなく、添付された請求項により規定されるものである。
NTSCシステム内のフレームのサンプリング結果(部分的)を示す概略的な図である。 サンプル位相がそれぞれ0、0.5π、π、及び1.5πであるときにPALシステム内のフレームのサンプリング結果(部分的)を示す概略的な図である。 サンプル位相がそれぞれ0.25π、0.75π、1.25π、及び1.75πに等しいときにPALシステム内のフレームのサンプリング結果(部分的)を示す概略的な図である。 サンプル位相がそれぞれ0.25π+δ、0.75π+δ、1.25π+δ、及び1.75π+δに等しいときにPALシステム内のフレームの物理的なサンプリング結果(部分的)を示す概略的な図である。 従来の3D櫛形フィルタを示す概略的なブロック図である。 従来の3D櫛形フィルタのモーション検出を示す概略的なブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る3D櫛形フィルタ用のモーション検出方法を示すアプリケーションシステムのブロック図である。
符号の説明
501 複合ビデオ信号
502 フレームFmの複合ビデオ信号
503 フレームFm-1の複合ビデオ信号
504 フレームFm-2の複合ビデオ信号
505 フレームFmの複合ビデオ信号
510 フレーム間Y/Cセパレータ
511 分離されたビデオ信号
520 フィールド内Y/Cセパレータ
521 分離されたビデオ信号
530 モーション検出器
531 選択信号
540 メモリ
550 ミクサ
551 分離されたビデオ信号

Claims (11)

  1. 3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法であって、
    複数の一時的に記憶されるサンプリングされたデータFmx,yを獲得するために複合ビデオ信号をサンプリングし、前記Fmx,yが前記複合ビデオ信号内のm番目のフレームにおけるx番目の行でのy番目のピクセルのサンプリングされたデータを表し、m、x、yが0またはそれより大きい正の整数であり、
    前記複合ビデオ信号の運動状態/静止状態を判断するためにFm+1x,y、Fmx,y、Fm-1x,y、及びFm-2x,yを使用することを特徴とする3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法。
  2. 請求項1記載の3D櫛形フィルタビデオデコーダのためのモーション検出方法において、
    前記複合ビデオ信号の運動状態/静止状態を判断する工程がさらに、
    m+1x,y、Fmx,y、Fm-1x,y、及びFm-2x,yを使用して複数の最大差MDxyを計算し獲得し、前記MDxyがx番目の行でのy番目のピクセルの最大差を表し、
    モーションファクタMFxyを獲得するために選択される連続的なピクセルの4つの最大差を平均し、前記MFxyがx番目の行でのy番目のピクセルのモーションファクタを表し、
    前記複合ビデオ信号におけるx番目の行でのy番目のピクセルの運動状態/静止状態を判断するためにMFxyを検出することを特徴とする3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法。
  3. 請求項2記載の3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法において、
    前記複合ビデオ信号がNTSCシステム用の信号であると判断されるときに、前記複合ビデオ信号をサンプリングする工程が、信号をサンプリングするために前記複合ビデオ信号のサブキャリヤ周波数の4倍である周波数を使用し、サブキャリヤ位相が0、0.5π、π、及び1.5πに等しいときに信号がサンプリングされることを特徴とする3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法。
  4. 請求項3記載のD櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法において、
    前記MDxyが、方程式MDxy=Max{|Fmx,y−Fm-2x,y|,|Fm+1x,y−Fm-1x,y|}に基づいて計算されることを特徴とする3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法。
  5. 請求項2記載の3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法において、
    前記複合ビデオ信号がPALシステム用の信号であると判断されるときに、前記複合ビデオ信号をサンプリングする工程が、信号をサンプリングするために前記複合ビデオ信号のサブキャリヤ周波数の4倍である周波数を使用し、サブキャリヤ位相が0.25π、0.75π、1.25π、及び1.75πに等しいときに信号がサンプリングされることを特徴とする3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法。
  6. 請求項5記載の3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法において、
    前記MDxyを計算して獲得する工程がさらに、
    複数のルマ差LDxyを計算して獲得し、前記LDxyがx番目の行でのy番目のピクセルのルマ差を表し、方程式LDxy=|Fmx,y+Fm-2x,y−Fm+1x,y−Fm-1x,y|に基づいて計算され、
    複数の中間差IMDxyを計算して獲得し、前記IMDxyがx番目の行でのy番目のピクセルの中間差を表し、方程式IMDi,2j-1=Max{|Fm+1i,2j-1−Fm-2i,2j-1|,|Fmi,2j-1−Fm-1i,2j-1|};IMDi2j=Max{|Fm+1i,2j−Fmi,2j|,|Fm-1i,2j−Fm-2i,2j|}に基づいて計算され、
    方程式:MDxy=a*IMDxy+(1−a)*LDxyに基づいて計算されるMDxyを計算して獲得し、aは0より大きくかつ1より小さい実数であり、i、jは正の整数であることを特徴とする3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法。
  7. 請求項2記載の3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法において、
    前記MFxyを獲得する工程がさらに、
    複数の最大差AMDxhを獲得するために選択される連続的なピクセルの4つの最大差を平均し、前記AMDxhがx番目の行でのh番目のピクセルの最大差の平均を表し、hは正の整数であり、前記AMDxhが方程式AMDxh=(MDxh+MDxh+1+MDxh+2+MDxh*+3)/4に基づいて計算され、
    モーションファクタMFxyを獲得するために最大差の平均から最小を選択し、前記MFxyがx番目の行でのy番目のピクセルのモーションファクタを表すことを特徴とする3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法。
  8. 請求項7記載の3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法において、
    前記MFxyを獲得するために最大差の平均から最小を選択する工程が、方程式:MFxy=Min(AMDx,y 、AMDx,y-1、AMDx,y-2、AMDx,y-3)に基づいていることを特徴とする3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法。
  9. 請求項7記載の3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法において、
    前記MFxyを獲得するために最大差の平均から最小を選択する工程が、方程式:MFxy=Min(AMDx,y ,AMDx,y-3)に基づいていることを特徴とする3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法。
  10. 請求項2記載の3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法において、
    前記複合ビデオ信号のx番目の行でのy番目のピクセルの運動状態/静止状態を判断するために前記MFxyを検出する工程がさらに、
    しきい値を提供し、
    前記MFxyを前記しきい値と比較し、前記MFxyが前記しきい値より大きい場合には前記複合ビデオ信号におけるx番目の行でのy番目のピクセルが運動状態であり、それ以外の場合には前記複合ビデオ信号におけるx番目の行でのy番目のピクセルが静止状態であると判断されることを特徴とする3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法。
  11. 請求項10記載の3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法において、
    前記モーションファクタMFxyがm番目のフレームのモーションファクタであることを特徴とする3D櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法。
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