JP4421943B2 - フレーム間型y/c分離方法 - Google Patents

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Description

本発明は、3Dビデオデコーディング方法に関し、特に、フレーム間Y/C分離方法に関するものである。
科学技術の発達に伴い、ニュースや情報または遠隔地の映像を発信するのに、テレビなどの電子機器が広く用いられている。さらに、モニタシステムが住居周辺の状況を監視するのに用いられている。これらシステムや装置では、ビデオ信号が送信機から受信機に向けて発信される。
光は赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色からなる。送信されるビデオ信号は、送信に適した信号に変換することが可能である。送信帯域幅には限度があるので、その帯域幅に関する問題を解決するために、ビデオ信号はルマデータ(Y)とクロマデータ(UおよびV)とに変換される。例えば、R、G、BおよびY、U、Vの間の関係は、Y=0.299R+0.587G+0.114B;U=0.493(B−Y);V=0.877(R−Y)となる。Yの式におけるR、G、Bの係数は他の色に対する裸眼による感度を表したものである。UおよびVはルマを除いた後の青および赤を表している。自然光に関しては、UおよびVが0であり、これは色収差が存在しないことを意味している。
信号送信時には、クロマデータはサブキャリア信号によって運ばれ、ルマデータと合成される。NTSC(National Television Standards Committee)方式における基準では、信号は、Y+U*sin(ωt)+V*cos(ωt)の関係(ここでは2π*Fscに等しい)で複合ビデオ信号に変調され、Fscはサブキャリア信号の周波数を表している。PAL(Phase Alternating Line)方式における基準では、信号は180度の位相差で変調される。PAL方式においてフレームのY、U、Vのラインを変調する際には、Y+U*sin(ωt)+V*cos(ωt)もしくは、Y+U*sin(ωt)−V*cos(ωt)が交互に用いられる。すなわち、最初にY+U*sin(ωt)+V*cos(ωt)でラインが変調された場合は、次のラインがY+U*sin(ωt)−V*cos(ωt)で変調される。
受信機が複合ビデオ信号を受信した後、まずその信号のサンプリングが行われる。コムフィルタはFscの4倍の周波数で信号をサンプリングする。したがって、NTSC方式における各ラインは910のサンプリングポイントを備え、PAL方式における各ラインは1135のサンプリングポイントを備えている。NTSC方式の各フレームは525本のラインを有しているため、NTSC方式の各フレームは477,750のサンプリングポイントを有している。PAL方式の各フレームは625本のラインを有しており、709,379のサンプリングポイントを有している。したがって、サンプリングポイント数はライン数の倍数ではないため、サンプリング位置によっては様々な位相誤差が生じる。
一般的に、ビデオデコーディング技術において重要なのは、ルマとクロマとの分離である。Y/C分離は画質に影響を及ぼす。高画質画像のために、3Dコムフィルタが広く用いられている。
3Dコムフィルタが複合ビデオ信号の処理を行う際には、90度の位相差で信号のサンプリングを行う。NTSC方式では、サンプリング位相がそれぞれ0、0.5π、π、1.5πである場合、信号はY+V、Y+U、Y−V、Y−Uである。図1はNTSCのフレームのサンプリング結果を示すものである。図1を参照すると、縦軸はフレーム内のラインの位置xを表し、横軸はラインのピクセルの位置yを表している。サンプリングされた2つのデータが近接したフレーム内の同一の位置にある場合、この2つのデータ間の位相差は180度となる。図1の縦軸をフレームのシリアル番号mに変えることによっても、近接フレームのサンプリングにおける関係を説明することが可能である。
NTSC方式と異なり、PAL方式は、4で割った場合に余りが3である709,379のサンプリングポイントを有している。たとえ同一の位置であっても、第1のフレームのデータはY+U、第2のフレームのデータはY+V、第3のフレームのデータはY−Uである。図2Aはサンプリング位相がそれぞれ0、0.5π、π、1.5πである場合のPAL方式のサンプリング結果を示したものである。図2Aを参照すると、縦軸はフレーム内もしくは近接したフレーム内のラインの位置xを表し、横軸はラインのピクセルの位置yを表している。コムフィルタの複雑性を減らすために45度の位相シフトが用いられている、すなわち、0.25π、0.75π、1.25πおよび1.75πである。図2Bはサンプリング位相が0.25π、0.75π、1.25πおよび1.75πのPAL方式におけるサンプリング結果を示している。図2Bを参照すると、縦軸はフレーム内もしくは近接したフレーム内のラインの位置xを表し、横軸はラインのピクセルの位置yを表しており、A=0.707(U+V)でありB=0.707(U−V)である。
TVデコーダがFscの4倍でPAL信号をサンプリングする場合、各フレームは1135*625+4のサンプリングポイントを有しているが、それは625もしくは1135の倍数ではない。したがって、サンプリング処理が1135のサンプリングポイントで行われた場合、位相誤差が生じる。625本のラインのサンプリング後に、4ピクセルの誤差が生じる。通常の場合、この4ピクセルの誤差は625本のラインで均等に分けられている。したがって、各ラインは4/625のピクセル位相シフトを有しサンプリング位相は0.25π、0.75π、1.25πおよび1.75πではなくなる。PAL方式における変調方法では、Y+U*sin(ωt)+V*cos(ωt)もしくはY+U*sin(ωt)−V*cos(ωt)である。ωtが(0.25π+δ)、(0.75π+δ)、(1.25π+δ)および(1.75π+δ)であってδが位相誤差を表す場合、sin(0.25π+δ)=sin(0.25π)cos(δ)+cos(0.25π)sin(δ)=0.707(cosδ+sinδ)=0.707(1+e0)であり、cos(0.25π+δ)=cos(0.25π)cos(δ)−sin(0.25π)sin(δ)=0.707(cosδ−sinδ)=0.707(1+e0)である。したがって、Y+U*sin(ωt)+V*cos(ωt)=Y+0.707(U+V+e0(U−V))=Y+A+eBとなる。もう一方の位相は同様の方法によって推定することが可能であり、実際のサンプリング結果を図2Cに示す。ここで、位相誤差eA=e0AでありeB=e0Bである。図2Cは、サンプリング位相が0.25π+δ、0.75π+δ、1.25π+δおよび1.75π+δにおけるPAL方式の実際のサンプリング結果を表している。図2Cを参照すると、縦軸はフレーム内もしくは近接したフレーム内のラインの位置xを表し、横軸はラインのピクセルの位置yを表している。
図3は、従来の技術における3Dコムフィルタを示すブロック図である。図3を参照すると、従来のコムフィルタは、フレーム間Y/Cセパレータ310と、2Dフィールド内Y/Cセパレータ、すなわち2Dコムフィルタ320と、モーション検出器330と、メモリ340と、ミキサ350とからなる。複合ビデオ信号301はサンプリングされた信号であり、Fm+1はm+1フレームの複合ビデオ信号を示している。メモリ340は複合ビデオ信号301を一次的に保存し、mフレームの複合ビデオ信号305を供給する。2Dコムフィルタ320は複合ビデオ信号305を受信し、ピクセル間の関係によってY/C分離を行い、分離ビデオ信号321を出力する。
モーションビデオ信号のY/C分離は、2Dコムフィルタ320によって完了する。しかしながら、2Dコムフィルタ320では、スチルビデオ信号との境目が不明瞭となってしまう。画質を向上するために、フレーム間Y/Cセパレータ310によりスチルビデオ信号が処理される。従来のフレーム間Y/Cセパレータ310は、Fm+1およびFmのサンプリングされたデータを同時に受信し、本発明のフレーム間Y/C分離方法を用いて、分離ビデオ信号311を出力する。モーション検出器330は複合ビデオ信号301がモーション信号かスチル信号かを判断する。従来のモーション検出器330は複合ビデオ信号301と分離ビデオ信号321とを受信するように構成され、近接フレームのルマ差およびクロマ差を測定し、それにより選択信号331を出力する。ミキサ350は、選択信号331にしたがって、分離ビデオ信号321もしくは311を選択するかまたはそれらを合成し、分離ビデオ信号351を出力する。
以下、NTSC方式に関する従来のイントラフレームY/C分離方法について説明する。図1を参照すると、従来の方法では、近接フレームにおける同一の位置、例えば位置yのピクセルの複合ビデオ信号の合算および平均化を行い、ルマデータを測定する。また、減算を行うことにより、クロマデータを得ることができる。変調もしくは信号の送信においてノイズが加えられる場合には、ノイズにより画質が減じられることとなる。
以下に、PAL方式に関する従来のイントラフレームY/C分離方法について説明する。図2Cを参照すると、従来の方法では、例えばフレームm−1、m、m+1における同一の位置、例えば位置yのピクセルの複合ビデオ信号の合算および平均化を行い、クロマデータAもしくはBおよび位相誤差eBもしくはeAを取り除き、ルマデータYを測定する。また、互いの信号の減算を行うことにより、ルマデータYを取り除くことができるが、位相誤差eBもしくはeAを防ぐことはできない。したがって、分離信号にストライプが発生してしまう。
したがって、本発明の目的は、ノイズに対する耐性を向上しルマデータとクロマデータとを正確に分離することが可能なフレーム間Y/C分離方法を提供することである。PAL方式に関して言えば、フレーム間の位相差によって発生する位相誤差が互いに補正される。このため、該方法をPAL方式に適用することも可能である。
本発明は、フレーム間Y/C分離方法を開示するものであり、該方法は、複合ビデオ信号をサンプリングして複数のサンプリングされたデータFmx,yを一次的に保存するステップと、複数のルマデータYx,yをFm+1x,y、Fmx,y、Fm-1x,yおよびFm-2x,yにより測定するステップと、複数のクロマデータCx,yをFm+1x,y、Fmx,y、Fm-1x,yおよびFm-2x,yにより測定するステップとを備え、Fmx,yはmフレームのxラインにおけるyピクセルのデータを表し、m、xおよびyは0以上の整数であり、Yx,yはxラインのyピクセルにおけるルマデータを表し、Cx,yはxラインのyピクセルのクロマデータを表すことを特徴とする。
本発明における好適なフレーム間Y/C分離方法によれば、ルマデータを測定するための式は、Yx,y=(Fm+1x,y+Fmx,y+Fm-1x,y+Fm-2x,y)/4である。
本発明における好適なフレーム間Y/C分離方法によれば、複合ビデオ信号がNTSC方式の信号である場合、複合ビデオ信号をサンプリングするステップは、サブキャリア信号の4倍の周波数で行われ、サブキャリア信号の位相は0、0.5π、πまたは1.5πである。さらに、クロマデータCx,yを測定するための式は、Cx,y=((Fmx,y+Fm-2x,y−Fm+1x,y−Fm-1x,y)/4である。
本発明における好適なフレーム間Y/C分離方法によれば、複合ビデオ信号がPAL方式の信号である場合、複合ビデオ信号をサンプリングするステップは、サブキャリア信号の4倍の周波数で行われ、サブキャリア信号の位相は0.25π、0.75π、1.25πもしくは1.75πである。さらに、クロマデータCx,yを測定するための式は、Cx,y=((Fm+1x,y+Fmx,y−Fm1x,y−Fm-2x,y)/4またはCx,y=((Fmx,y+Fm-1x,y−Fm+1x,y−Fm-2x,y)/4である。クロマデータCx,yはmフレームのクロマデータである。
本発明においては、Y/C分離に4フレームのデータを用いる。NTSC方式において、ノイズの干渉を減らすことが可能となり、正確なY/Cデータを得ることが可能となる。PAL方式においては、ノイズを減少するだけでなく、フレーム間の位相差によって発生する誤差を補正することも可能となる。したがって、本発明をPAL方式に適用することもできる。
本発明の前述およびその他の目的、特徴および効果の理解のために、以下に図面を参照しながら好適な実施形態について詳細に説明する。
図4は本発明のフレーム間Y/C分離方法の一例を説明するためのフローチャートである。図1、2Cおよび4を参照すると、ステップS401において複合ビデオ信号をサンプリングし、サンプリングされたデータFmx,yを得る。ここではFmx,yはmフレームのxラインにおけるyピクセルのデータを表しており、m、xおよびyは0以上の整数である。本実施形態においては、NTSC方式においてステップS401を行う場合、サブキャリア信号の4倍の周波数でステップS401が実行され、サブキャリア信号の位相は0、0.5π、π、もしくは1.5πである。PAL方式においてステップS401を行う場合には、サブキャリア信号の4倍の周波数でステップS401が実行され、サブキャリア信号の位相は0.25π、0.75π、1.25πもしくは1.75πである。
ステップS402において、複数のルマデータYx,yが測定される。ここではYx,yはxラインのyピクセルのルマデータを表している。ルマデータを測定するための式は、Yx,y=(Fm+1x,y+Fmx,y+Fm-1x,y+Fm-2x,y)/4である。本実施形態においては、Yx,yは、例えば、mフレームのルマデータである。縦軸がフレームを表し横軸がピクセルを表す図1に示すNTSC方式の場合においては、Yx,y=((Y−U)+(Y+U)+(Y−U)+(Y+U))/4である。xラインのyピクセルにおけるルマデータYは複合ビデオ信号から分離したものである。縦軸がフレームを表し横軸がピクセルを表す図2Cに示すPAL方式の場合においては、Yx,y=((Y+B−eA)+(Y+B+eA)+(Y−B+eA)+(Y−B−eA))/4である。xラインのyピクセルにおけるルマデータYも複合ビデオ信号から分離したものである。
ステップS403において、どのタイプの方式かを特定する。NTSC方式であれば、ステップS404が実行され、PAL方式であればステップS405が実行される。
ステップS404において、クロマデータCx,yが測定される。ここではCx,yはxラインのyピクセルにおけるクロマデータを表している。クロマデータCx,yを測定するための式は、Cx,y=((Fmx,y+Fm-2x,y−Fm+1x,y−Fm-1x,y)/4である。本実施形態においては、Cx,yは、例えば、mフレームのルマデータである。縦軸がフレームを表し横軸がピクセルを表す図1のNTSC方式においては、Cx,y=((Y+U)+(Y+U)−(Y−U)−(Y−U))/4=Uである。
ステップS405において、式Cx,y=((Fm+1x,y+Fmx,y−Fm-1x,y−Fm-2x,y)/4またはCx,y=((Fmx,y+Fm-1x,y−Fm+1x,y−Fm-2x,y)/4を用いてxラインのyピクセルにおけるクロマデータを測定する。これらの式は、近接するピクセルを測定するのに交互に用いられる。言いかえれば、前者の式を用いてCx,yを測定した場合、近接するピクセル、例えばCx,y-1、Cx,y+1、Cx-1,yおよびCx+1,yを測定するのに後者の式が用いられる。縦軸がフレームを表し横軸がピクセルを表す図2CのPAL方式においては、Cx,y=(Fm+1x,y+Fmx,y−Fm-1x,y−Fm-2x,y)/4=((Y+B−eA)+(Y+B+eA)−(Y−B+eA)−(Y−B−eA))/4=Bであり、Cx,y+1=(Fmx,y+Fm-1x,y−Fm+1x,y−Fm-2x,y)/4=((Y+A−eB)+(Y+A+eB)−(Y−A−eB)−(Y−A+eB))/4=Aである。クロマデータC、すなわち、xラインのyピクセルにおけるAまたはBは、複合ビデオ信号から分離したものである。
フレーム間Y/C分離方法に基づいて、以下に本発明の好適な実施形態の説明を行う。図5は本発明の好適なフレーム間Y/C分離方法を示したブロック図である。図5を参照すると、3Dコムフィルタは、フレーム間Y/Cセパレータ510と、2Dフィールド内Y/Cセパレータ、すなわち2Dコムフィルタ520と、モーション検出器530と、メモリ540と、ミキサ550とからなり、フレーム間Y/Cセパレータ510が本発明の機能を実行するものである。複合ビデオ信号501はサンプリングされた信号であり、Fm+1はm+1フレームの複合ビデオ信号を示している。メモリ540は複合ビデオ信号501を一次的に保存し、mフレームの複合ビデオ信号502、m−1フレームの複合ビデオ信号503およびm−2フレームの複合ビデオ信号504を供給する。メモリ540はmフレームの複合ビデオ信号505も供給する。2Dコムフィルタ520は複合ビデオ信号505を受信し、ピクセル間の関係によってY/C分離を行い、分離ビデオ信号521を出力する。
モーションビデオ信号のY/C分離は、2Dコムフィルタ520により完了する。画質向上のために、フレーム間Y/Cセパレータ510によりスチルビデオ信号が処理される。フレーム間Y/Cセパレータ510は、Fm+1、Fm、Fm-1およびFm-2のサンプリングされたデータを同時に受信し、本発明のフレーム間Y/C分離方法を用いて、分離ビデオ信号511を出力する。ここではその詳細な説明は繰り返すことはしない。モーション検出器530は複合ビデオ信号501がモーション信号かスチル信号かを判断する。モーション検出器530はFm+1、Fm、Fm-1およびFm-2のサンプリングされたデータを受信し、それらのルマエラーおよびクロマエラーを測定し、それにより選択信号531を出力する。
ミキサ550は、選択信号531にしたがって、分離ビデオ信号521もしくは511を選択するかまたはそれらを合成し、分離ビデオ信号551を出力する。
本発明を例示的な実施形態に基づいて説明したが、本発明はそれに限定されるものではない。むしろ添付の特許請求の範囲は、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて当業者によって作成しうる発明の変形や実施形態を広く包含するものと解釈されるべきものである。
NTSC方式におけるフレームのサンプリング結果を表す図である。 サンプリング位相が0、0.5πおよび1.5πの場合のPAL方式におけるサンプリング結果を示す図である。 サンプリング位相が0.25π、0.75π、1.25πおよび1.75πの場合のPAL方式におけるサンプリング結果を示す図である。 サンプリング位相が0.25π+δ、0.75π+δ、1.25π+δおよび1.75π+δの場合のPAL方式における実際のサンプリング結果を示す図である。 従来の3Dコムフィルタのブロック図である。 本発明によるフレーム間Y/C分離方法の一例を説明するためのフロー図である。 本発明の好適なフレーム間Y/C分離方法を示すブロック図である。
符号の説明
501 複合ビデオ信号
502 複合ビデオ信号
503 複合ビデオ信号
504 複合ビデオ信号
505 複合ビデオ信号
510 フレーム間Y/Cセパレータ
511 分離ビデオ信号
520 フィールド内Y/Cセパレータ
521 分離ビデオ信号
530 モーション検出器
531 分離ビデオ信号
540 メモリ
550 ミキサ
551 分離ビデオ信号

Claims (9)

  1. フレーム間Y/C分離方法であって、
    複合ビデオ信号をサンプリングして複数のサンプリングされたデータであってFx,yはmフレームのxラインにおけるyピクセルのデータを表し、m、xおよびyは0以上の整数であるデータFx,yを一次的に保存し、
    xラインのyピクセルにおけるルマデータを表す複数のルマデータYx,yをFm+1x,y、前記Fx,y、Fm−1x,yおよびFm−2x,yにより測定し、
    xラインのyピクセルのクロマデータを表す複数のクロマデータCx,yをFm+1x,y、前記Fx,y、Fm−1x,yおよびFm−2x,yにより測定することを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載のフレーム間Y/C分離方法において、前記ルマデータを測定するための式は、Yx,y=(Fm+1x,y+Fx,y+Fm−1x,y+Fm−2x,y)/4であることを特徴とする方法。
  3. 請求項2に記載のフレーム間Y/C分離方法において、前記ルマデータYx,yはmフレームのルマデータであることを特徴とする方法。
  4. 請求項1に記載のフレーム間Y/C分離方法において、前記複合ビデオ信号がNTSC方式の信号である場合、複合ビデオ信号をサンプリングするステップはサブキャリア信号の4倍の周波数で行われ、サブキャリア信号の位相は0、0.5π、πもしくは1.5πであることを特徴とする方法。
  5. 請求項4に記載のフレーム間Y/C分離方法において、前記クロマデータを測定するための式は、Cx,y=±(Fx,y+Fm−2x,y−Fm+1x,y−Fm−1x,y)/4であることを特徴とする方法。
  6. 請求項5に記載のフレーム間Y/C分離方法において、前記クロマデータCx,yはmフレームのクロマデータであることを特徴とする方法。
  7. 請求項1に記載のフレーム間Y/C分離方法において、前記複合ビデオ信号がPAL方式における信号である場合、前記複合ビデオ信号をサンプリングするステップはサブキャリア信号の4倍の周波数で行われ、サブキャリア信号の位相は0.25π、0.75π、1.25πもしくは1.75πであることを特徴とする方法。
  8. 請求項7に記載のフレーム間Y/C分離方法において、前記クロマデータは、式Cx,y=±(Fm+1x,y+Fx,y−Fm−1x,y−Fm−2x,y)/4またはCx,y=±(Fx,y+Fm−1x,y−Fm+1x,y−Fm−2x,y)/4にしたがって測定されることを特徴とする方法。
  9. 請求項8に記載のフレーム間Y/C分離方法において、前記クロマデータCx,yはmフレームのクロマデータであることを特徴とする方法。
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