JP2005184763A - フレーム間型y/c分離方法 - Google Patents

フレーム間型y/c分離方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005184763A
JP2005184763A JP2004151010A JP2004151010A JP2005184763A JP 2005184763 A JP2005184763 A JP 2005184763A JP 2004151010 A JP2004151010 A JP 2004151010A JP 2004151010 A JP2004151010 A JP 2004151010A JP 2005184763 A JP2005184763 A JP 2005184763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
data
video signal
signal
inter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004151010A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4421943B2 (ja
Inventor
Pei-Ming Shan
培明 單
Genchi Ho
源智 彭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sunplus Technology Co Ltd
Original Assignee
Sunplus Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sunplus Technology Co Ltd filed Critical Sunplus Technology Co Ltd
Publication of JP2005184763A publication Critical patent/JP2005184763A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4421943B2 publication Critical patent/JP4421943B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/77Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase
    • H04N9/78Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase for separating the brightness signal or the chrominance signal from the colour television signal, e.g. using comb filter

Abstract

【課題】 ノイズに対する耐性を向上しルマデータとクロマデータとを正確に分離することが可能なフレーム間Y/C分離方法を提供する。
【解決手段】 複合ビデオ信号をサンプリングし、複数のサンプリングされた信号Fmx,yを一次的に保存する。Fmx,yはmフレームのxラインにおけるyピクセルのデータを表し、m、xおよびyは0以上の整数である。次にxラインのyピクセルにおけるルマデータを表す複数のルマデータYx,yをFm+1x,y、Fmx,y、Fm-1x,yおよびFm-2x,yにより測定し、xラインのyピクセルにおけるクロマデータを表す複数のクロマデータCx,yをFm+1x,y、Fmx,y、Fm-1x,yおよびFm-2x,yにより測定する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、3Dビデオデコーディング方法に関し、特に、フレーム間Y/C分離方法に関するものである。
科学技術の発達に伴い、ニュースや情報または遠隔地の映像を発信するのに、テレビなどの電子機器が広く用いられている。さらに、モニタシステムが住居周辺の状況を監視するのに用いられている。これらシステムや装置では、ビデオ信号が送信機から受信機に向けて発信される。
光は赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色からなる。送信されるビデオ信号は、送信に適した信号に変換することが可能である。送信帯域幅には限度があるので、その帯域幅に関する問題を解決するために、ビデオ信号はルマデータ(Y)とクロマデータ(UおよびV)とに変換される。例えば、R、G、BおよびY、U、Vの間の関係は、Y=0.299R+0.587G+0.114B;U=0.493(B−Y);V=0.877(R−Y)となる。Yの式におけるR、G、Bの係数は他の色に対する裸眼による感度を表したものである。UおよびVはルマを除いた後の青および赤を表している。自然光に関しては、UおよびVが0であり、これは色収差が存在しないことを意味している。
信号送信時には、クロマデータはサブキャリア信号によって運ばれ、ルマデータと合成される。NTSC(National Television Standards Committee)方式における基準では、信号は、Y+U*sin(ωt)+V*cos(ωt)の関係(ここでは2π*Fscに等しい)で複合ビデオ信号に変調され、Fscはサブキャリア信号の周波数を表している。PAL(Phase Alternating Line)方式における基準では、信号は180度の位相差で変調される。PAL方式においてフレームのY、U、Vのラインを変調する際には、Y+U*sin(ωt)+V*cos(ωt)もしくは、Y+U*sin(ωt)−V*cos(ωt)が交互に用いられる。すなわち、最初にY+U*sin(ωt)+V*cos(ωt)でラインが変調された場合は、次のラインがY+U*sin(ωt)−V*cos(ωt)で変調される。
受信機が複合ビデオ信号を受信した後、まずその信号のサンプリングが行われる。コムフィルタはFscの4倍の周波数で信号をサンプリングする。したがって、NTSC方式における各ラインは910のサンプリングポイントを備え、PAL方式における各ラインは1135のサンプリングポイントを備えている。NTSC方式の各フレームは525本のラインを有しているため、NTSC方式の各フレームは477,750のサンプリングポイントを有している。PAL方式の各フレームは625本のラインを有しており、709,379のサンプリングポイントを有している。したがって、サンプリングポイント数はライン数の倍数ではないため、サンプリング位置によっては様々な位相誤差が生じる。
一般的に、ビデオデコーディング技術において重要なのは、ルマとクロマとの分離である。Y/C分離は画質に影響を及ぼす。高画質画像のために、3Dコムフィルタが広く用いられている。
3Dコムフィルタが複合ビデオ信号の処理を行う際には、90度の位相差で信号のサンプリングを行う。NTSC方式では、サンプリング位相がそれぞれ0、0.5π、π、1.5πである場合、信号はY+V、Y+U、Y−V、Y−Uである。図1はNTSCのフレームのサンプリング結果を示すものである。図1を参照すると、縦軸はフレーム内のラインの位置xを表し、横軸はラインのピクセルの位置yを表している。サンプリングされた2つのデータが近接したフレーム内の同一の位置にある場合、この2つのデータ間の位相差は180度となる。図1の縦軸をフレームのシリアル番号mに変えることによっても、近接フレームのサンプリングにおける関係を説明することが可能である。
NTSC方式と異なり、PAL方式は、4で割った場合に余りが3である709,379のサンプリングポイントを有している。たとえ同一の位置であっても、第1のフレームのデータはY+U、第2のフレームのデータはY+V、第3のフレームのデータはY−Uである。図2Aはサンプリング位相がそれぞれ0、0.5π、π、1.5πである場合のPAL方式のサンプリング結果を示したものである。図2Aを参照すると、縦軸はフレーム内もしくは近接したフレーム内のラインの位置xを表し、横軸はラインのピクセルの位置yを表している。コムフィルタの複雑性を減らすために45度の位相シフトが用いられている、すなわち、0.25π、0.75π、1.25πおよび1.75πである。図2Bはサンプリング位相が0.25π、0.75π、1.25πおよび1.75πのPAL方式におけるサンプリング結果を示している。図2Bを参照すると、縦軸はフレーム内もしくは近接したフレーム内のラインの位置xを表し、横軸はラインのピクセルの位置yを表しており、A=0.707(U+V)でありB=0.707(U−V)である。
TVデコーダがFscの4倍でPAL信号をサンプリングする場合、各フレームは1135*625+4のサンプリングポイントを有しているが、それは625もしくは1135の倍数ではない。したがって、サンプリング処理が1135のサンプリングポイントで行われた場合、位相誤差が生じる。625本のラインのサンプリング後に、4ピクセルの誤差が生じる。通常の場合、この4ピクセルの誤差は625本のラインで均等に分けられている。したがって、各ラインは4/625のピクセル位相シフトを有しサンプリング位相は0.25π、0.75π、1.25πおよび1.75πではなくなる。PAL方式における変調方法では、Y+U*sin(ωt)+V*cos(ωt)もしくはY+U*sin(ωt)−V*cos(ωt)である。ωtが(0.25π+δ)、(0.75π+δ)、(1.25π+δ)および(1.75π+δ)であってδが位相誤差を表す場合、sin(0.25π+δ)=sin(0.25π)cos(δ)+cos(0.25π)sin(δ)=0.707(cosδ+sinδ)=0.707(1+e0)であり、cos(0.25π+δ)=cos(0.25π)cos(δ)−sin(0.25π)sin(δ)=0.707(cosδ−sinδ)=0.707(1+e0)である。したがって、Y+U*sin(ωt)+V*cos(ωt)=Y+0.707(U+V+e0(U−V))=Y+A+eBとなる。もう一方の位相は同様の方法によって推定することが可能であり、実際のサンプリング結果を図2Cに示す。ここで、位相誤差eA=e0AでありeB=e0Bである。図2Cは、サンプリング位相が0.25π+δ、0.75π+δ、1.25π+δおよび1.75π+δにおけるPAL方式の実際のサンプリング結果を表している。図2Cを参照すると、縦軸はフレーム内もしくは近接したフレーム内のラインの位置xを表し、横軸はラインのピクセルの位置yを表している。
図3は、従来の技術における3Dコムフィルタを示すブロック図である。図3を参照すると、従来のコムフィルタは、フレーム間Y/Cセパレータ310と、2Dフィールド内Y/Cセパレータ、すなわち2Dコムフィルタ320と、モーション検出器330と、メモリ340と、ミキサ350とからなる。複合ビデオ信号301はサンプリングされた信号であり、Fm+1はm+1フレームの複合ビデオ信号を示している。メモリ340は複合ビデオ信号301を一次的に保存し、mフレームの複合ビデオ信号305を供給する。2Dコムフィルタ320は複合ビデオ信号305を受信し、ピクセル間の関係によってY/C分離を行い、分離ビデオ信号321を出力する。
モーションビデオ信号のY/C分離は、2Dコムフィルタ320によって完了する。しかしながら、2Dコムフィルタ320では、スチルビデオ信号との境目が不明瞭となってしまう。画質を向上するために、フレーム間Y/Cセパレータ310によりスチルビデオ信号が処理される。従来のフレーム間Y/Cセパレータ310は、Fm+1およびFmのサンプリングされたデータを同時に受信し、本発明のフレーム間Y/C分離方法を用いて、分離ビデオ信号311を出力する。モーション検出器330は複合ビデオ信号301がモーション信号かスチル信号かを判断する。従来のモーション検出器330は複合ビデオ信号301と分離ビデオ信号321とを受信するように構成され、近接フレームのルマ差およびクロマ差を測定し、それにより選択信号331を出力する。ミキサ350は、選択信号331にしたがって、分離ビデオ信号321もしくは311を選択するかまたはそれらを合成し、分離ビデオ信号351を出力する。
以下、NTSC方式に関する従来のイントラフレームY/C分離方法について説明する。図1を参照すると、従来の方法では、近接フレームにおける同一の位置、例えば位置yのピクセルの複合ビデオ信号の合算および平均化を行い、ルマデータを測定する。また、減算を行うことにより、クロマデータを得ることができる。変調もしくは信号の送信においてノイズが加えられる場合には、ノイズにより画質が減じられることとなる。
以下に、PAL方式に関する従来のイントラフレームY/C分離方法について説明する。図2Cを参照すると、従来の方法では、例えばフレームm−1、m、m+1における同一の位置、例えば位置yのピクセルの複合ビデオ信号の合算および平均化を行い、クロマデータAもしくはBおよび位相誤差eBもしくはeAを取り除き、ルマデータYを測定する。また、互いの信号の減算を行うことにより、ルマデータYを取り除くことができるが、位相誤差eBもしくはeAを防ぐことはできない。したがって、分離信号にストライプが発生してしまう。
したがって、本発明の目的は、ノイズに対する耐性を向上しルマデータとクロマデータとを正確に分離することが可能なフレーム間Y/C分離方法を提供することである。PAL方式に関して言えば、フレーム間の位相差によって発生する位相誤差が互いに補正される。このため、該方法をPAL方式に適用することも可能である。
本発明は、フレーム間Y/C分離方法を開示するものであり、該方法は、複合ビデオ信号をサンプリングして複数のサンプリングされたデータFmx,yを一次的に保存するステップと、複数のルマデータYx,yをFm+1x,y、Fmx,y、Fm-1x,yおよびFm-2x,yにより測定するステップと、複数のクロマデータCx,yをFm+1x,y、Fmx,y、Fm-1x,yおよびFm-2x,yにより測定するステップとを備え、Fmx,yはmフレームのxラインにおけるyピクセルのデータを表し、m、xおよびyは0以上の整数であり、Yx,yはxラインのyピクセルにおけるルマデータを表し、Cx,yはxラインのyピクセルのクロマデータを表すことを特徴とする。
本発明における好適なフレーム間Y/C分離方法によれば、ルマデータを測定するための式は、Yx,y=(Fm+1x,y+Fmx,y+Fm-1x,y+Fm-2x,y)/4である。
本発明における好適なフレーム間Y/C分離方法によれば、複合ビデオ信号がNTSC方式の信号である場合、複合ビデオ信号をサンプリングするステップは、サブキャリア信号の4倍の周波数で行われ、サブキャリア信号の位相は0、0.5π、πまたは1.5πである。さらに、クロマデータCx,yを測定するための式は、Cx,y=((Fmx,y+Fm-2x,y−Fm+1x,y−Fm-1x,y)/4である。
本発明における好適なフレーム間Y/C分離方法によれば、複合ビデオ信号がPAL方式の信号である場合、複合ビデオ信号をサンプリングするステップは、サブキャリア信号の4倍の周波数で行われ、サブキャリア信号の位相は0.25π、0.75π、1.25πもしくは1.75πである。さらに、クロマデータCx,yを測定するための式は、Cx,y=((Fm+1x,y+Fmx,y−Fm1x,y−Fm-2x,y)/4またはCx,y=((Fmx,y+Fm-1x,y−Fm+1x,y−Fm-2x,y)/4である。クロマデータCx,yはmフレームのクロマデータである。
本発明においては、Y/C分離に4フレームのデータを用いる。NTSC方式において、ノイズの干渉を減らすことが可能となり、正確なY/Cデータを得ることが可能となる。PAL方式においては、ノイズを減少するだけでなく、フレーム間の位相差によって発生する誤差を補正することも可能となる。したがって、本発明をPAL方式に適用することもできる。
本発明の前述およびその他の目的、特徴および効果の理解のために、以下に図面を参照しながら好適な実施形態について詳細に説明する。
図4は本発明のフレーム間Y/C分離方法の一例を説明するためのフローチャートである。図1、2Cおよび4を参照すると、ステップS401において複合ビデオ信号をサンプリングし、サンプリングされたデータFmx,yを得る。ここではFmx,yはmフレームのxラインにおけるyピクセルのデータを表しており、m、xおよびyは0以上の整数である。本実施形態においては、NTSC方式においてステップS401を行う場合、サブキャリア信号の4倍の周波数でステップS401が実行され、サブキャリア信号の位相は0、0.5π、π、もしくは1.5πである。PAL方式においてステップS401を行う場合には、サブキャリア信号の4倍の周波数でステップS401が実行され、サブキャリア信号の位相は0.25π、0.75π、1.25πもしくは1.75πである。
ステップS402において、複数のルマデータYx,yが測定される。ここではYx,yはxラインのyピクセルのルマデータを表している。ルマデータを測定するための式は、Yx,y=(Fm+1x,y+Fmx,y+Fm-1x,y+Fm-2x,y)/4である。本実施形態においては、Yx,yは、例えば、mフレームのルマデータである。縦軸がフレームを表し横軸がピクセルを表す図1に示すNTSC方式の場合においては、Yx,y=((Y−U)+(Y+U)+(Y−U)+(Y+U))/4である。xラインのyピクセルにおけるルマデータYは複合ビデオ信号から分離したものである。縦軸がフレームを表し横軸がピクセルを表す図2Cに示すPAL方式の場合においては、Yx,y=((Y+B−eA)+(Y+B+eA)+(Y−B+eA)+(Y−B−eA))/4である。xラインのyピクセルにおけるルマデータYも複合ビデオ信号から分離したものである。
ステップS403において、どのタイプの方式かを特定する。NTSC方式であれば、ステップS404が実行され、PAL方式であればステップS405が実行される。
ステップS404において、クロマデータCx,yが測定される。ここではCx,yはxラインのyピクセルにおけるクロマデータを表している。クロマデータCx,yを測定するための式は、Cx,y=((Fmx,y+Fm-2x,y−Fm+1x,y−Fm-1x,y)/4である。本実施形態においては、Cx,yは、例えば、mフレームのルマデータである。縦軸がフレームを表し横軸がピクセルを表す図1のNTSC方式においては、Cx,y=((Y+U)+(Y+U)−(Y−U)−(Y−U))/4=Uである。
ステップS405において、式Cx,y=((Fm+1x,y+Fmx,y−Fm-1x,y−Fm-2x,y)/4またはCx,y=((Fmx,y+Fm-1x,y−Fm+1x,y−Fm-2x,y)/4を用いてxラインのyピクセルにおけるクロマデータを測定する。これらの式は、近接するピクセルを測定するのに交互に用いられる。言いかえれば、前者の式を用いてCx,yを測定した場合、近接するピクセル、例えばCx,y-1、Cx,y+1、Cx-1,yおよびCx+1,yを測定するのに後者の式が用いられる。縦軸がフレームを表し横軸がピクセルを表す図2CのPAL方式においては、Cx,y=(Fm+1x,y+Fmx,y−Fm-1x,y−Fm-2x,y)/4=((Y+B−eA)+(Y+B+eA)−(Y−B+eA)−(Y−B−eA))/4=Bであり、Cx,y+1=(Fmx,y+Fm-1x,y−Fm+1x,y−Fm-2x,y)/4=((Y+A−eB)+(Y+A+eB)−(Y−A−eB)−(Y−A+eB))/4=Aである。クロマデータC、すなわち、xラインのyピクセルにおけるAまたはBは、複合ビデオ信号から分離したものである。
フレーム間Y/C分離方法に基づいて、以下に本発明の好適な実施形態の説明を行う。図5は本発明の好適なフレーム間Y/C分離方法を示したブロック図である。図5を参照すると、3Dコムフィルタは、フレーム間Y/Cセパレータ510と、2Dフィールド内Y/Cセパレータ、すなわち2Dコムフィルタ520と、モーション検出器530と、メモリ540と、ミキサ550とからなり、フレーム間Y/Cセパレータ510が本発明の機能を実行するものである。複合ビデオ信号501はサンプリングされた信号であり、Fm+1はm+1フレームの複合ビデオ信号を示している。メモリ540は複合ビデオ信号501を一次的に保存し、mフレームの複合ビデオ信号502、m−1フレームの複合ビデオ信号503およびm−2フレームの複合ビデオ信号504を供給する。メモリ540はmフレームの複合ビデオ信号505も供給する。2Dコムフィルタ520は複合ビデオ信号505を受信し、ピクセル間の関係によってY/C分離を行い、分離ビデオ信号521を出力する。
モーションビデオ信号のY/C分離は、2Dコムフィルタ520により完了する。画質向上のために、フレーム間Y/Cセパレータ510によりスチルビデオ信号が処理される。フレーム間Y/Cセパレータ510は、Fm+1、Fm、Fm-1およびFm-2のサンプリングされたデータを同時に受信し、本発明のフレーム間Y/C分離方法を用いて、分離ビデオ信号511を出力する。ここではその詳細な説明は繰り返すことはしない。モーション検出器530は複合ビデオ信号501がモーション信号かスチル信号かを判断する。モーション検出器530はFm+1、Fm、Fm-1およびFm-2のサンプリングされたデータを受信し、それらのルマエラーおよびクロマエラーを測定し、それにより選択信号531を出力する。
ミキサ550は、選択信号531にしたがって、分離ビデオ信号521もしくは511を選択するかまたはそれらを合成し、分離ビデオ信号551を出力する。
本発明を例示的な実施形態に基づいて説明したが、本発明はそれに限定されるものではない。むしろ添付の特許請求の範囲は、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて当業者によって作成しうる発明の変形や実施形態を広く包含するものと解釈されるべきものである。
NTSC方式におけるフレームのサンプリング結果を表す図である。 サンプリング位相が0、0.5πおよび1.5πの場合のPAL方式におけるサンプリング結果を示す図である。 サンプリング位相が0.25π、0.75π、1.25πおよび1.75πの場合のPAL方式におけるサンプリング結果を示す図である。 サンプリング位相が0.25π+δ、0.75π+δ、1.25π+δおよび1.75π+δの場合のPAL方式における実際のサンプリング結果を示す図である。 従来の3Dコムフィルタのブロック図である。 本発明によるフレーム間Y/C分離方法の一例を説明するためのフロー図である。 本発明の好適なフレーム間Y/C分離方法を示すブロック図である。
符号の説明
501 複合ビデオ信号
502 複合ビデオ信号
503 複合ビデオ信号
504 複合ビデオ信号
505 複合ビデオ信号
510 フレーム間Y/Cセパレータ
511 分離ビデオ信号
520 フィールド内Y/Cセパレータ
521 分離ビデオ信号
530 モーション検出器
531 分離ビデオ信号
540 メモリ
550 ミキサ
551 分離ビデオ信号

Claims (10)

  1. フレーム間Y/C分離方法であって、
    複合ビデオ信号をサンプリングして複数のサンプリングされたデータであってFmx,yはmフレームのxラインにおけるyピクセルのデータを表し、m、xおよびyは0以上の整数であるデータFmx,yを一次的に保存し、
    xラインのyピクセルにおけるルマデータを表す複数のルマデータYx,yをFm+1x,y、前記Fmx,y、Fm-1x,yおよびFm-2x,yにより測定し、
    xラインのyピクセルのクロマデータを表す複数のクロマデータCx,yをFm+1x,y、前記Fmx,y、Fm-1x,yおよびFm-2x,yにより測定することを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載のフレーム間Y/C分離方法において、前記ルマデータを測定するための式は、Yx,y=(Fm+1x,y+Fmx,y+Fm-1x,y+Fm-2x,y)/4であることを特徴とする方法。
  3. 請求項2に記載のフレーム間Y/C分離方法において、前記ルマデータYx,yはmフレームのルマデータであることを特徴とする方法。
  4. 請求項1に記載のフレーム間Y/C分離方法において、前記複合ビデオ信号がNTSC方式の信号である場合、複合ビデオ信号をサンプリングするステップはサブキャリア信号の4倍の周波数で行われ、サブキャリア信号の位相は0、0.5π、πもしくは1.5πであることを特徴とする方法。
  5. 請求項4に記載のフレーム間Y/C分離方法において、前記クロマデータを測定するための式は、Cx,y=((Fmx,y+Fm-2x,y−Fm+1x,y−Fm-1x,y)/4であることを特徴とする方法。
  6. 請求項5に記載のフレーム間Y/C分離方法において、前記クロマデータCx,yはmフレームのクロマデータであることを特徴とする方法。
  7. 請求項1に記載のフレーム間Y/C分離方法において、前記複合ビデオ信号をサンプリングするステップはサブキャリア信号の4倍の周波数で行われ、サブキャリア信号の位相は0.25π、0.75π、1.25πもしくは1.75πであることを特徴とする方法。
  8. 請求項7に記載のフレーム間Y/C分離方法において、前記クロマデータは、式Cx,y=((Fm+1x,y+Fmx,y−Fm-1x,y−Fm-2x,y)/4またはCx,y=((Fmx,y+Fm-1x,y−Fm+1x,y−Fm-2x,y)/4にしたがって測定されることを特徴とする方法。
  9. 請求項8に記載のフレーム間Y/C分離方法において、前記クロマデータCx,yはmフレームのクロマデータであることを特徴とする方法。
  10. 請求項7に記載のフレーム間Y/C分離方法において、前記複合ビデオ信号はPAL方式における信号であり、サンプリングするステップはサブキャリア信号の位相が0.25π、0.75π、1.25πもしくは1.75πで行われることを特徴とする方法。

JP2004151010A 2003-12-22 2004-05-20 フレーム間型y/c分離方法 Expired - Fee Related JP4421943B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW092136374A TWI232060B (en) 2003-12-22 2003-12-22 A method of inter-frame Y/C separation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005184763A true JP2005184763A (ja) 2005-07-07
JP4421943B2 JP4421943B2 (ja) 2010-02-24

Family

ID=34676155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004151010A Expired - Fee Related JP4421943B2 (ja) 2003-12-22 2004-05-20 フレーム間型y/c分離方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7236211B2 (ja)
JP (1) JP4421943B2 (ja)
TW (1) TWI232060B (ja)

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2163023B (en) 1984-08-10 1987-12-23 Sony Corp Decoding digital pal video signals
JP2706495B2 (ja) * 1988-11-22 1998-01-28 松下電器産業株式会社 画像信号処理装置
KR940005178B1 (ko) * 1989-10-14 1994-06-11 미쯔비시 덴끼 가부시끼가이샤 움직임적응형 휘도신호 색신호 분리필터 및 그 분리방법
US5541669A (en) * 1990-03-29 1996-07-30 Mitsubishi Denki Kabushiki Denki Motion adaptive luminance signal and color signal separation filter
JP3278187B2 (ja) * 1991-03-14 2002-04-30 三菱電機株式会社 動き適応型輝度信号色信号分離フィルタ
JP3242948B2 (ja) * 1991-07-19 2001-12-25 株式会社東芝 動き検出回路
US5473389A (en) * 1992-11-10 1995-12-05 Sony Corporation Y/C separator using 3-D, 2-D and 1-D filters
JP3396289B2 (ja) * 1993-06-21 2003-04-14 三菱電機株式会社 動き適応輝度信号色信号分離フィルタ
JP2699876B2 (ja) * 1994-07-22 1998-01-19 日本電気株式会社 映像信号処理装置
KR100202565B1 (ko) * 1996-03-23 1999-06-15 구자홍 복합영상신호의 3차원 휘도/색신호 분리 장치
JP3293518B2 (ja) * 1997-05-21 2002-06-17 日本ビクター株式会社 Yc分離装置
JP4061721B2 (ja) * 1998-07-16 2008-03-19 松下電器産業株式会社 映像信号処理回路および映像信号処理方法
JP2001224040A (ja) * 2000-02-08 2001-08-17 Oki Electric Ind Co Ltd 輝度及び色差分離回路
US6822691B1 (en) * 2000-12-20 2004-11-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of detecting motion in an interlaced video sequence utilizing region by region motion information and apparatus for motion detection
KR100407952B1 (ko) * 2001-05-09 2003-12-03 엘지전자 주식회사 색/휘도 신호 분리회로 및 분리방법
US6774954B1 (en) * 2001-06-28 2004-08-10 Ndsp Corporation Apparatus and method for adaptive three dimensional television Y/C separation comb filter bank
CN1297152C (zh) * 2002-12-06 2007-01-24 松下电器产业株式会社 图像信号处理装置及图像信号处理方法
TWI227630B (en) * 2003-12-22 2005-02-01 Sunplus Technology Co Ltd A method of inter-frame Y/C separation

Also Published As

Publication number Publication date
US7236211B2 (en) 2007-06-26
TW200522736A (en) 2005-07-01
TWI232060B (en) 2005-05-01
JP4421943B2 (ja) 2010-02-24
US20050134741A1 (en) 2005-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7532254B1 (en) Comb filter system and method
US7274408B2 (en) [Method of motion detection for 3D comb filter video decoder]
US7773157B2 (en) Digital video signal processing apparatus and method for adaptive Y/C separation
JP4488791B2 (ja) 3d櫛形フィルタビデオデコーダ用のモーション検出方法
US7663702B2 (en) Digital video signal processing apparatus and method for adaptive temporal and spatial Y/C separation in multiple directions
US7605870B2 (en) Digital video signal processing apparatus and method for frame-based adaptive temporal and spatial Y/C separation
JP3458080B2 (ja) カラー撮像装置
GB2352910A (en) Method of processing signals and apparatus for signal processing
JP3926376B2 (ja) 映像信号処理回路、映像信号表示装置、及び映像信号記録装置
JP4421943B2 (ja) フレーム間型y/c分離方法
JP2005184765A (ja) Ntscにおけるフレーム間y/c分離方法
US8330871B2 (en) Method and apparatus for detecting motion in an image display device
EP1583372B1 (en) Method of inter-frame y/c seperation
JP5673186B2 (ja) 撮像装置及び撮像装置の補間処理方法
EP1585314B1 (en) Method of motion detection for 3d comb filter video decoder
JP3945532B2 (ja) Y/c分離装置および方法
EP1585346B1 (en) Method of motion detection for 3D comb filter video decoder
JPH11177996A (ja) 画像処理装置および画像処理方法、並びにカメラ
FI88238C (fi) Behandling av en flerdimensionell videosignal
CN100356798C (zh) 三维梳型滤波视讯解码器中移动侦测的方法
EP1585347A1 (en) Method of inter-frame Y/C seperation of NTSC
KR20060012328A (ko) 휘도 및 컬러 분리
JP2004173215A (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、その画像処理方法を実現するためのプログラム、及びそのプログラムを記憶した記録媒体
JPH07212793A (ja) Y/c分離装置
JPH06319145A (ja) カラーテレビカメラ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061017

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091015

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131211

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees