JP2005184243A - 固体撮像素子の固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、部品点数が少なく光学ガラスブロックである色分解プリズムを小型化できる固体撮像素子の固定構造を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の固体撮像素子の固定構造によれば、CCD54を第3プリズム30に固定する固定部材42は角柱状に形成され、第3プリズム30の長辺側上側面30A及び長辺側下側面30Bに固着される。CCD54の長方形状の外形が第3プリズム30の長方形状の出射端52の外形よりも大きい場合であっても、固定部材42、42を第3プリズム30の長辺側上側面30A及び長辺側下側面30に固定することにより、第3プリズム30の出射端52を大きくすることなくCCD54を第3プリズム30に固定できる。第1、2プリズム26、28についても同様であり、これによって、第1〜第3プリズム26、28、30を小型化できる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、テレビカメラ等の撮像装置に設けられる色分解プリズム等の光学ガラスブロックに固体撮像素子を固定するための固定構造に関する。
特許文献1等に開示されているカラーテレビカメラは、撮影レンズからの被写体光を色分解プリズムによってR(赤)成分、G(緑)成分、B(青)成分の色光に分解し、これらの色光をCCD等の固体撮像素子に受光させることにより各色成分の電気信号として取り出し、これらの電気信号を画像信号処理回路で処理した後、テレビ画面に被写体の像を写し出すようにしている。
前記色分解プリズムに固体撮像素子を固定する手順は、まず、色分解プリズムの出射端に対する固体撮像素子の姿勢を調整する。すなわち、図8の如く互いに直交するX、Y、Zの3軸の回転方向Rx、Ry、Rzの調整を行う。この後、図9に示す楔形状のスペーサ(特許文献1)2、2や、図10に示す連結固定部材(特許文献2)3、3を介して固体撮像素子1を色分解プリズム4の出射端5に接着剤によって固定する。
図9の固定構造は、色分解プリズム4の上下両面に固定された取付座6、6にスペーサ2、2を介して固体撮像素子1を固定する構造であり、図10に示した固定構造は、色分解プリズム4の出射端5の上下縁部に固定された連結固定部材3、3に固体撮像素子1を固定する構造である。
実公平3−14872号公報 特開平5−37943号公報
しかしながら、図9に示した固体撮像素子の固定構造は、色分解プリズム4と固体撮像素子1との間に取付座6が必要になり部品点数が増えるとともに、取付座6を介して固体撮像素子1を固定するために固体撮像素子1のレジストレーション精度が悪くなり色ずれが生じるという問題があった。
また、図10に示した固体撮像素子の固定構造は、連結固定部材3の接着面積を確保するために色分解プリズム4の出射端の面積が必要以上に大きくなり、色分解プリズム4が大型になるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、部品点数が少なく光学ガラスブロックを小型化できる固体撮像素子の固定構造を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、光学ガラスブロックの光出射端に固体撮像素子が固定部材を介して固定された固体撮像素子の固定構造において、前記固定部材は、断面が矩形状に形成された前記光学ガラスブロックの両側面に取り付けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、光学ガラスブロックの両側面に固定部材を取り付け、この固定部材を介して固体撮像素子を光学ガラスブロックの出射端に固定している。これにより、固体撮像素子の外形が光学ガラスブロックの出射端の外形よりも大きい場合でも、光学ガラスブロックの出射端を大きくすることなく固体撮像素子を光学ガラスブロックに固定することができ、また、固体撮像素子の外形が光学ガラスブロックの出射端の外形よりも小さい場合でも、固体撮像素子に保持部材を追加するだけで固体撮像素子を光学ガラスブロックに固定することができる。この場合、保持部材を追加することによって部品は増えるが、光学ガラスブロックの小型化、及び軽量化を図ることができる。光学ガラスブロックに対する固定部材の固定位置は、断面が矩形状に形成された光学ガラスブロックの側面のうち、長辺側の側面でも短辺側の側面でもよい。
請求項2に記載の発明によれば、前記光学ガラスブロックは、被写体光を複数の波長域成分の色光に分解する色分解プリズム、被写体光の光量を複数に分割する光量分割プリズム、又は被写体光の光路長を補正する補正用ガラスブロックであることを特徴としている。光学ガラスブロックは、色分解プリズムに限定されるものではなく、光量分割プリズムでもよく、補正用ガラスブロックでもよい。
以上説明したように本発明に係る固体撮像素子の固定構造によれば、取付座が不要になり部品点数を削減でき、光学ガラスブロックと固体撮像素子との間に介在する部品も減るので固体撮像素子のレジストレーション精度が高くなり、且つ光学ガラスブロックの小型化、軽量化を図ることができる。
以下添付図面に従って本発明に係る固体撮像素子の固定構造の好ましい実施の形態を詳説する。
図1には、テレビカメラの色分解プリズムに、固体撮像素子であるCCDを取り付ける状態が示されている。同図に示すように取付治具のベース板10には、ブラケット12が立設され、このブラケット12にはレンズマウント14、及び色分解プリズム保持用枠18が設けられている。レンズマウント14には、撮影レンズ20が装着され、色分解プリズム保持用枠18内には、色分解プリズム22が取付板24を介して装着されている。
色分解プリズム22は、図2に示すように撮影レンズ20からの被写体光をR、G、B成分に分解する第1、第2、第3プリズム26、28、30を有している。第1プリズム26と第2プリズム28とは、その対向面で空気層32を形成するように若干離間して設けられている。また、第1プリズム26側の対向面には、ダイクロイック面34が形成され、このダイクロイック面34によってR光、G光が透過され、B光が反射される。反射されたB光は、第1プリズム26の全反射面36によって全反射され、第1プリズム26の出射面38に導かれる。この出射面38に所定量離間してB光用CCD40が、図3に示す固定部材42、42によって位置決めされて固定される。固定部材42については後述する。
図2の第2プリズム28と第3プリズム30とは、その間に形成されたダイクロイック面44を介してそれぞれの対向面で接合されている。ダイクロイック面34を透過したR光、G光のうちR光がダイクロイック面44で反射され、そして、反射されたR光は、第2プリズム28の全反射面46によって全反射され、第2プリズム28の出射面48に導かれる。この出射面48に所定量離間してR光用CCD50が固定部材42、42によって位置決めされて固定される。一方、ダイクロイック面44を透過したG光は、そのまま第3プリズム30の出射面52に導光される。この出射面52に所定量離間してG光用CCD54が固定部材42、42によって位置決めされて固定される。
次に、CCD54(CCD40、50についても同様)の固定手順について図1を参照して説明する。まず、CCD54は、直交3軸Rx、Ry、Rz方向(図8参照)に回転移動されて第3プリズム30の光軸に対する光軸合わせの調整がなされる。調整後、CCD54は、固定部材42、42を介して出射面52に必要な隙間を保って接着剤により固定される。これによって、CCD54が第3プリズム30に対し、規定された位置に固定される。
なお、図1の如く第3プリズム30に固定されたCCD54の接続端子58、58…には、CCD基板60が図示しないソケットを介して接続される。CCD基板60はリード線62、62…を介して、画像処理回路を含んだコントロールユニット64に接続される。このコントロールユニット64で処理された画像信号に基づきモニタテレビ66に撮影レンズ20からの被写体が写し出される。
ところで、固定部材42は図4に示すように角柱状に形成された部材であり、第3プリズム30に対しては、断面が矩形状に形成された第3プリズム30の長辺側上側面30A及び長辺側下側面30Bに図5の如く固着されている。
図5の実施例は、CCD54の長方形状の外形が第3プリズム30の長方形状の出射端52の外形よりも大きい場合である。この場合であっても、固定部材42、42を第3プリズム30の長辺側上側面30A及び長辺側下側面30Bに固定することにより、第3プリズム30の出射端52を大きくすることなくCCD54を第3プリズム30に固定することができる。符号68はCCD54の受光面であり、この長方形の受光面68は第3プリズム30の出射端52の外形と略同じ大きさであることが好ましい。
図6に示すように、CCD54の外形が第3プリズム30の出射端52の外形よりも小さい場合には、CCD54の上縁部及び下縁部に板状の保持部材70、70を固着し、保持部材70、70を介して固定部材42、42に固定すればよい。この実施例では、保持部材70、70を追加することで部品点数は増えるが、第3プリズム30の小型化、及び軽量化を図ることができる。なお、第3プリズム30に対する固定部材42、42の固定位置は、断面が矩形状に形成された第3プリズム30の側面のうち、図7の如く短辺側の側面30C、30Dでもよい。
第1プリズム26、及び第2プリズム28に対するCCD40、50の固定方法も、第3プリズム30に対するCCD54の固定方法と同様であるので、ここではその説明を省略する。
実施の形態のように固定部材42、42を第3プリズム30の長辺側上側面30A及び長辺側下側面30Bに固定したCCD54の固定構造によれば、図9の従来例で説明した取付座6、6が不要になり部品点数を削減できる。また、図9の如く色分解プリズム4と固体撮像素子との間に介在する部品(スペーサ2及び取付座6)も減るのでCCD54のレジストレーション精度が高くなる。更に、図10の如く色分解プリズム4の出射端に連結固定部材3、3を固定する従来例と比較して、第1〜第3プリズム26、28、30の小型化、軽量化を図ることができる。
なお、実施の形態では、光学ガラスブロックとして色分解プリズム22を例示したが、これに限定されるものではなく、光量を複数に分割する光量分割プリズム、被写体光の光路長や収差を補正する補正用ガラスブロックでもよい。
色分解プリズムにCCDを取り付ける状態を示した説明図 色分解プリズムの構造を示した説明図 色分解プリズムの取付構造を示した一部破断部を含む説明図 色分解プリズムに対するCCDの固定構造を示した組立斜視図 色分解プリズムに対するCCDの第1の固定構造を示した断面図 色分解プリズムに対するCCDの第2の固定構造を示した断面図 色分解プリズムに対するCCDの第3の固定構造を示した断面図 固体撮像素子の位置調整方向を示した説明図 従来の固体撮像素子の固定構造を示した断面図 従来の固体撮像素子の固定構造を示した断面図
符号の説明
14…レンズマウント、20…撮影レンズ、22…色分解プリズム、26、28、30…プリズム、40、50、54…CCD、42…固定部材、58…接続端子、60…CCD基板、64…コントロールユニット、66…モニタテレビ、70…保持部材

Claims (2)

  1. 光学ガラスブロックの光出射端に固体撮像素子が固定部材を介して固定された固体撮像素子の固定構造において、
    前記固定部材は、断面が矩形状に形成された前記光学ガラスブロックの両側面に取り付けられていることを特徴とする固体撮像素子の固定構造。
  2. 前記光学ガラスブロックは、被写体光を複数の波長域成分の色光に分解する色分解プリズム、被写体光の光量を複数に分割する光量分割プリズム、又は被写体光の光路長を補正する補正用ガラスブロックであることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子の固定構造。
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