JP2005184064A - 修理依頼システム、遠隔操作装置、修理管理装置、機器、修理依頼方法及び修理依頼プログラム - Google Patents

修理依頼システム、遠隔操作装置、修理管理装置、機器、修理依頼方法及び修理依頼プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 迅速に修理に対応することができる修理依頼システム1、携帯電話リモコン20、修理センター30、空調機10及び修理依頼方法を提供する。
【解決手段】 修理依頼システム1は、空調機10の修理を依頼するための修理依頼システム1であって、携帯電話リモコン20と、修理センター30とを備える。携帯電話リモコン20は、空調機10を無線回線70経由で遠隔操作し、空調機10の運転データを無線回線70経由で受信する。修理センター30は、携帯電話リモコン20から、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報と空調機10の運転データとを電話回線60経由で受信して、空調機10の故障に関する連絡を受ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、修理依頼システム、遠隔操作装置、修理管理装置、機器、修理依頼方法及び修理依頼プログラムに関する。
従来から、機器の故障が発生した場合、機器の修理に関する依頼を受ける修理管理装置に機器の故障の報知と故障履歴とがネットワーク経由でリモコンにより送信されるサービスが行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−198746 (第1,2,7−10頁、第4,5図)
しかし、従来の技術は、修理管理装置からネットワーク経由でメンテナンス可能な機器の故障には迅速に対応できるが、現地にサービスマンを派遣する必要がある機器の故障の修理には迅速に対応できないことがある。すなわち、現地にサービスマンを派遣する必要がある機器の故障の場合、修理管理装置は修理の訪問先を特定できないため、修理管理装置が電話を受けなければ修理へ対応できないことが多い。そのため、機器の故障が発生してから現地にサービスマンを派遣するまで時間がかかる傾向がある。
そこで、本発明の課題は、迅速に修理に対応することができる修理依頼システム、遠隔操作装置、修理管理装置、機器、修理依頼方法及び修理依頼プログラムを提供することにある。
請求項1に係る修理依頼システムは、機器の修理を依頼するための修理依頼システムであって、遠隔操作装置と、回線管理装置と、修理管理装置とを備える。遠隔操作装置は、機器を第1通信回線経由で遠隔操作し、機器の運転データを第1通信回線経由で受信する。回線管理装置は、遠隔操作装置から、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを第2通信回線経由で受信して、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定する。修理管理装置は、回線管理装置から、少なくとも機器の運転データを、第2通信回線経由で受信して、機器の故障に関する連絡を受ける。
この修理依頼システムでは、遠隔操作装置が、機器を第1通信回線経由で遠隔操作する。遠隔操作装置が、機器の運転データを取得したい旨の要求を第1通信回線経由で機器に送信することができる。遠隔操作装置が、機器の運転データを第1通信回線経由で機器から受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報に基づき、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができる。修理管理装置が、回線管理装置から、少なくとも機器の運転データを、第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。
したがって、回線管理装置で個人情報に対応する連絡先が特定され、修理管理装置で機器の運転データが受信されるので、修理の訪問先及び修理内容を迅速に特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
なお、第1通信回線は、無線回線でもよいし、有線回線でもよい。遠隔操作装置の使用者の個人情報は、遠隔操作装置のアドレスでもよいし、遠隔操作装置の電話番号でもよいし、遠隔操作装置のIDでもよいし、遠隔操作装置の使用者の住所・氏名でもよいし、遠隔操作装置の存在場所の経度・緯度でもよい。修理管理装置は、回線管理装置から、機器の運転データだけでなく、遠隔操作装置の使用者の個人情報や連絡先などを、第2通信回線経由で受信してもよい。機器の故障に関する連絡は、運転データの整理番号のようなもので互いに区別されてもよいし、故障の整理番号のようなもので互いに区別されてもよいし、故障の整理番号のようなものを含まずに遠隔操作装置の使用者の個人情報や連絡先などで互いに区別されてもよい。
請求項2に係る修理依頼システムは、請求項1に記載の修理依頼システムであって、回線管理装置は、遠隔操作装置の使用者の個人情報に基づいて、使用者の連絡先を特定する。
この修理依頼システムでは、遠隔操作装置が、機器を第1通信回線経由で遠隔操作する。遠隔操作装置が、機器の運転データを取得したい旨の要求を第1通信回線経由で機器に送信することができる。遠隔操作装置が、機器の運転データを第1通信回線経由で機器から受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報に基づき、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定する。修理管理装置が、回線管理装置から、少なくとも機器の運転データを、第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。
したがって、回線管理装置で個人情報に対応する連絡先が特定され、修理管理装置で連絡先が受信されることにより、修理の訪問先及び修理内容を迅速に特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項3に係る修理依頼システムは、請求項1又は2に記載の修理依頼システムであって、遠隔操作装置は、報知部と、入力部とを有している。報知部は、機器の故障を報知する。入力部は、機器の故障の連絡に関して要否が入力される。
この修理依頼システムでは、遠隔操作装置が、機器を第1通信回線経由で遠隔操作する。遠隔操作装置が、機器の運転データを取得したい旨の要求を第1通信回線経由で機器に送信することができる。遠隔操作装置が、機器の運転データを第1通信回線経由で機器から受信する。遠隔操作装置の報知部が、機器の故障を報知する。遠隔操作装置の入力部では、機器の故障の連絡に関して要否が入力される。回線管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、機器の故障の連絡を必要とする旨が入力部に入力された場合、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報に基づき、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができる。修理管理装置が、回線管理装置から、少なくとも機器の運転データを、第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。
したがって、遠隔操作装置が、機器の故障の連絡に関する要否に応じて、回線管理装置を経由して、修理管理装置へ機器の故障に関して連絡することができる。その結果、遠隔操作装置の使用者の意思に基づいて、修理に対応することができる。
請求項4に係る修理依頼システムは、請求項1から3のいずれかに記載の修理依頼システムであって、運転データは、機器の種類を特定する情報と機器の故障の種類を特定する情報とを含む。
この修理依頼システムでは、運転データが、機器の種類を特定する情報と機器の故障の種類を特定する情報とを含む。回線管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報に基づき、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができる。修理管理装置が、回線管理装置から、少なくとも機器の運転データを、第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。
したがって、修理管理装置が、機器の種類を特定する情報と機器の故障の種類を特定する情報とに基づいて、機器の故障状態を容易に特定することができる。その結果、機器の修理内容を容易に特定することができる。
請求項5に係る修理依頼システムは、請求項1から4のいずれかに記載の修理依頼システムであって、運転データは、機器の故障直前における運転状態の履歴を含む。
この修理依頼システムでは、運転データが、機器の故障直前における運転状態の履歴を含む。回線管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報に基づき、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができる。修理管理装置が、回線管理装置から、少なくとも機器の運転データを、第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。
したがって、修理管理装置が、機器の故障直前における運転状態の履歴に基づいて、機器の故障状態を詳細に特定することができる。その結果、機器の修理内容を詳細に特定することができる。
請求項6に係る修理依頼システムは、請求項1から5のいずれかに記載の修理依頼システムであって、第2通信回線は、電話回線である。
この修理依頼システムでは、第2通信回線が、電話回線である。遠隔操作装置が、機器の運転データを第1通信回線経由で機器から受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報に基づき、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができる。修理管理装置が、回線管理装置から、少なくとも機器の運転データを、第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。
したがって、既存の電話回線を用いて修理依頼システムを構成することができる。このため、修理依頼システムを低コストで構成することができる。
請求項7に係る修理依頼システムは、請求項6に記載の修理依頼システムであって、遠隔操作装置は、携帯電話である。
この修理依頼システムでは、遠隔操作装置が、携帯電話である。遠隔操作装置が、機器を第1通信回線経由で遠隔操作する。遠隔操作装置が、機器の運転データを取得したい旨の要求を第1通信回線経由で機器に送信することができる。遠隔操作装置が、機器の運転データを第1通信回線経由で機器から受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報に基づき、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができる。修理管理装置が、回線管理装置から、少なくとも機器の運転データを、第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。
したがって、既存の携帯電話を用いて修理依頼システムを構成することができる。このため、修理依頼システムを低コストで構成することができる。
請求項8に係る修理依頼システムは、請求項1から7のいずれかに記載の修理依頼システムであって、第2通信回線は、インターネット回線である。
この修理依頼システムでは、第2通信回線が、インターネット回線である。遠隔操作装置が、機器の運転データを第1通信回線経由で機器から受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報に基づき、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができる。修理管理装置が、回線管理装置から、少なくとも機器の運転データを、第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。
したがって、既存のインターネット回線を用いて修理依頼システムを構成することができる。このため、修理依頼システムを低コストで構成することができる。
請求項9に係る修理依頼システムは、請求項1から8のいずれかに記載の修理依頼システムであって、修理管理装置は、機器の修理に関する情報を特定する。回線管理装置は、第2通信回線を経由して、修理管理装置から機器の修理に関する情報を受信する。遠隔操作装置は、第2通信回線を経由して、回線管理装置から機器の修理に関する情報を受信する。
この修理依頼システムでは、遠隔操作装置が、機器を第1通信回線経由で遠隔操作する。遠隔操作装置が、機器の運転データを取得したい旨の要求を第1通信回線経由で機器に送信することができる。遠隔操作装置が、機器の運転データを第1通信回線経由で機器から受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報に基づき、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができる。修理管理装置が、回線管理装置から、少なくとも機器の運転データを、第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。修理管理装置が、機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置が、機器の修理に関する情報を特定する。修理管理装置が、第2通信回線を経由して、回線管理装置へ機器の修理に関する情報を送信することができる。回線管理装置が、第2通信回線を経由して、修理管理装置から機器の修理に関する情報を受信する。回線管理装置が、第2通信回線を経由して、遠隔操作装置へ機器の修理に関する情報を送信することができる。遠隔操作装置が、第2通信回線を経由して、回線管理装置から機器の修理に関する情報を受信する。
したがって、機器のユーザに機器の修理に関する情報を迅速に提供することができる。このため、機器の故障が発生してから早期に、修理の依頼に関して要否をユーザに決定してもらうことができる。
請求項10に係る修理依頼システムは、請求項1から8のいずれかに記載の修理依頼システムであって、修理管理装置は、機器の修理に関する情報を特定する。遠隔操作装置は、第2通信回線を経由して、修理管理装置から機器の修理に関する情報を受信する。
この修理依頼システムでは、遠隔操作装置が、機器を第1通信回線経由で遠隔操作する。遠隔操作装置が、機器の運転データを取得したい旨の要求を第1通信回線経由で機器に送信することができる。遠隔操作装置が、機器の運転データを第1通信回線経由で機器から受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報に基づき、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができる。修理管理装置が、回線管理装置から、少なくとも機器の運転データを、第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。修理管理装置が、機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置が、機器の修理に関する情報を特定する。修理管理装置が、第2通信回線を経由して、遠隔操作装置へ機器の修理に関する情報を送信することができる。遠隔操作装置が、第2通信回線を経由して、回線管理装置から機器の修理に関する情報を受信する。
したがって、機器のユーザに機器の修理に関する情報を迅速に提供することができる。このため、機器の故障が発生してから早期に、修理の依頼に関して要否をユーザに決定してもらうことができる。
請求項11に係る修理依頼システムは、請求項9又は10に記載の修理依頼システムであって、遠隔操作装置の報知部は、機器の修理に関する情報を報知する。遠隔操作装置の入力部は、機器の修理の依頼に関して要否が入力される。
この修理依頼システムでは、遠隔操作装置が、機器を第1通信回線経由で遠隔操作する。遠隔操作装置が、機器の運転データを取得したい旨の要求を第1通信回線経由で機器に送信することができる。遠隔操作装置が、機器の運転データを第1通信回線経由で機器から受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報に基づき、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができる。修理管理装置が、回線管理装置から、少なくとも機器の運転データを、第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。修理管理装置が、機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置が、機器の修理に関する情報を特定する。修理管理装置が、遠隔操作装置を経由して、あるいは遠隔操作装置を経由せずに、機器の修理に関する情報を第2通信回線経由で遠隔操作装置に送信することができる。遠隔操作装置が、第2通信回線を経由して、回線管理装置又は修理管理装置から、機器の修理に関する情報を受信する。遠隔操作装置の報知部が、機器の修理に関する情報を報知する。遠隔操作装置の入力部では、機器の修理の依頼に関して要否が入力される。
したがって、遠隔操作装置が、機器の修理の依頼に関する要否に応じて、修理管理装置へ機器の修理を依頼することができる。その結果、遠隔操作装置の使用者の意思に基づいて、修理へ対応することができる。
請求項12に係る修理依頼システムは、請求項9から11のいずれかに記載の修理依頼システムであって、機器の修理に関する情報は、機器の修理が可能な日を含む。
この修理依頼システムでは、回線管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報に基づき、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができる。修理管理装置が、回線管理装置から、少なくとも機器の運転データを、第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。修理管理装置が、機器の修理が可能な日を特定する。修理管理装置が、遠隔操作装置を経由して、あるいは遠隔操作装置を経由せずに、機器の修理が可能な日を第2通信回線経由で遠隔操作装置に送信することができる。遠隔操作装置が、機器の修理が可能な日を、回線管理装置又は修理管理装置から、第2通信回線経由で受信する。
したがって、機器の修理が可能な日を迅速にユーザに知らせることができる。その結果、機器の故障が発生してから早期に、機器を修理する日をユーザに決定してもらうことができる。
請求項13に係る修理依頼システムは、請求項9から12のいずれかに記載の修理依頼システムであって、機器の修理に関する情報は、機器の修理に対する見積もり額を含む。
この修理依頼システムでは、回線管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報に基づき、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができる。修理管理装置が、回線管理装置から、少なくとも機器の運転データを、第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。修理管理装置が、機器の修理に対する見積もり額を特定する。修理管理装置が、遠隔操作装置を経由して、あるいは遠隔操作装置を経由せずに、機器の修理に対する見積もり額を第2通信回線経由で遠隔操作装置に送信することができる。遠隔操作装置が、機器の修理に対する見積もり額を、回線管理装置又は修理管理装置から、第2通信回線経由で受信する。
したがって、機器のユーザに見積もり額を迅速に提供することができる。その結果、機器の故障が発生してから早期に、修理の依頼に関して要否をユーザに決定してもらうことができる。
請求項14に係る修理依頼システムは、請求項9から13のいずれかに記載の修理依頼システムであって、修理管理装置は、機器の修理において交換する部品を特定する。
この修理依頼システムでは、回線管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報に基づき、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができる。修理管理装置が、回線管理装置から、少なくとも機器の運転データを、第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。修理管理装置が、機器の修理において交換する部品を特定する。
したがって、修理管理装置において、機器の修理において交換する部品を迅速に発注することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項15に係る修理依頼システムは、機器の修理を依頼するための修理依頼システムであって、遠隔操作装置と、修理管理装置とを備える。遠隔操作装置は、機器を第1通信回線経由で遠隔操作し、機器の運転データを第1通信回線経由で受信する。修理管理装置は、遠隔操作装置から、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを第2通信回線経由で受信して、機器の故障に関する連絡を受ける。
この修理依頼システムでは、遠隔操作装置が、機器を第1通信回線経由で遠隔操作する。遠隔操作装置が、機器の運転データを取得したい旨の要求を第1通信回線経由で機器に送信することができる。遠隔操作装置が、機器の運転データを第1通信回線経由で機器から受信する。修理管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。
したがって、修理管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報から遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができるので、機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置が、機器の運転データから機器の故障の内容を特定することができるので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
なお、第1通信回線は、無線回線でもよいし、有線回線でもよい。遠隔操作装置の使用者の個人情報は、遠隔操作装置のアドレスでもよいし、遠隔操作装置の電話番号でもよいし、遠隔操作装置のIDでもよいし、遠隔操作装置の使用者の住所・氏名でもよいし、遠隔操作装置の存在場所の経度・緯度でもよい。
請求項16に係る修理依頼システムは、請求項15に記載の修理依頼システムであって、修理管理装置は、遠隔操作装置の使用者の個人情報から使用者の連絡先を特定する。
この修理依頼システムでは、修理管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。修理管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報から使用者の連絡先を特定する。
したがって、修理管理装置が、機器の運転データから機器の故障の内容を特定することができるので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項17に係る修理依頼システムは、請求項15又は16に記載の修理依頼システムであって、遠隔操作装置は、報知部と、入力部とを有している。報知部は、機器の故障を報知する。入力部では、機器の故障の連絡に関して要否が入力される。
この修理依頼システムでは、遠隔操作装置が、機器を第1通信回線経由で遠隔操作する。遠隔操作装置が、機器の運転データを取得したい旨の要求を第1通信回線経由で機器に送信することができる。遠隔操作装置が、機器の運転データを第1通信回線経由で機器から受信する。遠隔操作装置の報知部が、機器の故障を報知する。遠隔操作装置の入力部では、機器の故障の連絡に関して要否が入力される。修理管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、機器の故障の連絡を必要とする旨が入力部に入力された場合、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。
したがって、遠隔操作装置が、機器の故障の連絡に関する要否に応じて、修理管理装置へ機器の故障に関して連絡することができる。その結果、遠隔操作装置の使用者の意思に基づいて、修理に対応することができる。
請求項18に係る修理依頼システムは、請求項15から17のいずれかに記載の修理依頼システムであって、回線管理装置をさらに備える。回線管理装置は、修理管理装置に第2通信回線を介して接続され、第2通信回線の利用者の連絡先を管理する。
この修理依頼システムでは、修理管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。回線管理装置が、修理管理装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報に対応する第2通信回線の利用者の連絡先を問い合わせる要求を、第2通信回線経由で修理管理装置から受信することができる。回線管理装置が、第2通信回線の利用者の連絡先を管理する。回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報に対応する第2通信回線の利用者の連絡先を、特定することができる。
したがって、修理管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報に対応する第2通信回線の利用者の連絡先を、第2通信回線経由で回線管理装置から受信することができる。その結果、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができるので、機器の修理に関する訪問先を容易に特定することができる。
なお、第2通信回線の利用者の連絡先は、第2通信回線の利用者の住所を含み、第2通信回線の利用者の氏名を含み、第2通信回線の利用者の存在場所の経度・緯度を含む。
請求項19に係る修理依頼システムは、請求項15から18のいずれかに記載の修理依頼システムであって、運転データは、機器の種類を特定する情報と機器の故障の種類を特定する情報とを含む。
この修理依頼システムでは、運転データが、機器の種類を特定する情報と機器の故障の種類を特定する情報とを含む。修理管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。
したがって、修理管理装置が、機器の種類を特定する情報と機器の故障の種類を特定する情報とに基づいて、機器の故障状態を容易に特定することができる。その結果、機器の修理内容を容易に特定することができる。
請求項20に係る修理依頼システムは、請求項15から19のいずれかに記載の修理依頼システムであって、運転データは、機器の故障直前における運転状態の履歴を含む。
この修理依頼システムでは、運転データが、機器の故障直前における運転状態の履歴を含む。修理管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。
したがって、修理管理装置が、機器の故障直前における運転状態の履歴に基づいて、機器の故障状態を詳細に特定することができる。その結果、機器の修理内容を詳細に特定することができる。
請求項21に係る修理依頼システムは、請求項15から20のいずれかに記載の修理依頼システムであって、第2通信回線は、電話回線である。
この修理依頼システムでは、第2通信回線が、電話回線である。遠隔操作装置が、機器の運転データを第1通信回線経由で機器から受信する。修理管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。
したがって、既存の電話回線を用いて修理依頼システムを構成することができる。このため、修理依頼システムを低コストで構成することができる。
請求項22にかかる修理依頼システムは、請求項21に記載の修理依頼システムであって、遠隔操作装置は、携帯電話である。
この修理依頼システムでは、遠隔操作装置が、携帯電話である。遠隔操作装置が、機器を第1通信回線経由で遠隔操作する。遠隔操作装置が、機器の運転データを取得したい旨の要求を第1通信回線経由で機器に送信することができる。遠隔操作装置が、機器の運転データを第1通信回線経由で機器から受信する。修理管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。修理管理装置は、機器の故障に関する連絡を受ける。
したがって、既存の携帯電話を用いて修理依頼システムを構成することができる。このため、修理依頼システムを低コストで構成することができる。
請求項23にかかる修理依頼システムは、請求項15から22のいずれかに記載の修理依頼システムであって、第2通信回線は、インターネット回線である。
この修理依頼システムでは、第2通信回線が、インターネット回線である。遠隔操作装置は、機器の運転データを第1通信回線経由で機器から受信する。修理管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。修理管理装置は、機器の故障に関する連絡を受ける。
したがって、既存のインターネット回線を用いて修理依頼システムを構成することができる。このため、修理依頼システムを低コストで構成することができる。
請求項24に係る修理依頼システムは、請求項15から23のいずれかに記載の修理依頼システムであって、修理管理装置は、機器の修理に関する情報を特定する。遠隔操作装置は、第2通信回線を経由して、修理管理装置から機器の修理に関する情報を受信する。
この修理依頼システムでは、遠隔操作装置が、機器を第1通信回線経由で遠隔操作する。遠隔操作装置が、機器の運転データを取得したい旨の要求を第1通信回線経由で機器に送信することができる。遠隔操作装置が、機器の運転データを第1通信回線経由で機器から受信する。修理管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。修理管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報から機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置が、機器の修理に関する情報を特定する。遠隔操作装置が、第2通信回線を経由して、修理管理装置から機器の修理に関する情報を受信する。
したがって、機器のユーザに機器の修理に関する情報を迅速に提供することができる。このため、機器の故障が発生してから早期に、修理の依頼に関して要否をユーザに決定してもらうことができる。
請求項25に係る修理依頼システムは、請求項24に記載の修理依頼システムであって、遠隔操作装置の報知部は、機器の修理に関する情報を報知する。遠隔操作装置の入力部は、機器の修理の依頼に関して要否が入力される。
この修理依頼システムでは、遠隔操作装置が、機器を第1通信回線経由で遠隔操作する。遠隔操作装置が、機器の運転データを取得したい旨の要求を第1通信回線経由で機器に送信することができる。遠隔操作装置が、機器の運転データを第1通信回線経由で機器から受信する。修理管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。修理管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報から機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置が、機器の修理に関する情報を特定する。遠隔操作装置が、第2通信回線を経由して、修理管理装置から機器の修理に関する情報を受信する。遠隔操作装置の報知部は、機器の修理に関する情報を報知する。遠隔操作装置の入力部では、機器の修理の依頼に関して要否が入力される。
したがって、遠隔操作装置が、機器の修理の依頼に関する要否に応じて、修理管理装置へ機器の修理を依頼することができる。その結果、遠隔操作装置の使用者の意思に基づいて、修理へ対応することができる。
請求項26に係る修理依頼システムは、請求項24又は25のいずれかに記載の修理依頼システムであって、機器の修理に関する情報は、機器の修理が可能な日を含む。
この修理依頼システムでは、修理管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。修理管理装置が、機器の修理が可能な日を特定する。遠隔操作装置が、機器の修理が可能な日を修理管理装置から第2通信回線経由で受信する。
したがって、機器の修理が可能な日を迅速にユーザに知らせることができる。その結果、機器の故障が発生してから早期に、機器を修理する日をユーザに決定してもらうことができる。
請求項27に係る修理依頼システムは、請求項24から26のいずれかに記載の修理依頼システムであって、機器の修理に関する情報は、機器の修理に対する見積もり額を含む。
この修理依頼システムでは、修理管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。修理管理装置が、機器の修理に対する見積もり額を特定する。遠隔操作装置が、機器の修理に対する見積もり額を修理管理装置から第2通信回線経由で受信する。
したがって、機器のユーザに見積もり額を迅速に提供することができる。その結果、機器の故障が発生してから早期に、修理の依頼に関して要否をユーザに決定してもらうことができる。
請求項28に係る修理依頼システムは、請求項24から27のいずれかに記載の修理依頼システムであって、修理管理装置は、機器の修理において交換する部品を特定する。
この修理依頼システムでは、修理管理装置が、遠隔操作装置に第2通信回線を介して接続されており、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信する。修理管理装置が、機器の故障に関する連絡を受ける。修理管理装置が、機器の修理において交換する部品を特定する。
したがって、修理管理装置が、機器の修理において交換する部品を迅速に発注することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項29に係る遠隔操作装置は、機器送受信部と、装置送受信部と備える。機器送受信部は、機器を遠隔操作する命令を第1通信回線経由で送信し、機器の運転データを第1通信回線経由で受信する。装置送受信部は、修理管理装置に少なくとも機器の運転データが第2通信回線経由で受信されるようにするために、回線管理装置へ、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを、第2通信回線経由で送信する。修理管理装置は、機器の故障に関する連絡を受ける。回線管理装置は、使用者の連絡先を特定する。
この遠隔操作装置では、機器送受信部が、機器を遠隔操作する命令を第1通信回線経由で送信する。機器送受信部が、機器の運転データを取得したい旨の要求を第1通信回線経由で機器に送信することができる。機器送受信部が、機器の運転データを第1通信回線経由で機器から受信する。装置送受信部が、修理管理装置に少なくとも機器の運転データが第2通信回線経由で受信されるようにするために、回線管理装置へ、少なくとも機器の運転データを第2通信回線経由で送信する。
したがって、修理管理装置は、遠隔操作装置の使用者の個人情報から遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができるので、機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置は、機器の運転データから機器の故障の内容を特定することができるので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
なお、第1通信回線は、無線回線でもよいし、有線回線でもよい。遠隔操作装置の使用者の個人情報は、遠隔操作装置のアドレスでもよいし、遠隔操作装置の電話番号でもよいし、遠隔操作装置のIDでもよいし、遠隔操作装置の使用者の住所・氏名でもよいし、遠隔操作装置の存在場所の経度・緯度でもよい。修理管理装置は、回線管理装置から、機器の運転データだけでなく、遠隔操作装置の使用者の個人情報や連絡先などを、第2通信回線経由で受信してもよい。機器の故障に関する連絡は、運転データの整理番号のようなもので互いに区別されてもよいし、故障の整理番号のようなもので互いに区別されてもよいし、故障の整理番号のようなものを含まずに遠隔操作装置の使用者の個人情報や連絡先などで互いに区別されてもよい。
請求項30に係る遠隔操作装置は、機器送受信部と、装置送受信部とを備える。機器送受信部は、機器を遠隔操作する命令を第1通信回線経由で送信し、機器の運転データを第1通信回線経由で受信する。装置送受信部は、修理管理装置に、使用者の個人情報と機器の運転データとを、第2通信回線経由で送信する。修理管理装置は、機器の故障に関する連絡を受ける。
この遠隔操作装置では、機器送受信部が、機器を遠隔操作する命令を第1通信回線経由で送信する。機器送受信部が、機器の運転データを取得したい旨の要求を第1通信回線経由で機器に送信することができる。機器送受信部が、機器の運転データを第1通信回線経由で機器から受信する。装置送受信部が、修理管理装置に使用者の個人情報と機器の運転データとを第2通信回線経由で送信する。
したがって、修理管理装置は、遠隔操作装置の使用者の個人情報から遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができるので、機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置は、機器の運転データから機器の故障の内容を特定することができるので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
なお、第1通信回線は、無線回線でもよいし、有線回線でもよい。遠隔操作装置の使用者の個人情報は、遠隔操作装置のアドレスでもよいし、遠隔操作装置の電話番号でもよいし、遠隔操作装置のIDでもよいし、遠隔操作装置の使用者の住所・氏名でもよいし、遠隔操作装置の存在場所の経度・緯度でもよい。
請求項31に係る修理管理装置は、受信部と、特定部とを備える。受信部は、回線管理装置から、少なくとも機器の運転データを第2通信回線経由で受信する。遠隔操作装置は、機器を第1通信回線経由で遠隔操作し機器の運転データを第1通信回線経由で受信する。回線管理装置は、遠隔操作装置から、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを第2通信回線経由で受信して、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定する。特定部は、少なくとも機器の運転データに基づき、機器の修理に関する情報を特定する。
この修理管理装置では、受信部が、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信して遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定する回線管理装置から、少なくとも機器の運転データを第2通信回線経由で受信する。特定部が、少なくとも機器の運転データに基づき、機器の修理に関する情報を特定する。
したがって、回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の連絡先に基づいて、機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置が、機器の運転データから機器の故障の内容を特定することができるので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
なお、第1通信回線は、無線回線でもよいし、有線回線でもよい。遠隔操作装置の使用者の個人情報は、遠隔操作装置のアドレスでもよいし、遠隔操作装置の電話番号でもよいし、遠隔操作装置のIDでもよいし、遠隔操作装置の使用者の住所・氏名でもよいし、遠隔操作装置の存在場所の経度・緯度でもよい。修理管理装置は、回線管理装置から、機器の運転データだけでなく、遠隔操作装置の使用者の個人情報や連絡先などを、第2通信回線経由で受信してもよい。機器の故障に関する連絡は、運転データの整理番号のようなもので互いに区別されてもよいし、故障の整理番号のようなもので互いに区別されてもよいし、故障の整理番号のようなものを含まずに遠隔操作装置の使用者の個人情報や連絡先などで互いに区別されてもよい。
請求項32に係る修理管理装置は、受信部と、特定部とを備える。受信部は、遠隔操作装置から、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを第2通信回線経由で受信する。遠隔操作装置は、機器を第1通信回線経由で遠隔操作し、機器の運転データを第1通信回線経由で受信する。特定部は、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとに基づき、機器の修理に関する情報を特定する。
この修理管理装置では、受信部が、機器の運転データを第1通信回線経由で受信する遠隔操作装置から、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとを第2通信回線経由で受信する。特定部が、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとに基づき、機器の修理に関する情報を特定する。
したがって、修理管理装置は、遠隔操作装置の使用者の個人情報から遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができるので、機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置は、機器の運転データから機器の故障の内容を特定することができるので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
なお、第1通信回線は、無線回線でもよいし、有線回線でもよい。遠隔操作装置の使用者の個人情報は、遠隔操作装置のアドレスでもよいし、遠隔操作装置の電話番号でもよいし、遠隔操作装置のIDでもよいし、遠隔操作装置の使用者の住所・氏名でもよいし、遠隔操作装置の存在場所の経度・緯度でもよい。
請求項33に係る機器は、受信部と、送信部とを備える。受信部は、遠隔操作装置から運転に関する命令を第1通信回線経由で受信する。遠隔操作装置は、遠隔操作する。送信部は、回線管理装置へ、機器の運転データを第1通信回線経由で送信する。回線管理装置は、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定する。修理管理装置に少なくとも機器の運転データが第2通信回線経由で受信されるようにするために、機器の運転データは、遠隔操作装置から回線管理装置へ第2通信回線経由で送信される。修理管理装置は、機器の故障に関する連絡を受ける。
この機器では、受信部が、遠隔操作装置から運転に関する命令を第1通信回線経由で受信する。受信部が、遠隔操作装置から、機器の運転データを取得したい旨の要求を第1通信回線経由で受信することができる。送信部が、機器の運転データを遠隔操作装置へ第1通信回線経由で送信する。機器の運転データが、遠隔操作装置から、遠隔操作装置の使用者の個人情報とともに、回線管理装置へ第2通信回線経由で送信される。これにより、修理管理装置に、少なくとも機器の運転データとが、第2通信回線経由で受信されるようにすることができる。
したがって、回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報から遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができるので、機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置が、機器の運転データから機器の故障の内容を特定することができるので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
なお、第1通信回線は、無線回線でもよいし、有線回線でもよい。遠隔操作装置の使用者の個人情報は、遠隔操作装置のアドレスでもよいし、遠隔操作装置の電話番号でもよいし、遠隔操作装置のIDでもよいし、遠隔操作装置の使用者の住所・氏名でもよいし、遠隔操作装置の存在場所の経度・緯度でもよい。修理管理装置は、回線管理装置から、機器の運転データだけでなく、遠隔操作装置の使用者の個人情報や連絡先などを、第2通信回線経由で受信してもよい。機器の故障に関する連絡は、運転データの整理番号のようなもので互いに区別されてもよいし、故障の整理番号のようなもので互いに区別されてもよいし、故障の整理番号のようなものを含まずに遠隔操作装置の使用者の個人情報や連絡先などで互いに区別されてもよい。
請求項34に係る機器は、受信部と、送信部とを備える。受信部は、遠隔操作装置から運転に関する命令を第1通信回線経由で受信する。遠隔操作装置は、遠隔操作する。送信部は、機器の運転データを遠隔操作装置へ第1通信回線経由で送信する。機器の運転データは、遠隔操作装置から、遠隔操作装置の使用者の個人情報とともに、修理管理装置へ第2通信回線経由で送信される。修理管理装置は、機器の故障に関する連絡を受ける。
この機器では、受信部が、遠隔操作装置から運転に関する命令を第1通信回線経由で受信する。受信部が、遠隔操作装置から、機器の運転データを取得したい旨の要求を第1通信回線経由で受信することができる。送信部が、機器の運転データを遠隔操作装置へ第1通信回線経由で送信する。機器の運転データが、遠隔操作装置から、遠隔操作装置の使用者の個人情報とともに、修理管理装置へ第2通信回線経由で送信される。
したがって、修理管理装置は、遠隔操作装置の使用者の個人情報から遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができるので、機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置は、機器の運転データから機器の故障の内容を特定することができるので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
なお、第1通信回線は、無線回線でもよいし、有線回線でもよい。遠隔操作装置の使用者の個人情報は、遠隔操作装置のアドレスでもよいし、遠隔操作装置の電話番号でもよいし、遠隔操作装置のIDでもよいし、遠隔操作装置の使用者の住所・氏名でもよいし、遠隔操作装置の存在場所の経度・緯度でもよい。
請求項35に係る修理依頼方法は、機器の修理を依頼するための修理依頼方法であって、第1ステップと、第2ステップと、第3ステップとを備える。第1ステップでは、遠隔操作装置に、機器の運転データが第1通信回線経由で受信される。遠隔操作装置は、機器を第1通信回線経由で遠隔操作する。第2ステップでは、遠隔操作装置から、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとが第2通信回線経由で受信されて、遠隔操作装置の使用者の連絡先が特定される。第3ステップでは、少なくとも第1ステップで受信された運転データが、第2通信回線経由で受信され、機器の故障に関する連絡が受け付けられる。
この修理依頼方法では、遠隔操作装置により、機器が第1通信回線経由で遠隔操作される。第1ステップにおいて、機器の運転データを取得したい旨の要求が第1通信回線経由で機器に送信され得る。第1ステップにおいて、機器の運転データが第1通信回線経由で機器から受信される。第2ステップにおいて、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとが、遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信される。第2ステップにおいて、遠隔操作装置の使用者の個人情報に基づき、遠隔操作装置の使用者の連絡先が特定され得る。第3ステップにおいて、遠隔操作装置の使用者の連絡先と機器の運転データとが、第2通信回線経由で受信される。第3ステップにおいて、機器の故障に関する連絡が受けられる。
したがって、第2ステップで個人情報に対応する連絡先が特定され得るので、修理の訪問先を特定することができる。第3ステップで機器の運転データから機器の故障の内容が特定され得るので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
なお、第1通信回線は、無線回線でもよいし、有線回線でもよい。遠隔操作装置の使用者の個人情報は、遠隔操作装置のアドレスでもよいし、遠隔操作装置の電話番号でもよいし、遠隔操作装置のIDでもよいし、遠隔操作装置の使用者の住所・氏名でもよいし、遠隔操作装置の存在場所の経度・緯度でもよい。修理管理装置は、回線管理装置から、機器の運転データだけでなく、遠隔操作装置の使用者の個人情報や連絡先などを、第2通信回線経由で受信してもよい。機器の故障に関する連絡は、運転データの整理番号のようなもので互いに区別されてもよいし、故障の整理番号のようなもので互いに区別されてもよいし、故障の整理番号のようなものを含まずに遠隔操作装置の使用者の個人情報や連絡先などで互いに区別されてもよい。
請求項36に係る修理依頼方法は、機器の修理を依頼するための修理依頼方法であって、第1ステップと、第2ステップとを備える。第1ステップでは、遠隔操作装置に、機器の運転データが第1通信回線経由で受信される。遠隔操作装置は、機器を第1通信回線経由で遠隔操作する。第2ステップでは、遠隔操作装置の使用者の個人情報と第1ステップで受信された機器の運転データとが第2通信回線経由で受信され、機器の故障に関する連絡が受け付けられる。
この修理依頼方法では、遠隔操作装置により、機器が第1通信回線経由で遠隔操作される。第1ステップにおいて、機器の運転データを取得したい旨の要求が第1通信回線経由で機器に送信され得る。第1ステップにおいて、機器の運転データが第1通信回線経由で機器から受信される。第2ステップにおいて、遠隔操作装置の使用者の個人情報と、第1ステップで受信された機器の運転データとが、第2通信回線経由で受信される。第2ステップにおいて、機器の故障に関する連絡が受け付けられる。
したがって、第2ステップで個人情報に対応する連絡先が特定され得るので、修理の訪問先を特定することができる。第2ステップで機器の運転データから機器の故障の内容が特定され得るので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
なお、第1通信回線は、無線回線でもよいし、有線回線でもよい。遠隔操作装置の使用者の個人情報は、遠隔操作装置のアドレスでもよいし、遠隔操作装置の電話番号でもよいし、遠隔操作装置のIDでもよいし、遠隔操作装置の使用者の住所・氏名でもよいし、遠隔操作装置の存在場所の経度・緯度でもよい。
請求項37に係る修理依頼プログラムは、遠隔操作装置に機器の修理を依頼させるための修理依頼プログラムであって、第1ステップと、第2ステップと、第3ステップとを備える。遠隔操作装置は、機器を第1通信回線経由で遠隔操作する。第1ステップでは、遠隔操作装置に、機器の運転データが第1通信回線経由で受信される。第2ステップでは、遠隔操作装置から、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとが第2通信回線経由で受信されて、遠隔操作装置の使用者の連絡先が特定される。第3ステップでは、少なくとも第1ステップで受信された運転データが、第2通信回線経由で受信され、機器の故障に関する連絡が受け付けられる。
この修理依頼プログラムでは、遠隔操作装置により、機器が第1通信回線経由で遠隔操作される。第1ステップにおいて、機器の運転データを取得したい旨の要求が第1通信回線経由で機器に送信され得る。第1ステップにおいて、機器の運転データが第1通信回線経由で機器から受信される。第2ステップにおいて、遠隔操作装置の使用者の個人情報と機器の運転データとが、遠隔操作装置から第2通信回線経由で受信される。第2ステップにおいて、遠隔操作装置の使用者の個人情報に基づき、遠隔操作装置の使用者の連絡先が特定され得る。第3ステップにおいて、回線管理装置から、遠隔操作装置の使用者の連絡先と機器の運転データとが、第2通信回線経由で受信される。第3ステップにおいて、機器の故障に関する連絡が受けられる。
したがって、第2ステップで個人情報に対応する連絡先が特定され得るので、修理の訪問先を特定することができる。第3ステップで機器の運転データから機器の故障の内容が特定され得るので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
なお、第1通信回線は、無線回線でもよいし、有線回線でもよい。遠隔操作装置の使用者の個人情報は、遠隔操作装置のアドレスでもよいし、遠隔操作装置の電話番号でもよいし、遠隔操作装置のIDでもよいし、遠隔操作装置の使用者の住所・氏名でもよいし、遠隔操作装置の存在場所の経度・緯度でもよい。修理管理装置は、回線管理装置から、機器の運転データだけでなく、遠隔操作装置の使用者の個人情報や連絡先などを、第2通信回線経由で受信してもよい。機器の故障に関する連絡は、運転データの整理番号のようなもので互いに区別されてもよいし、故障の整理番号のようなもので互いに区別されてもよいし、故障の整理番号のようなものを含まずに遠隔操作装置の使用者の個人情報や連絡先などで互いに区別されてもよい。
請求項38に係る修理依頼プログラムは、遠隔操作装置に機器の修理を依頼させるための修理依頼プログラムであって、第1ステップと、第2ステップとを備える。遠隔操作装置は、機器を第1通信回線経由で遠隔操作する。第1ステップでは、遠隔操作装置に、機器の運転データが第1通信回線経由で受信される。第2ステップでは、遠隔操作装置の使用者の個人情報と第1ステップで受信された機器の運転データとが第2通信回線経由で受信され、機器の故障に関する連絡が受け付けられる。
この修理依頼プログラムでは、遠隔操作装置により、機器が第1通信回線経由で遠隔操作される。第1ステップにおいて、機器の運転データを取得したい旨の要求が第1通信回線経由で機器に送信され得る。第1ステップにおいて、機器の運転データが第1通信回線経由で機器から受信される。第2ステップにおいて、遠隔操作装置の使用者の個人情報と、第1ステップで受信された機器の運転データとが、第2通信回線経由で受信される。第2ステップにおいて、機器の故障に関する連絡が受け付けられる。
したがって、第2ステップで個人情報に対応する連絡先が特定され得るので、修理の訪問先を特定することができる。第2ステップで機器の運転データから機器の故障の内容が特定され得るので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
なお、第1通信回線は、無線回線でもよいし、有線回線でもよい。遠隔操作装置の使用者の個人情報は、遠隔操作装置のアドレスでもよいし、遠隔操作装置の電話番号でもよいし、遠隔操作装置のIDでもよいし、遠隔操作装置の使用者の住所・氏名でもよいし、遠隔操作装置の存在場所の経度・緯度でもよい。
請求項1に係る修理依頼システムでは、回線管理装置で個人情報に対応する連絡先が特定され、修理管理装置で機器の運転データが受信されるので、修理の訪問先及び修理内容を迅速に特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項2に係る修理依頼システムでは、回線管理装置で個人情報に対応する連絡先が特定され、修理管理装置で連絡先が受信されることにより、修理の訪問先及び修理内容を迅速に特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項3に係る修理依頼システムでは、遠隔操作装置が、機器の故障の連絡に関する要否に応じて、回線管理装置を経由して、修理管理装置へ機器の故障に関して連絡することができる。その結果、遠隔操作装置の使用者の意思に基づいて、修理に対応することができる。
請求項4に係る修理依頼システムでは、修理管理装置が、機器の種類を特定する情報と機器の故障の種類を特定する情報とに基づいて、機器の故障状態を容易に特定することができる。その結果、機器の修理内容を容易に特定することができる。
請求項5に係る修理依頼システムでは、修理管理装置が、機器の故障直前における運転状態の履歴に基づいて、機器の故障状態を詳細に特定することができる。その結果、機器の修理内容を詳細に特定することができる。
請求項6に係る修理依頼システムでは、既存の電話回線を用いて修理依頼システムを構成することができる。このため、修理依頼システムを低コストで構成することができる。
請求項7に係る修理依頼システムでは、既存の携帯電話を用いて修理依頼システムを構成することができる。このため、修理依頼システムを低コストで構成することができる。
請求項8に係る修理依頼システムでは、既存のインターネット回線を用いて修理依頼システムを構成することができる。このため、修理依頼システムを低コストで構成することができる。
請求項9に係る修理依頼システムでは、機器のユーザに機器の修理に関する情報を迅速に提供することができる。このため、機器の故障が発生してから早期に、修理の依頼に関して要否をユーザに決定してもらうことができる。
請求項10に係る修理依頼システムでは、機器のユーザに機器の修理に関する情報を迅速に提供することができる。このため、機器の故障が発生してから早期に、修理の依頼に関して要否をユーザに決定してもらうことができる。
請求項11に係る修理依頼システムでは、遠隔操作装置が、機器の修理の依頼に関する要否に応じて、修理管理装置へ機器の修理を依頼することができる。その結果、遠隔操作装置の使用者の意思に基づいて、修理へ対応することができる。
請求項12に係る修理依頼システムでは、機器の修理が可能な日を迅速にユーザに知らせることができる。その結果、機器の故障が発生してから早期に、機器を修理する日をユーザに決定してもらうことができる。
請求項13に係る修理依頼システムでは、機器のユーザに見積もり額を迅速に提供することができる。その結果、機器の故障が発生してから早期に、修理の依頼に関して要否をユーザに決定してもらうことができる。
請求項14に係る修理依頼システムでは、修理管理装置において、機器の修理において交換する部品を迅速に発注することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項15に係る修理依頼システムでは、修理管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報から遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができるので、機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置が、機器の運転データから機器の故障の内容を特定することができるので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項16に係る修理依頼システムでは、修理管理装置が、機器の運転データから機器の故障の内容を特定することができるので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項17に係る修理依頼システムでは、遠隔操作装置が、機器の故障の連絡に関する要否に応じて、修理管理装置へ機器の故障に関して連絡することができる。その結果、遠隔操作装置の使用者の意思に基づいて、修理に対応することができる。
請求項18に係る修理依頼システムでは、修理管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報に対応する第2通信回線の利用者の連絡先を、第2通信回線経由で回線管理装置から受信することができる。その結果、遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができるので、機器の修理に関する訪問先を容易に特定することができる。
請求項19に係る修理依頼システムでは、修理管理装置が、機器の種類を特定する情報と機器の故障の種類を特定する情報とに基づいて、機器の故障状態を容易に特定することができる。その結果、機器の修理内容を容易に特定することができる。
請求項20に係る修理依頼システムでは、修理管理装置が、機器の故障直前における運転状態の履歴に基づいて、機器の故障状態を詳細に特定することができる。その結果、機器の修理内容を詳細に特定することができる。
請求項21に係る修理依頼システムでは、既存の電話回線を用いて修理依頼システムを構成することができる。このため、修理依頼システムを低コストで構成することができる。
請求項22にかかる修理依頼システムでは、既存の携帯電話を用いて修理依頼システムを構成することができる。このため、修理依頼システムを低コストで構成することができる。
請求項23にかかる修理依頼システムでは、既存のインターネット回線を用いて修理依頼システムを構成することができる。このため、修理依頼システムを低コストで構成することができる。
請求項24に係る修理依頼システムでは、機器のユーザに機器の修理に関する情報を迅速に提供することができる。このため、機器の故障が発生してから早期に、修理の依頼に関して要否をユーザに決定してもらうことができる。
請求項25に係る修理依頼システムでは、遠隔操作装置が、機器の修理の依頼に関する要否に応じて、修理管理装置へ機器の修理を依頼することができる。その結果、遠隔操作装置の使用者の意思に基づいて、修理へ対応することができる。
請求項26に係る修理依頼システムでは、機器の修理が可能な日を迅速にユーザに知らせることができる。その結果、機器の故障が発生してから早期に、機器を修理する日をユーザに決定してもらうことができる。
請求項27に係る修理依頼システムでは、機器のユーザに見積もり額を迅速に提供することができる。その結果、機器の故障が発生してから早期に、修理の依頼に関して要否をユーザに決定してもらうことができる。
請求項28に係る修理依頼システムでは、修理管理装置が、機器の修理において交換する部品を迅速に発注することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項29に係る遠隔操作装置では、修理管理装置は、遠隔操作装置の使用者の個人情報から遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができるので、機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置は、機器の運転データから機器の故障の内容を特定することができるので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項30に係る遠隔操作装置では、修理管理装置は、遠隔操作装置の使用者の個人情報から遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができるので、機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置は、機器の運転データから機器の故障の内容を特定することができるので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項31に係る修理管理装置では、回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の連絡先に基づいて、機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置が、機器の運転データから機器の故障の内容を特定することができるので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項32に係る修理管理装置では、修理管理装置は、遠隔操作装置の使用者の個人情報から遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができるので、機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置は、機器の運転データから機器の故障の内容を特定することができるので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項33に係る機器では、回線管理装置が、遠隔操作装置の使用者の個人情報から遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができるので、機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置が、機器の運転データから機器の故障の内容を特定することができるので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項34に係る機器では、修理管理装置は、遠隔操作装置の使用者の個人情報から遠隔操作装置の使用者の連絡先を特定することができるので、機器の修理に関する訪問先を特定することができる。修理管理装置は、機器の運転データから機器の故障の内容を特定することができるので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項35に係る修理依頼方法では、第2ステップで個人情報に対応する連絡先が特定され得るので、修理の訪問先を特定することができる。第3ステップで機器の運転データから機器の故障の内容が特定され得るので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項36に係る修理依頼方法では、第2ステップで個人情報に対応する連絡先が特定され得るので、修理の訪問先を特定することができる。第2ステップで機器の運転データから機器の故障の内容が特定され得るので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項37に係る修理依頼プログラムでは、第2ステップで個人情報に対応する連絡先が特定され得るので、修理の訪問先を特定することができる。第3ステップで機器の運転データから機器の故障の内容が特定され得るので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
請求項38に係る修理依頼プログラムでは、第2ステップで個人情報に対応する連絡先が特定され得るので、修理の訪問先を特定することができる。第2ステップで機器の運転データから機器の故障の内容が特定され得るので、機器の修理の内容を特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る修理依頼システム1の構成図を図1に示す。また、本発明の第1実施形態に係る修理依頼システム1の各構成要素の構成図を図2に示す。ここに示す修理依頼システム1は、主として空調機10の修理を依頼するためのシステムである。
<修理依頼システム1の全体構成>
図1に示すように、この修理依頼システム1は、主として空調機10、携帯電話リモコン20、修理センター30、無線回線70、電話回線60及び回線管理センター90を備える。空調機10と携帯電話リモコン20とは、無線回線70を経由して通信する。携帯電話リモコン20と回線管理センター90とは、電話回線60を経由して通信する。回線管理センター90と修理センター30とは、電話回線60を経由して通信する。
<空調機10の構成>
図2に示すように、空調機10は、主として受信部11、送信部12、処理部13、記憶部14及び冷媒回路15を備える。
受信部11は、空調機10の運転に関する命令を携帯電話リモコン20から無線回線70経由で受信する。受信部11は、空調機10の運転に関する命令を処理部13に渡す。処理部13は、空調機10の運転に関する命令に対応して冷媒回路15を動作又は停止させる。
処理部13は、空調機10の運転状態の履歴を冷媒回路15から定期的に取得して、記憶部14に渡す。記憶部14は、空調機10の運転状態の履歴を記憶するだけでなく、空調機10の機種コード番号を記憶している。また、記憶部14は、故障発生時には、空調機10の故障コード番号を記憶する。受信部11は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを取得したい旨の要求を、携帯電話リモコン20から無線回線70経由で受信する。受信部11は、空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴を取得したい旨の要求を処理部13へ渡す。処理部13は、空調機10が故障しているか否かを判断する。空調機10が故障していると判断した場合、処理部13は、記憶部14を参照して、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを取得する。処理部13は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを送信部12へ渡す。送信部12は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、無線回線70経由で携帯電話リモコン20へ送信する。
<携帯電話リモコン20の構成>
図2に示すように、携帯電話リモコン20は、主として入力部22、処理部25、報知部21、機器送受信部23及び装置送受信部24を備える。
入力部22では、空調機10の運転に関する命令が入力される。処理部25は、空調機10の運転に関する命令を入力部22から受け取り、機器送受信部23へ渡す。機器送受信部23は、空調機10の運転に関する命令を無線回線70経由で空調機10に送信する。
入力部22では、空調機10が故障している疑いがある場合、又は定期的に、故障診断したい旨の要求が入力される。処理部25は、故障診断したい旨の要求を入力部22から取得する。これにより、処理部25は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを取得したい旨の要求を機器送受信部23に渡す。機器送受信部23は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを取得したい旨の要求を、無線回線70経由で空調機10に送信する。
機器送受信部23は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、無線回線70経由で空調機10から受信して、処理部25に渡す。処理部25は、空調機10の故障コード番号を報知部21に渡す。報知部21は、空調機10の故障コード番号を報知する。入力部22では、空調機10の故障コード番号を確認した旨が入力される。報知部21は、空調機10の故障を修理センター30に連絡してよいか否かの問いを表示する。入力部22では、空調機10の故障の連絡に関して要否が入力される。空調機10の故障の連絡が必要であると入力部22に入力された場合は、空調機10の故障の連絡が必要である旨が、入力部22から処理部25へ伝えられる。処理部25は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、装置送受信部24に渡す。装置送受信部24は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴と携帯電話リモコン20の電話番号とを、電話回線60経由で回線管理センター90へ送信する。
装置送受信部24は、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とを、回線管理センター90から電話回線60経由で受信し、処理部25へ渡す。処理部25は、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とを、報知部21へ渡す。報知部21は、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とを、報知する。報知部21は、空調機10の修理を修理センター30に依頼してよいか否かの問いを表示する。入力部22では、空調機10の修理の依頼に関して要否が入力される。空調機10の修理の依頼に関する要否の情報が、入力部22から処理部25へ伝えられる。処理部25は、空調機10の修理の依頼に関する要否の情報を、装置送受信部24に渡す。装置送受信部24は、空調機10の修理の依頼に関する要否の情報と修理希望日の情報とを、電話回線60経由で回線管理センター90へ送信する。
<回線管理センター90の構成>
図2に示すように、回線管理センター90は、主として送受信部91,特定部92及び顧客データベース93を備える。
送受信部91は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴と携帯電話リモコン20の電話番号とを、電話回線60経由で携帯電話リモコン20から受信し、特定部92へ渡す。特定部92は、顧客データベース93を参照し、携帯電話リモコン20の電話番号から、携帯電話リモコン20の使用者の住所と氏名とを特定する。送受信部91は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴と携帯電話リモコン20の使用者の住所及び氏名とを、特定部92から取得し、電話回線60経由で修理管理センター30に送信する。
送受信部91は、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とを、回線管理センター90から電話回線60経由で受信し、携帯電話リモコン20へ電話回線60経由で転送する。
<修理センター30の構成>
図2に示すように、修理センター30は、主として送受信部31と特定部32と故障データベース34とを備える。
送受信部31は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、電話回線60経由で回線管理センター90から受信し、特定部32へ渡す。特定部32は、故障データベース34を参照し、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号とから、空調機10の故障内容を特定する。さらに、特定部32は、空調機10の故障内容と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とから、空調機10の故障内容を詳細に特定する。特定部32は、空調機10の詳細な故障内容に基づき、空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額と空調機10の修理において交換する部品とを、特定する。特定部32は、空調機10の修理において交換する部品の在庫を確認し、部品の在庫がなければ発注をかける。送受信部31は、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とを、特定部32から取得し、電話回線60経由で回線管理センター90に送信する。
送受信部31は、空調機10の修理の依頼に関する要否の情報と修理希望日の情報とを、電話回線60経由で回線管理センター90から受信する。
<無線回線70の構成>
図1,図2に示すように、無線回線70は、空調機10と携帯電話リモコン20との間における通信を媒介する。無線回線70は、赤外線を用いた通信回線である。
<電話回線60の構成>
図1に示すように、電話回線60は、主として携帯電話回線60aと固定電話回線60bと携帯電話基地局60cとを備える。携帯電話リモコン20から発せられた電波は、携帯電話回線60aを経由して携帯電話基地局60cで受信され、固定電話回線60bへ転送され、固定電話回線60b経由で回線管理センター90に受信される。回線管理センター90と修理センター30との間は、固定電話回線60bのみを経由して通信を行う。
<冷媒回路15の構成>
図3に示すように、冷媒回路15は、主として圧縮機151、四路切換弁152、室外熱交換器153、膨張弁154、室内熱交換器155、アキュムレータ156、プロペラファン157、クロスフローファン158、室外吸い込み温度センサー401、室外吹き出し温度センサー402、室内吸い込み温度センサー403、室内吹き出し温度センサー404、高圧圧力センサー405及び低圧圧力センサー406を備える。四路切換弁152は、圧縮機151の吐出側に接続されている。アキュムレータ156は、圧縮機151の吸引側に接続され、圧縮機151に液状の冷媒が混入するのを防止する。室外吸い込み温度センサー401は、室外熱交換器153に吸い込まれた室外空気81の温度を測定する。室外吹き出し温度センサー402は、室外熱交換器153から吹き出された室外空気82の温度を測定する。室内吸い込み温度センサー403は、室内熱交換器155に吸い込まれた室内空気83の温度を測定する。室内吹き出し温度センサー404は、室内熱交換器155に吸い込まれた室内空気84の温度を測定する。高圧圧力センサー405は、圧縮機151から吐出された冷媒の圧力を測定する。低圧圧力センサー406は、圧縮機151に吸い込まれた冷媒の圧力を測定する。
冷房運転時には、四路切換弁152を図3の実線の位置とし、膨張弁154を所定の開度に絞り、圧縮機151を起動する。圧縮機151から吐出される高圧冷媒は、室外熱交換器153で凝縮する際に、プロペラファン157により送られた室外空気81に熱を与え、この熱を与えられた室外空気82は暖気となる。熱を放出した高圧冷媒は、膨張弁154で減圧される。減圧された低圧冷媒は、室内熱交換器155で冷媒が蒸発する際に、クロスフローファン158により送られた室内空気83の熱を奪い、この熱を奪われた室内空気84が室内を冷房する。熱を吸収した低圧冷媒は、四路切換弁152,アキュムレータ156を介して圧縮機151に戻る。
暖房運転時には、四路切換弁152を図3の破線の位置とし、膨張弁154を所定の開度に絞り、圧縮機151を起動する。圧縮機151から吐出される高圧冷媒は、室内熱交換器155で凝縮する際に、クロスフローファン158により送られた室内空気83に熱を与え、この熱を与えられた室内空気84が室内を暖房する。熱を放出した高圧冷媒は、膨張弁154で減圧される。減圧された低圧冷媒は、室外熱交換器153で冷媒が蒸発する際に、プロペラファン157により送られた室外空気81の熱を奪い、この熱を奪われた室外空気82が冷気となる。熱を吸収した低圧冷媒は、四路切換弁152,アキュムレータ156を介して圧縮機151に戻る。
<顧客データベース193の構成>
図4に示すように、顧客データベース93は、主として電話番号欄931と氏名欄932と住所欄933とを備える。
図2に示す修理センター30の特定部32は、図4に示す顧客データベース93の電話番号欄931を参照し、図1,図2に示す携帯電話リモコン20の電話番号に対応した氏名・住所を、図4に示す顧客データベース93の氏名欄932と住所欄933とから特定する。
<故障データベース34の構成>
図5に示すように、故障データベース34は、主として機種コード欄341と故障コード欄342と故障内容欄343とを備える。
図2に示す修理センター30の特定部32は、図4に示す故障データベース34の機種コード欄341と故障コード欄342とを参照し、図1,図2に示す空調機10の機種コード欄341と故障コード欄342とに対応した故障内容を、図4に示す故障データベース34の故障内容欄343から特定する。
<修理依頼システム1が空調機10の故障に対応する処理の流れ>
図1の修理依頼システム1が空調機10の故障に対応する処理の流れを、図6及び図7に示すフローチャートを用いて説明する。
図6に示すステップS1では、図1に示す携帯電話リモコン20が操作される。すなわち、図2に示す携帯電話リモコン20の入力部22に、故障診断したい旨の要求が入力される。故障診断したい旨の要求が、入力部22から処理部25へ渡される。これにより、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを取得したい旨の要求が、処理部25から機器送受信部23へ渡され、無線回線70経由で空調機10へ送信される。空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを取得したい旨の要求が、携帯電話リモコン20から無線回線70経由で受信部11により受信される。空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴を取得したい旨の要求が受信部11により処理部13へ渡される。
図6に示すステップS2では、図1に示す空調機10が故障しているか否かが図2に示す処理部13により判断される。図1に示す空調機10が故障していると判断された場合は、図6に示すステップS3へ進められ、図1に示す空調機10が故障していないと判断された場合は、処理が終了される(図6,図7で示す2))。
図6に示すステップS3では、図1に示す空調機10の故障が報知される。すなわち、図2に示す携帯電話リモコン20の処理部13により、記憶部14が参照され、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とが取得される。処理部13により、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とが送信部12へ渡される。送信部12により、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とが、無線回線70経由で携帯電話リモコン20へ送信される。機器送受信部23により、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とが、無線回線70経由で空調機10から受信され、処理部25に渡される。処理部25により、空調機10の故障コード番号が報知部21に渡される。報知部21により、空調機10の故障コード番号が報知される。入力部22では、空調機10の故障コード番号を確認した旨が入力される。報知部21により、空調機10の故障を修理センター30に連絡してよいか否かの問いが表示される。
図6に示すステップS4では、図1に示す空調機10の故障を修理センター30へ連絡してよいか否かが判断される。修理センター30へ連絡してよいと判断された場合は、図2に示す入力部22に空調機10の修理の連絡が必要である旨が入力され、図6に示すステップS5へ進められる。図1に示す修理センター30へ連絡しなくてよいと判断された場合は、図2に示す入力部22に空調機10の修理の連絡が必要でない旨が入力され、処理が終了される(図6,図7で示す2))。
図6に示すステップS5では、図1に示す空調機10の故障が回線管理センター90へ連絡される。すなわち、空調機10の修理の連絡が必要である旨が、入力部22から処理部25へ伝えられる。処理部25により、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とが、装置送受信部24に渡される。装置送受信部24により、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴と携帯電話リモコン20の電話番号とが、電話回線60経由で回線管理センター90へ送信される。
図6に示すステップS6では、図1に示す携帯電話リモコン20の連絡先に関する情報が特定される。すなわち、図2に示す回線管理センター90の送受信部91により、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴と携帯電話リモコン20の電話番号とが、電話回線60経由で携帯電話リモコン20から受信され、特定部92へ渡される。特定部92により、顧客データベース93が参照され、携帯電話リモコン20の電話番号から、携帯電話リモコン20の使用者の住所と氏名とが特定される。
図6に示すステップS7では、図1に示す空調機10の故障が回線管理センター90から修理センター30へ連絡される。すなわち、図2に示す送受信部191により、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴と携帯電話リモコン20の使用者の住所及び氏名とが、特定部32から取得され、電話回線60経由で修理管理センター30に送信される。
図6に示すステップS8では、図1に示す空調機10の修理に関する情報が特定される。すなわち、図2に示す修理センター30の送受信部31により、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴と携帯電話リモコン20の使用者の住所及び氏名とが、電話回線60経由で携帯電話リモコン20から受信され、特定部32へ渡される。特定部32により、故障データベース34が参照され、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号とから、空調機10の故障内容が特定される。さらに、特定部32により、空調機10の故障内容と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とから、空調機10の故障内容が詳細に特定される。特定部32により、空調機10の詳細な故障内容に基づき、空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額と空調機10の修理において交換する部品とが、特定される。特定部32により、空調機10の修理において交換する部品の在庫が確認され、部品の在庫がなければ発注がかけられる(図6,図7で示す1))。
図7に示すステップS9では、図1に示す空調機10の修理に関する情報が転送される。すなわち、図2に示す修理センター30の送受信部31により、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とが、特定部32から取得され、電話回線60経由で回線管理センター90に送信される。回線管理センター90の送受信部91により、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とが、回線管理センター90から電話回線60経由で受信され、携帯電話リモコン20へ電話回線60経由で転送される。
図7に示すステップS10では、図1に示す空調機10の修理に関する情報が携帯電話リモコン20に受信される。すなわち、図2に示す修理センター30の送受信部31により、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とが、特定部32から取得され、電話回線60経由でリモコンに送信される。携帯電話リモコン20の装置送受信部24により、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とが、修理センター30から電話回線60経由で受信され、処理部25へ渡される。処理部25により、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とが、報知部21へ渡される。報知部21により、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とが、報知される。報知部21により、空調機10の修理を修理センター30に依頼してよいか否かの問いが表示される。
図7に示すステップS11では、図1に示す空調機10の故障の修理を依頼すべきであるか否かが判断される。図1に示す空調機10の故障の修理を依頼すべきであると判断された場合は、図2に示す入力部22に空調機10の故障の修理を依頼する旨と修理希望日とが入力され、図7に示すステップS12へ進められる。図1に示す空調機10の故障の修理を依頼すべきでないと判断された場合は、図2に示す入力部22に空調機10の故障の修理を依頼しない旨が入力され、図7に示すステップS15へ進められる。
図7に示すステップS12では、図1に示す空調機10の故障の修理を依頼する旨の情報と修理希望日の情報とが回線管理センター90へ送信される。すなわち、図2に示す空調機10の故障の連絡が必要である旨が、入力部22から処理部25へ伝えられる。処理部25により、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とが、装置送受信部24に渡される。装置送受信部24により、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴と携帯電話リモコン20の電話番号とが、電話回線60経由で回線管理センター90へ送信される。
図7に示すステップS13では、図1に示す空調機10の故障の修理を依頼する旨の情報と修理希望日の情報とが修理センター30へ転送される。すなわち、送受信部91により、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とが、回線管理センター90から電話回線60経由で受信され、携帯電話リモコン20へ電話回線60経由で転送される。
図7に示すステップS14では、図1に示す空調機10の故障の修理への対応が行われる。すなわち、図2に示す送受信部31により、空調機10の修理の依頼に関する要否の情報と修理希望日の情報とが、電話回線60経由で回線管理センター90から受信される。空調機10の修理を依頼する旨の情報と修理希望日の情報とが、サービスマンに伝えられる。サービスマンが、修理希望日に、携帯電話リモコン20の使用者の住所として特定された場所へ派遣され、空調機10の修理が行われる。
図7に示すステップS15では、図1に示す空調機10の故障の修理を依頼しない旨の情報が回線管理センター90へ送信される。すなわち、図2に示す空調機10の修理を依頼しない旨の情報が、携帯電話リモコン20の入力部22から処理部25へ伝えられる。処理部25により、空調機10の修理を依頼しない旨の情報が、装置送受信部24に渡される。装置送受信部24により、空調機10の修理を依頼しない旨の情報が、電話回線60経由で回線管理センター90へ送信される。回線管理センター90の送受信部91により、空調機10の修理を依頼しない旨の情報が、電話回線60経由で携帯電話リモコン20から受信される。
図7に示すステップS16では、図1に示す空調機10の故障の修理を依頼しない旨の情報が修理センター30へ転送される。すなわち、送受信部91により、空調機10の故障の修理を依頼しない旨の情報が、回線管理センター90から電話回線60経由で受信され、携帯電話リモコン20へ電話回線60経由で転送される。
図7に示すステップS17では、図1に示す空調機10の修理において交換する部品の発注がキャンセルされる。すなわち、図2に示す送受信部31により、図1に示す空調機10の故障の修理を依頼しない旨の情報が、電話回線60経由で回線管理センター90から受信される。図1に示す空調機10の故障の修理を依頼しない旨の情報に基づき、図1に示す空調機10の修理において交換する部品の発注がキャンセルされる。図1に示す空調機10の修理において交換する部品が発注されていない場合は、特に何も行われない。
<図1に示す空調機10の修理に関する情報が特定される処理の流れ>
図6に示すステップS8において、図1に示す空調機10の修理に関する情報が特定される処理の流れの一例を、図8に示すグラフを用いて説明する。
図1に示す空調機10の機種コード番号がSHYCP80Dであり、空調機10の故障コード番号がE3とE4とである場合を説明する。図2に示す特定部32により、図5に示す顧客データベース93が参照され、機種コード番号がSHYCP80Dで故障コード番号がE3である故障内容が高圧圧力異常であると特定される。機種コード番号がSHYCP80Dで故障コード番号がE4である故障内容が低圧圧力異常であると特定される。これにより、高圧圧力異常と低圧圧力異常とが発生していると予想される。
図1に示す空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴が図8に示すグラフのようになる場合を説明する。図3に示す室外吸い込み温度センサー401の測定結果が図8(a)で示され、図3に示す室外吹き出し温度センサー402の測定結果が図8(b)で示され、図3に示す低圧圧力センサー406の測定結果が図8(c)で示され、図3に示す高圧圧力センサー405の測定結果が図8(d)で示される。図8(a)に示すように、図3に示す室外熱交換器153に吸い込まれた室外空気81の温度は、一定であり特に異常がないことが分かる。図8(b)に示すように、図3に示す室外熱交換器153から吹き出された室外空気82の温度は、図8に示す時刻t1に対応する点P1から上昇し始めていることが分かる。図8(c)に示すように、図3に示す圧縮機151から吐出される冷媒の圧力は、図8に示す時刻t1よりも後の時刻から上昇し始め、時刻t2に対応する点P2において高圧圧力のスペックSP2を外れていることが分かる。図8(d)に示すように、図3に示す圧縮機151に吸い込まれる冷媒の圧力は、図8に示す時刻t2よりも後の時刻から上昇し始め、時刻t3に対応する点P3において低圧圧力のスペックSP3を外れていることが分かる。
図8(a)〜(d)を分析すると、次のようになる。図3に示す冷媒回路15において、室外熱交換器153において図8に示す時刻t1から熱交換が充分に行われなり始める。そのため、図3に示す室外熱交換器153において気体の冷媒が凝縮しにくくなり、室外熱交換器153において気体の冷媒の割合が多くなる。その結果、凝縮後の液体の冷媒の圧力が図8に示す時刻t1よりも後の時刻から上昇し始め、時刻t2においてスペックよりも高い圧力となる。そして、図3に示す膨張弁154で減圧されるが、液体の冷媒の圧力が高めである。これにより、室内熱交換器155において液体の冷媒が蒸発しにくくなり、室内熱交換器155において気体の冷媒の割合が少なくなる。その結果、蒸発後の気体の冷媒は、圧力が低くなる傾向にはあるが、圧力が高くなっているため、全体として図8に示す時刻t2よりも後の時刻から圧力が上昇し始める。そして、蒸発後の気体の冷媒は、時刻t3においてスペックよりも高い圧力となる。したがって、故障内容である高圧圧力異常と低圧圧力異常とが発生していることが確認されるとともに、故障の原因が図3に示す室外熱交換器153において熱交換が充分に行われていることが分かる。すなわち、プロペラファン157が充分に回転していないことが予測される。したがって、故障内容が詳細に特定される。また、プロペラファン157を回転させるためのモータの交換が必要であると予測される。プロペラファン157を回転させるためのモータの在庫がない場合は、発注がかけられる。
<報知部21の動作>
図7に示すステップS10における図2に示す報知部21の動作の一例を、図9,図10に示す概念図を用いて説明する。報知部21により、空調機10の詳細な故障内容だけでなく、空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とが、報知される。
空調機10の修理が可能な日は、図9に示すように報知される。図9には、図1に示す空調機10の故障について修理センター30へ連絡されたのが2003年7月7日である場合を示している。空調機10の修理において交換する部品の発注がかけられてから修理センター30に納品されるまで3日間かかるとすると、その部品が修理センター30に届くのは7月10日となる。そして、サービスマンの予定も考慮した結果、修理可能日は、図9に示す斜線で示した日となる。すなわち、7月11日、7月15日、7月17日、7月23日、7月24日、7月28日である。
空調機10の故障に対する見積もり額は、図9に示すように報知される。図9には、プロペラファン157を回転させるためのモータの部品代が1万円であり、修理の作業費が3万円である場合を示している。この場合、合計の見積もり額は、4万円となる。
<修理依頼システム1に関する特徴>
(1)
ここでは、図1に示す携帯電話リモコン20が、空調機10を無線回線70経由で遠隔操作する。携帯電話リモコン20が、空調機10の運転データを取得したい旨の要求を無線回線70経由で空調機10に送信する。携帯電話リモコン20が、空調機10の運転データを無線回線70経由で空調機10から受信する。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報と空調機10の運転データとを携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報に基づき、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先を特定する。修理センター30が、回線管理センター90から、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先と空調機10の運転データとを、電話回線60経由で受信する。修理管理センター30が、空調機10の故障に関する連絡を受ける。
したがって、回線管理センター90で個人情報に対応する連絡先が特定され、修理センター30で空調機10の運転データが受信されるので、修理の訪問先及び修理内容を迅速に特定することができる。その結果、迅速に修理に対応することができる。
(2)
ここでは、図1に示す携帯電話リモコン20が、空調機10を無線回線70経由で遠隔操作する。携帯電話リモコン20が、空調機10の運転データを取得したい旨の要求を無線回線70経由で空調機10に送信する。携帯電話リモコン20が、空調機10の運転データを無線回線70経由で空調機10から受信する。携帯電話リモコン20の報知部21が、空調機10の故障を報知する。携帯電話リモコン20の入力部22では、空調機10の故障の連絡に関して要否が入力される。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、空調機10の故障の連絡を必要とする旨が入力部22に入力された場合、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報と空調機10の運転データとを携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報に基づき、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先を特定する。修理センター30が、回線管理センター90から、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先と空調機10の運転データとを、電話回線60経由で受信する。修理センター30が、空調機10の故障に関する連絡を受ける。
したがって、携帯電話リモコン20が、空調機10の故障の連絡に関する要否に応じて、回線管理センター90を経由して、修理センター30へ機器の故障に関して連絡する。その結果、携帯電話リモコン20の使用者の意思に基づいて、修理への対応が行われる。
(3)
ここでは、運転データが、図1に示す空調機10の種類を特定する情報と空調機10の故障の種類を特定する情報とを含む。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報と空調機10の運転データとを携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報に基づき、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先を特定することができる。修理センター30が、回線管理センター90から、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先と空調機10の運転データとを、電話回線60経由で受信する。修理センター30が、空調機10の故障に関する連絡を受ける。
したがって、修理センター30が、空調機10の種類を特定する情報と空調機10の故障の種類を特定する情報とに基づいて、空調機10の故障状態を容易に特定する。その結果、空調機10の修理内容が容易に特定される。
(4)
ここでは、運転データが、図1に示す空調機10の故障直前における運転状態の履歴を含む。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報と空調機10の運転データとを携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報に基づき、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先を特定する。修理センター30が、回線管理センター90から、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先と空調機10の運転データとを、電話回線60経由で受信する。修理センター30が、空調機10の故障に関する連絡を受ける。
したがって、修理センター30が、空調機10の故障直前における運転状態の履歴に基づいて、空調機10の故障状態を詳細に特定する。その結果、空調機10の修理内容が詳細に特定される。
(5)
ここでは、図1に示す携帯電話リモコン20と修理センター30とを接続する通信回線は、電話回線60である。携帯電話リモコン20が、空調機10の運転データを無線回線70経由で空調機10から受信する。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報と空調機10の運転データとを携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報に基づき、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先を特定する。修理センター30が、回線管理センター90から、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先と空調機10の運転データとを、電話回線60経由で受信する。修理センター30が、空調機10の故障に関する連絡を受ける。
したがって、既存の電話回線を用いて修理依頼システム1が構成される。このため、修理依頼システムが低コストで構成される。
(6)
ここでは、図1に示す携帯電話リモコン20が、携帯電話である。携帯電話リモコン20が、空調機10を無線回線70経由で遠隔操作する。携帯電話リモコン2が、空調機10の運転データを取得したい旨の要求を無線回線70経由で空調機10に送信する。携帯電話リモコン20が、空調機10の運転データを無線回線70経由で空調機10から受信する。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報と空調機10の運転データとを携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報に基づき、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先を特定する。修理センター30が、回線管理センター90から、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先と空調機10の運転データとを、電話回線60経由で受信する。修理センター30が、空調機10の故障に関する連絡を受ける。
したがって、既存の携帯電話を用いて修理依頼システム1が構成される。このため、修理依頼システムが低コストで構成される。
(7)
ここでは、図1に示す携帯電話リモコン20が、空調機10を無線回線70経由で遠隔操作する。携帯電話リモコン20が、空調機10の運転データを取得したい旨の要求を無線回線70経由で機器に送信する。携帯電話リモコン20が、空調機10の運転データを無線回線70経由で空調機10から受信する。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報と空調機10の運転データとを携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報に基づき、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先を特定する。修理センター30が、回線管理センター90から、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先と空調機10の運転データとを、電話回線60経由で受信する。修理センター30が、空調機10の故障に関する連絡を受ける。修理センター30が、空調機10の修理に関する訪問先を特定する。修理センター30が、空調機10の修理に関する情報を特定する。修理センター30が、電話回線60を経由して、回線管理センター90へ空調機10の修理に関する情報を送信する。回線管理センター90が、電話回線60を経由して、修理センター30から機器の修理に関する情報を受信する。回線管理センター90が、電話回線60を経由して、携帯電話リモコン20へ機器の修理に関する情報を送信する。携帯電話リモコン20が、電話回線60を経由して、回線管理センター90から空調機10の修理に関する情報を受信する。
したがって、空調機10のユーザに空調機10の修理に関する情報を迅速に提供する。このため、空調機10の故障が発生してから早期に、修理の依頼に関して要否がユーザにより決定される。
(8)
ここでは、図1に示す携帯電話リモコン20が、空調機10を無線回線70経由で遠隔操作する。携帯電話リモコン20が、空調機10の運転データを取得したい旨の要求を無線回線70経由で機器に送信する。携帯電話リモコン20が、空調機10の運転データを無線回線70経由で空調機10から受信する。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報と空調機10の運転データとを携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報に基づき、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先を特定する。修理センター30が、回線管理センター90から、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先と空調機10の運転データとを、電話回線60経由で受信する。修理センター30が、空調機10の故障に関する連絡を受ける。修理センター30が、空調機10の修理に関する訪問先を特定する。修理センター30が、空調機10の修理に関する情報を特定する。修理センター30が、電話回線60を経由して、携帯電話リモコン20へ空調機10の修理に関する情報を送信する。携帯電話リモコン20が、電話回線60を経由して、回線管理センター90から空調機10の修理に関する情報を受信する。
したがって、空調機10のユーザに空調機10の修理に関する情報が迅速に提供される。このため、空調機10の故障が発生してから早期に、修理の依頼に関して要否がユーザにより決定される。
(9)
ここでは、図1に示す回線管理センター90が、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報と空調機10の運転データとを携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報に基づき、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先を特定する。修理センター30が、回線管理センター90から、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先と空調機10の運転データとを、電話回線60経由で受信する。修理センター30が、空調機10の故障に関する連絡を受ける。修理センター30が、空調機10の修理が可能な日を特定する。修理センター30が、携帯電話リモコン20を経由して、空調機10の修理が可能な日を電話回線60経由で携帯電話リモコン20に送信する。携帯電話リモコン20が、空調機10の修理が可能な日を、回線管理センター90から、電話回線60経由で受信する。
したがって、空調機10の修理が可能な日が迅速にユーザに知らせられる。その結果、空調機10の故障が発生してから早期に、機器を修理する日がユーザにより決定される。
(10)
ここでは、図1に示す回線管理センター90が、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報と空調機10の運転データとを携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報に基づき、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先を特定する。修理センター30が、回線管理センター90から、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先と空調機10の運転データとを、電話回線60経由で受信する。修理センター30が、空調機10の故障に関する連絡を受ける。修理センター30が、空調機10の修理に対する見積もり額を特定する。修理センター30が、携帯電話リモコン20を経由して、空調機10の修理に対する見積もり額を電話回線60経由で携帯電話リモコン20に送信する。携帯電話リモコン20が、空調機10の修理に対する見積もり額を、回線管理センター90から、電話回線60経由で受信する。
したがって、空調機10のユーザに見積もり額が迅速に提供される。その結果、空調機10の故障が発生してから早期に、修理の依頼に関して要否がユーザにより決定される。
(11)
ここでは、図1に示す回線管理センター90が、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報と空調機10の運転データとを携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。回線管理センター90が、携帯電話リモコン20の使用者の個人情報に基づき、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先を特定する。修理センター30が、回線管理センター90から、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先と空調機10の運転データとを、電話回線60経由で受信する。修理センター30が、空調機10の故障に関する連絡を受ける。修理センター30が、空調機10の修理において交換する部品を特定する。
したがって、修理センター30において、空調機10の修理において交換する部品が迅速に発注される。その結果、迅速に修理への対応が行われる。
<第1実施形態の変形例>
(A)携帯電話リモコン20により遠隔操作されるのは、空調機10でなくてもよい。例えば、家庭用マルチシステム・ヒートポンプ給湯器・ヒートポンプ床暖房システム・店舗又はオフィス用エアコン ・ビル用マルチシステム・スポットエアコン・中温用又は低温用エアコン・全熱交換器・空気清浄機・脱臭機・除湿機・加湿器・遠赤外線暖房機・ウォーターチリングユニット・スクリュー式冷凍機・ターボ冷凍機・吸収式冷凍機・エアハンドリングユニット・ファンコイルユニット・クーリングタワー・脱臭又は有機溶剤回収処理装置・ドライエアー供給装置・超高性能フッ素樹脂エアフィルター・海上コンテナ用冷凍装置・船舶用エアコン又は冷凍機・小口輸送用保冷コンテナ・デッキユニット・船舶用ウォーターチリングユニット・艦船用冷凍又は空調装置・大型スポットクーラーなどでもよく、リモコンで遠隔操作される機器であればどんな機器であってもよい。
(B)無線回線70は、赤外線以外の電磁波を用いた無線回線であってもよい。無線回線70は、有線回線であってもよい。携帯電話リモコン20は、携帯電話ではなく、通信機能付きのリモコンであってもよい。携帯電話リモコン20が空調機10から取得する空調機10の運転状態の履歴は、空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴でなくてもよい。すなわち、空調機10の故障30分よりも短い時間前からの運転状態の履歴でもいいし、空調機10の故障30分よりも長い時間前からの運転状態の履歴でもいい。
(C)携帯電話リモコン20から回線管理センター90へ送信される情報は、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号の代わりに、携帯電話リモコン20のアドレスであってもいいし、携帯電話リモコン20のIDであってもいいし、携帯電話リモコン20の使用者の住所・氏名であってもいいし、携帯電話リモコン20の存在場所の経度・緯度であってもよい。携帯電話リモコン20から修理センター30へ送信される情報が携帯電話リモコン20の使用者の住所・氏名である場合、回線管理センター90は、顧客データベース93を備えなくてもよい。携帯電話リモコン20から回線管理センター90へ送信される情報が携帯電話リモコン20の存在場所の経度・緯度である場合、回線管理センター90は、さらに地図情報を参照することにより、携帯電話リモコン20の使用者の住所を特定することができる。
(D)図1には携帯電話リモコン20が宅内50で操作される場合が示されているが、携帯電話リモコン20は、宅外で操作されてもよい。この場合、無線回線70は、赤外線でなく、より通信可能距離の長い無線回線が用いられる。あるいは、無線回線70は、電話回線であってもよい。この場合、空調機10に電話番号が割り当てられることになる。
(E)図1には報知部21が液晶表示により報知する場合が示されているが、報知部21は、他の方法により報知してもよい。例えば、ブザーによる報知のように人間の聴覚に訴えるものでもいいし、LED表示のように人間の視覚に訴えるものでもいいし、人間の味覚・触覚・嗅覚・知覚などに訴えるものでもいい。この場合でも、空調機10の故障が携帯電話リモコン20の使用者に報知されるので、空調機10の故障の連絡に関する要否が携帯電話リモコン20の入力部22に入力される。
(F)修理センター30は、回線管理センター90から、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先の情報を受信しなくてもよい。すなわち、修理センター30は、回線管理センター90から、空調機10の運転データとその整理番号とを受信してもよい。この場合、回線管理センター90は、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先の情報と空調機10の運転データの整理番号との対応付けの情報を保持しており、回線管理センター90から、空調機10の修理に関する情報と空調機10の運転データの整理番号とを受信することになる。したがって、空調機10のユーザに空調機10の修理に関する情報を迅速に提供することができる。このため、空調機10の故障が発生してから早期に、修理の依頼に関して要否をユーザに決定してもらうことができる。なお、空調機10の故障に関する連絡は、空調機10の運転データの整理番号の代わりに、故障の整理番号のようなもので互いに区別されてもよいし、故障の整理番号のようなものを含まずに遠隔操作装置の使用者の個人情報や連絡先などで互いに区別されてもよい。
(G)修理センター30は、空調機10の修理に関する情報を直接携帯電話リモコン20へ送信してもよい。すなわち、図7に示すステップS9、ステップS13及びステップS16の少なくとも1つは、省略されてもよい。この場合でも、修理センター30は、回線管理センター90から、携帯電話リモコン20の使用者の連絡先の情報を受信しているので、空調機10のユーザに空調機10の修理に関する情報を迅速に提供することができる。このため、空調機10の故障が発生してから早期に、修理の依頼に関して要否をユーザに決定してもらうことができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る修理依頼システム100の構成図を図11に示す。また、本発明の第2実施形態に係る修理依頼システム100の各構成要素の構成図を図12に示す。ここに示す修理依頼システム100は、主として空調機10の修理を依頼するためのシステムである。
<修理依頼システム100の全体構成>
図11に示すように、この修理依頼システム100は、主として空調機10と携帯電話リモコン20と修理センター30と無線回線70と電話回線60とを備える。空調機10と携帯電話リモコン20とは、無線回線70を経由して通信する。携帯電話リモコン20と修理センター30とは、電話回線60を経由して通信する。
<空調機10の構成>
図12に示すように、空調機10は、主として受信部11と送信部12と処理部13と記憶部14と冷媒回路15とを備える。
受信部11は、空調機10の運転に関する命令を携帯電話リモコン20から無線回線70経由で受信する。受信部11は、空調機10の運転に関する命令を処理部13に渡す。処理部13は、空調機10の運転に関する命令に対応して冷媒回路15を動作又は停止させる。
処理部13は、空調機10の運転状態の履歴を冷媒回路15から定期的に取得して、記憶部14に渡す。記憶部14は、空調機10の運転状態の履歴を記憶するだけでなく、空調機10の機種コード番号を記憶している。また、記憶部14は、故障発生時には、空調機10の故障コード番号を記憶する。受信部11は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを取得したい旨の要求を、携帯電話リモコン20から無線回線70経由で受信する。受信部11は、空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴を取得したい旨の要求を処理部13へ渡す。処理部13は、空調機10が故障しているか否かを判断する。空調機10が故障していると判断した場合、処理部13は、記憶部14を参照して、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを取得する。処理部13は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを送信部12へ渡す。送信部12は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、無線回線70経由で携帯電話リモコン20へ送信する。
<携帯電話リモコン20の構成>
図12に示すように、携帯電話リモコン20は、主として入力部22と処理部25と報知部21と機器送受信部23と装置送受信部24とを備える。
入力部22では、空調機10の運転に関する命令が入力される。処理部25は、空調機10の運転に関する命令を入力部22から受け取り、機器送受信部23へ渡す。機器送受信部23は、空調機10の運転に関する命令を無線回線70経由で空調機10に送信する。
入力部22では、空調機10が故障している疑いがある場合、又は定期的に、故障診断したい旨の要求が入力される。処理部25は、故障診断したい旨の要求を入力部22から取得する。これにより、処理部25は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを取得したい旨の要求を機器送受信部23に渡す。機器送受信部23は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを取得したい旨の要求を、無線回線70経由で空調機10に送信する。
機器送受信部23は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、無線回線70経由で空調機10から受信して、処理部25に渡す。処理部25は、空調機10の故障コード番号を報知部21に渡す。報知部21は、空調機10の故障コード番号を報知する。入力部22では、空調機10の故障コード番号を確認した旨が入力される。報知部21は、空調機10の故障を修理センター30に連絡してよいか否かの問いを表示する。入力部22では、空調機10の故障の連絡に関して要否が入力される。空調機10の故障の連絡が必要であると入力部22に入力された場合は、空調機10の故障の連絡が必要である旨が、入力部22から処理部25へ伝えられる。処理部25は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、装置送受信部24に渡す。装置送受信部24は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴と携帯電話リモコン20の電話番号とを、電話回線60経由で修理センター30へ送信する。
装置送受信部24は、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とを、修理センター30から電話回線60経由で受信し、処理部25へ渡す。処理部25は、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とを、報知部21へ渡す。報知部21は、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とを、報知する。報知部21は、空調機10の修理を修理センター30に依頼してよいか否かの問いを表示する。入力部22では、空調機10の修理の依頼に関して要否が入力される。空調機10の修理の依頼に関する要否の情報が、入力部22から処理部25へ伝えられる。処理部25は、空調機10の修理の依頼に関する要否の情報を、装置送受信部24に渡す。装置送受信部24は、空調機10の修理の依頼に関する要否の情報と修理希望日の情報とを、電話回線60経由で修理センター30へ送信する。
<修理センター30の構成>
図12に示すように、修理センター30は、主として送受信部31と特定部132と顧客データベース133と故障データベース34とを備える。
送受信部31は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴と携帯電話リモコン20の電話番号とを、電話回線60経由で携帯電話リモコン20から受信し、特定部132へ渡す。特定部132は、顧客データベース133を参照し、携帯電話リモコン20の電話番号から、携帯電話リモコン20の使用者の住所と氏名とを特定する。また、特定部132は、故障データベース34を参照し、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号とから、空調機10の故障内容を特定する。さらに、特定部132は、空調機10の故障内容と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とから、空調機10の故障内容を詳細に特定する。特定部132は、空調機10の詳細な故障内容に基づき、空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額と空調機10の修理において交換する部品とを、特定する。特定部132は、空調機10の修理において交換する部品の在庫を確認し、部品の在庫がなければ発注をかける。送受信部31は、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とを、特定部132から取得し、電話回線60経由でリモコンに送信する。
送受信部31は、空調機10の修理の依頼に関する要否の情報と修理希望日の情報とを、電話回線60経由でリモコン60から受信する。
<無線回線70の構成>
図11,図12に示すように、無線回線70は、空調機10と携帯電話リモコン20との間における通信を媒介する。無線回線70は、赤外線を用いた通信回線である。
<電話回線60の構成>
図11に示すように、電話回線60は、主として携帯電話回線60aと固定電話回線60bと携帯電話基地局60cとを備える。携帯電話リモコン20から発せられた電波は、携帯電話回線60aを経由して携帯電話基地局60cで受信され、固定電話回線60bへ転送され、固定電話回線60b経由で修理センター30に受信される。
<冷媒回路15の構成>
図3に示すように、冷媒回路15は、主として圧縮機151と四路切換弁152と室外熱交換器153と膨張弁154と室内熱交換器155とアキュムレータ156とプロペラファン157とクロスフローファン158と室外吸い込み温度センサー401と室外吹き出し温度センサー402と室内吸い込み温度センサー403と室内吹き出し温度センサー404と高圧圧力センサー405と低圧圧力センサー406とを備える。四路切換弁152は、圧縮機151の吐出側に接続されている。アキュムレータ156は、圧縮機151の吸引側に接続され、圧縮機151に液状の冷媒が混入するのを防止する。室外吸い込み温度センサー401は、室外熱交換器153に吸い込まれた室外空気81の温度を測定する。室外吹き出し温度センサー402は、室外熱交換器153から吹き出された室外空気82の温度を測定する。室内吸い込み温度センサー403は、室内熱交換器155に吸い込まれた室内空気83の温度を測定する。室内吹き出し温度センサー404は、室内熱交換器155に吸い込まれた室内空気84の温度を測定する。高圧圧力センサー405は、圧縮機151から吐出された冷媒の圧力を測定する。低圧圧力センサー406は、圧縮機151に吸い込まれた冷媒の圧力を測定する。
冷房運転時には、四路切換弁152を図3の実線の位置とし、膨張弁154を所定の開度に絞り、圧縮機151を起動する。圧縮機151から吐出される高圧冷媒は、室外熱交換器153で凝縮する際に、プロペラファン157により送られた室外空気81に熱を与え、この熱を与えられた室外空気82は暖気となる。熱を放出した高圧冷媒は、膨張弁154で減圧される。減圧された低圧冷媒は、室内熱交換器155で冷媒が蒸発する際に、クロスフローファン158により送られた室内空気83の熱を奪い、この熱を奪われた室内空気84が室内を冷房する。熱を吸収した低圧冷媒は、四路切換弁152,アキュムレータ156を介して圧縮機151に戻る。
暖房運転時には、四路切換弁152を図3の破線の位置とし、膨張弁154を所定の開度に絞り、圧縮機151を起動する。圧縮機151から吐出される高圧冷媒は、室内熱交換器155で凝縮する際に、クロスフローファン158により送られた室内空気83に熱を与え、この熱を与えられた室内空気84が室内を暖房する。熱を放出した高圧冷媒は、膨張弁154で減圧される。減圧された低圧冷媒は、室外熱交換器153で冷媒が蒸発する際に、プロペラファン157により送られた室外空気81の熱を奪い、この熱を奪われた室外空気82が冷気となる。熱を吸収した低圧冷媒は、四路切換弁152,アキュムレータ156を介して圧縮機151に戻る。
<顧客データベース133の構成>
図13に示すように、顧客データベース133は、主として電話番号欄331と氏名欄332と住所欄333とを備える。
図12に示す修理センター30の特定部132は、図13に示す顧客データベース133の電話番号欄331を参照し、図11,図12に示す携帯電話リモコン20の電話番号に対応した氏名・住所を、図13に示す顧客データベース133の氏名欄332と住所欄333とから特定する。
<故障データベース34の構成>
図14に示すように、故障データベース34は、主として機種コード欄341と故障コード欄342と故障内容欄343とを備える。
図12に示す修理センター30の特定部132は、図13に示す故障データベース34の機種コード欄341と故障コード欄342とを参照し、図11,図12に示す空調機10の機種コード欄341と故障コード欄342とに対応した故障内容を、図13に示す故障データベース34の故障内容欄343から特定する。
<修理依頼システム100が空調機10の故障に対応する処理の流れ>
図11の修理依頼システム100が空調機10の故障に対応する処理の流れを、図15及び図16に示すフローチャートを用いて説明する。
図15に示すステップS1では、図11に示す携帯電話リモコン20が操作される。すなわち、図12に示す携帯電話リモコン20の入力部22に、故障診断したい旨の要求が入力される。故障診断したい旨の要求が、入力部22から処理部25へ渡される。これにより、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを取得したい旨の要求が、処理部25から機器送受信部23へ渡され、無線回線70経由で空調機10へ送信される。空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを取得したい旨の要求が、携帯電話リモコン20から無線回線70経由で受信部11により受信される。空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴を取得したい旨の要求が受信部11により処理部13へ渡される。
図15に示すステップS2では、図11に示す空調機10が故障しているか否かが図12に示す処理部13により判断される。図11に示す空調機10が故障していると判断された場合は、図15に示すステップS3へ進められ、図11に示す空調機10が故障していないと判断された場合は、処理が終了される(図15,図16で示す2))。
図15に示すステップS3では、図11に示す空調機10の故障が報知される。すなわち、図12に示す携帯電話リモコン20の処理部13により、記憶部14が参照され、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とが取得される。処理部13により、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とが送信部12へ渡される。送信部12により、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とが、無線回線70経由で携帯電話リモコン20へ送信される。機器送受信部23により、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とが、無線回線70経由で空調機10から受信され、処理部25に渡される。処理部25により、空調機10の故障コード番号が報知部21に渡される。報知部21により、空調機10の故障コード番号が報知される。入力部22では、空調機10の故障コード番号を確認した旨が入力される。報知部21により、空調機10の故障を修理センター30に連絡してよいか否かの問いが表示される。
図15に示すステップS4では、図11に示す空調機10の故障を修理センター30へ連絡してよいか否かが判断される。修理センター30へ連絡してよいと判断された場合は、図12に示す入力部22に空調機10の修理の連絡が必要である旨が入力され、図15に示すステップS5へ進められる。図11に示す修理センター30へ連絡しなくてよいと判断された場合は、図12に示す入力部22に空調機10の修理の連絡が必要でない旨が入力され、処理が終了される(図15,図16で示す2))。
図15に示すステップS21では、図11に示す空調機10の故障が修理センター30へ連絡される。すなわち、空調機10の修理の連絡が必要である旨が、入力部22から処理部25へ伝えられる。処理部25により、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とが、装置送受信部24に渡される。装置送受信部24により、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴と携帯電話リモコン20の電話番号とが、電話回線60経由で修理センター30へ送信される。
図15に示すステップS22では、図11に示す空調機10の修理に関する情報が特定される。すなわち、図12に示す修理センター30の送受信部31により、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴と携帯電話リモコン20の電話番号とが、電話回線60経由で携帯電話リモコン20から受信され、特定部132へ渡される。特定部132により、顧客データベース133が参照され、携帯電話リモコン20の電話番号から、携帯電話リモコン20の使用者の住所と氏名とが特定される。また、特定部132により、故障データベース34が参照され、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号とから、空調機10の故障内容が特定される。さらに、特定部132により、空調機10の故障内容と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とから、空調機10の故障内容が詳細に特定される。特定部132により、空調機10の詳細な故障内容に基づき、空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額と空調機10の修理において交換する部品とが、特定される。特定部132により、空調機10の修理において交換する部品の在庫が確認され、部品の在庫がなければ発注がかけられる(図15,図16で示す1))。
図16に示すステップS10では、図11に示す空調機10の修理に関する情報が携帯電話リモコン20に受信される。すなわち、図12に示す修理センター30の送受信部31により、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とが、特定部132から取得され、電話回線60経由でリモコンに送信される。携帯電話リモコン20の装置送受信部24により、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とが、修理センター30から電話回線60経由で受信され、処理部25へ渡される。処理部25により、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とが、報知部21へ渡される。報知部21により、空調機10の詳細な故障内容と空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とが、報知される。報知部21により、空調機10の修理を修理センター30に依頼してよいか否かの問いが表示される。
図16に示すステップS11では、図11に示す空調機10の故障の修理を依頼すべきであるか否かが判断される。図11に示す空調機10の故障の修理を依頼すべきであると判断された場合は、図12に示す入力部22に空調機10の故障の修理を依頼する旨と修理希望日とが入力され、図16に示すステップS9へ進められる。図11に示す空調機10の故障の修理を依頼すべきでないと判断された場合は、図12に示す入力部22に空調機10の故障の修理を依頼しない旨が入力され、図16に示すステップS11へ進められる。
図16に示すステップS23では、図11に示す空調機10の故障の修理を依頼する旨の情報と修理希望日の情報とが修理センター30へ送信される。すなわち、図12に示す空調機10の修理を依頼する旨の情報と修理希望日の情報とが、携帯電話リモコン20の入力部22から処理部25へ伝えられる。処理部25により、空調機10の修理を依頼する旨の情報と修理希望日の情報とが、装置送受信部24に渡される。装置送受信部24により、空調機10の修理を依頼する旨の情報と修理希望日の情報とが、電話回線60経由で修理センター30へ送信される。修理センター30の送受信部31により、空調機10の修理を依頼する旨の情報と修理希望日の情報とが、電話回線60経由でリモコン60から受信される。
図16に示すステップS14では、図1に示す空調機10の故障の修理への対応が行われる。すなわち、図2に示す送受信部31により、空調機10の修理の依頼に関する要否の情報と修理希望日の情報とが、電話回線60経由で回線管理センター90から受信される。空調機10の修理を依頼する旨の情報と修理希望日の情報とが、サービスマンに伝えられる。サービスマンが、修理希望日に、携帯電話リモコン20の使用者の住所として特定された場所へ派遣され、空調機10の修理が行われる。
図16に示すステップS24では、図11に示す空調機10の故障の修理を依頼しない旨の情報が修理センター30へ送信される。すなわち、図12に示す空調機10の修理を依頼しない旨の情報が、携帯電話リモコン20の入力部22から処理部25へ伝えられる。処理部25により、空調機10の修理を依頼しない旨の情報が、装置送受信部24に渡される。装置送受信部24により、空調機10の修理を依頼しない旨の情報が、電話回線60経由で修理センター30へ送信される。修理センター30の送受信部31により、空調機10の修理を依頼しない旨の情報が、電話回線60経由でリモコン60から受信される。
図7に示すステップS17では、図1に示す空調機10の修理において交換する部品の発注がキャンセルされる。すなわち、図2に示す送受信部31により、図1に示す空調機10の故障の修理を依頼しない旨の情報が、電話回線60経由で回線管理センター90から受信される。図1に示す空調機10の故障の修理を依頼しない旨の情報に基づき、図1に示す空調機10の修理において交換する部品の発注がキャンセルされる。図1に示す空調機10の修理において交換する部品が発注されていない場合は、特に何も行われない。
<図11に示す空調機10の修理に関する情報が特定される処理の流れ>
図15に示すステップS22において、図11に示す空調機10の修理に関する情報が特定される処理の流れの一例を、図8に示すグラフを用いて説明する。
図11に示す空調機10の機種コード番号がSHYCP80Dであり、空調機10の故障コード番号がE3とE4とである場合を説明する。図12に示す特定部132により、図14に示す顧客データベース133が参照され、機種コード番号がSHYCP80Dで故障コード番号がE3である故障内容が高圧圧力異常であると特定される。機種コード番号がSHYCP80Dで故障コード番号がE4である故障内容が低圧圧力異常であると特定される。これにより、高圧圧力異常と低圧圧力異常とが発生していると予想される。
図11に示す空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴が図8に示すグラフのようになる場合を説明する。図3に示す室外吸い込み温度センサー401の測定結果が図8(a)で示され、図3に示す室外吹き出し温度センサー402の測定結果が図8(b)で示され、図3に示す低圧圧力センサー406の測定結果が図8(c)で示され、図3に示す高圧圧力センサー405の測定結果が図8(d)で示される。図8(a)に示すように、図3に示す室外熱交換器153に吸い込まれた室外空気81の温度は、一定であり特に異常がないことが分かる。図8(b)に示すように、図3に示す室外熱交換器153から吹き出された室外空気82の温度は、図8に示す時刻t1に対応する点P1から上昇し始めていることが分かる。図8(c)に示すように、図3に示す圧縮機151から吐出される冷媒の圧力は、図8に示す時刻t1よりも後の時刻から上昇し始め、時刻t2に対応する点P2において高圧圧力のスペックSP2を外れていることが分かる。図8(d)に示すように、図3に示す圧縮機151に吸い込まれる冷媒の圧力は、図8に示す時刻t2よりも後の時刻から上昇し始め、時刻t3に対応する点P3において低圧圧力のスペックSP3を外れていることが分かる。
図8(a)〜(d)を分析すると、次のようになる。図3に示す冷媒回路15において、室外熱交換器153において図8に示す時刻t1から熱交換が充分に行われなり始める。そのため、図3に示す室外熱交換器153において気体の冷媒が凝縮しにくくなり、室外熱交換器153において気体の冷媒の割合が多くなる。その結果、凝縮後の液体の冷媒の圧力が図8に示す時刻t1よりも後の時刻から上昇し始め、時刻t2においてスペックよりも高い圧力となる。そして、図3に示す膨張弁154で減圧されるが、液体の冷媒の圧力が高めである。これにより、室内熱交換器155において液体の冷媒が蒸発しにくくなり、室内熱交換器155において気体の冷媒の割合が少なくなる。その結果、蒸発後の気体の冷媒は、圧力が低くなる傾向にはあるが、圧力が高くなっているため、全体として図8に示す時刻t2よりも後の時刻から圧力が上昇し始める。そして、蒸発後の気体の冷媒は、時刻t3においてスペックよりも高い圧力となる。したがって、故障内容である高圧圧力異常と低圧圧力異常とが発生していることが確認されるとともに、故障の原因が図3に示す室外熱交換器153において熱交換が充分に行われていることが分かる。すなわち、プロペラファン157が充分に回転していないことが予測される。したがって、故障内容が詳細に特定される。また、プロペラファン157を回転させるためのモータの交換が必要であると予測される。プロペラファン157を回転させるためのモータの在庫がない場合は、発注がかけられる。
<報知部21の動作>
図16に示すステップS10における図12に示す報知部21の動作の一例を、図9,図10に示す概念図を用いて説明する。報知部21により、空調機10の詳細な故障内容だけでなく、空調機10の修理が可能な日と空調機10の故障に対する見積もり額とが、報知される。
空調機10の修理が可能な日は、図9に示すように報知される。図9には、図11に示す空調機10の故障について修理センター30へ連絡されたのが2003年7月7日である場合を示している。空調機10の修理において交換する部品の発注がかけられてから修理センター30に納品されるまで3日間かかるとすると、その部品が修理センター30に届くのは7月10日となる。そして、サービスマンの予定も考慮した結果、修理可能日は、図9に示す斜線で示した日となる。すなわち、7月11日、7月15日、7月17日、7月23日、7月24日、7月28日である。
空調機10の故障に対する見積もり額は、図9に示すように報知される。図9には、プロペラファン157を回転させるためのモータの部品代が1万円であり、修理の作業費が3万円である場合を示している。この場合、合計の見積もり額は、4万円となる。
<修理依頼システム100に関する特徴>
(1)
ここでは、図12に示す携帯電話リモコン20は、空調機10を無線回線70経由で遠隔操作する。携帯電話リモコン20は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを取得したい旨の要求を、無線回線70経由で空調機10に送信する。携帯電話リモコン20は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、無線回線70経由で空調機10から受信する。修理センター30は、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号と空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。修理センター30は、空調機10の故障に関する連絡を受ける。修理センター30は、顧客データベース133を参照し、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号から、携帯電話リモコン20の使用者の住所・氏名を特定する。修理センター30は、故障データベース34を参照し、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とから、空調機10の故障内容を特定する。
したがって、修理センター30は、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号から携帯電話リモコン20の使用者の住所・氏名を特定するので、空調機10の修理に関する訪問先が特定される。修理センター30は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とから、空調機10の故障内容を特定するので、空調機10の修理の内容が特定される。その結果、迅速に修理への対応がなされる。
(2)
ここでは、図12に示す携帯電話リモコン20は、空調機10を無線回線70経由で遠隔操作する。携帯電話リモコン20は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを取得したい旨の要求を、無線回線70経由で空調機10に送信する。携帯電話リモコン20は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、無線回線70経由で空調機10から受信する。携帯電話リモコン20の報知部21は、空調機10の故障コード番号を報知する。携帯電話リモコン20の入力部22では、空調機10の修理の連絡に関して要否が入力される。修理センター30は、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、空調機10の修理の連絡をする旨が入力部22に入力された場合、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号と空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。修理センター30は、空調機10の故障に関する連絡を受ける。
したがって、携帯電話リモコン20は、空調機10の故障の連絡に関する要否に応じて、修理センター30へ空調機10の故障に関して連絡する。その結果、携帯電話リモコン20の使用者の意思に基づいて、修理への対応がなされる。
(3)
ここでは、図12に示す空調機10から携帯電話リモコン20へ提供される情報は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号とを含む。修理センター30は、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号と空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。修理センター30は、空調機10の故障に関する連絡を受ける。
したがって、修理センター30は、故障データベース34を参照し、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号とに基づいて、空調機10の故障状態を容易に特定する。その結果、空調機10の修理内容が容易に特定される。
(4)
ここでは、図12に示す空調機10から携帯電話リモコン20へ提供される情報は、空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴を含む。修理センター30は、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号と空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。修理センター30は、空調機10の故障に関する連絡を受ける。
したがって、修理センター30は、空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴に基づいて、空調機10の故障状態を詳細に特定する。その結果、空調機10の修理内容が詳細に特定される。
(5)
ここでは、図12に示す携帯電話リモコン20と修理センター30とを接続する通信回線は、電話回線60である。携帯電話リモコン20は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、無線回線70経由で空調機10から受信する。修理センター30は、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号と空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。修理センター30は、空調機10の故障に関する連絡を受ける。
したがって、既存の電話回線を用いて修理依頼システム100が構成される。このため、修理依頼システム100が低コストで構成される。
(6)
ここでは、図12に示す携帯電話リモコン20は、携帯電話である。携帯電話リモコン20は、空調機10を無線回線70経由で遠隔操作する。携帯電話リモコン20は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを取得したい旨の要求を、無線回線70経由で空調機10に送信する。携帯電話リモコン20は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、無線回線70経由で空調機10から受信する。修理センター30は、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号と空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。修理センター30は、空調機10の故障に関する連絡を受ける。
したがって、既存の携帯電話を用いて修理依頼システム100が構成される。このため、修理依頼システム100が低コストで構成される。
(7)
ここでは、図12に示す携帯電話リモコン20は、空調機10を無線回線70経由で遠隔操作する。携帯電話リモコン20は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを取得したい旨の要求を、無線回線70経由で空調機10に送信する。携帯電話リモコン20は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、無線回線70経由で空調機10から受信する。修理センター30は、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号と空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。修理センター30は、空調機10の故障に関する連絡を受ける。修理センター30は、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号から空調機10の修理に関する訪問先を特定する。修理センター30は、空調機10の修理に関する情報を特定する。携帯電話リモコン20は、電話回線60を経由して、修理センター30から空調機10の修理に関する情報を受信する。
したがって、空調機10のユーザに空調機10の修理に関する情報が迅速に提供される。このため、空調機10の故障が発生してから早期に、修理の依頼に関して要否がユーザにより決定される。
(8)
ここでは、図12に示す携帯電話リモコン20は、空調機10を無線回線70経由で遠隔操作する。携帯電話リモコン20は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを取得したい旨の要求を、無線回線70経由で空調機10に送信する。携帯電話リモコン20は、空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、無線回線70経由で空調機10から受信する。修理センター30は、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号と空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。修理センター30は、空調機10の故障に関する連絡を受ける。修理センター30は、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号から空調機10の修理に関する訪問先を特定する。修理センター30は、空調機10の修理に関する情報を特定する。携帯電話リモコン20は、電話回線60を経由して、修理センター30から空調機10の修理に関する情報を受信する。携帯電話リモコン20の報知部21は、空調機10の修理に関する情報を報知する。携帯電話リモコン20の入力部22では、空調機10の修理の依頼に関して要否が入力される。
したがって、携帯電話リモコン20は、空調機10の修理の依頼に関する要否に応じて、修理センター30へ空調機10の修理を依頼する。その結果、携帯電話リモコン20の使用者の意思に基づいて、修理への対応が行われる。
(9)
ここでは、図12に示す修理センター30は、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号と空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。修理センター30は、空調機10の故障に関する連絡を受ける。修理センター30は、空調機10の修理が可能な日を特定する。携帯電話リモコン20は、空調機10の修理が可能な日を修理センター30から電話回線60経由で受信する。
したがって、空調機10の修理が可能な日が迅速にユーザに知らせられる。その結果、空調機10の故障が発生してから早期に、空調機10を修理する日がユーザにより決定される。
(10)
ここでは、図12に示す修理センター30は、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号と空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。修理センター30は、空調機10の故障に関する連絡を受ける。修理センター30は、空調機10の修理に対する見積もり額を特定する。携帯電話リモコン20は、空調機10の修理に対する見積もり額を修理センター30から電話回線60経由で受信する。
したがって、空調機10のユーザに見積もり額が迅速に提供される。その結果、空調機10の故障が発生してから早期に、修理の依頼に関する要否がユーザにより決定される。
(11)
ここでは、図12に示す修理センター30は、携帯電話リモコン20に電話回線60を介して接続されており、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号と空調機10の機種コード番号と空調機10の故障コード番号と空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴とを、携帯電話リモコン20から電話回線60経由で受信する。修理センター30は、空調機10の故障に関する連絡を受ける。修理センター30は、空調機10の修理において交換する部品を特定する。
したがって、修理センター30は、空調機10の修理において交換する部品が迅速に発注される。その結果、迅速に修理への対応が行われる。
<第2実施形態の変形例>
(A)図12に示す携帯電話リモコン20により遠隔操作されるのは、空調機10でなくてもよい。例えば、家庭用マルチシステム・ヒートポンプ給湯器・ヒートポンプ床暖房システム・店舗又はオフィス用エアコン ・ビル用マルチシステム・スポットエアコン・中温用又は低温用エアコン・全熱交換器・空気清浄機・脱臭機・除湿機・加湿器・遠赤外線暖房機・ウォーターチリングユニット・スクリュー式冷凍機・ターボ冷凍機・吸収式冷凍機・エアハンドリングユニット・ファンコイルユニット・クーリングタワー・脱臭又は有機溶剤回収処理装置・ドライエアー供給装置・超高性能フッ素樹脂エアフィルター・海上コンテナ用冷凍装置・船舶用エアコン又は冷凍機・小口輸送用保冷コンテナ・デッキユニット・船舶用ウォーターチリングユニット・艦船用冷凍又は空調装置・大型スポットクーラーなどでもよく、リモコンで遠隔操作される機器であればどんな機器であってもよい。
(B)図12に示す無線回線70は、赤外線以外の電磁波を用いた無線回線であってもよい。無線回線70は、有線回線であってもよい。この場合、携帯電話リモコン20により空調機10が遠隔操作されるときのみ、有線回線が携帯電話リモコン20に接続されることになる。携帯電話リモコン20は、携帯電話ではなく、通信機能付きのリモコンであってもよい。携帯電話リモコン20が空調機10から取得する空調機10の運転状態の履歴は、空調機10の故障30分前からの運転状態の履歴でなくてもよい。すなわち、空調機10の故障30分よりも短い時間前からの運転状態の履歴でもいいし、空調機10の故障30分よりも長い時間前からの運転状態の履歴でもいい。
(C)図12に示す携帯電話リモコン20から修理センター30へ送信される情報は、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号の代わりに、携帯電話リモコン20のアドレスであってもいいし、携帯電話リモコン20のIDであってもいいし、携帯電話リモコン20の使用者の住所・氏名であってもいいし、携帯電話リモコン20の存在場所の経度・緯度であってもよい。携帯電話リモコン20から修理センター30へ送信される情報が携帯電話リモコン20の使用者の住所・氏名である場合、修理センター30は、顧客データベース133を備えなくてもよい。携帯電話リモコン20から修理センター30へ送信される情報が携帯電話リモコン20の存在場所の経度・緯度である場合、修理センター30は、さらに地図情報を参照することにより、携帯電話リモコン20の使用者の住所を特定することができる。
(D)図11には携帯電話リモコン20が宅内50で操作される場合が示されているが、携帯電話リモコン20は、宅外で操作されてもよい。この場合、無線回線70は、赤外線でなく、より通信可能距離の長い無線回線が用いられる。あるいは、無線回線70は、電話回線であってもよい。この場合、空調機10に電話番号が割り当てられることになる。
(E)図11には報知部21が液晶表示により報知する場合が示されているが、報知部21は、他の方法により報知してもよい。例えば、ブザーによる報知のように人間の聴覚に訴えるものでもいいし、LED表示のように人間の視覚に訴えるものでもいいし、人間の味覚・触覚・嗅覚・知覚などに訴えるものでもいい。この場合でも、空調機10の故障が携帯電話リモコン20の使用者に報知されるので、空調機10の故障の連絡に関する要否が携帯電話リモコン20の入力部22に入力される。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態に係る修理依頼システム200を図17に示す。また、修理依頼システム200の各構成要素の構成図を図18に示す。図17,図18において、図1,図2の修理依頼システム1の構成要素と同様の構成要素は同じ番号で示してある。ここに示す修理依頼システム200は、主として空調機10の修理を依頼するためのシステムである。
この修理依頼システム200は、基本的な構造は第1実施形態と同様であり各構成要素は図2と同様であるが、修理依頼システム200が空調機10の故障に対応する処理の流れが第1実施形態と異なる。すなわち、修理センター30が携帯電話リモコン20から直接空調機10の故障の連絡を受ける場合の処理の流れが示される。
具体的には、修理依頼システム200が空調機10の故障に対応する処理の流れは、図18,図19のフローチャートに示すように、次の点で第1実施形態と異なる。なお、図18,図19において、図6,図7に示す第1実施形態と同様の処理は、同じ番号で示してある。
図18に示すステップS31では、図17に示す回線管理センター90への問い合わせが行われる。すなわち、回線管理センター90により、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号と、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号に対応する第2通信回線の利用者の連絡先を問い合わせる要求とが、電話回線60経由で修理センター30から受信される。
図18に示すステップS32では、図17に示す図2に示す回線管理センター90の送受信部91により、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号と、携帯電話リモコン20の使用者の電話番号に対応する第2通信回線の利用者の連絡先を問い合わせる要求とが、電話回線60経由で修理センター30から受信され、特定部92へ渡される。特定部92により、顧客データベース93が参照され、携帯電話リモコン20の電話番号から、携帯電話リモコン20の使用者の住所と氏名とが特定される。
回線管理センター90で個人情報に対応する連絡先が特定され、修理センター30で空調機10の運転データが受信されるので、修理の訪問先及び修理内容を迅速に特定することができる点は、第1実施形態と同様である。したがって、このような修理依頼システム200によっても、迅速に修理への対応がなされる。
<第3実施形態の変形例>
(A)回線管理センター90により特定され修理センター30に送信される情報は、電話回線60の利用者の住所・氏名の代わりに、電話回線60の利用者の存在場所の経度・緯度であってもよい。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態に係る修理依頼システム300を図20に示す。図20において、図1の修理依頼システム1の構成要素と同様の構成要素は同じ番号で示してある。ここに示す修理依頼システム300は、主として空調機10の修理を依頼するためのシステムである。
この修理依頼システム300は、基本的な構造は第1実施形態と同様であり各構成要素は図2と同様であるが、電話回線60の代わりにインターネット回線260が備えられている点で構成が異なる。すなわち、インターネット回線260は、主として無線LAN回線260aとWAN回線260bとモデム260cとを備える。また、携帯電話リモコン220は、インターネット回線260に対応したものである。したがって、既存のインターネット回線を用いて修理依頼システム300が構成される。このため、修理依頼システム200が低コストで構成される。
回線管理センター90で個人情報に対応する連絡先が特定され、修理センター30で空調機10の運転データが受信されるので、修理の訪問先及び修理内容を迅速に特定することができる点は、第1実施形態と同様である。したがって、このような修理依頼システム200によっても、迅速に修理への対応がなされる。
<第4実施形態の変形例>
(A)インターネット回線260は、図11に示す電話回線60を経由したものであってもよい。
(B)回線管理センター90は、なくてもよい。この場合、第2実施形態と同様に、修理センター30が図12に示す顧客データベース133を備え、個人情報に対応する連絡先の特定は、修理センター30で行われることになる。
本発明にかかる修理依頼システム、遠隔操作装置、修理管理装置、機器、修理依頼方法及び修理依頼プログラムは、迅速に修理に対応することができるという効果を有し、修理依頼システム、遠隔操作装置、修理管理装置、機器、修理依頼方法及び修理依頼プログラム等として有用である。
本発明の第1実施形態による修理依頼システムの概念図。 本発明の第1実施形態による修理依頼システムの構成図。 本発明の第1実施形態による冷媒回路の構成図。 本発明の第1実施形態による顧客データベースの構成図。 本発明の第1実施形態による故障データベースの構成図。 修理依頼システムが空調機の故障に対応する処理の流れを示すフローチャート。 修理依頼システムが空調機の故障に対応する処理の流れを示すフローチャート。 空調機の故障30分前からの運転状態の履歴を示すグラフ。 報知部の動作を示す概念図。 報知部の動作を示す概念図。 本発明の第2実施形態による修理依頼システムの概念図。 本発明の第2実施形態による修理依頼システムの構成図。 本発明の第2実施形態による顧客データベースの構成図。 本発明の第2実施形態による故障データベースの構成図。 修理依頼システムが空調機の故障に対応する処理の流れを示すフローチャート。 修理依頼システムが空調機の故障に対応する処理の流れを示すフローチャート。 本発明の第3実施形態による修理依頼システムの概念図。 修理依頼システムが空調機の故障に対応する処理の流れを示すフローチャート。 修理依頼システムが空調機の故障に対応する処理の流れを示すフローチャート。 本発明の第4実施形態による修理依頼システムの概念図。
符号の説明
1,100,200,300 修理依頼システム
10 空調機
20,220 携帯電話リモコン
30 修理センター
60 電話回線
70 無線回線
90 回線管理センター
260 インターネット回線

Claims (38)

  1. 機器(10)の修理を依頼するための修理依頼システム(1,300)であって、
    前記機器(10)を第1通信回線(70)経由で遠隔操作し、前記機器(10)の運転データを前記第1通信回線(70)経由で受信する遠隔操作装置(20,220)と、
    前記遠隔操作装置(20,220)から、前記遠隔操作装置(20,220)の使用者の個人情報と前記機器(10)の前記運転データとを第2通信回線(60,260)経由で受信して、前記遠隔操作装置(20,220)の前記使用者の連絡先を特定する回線管理装置(90)と、
    前記回線管理装置(90)から、少なくとも前記機器(10)の前記運転データを、前記第2通信回線(60,260)経由で受信して、前記機器(10)の故障に関する連絡を受ける修理管理装置(30)と、
    を備えた修理依頼システム(1,300)。
  2. 前記回線管理装置(90)は、前記遠隔操作装置(20,220)の前記使用者の前記個人情報に基づいて、前記使用者の連絡先を特定する、
    請求項1に記載の修理依頼システム(1,300)。
  3. 前記遠隔操作装置(20,220)は、
    前記機器(10)の故障を報知する報知部(21)と、
    前記機器(10)の故障の連絡に関して要否が入力される入力部(22)と、
    を有している、
    請求項1又は2に記載の修理依頼システム(1,300)。
  4. 前記運転データは、前記機器(10)の種類を特定する情報と前記機器(10)の故障の種類を特定する情報とを含む、
    請求項1から3のいずれかに記載の修理依頼システム(1,300)。
  5. 前記運転データは、前記機器(10)の故障直前における運転状態の履歴を含む、
    請求項1から4のいずれかに記載の修理依頼システム(1,300)。
  6. 前記第2通信回線(60,260)は、電話回線である、
    請求項1から5のいずれかに記載の修理依頼システム(1,300)。
  7. 前記遠隔操作装置(20,220)は、携帯電話である、
    請求項6に記載の修理依頼システム(1,300)。
  8. 前記第2通信回線(60,260)は、インターネット回線である、
    請求項1から7のいずれかに記載の修理依頼システム(1,300)。
  9. 前記修理管理装置(30)は、前記機器(10)の修理に関する情報を特定し、
    前記回線管理装置(90)は、前記第2通信回線(60,260)を経由して、前記修理管理装置(30)から前記機器(10)の修理に関する情報を受信し、
    前記遠隔操作装置(20,220)は、前記第2通信回線(60,260)を経由して、前記回線管理装置(90)から前記機器(10)の修理に関する情報を受信する、
    請求項1から8のいずれかに記載の修理依頼システム(1,300)。
  10. 前記修理管理装置(30)は、前記機器(10)の修理に関する情報を特定し、
    前記遠隔操作装置(20,220)は、前記第2通信回線(60,260)を経由して、前記修理管理装置(30)から前記機器(10)の修理に関する情報を受信する、
    請求項1から8のいずれかに記載の修理依頼システム(1,300)。
  11. 前記遠隔操作装置(20,220)の前記報知部(21)は、前記機器(10)の修理に関する情報を報知し、
    前記遠隔操作装置(20,220)の前記入力部(22)は、前記機器(10)の修理の依頼に関して要否が入力される、
    請求項9又は10に記載の修理依頼システム(1,300)。
  12. 前記機器(10)の修理に関する情報は、前記機器(10)の修理が可能な日を含む、
    請求項9から11のいずれかに記載の修理依頼システム(1,300)。
  13. 前記機器(10)の修理に関する情報は、前記機器(10)の修理に対する見積もり額を含む、
    請求項9から12のいずれかに記載の修理依頼システム(1,300)。
  14. 前記修理管理装置(30)は、前記機器(10)の修理において交換する部品を特定する、
    請求項9から13のいずれかに記載の修理依頼システム(1,300)。
  15. 機器(10)の修理を依頼するための修理依頼システム(100,200,300)であって、
    前記機器(10)を第1通信回線(70)経由で遠隔操作し、前記機器(10)の運転データを前記第1通信回線(70)経由で受信する遠隔操作装置(20,220)と、
    前記遠隔操作装置(20,220)から、前記遠隔操作装置(20,220)の使用者の個人情報と前記機器(10)の前記運転データとを第2通信回線(60,260)経由で受信して、前記機器(10)の故障に関する連絡を受ける修理管理装置(30)と、
    を備えた修理依頼システム(100,200,300)。
  16. 前記修理管理装置(30)は、前記遠隔操作装置(20,220)の前記使用者の前記個人情報から前記使用者の連絡先を特定する、
    請求項15に記載の修理依頼システム(100,200,300)。
  17. 前記遠隔操作装置(20,220)は、
    前記機器(10)の故障を報知する報知部(21)と、
    前記機器(10)の故障の連絡に関して要否が入力される入力部(22)と、
    を有している、
    請求項15又は16に記載の修理依頼システム(100,200,300)。
  18. 前記修理管理装置(30)に前記第2通信回線(60,260)を介して接続され、前記第2通信回線(60,260)の利用者の連絡先を管理する回線管理装置(90)をさらに備える、
    請求項15から17のいずれかに記載の修理依頼システム(100,200,300)。
  19. 前記運転データは、前記機器(10)の種類を特定する情報と前記機器(10)の故障の種類を特定する情報とを含む、
    請求項15から18のいずれかに記載の修理依頼システム(100,200,300)。
  20. 前記運転データは、前記機器(10)の故障直前における運転状態の履歴を含む、
    請求項15から19のいずれかに記載の修理依頼システム(100,200,300)。
  21. 前記第2通信回線(60,260)は、電話回線である、
    請求項15から20のいずれかに記載の修理依頼システム(100,200,300)。
  22. 前記遠隔操作装置(20,220)は、携帯電話である、
    請求項21に記載の修理依頼システム(100,200,300)。
  23. 前記第2通信回線(60,260)は、インターネット回線である、
    請求項15から22のいずれかに記載の修理依頼システム(100,200,300)。
  24. 前記修理管理装置(30)は、前記機器(10)の修理に関する情報を特定し、
    前記遠隔操作装置(20,220)は、前記第2通信回線(60,260)を経由して、前記修理管理装置(30)から前記機器(10)の修理に関する情報を受信する、
    請求項15から23のいずれかに記載の修理依頼システム(100,200,300)。
  25. 前記遠隔操作装置(20,220)の前記報知部(21)は、前記機器(10)の修理に関する情報を報知し、
    前記遠隔操作装置(20,220)の前記入力部(22)は、前記機器(10)の修理の依頼に関して要否が入力される、
    請求項24に記載の修理依頼システム(100,200,300)。
  26. 前記機器(10)の修理に関する情報は、前記機器(10)の修理が可能な日を含む、
    請求項24又は25のいずれかに記載の修理依頼システム(100,200,300)。
  27. 前記機器(10)の修理に関する情報は、前記機器(10)の修理に対する見積もり額を含む、
    請求項24から26のいずれかに記載の修理依頼システム(100,200,300)。
  28. 前記修理管理装置(30)は、前記機器(10)の修理において交換する部品を特定する、
    請求項24から27のいずれかに記載の修理依頼システム(100,200,300)。
  29. 機器(10)を遠隔操作する命令を第1通信回線(70)経由で送信し、前記機器(10)の運転データを前記第1通信回線(70)経由で受信する機器送受信部(23)と、
    前記機器(10)の故障に関する連絡を受ける修理管理装置(30)に、少なくとも前記機器(10)の前記運転データが前記第2通信回線(60,260)経由で受信されるようにするために、使用者の連絡先を特定する回線管理装置(90)へ、前記遠隔操作装置(20,220)の使用者の個人情報と前記機器(10)の前記運転データとを、前記第2通信回線(60,260)経由で送信する装置送受信部(24)と、
    を備えた遠隔操作装置(20,220)。
  30. 機器(10)を遠隔操作する命令を第1通信回線(70)経由で送信し、前記機器(10)の運転データを前記第1通信回線(70)経由で受信する機器送受信部(23)と、
    前記機器(10)の故障に関する連絡を受ける修理管理装置(30)へ、使用者の個人情報と前記機器(10)の前記運転データとを、前記第2通信回線(60,260)経由で送信する装置送受信部(24)と、
    を備えた遠隔操作装置(20,220)。
  31. 機器(10)を第1通信回線(70)経由で遠隔操作し前記機器(10)の運転データを前記第1通信回線(70)経由で受信する遠隔操作装置(20,220)から、前記遠隔操作装置(20,220)の使用者の個人情報と前記機器(10)の前記運転データとを第2通信回線(60,260)経由で受信して、前記遠隔操作装置(20,220)の前記使用者の連絡先を特定する回線管理装置(90)から、少なくとも前記機器(10)の前記運転データを前記第2通信回線(60,260)経由で受信する受信部(31)と、
    少なくとも前記機器(10)の前記運転データに基づき、前記機器(10)の修理に関する情報を特定する特定部(32)と、
    を備えた修理管理装置(30)。
  32. 機器(10)を第1通信回線(70)経由で遠隔操作し前記機器(10)の運転データを前記第1通信回線(70)経由で受信する遠隔操作装置(20,220)から、前記遠隔操作装置(20,220)の使用者の個人情報と前記機器(10)の前記運転データとを第2通信回線(60,260)経由で受信する受信部(31)と、
    前記遠隔操作装置(20,220)の前記使用者の前記個人情報と前記機器(10)の前記運転データとに基づき、前記機器(10)の修理に関する情報を特定する特定部(132)と、
    を備えた修理管理装置(30)。
  33. 遠隔操作する遠隔操作装置(20,220)から運転に関する命令を第1通信回線(70)経由で受信する受信部(11)と、
    前記遠隔操作装置(20,220)の前記使用者の連絡先を特定する回線管理装置(90)へ、前記機器(10)の運転データを前記第1通信回線(70)経由で送信する送信部(12)とを備え、
    前記機器(10)の故障に関する連絡を受ける修理管理装置(30)に、少なくとも前記機器(10)の前記運転データが前記第2通信回線(60,260)経由で受信されるようにするために、前記機器(10)の前記運転データは、前記遠隔操作装置(20,220)から前記回線管理装置(90)へ第2通信回線(60,260)経由で送信される、
    機器(10)。
  34. 遠隔操作する遠隔操作装置(20,220)から運転に関する命令を第1通信回線(70)経由で受信する受信部(11)と、
    前記機器(10)の運転データを前記遠隔操作装置(20,220)へ前記第1通信回線(70)経由で送信する送信部(12)とを備え、
    前記機器(10)の前記運転データは、前記遠隔操作装置(20,220)から、前記遠隔操作装置(20,220)の使用者の個人情報とともに、前記機器(10)の故障に関する連絡を受ける修理管理装置(30)へ第2通信回線(60,260)経由で送信される、
    機器(10)。
  35. 機器(10)の修理を依頼するための修理依頼方法であって、
    前記機器(10)を第1通信回線(70)経由で遠隔操作する遠隔操作装置(20,220)に、前記機器(10)の運転データが前記第1通信回線(70)経由で受信される第1ステップと、
    前記遠隔操作装置(20,220)から、前記遠隔操作装置(20,220)の使用者の個人情報と前記機器(10)の前記運転データとが第2通信回線(60,260)経由で受信されて、前記遠隔操作装置(20,220)の前記使用者の連絡先が特定される第2ステップと、
    少なくとも前記第1ステップで受信された前記運転データが、第2通信回線(60,260)経由で受信され、前記機器(10)の故障に関する連絡が受け付けられる第3ステップと、
    を備えた修理依頼方法。
  36. 機器(10)の修理を依頼するための修理依頼方法であって、
    前記機器(10)を第1通信回線(70)経由で遠隔操作する遠隔操作装置(20,220)に、前記機器(10)の運転データが前記第1通信回線(70)経由で受信される第1ステップと、
    前記遠隔操作装置(20,220)の使用者の個人情報と前記第1ステップで受信された前記機器(10)の前記運転データとが第2通信回線(60,260)経由で受信され、前記機器(10)の故障に関する連絡が受け付けられる第2ステップと、
    を備えた修理依頼方法。
  37. 機器(10)を第1通信回線(70)経由で遠隔操作する遠隔操作装置(20,220)に前記機器(10)の修理を依頼させるための修理依頼プログラムであって、
    前記遠隔操作装置(20,220)に、前記機器(10)の運転データが前記第1通信回線(70)経由で受信される第1ステップと、
    前記遠隔操作装置(20,220)から、前記遠隔操作装置(20,220)の使用者の個人情報と前記機器(10)の前記運転データとが第2通信回線(60,260)経由で受信されて、前記遠隔操作装置(20,220)の前記使用者の連絡先が特定される第2ステップと、
    少なくとも前記第1ステップで受信された前記運転データが、第2通信回線(60,260)経由で受信され、前記機器(10)の故障に関する連絡が受け付けられる第3ステップと、
    を備えた修理依頼プログラム。
  38. 機器(10)を第1通信回線(70)経由で遠隔操作する遠隔操作装置(20,220)に前記機器(10)の修理を依頼させるための修理依頼プログラムであって、
    前記遠隔操作装置(20,220)に、前記機器(10)の運転データが前記第1通信回線(70)経由で受信される第1ステップと、
    前記遠隔操作装置(20,220)の使用者の個人情報と前記第1ステップで受信された前記機器(10)の前記運転データとが第2通信回線(60,260)経由で受信され、前記機器(10)の故障に関する連絡が受け付けられる第2ステップと、
    を備えた修理依頼プログラム。
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