図1〜図23は、本発明の実施の形態を示すものである。即ち、図1〜図4は本発明の撮像装置の一実施例を示す斜視図、正面図、平面図及び側面図、図5は表示装置を開いた後方からの斜視図、図6はディスク側の後方から見た斜視図、図7はディスク蓋を開いた前方からの斜視図、図8は同じくディスク状記録媒体を装着した状態の斜視図、図9は同じく側面図、図10は撮像装置を把持した説明図である。図11は本発明の撮像装置に係る外装ケースのディスク側パネル、蓋開閉機構及びディスクドライブ装置を示す斜視図、図12は同じく組立状態の説明図、図13は蓋開閉機構に係るモータ組立体の斜視図、図14〜図19はモータ組立体の動作説明図、図20〜図23は蓋開閉機構の動作説明図である。
図1〜図10に示す撮像装置1は、情報記憶メディアであるディスク状記録媒体の一具体例として直径8cmのDVD(Digital Versatile Disc)を使用し、光学的な画像をCCD(固体撮像素子)で電気的な信号に変換してDVDに記録したり、液晶モニタ等の表示装置に表示できるようにしたもの(以下「ディスク式撮像装置」という。)である。しかしながら、本発明のディスク状記録媒体としては、DVDに限定されるものではなく、CD−ROMその他の記録可能な光学ディスクを用いることができることは勿論のこと、例えば光磁気ディスク、磁気ディスク等のように他の記録方式のディスク状記録媒体を適用できるものである。
このディスク式撮像装置1は、着脱自在に装着されるDVD2を回転駆動して情報信号の記録(書き込み)及び再生(読み出し)を行うディスクドライブ装置3(図7〜図9を参照)と、このディスクドライブ装置3の駆動制御等を行う図示しない制御回路と、被写体の像を光として取り込んでCCDに導くレンズ装置4と、これらディスクドライブ装置3等が収納される外装ケース5と、この外装ケース5に回動自在に取り付けられてディスク収納部6を開閉可能に覆うことができるディスク蓋7等を備えて構成されている。
外装ケース5は、三重に重ね合わせるように組み合わされるディスク側パネル8、中央部パネル9及び表示装置側パネル10と、レンズ装置4の光軸方向の前後に配置されてこれらのパネル8〜10と組み合わされるフロントパネル11及びリアパネル12と、中央部パネル9の内側に配置される図に表れない仕切りパネルとからなり、これらのパネル8〜12によって中空の筐体が構成されている。そして、仕切りパネルのディスク側パネル8側の面に、ディスクドライブ装置3が4箇所に設けられたマウントインシュレータ14(図11を参照)を介して弾性的に支持されている。これらのパネル8〜12は、互いに重ね合わされた適当な部分において、或いは他の部材を介して固定ネジからなる固着手段によって組立・分解可能に構成されている。
レンズ装置4は、外装ケース5の上部に内蔵された状態で固定されていて、その対物レンズ15がフロントパネル11の上部を前方に貫通して前面に露出されている。図示しないが、外装ケース5の内部において、レンズ装置4の後方にCCDが配置されており、そのCCDの後方にビューファインダ16が配置されている。
ビューファインダ16は外装ケース5の上部に露出されていて、ファインダ移動機構によってレンズ装置4の光軸方向へ所定距離だけ進退移動可能に構成されている。このビューファインダ16は、前側を回動中心として後側が上下方向へ回動可能に構成されている。これによりビューファインダ16は、レンズ装置4の光軸と平行をなす水平状態から、後部を上方へ持ち上げた上向き状態まで所定角度範囲(本実施例では約90度)内で任意角度に角度調節可能とされている。このビューファインダ16の角度調整は、ファインダ移動機構の前端部から後端部までの如何なる位置においても行うことができる。
更に、外装ケース5の上部には、ビデオライトや外付けマイクロホン等のアクセサリーが着脱自在に装着されるアクセサリーシュー17が取り付けられている。アクセサリーシュー17はビューファインダ16の直前に配置されていて、ビューファインダ16を後方へ移動させたときに、アクセサリーシュー17への挿入口が開口されるようになされている。この挿入口を開口させた状態においてアクセサリーの装着が可能であり、アクセサリーの装着後、ビューファインダ16を前方へ移動させると、その挿入口が閉口されてアクセサリーの取り外しが不能となる。このアクセサリーシュー17には、通常、不使用時に空間部分を埋める蓋体をなすシューキャップ18が装着される。
また、フロントパネル11の前面には、上から順にリモコン受光部20とマイク端子とステレオ方式の内蔵マイクロホン22が配置されている。リモコン受光部20は、リモコン操作のための受信部である。このリモコン受光部20は、焦点を自動的に調整する等のために用いられる赤外線を発光する赤外線発光部も兼ねている。また、マイク端子は映像端子と音声端子とからなり、これらの端子は端子カバー21によって開閉可能に覆われている。
図5及び図6に示すように、外装ケース5のリアパネル12には、電源バッテリー24が着脱自在に装着されるバッテリー収納部25が設けられている。バッテリー収納部25は、リアパネル12の背面及び下面に開口されていて、電源バッテリー24は後方斜め下方から差し込み、また同方向に取り出し可能とされている。更に、リアパネル12には、吊り下げ用ストラップのための2個の支持金具26a,26bが取り付けられている。2個の支持金具26a,26bのうち、一方の支持金具26aは右サイドの上部に配置され、他方の支持金具26bは左サイドの下部に配置されている。
図4及び図5に示すように、外装ケース5の表示装置側パネル10には、表示装置28が姿勢変更可能に取り付けられている。表示装置28は、平板状の液晶モニタ29と、この液晶モニタ29が収納されたパネルケース30と、このパネルケース30を外装ケース5に対して姿勢変更可能に支持するパネル支持部31とから構成されている。
パネル支持部31は、垂直軸を回動中心としてパネルケース30を水平方向に略90度回動可能とした水平回動機能と、水平軸を回動中心としてパネルケース30を前後方向に略180度回動可能とした前後回動機能とを有している。これにより表示装置28は、図1〜図4に示す収納状態と、図5に示すパネルケース30を90度回動させて液晶モニタ29を後方へ対向させた状態と、図5の状態からパネルケース30を180度回動させて液晶モニタ29を前方へ対向させた状態と、それらの中間位置の状態とを任意に取ることができる。
更に、表示装置側パネル10には、パネルケース30によって開閉自在に覆われる多数の操作ボタンからなる内側操作部32と、パネルケース30の上方に配された複数の操作ボタンからなる外側操作部33が設けられている。
図7及び図8に示すように、外装ケース5のディスク側パネル8は、ディスク蓋7が取り付けられる側面部8aと、この側面部8aの外縁を囲うように連続する周縁部とからなっている。ディスク側パネル8の周縁部は、側面部8aの上下に連続する上面部8b及び下面部8cと、側面部8aの左右に連続する前面部8d及び後面部8eとからなり、側面部8aの前面部8d側にディスク収納部6が開口されている。ディスク側パネル8の上面部8bの略中央部から前面部8dを経て下面部8cの略中央部に至る部分は、略半円形をなす枠状に形成されている。そして、略半円形をなす枠状部分の内側には、補強等を目的とした補強部8fが内側へ張り出すように形成されている。
ディスク収納部6は、ディスクドライブ装置3の一部を露出させるための開口部を有する一定領域からなり、この実施例では直径が8cmのディスク状記録媒体に対応する大きさの領域として形成されている。このディスク収納部6の略中央部にはディスクドライブ装置3のテーブル回転装置35が配置され、その中央部に位置するターンテーブル36に対して、ディスク状記録媒体の一具体例を示す直径8cmのDVD2が装着可能とされている。なお、テーブル回転装置35は、図10及び図11に示すように、前述した仕切りパネルに弾性支持されたメカシャーシ37に固定されている。
このテーブル回転装置35が配置されたディスク収納部6は、図7に示すように、ディスク側パネル8に側面部を回動自在に支持されたディスク蓋7によって開閉可能に覆われている。ディスク蓋7は、ディスク収納部6の形状に見合う形状とされていて、ディスク収納部6の開口側を覆う平面部7aと、この平面部7aの外周縁の略全周に亘って連続する周面部7bを有している。ディスク蓋7の周面部7bは、ディスク側パネル8のディスク収納部6の外周側切欠き部と嵌り合うように構成されている。
この実施例で示すディスク蓋7は、外周縁一周の略5/6(約300度)が円形(円形部分は全体の略3/4以上あれば良い。)とされたシェル形をなしていて、残りの部分が直線からなる方形部7cとされている。この方形部7cには、ディスク蓋7を開閉動作させるための回動中心となる蓋回動軸部39が取り付けられる。蓋回動軸部39は、図示しないが、方形部7cを貫通する支持軸と、この支持軸の両端を固定的に支持する一対の軸受片を有する軸受部材とからなり、軸受部材をディスク側パネル8に固定することによってディスク蓋7が回動自在に支持されている。この蓋回動軸部39には、ディスク蓋7の最大開き角度(例えば、90度)を設定するストッパ部が設けられている。
このような蓋回動軸部39が、その支持軸の軸方向を上下方向に設定してディスク側パネル8に取り付けられている。これにより、ディスク蓋7が蓋回動軸部39を介してディスク側パネル8の後部に回動可能に支持されている。その結果、ディスク蓋7は、ディスク式撮像装置1の正面を前側として前開きによって側方へ略90度開放動作させることができる。なお、蓋回動軸部39には、一定の開放角度の範囲内においてディスク蓋7を任意の開放位置で静止させることができると共に、その開放角度を超えたときにはディスク蓋7を開放側へ付勢するようにバネ部材が装着されている。
このディスク側パネル8と重ね合わされる中央部パネル9は、ディスク側パネル8の上面部8bと表示装置側パネル10の間に介在される上面部9aと、この上面部9aから前側に連続して前面部8dとフロントパネル11の間に介在される前面部9bとからなっている。この中央部パネル9の上面部9aの略中央部から前面部8dの下部に亘る部分には、内側となる表示装置側パネル10側に傾斜させることによって凹部となるくびれ42が設定されている。このくびれ42を有するディスク側パネル8及び中央部パネル9の円弧状をなす部分によってディスク式撮像装置1を握って保持するためのグリップ部43が構成されている。
このような中央部パネル9とディスク側パネル8の間には、ディスク蓋7の蓋開閉機構45が配設されている。この蓋開閉機構45は、ディスク収納部6を閉じた状態のディスク蓋7を、その閉じ状態においてロックする機能と、そのロックを解除する機能とを有するものである。この蓋開閉機構45については、後に詳細に説明する。
また、図3及び図6等に示すように、ディスク側パネル8には、ディスク蓋7を囲うようにハンドストラップ60が取り付けられている。ハンドストラップ60は、外装ケース5の把持部とされたグリップ部43を握るユーザーの手の部分を支えて、ディスク式撮像装置1の取り落とし等を防止するものである。
このハンドストラップ60は、両端がディスク側パネル8に固定された支持ベルト61と、この支持ベルト61に装着されてユーザーの手の甲部分に当接される保護パッド62から構成されている。支持ベルト61の一端はディスク側パネル8の前側下部に固定された取付金具63に連結され、他端はディスク側パネル8の後側中途部に設けた貫通穴から内側に挿入されて、その内部に取り付けられた取付金具に固定されている。
図6等に示すように、ディスク側パネル8の後部には、電源ボタン64とモード切換ダイヤル65と録画ボタン66が配置されている。モード切換ダイヤル65はリング状をなしていて、その穴内に電源ボタン64が収納されている。電源ボタン64はプッシュ・プッシュ方式のスイッチ手段からなり、その押圧動作によって電源バッテリー24からの電力供給がオン・オフされる。
モード切換ダイヤル65は録画等の動作モードを選択するためのもので、その回動操作によって「静止画モード」と「動画モード」と「見る・編集モード」との3態様の中から任意のモードを選択することができる。また、録画ボタン66はプッシュ・プッシュ方式のスイッチ手段からなり、その押圧動作によって動画撮影のスタートとストップが繰り返される。
更に、ディスク側パネル8の後側上部には、シャッタボタン67とズームレバー68が配置されている。シャッタボタン67は静止画を撮影するためのもので、その押圧操作により、1回の押圧操作毎に1つの静止画が撮影される。また、ズームレバー68は撮影時や再生時等において画像を拡大するためのもので、その操作量に応じて一定の範囲内で倍率を無段階に調整することができる。
前記外装ケース5を構成するディスク側パネル8、中央部パネル9、表示装置側パネル10、フロントパネル11及びリアパネル12の材料としては、例えば、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)が好適である。しかしながら、ABSに限定されるものではなく、その他のエンジニアリングプラスチックを適用できることは勿論のこと、合成樹脂以外のアルミニウム合金等の金属を用いることもできる。
前述したように外装ケース5の内部は仕切りパネルによって左右方向(レンズ装置4の光軸と交差する方向)に仕切られており、これにより、ディスク蓋7側の第1の室と表示装置側の第2の室が形成されている。仕切りパネルは板状の部材からなり、固定ネジによって外装ケース5の内部に締付固定されている。仕切りパネルの材料としては、例えば、ステンレス鋼(SUS)が好適であるが、スチール鋼、アルミニウム合金その他の金属を適用できることは勿論のこと、金属以外のエンジニアリングプラスチックを用いることもできる。
図示しないが、外装ケース5の第1の室にはディスクドライブ装置3が収納され、第2の室にはレンズ装置4と制御回路部等が収納されている。そのため、仕切りパネルの一面側にはディスクドライブ装置3を支持するための複数個の支持突起が設けられ、他面側にはレンズ装置4やプリント基板等を支持するための複数個の支持片が設けられている。制御回路部は、例えば、マイクロコンピュータや記憶装置(RAM,ROM)、コンデンサや抵抗その他の電子部品と、これらの電子部品が搭載されるプリント基板等によって構成される。
図11及び図12等に示すように、ディスクドライブ装置3は、仕切りパネルに取り付けられるメカシャーシ37と、このメカシャーシ37に固定されるテーブル回転装置35と、ピックアップ装置の一具体例を示す光学ピックアップ装置71等を備えて構成されている。メカシャーシ37は導電性の板材で形成されていて、絶縁性材料で形成された弾性体からなる複数個のマウントインシュレータ14を介して仕切りパネルに弾性的に支持されている。
インシュレータ14は円筒状に形成されたゴム状弾性体からなり、その外周面の軸方向中途部には周方向に連続する環状溝が設けられている。このインシュレータ14の所定個数(本実施例では4個)が、メカシャーシ37のインシュレータ受け部70aやインシュレータ受け片70bに設けた切欠き穴に環状溝を嵌合させることによってそれぞれ装着されている。そして、仕切りパネルに設けた複数個の支持ピンにインシュレータ14の中央穴を嵌合した後、各支持ピンの先端に取付ネジを螺合することにより、それぞれのインシュレータ14の脱落が防止されている。
このようなインシュレータ14を介して仕切りパネルに取り付けられたメカシャーシ37は、十分に大きな強度を有する枠状の部材によって構成されている。メカシャーシ37と仕切りパネルの導体部分は、図示しないアース部材によって互いに導通されていて、静電気等を外部に放出し易い構造とされている。このメカシャーシ37に搭載されたテーブル回転装置35は、メカシャーシ37に固定されたスピンドルモータ72と、このスピンドルモータ72の回転部に固定されたターンテーブル36とから構成されている。
ターンテーブル36は、DVD2のセンタ穴が嵌合される嵌合部36aと、センタ穴の周縁部が載置される載置部36bとからなっている。更に、ターンテーブル36の嵌合部36aには、DVD2のセンタ穴の周縁部に係合してDVD2を保持する複数個の係合爪36cが周方向に複数個設けられている。各係合爪36cはスプリングによって半径方向外側へ付勢されており、このスプリングのバネ力によってDVD2が嵌合部36aに位置決め固定される。
また、光学ピックアップ装置71は、DVD2の情報記録面に対向されるピックアップレンズ74aを有する二軸アクチュエータ74と、この二軸アクチュエータ74が搭載されたスライド部材75等を備えて構成されている。スライド部材75は、図に表れない2本のガイド軸にガイドされて移動可能とされている。2本のガイド軸は、スピンドルモータ72を挟んで互いに平行とされており、一方のガイド軸の近傍にピックアップ移動装置76が設けられている。
図示しないが、ピックアップ移動装置76は、スライド部材75に取り付けられた送りナットに係合される送りネジ軸と、この送りネジ軸を回転軸とした送りモータとから構成されている。送りネジ軸は光学ピックアップ装置71のガイド軸と平行に設定され、メカシャーシ37に回転自在に支持されている。かくして、送りモータを駆動して送りネジ軸を回転することにより、その送りネジ軸の回転方向に応じて光学ピックアップ装置71がターンテーブル36に近づく方向とターンテーブル36から離れる方向とに選択的に移動される。これらメカシャーシ37とテーブル回転装置35と光学ピックアップ装置71とピックアップ移動装置76とその他の関連機構によってディスクドライブ装置3が構成されている。
このような構成を有するディスクドライブ装置3が取り付けられた仕切りパネルを外装ケース5内の所定位置に固定することにより、図7に示すように、テーブル回転装置35のターンテーブル36とその周辺部分がディスク側パネル8のディスク収納部6に配置される。このディスク収納部6がディスク蓋7によって開閉され、そのディスク蓋7のロック及びそのロック解除が蓋開閉機構45によって行われる。
蓋開閉機構45は、図7、図10及び図11等に示すように、ディスク蓋7に固定されるロック部材46と、ディスク側パネル8側の部材であるベースプレート51に摺動可能に取り付けられる操作部材47と、スライド部材48及び回動レバー49と、スライド部材48を進退動作させるモータ組立体50と、回動レバー49及びモータ組立体50を支持するベースプレート51等から構成されている。
ロック部材46は、ディスク蓋7に固定するための固定部と、この固定部に連続して一体に形成された一対のロック爪46a,46bとからなり、板金製の部材によって形成されている。一対のロック爪46a,46bは、互いに所定の間隔をあけて配置されていると共に、固定部から立ち上がるように形成されている。この固定部をディスク蓋7内面の蓋回動軸部39から最も離れた先端部に固定することにより、ロック部材46がディスク蓋7と一体的に構成されている。更に、一対のロック爪46a,46bは、ディスク蓋7の周面部7bとの間に所定の隙間をあけて略平行に配置されており、それぞれの先端部には同一方向の側方に突出する鉤部が設けられている。この実施例では、一対のロック爪46a,46bの鉤部は、下方へ突出するように形成されている。
操作部材47は、ディスク側パネル8の上面部8bにおいて、前後方向へ摺動自在に取り付けられている。操作部材47は、上面部8bの長溝52a内に摺動自在に係合された操作部47aと、この操作部47aと一体に形成されると共に上面部8bを貫通して第1の室内に突出されたアーム部47bとを有している。操作部材47のアーム部47bとディスク側パネル8の上面部8bとの間にはコイルバネ53が圧縮された状態で介在されている。このコイルバネ53のバネ力により、操作部材47は常時前側、すなわち、ロック部材46のある側に付勢されている。このコイルバネ53のバネ力に抗して操作部47aを後方へ移動させることにより、後述するように蓋開閉機構45が開放動作を開始する。そのため、操作部材47の近傍には、当該操作部材47の開放動作を検出するための検出スイッチ44が設けられている。
ベースプレート51は、ディスク側パネル8の側面部8a内面の、ディスク収納部6を避けた空きスペースに固定ネジからなる固着手段によって固定されている。このベースプレート51は、ディスク側パネル8の前面部8dに対向される正面部51aと、この正面部51aに連続すると共に90度折り曲げられてメカシャーシ37の前側平面に対向される架橋部51bと、この架橋部51bに連続される保持部51cを有している。保持部51cは、第1の室内の前記空きスペースを有効利用するために正面部51aに対して略45度の角度に傾斜するように構成されている。この保持部51cにはモータ組立体50が固定されている。
図20〜図23に示すように、ベースプレート51の正面部51aには、スライド部材48が摺動自在に支持されていると共に、回動レバー49が回動自在に支持されている。スライド部材48には、ロック部材46の一対のロック爪46a,46bと係合・離脱可能とされた一対のストッパ爪48a,48bが設けられている。一対のストッパ爪48a,48bは、スライド部材48の平板状の基部から同一方向へ立ち上げるように形成されていて、その基部には、スライド部材48のスライド方向に延在された一対のガイド溝48c,48cが設けられている。
スライド部材48の一対のガイド溝48c,48cには、正面部51aに固定された一対のガイドピン54a,54aがそれぞれ摺動自在に係合されている。この一対のガイドピン54a,54aによってスライド部材48が、そのスライド方向とされた上下方向へ所定距離だけ移動可能に支持されている。また、スライド部材48の基部の略中央部には、正面部51aに固定された回動軸55によって回動レバー49が回動自在に支持されている。回動軸55はスライド部材48の長穴を貫通しており、これによりスライド部材48の移動を阻害しないようになされている。
回動レバー49の長手方向の一端には、ロック部材46の一方のロック爪46bが当接される入力部49aが設けられている。この回動レバー49の入力部49aは、一方のロック爪46bと対向するように配置される。また、回動レバー49の長手方向の他端にはバネ受け片49bが形成されていて、このバネ受け片49bにはコイルバネ56の一端が係止されている。コイルバネ56の他端はスライド部材48に設けたバネ受け片48dに引っ張り状態で係止されており、このコイルバネ56のバネ力によってスライド部材48が常時下方(一方のストッパ爪48aから他方のストッパ爪48bに向かう方向)へ付勢されている。そして、コイルバネ56のバネ力による回動レバー49の回動動作を制限するため、スライド部材48にはストッパ片48eが設けられている。
かくして、ディスク蓋7が閉じられる直前の状態では、ロック部材46の一対のロック爪46a,46bには、最も上方に移動しているスライド部材48の一対のストッパ爪48a,48bが対向される。この状態からロック部材46をベースプレート51側へ移動することにより、一対のロック爪46a,46bの各斜面部が一対のストッパ爪48a,48bの上端部を下方へ押圧する。この押圧力がコイルバネ56のバネ力に打ち勝ってスライド部材48を下方へスライドさせることにより、各ロック爪46a,46bが各ストッパ爪48a,48bを乗り越える。その結果、対応するロック爪46a,46bとストッパ爪48a,48bが互いに噛み合わされ、ロック部材46がスライド部材48によってロックされる。この状態が、図20に示す状態である。
これら一対のロック爪46a,46bと一対のストッパ爪48a,48bとの係合状態を確保するため、ディスク側パネル8の前面部8dには、図7〜図9に示すように、一対のロック爪46a,46bが挿通される一対の挿通穴57a,57bが設けられている。従って、ディスク蓋7の開閉の際には、これら挿通穴57a,57bからロック爪46a,46bが出し入れされる。
蓋開閉機構45が、図20に示す状態から図21に示す状態に変化し、コイルバネ56のバネ力に抗して当該コイルバネ56を伸長させてスライド部材48が下方へ移動すると、一対のストッパ爪48a,48bが一対のロック爪46a,46bから離れる。これにより、一対のロック爪46a,46bと一対のストッパ爪48a,48bとのロックが解除され、その結果、ディスク蓋7の開放操作が可能となる。そこで、ディスク蓋7のロック部材46近傍を持って外側へ回動させることにより、ディスク蓋7が後部の蓋回動軸部39を回動中心として前方から側方に回動される。その結果、ディスク蓋7が、前開きにより開放されて、ディスク収納部6が露出される。
次に、ディスク蓋7を再び閉じるときには、図22に示すように、ディスク蓋7を外装ケース5に近づける。そして、一対のロック爪46a,46bを一対の挿通穴57a,57bに貫通させてスライド部材48に近づけると、一方のロック爪46bが、これに対向されている回動レバー49の入力部49aに当接される。このとき、コイルバネ56のバネ力に抗して更にロック爪46a,46bを押圧することにより、入力部49aがストッパ片48eから外れるためにスライド部材48がフリーの状態となる。この状態が、図23に示す状態である。そして、スライド部材48がコイルバネ56のバネ力によって上方に移動し、一対のロック爪46a,46bが一対のストッパ爪48a,48bに係合されて、図20に示すロック状態に戻る。
これにより、バネ部材54のバネ力によってスライド部材53が前側に移動し、一対のストッパ爪56a,56bが一対のロック爪55a,55bにそれぞれ係合される。その結果、それぞれ対をなすロック爪55aとストッパ爪56a及びロック爪55bとストッパ爪56bの各係合によってロック部材52がスライド部材53に係合保持される。
このような蓋開閉機構45の開放動作は、同じくベースプレート51に搭載されるモータ組立体50によって実行される。このモータ組立体50は、図13及び図14〜図19に示すような構成となっている。すなわち、モータ組立体50は、駆動モータ80と、この駆動モータ80が収納されるモータハウジング81と、このモータハウジング81に回転自在に取り付けられた回転カム82と、この回転カム82の回転によって揺動される揺動レバー83等を備えて構成されている。
モータハウジング81は、駆動モータ80が嵌合されるモータ保持部81aと、このモータ保持部81aに連続すると共に円盤状の回転カム82を回転自在に支持するカム支持部81bとを有している。駆動モータ80は、その回転軸をハウジング内に挿入した状態でモータ保持部81aに保持されている。モータハウジング81の内部には、図示しないが、駆動モータ80の回転軸の回転力を回転カム82の回転力に変換する動力変換機構が内蔵されている。この動力変換機構によって回転カム82は、駆動モータ80の回転により、図14において時計方向へ回転駆動される。
図14〜図19に示すように、回転カム82の上面には、揺動レバー83を揺動動作させると共に前記スライド部材48を進退動作させるカムピン84が設けられている。カムピン84は、回転カム82の軸部82aを回転中心として回転移動するもので、その回転軌跡上には揺動レバー83の操作部83aと、スライド部材48の操作部48fとが配置されている。
揺動レバー83は、モータハウジング81に立設された枢軸85によってモータハウジング81の表面上を面方向に揺動自在に支持されている。この揺動レバー83の一端には二股状をなす操作部83aが設けられている。揺動レバー83の操作部83aは、両端部に形成された第1カム凸部86aと第2カム凸部86bとからなり、これらのカム凸部86a,86bから入力される力によって揺動レバー83が、枢軸85を中心として揺動運動される。
揺動レバー83の操作部83aと反対側の端部には、駆動モータ80の動作を制御する検出スイッチ87をオン・オフ動作させる操作部86cと、ねじりバネ88の一端を係止するバネ受け片86dとが設けられている。ねじりバネ88は揺動レバー83の動きを制御するもので、その他端はカバー部材89に係止されている。カバー部材89は、揺動レバー83の中間部分を覆うことで当該揺動レバー83の脱落を防止して安定した揺動運動を確保するもので、モータハウジング81に係合固定されている。揺動レバー83の操作部86cには、検出スイッチ87がフレキシブル配線板90に実装された状態で対向設置される。この揺動レバー83の揺動状態に応じて検出スイッチ87の操作片87aがオン・オフされ、これにより駆動モータ80が駆動制御される。
スライド部材48の操作部48fは、一対のストッパ爪48a,48bが立設された辺と反対側の辺において逆方向へ突出するように形成されている。この操作部48fを回転カム82のカムピン84で押圧することにより、一対のストッパ爪48a,48bが並ぶ方向である上下方向にスライド部材48が摺動される。
このような構成を有するモータ組立体50では、例えば、次のようにしてスライド部材48のスライド動作が実行される。図14〜図19は、モータ組立体50の動作を説明するものであって、図14は、通常の初期状態を示す図である。この初期状態では、回転カム82のカムピン84が揺動レバー83の第1カム凸部86aに接触している。これにより、揺動レバー83は枢軸85を揺動中心として時計方向に最も揺動した位置に設定されている。その結果、操作部86cによって操作片87aが押圧され、これにより検出スイッチ87がオンの状態となっている。また、スライド部材48は、モータ組立体50に最も近づいた上部位置にあり、その操作部48fはカムピン84の回転軌跡上に位置している。従って、蓋開閉機構45は、ロック部材46をロックしているロック状態か、又はこれと同様の状態となっている。
図14の状態から、ユーザーが操作部材47を開放方向(外装ケース5の前側から後側に向かう方向)へスライドすることにより、操作部材47の前記動作が検出スイッチによって検出され、その検出信号に基づく制御信号が駆動モータ80に供給される。その結果、駆動モータ80の駆動が開始され、回転カム82が時計方向に回転されて、カムピン84が第1カム凸部86aから離れる。これにより、回転カム82は図14に示す状態から図15に示す状態に変化するが、揺動レバー83はねじりバネ88のバネ力によって当初の状態に維持される。そのため、検出スイッチ87のオン状態が維持されると共に、スライド部材48のロック状態も維持される。
さらに回転カム82が時計方向に回転し、図16に示すように、カムピン84が第2カム凸部86bに当接して押圧することにより、揺動レバー83がねじりバネ88のバネ力に打ち勝って枢軸85を中心に反時計方向に揺動される。その結果、揺動レバー83の操作部86cが操作片87aから離れ、検出スイッチ87がオンからオフに変化する。この検出スイッチ87のオンからオフへの変化によっては駆動モータ80の駆動が停止されることがなく、その回転動作は継続される。また、カムピン84が操作部48fに当接するまで、スライド部材48のロック状態も維持される。
次に、回転カム82が図16に示す状態から図17に示す状態に変化すると、カムピン84が操作部48fを押圧するため、コイルバネ56のバネ力に抗してスライド部材48が下方(モータ組立体50から離れる方向)にスライド移動される。その結果、前述したように、スライド部材48によるロック部材46に対するロックが解除され、ディスク蓋7の開放操作が可能となる。このとき、揺動レバー83は、ねじりバネ88のバネ力によって反時計方向に最も大きく揺動した状態が維持される。
続いて、回転カム82が図17に示す状態から図18に示す状態に変化すると、カムピン84が操作部48fから離れるが、スライド部材48のストッパ片48eが回動レバー49の入力部49aに係止されているため、スライド部材48が下端に位置する状態が維持される。また、揺動レバー83は、同じくねじりバネ88のバネ力によって反時計方向に最も大きく揺動した状態に維持される。
次に、回転カム82が図18に示す状態から図19に示す状態に変化すると、カムピン84が揺動レバー83の第1カム凸部86aに接触し、これを外側に押圧する。その結果、ねじりバネ88のバネ力に打ち勝って揺動レバー83が枢軸85を揺動中心として時計方向に揺動する。これにより、揺動レバー83の操作部86cが検出スイッチ87の操作片87aに当接し、これを押圧して検出スイッチ87がオフからオンに切り換えられる。このときの検出スイッチ87によるオンへの切換信号に基づいて駆動モータ80への電力供給が停止され、駆動モータ80の停止により回転カム82の回転が停止される。
そして、図19に示す状態から図14に示す状態に戻り、前述した図14から図19までの動作が繰り返される。
このような構成を有するディスク式撮像装置1によれば、例えば、次のようにしてディスク蓋7の開閉動作を行うことができる。まず、ディスク式撮像装置1の電源ボタン64を押圧してオンにし、電源が入力された状態にする。
このときのディスク式撮像装置1が、図1〜図4に示すように、ディスク蓋7が閉じられている状態にある場合には、ディスク蓋7に固定されているロック部材46の一対のロック爪46a,46bは、ディスク側パネル8に設けた一対の挿通穴57a,57bを貫通して外装ケース5内に入り込み、蓋開閉機構45のスライド部材48に設けた一対のストッパ爪48a,48bに係合されてロック状態にある。このときの蓋開閉機構45の状態を示す図が、図14及び図20である。この場合には、スライド部材48によるロック部材52のロック状態が保持されているため、ユーザーがディスク蓋7を開放することができない。
このようなディスク蓋7の閉じ状態において、外装ケース5のグリップ部43に配設されている操作部材47を開放操作することにより、ディスク蓋7の開放動作が開始される。まず、操作部材47を開放方向である後方にスライドさせることにより、操作部材47の近傍に配置されている検出スイッチ44によってその開放動作が検出される。この検出スイッチ44の検出信号に基づいて、モータ組立体50の駆動モータ80の駆動が開始される。そして、駆動モータ80の駆動によって回転カム82が、図15に示す状態から図16の状態を経て図17の状態に変化することにより、回転カム82のカムピン84がスライド部材48の上部に設けた操作部48fに当接して押圧する。
このようにカムピン84によって操作部48fが押圧されると、スライド部材48が回転カム82から離れる方向(本実施例では撮像装置の下方)にスライド動作される。このスライド部材48の移動により、一対のストッパ爪48a,48bが一対のロック爪46a,46bから外れ、スライド部材48によるロック部材46のロック状態が解除される。このロック解除状態を示す図が、図17と図21である。
その結果、ロック部材46がフリーな状態となるため、ディスク蓋7は、その回動中心となる蓋回動軸部39(蓋回動軸部39の近傍に設けても良い。)に設けられている開放バネのバネ力によって少々開放される。このディスク蓋7の開放状態を示す図が、図22である。これにより、ユーザーがディスク蓋7を手で開放することができるようになる。そこで、ユーザーがディスク蓋7を手で外側へ押し開くことにより、図7〜図9に示すように、ディスク蓋7が開放される。これにより、ディスク収納部6の略中央部に位置するターンテーブル36に装着されているDVD2が露出され、ターンテーブル36に対すDVD2の取り付け、取り外し作業が容易に行えるようになる。
このディスク蓋7の開放時、ディスク蓋7が後部を回動中心として前側から側方へ開放されるのに対して、ハンドストラップ60を下方へ逃がすことができる。そのため、ハンドストラップ60が開放動作の妨げとなることがなく、ディスク蓋7をスムースに開放することができる。しかも、ディスク蓋が上側から下方へ開放される形式の撮像装置と比べて、ディスク蓋の開放角度を大きくすることができる(開閉角度を90度以上に設定することができる。)。そのため、ディスク蓋7がディスク交換の妨げとなることがなく、ディスクの交換作業を容易にすることができる。
また、図8等に示すディスク蓋7の開放状態からディスク蓋7を閉じる場合には、ディスク蓋7をディスク側パネル8に近づけてディスク収納部6を閉じるようにする。このとき、ディスク蓋7の内側に固定されたロック部材46の一対のロック爪46a,46bがディスク側パネル8の一対の挿通穴57a,57b内に入り込み、ディスク側パネル8に取り付けられているベースプレート51に支持されている回動レバー49の入力部49aを押圧して後方へ回動させる。これにより、図23に示すように、回動レバー49の入力部49aがスライド部材48のストッパ片48eから外れるために、スライド部材48がコイルバネ56のバネ力によってモータ組立体50側に移動する。
これにより、スライド部材48の一対のストッパ爪48a,48bがロック部材46の一対のロック爪46a,46bに係合される。その結果、ロック部材46がスライド部材48によって係合保持され、蓋開閉機構45がロックされた状態でディスク蓋7が閉じられる。このロック状態を示す図が、図14と図20である。
このようにディスク蓋7が開閉されるディスク式撮像装置1によれば、例えば、図10に示すような状態でディスク式撮像装置1を片手でしっかりと把持して被写体を撮影することができる。この場合、外装ケース5のディスク側パネル8及びディスク蓋7の部分がそのままディスク式撮像装置1を握るための把持部となっており、しかも、その把持部の略全体が略円形に形成されているため、大きなグリップ部43で安定した撮影が可能となった。
また、グリップ部43の内側にはくびれ42が設定されているため、そのくびれ42に人差し指から小指までの各先端部を掛けて握ることにより、十分に大きな把持力を生じさせることができる。更に、グリップ部43の内側に設定された空間領域に蓋開閉機構45が収納されているため、外装ケース5内の空間領域を無駄なく利用できるようになった。そのため、外装ケース5内の空き領域を無くすことによって当該外装ケース5の小型化が可能となり、その結果、装置全体の小型化が可能となった。
更に又、図3及び図4等に示すように、グリップ部43の前部をレンズ装置4の前部よりも前に突出させる構成としたため、使用されるディスク状記録媒体の規格を考慮して、ディスク式撮像装置1のディスク側の大きさを記録媒体の規格に対応した大きさとしながら、レンズ装置側を可及的に小さくして、装置全体の小型化を図ることができるようになった。特に、記録媒体として直径8cmの大きさのDVDやCD−ROMその他のディスク状記録媒体を適用する場合には、図10に示すように、ディスク式撮像装置1全体の大きさを大人の手のひらにすっぽりと収まる程度の仕様に設定することができる。すなわち、本願発明は、グリップ部に比べてカメラ部の大きさが小さく、全体として小型化が可能であって、記録媒体として小型ディスクを用いる撮像装置に適用して好適なものである。
1…ディスク撮像装置(撮像装置)、 2…DVD(ディスク状記録媒体)、 3…ディスクドライブ装置、 4…レンズ装置、 5…外装ケース、 6…ディスク収納部、 7…ディスク蓋、 8…ディスク側パネル、 9…中央部パネル、 10…表示装置側パネル、 11…フロントパネル、 12…リアパネル、 35…テーブル回転装置、 36…ターンテーブル、 37…メカシャーシ、 39…蓋回動軸部、 42…くびれ、 43…グリップ部、 45…蓋開閉機構、 46…ロック部材、 46a,46b…ロック爪、 47…操作部材、 48…スライド部材、48a,48b…ストッパ爪、 48f…操作部、 49…回動レバー、 50…モータ組立体、 51…ベースプレート、 56…コイルバネ、 60…ハンドストラップ、 71…光学ピックアップ装置(ピックアップ装置)、 73…ターンテーブル、 80…駆動モータ、 82…回転カム、 83…揺動レバー、 84…カムピン、 88…ねじりバネ