JP2005182505A - データ転送制御装置および画像形成装置 - Google Patents

データ転送制御装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005182505A
JP2005182505A JP2003423161A JP2003423161A JP2005182505A JP 2005182505 A JP2005182505 A JP 2005182505A JP 2003423161 A JP2003423161 A JP 2003423161A JP 2003423161 A JP2003423161 A JP 2003423161A JP 2005182505 A JP2005182505 A JP 2005182505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
transfer
unit
memory
reception
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003423161A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Kitao
朋之 北尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2003423161A priority Critical patent/JP2005182505A/ja
Publication of JP2005182505A publication Critical patent/JP2005182505A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 CPU上のソフトウェアへの負荷が少なく、受信の終了を速やかにソフトウェアに知らせることが可能なデータ転送制御装置を提供する。
【解決手段】 データ転送制御装置(10)は、メモリ(11)、DMAコントローラ(12)、入力バッファ(13)、および入力インターフェース(14)より成る。入力バッファは、入力インターフェースを介して受信したデータをメモリにDMA転送し、データが最大のパケットサイズに満たないときは、受信の終了を示す割り込み信号(2)を発生する。DMAコントローラは、入力バッファからメモリへの転送回数が所定値に達したときに、その旨を示す割り込み信号(1)を発生し、また、転送から所定時間が経過した時点で、受信の終了を示す割り込み信号(3)を発生する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外部からのデータをバッファを介してメモリ等の記憶媒体に転送するデータ転送装置に関する。
他の装置から受信したデータをメモリに記憶する装置では、その装置内の種々のユニットでメモリを共用するために、受信したデータを入力バッファに一旦保持し、入力バッファからメモリに転送するようにしている。このデータ転送には、DMA(Direct Memory Access)転送という制御方式が採用されることが多い。DMA転送では、メモリへのアクセスを許可するDMAコントローラを備え、メモリにアクセスしようとするユニットが、あらかじめDMAコントローラに許可を求め、許可を得た上でメモリにアクセスする。
一般に、装置間では、大量のデータは分割して一定量ずつ送受される。装置間で一度に送受されるデータをパケットといい、パケットに含まれるデータの量をパケットサイズという。多くの場合パケットサイズは一定であるが、大量のデータを分割した最後のパケットは最大のパケットサイズに満たないことがあり、また、最大のパケットサイズに満たない少量のデータが1つのパケットとして送信されることもある。
したがって、受信側の装置では、一度に受信するデータの量が変動することになり、メモリへの入力バッファのアクセス時間(入力バッファからメモリへのデータ転送に要する時間)も変動する。このため、入力バッファからメモリへのデータ転送を画一的に行うことはできず、必ずしもデータ転送を効率よく行うことはできない。また、DMAコントローラは装置全体を制御するCPUによって制御されるが、CPUは入力バッファのアクセス時間に応じてDMAコントローラを調節しなければならず、CPU上で動作するソフトウェアの負荷が大きくなっている。
入力バッファからメモリへのデータ転送の効率向上を目的として、DMA転送を拡張したデータ転送制御方法も種々提案されている。例えば、特開2001−331440号では、受信データを一定量ずつまとめてメモリに転送することが開示されている。この一定量のデータをバーストといい、バーストに含まれるデータの量をバーストサイズという。また、バーストサイズに満たないデータも転送できるようにするために、タイマを備えて、所定時間が経過した時点でバーストサイズに満たないデータを転送することが開示されている。
特開2001−331440号公報
しかしながら、DMA転送には以下の問題が残っている。ここでは、入力インターフェースによってデータを受信し、入力インターフェースから入力バッファにデータを転送し、入力バッファからさらにメモリにデータ転送する場合を例に取る。
DMA転送を行う際には、CPU(ソフトウェア)が、DMA転送前に、DMAコントローラに対して転送先のデータ転送開始アドレス、転送回数等を設定する。一方、DMAコントローラは、設定された回数だけ入力バッファがデータ転送を行った時点で、その旨を知らせる割り込み信号を発生する。CPUは、転送元から転送先にデータが転送されている間は転送中であることを認識せず、DMAコントローラから割り込み信号を受信することにより、転送完了を検知する。つまり、CPUは、初期設定を行うだけで、転送そのものを認識することなく、転送の終了を知ることができる。これにより、データ転送の途中でCPUに負荷をかけずに、高速で転送を行うことが可能になる。
しかし、特開2001−331440号で課題として示されているように、DMAコントローラは転送回数をモニタしているにすぎないため、設定された回数に達するまでに他の装置からのデータ送信が終了してしまったときには、CPUに対する割り込みが発生せず、受信データが入力バッファに貯まったままで処理されない時間が生じてしまう。これを回避するためには、CPUがソフトウェアのタイマによって次のデータが来ないことを確認する等の処理が必要となり、ソフトウェアに対する負荷が大きくなる上、データが処理されない時間が非常に長くなって、装置全体としてのパフォーマンスの低下を招く。
特開2001−331440号の技術では、バーストサイズに満たないデータについては、ハードウェアのタイマで経過時間を測定して、所定時間が経過した時点で転送を行うようにしているためソフトウェアへの負荷は軽減される。しかし、所定時間が経過するまではバーストサイズに満たないデータは転送されないことになり、やはりパフォーマンスが低下する。特に、バーストサイズに満たないデータを連続して受信した場合、この不都合は顕著になる。
また、この方法は、セントロニクスインターフェースのように、外部から一度に受信するデータの量がメモリに転送するバーストサイズを超えないような条件下で適用されるべきものであり、大量のパケット送信のように、一度に送信するデータの量がバーストサイズを超える可能性がある場合には、冗長な回路構成となってしまうおそれもある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、ソフトウェアへの負荷が少なく、受信の終了をソフトウェアに速やかに知らせることが可能なデータ転送制御装置を提供することを目的とする。また、他の機器からデータを受信してそのデータが表す画像をシートに形成する画像形成装置であって、処理効率に優れたものを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、データを記憶する記憶部と、外部から一定量以下のデータを受信して、受信したデータを記憶部に転送するバッファ部と、記憶部へのデータの転送の許可をバッファ部に与える転送制御部より成るデータ転送制御装置において、バッファ部は、受信したデータの量を検出し、受信したデータの量が前記一定量のときは、転送制御部から転送の許可を得て受信したデータを記憶部に転送し、受信したデータの量が前記一定量に満たないときは、転送制御部から転送の許可を得て受信したデータを記憶部に転送するとともに、受信が終了したことを示す信号を出力し、転送制御部は、転送の許可をバッファ部に与えるごとに時間の測定を開始し、所定時間が経過した時点で、受信が終了したことを示す信号を出力するようにする。
このデータ転送制御装置では、バッファ部は、一定量に満たないデータ(パケット)を受信したときには、そのデータを記憶部に転送するだけでなく、受信が終了したことを示す信号を出力するから、ソフトウェアで受信の終了を検知する必要がない。したがって、ソフトウェアの負荷が軽減され、また、ソフトウェアは受信終了を速やかに知ることができる。
一方、外部から受けたデータが一定量(最大のパケットサイズ)のときは、バッファ部は、受信が終了したことを示す信号を出力しない。しかし、転送制御部が、転送の許可をバッファ部に与えてから所定時間が経過した時点で、受信が終了したことを示す信号を出力するため、バッファ部が最後に受信したデータが一定量のときでも、ソフトウェアで受信の終了を検知する必要がない。この場合、実際に受信が終了してからソフトウェアがそれを知るまでに、ある程度の時間(所定時間)が経過することになるが、外部から受信する最後のデータが一定量である頻度は低く、多くの場合、ソフトウェアはバッファ部からの信号で受信終了を知ることになるため、無駄な待ち時間は少ない。
前記目的を達成するために、本発明ではまた、他の機器からデータを受信して、受信したデータを画像としてシートに形成する画像形成装置において、上記のデータ転送制御装置を備えて、他の機器から受信したデータを一旦データ転送制御装置の記憶部に記憶するようにする。この画像形成装置では、データ転送制御装置の特徴により、ソフトウェアへの負荷が少なく、かつ、ソフトウェアが受信の終了を速やかに知ることができるため、処理効率が高くなる。
本発明のデータ転送制御装置では、受信したデータが一定量に満たないときは、バッファ部が、そのデータを最後のデータと判断して、受信の終了を示す信号を出力するため、受信の終了をソフトウェアで検出する必要がない。このため、ソフトウェアへの負荷を軽減することができ、また、ソフトウェアに受信の終了を速やかに知らせることができる。しかも、転送制御部が、転送の許可をバッファ部に与えてから所定時間が経過した時点で、受信が終了したことを示す信号を出力するため、バッファ部が最後に受信したデータが一定量のときでも、ソフトウェアに受信の終了を確実に知らせることができる。
また、本発明の画像形成装置は、他の機器から受信したデータを画像として形成する処理を、効率よく行うことが可能である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。第1の実施形態であるデータ転送制御装置10の構成を図1に模式的に示す。データ転送制御装置10は、メモリ11、DMAコントローラ12、入力バッファ13、入力インターフェース(I/F)14より成る。これらは、バス15を介して相互に接続されている。バス15には、データ転送制御装置10を含む装置の他のユニット、例えば全体を制御するCPU16も接続されている。
入力インターフェース14は、通信ケーブル14aに接続されており、ケーブル14aを介してパーソナルコンピュータ等の外部の装置から送信されたデータを受信する。データはパケットとして送信され、パケットに含まれるデータの量すなわちパケットサイズには最大値が定められている。外部の装置は、多量のデータを送信するときは、複数のパケットに分割して送信する。入力インターフェース14は、受信したデータ(パケット)を直ちに入力バッファ13に転送する。
入力バッファ13は、入力インターフェース14から転送されたデータ(パケット)を分割して、一定量ずつ、すなわちバースト単位で、メモリ11に転送する。ここでのバーストサイズは最大のパケットサイズの整数分の1である。入力バッファ13は、データ(個々のバースト)の転送に先立って、メモリ11へのアクセスの許可を求めるDMAREQ信号をDMAコントローラ12に送信し、DMAコントローラ12からメモリへのアクセスを許可するDMAACK信号を受信した上で、バーストを転送する。
入力バッファ13は、レジスタ13aおよびカウンタ13bを備えている。レジスタ13aは、入力インターフェース14から転送されたデータ(パケット)を保持する。カウンタ13bは、入力インターフェース14から転送されたパケットのサイズ、すなわち、受信したパケットに含まれているデータの量を計測する。
DMAコントローラ12は、DMAREQ信号を受けたときに、バス15の使用状況を調べる。そして、バス15が使用中でなければ直ちに、使用中であればその使用が終了した時点で、DMAREQ信号の送信元に、DMAACK信号を送信する。
DMAコントローラ12は、カウンタ12aおよびタイマ12bを備えている。カウンタ12aは、入力バッファ13に送信したDMAACK信号の数、すなわち入力バッファ13がメモリ11にデータを転送した回数を計測する。また、タイマ12bは、一定周期のクロック信号を計測し、動作を開始してからの計測値が所定値に達した時点で、その旨を知らせる信号を出力する。
データ転送制御装置10を含む装置の全体を制御するCPU16は、DMAコントローラ12も制御する。その制御には、DMAコントローラ12が入力バッファ13にメモリ11へのアクセスを許可する回数の設定が含まれている。バーストサイズにこの回数を乗じた値は最大のパケットサイズの整数倍である。DMAコントローラ12は、入力バッファ13にメモリ11へのアクセスを許可した回数がCPU16によって設定された回数に達したとき、その旨を示す割り込み信号(図1の割り込み1)を発生する。
この割り込み信号を検出したCPU16は、入力バッファ13にメモリ11へのアクセスを許可する回数を再度設定する。したがって、外部の装置から連続してデータ(パケット)が送信されてきても、それらのデータを順次メモリ11に転送することができる。
外部の装置が大量のデータを複数のパケットに分割して送信するとき、最後のパケット以外のパケットのデータの量は一定(最大のパケットサイズ)になるが、最後のパケットのサイズは最大のパケットサイズに満たなくなることがある。また、外部の装置が、最大のパケットサイズに満たないデータを含むパケットのみを送信することもある。
入力バッファ13は、入力インターフェース14から転送されたデータ(パケット)の量が最大のパケットサイズのときも最大のパケットサイズに満たないときも、そのデータをメモリ11に転送する。ただし、入力バッファ13は、入力インターフェース14から転送されたデータの量が最大のパケットサイズに満たないときには、そのデータを外部の装置が送信した最後のデータであるとして、受信が終了したことを示す割り込み信号(図1の割り込み2)を発生する。
この割り込み信号を検出することにより、CPU16は、受信の終了を速やかに知って、メモリ11に転送されたデータの処理を遅滞なく開始することができる。
外部の装置から受信した最後のパケットが最大のパケットサイズの場合、入力バッファ13は、そのデータをそれまでのデータと同様にメモリ11に転送するが、その転送を含む転送回数が、CPU16がDMAコントローラ12に対して設定した転送回数に等しくなる可能性は低い。DMAコントローラ12は、上述のように、入力バッファ13がメモリ11にデータを転送した回数がCPU16によって設定された転送回数に等しくなった時点で割り込み信号(割り込み1)を発生するが、それまでは割り込み信号を発生しないから、CPU16は、受信の終了を知ることができず、CPU16を介して制御を行っているソフトウェアはそれまでに転送されたデータの処理を開始しないことになる。
データ転送制御装置10では、このようなときでも、受信の終了をCPU16上のソフトウェアに速やかに通知する機能を有する。この機能は、DMAコントローラ12にタイマ12bを備えたことで実現される。
具体的には、DMAコントローラ12は、入力バッファ13にDMAACK信号を送信するごとにタイマ12bに動作を開始させ、タイマ12bが所定時間の経過を知らせる信号を出力した時点で、受信が終了したことを示す割り込み信号(図1の割り込み3)を発生する。
この割り込み信号を検出することにより、CPU16は、受信の終了を知ることができる。多くの場合、外部の装置が送信する最後のパケットは最大のパケットサイズにはならず、CPU16は、DMAコントローラ12が発生する割り込み信号(割り込み3)ではなく、入力バッファ13が発生する割り込み信号(割り込み2)によって、受信の終了を知ることになる。したがって、無駄な待ち時間は少ない。
入力バッファ13の処理の流れを図2に示す。まず、入力インターフェース14からレジスタ13aにデータ(パケット)が転送されてきたか否かを判定する(ステップ#100)。データが転送されたときは、そのデータの量をカウンタ13bによって計測して(#105)、データ量が最大のパケットサイズであるか否かを判定する(#110)。
データ量が最大のパケットサイズのときは、データをメモリ11にDMA転送する(#115)。その際、前述のように、データをバースト単位で転送するとともに、各バーストの転送に先立ってDMAコントローラ12にDMAREQ信号を送信し、DMAコントローラ12からDMAACK信号を受けた上で転送を行う。データをメモリ13にDMA転送した後(#120)、ステップ#100に戻る。
データ量が最大のパケットサイズに満たないときも、データをメモリ11にDMA転送する(#125)。ただし、このときはレジスタ13aの一部に不要なデータが含まれているから、全てのデータを転送するのではなく、カウンタ13bによって計測された量のデータを全て含む範囲内で、最小回数のバースト転送を行う。データをメモリ13にDMA転送した後(#130)、受信が終了したことを示す割り込み信号(割り込み2)を発生する(#135)。そして、ステップ#100に戻る。
DMAコントローラ12の処理の流れを図3に示す。まず、CPU16からの指示に応じて、入力バッファ13がメモリ11にデータを転送する回数を設定する(ステップ#200)。そして、タイマ12bの出力より所定時間が経過したか否かを判定する(#205)。なお、タイマ12bはステップ#230において動作を開始させる。したがって、最初の判定結果は偽となる。
所定時間が経過していないときは、入力バッファ13からのDMAREQ信号を受信したか否かを判定(#210)、受信していないときはステップ#205に戻る。入力バッファ13からDMAREQ信号を受信したときは、タイマ12bをリセットし(#215)、入力バッファ13にDMAACK信号を送信する(#220)。このとき、カウンタ12aによって、DMAACK信号を送信した回数、すなわち、入力バッファ13がデータをメモリ11に転送した回数を計測する。
次いで、計測した転送回数が、ステップ#200で設定した回数に達しているか否かを判定し(#225)、達していなければ、タイマ12bに動作を開始させる(#230)。そして、ステップ#205に戻る。
ステップ#205の判定で、タイマ12bを動作させてから所定時間が経過しているときは、受信が終了したことを示す割り込み信号(割り込み3)を発生する(#235)。そして、ステップ#200に戻る。また、ステップ#225の判定で、計測した回数が設定した回数に達しているときは、設定回数だけ転送を行ったことを示す割り込み信号(割り込み1)を発生する(#240)。そして、ステップ#200に戻る。
図2および図3の処理に関連してCPU16が行うことは、図3のステップ#200における転送回数の設定、図2のステップ#135における割り込み信号(割り込み2)の検出、図3のステップ#235における割り込み信号(割り込み3)の検出、および、ステップ#240における割り込み信号(割り込み1)の検出受信のみであり、入力バッファ13からメモリ11にデータが転送されている間もCPU16はそれを認識しない。したがって、CPU16上のソフトウェアへの負担は僅かである。
なお、ここでは、入力バッファ13がメモリ11にアクセスする回数のみをCPU16によって設定し、タイマ12bが動作を開始してから信号を出力するまでの所定時間を一定としているが、この所定時間もCPU16が設定するようにしてもよい。このようにすると、データを送信してくる外部の装置に応じて、柔軟な制御を行うことが可能になる。
入力バッファ13と入力インターフェース14の組を複数備える構成とすることも可能である。その場合、各入力バッファ13に対応してカウンタ12aとタイマ12bをDMAコントローラ12に備えておけば、上記と全く同様の処理を行うことができ、CPU16上のソフトウェアへの負担の増大を抑えることができる。
第2の実施形態である画像形成装置20の構成を図4に模式的に示す。画像形成装置20は、制御部21、読取部22、印刷部23、操作部24、表示部25、記憶部26、転送制御部27、および通信部28を備える。これらは、バス29を介して互いに接続されている。
記憶部26はRAM26aを有しており、種々のデータをRAM26aに記憶する。転送制御部27は、メモリ26への各部のアクセスを制御し、メモリ26へのアクセスの要求が競合したときには調停処理を行う。制御部21はCPU21aを有しており、画像形成装置20全体を制御する。なお、CPU21aが行う処理を記したプログラムは、記憶部26ではなく、制御部21に設けられたROM(不図示)に記憶されている。
読取部22は、原稿から画像を読み取って、読み取った画像を表すデータを記憶部26に記憶させる。印刷部23は、記憶部26に記憶されているデータを読み出して、読み出したデータが表す画像をシートに印刷(形成)する。操作部24は、使用者によって操作させる種々の部材から成り、使用者の操作を表す情報を記憶部26に記憶させる。表示部25は、液晶パネル等の表示器を有しており、記憶部26に記憶されている操作案内等の所定のデータを読み出して表示する。
通信部28は、LANケーブル31に接続されており、LAN(ローカルエリアネットワーク)上の他の装置、例えばパーソナルコンピュータと通信する。通信部28はまた、公衆電話回線32にも接続されており、外部のファクシミリ装置とも通信する。通信部28は、ケーブル31および公衆電話回線32を介して入出力するデータを一時保持するバッファ28aと、実際にデータの入出力を行うインターフェース28bを有する。
このような構成の画像形成装置1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、およびイメージスキャナとして機能する。複写機としての機能は、読取部22により原稿から画像を読み取って、印刷部23によりその画像を印刷することで実現される。プリンタとしての機能は、通信部28を介してパーソナルコンピュータから受信したデータを印刷部23により印刷することで実現される。
また、ファクシミリ装置としての機能は、読取部22により読み取った画像を通信部28を介して他のファクシミリ装置に送信し、通信部28を介して他のファクシミリ装置から受信した画像を印刷部23により印刷することで実現される。イメージスキャナとしての機能は、読取部22により原稿から画像を読み取って、読み取った画像を通信部28を介してパーソナルコンピュータに送信することで実現される。
プリンタとして動作するとき、およびファクシミリ装置として動作するときには、パーソナルコンピュータや他のファクシミリ装置から受信したデータを、一旦記憶部26に記憶する。その際、受信したデータはDMA転送によって通信部28から記憶部26に転送される。
通信部28のバッファ28aおよびインターフェース28bには、それぞれ第1の実施形態のデータ転送制御装置10の入力バッファ13および入力インターフェース14が含まれており、また、転送制御部27はデータ転送制御装置10のDMAコントローラ12である。すなわち、画像形成装置20は、データ転送制御装置10を備えており、これによって、通信部28から記憶部26へのデータの転送を行う。
したがって、データの受信における制御部21の負担は少なく、また、制御部21は受信の終了を速やかに知ることができる。データの受信中、制御部21のCPU21aはその能力の大部分を他の処理に用いることができる。
なお、本実施形態では、通信部28から記憶部26に転送するデータは、LANケーブル31を介して受信したデータおよび公衆電話回線32を介して受信したデータであるが、本発明のデータ転送制御装置は、データがパケット単位で送信される限り、通信媒体に依存することなく適用することができる。例えば、USB(Universal Serial Bus)を介してのデータ通信、電波、光等を媒体とする無線データ通信にも適用可能である。
本発明の第1の実施形態のデータ転送制御装置の構成を模式的に示す図。 上記データ転送制御装置の入力バッファの処理の流れを示すフローチャート。 上記データ転送制御装置のDMAコントローラの処理の流れを示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態の画像形成装置の構成を模式的に示す図。
符号の説明
10 データ転送制御装置
11 メモリ
12 DMAコントローラ
12a カウンタ
12b タイマ
13 入力バッファ
13a レジスタ
13b カウンタ
14 入力インターフェース
14a 通信ケーブル
15 バス
16 CPU
20 画像形成装置
21 制御部
21a CPU
22 読取部
23 印刷部
24 操作部
25 表示部
26 記憶部
26a RAM
27 転送制御部
28 通信部
28a バッファ
28b インターフェース
29 バス
31 LANケーブル
32 公衆電話回線

Claims (2)

  1. データを記憶する記憶部と、外部から一定量以下のデータを受信して、受信したデータを記憶部に転送するバッファ部と、記憶部へのデータの転送の許可をバッファ部に与える転送制御部より成るデータ転送制御装置において、
    バッファ部は、受信したデータの量を検出し、受信したデータの量が前記一定量のときは、転送制御部から転送の許可を得て受信したデータを記憶部に転送し、受信したデータの量が前記一定量に満たないときは、転送制御部から転送の許可を得て受信したデータを記憶部に転送するとともに、受信が終了したことを示す信号を出力し、
    転送制御部は、転送の許可をバッファ部に与えるごとに時間の測定を開始し、所定時間が経過した時点で、受信が終了したことを示す信号を出力する
    ことを特徴とするデータ転送制御装置。
  2. 他の機器からデータを受信して、受信したデータを画像としてシートに形成する画像形成装置において、
    請求項1に記載のデータ転送制御装置を備えて、他の機器から受信したデータを一旦データ転送制御装置の記憶部に記憶することを特徴とする画像形成装置。
JP2003423161A 2003-12-19 2003-12-19 データ転送制御装置および画像形成装置 Pending JP2005182505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003423161A JP2005182505A (ja) 2003-12-19 2003-12-19 データ転送制御装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003423161A JP2005182505A (ja) 2003-12-19 2003-12-19 データ転送制御装置および画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005182505A true JP2005182505A (ja) 2005-07-07

Family

ID=34783784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003423161A Pending JP2005182505A (ja) 2003-12-19 2003-12-19 データ転送制御装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005182505A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100464318C (zh) * 2007-04-27 2009-02-25 北京中星微电子有限公司 一种实现高效dma传输的dma控制器及传输方法
JP2009048298A (ja) * 2007-08-15 2009-03-05 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、当該情報処理方法を実行するためのプログラム及び当該プログラムを記録した媒体、並びにdmaコントローラ、dma転送方法、当該dma転送方法を実行するためのプログラム及び当該プログラムを記録した媒体
JP2016035721A (ja) * 2014-08-05 2016-03-17 Necエンジニアリング株式会社 Usb転送装置、usb転送システムおよびusb転送方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61128331A (ja) * 1984-11-28 1986-06-16 Fujitsu Ltd デ−タ転送制御方式
JP2001331440A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Sharp Corp データ受信処理装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61128331A (ja) * 1984-11-28 1986-06-16 Fujitsu Ltd デ−タ転送制御方式
JP2001331440A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Sharp Corp データ受信処理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100464318C (zh) * 2007-04-27 2009-02-25 北京中星微电子有限公司 一种实现高效dma传输的dma控制器及传输方法
JP2009048298A (ja) * 2007-08-15 2009-03-05 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、当該情報処理方法を実行するためのプログラム及び当該プログラムを記録した媒体、並びにdmaコントローラ、dma転送方法、当該dma転送方法を実行するためのプログラム及び当該プログラムを記録した媒体
US8151015B2 (en) 2007-08-15 2012-04-03 Sony Corporation Systems and methods for effecting DMA data transfers
JP2016035721A (ja) * 2014-08-05 2016-03-17 Necエンジニアリング株式会社 Usb転送装置、usb転送システムおよびusb転送方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3355199B1 (en) Memory access system, method for controlling the same, computer-readable storage medium, and image forming appratus
JP2010028278A (ja) 画像形成システム、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、情報処理装置、情報処理装置の制御方法及び制御プログラム、並びに記憶媒体
JP2005182505A (ja) データ転送制御装置および画像形成装置
JP6422357B2 (ja) プリンタ制御装置、印刷制御方法、及び印刷制御システム
JP2011116083A (ja) 印刷装置及びその制御方法、プログラム
JP4175974B2 (ja) 画像データ転送制御装置
JP2010098426A (ja) 制御装置、画像形成装置、およびプログラム
JP3210364B2 (ja) 印刷装置および印刷装置のデータ受信方法
JP3970728B2 (ja) データ通信装置
JP2006195607A (ja) バルクアウト転送終了判定方法および回路
JP5417895B2 (ja) 割込制御装置および画像形成装置
JPH10254721A (ja) 印刷装置、その割込要求処理方法、及び記憶媒体
JP4468754B2 (ja) 画像形成装置及びメモリ制御方法
JPH11338652A (ja) 印刷制御装置
JP2009006570A (ja) 印刷装置
JP5365280B2 (ja) スイッチ装置、画像形成装置、及びスイッチ制御方法
JP6213029B2 (ja) 通信装置、及び通信システム
JP2005174150A (ja) データ処理装置およびその制御方法
KR100902506B1 (ko) 잔존 데이터 전송량에 기초하여 직접 메모리 액세스하는방법 및 이를 이용한 직접 메모리 액세스 제어 장치
JP2006056170A (ja) 画像形成装置
JP2006139474A (ja) バス転送装置
JP2014146278A (ja) スイッチ装置、画像処理装置、及び排他制御方法
CN113711192A (zh) 信息处理装置
JP2013105336A (ja) インタフェース装置及びその制御方法
JP2020077152A (ja) 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100406