JP2005181887A - 光学機構保持構造、画像読取装置、及び画像形成装置 - Google Patents

光学機構保持構造、画像読取装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 振動や衝撃によって固定部材の応力開放方向に結像手段が移動してしまう現象や、結像手段が案内部から押し上げられたり意図しない変形を起こしたりする現象を防止可能とした光学機構保持構造を提供する。
【解決手段】 画像読取装置は、レンズユニット101、CCD基板ユニット102、ベースフレーム103、案内部104、レンズ固定部材105、取付ブラケット106を備える。レンズユニット101の光軸方向両端部に、斜面部110を設け、斜面部形成個所の間に、取付ブラケット106が極僅かの隙間をもって嵌合可能な嵌合部111を設ける。レンズ固定部材105の両端部に、レンズユニット101の斜面部110と対応する形状の押圧部105aを設ける。取付ブラケット106の上部に、レンズ固定部材105の取り付け位置を決定し回転を規制する位置決めピン109を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原稿の画像を光電変換素子を用いて読み取る画像読取装置のレンズユニットを保持する光学機構保持構造、複写機やファクシミリに搭載される画像読取装置、イメージスキャナ等の画像読取装置、及び複写機や複合機等の画像形成装置に関する。
従来、複写機やファクシミリに搭載される画像読取装置、イメージスキャナ等の画像読取装置は、一般に、原稿照明用の露光ランプや導光用の折り返しミラーからなる走査光学系により原稿の読取面を走査する際に得られる反射光を、レンズユニット(複数枚のレンズを鏡筒の内部に保持したもの)を介して光電変換素子上に結像させ、光電変換素子により電気信号に変換するように構成されている。
このような画像読取装置に装備されるレンズユニットの保持構造としては、例えば図12〜図15に示すようなものがある。
図12は、従来例に係る画像読取装置のレンズユニットの保持構造を示す上面図である。
図12において、画像読取装置にレンズユニット450を装着する際、まず、レンズユニット450をレンズ台451上に配設された角穴452に載置し位置調整する。位置調整後、振動や衝撃によってレンズユニット450内のレンズの位置が変化しないように、弾性部材からなるレンズユニット固定部材453を、光軸に対して垂直方向(図12の紙面表から裏に向かう方向)から2本のねじ454によってレンズ台451に固定することで、レンズユニット450を抱き込み、レンズユニット450をベースフレーム455に取り付けるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図13は、他の従来例に係る画像読取装置の主要部の構成を示す上面図、図14は、図13における矢視I-I線に沿う断面図、図15は、図13における矢視II-II線に沿う断面図である。
図13〜図15において、角穴が配設された2つのサブレンズ台516、517でレンズユニット515の光軸方向両端を挟み込んだ状態でサブレンズ台516、517を固定し、これをサブユニットとしてメインレンズ520台上に載せて位置調整を行った後、レンズユニット固定部材519でレンズユニット515を抱き込み保持しながら、レンズユニット固定部材519とサブユニットを本体フレームに固定するものも提案されている (特許文献2参照)。
実開昭64-28058号公報 特開平8-56282号公報
しかしながら、上記従来技術に示したようなレンズユニットを抱き込んで保持する構造においては、以下のような問題があった。
(1)特許文献1では、レンズユニット450の光軸方向(図12の左右方向)への位置ずれを規制するものがベースフレーム455とレンズユニット450との間の摩擦力しかないため、振動や衝撃によってレンズユニット450の位置が変化し、レンズのピント及び倍率のずれを生じやすい。また、ベースフレーム455とレンズユニット450との間の摩擦力を強くするために、レンズユニット固定部材453のレンズユニット450に対する押圧力を強くすると、レンズユニット450が変形してしまう。
(2)また、特許文献1では、レンズのピント調整後に、レンズユニット固定部材453をレンズ台451に固定するための2本のネジ454を順番に締め付けるため、レンズユニット固定部材453によるレンズユニット450のベースフレーム455に対する押圧力の方向が変化し、レンズユニット450を角穴452から押し上げてしまう。
(3)特許文献2では、光軸方向へのレンズユニット515の位置ずれ防止のために、2つのサブレンズ台516、517でレンズユニット515を挟み込んでから本体フレームに取り付ける構成であるため、構造が複雑化し、組立性の悪化及びコスト上昇につながる。
(4)また、特許文献2では、レンズユニット固定部材519がレンズユニット515を抱き込むような形状をしているため、レンズユニット515の位置調整時や本体フレームに対するレンズユニット固定部材519の固定時に、レンズユニット固定部材519に応力が残留し、振動や衝撃を受けた際に応力を開放する方向にレンズユニット515が移動することで、レンズのピント及び倍率が変化してしまう。
本発明の目的は、振動や衝撃によって固定部材の応力開放方向に結像手段が移動してしまう現象や、結像手段が案内部から押し上げられたり意図しない変形を起こしたりする現象を防止することを可能とした光学機構保持構造、画像読取装置、及び画像形成装置を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明は、原稿からの反射光を光電変換手段に導光する結像手段と、前記結像手段を光軸と平行に移動可能に保持する案内部が配設された支持部材と、前記結像手段を前記支持部材に固定する固定部材と備え、前記結像手段の外側部分または前記固定部材の何れか一方に少なくとも一つの斜面部を設け、前記固定部材により前記斜面部を介して前記結像手段を光軸に対し交差する方向に押圧することを特徴とする。
また、本発明は、前記固定部材を保持し、前記結像手段に装着されると共に前記支持部材に固定されるブラケットを備え、前記固定部材は、弾性素材から構成されると共に、前記ブラケットに取り付けられた状態において前記結像手段を光軸に対し斜め方向に押圧し、前記ブラケットは、非弾性素材から構成されると共に、前記固定部材の取り付け位置を決定し回転を規制する位置決め手段を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記ブラケットの前記支持部材に対する取り付け位置は、前記支持部材の前記案内部における前記結像手段の位置に応じて移動可能であることを特徴とする。
また、本発明は、前記結像手段は、光軸方向の両端部側に前記固定部材から光軸に対し斜め方向の押圧力を受ける斜面部を備えると共に、前記両端部の間に前記ブラケットが極僅かの隙間をもって嵌合可能な嵌合部を備え、前記固定部材は、前記結像手段の前記斜面部に対応する押圧部を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記結像手段は、光軸方向の一方の端部側に前記固定部材から光軸に対し斜め方向の押圧力を受ける斜面部を備えると共に、光軸方向の他方の端部側に前記固定部材から光軸と平行に押圧力を受ける垂直面部を備え、前記固定部材は、前記結像手段の前記斜面部に対応する斜め押圧部と前記垂直面部に対応する突き当て部を備えると共に、前記結像手段の両端部の間を下方向に押圧する下方押圧部を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記固定部材は、前記結像手段の光軸方向の両端部を下方向に押圧する押圧部を備え、前記押圧部は、前記結像手段が前記支持部材に接触する部分の直上付近を押圧することを特徴とする。
また、本発明は、画像読取装置が、前記光学機構保持構造を有する光学機構を備え、前記光学機構を構成する結像手段及び光電変換手段により原稿から画像を読み取ることを特徴とする。
また、本発明は、画像形成装置が、前記光学機構保持構造を有する光学機構を備え、前記光学機構を構成する結像手段及び光電変換手段により原稿から画像を読み取ると共に読取画像に基づき媒体上に画像形成を行うことを特徴とする。
更に、本発明は、前記結像手段は、光軸方向の両端部側に前記固定部材から光軸に対し斜め方向の押圧力を受ける斜面部を備えると共に、前記両端部の間に前記ブラケットが極僅かの隙間をもって嵌合可能な嵌合部を備え、前記固定部材は、前記結像手段の前記斜面部に対応する押圧部を備え、前記固定部材の前記押圧部により前記結像手段の両端部側の前記斜面部にそれぞれ加えられる押圧力は、前記結像手段の光軸方向外側を向き且つ光軸に対し斜め下方向の押圧力である、としてもよい。
更に、本発明は、前記結像手段は、光軸方向の一方の端部側に前記固定部材から光軸に対し斜め方向の押圧力を受ける斜面部を備えると共に、光軸方向の他方の端部側に前記固定部材から光軸と平行に押圧力を受ける垂直面部を備え、前記固定部材は、前記結像手段の前記斜面部に対応する斜め押圧部と前記垂直面部に対応する突き当て部を備えると共に、前記結像手段の両端部の間を下方向に押圧する下方押圧部を備え、前記固定部材の前記斜め押圧部により前記結像手段の前記斜面部に加えられる押圧力は、前記結像手段の光軸方向外側を向き且つ光軸に対し斜め下方向の押圧力である、としてもよい。
本発明によれば、結像手段の外側部分または固定部材の何れか一方に少なくとも一つの斜面部を設け、固定部材により斜面部を介して結像手段を光軸に対し交差する方向に押圧するため、結像手段を支持部材に対し確実に固定することが可能となり、また、固定部材が結像手段に及ぼす力を小さくでき、結像手段が変形する現象を防止することができる。更に、固定部材が結像手段を抱き込むような構成をとらないので、固定部材で結像手段を固定した後に固定部材に応力が残留している状態において、振動や衝撃を受けた際に、応力開放方向に結像手段が移動する現象を防止することができる。
また、本発明によれば、固定部材は、弾性素材から構成され、ブラケットに取り付けられた状態において結像手段を光軸に対し斜め方向に押圧し、ブラケットは、非弾性素材から構成され、固定部材の取り付け位置を決定し回転を規制する位置決め手段を備えるため、固定部材をブラケットに取り付ける際に、固定部材が回転したり回転方向に歪んだりする現象を防止することができる。また、ブラケットが変形したりすることによって、固定部材が結像手段に及ぼす押圧力の方向が変化し、結像手段が案内部から押し上げられたり、意図しない変形を起こしたりする現象を防止することができる。また、固定部材の弾性によって結像手段を確実に固定することが可能となる。
また、本発明によれば、ブラケットの支持部材に対する取り付け位置は、支持部材の案内部における結像手段の位置に応じて移動可能であるため、結像手段に対する、ブラケットに保持された固定部材の位置を一定に保つことができるので、固定部材が結像手段に及ぼす押圧力を結像手段の調整位置によらず一定に保つことができる。
また、本発明によれば、結像手段は、光軸方向の両端部側に固定部材から光軸に対し斜め方向の押圧力を受ける斜面部を備えると共に、両端部の間にブラケットが極僅かの隙間をもって嵌合可能な嵌合部を備え、固定部材は、結像手段の斜面部に対応する押圧部を備えるため、結像手段の位置を調整する際に、結像手段とブラケットを嵌合させておくことにより、結像手段またはブラケットの何れか一方のみを移動させると、他方もその動きに追随して移動するので、簡易な構成で組立作業性の良い光学機構を提供することが可能となる。
また、本発明によれば、結像手段は、光軸方向の一方の端部側に固定部材から光軸に対し斜め方向の押圧力を受ける斜面部を備えると共に、光軸方向の他方の端部側に固定部材から光軸と平行に押圧力を受ける垂直面部を備え、固定部材は、結像手段の斜面部に対応する斜め押圧部と垂直面部に対応する突き当て部を備えると共に、結像手段の両端部の間を下方向に押圧する下方押圧部を備えるため、固定部材が結像手段に対して斜めに突っ張る動作に加え、結像手段と支持部材との間に働く摩擦力を増大させるので、より強固に結像手段を固定することが可能となる。
また、本発明によれば、固定部材は、結像手段の光軸方向の両端部を下方向に押圧する押圧部を備え、押圧部は、結像手段が支持部材に接触する部分の直上付近を押圧するため、固定部材が結像手段を下方向に押圧する力を強くしても結像手段が変形せず、結像手段の光学性能を損なうことなく、結像手段を強固に固定することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の主要部の構成を示す斜視図、図2は、画像読取装置の主要部の構成を示す上面図、図3は、画像読取装置のレンズユニットの斜面部及び嵌合部を示す図、図4は、レンズユニットと取付ブラケットの嵌合状態を示す図である。
図1乃至図4において、画像読取装置は、レンズユニット101(結像手段)、CCD基板ユニット102、ベースフレーム103(支持部材)、案内部104、レンズユニット固定部材(以下、レンズ固定部材と略称)105(固定部材)、レンズ固定部材取付ブラケット(以下、取付ブラケットと略称)106を備えている。図中107、108はねじ、109は位置決めピン(位置決め手段)である。
レンズユニット101は、不図示の光源により照明された原稿からの反射光をCCD基板ユニット102の不図示のCCDに結像させるものであり、レンズを収納している。レンズユニット101の光軸方向の両端部側には、レンズ固定部材105から光軸に対し斜め方向の押圧力を受ける斜面部110が配設されると共に、両端部の間に取付ブラケット106が極僅かの隙間をもって嵌合可能な嵌合部111が配設されている(図3参照)。CCD基板ユニット102は、ベースフレーム103の端部に固定されており、レンズユニット101により結像された光を電気信号に光電変換するCCDが搭載されている。
ベースフレーム(レンズステー)103は、レンズユニット101及びCCD基板ユニット102を保持する部材であり、ベースフレーム103の略中央部に案内部104が配設されている。案内部104は、レンズユニット101を光軸方向に移動可能に且つ光軸方向と直交する方向には移動しないように保持する角穴であり、長手方向寸法がレンズユニット101の光軸方向寸法より大きく且つ幅方向寸法がレンズユニット101の両端部の径より小さく設定されている。
レンズ固定部材105は、例えばバネ材のような弾性素材から構成され、レンズユニット101をベースフレーム103に押し付けつつ光軸方向への移動を規制する部材であり、該レンズ固定部材105の略中央部に形成されたねじ穴を介してねじ107により取付ブラケット106に固定されている。レンズ固定部材105の両端部には、ベースフレーム103の斜面部110と対応する形状の押圧部105aが形成されている(図4参照)。また、レンズ固定部材105には、取付ブラケット106の後述する2ヶ所の位置決めピン109を貫通させるための貫通孔が形成されている。
取付ブラケット106は、非弾性素材から構成され、レンズ固定部材105を保持する部材であり、該取付ブラケット106のベースフレーム103に対する2ヶ所の載置部(ねじ取付部)に形成されたねじ穴を介してねじ108によりベースフレーム103に固定されている。取付ブラケット106の上部には、レンズ固定部材105の位置を決定し且つレンズ固定部材105の回転を規制するための位置決めピン109が2ヶ所に設けられている。取付ブラケット106のベースフレーム103に対する取り付け位置は、案内部104におけるレンズユニット101の位置に応じて移動可能である。
図3に示すように、レンズユニット101の光軸方向両端部には、斜面部110がそれぞれ周方向に沿って形成され、レンズユニット101の両側の斜面部形成個所の間には、取付ブラケット106が嵌合可能な嵌合部111が周方向に沿って形成されている。図中Lはレンズユニット101の光軸方向の中心線である。
また、図4に示すように、レンズユニット101を取付ブラケット106に保持されたレンズ固定部材105により固定した状態では、レンズユニット101の斜面部110を、レンズ固定部材105に配設された、前記斜面部110に対応する形状の押圧部105aが押圧し、レンズユニット101の嵌合部111には、取付ブラケット106がその側面と嵌合部111が極僅かの隙間をもって嵌合するようになっている。
上記構成を有する画像読取装置において、レンズユニット101の位置の固定と、レンズユニット101及びCCDの位置の調整を行う際には、まず、ベースフレーム103に設けられた案内部104にレンズユニット101を載置した後、レンズユニット106の嵌合部111に取付ブラケット106側面が嵌合するように、取付ブラケット106をレンズユニット101に装着する。次に、取付ブラケット106を動かすことで、レンズユニット101を案内部104に沿って光軸方向と平行に動かし、レンズユニット101と原稿面(不図示)との間の距離と、レンズユニット101とCCD基板ユニット102のCCD(不図示)との間の距離を粗調整する。
レンズユニット101の位置が決定したら、レンズ固定部材105を位置決めピン109を介して取付ブラケット106に装着した後、取付ブラケット106をベースフレーム103に固定するねじ108(2ヶ所)と、レンズ固定部材105を取付ブラケット106に固定するねじ107を順に締め付け、レンズユニット101をベースフレーム103に対して固定する。この後、CCD基板ユニット102を動かすことで、レンズユニット101のレンズのピント・倍率等の微調整を行う。
レンズユニット101を取付ブラケット106に保持されたレンズ固定部材105を介してベースフレーム103に固定した状態では、レンズ固定部材105は、押圧部105aによりレンズユニット101の2ヶ所の斜面部110を図4に示した矢印の方向に押圧するので、レンズユニット101をベースフレーム103に対して押し付けながら、レンズユニット101の光軸方向への移動をも規制する。レンズ固定部材105は、その略中央部がねじ107により取付ブラケット106に固定されるので、レンズユニット101の光軸方向両端部に設けられた斜面部110に対する押圧力を略均等にすることが可能である。
また、レンズユニット101の嵌合部111には、取付ブラケット106が極僅かの隙間をもって嵌合しているので、取付ブラケット106の移動とレンズユニット101の移動にタイムラグがほとんど発生せず、取付ブラケット106を動かすことでレンズユニット101を直接動かすのと同等の調整を行うことができ、且つ、レンズユニット101の2ヶ所の斜面部110とレンズ固定部材105との位置関係を略一定に保つことができる。これにより、レンズユニット101の位置を容易に調整できると共に、レンズ固定部材105からレンズユニット101の光軸方向両端部に設けられた斜面部110が受ける圧力を略均等に保つことができる。
また、取付ブラケット106には、レンズ固定部材105の貫通孔を貫通する2ヶ所の位置決めピン109が設けられているので、レンズ固定部材105を位置決めピン109を介して取付ブラケット106に装着した後、レンズ固定部材105を取付ブラケット106にねじ107で固定する際、ねじ107の締め付けトルクでレンズ固定部材105が回転したり、回転方向に歪んだりする現象を防止することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、上述した簡易な構成で、レンズユニット101を変形させることなく確実にベースフレーム103に固定することが可能となり、振動や衝撃によってレンズ固定部材105の応力開放方向にレンズユニット101が移動してしまう現象を防止することができる。また、レンズ固定部材105を取付ブラケット106にねじで締め付ける際、レンズ固定部材105がレンズユニット101に及ぼす押圧力の方向が変化し、レンズユニット101がベースフレーム103上の案内部104から押し上げられたり意図しない変形を起こしたりする現象を防止することができる。
[第2の実施の形態]
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る画像読取装置の主要部の構成を示す斜視図、図6は、画像読取装置の主要部の構成を示す上面図、図7は、画像読取装置のレンズユニットの斜面部及び垂直面部を示す図、図8は、レンズユニットに対するレンズ固定部材の押圧状態を示す図である。
図5乃至図8において、画像読取装置は、レンズユニット201(結像手段)、CCD基板ユニット202、ベースフレーム203(支持部材)、案内部204、レンズ固定部材205(固定部材)、取付ブラケット206を備えている。図中207、208はねじ、209は位置決めピン(位置決め手段)である。
本実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、レンズユニット101に2ヶ所の斜面部を設ける代わりに、レンズユニット201に1ヶ所の斜面部210と1ヶ所の垂直面部(突き当て面部)211を設け、嵌合部を無くし、レンズ固定部材205に腕部205aを配設した点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態の対応するものと同一なので、説明を省略する。
図7に示すように、レンズユニット201の光軸方向の一方の端部には、斜面部210が周方向に沿って形成され、レンズユニット201の光軸方向の他方の端部の内側には、垂直面部(突き当て面部)211が周方向に沿って形成されている。図中Lはレンズユニット201の光軸方向の中心線である。
また、図8に示すように、レンズユニット201に装着した取付ブラケット206(図8では図示を省略)の上部にレンズ固定部材205をねじで固定した状態では、レンズユニット201の内側部分を、レンズ固定部材205の腕部205aが押圧し、レンズユニット201の斜面部210を、レンズ固定部材205の一端部に配設された前記斜面部210に対応する形状の押圧部205bが押圧し、レンズユニット201の垂直面部211を、レンズ固定部材205の他端部としての突き当て部205cが押圧するようになっている。
上記構成を有する画像読取装置において、レンズユニット201の位置の固定と、レンズユニット201及びCCDの位置の調整を行う際には、まず、ベースフレーム203に設けられた案内部204にレンズユニット201を載置し、レンズユニット201を案内部204に沿って光軸方向と平行に動かし、レンズユニット201と原稿面(不図示)との間の距離と、レンズユニット201とCCD基板ユニット202のCCDとの間の距離を租調整する。
次に、取付ブラケット206をレンズユニット201に装着して取付ブラケット206の2ヶ所の載置部(ねじ取付部)をベースフレーム203上に載置し、取付ブラケット206をベースフレーム203に完全に固定しない程度に、ねじ208を締める。更に、レンズ固定部材205の貫通孔に取付ブラケット206の位置決めピン209を挿入することで、レンズ固定部材205を取付ブラケット206に装着する。
レンズ固定部材205がレンズユニット201の斜面部210と垂直面部211の間に嵌まるようにねじ207を締めけると、レンズ固定部材205の腕部205aがレンズユニット201を、レンズ固定部材205の押圧部205bがレンズユニット201の斜面部210を、レンズ固定部材205の突き当て部205cがレンズユニット201の垂直面部211を、図8に示した方向にそれぞれ押圧するので、レンズユニット201の上下方向への移動及び光軸方向への移動が規制される。この後、ねじ208を完全に締め付けて取付ブラケット206をベースフレーム203に固定し、更に、CCD基板ユニット202を動かすことで、レンズユニット101のレンズのピント・倍率等の微調整を行う。
レンズ固定部材205を取付ブラケット206に取り付ける際、取付ブラケット206の位置がレンズユニット201に対して多少ずれていても、レンズ固定部材205の押圧部205bがレンズユニット201の斜面部210から受ける反作用により、レンズ固定部材205の突き当て部205cがレンズユニット201の垂直面部211に突き当たるまで移動するので、ガタを生じさせることなくレンズユニット201をベースフレーム203に固定することが可能となる。
レンズ固定部材205の腕部205aは設けなくてもレンズユニット201をベースフレーム203に固定する効果は損なわれるものではないが、レンズ固定部材205の押圧部205bはレンズユニット201の斜面部210に対して斜め方向に押圧しているため、レンズユニット201が傾く可能性があるので設けることが望ましい。
また、取付ブラケット206には、レンズ固定部材205の貫通孔を貫通する2ヶ所の位置決めピン209が設けられているので、レンズ固定部材205を取付ブラケット206にねじ207で固定する際、ねじ207の締め付けトルクでレンズ固定部材205が回転したり、回転方向に歪んだりする現象を防止することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、上述した簡易な構成で、レンズユニット201を変形させることなく確実にベースフレーム203に固定することが可能となり、振動や衝撃によってレンズ固定部材205の応力開放方向にレンズユニット201が移動してしまう現象を防止することができる。また、レンズ固定部材205を取付ブラケット206にねじで締め付ける際、レンズ固定部材205がレンズユニット201に及ぼす押圧力の方向が変化し、レンズユニット201がベースフレーム203上の案内部204から押し上げられたり意図しない変形を起こしたりする現象を防止することができる。
[第3の実施の形態]
図9は、本発明の第3の実施の形態に係る画像読取装置の主要部の構成を示す斜視図、図10は、画像読取装置の主要部の構成を示す上面図、図11は、画像読取装置のレンズユニットをベースフレームに保持した状態を示すものであり、図10における矢視A−A線に沿う断面図である。
図9乃至図11において、画像読取装置は、レンズユニット301(結像手段)、CCD基板ユニット302、ベースフレーム303(支持部材)、案内部304、レンズ固定部材305(固定部材)、取付ブラケット306を備えている。図中307、308はねじ、309は位置決めピン(位置決め手段)である。
本実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、レンズ固定部材305にレンズユニット301を下方向に押圧するための腕部305aを設け、且つ腕部305aによりレンズユニット301のベースフレーム303に対する載置部分の直上付近を押圧する点において相違する。本実施の形態のその他の要素は、上述した第1の実施の形態の対応するものと同一なので、説明を省略する。
図9乃至図11に示すように、レンズ固定部材305の4つの隅部には、レンズユニット301を下方向に押圧するための腕部305aが、レンズ固定部材305の本体部の面に対して所定の角度傾斜した状態でそれぞれ設けられている。レンズ固定部材305の本体部に対する腕部305aの傾斜角度は、取付ブラケット306に対するレンズ固定部材305の固定時に、レンズユニット301の光軸方向両端部を押圧するような角度に設定されている。
上記構成を有する画像読取装置において、レンズユニット301の位置の固定とレンズユニット301及びCCDの位置の調整は、第1の実施の形態で説明した場合と同様に行う。図11に示すように、レンズ固定部材305の腕部305aは、レンズユニット301の光軸方向両端部を下方向に押圧するので、第1の実施の形態におけるレンズユニット101の斜面部のみを押圧する構成に比べて、レンズユニット301とベースフレーム303との間の摩擦力が増し、レンズユニット301をベースフレーム303に固定する効果が更に高まる。
更に、レンズ固定部材305の腕部305aは、ベースフレーム303における、レンズユニット301を支持するレンズユニット受け部307(レンズユニット301がベースフレーム303に接触する部分)の直上付近を押圧するため、レンズ固定部材305の圧力によってレンズユニット301が変形し光学性能が損なわれる現象を防止することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、上述した簡易な構成で、レンズユニット301を変形させることなく確実にベースフレーム303に固定することが可能となり、振動や衝撃によってレンズ固定部材305の応力開放方向にレンズユニット301が移動してしまう現象を防止することができる。また、レンズ固定部材305を取付ブラケット306にねじで締め付ける際、レンズ固定部材305がレンズユニット301に及ぼす押圧力の方向が変化し、レンズユニット301がベースフレーム303上の案内部304から押し上げられたり意図しない変形を起こしたりする現象を防止することができる。
[他の実施の形態]
第1の実施の形態では、レンズユニット101に斜面部110を配設すると共に、レンズ固定部材105に前記斜面部110と対応する形状の押圧部105aを配設する構成としたが、レンズユニット101を光軸に対し斜め方向に押圧するための(押圧力を受けるための)斜面部分は、レンズユニット101またはレンズ固定部材105の何れか一方に少なくとも一つ配設する構成としてもよい。
第2の実施の形態では、レンズユニット201に斜面部210を配設すると共に、レンズ固定部材205に前記斜面部210と対応する形状の押圧部205bを配設する構成としたが、レンズユニット201を光軸に対し斜め方向に押圧するための(押圧力を受けるための)斜面部分は、レンズユニット201またはレンズ固定部材205の何れか一方に少なくとも一つ配設する構成としてもよい。
第1乃至第3の実施の形態では、画像読取装置について説明したが、画像読取装置のみの適用に限定されるものではなく、本発明の画像読取装置を搭載した複写機や複合機等の画像形成装置、本発明の画像読取装置を搭載したファクシミリにも適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置の主要部の構成を示す斜視図である。 画像読取装置の主要部の構成を示す上面図である。 画像読取装置のレンズユニットの斜面部及び嵌合部を示す図である。 レンズユニットと取付ブラケットの嵌合状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像読取装置の主要部の構成を示す斜視図である。 画像読取装置の主要部の構成を示す上面図である。 画像読取装置のレンズユニットの斜面部及び垂直面部を示す図である。 レンズユニットに対するレンズ固定部材の押圧状態を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る画像読取装置の主要部の構成を示す斜視図である。 画像読取装置の主要部の構成を示す上面図である。 画像読取装置のレンズユニットをベースフレームに保持した状態を示すものであり、図10における矢視A−A線に沿う断面図である。 従来例に係る画像読取装置のレンズユニットの保持構造を示す上面図である。 他の従来例に係る画像読取装置の主要部の構成を示す平面図である。 図13における矢視I-I線に沿う断面図である。 図13における矢視II-II線に沿う断面図である。
符号の説明
101、201、301 レンズユニット
102、202、302 CCD基板ユニット
103、203、303 ベースフレーム
104、204、304 案内部
105、205、305 レンズ固定部材
105a 押圧部
106、206、306 取付ブラケット
110 斜面部
111 嵌合部
205a 腕部
205b 押圧部
205c 突き当て部
210 斜面部
211 垂直面部
305a 腕部
307 レンズユニット受け部

Claims (8)

  1. 原稿からの反射光を光電変換手段に導光する結像手段と、前記結像手段を光軸と平行に移動可能に保持する案内部が配設された支持部材と、前記結像手段を前記支持部材に固定する固定部材と備え、
    前記結像手段の外側部分または前記固定部材の何れか一方に少なくとも一つの斜面部を設け、前記固定部材により前記斜面部を介して前記結像手段を光軸に対し交差する方向に押圧することを特徴とする光学機構保持構造。
  2. 前記固定部材を保持し、前記結像手段に装着されると共に前記支持部材に固定されるブラケットを備え、
    前記固定部材は、弾性素材から構成されると共に、前記ブラケットに取り付けられた状態において前記結像手段を光軸に対し斜め方向に押圧し、
    前記ブラケットは、非弾性素材から構成されると共に、前記固定部材の取り付け位置を決定し回転を規制する位置決め手段を備えることを特徴とする請求項1記載の光学機構保持構造。
  3. 前記ブラケットの前記支持部材に対する取り付け位置は、前記支持部材の前記案内部における前記結像手段の位置に応じて移動可能であることを特徴とする請求項1記載の光学機構保持構造。
  4. 前記結像手段は、光軸方向の両端部側に前記固定部材から光軸に対し斜め方向の押圧力を受ける斜面部を備えると共に、前記両端部の間に前記ブラケットが極僅かの隙間をもって嵌合可能な嵌合部を備え、
    前記固定部材は、前記結像手段の前記斜面部に対応する押圧部を備えることを特徴とする請求項1記載の光学機構保持構造。
  5. 前記結像手段は、光軸方向の一方の端部側に前記固定部材から光軸に対し斜め方向の押圧力を受ける斜面部を備えると共に、光軸方向の他方の端部側に前記固定部材から光軸と平行に押圧力を受ける垂直面部を備え、
    前記固定部材は、前記結像手段の前記斜面部に対応する斜め押圧部と前記垂直面部に対応する突き当て部を備えると共に、前記結像手段の両端部の間を下方向に押圧する下方押圧部を備えることを特徴とする請求項1記載の光学機構保持構造。
  6. 前記固定部材は、前記結像手段の光軸方向の両端部を下方向に押圧する押圧部を備え、
    前記押圧部は、前記結像手段が前記支持部材に接触する部分の直上付近を押圧することを特徴とする請求項1記載の光学機構保持構造。
  7. 前記請求項1乃至6の何れかに記載の光学機構保持構造を有する光学機構を備え、前記光学機構を構成する結像手段及び光電変換手段により原稿から画像を読み取ることを特徴とする画像読取装置。
  8. 前記請求項1乃至6の何れかに記載の光学機構保持構造を有する光学機構を備え、前記光学機構を構成する結像手段及び光電変換手段により原稿から画像を読み取ると共に読取画像に基づき媒体上に画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置。
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