JP2005181828A - 液晶表示装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の液晶表示装置は、一対の基板10,25間に液晶層50を挟持してなり、所定の画素単位毎に表示を行う液晶表示装置であって、前記液晶層50を挟む形にて、一対の基板10,25の内面側には電極9,31が形成される一方、基板25の内面側には前記画素に対して信号を供給するための信号線13が形成され、該信号線13上の一部において、選択的に液晶層50の等電位面を歪ませる電位規制手段が具備されてなることを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
"Development of transflective LCD for high contrast and wide viewing angle by using homeotropic alignment", M.Jisaki et al., Asia Display/IDW'01, p.133-136(2001)
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図において、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならせてある。
図1は、本実施の形態の液晶表示装置100についての等価回路を示している。この液晶表示装置100は、データ信号駆動回路110及び走査信号駆動回路120を含んでいる。液晶表示装置100には、信号線、すなわち複数のデータ線13と、該データ線13と交差する複数の走査線9とが設けられ、データ線13はデータ信号駆動回路110により、走査線9は走査信号駆動回路120により駆動される。そして、各画素領域150において、データ線13と走査線9との間にTFD素子40と液晶表示要素160(液晶層)とが直列に接続されている。なお、図1では、TFD素子40がデータ線13側に接続され、液晶表示要素160が走査線9側に接続されているが、これとは逆にTFD素子40を走査線9側に、液晶表示要素160をデータ線13側に設ける構成としても良い。
まず、本実施形態の液晶表示装置100では、反射表示領域Rに対して選択的に絶縁膜26を設けたことによって反射表示領域Rの液晶層50の厚みを透過表示領域Tの液晶層50の厚みの略半分と小さくすることができるので、反射表示に寄与するリタデーションと透過表示に寄与するリタデーションを略等しくすることができ、これによりコントラストの向上が図られている。
一方、層間絶縁膜を有しない比較例1では、データ線電位によって、該データ線周辺の液晶の配向乱れが生じ、ディスクリネーションの核がランダムな位置に発生してしまうことが分かった。透過率も低く、ランダムな位置に発生したディスクリネーションの核が画素内の配向に影響を及ぼし、配向を乱していることが分かる。
また、比較例2では、データ線電位がある程度遮蔽されているので、ディスクリネーションの核の発生は目視では観察されなかった。しかし、透過率を比較すると、ディスクリネーションの核の位置を完全に固定できるようにした実施例1の透過率よりも若干低いことが分かった。つまり、層間絶縁膜を有するものであっても、電位規制手段としての開口部を有しない液晶表示装置は、データ線周辺の配向が若干不安定になっているものと考えられる。
以下、本発明の第2の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図13は、第2の実施の形態の液晶表示装置200について、平面図及び断面図を示すもので第1の実施の形態の図3に相当する模式図である。本実施の形態の液晶表示装置の基本構成は第1の実施の形態と同様であり、表示モードが透過型となっている点が主に異なっている。したがって、図13においては図3と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
次に、本発明の上記実施の形態の液晶表示装置を備えた電子機器の具体例について説明する。
図14は、携帯電話の一例を示した斜視図である。図14において、符号1000は携帯電話本体を示し、符号1001は上記液晶表示装置を用いた表示部を示している。このような携帯電話等の電子機器の表示部に、上記実施の形態の液晶表示装置を用いた場合、使用環境によらずに明るく、コントラストが高く、広視野角の液晶表示部を備えた電子機器を実現することができる。
Claims (15)
- 対向面側に電極が形成された一対の基板間に液晶層を挟持する液晶表示装置であって、
前記一対の基板のうちの一方の基板上には、画素に対して信号を供給する信号線が形成され、
前記信号線上の一部において、選択的に液晶層の等電位面を歪ませる電位規制手段が具備されてなることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記電位規制手段は前記信号線を覆う絶縁膜であり、
該絶縁膜は、前記信号線上に位置する部分の一部において開口部を有してなることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記電位規制手段は前記信号線を覆う絶縁膜であり、
該絶縁膜は、前記信号線上に位置する部分の一部が、他の部分と膜厚が異なる構成を有してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶表示装置。 - 前記信号線が形成された基板と異なる基板上には、前記電極よりも液晶層側に形成された絶縁膜が配設されてなり、
該絶縁膜は、前記電位規制手段として、前記信号線上に位置する部分の一部において開口部を有してなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の液晶表示装置。 - 前記信号線が形成された基板と異なる基板上には、前記電極よりも液晶層側に形成された絶縁膜が配設されてなり、
該絶縁膜は、前記電位規制手段として、前記信号線上に位置する部分の一部が、他の部分と膜厚が異なる構成を有してなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の液晶表示装置。 - 前記電位規制手段として、前記信号線が形成された基板とは異なる基板側において、該基板の電極よりも液晶層側であって、且つ前記信号線上の一部に位置するように絶縁膜が形成されてなることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
- 前記画素に書込み信号を入力するためのデータ線と、選択信号を入力するための走査線とを有し、前記データ線上に位置する部分において前記電位規制手段が具備されてなることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
- 前記液晶層厚を面内領域毎に異ならしめるための液晶層厚調整層が形成され、該液晶層厚調整層と同一層にて形成された絶縁膜を用いて前記電位規制手段が形成されてなることを特徴とする請求項2ないし7のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
- 前記一対の基板として上基板と下基板とを含み、前記下基板の液晶層と反対側にはバックライトが設けられる一方、該下基板の液晶層側には所定領域のみに選択的に形成された反射層が設けられ、該反射層が形成された領域を反射表示領域として、該反射層が形成されていない領域を透過表示領域として含むとともに、
前記液晶層厚調整層が、前記一対の基板のうち少なくとも一方の基板と前記液晶層との間に配設され、前記反射表示領域の液晶層厚が前記透過表示領域の液晶層厚よりも小さく構成されてなることを特徴とする請求項8に記載の液晶表示装置。 - 前記液晶層は、初期配向状態が垂直配向を呈する誘電率異方性が負の液晶にて構成されてなることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
- 前記電位規制手段が、1つの画素に対して、少なくとも1つ形成されてなることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
- 前記電位規制手段が、1つの信号線において所定のピッチをもって配設されてなることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
- 前記電位規制手段が、画素のピッチと同様のピッチをもって配設されてなることを特徴とする請求項12に記載の液晶表示装置。
- 前記電位規制手段が、隣接する信号線において、1つの画素の中心に対して対称の位置に配設されてなることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
- 請求項1ないし14のいずれか1項に記載の液晶表示装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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JP2003424703A JP2005181828A (ja) | 2003-12-22 | 2003-12-22 | 液晶表示装置および電子機器 |
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