JP2005148136A - 液晶表示装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 液晶分子の倒れる方向や捩れる方向を簡便に制御し、残像やしみ状のむら等の表示不良を抑え、広視野角の表示を可能にするとともに、応答速度の改善が図れる垂直配向モードの液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 本発明の液晶表示装置は、対向電極に設けられた配向制御手段として機能するスリット43(開口部)が、中心部から周縁部に向けて延在する複数の枝部43a〜43dを有し、複数の枝部43a〜43dの全てが右回りもしくは左回りの一方にのみ屈曲している。
【選択図】 図3
【解決手段】 本発明の液晶表示装置は、対向電極に設けられた配向制御手段として機能するスリット43(開口部)が、中心部から周縁部に向けて延在する複数の枝部43a〜43dを有し、複数の枝部43a〜43dの全てが右回りもしくは左回りの一方にのみ屈曲している。
【選択図】 図3
Description
本発明は、液晶表示装置および電子機器に関し、特に垂直配向型の液晶を用いた液晶表示装置において高コントラスト、広視野角の表示が得られる技術に関するものである。
従来の半透過反射型液晶装置には、透過表示での視角が狭いという課題があった。これは、視差が生じないよう液晶セルの内面に半透過反射板を設けている関係で、観察者側に備えた1枚の偏光板だけで反射表示を行わなければならないという制約があり、光学設計の自由度が小さいためである。そこで、この課題を解決するために、Jisakiらは、下記の非特許文献1において、垂直配向液晶を用いる新しい液晶表示装置を提案した。その特徴は、以下の3つである。
(1)誘電異方性が負の液晶を基板に垂直に配向させ、電圧印加によってこれを倒す「VA(Vertical Alignment)モード」を採用している点。
(2)透過表示領域と反射表示領域の液晶層厚(セルギャップ)が異なる「マルチギャップ構造」を採用している点。
(3)透過表示領域を正八角形とし、この領域内で液晶が全方向に倒れるように対向基板上の透過表示領域の中央に突起を設けている点。すなわち、「配向分割(マルチドメイン)構造」を採用している点。
また、上記の文献では、液晶の倒れる方向を制御する配向制御手段として突起を用いているが、その他、電極にスリットを設けることにより電界を歪ませ、この電界の歪みで液晶の倒れる方向を制御することも知られている。
(1)誘電異方性が負の液晶を基板に垂直に配向させ、電圧印加によってこれを倒す「VA(Vertical Alignment)モード」を採用している点。
(2)透過表示領域と反射表示領域の液晶層厚(セルギャップ)が異なる「マルチギャップ構造」を採用している点。
(3)透過表示領域を正八角形とし、この領域内で液晶が全方向に倒れるように対向基板上の透過表示領域の中央に突起を設けている点。すなわち、「配向分割(マルチドメイン)構造」を採用している点。
また、上記の文献では、液晶の倒れる方向を制御する配向制御手段として突起を用いているが、その他、電極にスリットを設けることにより電界を歪ませ、この電界の歪みで液晶の倒れる方向を制御することも知られている。
また、透過型液晶装置においても垂直配向モードを採用したものが知られている。具体的には、例えば1画素を複数のサブピクセルに分割し、各サブピクセルの中央に位置する対向基板に凸部を設けることで1画素をマルチドメイン化し、広視野角を実現する方法である(例えば、特許文献1参照)。その特徴は、以下の通りである。
(1)1画素を複数のサブピクセルに分割している点。
(2)サブピクセルの形状が回転対称(例えば、略円形、略四角形、略星形など)である点。
(3)開口部の中心またはサブピクセルの中心に凸部を設けることで配向規制力を向上させている点。
(1)1画素を複数のサブピクセルに分割している点。
(2)サブピクセルの形状が回転対称(例えば、略円形、略四角形、略星形など)である点。
(3)開口部の中心またはサブピクセルの中心に凸部を設けることで配向規制力を向上させている点。
これら特徴点のうち、特に(3)の配向規制力の向上に関して言えば、中心の凸部(配向制御手段として電極スリットを用いた場合も同じことが言える)から画素の縁までの距離が配向規制力に大きな影響を及ぼしており、距離が短い方が配向規制力が大きくなる。その一方、凸部から画素の縁までの距離を短くするためにただ単に凸部を大きくすると、凸部の直上または直下の液晶を完全に倒すことが難しくなるため、この部分が表示に寄与できず、結果的に透過率が低くなるという問題がある。そこで、配向制御手段自体を大きくすることなく、配向制御手段から画素の縁までの距離を短くする方法として、電極に形成する配向制御用スリットを十字形状にすることが提案されている(例えば、特許文献2参照)。十字形状とした場合、上記の距離が実効的に短くなる一方、細いスリットの場合はその部分の液晶を倒すことができ、表示に寄与できるからである。
特開2002−202511号公報
特開平6−43461号公報
"Development of transflective LCD for high contrast and wide viewing angle by using homeotropic alignment", M.Jisaki et al., Asia Display/IDW'01, p.133-136(2001)
しかしながら、上記従来の液晶表示装置には、以下の問題点があった。
すなわち、画素の大きさに対して配向制御手段の大きさをある程度確保できる場合には、配向制御手段を中心として液晶分子が放射状に倒れることになるので、特に問題とはならない。ところが、近年の高精細化に伴い、画素が微細化する傾向にあり、画素の大きさに対して配向制御手段の大きさをあまり大きくすることができない。その場合、液晶分子が単に放射状に倒れるのみならず、捩れるように配列しようとするが、捩れ方向が規定されていないと不規則なディスクリネーションが発生し、ざらざらとしたしみ状のむらが視認されてしまう。この問題を対策するためには、液晶にカイラル剤を添加することで液晶分子の捩れる方向を一方向に規定し、上記のむらを防止するという方法が考えられる。しかしながら、液晶にカイラル剤を添加した場合には別の問題があり、液晶分子が、電界印加と配向制御手段の作用によって放射状に倒れようとする動きと、カイラル剤の作用により所定の方向に捩れようとする動きの2段階の応答を示し、応答速度が遅くなる。この捩れによる応答速度の遅延は、十字形状の配向制御手段を設けた場合にも共通の問題となる。
すなわち、画素の大きさに対して配向制御手段の大きさをある程度確保できる場合には、配向制御手段を中心として液晶分子が放射状に倒れることになるので、特に問題とはならない。ところが、近年の高精細化に伴い、画素が微細化する傾向にあり、画素の大きさに対して配向制御手段の大きさをあまり大きくすることができない。その場合、液晶分子が単に放射状に倒れるのみならず、捩れるように配列しようとするが、捩れ方向が規定されていないと不規則なディスクリネーションが発生し、ざらざらとしたしみ状のむらが視認されてしまう。この問題を対策するためには、液晶にカイラル剤を添加することで液晶分子の捩れる方向を一方向に規定し、上記のむらを防止するという方法が考えられる。しかしながら、液晶にカイラル剤を添加した場合には別の問題があり、液晶分子が、電界印加と配向制御手段の作用によって放射状に倒れようとする動きと、カイラル剤の作用により所定の方向に捩れようとする動きの2段階の応答を示し、応答速度が遅くなる。この捩れによる応答速度の遅延は、十字形状の配向制御手段を設けた場合にも共通の問題となる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、垂直配向モードの液晶表示装置において、液晶分子の倒れる方向や捩れる方向を簡便に制御し、残像やしみ状のむら等の表示不良を抑え、広視野角の表示を可能にするとともに、応答速度の改善が可能な構成を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明の液晶表示装置は、一対の基板間に液晶層を挟持してなり、複数のドット領域がマトリクス状に配置された液晶表示装置であって、前記液晶層が、初期配向状態が垂直配向を呈する誘電異方性が負の液晶からなり、前記液晶層を挟んで前記液晶層に電界を印加するための一対の電極が設けられるとともに、前記一対の基板の各々に、前記液晶の配向方向を制御する配向制御手段が前記各ドット領域に対応して設けられ、前記一対の基板のうちの一方の基板の前記配向制御手段が、中心部から周縁部に向けて延在する複数の枝部を有し、前記複数の枝部が、前記中心部を中心として右回り、左回りのいずれか一方にのみ屈曲もしくは湾曲していることを特徴とする。なお、前記配向制御手段は、具体的には、前記電極に設けられた開口部、もしくは、前記液晶層に向けて突出する凸部から構成することができる。なお、本明細書において、例えばカラー液晶表示装置がR(赤)、G(緑)、B(青)の3個のドットで1個の画素を構成するような場合に対応し、表示を構成する最小単位となる表示領域を「ドット領域」と称する。
本発明の液晶表示装置は、初期配向状態が垂直配向を呈する、誘電異方性が負の液晶を用いた垂直配向モードを基本とするものである。そして、一対の基板の各々に、各ドット領域に対応して液晶の配向方向を制御する配向制御手段が設けられ、さらに配向制御手段が中心部から周縁部に向けて延在する複数の枝部を有している。すなわち、配向制御手段が中心部から周縁部に延びる枝部を有するため、配向制御手段から画素の縁までの距離が実効的に短くなり、枝部を持たない配向制御手段に比べて配向規制力を向上させることができる。ここまでの効果は、配向制御手段を十字形状にした従来のものと同じである。つまり、十字形状の配向制御手段は、上記の説明において4本の枝部を設けた場合と見なせるからである。本発明の更なる特徴点は、複数の枝部が右回り、左回りのいずれか一方にのみ屈曲もしくは湾曲している、言い換えると、複数の枝部が直線的もしくは曲線的に曲がっており、右回りに曲がっているものと左回りに曲がっているものが混在していない、ということである。配向制御手段のこの構成に基づいて、液晶分子の捩れ方向を右回り、左回りのいずれか一方に規定することができる。
図6(a)、(b)は本発明の配向制御手段の作用を説明するための図であり、例えば電極の開口部からなる配向制御手段60が、湾曲した4本の枝部60a〜60dを有する場合を図示したものである。図6(a)は全ての枝部60a〜60dが右回り(時計回り)に湾曲した例であり、図6(b)は3本の枝部60a,60c,60dが右回り、1本の枝部60bのみが左回り(反時計回り)に湾曲した例である。4本の枝部により1つのドット領域が4つの領域に区画されたと考えると、図6(a)の場合、4つの領域全てにおいて液晶分子61が枝部60a〜60dの曲がった方向、すなわち右回りに捩れる方向に規定される。これは開口部に沿って電界の歪みが生じるために捩れ方向がこの方向に規定されるからであり、カイラル剤の添加を必要としない。一方、図6(b)の場合、右回りに曲がった枝部60a,60c,60dの間に挟まれた2つの領域を見る限り、液晶分子61が右回りに捩れるように規定されるので特に問題はない。ところが、右回りに曲がった枝部60a,60cと左回りに曲がった枝部60bとの間に挟まれた領域では各枝部に沿うように液晶分子61が捩れる結果、1つの領域内に隣接して2つの捩れ方向を持つ領域62a,62bができ、不規則なディスクリネーションが発生する領域63ができるため、しみ状のむら等の表示不良の原因となってしまう。したがって、図6(a)に示すような本発明の構成によれば、液晶中にカイラル剤を添加することなく液晶分子の捩れ方向を規定できるので、残像やしみ状むら等の表示不良を抑え、広視野角の表示が可能になるとともに、カイラル剤を添加したものに比べて応答速度の改善を図ることができる。
本発明の液晶表示装置のより具体的な構成として、前記一対の基板がスイッチング素子を有する素子基板と対向基板とからなり、前記素子基板上の電極が、前記各ドット領域において複数の島状部とこれら複数の島状部間を連結する連結部とを有し、前記複数の島状部の各々に対応して前記対向基板上に前記配向制御手段を設ける構成を挙げることができる。
この構成によれば、素子基板上の電極における島状部の縁と対向基板上の配向制御手段との相互作用によって、島状部の中央部に対して放射状、かつ所定の捩れ方向に液晶分子を配向させることが可能になる。例えば、各ドット領域の平面形状が長方形の場合、電極を島状部に分割することで島状部の縦横比を1:1に近い形状とすることもでき、液晶分子の配向方向を均一化することができる。
さらに、前記島状部の平面形状が略円形状もしくは略多角形状であることが望ましく、その場合、全方向にわたって略均等に視野角を広げることができる。
この構成によれば、素子基板上の電極における島状部の縁と対向基板上の配向制御手段との相互作用によって、島状部の中央部に対して放射状、かつ所定の捩れ方向に液晶分子を配向させることが可能になる。例えば、各ドット領域の平面形状が長方形の場合、電極を島状部に分割することで島状部の縦横比を1:1に近い形状とすることもでき、液晶分子の配向方向を均一化することができる。
さらに、前記島状部の平面形状が略円形状もしくは略多角形状であることが望ましく、その場合、全方向にわたって略均等に視野角を広げることができる。
前記枝部の幅は3μm以上、7μm以下であることが望ましい。
その理由は、枝部の幅が3μm未満では、液晶の配向制御力が極端に弱くなるとともに製造プロセス上の加工が難しくなるからである。一方、枝部の幅が7μmを超えると、枝部の形成部分の液晶分子が倒れにくくなり、表示への寄与率が極端に小さくなるからである。
その理由は、枝部の幅が3μm未満では、液晶の配向制御力が極端に弱くなるとともに製造プロセス上の加工が難しくなるからである。一方、枝部の幅が7μmを超えると、枝部の形成部分の液晶分子が倒れにくくなり、表示への寄与率が極端に小さくなるからである。
本発明の電子機器は、上記本発明の液晶表示装置を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、広視野角で表示不良がなく、応答速度に優れた液晶表示部を備えた電子機器を実現することができる。
この構成によれば、広視野角で表示不良がなく、応答速度に優れた液晶表示部を備えた電子機器を実現することができる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態を図1〜図4を参照して説明する。
本実施の形態の液晶表示装置は、スイッチング素子として薄膜ダイオード(Thin Film Diode, 以下、TFDと略記する)を用いたアクティブマトリクス型の液晶表示装置の例であり、特に透過表示を可能にした透過型液晶表示装置の例である。なお、各図において、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならせてある。
以下、本発明の第1の実施の形態を図1〜図4を参照して説明する。
本実施の形態の液晶表示装置は、スイッチング素子として薄膜ダイオード(Thin Film Diode, 以下、TFDと略記する)を用いたアクティブマトリクス型の液晶表示装置の例であり、特に透過表示を可能にした透過型液晶表示装置の例である。なお、各図において、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならせてある。
図1は、本実施の形態の液晶表示装置100についての等価回路を示している。この液晶表示装置100は、走査信号駆動回路110およびデータ信号駆動回路120を含んでいる。液晶表示装置100には、信号線、すなわち複数の走査線13と、走査線13と交差する複数のデータ線9とが設けられ、走査線13は走査信号駆動回路110により駆動され、データ線9はデータ信号駆動回路120により駆動される。そして、各画素領域150において、走査線13とデータ線9との間にTFD素子40と液晶表示要素160(液晶層)とが直列に接続されている。なお、図1では、TFD素子40が走査線13側に接続され、液晶表示要素160がデータ線9側に接続されているが、これとは逆にTFD素子40をデータ線9側に、液晶表示要素160を走査線13側に設ける構成としても良い。
次に、図2に基づいて、本実施の形態の液晶表示装置100の電極の平面構造(画素構造)について説明する。
図2に示すように、本実施の形態の液晶表示装置100では、走査線13にTFD素子40を介して接続された画素電極31がマトリクス状に設けられており、画素電極31と紙面の垂直方向に対向して対向電極9が短冊状(ストライプ状)に設けられている。対向電極9は上述したデータ線のことであり、走査線13と交差する形のストライプ形状を有している。本実施の形態において、各画素電極31が形成された個々の領域が1つのドット領域であり、マトリクス状に配置された各ドット領域毎にTFD素子40が具備され、ドット領域毎に表示が可能な構造になっている。図2では簡易的に各画素電極を略矩形状に図示したが、実際には後述するように島状部と連結部とを有している。ここで、TFD素子40は走査線13と画素電極31とを電気的に接続するスイッチング素子であって、TFD素子40は、Taを主成分とする第1導電膜と、第1導電膜の表面に形成され、Ta2O3を主成分とする絶縁膜と、絶縁膜の表面に形成され、Crを主成分とする第2導電膜とを含むMIM構造を具備して構成されている。そして、TFD素子40の第1導電膜が走査線13に接続され、第2導電膜が画素電極31に接続されている。
図2に示すように、本実施の形態の液晶表示装置100では、走査線13にTFD素子40を介して接続された画素電極31がマトリクス状に設けられており、画素電極31と紙面の垂直方向に対向して対向電極9が短冊状(ストライプ状)に設けられている。対向電極9は上述したデータ線のことであり、走査線13と交差する形のストライプ形状を有している。本実施の形態において、各画素電極31が形成された個々の領域が1つのドット領域であり、マトリクス状に配置された各ドット領域毎にTFD素子40が具備され、ドット領域毎に表示が可能な構造になっている。図2では簡易的に各画素電極を略矩形状に図示したが、実際には後述するように島状部と連結部とを有している。ここで、TFD素子40は走査線13と画素電極31とを電気的に接続するスイッチング素子であって、TFD素子40は、Taを主成分とする第1導電膜と、第1導電膜の表面に形成され、Ta2O3を主成分とする絶縁膜と、絶縁膜の表面に形成され、Crを主成分とする第2導電膜とを含むMIM構造を具備して構成されている。そして、TFD素子40の第1導電膜が走査線13に接続され、第2導電膜が画素電極31に接続されている。
次に、図3、図4に基づいて本実施の形態の液晶表示装置100の画素構成について説明する。図3は液晶表示装置100の画素構成、特に画素電極31の平面構成を示す模式図、図4は図3のA−A’断面を示す模式図である。
本実施の形態の液晶表示装置100は、図2に示したように、データ線9および走査線13等にて囲まれた領域の内側に画素電極31を備えてなるドット領域を有している。このドット領域内には、図3に示すように、1つのドット領域に対応して3原色のうちの異なる色の1つの着色層が配設され、3つのドット領域(D1,D2,D3)で各着色層22B(青色),22G(緑色),22R(赤色)を含む1つの画素を形成している。
本実施の形態の液晶表示装置100は、図2に示したように、データ線9および走査線13等にて囲まれた領域の内側に画素電極31を備えてなるドット領域を有している。このドット領域内には、図3に示すように、1つのドット領域に対応して3原色のうちの異なる色の1つの着色層が配設され、3つのドット領域(D1,D2,D3)で各着色層22B(青色),22G(緑色),22R(赤色)を含む1つの画素を形成している。
本実施の形態の液晶表示装置100は、図4に示すように、上基板(素子基板)25とこれに対向配置された下基板(対向基板)10との間に、初期配向状態が垂直配向状態を呈し、誘電異方性が負の液晶材料からなる液晶層50が挟持されている。
下基板10は、石英、ガラス等の透光性材料からなる基板本体10Aの内面に、カラーフィルタ22(図4では赤色着色層22R)が設けられている。ここで、着色層22Rの周囲は金属クロム等からなるブラックマトリクスBMで囲まれ、ブラックマトリクスBMにより各ドット領域D1,D2,D3の境界が形成されている(図3参照)。カラーフィルタ22上には、インジウム錫酸化物(Indium Tin Oxide, 以下、ITOと略記する)等の透明導電膜からなる対向電極9が形成され、対向電極9上にはポリイミド等からなる配向膜27が形成されている。配向膜27は液晶分子を膜面に対して垂直に配向させる垂直配向膜として機能するものであって、ラビングなどの配向処理は施されていない。なお、図4において対向電極9は、紙面垂直方向に延びる形のストライプ状に形成されており、紙面垂直方向に並ぶ複数のドット領域に共通の電極として機能する。また、対向電極9には、後述する配向制御手段としてのスリット33(開口部)が形成されている。一方、下基板10の外面側(液晶層50を挟持する面とは異なる側)に、位相差板18と偏光板19が設けられ、上基板25の外面側にも位相差板16と偏光板17が設けられている。さらに、下基板10に設けられた偏光板19の外側には、透過表示用光源となるバックライト15が設けられている。
下基板10は、石英、ガラス等の透光性材料からなる基板本体10Aの内面に、カラーフィルタ22(図4では赤色着色層22R)が設けられている。ここで、着色層22Rの周囲は金属クロム等からなるブラックマトリクスBMで囲まれ、ブラックマトリクスBMにより各ドット領域D1,D2,D3の境界が形成されている(図3参照)。カラーフィルタ22上には、インジウム錫酸化物(Indium Tin Oxide, 以下、ITOと略記する)等の透明導電膜からなる対向電極9が形成され、対向電極9上にはポリイミド等からなる配向膜27が形成されている。配向膜27は液晶分子を膜面に対して垂直に配向させる垂直配向膜として機能するものであって、ラビングなどの配向処理は施されていない。なお、図4において対向電極9は、紙面垂直方向に延びる形のストライプ状に形成されており、紙面垂直方向に並ぶ複数のドット領域に共通の電極として機能する。また、対向電極9には、後述する配向制御手段としてのスリット33(開口部)が形成されている。一方、下基板10の外面側(液晶層50を挟持する面とは異なる側)に、位相差板18と偏光板19が設けられ、上基板25の外面側にも位相差板16と偏光板17が設けられている。さらに、下基板10に設けられた偏光板19の外側には、透過表示用光源となるバックライト15が設けられている。
上基板25側においては、図4に示すように、ガラス、石英等の透光性材料からなる基板本体25Aの内面(基板本体25Aの液晶層側)に、ITO等の透明導電膜からなる画素電極31と、ポリイミド等からなる下基板10と同様の垂直配向機能を持つ配向膜33とが形成されている。特に本実施の形態では、図3に示すように、画素電極31は複数の島状部31a,31b,31cを含んで構成されており、各島状部31a,31b,31c同士が連結部39を介して電気的に接続されて画素電極31を構成している。つまり、本実施形態では、各ドット領域D1,D2,D3を、略同じ形状の複数(図3では3つ)のサブドット領域S1,S2,S3に分割して構成している。つまり、上基板25側の画素電極31が、複数(図3では3つ)の島状部31a,31b,31cと、隣接する各島状部を互いに電気的に接続する連結部39,39とを含んで構成されており、各島状部31a,31b,31cがそれぞれサブドット領域S1,S2,S3を構成している。通常、カラーフィルターを備えた液晶表示装置では、1つのドット領域の縦横比が約3:1となるので、本実施の形態のように、1つのドット領域D1,D2,D3に3つのサブドット領域S1,S2,S3を設けると、1つのサブドット領域の形状が略円形や略多角形となって全方向に広視野角化するのに好ましい。各サブドット領域S1,S2,S3(島状部31a,31b,31c)の形状は、図3では略正八角形状であるが、これに限らず、例えば円形状、その他の多角形状のものとすることができる。また言い換えると、画素電極31において、各島状部31a,31b,31cの間には、電極を部分的に切り欠いた形状のスリット(連結部39,39を除いた部分)が形成されていることになる。
ここで、本実施の形態の液晶表示装置100においては、液晶層50の液晶分子の配向を規制するために、つまり、初期状態において垂直配向状態にある液晶分子について電極間に電圧を印加した際の傾倒方向を規制するために、下基板10の対向電極9にスリット43が形成されている。上述したように、対向電極9は走査線13と直交する方向にストライプ状に形成されており、画素電極31の各島状部31a,31b,31cの中心に対応する位置に、サブドット領域S1,S2,S3の中心から周縁に向かって延びる4本の枝部43a,43b,43c,43dを有し、全ての枝部43a〜43dが右回り(時計回り)に屈曲したスリット43が形成されている。枝部43a〜43dは1つのサブドット領域S1,S2,S3内で全て右回りに統一されているのみならず、基板上の全てのサブドット領域S1,S2,S3にわたって右回りに統一されている。より詳細には、各枝部43a〜43dは、サブドット領域S1,S2,S3の中心から図3の上下左右の4方向に延びる直線部を有し、この直線部と135°の角度をなし、屈曲して延びる直線部を有している。枝部43a〜43dは、長手方向にわたって全て同じ幅でも良いし、例えば中心から先端にかけて細くなっていても良いが、その幅は3〜7μm程度とすることが望ましい。理由は上述した通りである。
上記構成の本実施の形態の液晶表示装置100によれば、配向制御手段として機能する対向電極9のスリット43がサブドット領域S1,S2,S3の中心部から周縁部に延びる枝部43a〜43dを有しているため、配向制御手段からサブドット領域S1,S2,S3の縁までの距離が実効的に短くなり、枝部を持たない配向制御手段を用いた場合に比べて配向規制力を向上させることができる。さらに、全てのサブドット領域S1,S2,S3にわたって4本の枝部43a〜43d全てが右回りに屈曲しているので、全ての液晶分子の捩れ方向を右回りに規定することができる。このようにして、液晶中にカイラル剤を添加することなく液晶分子の捩れ方向を規定できるので、残像やしみ状のむら等の表示不良が抑えられ、広視野角の表示が可能になるとともに、カイラル剤を添加したものに比べて応答速度の改善を図ることができる。
[第2の実施の形態]
以下、本発明の第2の実施の形態を図5を参照しつつ説明する。
図5は、本実施の形態の液晶表示装置について1つの画素の平面図を示すものであり、第1の実施の形態の図3に相当する模式図である。本実施の形態の液晶表示装置の基本構成は第1の実施の形態と同様であり、画素電極およびスリットの形状が異なるのみである。したがって、図5において図3と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
以下、本発明の第2の実施の形態を図5を参照しつつ説明する。
図5は、本実施の形態の液晶表示装置について1つの画素の平面図を示すものであり、第1の実施の形態の図3に相当する模式図である。本実施の形態の液晶表示装置の基本構成は第1の実施の形態と同様であり、画素電極およびスリットの形状が異なるのみである。したがって、図5において図3と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
第1の実施の形態においては、1つのドット領域を3つのサブドット領域に分け、各対向電極に、各サブドット領域に対応して直線状に屈曲した枝部を有するスリットを形成した。これに対して、本実施の形態の液晶表示装置においては、図5に示すように、1つのドット領域D1,D2,D3が2つのサブドット領域S1,S2に分けられている。そのため、各サブドット領域S1,S2が縦長の八角形状になっている。すなわち、1つの画素電極31が2つの島状部31a,31bを有し、2つの島状部31a,31bの間が1つの連結部39で連結された構成となっている。そして、対向電極9上の画素電極31の各島状部31a,31bの中心に対応する位置に、サブドット領域S1,S2の中心から周縁に向かって延びる4本の枝部43a,43b,43c,43dを有し、全ての枝部43a〜43dが右回り(時計回り)に滑らかに湾曲したスリット43が形成されている。枝部43a〜43dは1つのサブドット領域S1,S2に対応する部分が全て右回りに統一されているのみならず、基板上の全てのサブドット領域S1,S2においても右回りに統一されている。また、本実施の形態では各島状部31a,31bが縦長なので、枝部43a〜43dもそれに対応して図中縦方向に延びる枝部43a,43cが長く、横方向に延びる枝部43b,43dが短く形成されている。
本実施の形態の液晶表示装置においても、残像やしみ状むら等の表示不良が抑えられ、広視野角の表示が可能になるとともに、カイラル剤を添加したものに比べて応答速度の改善が図れる、といった第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施の形態の場合、枝部43a〜43dが滑らかに湾曲しており、直線的に屈曲した部分を持たないので、第1の実施の形態に比べてよりディスクリネーションが発生しにくく、表示不良が発生しにくい構成となる。
[電子機器]
次に、本発明の上記実施の形態の液晶表示装置を備えた電子機器の具体例について説明する。
図7は、携帯電話の一例を示した斜視図である。図6において、符号1000は携帯電話本体を示し、符号1001は上記液晶表示装置を用いた表示部を示している。このような携帯電話等の電子機器の表示部に、上記実施の形態の液晶表示装置を用いた場合、広視野角で表示不良がなく、応答速度に優れた液晶表示部を備えた電子機器を実現することができる。
次に、本発明の上記実施の形態の液晶表示装置を備えた電子機器の具体例について説明する。
図7は、携帯電話の一例を示した斜視図である。図6において、符号1000は携帯電話本体を示し、符号1001は上記液晶表示装置を用いた表示部を示している。このような携帯電話等の電子機器の表示部に、上記実施の形態の液晶表示装置を用いた場合、広視野角で表示不良がなく、応答速度に優れた液晶表示部を備えた電子機器を実現することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば上記実施の形態では、配向制御手段として電極にスリット(開口部)を設けた例を示したが、液晶層に向けて突出する凸部を設けた場合でも、凸部が本発明特有の枝部を有するものであれば、同様の作用、効果を得ることができる。また、枝部の本数、形状、寸法等については、上記実施の形態に限ることなく適宜変更が可能である。また、上記実施の形態では、1つのドット領域を複数のサブドット領域に分ける例を示したが、複数のサブドット領域に分けることなく、1つのドット領域の中心に配向制御手段を設ける構成としても良い。特に3板式投射型表示装置のライトバルブ用の液晶表示装置のように、高精細で画素寸法が小さく、ドット領域の縦横比が1:1のものであれば、特にサブドット領域を設けることがない。また、TFDをスイッチング素子としたアクティブマトリクス型液晶表示装置に本発明を適用した例を示したが、スイッチング素子としてTFTを用いたアクティブマトリクス型液晶表示装置の他、パッシブマトリクス型液晶表示装置などに本発明を適用することも可能である。また、透過型の液晶表示装置のみならず、反射型あるいは半透過反射型の液晶表示装置に本発明を適用することも可能である。
9…共通電極、10…上基板(素子基板)、22…カラーフィルタ、25…下基板(対向基板)、31…画素電極、43…スリット(開口部、配向制御手段)、43a〜43d…枝部、50…液晶層、BM…ブラックマトリクス、D1,D2,D3…ドット領域。
Claims (7)
- 一対の基板間に液晶層を挟持してなり、複数のドット領域がマトリクス状に配置された液晶表示装置であって、
前記液晶層が、初期配向状態が垂直配向を呈する誘電異方性が負の液晶からなり、
前記液晶層を挟んで前記液晶層に電界を印加するための一対の電極が設けられるとともに、前記一対の基板の各々に、前記液晶の配向方向を制御する配向制御手段が前記各ドット領域に対応して設けられ、
前記一対の基板のうちの一方の基板の前記配向制御手段が、中心部から周縁部に向けて延在する複数の枝部を有し、
前記複数の枝部が、前記中心部を中心として右回り、左回りのいずれか一方にのみ屈曲もしくは湾曲していることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記配向制御手段が、前記電極に設けられた開口部からなることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記配向制御手段が、前記液晶層に向けて突出する凸部からなることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記一対の基板が、スイッチング素子を有する素子基板と対向基板とからなり、
前記素子基板上の電極が、前記各ドット領域において複数の島状部とこれら複数の島状部間を連結する連結部とを有し、
前記複数の島状部の各々に対応して前記対向基板上に前記配向制御手段が設けられたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の液晶表示装置。 - 前記島状部の平面形状が、略円形状もしくは略多角形状であることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
- 前記枝部の幅が3μm以上、7μm以下であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
- 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の液晶表示装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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-
2003
- 2003-11-11 JP JP2003381273A patent/JP2005148136A/ja not_active Withdrawn
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