JP2005180658A - 防振ブッシュ - Google Patents

防振ブッシュ Download PDF

Info

Publication number
JP2005180658A
JP2005180658A JP2003425921A JP2003425921A JP2005180658A JP 2005180658 A JP2005180658 A JP 2005180658A JP 2003425921 A JP2003425921 A JP 2003425921A JP 2003425921 A JP2003425921 A JP 2003425921A JP 2005180658 A JP2005180658 A JP 2005180658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner hole
vibration
liner cloth
cylindrical
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003425921A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiya Takeshita
盛也 竹下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP2003425921A priority Critical patent/JP2005180658A/ja
Publication of JP2005180658A publication Critical patent/JP2005180658A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)

Abstract

【課題】内孔部周面にライナー布が装設されてなる防振ブッシュとして、ライナー布の繋ぎ部からの弱体化を防止し、耐久性を向上した防振ブッシュを提供する。
【解決手段】筒状のゴム弾性体Rからなり、バー部材が貫通する内孔部a1の周面に編織物よりなる筒状のライナー布10を装設した防振ブッシュAにおいて、ライナー布10の一部に有する繋ぎ部11を、使用状態における軸直角方向の荷重入力方向に対して交差方向位置、特には略直角方向位置Dから45°の角度範囲αに配置するものとし、さらには繋ぎ部11の位置に一致させるように内孔部周りのカット部a5を設定する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、主として自動車のスタビライザブッシュやリアサスペンションブッシュにおいて使用する防振ブッシュに関するものである。
自動車用の防振装置としてのスタビライザブッシュやリヤサスペンションブッシュ等の防振ブッシュは、一般に厚肉筒状をなすゴム弾性体よりなり、その内孔部に車両のスタビライザーバー等のバー部材を挿通して保持するものである。
このブッシュAは、図7に示すように、スタビライザーバー等のバー部材Bが貫通する内孔部a1を有するとともに、胴部外形が、車体取付面に対する当接面となる平坦面a2と、該平坦面a2に連続する略U字形周面a3とよりなり、図8のように、例えば前記平坦面a2を上面にして車体の取付面に当接させて、前記略U字形周面a3の部分を略U字形の取付部材Cにて保持するようにして使用する。取付部材Cは、両端部の取付用孔に挿通する固定ボルトc1,c1により車体の取付面に固定される。前記ブッシュAの両端部にはフランジa4,a4が設けられており、前記取付部材Cはこのフランジa4,a4間で該ブッシュAを保持する。
前記ブッシュAには、通常、自動車のフレームに組み込まれた前記スタビライザーバーに対する装着のために、前記内孔部a1周りの一部が切り割り状にカットされており、該カット部a5から前記スタビライザーバーに対して装着できるようになっている(例えば、下記の特許文献1)。
前記のブッシュAにおいて、発進時や急制動時さらには左右旋回時等においては、前記バー部材Bと内孔部a1のゴム表面との間でのスリップ現象による異音が発生する。
そのため、近年、前記内孔部a1の周面には、その補強を兼ねて、例えばテフロン(登録商標)等の摺動性のよいフッ素樹脂系繊維材料により製された編織布よりなるライナー布10を装設し、ブッシュAを構成するゴム弾性体Rが直接バー部材Bに接触しないようにして、バー部材Bに対する摺動性を確保し、異音の発生を抑制することが行われている(例えば、下記の特許文献1、2)。
前記ライナー布10は、予め筒状に形成しておいて、これを成形金型における前記内孔部を成形する中子に被装した状態で、該中子を型内のキャビティに貫通状態にセットし、中子周りのキャビティにゴム材料を注入して加硫成形することにより、前記ライナー布10をゴム弾性体Rに対し接着一体化させる。
従来より、前記のライナー布10としては、編織手段により筒状に形成した編織布が使用され、中でも、前後2列の針床を有するダブルラッセル機(経編機)により、前後編地を両側端部で繋いで一体に編成した筒状編地の使用が多い。
ところで、前記の筒状編地等の編織布よりなるライナー布は、筒状にするための繋ぎ部、特には前記筒状編地の繋ぎ部は、組織的に他部分に比して繊維(糸)密度がやや粗くてかつ強度的にも弱くなっている。
そのため、前記ライナー布の繋ぎ部がブッシュ使用状態における軸直角方向の振動による荷重入力方向と対応する位置付近に存在していると、入力される荷重による力が前記繋ぎ部に集中的に繰り返し作用することになって、経時的に該繋ぎ部が弱体化し、ついには破断等が生じることがあり、これが耐久性を損う一因となっている。
また、前記のライナー布としては、その使用に耐える強度を有することに加えて、ゴム弾性体との接着性がよいこと、また加硫成形時にゴム材料が内周面に容易に滲出しないことが求められるが、前記のフッ素樹脂系繊維のみを構成材料とする編織布では、ゴム弾性体との接着性や加硫時のゴム材料の滲出抑制等の効果の点では充分に満足できるものではない。
そこで、前記のダブルラッセル機による筒状編地のライナー布を、摺動性のよい繊維よりなる内側層と、ゴム弾性体との接着性のよい繊維よりなる外側層との二層構造に構成することにより、バー部材に対する摺動性と、ゴム弾性体に対する接着性との両立を図ろうとしたものである。
ところが、このような二層構造の筒状編地についても前記繋ぎ部については、内側層と外側層の一方の層のみよりなるのが普通であり、他部分に比して組織が粗くて、厚みも薄くて強度的に弱くなっており、これが軸直角方向の荷重入力方向と対応する位置付近に配置した場合には前述のとおりの問題が生じることになる。
特開2001−221284号公報 特開昭62−277447号公報
本発明は、上記に鑑みてなしたものであり、内孔部周面にライナー布が装設されてなる防振ブッシュとして、ライナー布の繋ぎ部の位置を、使用状態における軸直角方向の荷重入力方向と対応する位置付近を避けて配置することにより、前記ライナー布の繋ぎ部の弱体化を防止し、耐久性を向上した防振ブッシュを提供するものである。
本発明は、筒状のゴム弾性体からなり、バー部材が貫通する内孔部を有し、該内孔部周面に編織物よりなる筒状のライナー布が装設され、前記内孔部周りの一部が切り割り状にカットされてなる防振ブッシュであって、前記筒状のライナー布が、周方向の少なくとも一部に筒状にするための繋ぎ部を有し、該繋ぎ部が、使用状態における軸直角方向の荷重入力方向の位置を避けて該荷重入力方向に対して交差方向位置に配置されてなることを特徴とする。
この防振ブッシュによれば、内孔部周面に装設されたライナー布のうちの強度的に弱くなる前記繋ぎ部が、使用状態における軸直角方向の荷重入力方向に対し対応する位置付近を避けて配置されているため、入力される荷重による力が前記繋ぎ部に集中的に作用することがなくなり、ライナー布が早期に破断する等のおそれがなく、その耐久性を向上できる。
前記の防振ブッシュにおいて、前記筒状のライナー布の繋ぎ部は、使用状態における軸直角方向の荷重入力方向に対して軸心に関し略直角方向位置から45°の角度範囲、より好ましくは30°の角度範囲に設定してなるものとする。これにより前記の作用効果を確実に果し得る。
前記筒状のライナー布が、ダブルラッセル機により前後編地を両側端部で繋いで編成した筒状編地よりなり、両側端部の繋ぎ部が前記のようにして軸直角方向の荷重入力方向に対応する位置を避けて配置されてなるものが好ましい。これにより、経編編成による筒状編地をライナー布に使用できて、しかも、前後編地の両側端部の強度的に弱い繋ぎ部が荷重入力方向に対し交差方向の位置にあって、入力荷重の影響を受け難くなっているため、該繋ぎ部からの破断等のおそれなく使用でき、使用上充分な耐久性を保持できる。
前記筒状編地が、前記内孔部の内周面を構成する内側層と、ゴム弾性体との接着側になる外側層との二層構造をなし、前記繋ぎ部が内側層よりなり、この内側層が摺動性のよいフッ素樹脂系繊維糸により構成され、外側層がゴム弾性体との接着性のよい合成繊維糸、例えばポリエステル系繊維等のウーリー加工糸により構成されてなるものが好ましい。
この場合、ライナー布が二層構造をなすために、内孔部表面を形成する内側層へのゴム材料の浸透を抑えることができるとともに、フッ素樹脂系繊維糸よりなる内側層による良好な摺動性を確保できて、しかも外側層によりゴム弾性体との接着強度も高めることもでき、ライナー布の剥離等が発生するおそれもない。
さらに、前記の各発明において、前記内孔部周りの切り割り状のカット部が、前記ライナー布の繋ぎ部の個所でカットされてなるものが好ましい。すなわち、前記ライナー布の強度的に他部分より弱い一つの繋ぎ部を、スタビライザーバー等のバー部材への装着のためのカット部とすることにより、カット部以外のライナー布自体の弱い部分の一つがなくなり、ライナー布の繋ぎ部での破断等の発生を防止でき、耐久性向上に寄与できる。
上記したように本発明によれば、内孔部周面にライナー布が装設されてなる防振ブッシュにおいて、ライナー布の繋ぎ部を、使用状態における軸直角方向の荷重入力方向と対応する位置を避けて配置したことで、前記ライナー布の繋ぎ部の弱体化を防止でき、該繋ぎ部の位置からの破断などの発生を防止できて長期に渡って良好に使用でき、その耐久性を向上できる。
次に、本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1〜図3は、本発明に係る防振ブッシュAの1例としての車両のスタビライザーブッシュを示す。この防振ブッシュAは、上記の「背景技術」でも説明したように、厚肉筒状のゴム弾性体Rよりなり、スタビライザーバー等のバー部材Bが貫通する内孔部a1を有するとともに、胴部外形が車体取付面に対する当接面となる平坦面a2と、該平坦面a2に連続する略U字形周面a3とよりなる断面略鞍形をなしている。また両端部にはフランジa4,a4が設けられている。さらに、前記ブッシュAには、前記スタビライザーバー等のバー部材Bに対する装着のために、前記内孔部a1周りの一部が切り割り状にカットされており、a5はそのカット部を示す。通常、このカット部a5は、胴部における前記平坦面a2以外の略U字形周面a3の側部領域の一方側、特には前記平坦面a2と平行な位置より平坦面側にやや傾斜して形成される。
そして、前記内孔部a1の周面には、摺動性のよいフッ素樹脂系繊維材料を主材として製された編織布よりなるライナー布10が装設されている。
前記のライナー布10としては、編織手段により製された編織布で筒状に形成されたものを使用できるが、実施上は、前後2列の針床を備えるダブルラッセル機(経編機)により、図4のように前後編地12,13を両側端部で繋いで経編編成された筒状編地よりなるものが、前記繋ぎ部11,11のミシン等による縫製が不要で容易に製作できることから、好適に使用される。
中でも、前記内孔部a1の周面を構成する内側層10aと、ゴム弾性体Rとの接着側になる外側層10bとの二層構造をなし、前記両側端部の繋ぎ部11,11が内側層10aよりなる前記経編編成による筒状編地であって、前記内側層10aが摺動性のよいフッ素樹脂系繊維糸により構成され、外側層10bがポリエステルやナイロン等の引張強度の高い合成繊維をウーリー加工(毛羽立たせる加工)した糸、所謂ウーリー加工糸により構成した筒状編地がゴム弾性体との接着性がよく、特に好適に使用される。なお、前記の二層構造の筒状編地の組織、編密度及び使用糸の太さ等については、使用上において求められる強度やゴム材料の滲出防止の点から適宜設定できる。
そして、本発明の場合は、前記のように周方向の少なくとも一部、例えば図4のように両側端部に筒状にするための繋ぎ部11を有するライナー布10を内孔部a1に装設使用する場合において、前記繋ぎ部11が使用状態における軸直角方向の荷重入力方向の位置を避けて該荷重入力方向に対して交差方向位置に配置されている。
すなわち、本発明の防振ブッシュAを、スタビライザーブッシュ等として、図5のように平坦面a2を上面にして略水平状態で車体側の取付面に当接させるように取付使用する場合、あるいは、図6のように前記平坦面a2を下側で傾斜状にして車体側の取付面に当接させるように取付使用する場合においては、主としてスタビライザーバー等の上下振動が生じる。そこで、前記繋ぎ部11を、胴部における前記平坦面a2以外の略U字形周面a3の側部領域の一方側、前記の上下振動による軸直角方向の荷重入力方向F(上下方向)に対して交差方向位置すなわち横方向の位置に配置している。
特には、前記繋ぎ部11が、前記荷重入力方向Fに対して軸心に関し略直角方向位置Dから45°の角度範囲α、つまりは前記略直角方向位置Dを中心とする90°の角度範囲に配置されている。すなわち、前記繋ぎ部11が前記角度範囲αから外れるほど、前記荷重入力方向Fとの対向位置に近くなって、荷重入力時の力が前記繋ぎ部11に集中的に作用し易くて破断が生じ易くなり、耐久性が低下することになるので、前記角度範囲αに設定するのが望ましく、より好ましくは、前記平坦面a2側よりの前記直角方向位置Dから30°の角度範囲に設定するものとする。
さらに実施例の場合、前記内孔部a1周りの前記カット部a5が、前記のように配置された前記ライナー布10の繋ぎ部11の位置でカットされている。すなわち、前記カット部a5は略U字形周面a3の側部領域の一方側に設定されるが、このカット部a5の位置を、図のように前記荷重入力方向Fに対し交差方向位置となる前記繋ぎ部11の位置に一致させてカットするものとする。これにより、前記ライナー布10の強度的に他部分より弱い部分である一つの繋ぎ部11の個所が、カット部a5として利用されることで、前記ライナー布10の破断等の発生を防止できることになる。
なお、前記防振ブッシュA1の前記内孔部a1周りにおける前記カット部a5の位置の設定を容易にするため、該ブッシュAの軸方向端面には、凹凸形状によるマーク、例えば点状の凹部や凸部もしくは線状の凹条や凸条等よりなる1もしくは複数の位置マーク14を、前記ライナー布10の繋ぎ部11の位置に合わせて設定しておくのがよい。図1の場合はカット位置を許容できる範囲を示すように複数の位置マーク14を形成している。
上記の構成よりなる防振ブッシュAは、成形金型における前記内孔部を成形する中子に前記ライナー布10を被装した状態で、該中子を型内のキャビティに貫通状態にセットし、中子周りのキャビティにゴム材料を注入して加硫成形するが、この成形の際、前記ライナー布10の繋ぎ部11の位置を、略U字形周面a3の側部領域の一方側の位置において、例えば前記位置マーク14に合わせるようにセットしておいてゴム弾性体Rを加硫成形する。
これにより、前記ライナー布10の繋ぎ部11が、使用上の荷重入力方向Fに対し交差方向位置となる前記略U字形周面a3の側部領域の一方側に位置することになる。特に、前記位置マーク14による設定個所でカットすることにより、図示するように、前記ライナー布10の繋ぎ部11の位置と、カット部a5の位置とが一致した形態の防振ブッシュが得られる。
前記防振ブッシュAを、例えばスタビライザーブッシュ等として、図5あるいは図6のように前記平坦面a2を車体の取付面に当接させ、図8と同様に前記略U字形周面a3の部分を略U字形の取付部材Cにて保持し、内孔部a1にスタビライザバー等のバー部材Bを挿入して支持した状態において、内孔部a1の周面に装設されたライナー布10のうちの強度的に弱くなる前記繋ぎ部11が、使用状態における軸直角方向の荷重入力方向Fに対し対応する位置付近を避けて配置されているため、入力される荷重による力が前記繋ぎ部11に集中的に作用することがなくなり、ライナー布10が早期に破断する等のおそれがなく、その耐久性を向上できる。
特に、前記ライナー布10の強度的に他部分より弱い一つの繋ぎ部11の位置にバー部材Bへの装着のためのカット部a5が形成されている場合、カット部a5以外のライナー布10自体の弱い部分の一つがなくなり、ライナー布10の繋ぎ部11での破断等の発生を防止でき、耐久性向上に寄与できる。
本発明は、自動車のスタビライザブッシュやリアサスペンションブッシュにおいて使用する防振ブッシュに好適に利用できる。
本発明の防振ブッシュの1実施例を示す軸方向端面の側面図である。 同上の防振ブッシュの半部縦断正面図である。 同上の防振ブッシュの横断面図である。 二層構造の筒状編地よりなるライナー布を例示する断面図である。 防振ブッシュの使用状態時の荷重入力方向の説明図である。 他の使用状態時の荷重入力方向の説明図である。 一般の防振ブッシュを例示する斜視図である。 防振装置の使用状態を示す断面図である。
符号の説明
A:防振ブッシュ
B:バー部材
D:略直角方向位置
R:ゴム弾性体
α:角度範囲
a1:内孔部
a2:平坦面
a3:略U字形周面
a4,a4:フランジ
a5:カット部
10:ライナー布
10a:内側層
10b:外側層
11:繋ぎ部
12,13:前後編地

Claims (5)

  1. 筒状のゴム弾性体からなり、バー部材が貫通する内孔部を有し、該内孔部周面に編織物よりなる筒状のライナー布が装設され、前記内孔部周りの一部が切り割り状にカットされてなる防振ブッシュであって、
    前記筒状のライナー布が、周方向の少なくとも一部に筒状にするための繋ぎ部を有し、該繋ぎ部が、使用状態における軸直角方向の荷重入力方向の位置を避けて該荷重入力方向に対して交差方向位置に配置されてなることを特徴とする防振ブッシュ。
  2. 前記筒状のライナー布の繋ぎ部が、使用状態における軸直角方向の荷重入力方向に対して軸心に関し略直角方向位置から45°の角度範囲に配置されてなることを特徴とする防振ブッシュ。
  3. 前記筒状のライナー布が、ダブルラッセル機により前後編地を両側端部で繋いで編成した筒状編地よりなり、両側端部の繋ぎ部が前記軸直角方向の荷重入力方向に対応する位置を避けて配置されてなる請求項1または2に記載の防振ブッシュ。
  4. 前記筒状編地が、前記内孔部の内周面を構成する内側層と、ゴム弾性体との接着側になる外側層との二層構造をなし、前記繋ぎ部が内側層よりなり、この内側層がフッ素樹脂系繊維糸により構成され、外側層が合成繊維のウーリー加工糸により構成されてなる請求項3に記載の防振ブッシュ。
  5. 前記内孔部周りの切り割り状のカット部が、前記ライナー布の繋ぎ部の個所でカットされてなる請求項1〜4のいずれか1項に記載の防振ブッシュ。
JP2003425921A 2003-12-22 2003-12-22 防振ブッシュ Pending JP2005180658A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003425921A JP2005180658A (ja) 2003-12-22 2003-12-22 防振ブッシュ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003425921A JP2005180658A (ja) 2003-12-22 2003-12-22 防振ブッシュ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005180658A true JP2005180658A (ja) 2005-07-07

Family

ID=34785598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003425921A Pending JP2005180658A (ja) 2003-12-22 2003-12-22 防振ブッシュ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005180658A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008150724A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Toray Ind Inc 布帛
JP2009035827A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Toray Ind Inc 布帛および防振ゴム材
JP2014114526A (ja) * 2012-12-12 2014-06-26 Toray Ind Inc 防振ゴムライナー用の伸縮性織編物
CN113653728A (zh) * 2021-08-09 2021-11-16 株洲时代瑞唯减振装备有限公司 一种一体式支撑球铰的结构设计方法及组装方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008150724A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Toray Ind Inc 布帛
JP2009035827A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Toray Ind Inc 布帛および防振ゴム材
JP2014114526A (ja) * 2012-12-12 2014-06-26 Toray Ind Inc 防振ゴムライナー用の伸縮性織編物
CN113653728A (zh) * 2021-08-09 2021-11-16 株洲时代瑞唯减振装备有限公司 一种一体式支撑球铰的结构设计方法及组装方法
CN113653728B (zh) * 2021-08-09 2022-08-26 株洲时代瑞唯减振装备有限公司 一种一体式支撑球铰及其组装方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8021051B2 (en) Sleeve bearing assembly and method of construction
US8152380B2 (en) Sleeve bearing assembly and method of construction
JP5386591B2 (ja) 車両用スタビライザブッシュ
JP3890479B2 (ja) 防振装置の製造方法
JP2005180658A (ja) 防振ブッシュ
US20090107607A1 (en) Tire with Anchor Comprising a Bielastic Reinforcing Element
JP5049884B2 (ja) スタビライザーブッシュの製造方法
US20230341084A1 (en) Bracket for anti-vibration device
JP2009115109A (ja) 防振連結ロッド
JP7444758B2 (ja) 防振装置用ブラケット
JP5437025B2 (ja) 防振装置
JP7187391B2 (ja) ブラケット
JP5318731B2 (ja) 防振装置
JP6036250B2 (ja) 防振ゴムライナー用の伸縮性織編物
JP6067271B2 (ja) 摺接部材
KR20130081644A (ko) 배기 행거 밴드 조립체와 이를 위한 직물 슬리브 팽창 리미터 및 배기 행거 밴드의 인장 강도 증가 방법
JP2008163986A (ja) 防振ブッシュ
JP2007204002A (ja) スタビライザブッシュの製造方法及びスタビライザブッシュ
JP3225495U (ja) Etcゲートのゲートバーを被覆するカバー体
JP2009126287A (ja) スタビライザーブッシュの製造方法
JP6761877B2 (ja) 外装樹脂部品の取り付け構造
JP2005088828A (ja) 自動車のスタビライザーブッシュ用ライナー
JP2009127708A (ja) スタビライザーブッシュの製造方法
JP2004255971A (ja) 樹脂製連結部材
JP4094350B2 (ja) エンジンマウント

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060224

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060307

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060704

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02