JP2005178888A - ラベル貼付装置 - Google Patents

ラベル貼付装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005178888A
JP2005178888A JP2003426246A JP2003426246A JP2005178888A JP 2005178888 A JP2005178888 A JP 2005178888A JP 2003426246 A JP2003426246 A JP 2003426246A JP 2003426246 A JP2003426246 A JP 2003426246A JP 2005178888 A JP2005178888 A JP 2005178888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
sticking
article
moving
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003426246A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4494004B2 (ja
Inventor
Tadayuki Obara
忠行 小原
Osamu Kyogoku
修 京極
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sato Corp filed Critical Sato Corp
Priority to JP2003426246A priority Critical patent/JP4494004B2/ja
Publication of JP2005178888A publication Critical patent/JP2005178888A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4494004B2 publication Critical patent/JP4494004B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 凹所の内壁にラベルを自動貼付できるようにして、ラベル貼付作業効率の向上を図り、物品の保管時や搬送時等のラベルの剥がれを防止し、また、積層状態でもラベルを容易に見ることができるようにする。
【解決手段】 コンベアCにより所定の搬送方向に沿って搬送させられ所定位置に停止させられるとともに開口2を有した凹所1が形成された物品Wに対してラベルLを貼付するもので、ラベル供給部10から供給されるラベルLを吸着する吸着板21と、吸着板21を進退動させ進出時に吸着板21を物品Wに当接させてラベルLを物品Wに貼付させる吸着板駆動機構22とを有したラベル貼付部20を備え、このラベル貼付部20を物品Wの凹所1を形成する内壁3にラベルLを貼付可能な貼付位置に移動させる移動機構30を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンベアにより搬送させられる物品にラベルを貼付するラベル貼付装置に係り、特に、開口を有した凹所が形成された管体等の物品に対してラベルを貼付するラベル貼付装置に関する。
従来、開口を有した凹所が形成された物品にラベルを貼付するラベル貼付装置としては、特許文献1(特開2000−326942号公報)に掲載のものが知られている。
このラベル貼付装置は、図9に示すように、コンベアCで搬送される円筒状の管体からなる物品Wの外面にラベルLを貼付するもので、ラベル供給部(図示せず)から供給されるラベルLを吸着する吸着板101及び吸着板101を進退動させ進出時にこの吸着板101を物品Wの外面に当接させて吸着板101に吸着させたラベルLを物品Wの外面に貼付させる吸着板駆動機構102とを有して構成されている。吸着板101は、湾曲した形状で可撓性であり物品Wの外面形状に追従可能に形成されている。
特開2000−326942号公報
ところで、一般に、管体からなる物品Wとして鋼管等においては、保管や搬送の際等において、物品W同士の接触があると互いに擦れあうことが多く、また、野積みされることも多いので、外面に貼付したラベルLが剥がれ易くなるという問題があった。また、積層状態では、ラベルLが隣り合う物品Wに隠されて表面に露出しにくくなり、特に、積層された内部の物品Wはほとんど隠されるので、ラベルLを読むことができなくなってしまうという問題があった。
これを解決するために、物品Wの凹所の内壁にラベルLを貼付することが考えられるが、上記のような従来のラベル貼付装置では、物品Wの外面にしかラベルLを貼付できないので対応ができない。また、手作業で貼付することも行なうが、作業が煩雑になってしまう。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、凹所の内壁にラベルを自動貼付できるようにして、ラベル貼付作業効率の向上を図り、物品の保管時や搬送時等のラベルの剥がれを防止し、また、積層状態でもラベルを容易に見ることができるようにしたラベル貼付装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のラベル貼付装置は、コンベアにより搬送させられ開口を有した凹所が形成された物品に対してラベル供給部から供給されるラベルを貼付するラベル貼付部を備えたラベル貼付装置において、上記ラベル貼付部を上記物品の凹所を形成する内壁にラベルを貼付可能な位置に移動させる移動機構を設けた構成としている。
これにより、コンベアにより貼付位置に物品が搬送されると、移動機構により、ラベル貼付部は、物品の凹所を形成する内壁にラベルを貼付可能な位置に移動させられる。この状態で、ラベル貼付部により、ラベル供給部から供給されたラベルが物品の凹所を形成する内壁に貼付される。このラベルの貼付においては、手作業によることなく物品の凹所の内壁にラベルを自動貼付できるので、ラベル貼付作業効率が大幅に向上させられる。
より具体的には、本発明は、ラベル供給部から供給されるラベルを吸着する吸着板と、該吸着板を進退動させ進出時に吸着させたラベルを該物品に貼付させる吸着板駆動機構とを有したラベル貼付部を備え、コンベアにより所定の搬送方向に沿って搬送させられ所定位置に停止させられるとともに開口を有した凹所が形成された物品に対してラベルを貼付するラベル貼付装置において、上記ラベル貼付部を上記物品の凹所を形成する内壁にラベルを貼付可能な貼付位置に移動させる移動機構を設けた構成としている。
これによれば、ラベルを貼付する際は、物品がコンベアにより搬送され所定位置に来るとコンベアが停止される。この所定位置においては、移動機構により、ラベル貼付部は、物品の凹所を形成する内壁にラベルを貼付可能な貼付位置に移動させられる。この状態で、予めラベル供給部から供給されたラベルを吸着した吸着板が吸着板駆動機構により進出させられ、これにより、吸着板が物品向けて進出し、吸着板が物品の貼付位置にラベルを貼付する。このラベルの貼付においては、手作業によることなく物品の凹所の内壁にラベルを自動貼付できるので、ラベル貼付作業効率が大幅に向上させられる。
そして、必要に応じ、上記貼付位置を、上記物品の凹所内部であって該物品の搬送方向に直交する方向に上記ラベル貼付部の吸着板が進退動可能な位置に設定した構成としている。物品のラベルの貼付面が進行方向に対して平行にある場合に、確実にラベルを貼付することができる。
また、必要に応じ、上記移動機構を、上記コンベアの側方に設けられる機台と、上記機台に設けられ上記ラベル貼付部を上記物品の搬送径路上の作業位置及び上記コンベアの側方の退避位置の2位置に移動させる第1移動部と、該第1移動部によって上記作業位置に位置させられたラベル貼付部を後退位置及び該後退位置から進出させられる上記貼付位置の2位置に移動させる第2移動部とを備えて構成している。
これによれば、両端に開口を有した凹所が形成された例えば管体からなる物品に対して確実にラベルを貼付できるようになる。即ち、物品の開口を搬送方向前後に位置させてコンベアに載置して搬送し、所定位置に停止させる。そして、この所定位置において、先ず、第1移動部がラベル貼付部を退避位置から物品の搬送径路上の作業位置に位置させる。次に、第2移動部が作業位置に位置させられたラベル貼付部を後退位置から貼付位置に移動させる。この状態で、上記と同様に、ラベルを吸着した吸着板が吸着板駆動機構により進出させられ、吸着板が物品の貼付位置に進出しラベルが物品に貼付される。このラベルの貼付においては、第1移動部及び第2移動部によりラベル貼付部を貼付位置に確実に移動させることができ、ラベル貼付部の位置決めを確実に行なうことができる。
更に、必要に応じ、上記移動機構を、上記ラベル貼付部の上記後退位置から貼付位置への進出方向が搬送方向と同じ向きの正位置及び搬送方向とは逆向きの逆位置の2位置に移動可能に該ラベル貼付部を回転駆動するターンテーブルを備えて構成している。ラベル貼付の際には、移動機構のターンテーブルがラベル貼付装置を逆位置あるいは正転位置に回転位置決めできるので、物品の停止位置を変えるだけで、物品の前側貼付位置と、物品の後側貼付位置との2箇所にラベルを自動貼付することができるようになる。そのため、ラベル貼付作業効率がより一層向上させられる。
更にまた、必要に応じ、上記ラベル貼付部に、該ラベル貼付部が貼付位置へ移動する時に、上記物品のラベル貼付面に向けてエアを噴射するエアノズルを搭載した構成としている。ラベル貼付の際には、ラベル貼付部に搭載したエアノズルから物品のラベル貼付面に向けてエアが噴射される。そのため、ラベル貼付面にゴミが付着していても、これが吹き飛ばされることになり、ラベル貼付面が清浄化され、ラベルと物品のラベル貼付面との間にゴミが介在することが防止され、物品にラベルを確実に貼付することができるようになる。
本発明のラベル貼付装置によれば、移動機構によって、ラベル貼付部を物品の凹所を形成する内壁にラベルを貼付可能な位置に移動させ、このラベル貼付部により内壁にラベルを貼付できるので、手作業によることなくラベルを物品の凹所の内壁に自動貼付できることから、ラベル貼付作業効率を大幅に向上させることができる。
その結果、ラベルが貼付された物品においては、保管や搬送の際等において、物品同士の接触により互いに擦れあうことがあっても、ラベルは凹所の内壁に貼付されているので、ラベルが剥がれる事態を防止することができる。また、物品の積層状態でも、ラベルは凹所の内壁に貼付されているので、ラベルを読み易くすることができ、物品の管理を容易かつ確実にすることができるようになる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置について詳細に説明する。
図1乃至図6に示すように、本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置SがラベルLを貼付する物品Wは、両端に開口2を有した凹所1が形成された断面矩形枠状の鋼製の管体であり、例えば、矩形の寸法が、1000mm×1000mmに形成されている。そして、この物品Wは、開口2が搬送方向前後に位置させられてコンベアCに載置されて搬送され、所定位置に停止させられる。そして、この所定位置において、ラベル貼付装置Sによって、物品Wの凹所1を形成する内壁3(実施の形態では、コンベアCに載置された下壁)にラベルLが貼付される。実施の形態では、物品Wの進行方向前側の下壁(以下「前側貼付位置Ta」という)と、物品Wの進行方向後側の下壁(以下「後側貼付位置Tb」という)との2箇所にラベルLが貼付される。図1に示すように、ラベル貼付装置Sが、前側貼付位置TaにラベルLを貼付するときは、コンベアCは、第1の所定位置Paに物品Wを停止させ、図6に示すように、ラベル貼付装置Sが、後側貼付位置TbにラベルLを貼付するときは、コンベアCは、第2の所定位置Pbに物品Wを停止させる。
本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置Sの基本的構成は、コンベアCの側方に設置される機台9と、この機台9に設けられたラベル供給部10と、コンベアCにより搬送させられる物品Wに対してラベル供給部10から供給されるラベルLを貼付するラベル貼付部20と、ラベル貼付部20を物品Wの凹所1を形成する内壁3にラベルLを貼付可能な貼付位置Ybに移動させる移動機構30とを備えてなる。
ラベル供給部10は、図1に示すように、機台9に設けられており、ラベルLが仮着された台紙(図示せず)を複数の送りローラ(図示せず)により搬送し、所定位置で台紙を剥離ローラ(図示せず)で折り返してラベルLを剥離し、これにより、ラベル貼付部20の後述の吸着板21にラベルLを供給している。また、ラベル供給部10には、ラベルLに所要の印字を行なう印字機構(図示せず)が設けられている。
ラベル貼付部20は、ラベル供給部10から供給されるラベルLを吸着する吸着板21と、吸着板21を上下方向に進退動させ進出時に吸着板21を物品Wに当接させて吸着板21に吸着させたラベルLを物品Wに貼付させる吸着板駆動機構22とを有している。吸着板21は、後述の退避位置Xbにおいて、ラベル供給部10からのラベルLを吸着する。吸着板21にはラベルLの表面を吸着するためのエアを吸引する複数の小孔(図示せず)が設けられている。吸着板21は、図2,図4及び図5に示すように、常時前進位置に付勢するコイルスプリング23を介して、支持体24に対して前後動可能に支持されている。
また、吸着板駆動機構22は、支持体24を介して吸着板21を進退動させるエアシリンダ装置25を備えている。エアシリンダ装置25は、支持体24が取り付けられるピストン25aとシリンダ25bとからなる。
移動機構30は、コンベアCの側方に設けられる上記の機台9と、機台9に設けられラベル貼付部20を物品Wの搬送径路上の作業位置Xa及びコンベアCの側方の退避位置Xbの2位置に移動させる第1移動部31を備えている。この第1移動部31は、図1に示すように、ラベル貼付部20を吊下する移動アーム32と、機台9に設けられたスタンド33と、スタンド33の上部に設けら移動アーム32を上記ラベル貼付部20が作業位置Xa及び退避位置Xbの2位置に移動できるように移動可能に支持するレール34とを備え、図示外の駆動部により移動アーム32を移動させてラベル貼付部20を作業位置Xa及び退避位置Xbのいずれかに移動させるように構成されている。
また、移動機構30は、第1移動部31によって作業位置Xaに位置させられたラベル貼付部20を後退位置Ya及び後退位置Yaから進出させられ物品Wの開口2から凹所1内に挿入された貼付位置Ybの2位置に移動させる第2移動部35を備えている。貼付位置Ybは、図2,図4及び図5に示すように、物品Wの凹所1内部であって物品Wの搬送方向に直交する方向で、且つ上下方向にラベル貼付部20の吸着板21が進退動可能な位置に設定されている。第2移動部35は、ラベル貼付部20を物品Wの搬送方向に前後動可能に支持し後退時にラベル貼付部20を後退位置Yaに位置させ前進時にラベル貼付部20を貼付位置Ybに位置させるエアシリンダ装置36で構成されている。エアシリンダ装置36は、ラベル貼付部20のエアシリンダ装置25のシリンダ25bが取り付けられるピストン36aと上記の移動アーム32の先端側に固定されるシリンダ36bとからなる。
更に、移動機構30は、ラベル貼付部20の後退位置Yaから貼付位置Ybへの進出方向が搬送方向と同じ向きの正位置Za及び搬送方向とは逆向きの逆位置Zbの2位置に移動可能に、ラベル貼付部20を回転駆動するターンテーブル40を備えて構成されている。ターンテーブル40は、図3に示すように、第2移動部35のエアシリンダ装置36のシリンダ36bが取付けられるテーブル41と、移動アーム32の先端に固定される本体42と、テーブル41に垂設され本体42にベアリング43を介して回転可能に支持される回転軸44と、本体42に設けられ回転軸44に形成したピニオンギヤ45が臨み軸線を互いに平行にした一対のシリンダ46と、各シリンダ46に進退可能に設けられピニオンギヤ45に噛合するラック47を有したピストン48とを備えて構成され、各シリンダ46のエア口46aから各シリンダ46内に交互にエアを供給することによりピストン48を互い違いに進退動させてラック47及びピニオンギヤ45を介して回転軸44を180度を回転させ、これによりテーブル41を回転させるものである。
図1,図2,図4及び図5に示すように、物品Wが第1の所定位置Paに停止させられてラベル貼付装置Sが物品Wの前側貼付位置TaにラベルLを貼付するときは、ターンテーブル40は、ラベル貼付装置Sを逆位置Zbに回転位置決めし、図4(a)及び図6に示すように、物品Wが第2の所定位置Pbに停止させられてラベル貼付装置Sが物品Wの後側貼付位置TbにラベルLを貼付するときは、ターンテーブル40は、ラベル貼付装置Sを正位置Zaに回転位置決めする。
更にまた、ラベル貼付部20には、ラベル貼付部20が貼付位置Ybへ移動する時に、物品WのラベルL貼付面に向けてエアを噴射するエアノズル50が搭載されている。
従って、このラベル貼付装置SでラベルLを貼付する際は以下のようになる。図1に示すように、先ず、物品WがコンベアCにより搬送され、物品Wが第1の所定位置Paに来るとコンベアCが停止され、物品Wが第1の所定位置Paに停止させられる。
この状態で、ラベル供給部10は吸着板21にラベルLを供給するとともに、吸着板21はラベルLを吸着する。ラベルLが吸着板21上にセットされると、移動機構30の第1移動部31が作動し、移動アーム32が駆動されてラベル貼付部20を退避位置Xbから作業位置Xaに移動させる。また、移動機構30のターンテーブル40が、図4(a)に示すように、ラベル貼付装置Sを逆位置Zbに回転位置決めする。
次に、図2,図4(b)及び図5(a)に示すように、移動機構30の第2移動部35が作動し、エアシリンダ装置36のピストン36aが進出し、ラベル貼付部20を後退位置Yaから貼付位置Ybに移動させる。この場合、ラベル貼付部20に搭載したエアノズル50から物品Wのラベル貼付面に向けてエアが噴射される。そのため、ラベル貼付面に、例えば、鋼管の切粉等のゴミが付着していても、これが吹き飛ばされることになり、ラベル貼付面が清浄化される。
そして、ラベル貼付部20は、図4(c)及び図5(b)に示すように、貼付位置Ybに位置決めされ、この状態で、図4(c)及び図5(c)に示すように、ラベル貼付部20の吸着板駆動機構22においてエアシリンダ装置25が作動してピストン25aが進出し、これにより、吸着板21が物品Wに向けて進出し、吸着板21が物品Wの前側貼付位置Taに当接し、この前側貼付位置TaにラベルLが貼付される。この場合、貼付前にエアノズル50からのエア噴射により物品Wのラベル貼付面が清浄化されているので、ラベルLと物品Wのラベル貼付面の間に、鋼管の切粉等のゴミが介在することが防止され、そのため、物品WにラベルLを確実に貼付することができるようになる。
前側貼付位置TaへのラベルLの貼付が終わると、ラベル貼付部20の吸着板駆動機構22においてエアシリンダ装置25が作動してピストン25aが後退する。また、移動機構30のターンテーブル40が、ラベル貼付装置Sを正位置Zaに回転位置決めする。更に、移動機構30の第1移動部31が作動し、移動アーム32が駆動されてラベル貼付部20を作業位置Xaから退避位置Xbに移動させる。
次に、図6に示すように、物品Wが再びコンベアCにより搬送され、物品Wが第2の所定位置Pbに来ると、コンベアCが停止され、物品Wが第2の所定位置Pbに停止させられる。
この状態で、ラベル供給部10は吸着板21にラベルLを供給するとともに、吸着板21はラベルLを吸着する。ラベルLが吸着板21上にセットされると、移動機構30の第1移動部31が作動し、移動アーム32が駆動されてラベル貼付部20を退避位置Xbから作業位置Xaに移動させる。このときは、移動機構30のターンテーブル40は作動せずに、ラベル貼付装置Sを正位置Zaに回転位置決めした状態にしておく。
そして、上記と同様に、移動機構30の第2移動部35が作動し、エアシリンダ装置36のピストン36aが進出し、ラベル貼付部20を後退位置Yaから貼付位置Ybに移動させる。この場合、ラベル貼付部20に搭載したエアノズル50から物品Wのラベル貼付面に向けてエアが噴射される。そのため、ラベル貼付面に、例えば、鋼管の切粉等のゴミが付着していても、これが吹き飛ばされることになり、ラベル貼付面が清浄化される。
そして、ラベル貼付部20は、貼付位置Ybに位置決めされ、この状態で、ラベル貼付部20の吸着板駆動機構22においてエアシリンダ装置25が作動してピストン25aが進出し、これにより、吸着板21が物品Wに向けて進出し、吸着板21が物品Wの後側貼付位置Tbに当接し、この後側貼付位置TbにラベルLが貼付される。この場合、貼付前にエアノズル50からのエア噴射により物品Wのラベル貼付面が清浄化されているので、ラベルLと物品Wのラベル貼付面の間に、鋼管の切粉等のゴミが介在することが防止され、そのため、物品WにラベルLを確実に貼付することができるようになる。
後側貼付位置TbへのラベルLの貼付が終わると、ラベル貼付部20の吸着板駆動機構22においてエアシリンダ装置25が作動してピストン25aが後退する。また、移動機構30の第1移動部31が作動し、移動アーム32が駆動されてラベル貼付部20を作業位置Xaから退避位置Xbに移動させる。
このようにして、物品Wの前側貼付位置Taと、物品Wの後側貼付位置Tbとの2箇所にラベルLが貼付される。
このラベルLの貼付においては、手作業によることなく物品Wの凹所1の内壁3にラベルLを自動貼付できるので、ラベル貼付作業効率が大幅に向上させられる。また、ラベル貼付の際には、移動機構30のターンテーブル40がラベル貼付装置Sを逆位置Zbあるいは正位置Zaに回転位置決めできるので、物品Wの停止位置を変えるだけで、物品Wの前側貼付位置Taと、物品Wの後側貼付位置Tbとの2箇所にラベルLを自動貼付することができ、この点でも、ラベル作業効率が大幅に向上させられる。
そして、ラベルLが貼付された物品Wにおいては、保管や搬送の際等において、物品W同士の接触により互いに擦れあうことがあっても、ラベルLは凹所1の内壁3に貼付されているので、ラベルLが剥がれる事態を防止することができる。また、物品Wの積層状態でも、ラベルLは凹所1の内壁3に貼付されているので、ラベルLを読み易くすることができ、物品Wの管理を容易かつ確実にすることができるようになる。
尚、上記実施の形態において、移動機構30を、物品Wの進行方向前側の下壁と、物品Wの進行方向後側の下壁との2箇所にラベルLを貼付するように構成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、図7に示すように、物品Wの進行方向前側の側壁と、物品Wの進行方向後側の側壁との2箇所にラベルLを貼付するように構成する等、貼付位置を適宜変更して差支えない。
また、本発明が対象とする物品Wは、上述した両端に開口2を有した凹所1が形成された断面矩形枠状の鋼製の管体に限定されるものではなく、例えば、図8(a)に示すように、一端に底壁4のあるボックス状の物品W、あるいは、図8(b)に示すように、断面コ字状の物品Wであってもよく、あるいはまた、円筒状の物品であっても良く、要するに、開口2を有した凹所1が形成された物品Wであればどのようなものでもよい。
更にまた、上記実施の形態において、吸着板21が物品Wの前側貼付位置Ta及び後側貼付位置Tbに当接しラベルLが物品Wに貼付する圧着式で説明したが、これに限定するものではなく、吸着板21の小孔(図示せず)からエアーを吹き付けラベルLを物品Wに飛ばして貼付するエアージェット式としてもよく適宜変更して差支えない。
本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置を物品にその第1の所定位置においてラベルを貼付する状態で示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の要部を示す拡大斜視図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の移動機構におけるターンテーブルの構成例を示し、(a)は平面断面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置においてラベル貼付部の移動工程を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置においてラベル貼付部の移動工程を示す図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置を物品にその第2の所定位置においてラベルを貼付する状態で示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置が取り扱う物品においてラベル貼付位置の変更例を示す平面図である。 本発明のラベル貼付装置が取り扱いうる他の物品例を示す図である。 従来のラベル貼付装置の一例を示す図である。
符号の説明
S ラベル貼付装置
C コンベア
L ラベル
W 物品
1 凹所
2 開口
3 内壁
Ta 前側貼付位置
Tb 後側貼付位置
Pa 第1の所定位置
Pb 第2の所定位置
9 機台
10 ラベル供給部
20 ラベル貼付部
21 吸着板
22 吸着板駆動機構
23 コイルスプリング
24 支持体
25 エアシリンダ装置
30 移動機構
31 第1移動部
32 移動アーム
33 スタンド
34 レール
Xa 作業位置
Xb 退避位置
35 第2移動部
36 エアシリンダ装置
Ya 後退位置
Yb 貼付位置
40 ターンテーブル
Za 正位置
Zb 逆位置
50 エアノズル

Claims (6)

  1. コンベアにより搬送させられ開口を有した凹所が形成された物品に対してラベル供給部から供給されるラベルを貼付するラベル貼付部を備えたラベル貼付装置において、
    上記ラベル貼付部を上記物品の凹所を形成する内壁にラベルを貼付可能な位置に移動させる移動機構を設けたことを特徴とするラベル貼付装置。
  2. ラベル供給部から供給されるラベルを吸着する吸着板と、該吸着板を進退動させ進出時に吸着させたラベルを該物品に貼付させる吸着板駆動機構とを有したラベル貼付部を備え、コンベアにより所定の搬送方向に沿って搬送させられ所定位置に停止させられるとともに開口を有した凹所が形成された物品に対してラベルを貼付するラベル貼付装置において、
    上記ラベル貼付部を上記物品の凹所を形成する内壁にラベルを貼付可能な貼付位置に移動させる移動機構を設けたことを特徴とするラベル貼付装置。
  3. 上記貼付位置を、上記物品の凹所内部であって該物品の搬送方向に直交する方向に上記ラベル貼付部の吸着板が進退動可能な位置に設定したことを特徴とする請求項2記載のラベル貼付装置。
  4. 上記移動機構を、上記コンベアの側方に設けられる機台と、上記機台に設けられ上記ラベル貼付部を上記物品の搬送径路上の作業位置及び上記コンベアの側方の退避位置の2位置に移動させる第1移動部と、該第1移動部によって上記作業位置に位置させられたラベル貼付部を後退位置及び該後退位置から進出させられる上記貼付位置の2位置に移動させる第2移動部とを備えて構成したことを特徴とする請求項3記載のラベル貼付装置。
  5. 上記移動機構を、上記ラベル貼付部の上記後退位置から貼付位置への進出方向が搬送方向と同じ向きの正位置及び搬送方向とは逆向きの逆位置の2位置に移動可能に該ラベル貼付部を回転駆動するターンテーブルを備えて構成したことを特徴とする請求項4記載のラベル貼付装置。
  6. 上記ラベル貼付部に、該ラベル貼付部が貼付位置へ移動する時に、上記物品のラベル貼付面に向けてエアを噴射するエアノズルを搭載したことを特徴とする請求項3,4または5記載のラベル貼付装置。
JP2003426246A 2003-12-24 2003-12-24 ラベル貼付装置 Expired - Fee Related JP4494004B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003426246A JP4494004B2 (ja) 2003-12-24 2003-12-24 ラベル貼付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003426246A JP4494004B2 (ja) 2003-12-24 2003-12-24 ラベル貼付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005178888A true JP2005178888A (ja) 2005-07-07
JP4494004B2 JP4494004B2 (ja) 2010-06-30

Family

ID=34785832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003426246A Expired - Fee Related JP4494004B2 (ja) 2003-12-24 2003-12-24 ラベル貼付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4494004B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101146370B1 (ko) 2011-09-05 2012-05-17 강우석 라벨 부착 장치
KR101211781B1 (ko) * 2009-12-23 2012-12-12 삼성에스디아이 주식회사 라벨 부착 장치
CN104724332A (zh) * 2015-04-09 2015-06-24 南通理工学院 包裹自动贴单装置及方法
CN108974524A (zh) * 2018-07-23 2018-12-11 格力电器(武汉)有限公司 一种自动为面板体粘贴标识和海绵的装置
CN111942696A (zh) * 2020-08-31 2020-11-17 岳西县经丰智能设备有限公司 一种用于筒子纱内壁自动贴标的设备
CN114715503A (zh) * 2022-03-04 2022-07-08 江苏创源电子有限公司 一种贴标方法及贴标流水线
CN108974524B (zh) * 2018-07-23 2024-05-17 格力电器(武汉)有限公司 一种自动为面板体粘贴标识和海绵的装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56161932A (en) * 1980-05-02 1981-12-12 Kobe Dock Kogyo Kk Device for automatically pasting label on inner surface of metallic strip coil
JPS6169534A (ja) * 1984-09-11 1986-04-10 株式会社 サト− ラベル自動貼付機
JPH02102314U (ja) * 1989-02-03 1990-08-15
JPH06183426A (ja) * 1992-12-24 1994-07-05 Nippon Steel Corp ラベル貼付方法
JPH0880926A (ja) * 1994-09-12 1996-03-26 Nissan Motor Co Ltd ステッカー貼り付け方法およびその装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56161932A (en) * 1980-05-02 1981-12-12 Kobe Dock Kogyo Kk Device for automatically pasting label on inner surface of metallic strip coil
JPS6169534A (ja) * 1984-09-11 1986-04-10 株式会社 サト− ラベル自動貼付機
JPH02102314U (ja) * 1989-02-03 1990-08-15
JPH06183426A (ja) * 1992-12-24 1994-07-05 Nippon Steel Corp ラベル貼付方法
JPH0880926A (ja) * 1994-09-12 1996-03-26 Nissan Motor Co Ltd ステッカー貼り付け方法およびその装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101211781B1 (ko) * 2009-12-23 2012-12-12 삼성에스디아이 주식회사 라벨 부착 장치
US8910692B2 (en) 2009-12-23 2014-12-16 Samsung Sdi Co., Ltd. Label attaching device
KR101146370B1 (ko) 2011-09-05 2012-05-17 강우석 라벨 부착 장치
CN104724332A (zh) * 2015-04-09 2015-06-24 南通理工学院 包裹自动贴单装置及方法
CN108974524A (zh) * 2018-07-23 2018-12-11 格力电器(武汉)有限公司 一种自动为面板体粘贴标识和海绵的装置
CN108974524B (zh) * 2018-07-23 2024-05-17 格力电器(武汉)有限公司 一种自动为面板体粘贴标识和海绵的装置
CN111942696A (zh) * 2020-08-31 2020-11-17 岳西县经丰智能设备有限公司 一种用于筒子纱内壁自动贴标的设备
CN114715503A (zh) * 2022-03-04 2022-07-08 江苏创源电子有限公司 一种贴标方法及贴标流水线
CN114715503B (zh) * 2022-03-04 2023-11-17 江苏创源电子有限公司 一种贴标方法及贴标流水线

Also Published As

Publication number Publication date
JP4494004B2 (ja) 2010-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4494004B2 (ja) ラベル貼付装置
JP4848232B2 (ja) ラベル受渡装置及びラベル貼付装置
JP4767198B2 (ja) タックラベラー
JP4448689B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2005053586A5 (ja)
JP2007246134A (ja) ラベル貼付装置
JP5132340B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2012171623A (ja) ラベル貼付装置
JP4361320B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2011121619A (ja) ラベリングマシン
JP5800522B2 (ja) ラベル貼付装置
JP4366166B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2008081293A (ja) 容器の搬送装置
JP2005008203A (ja) ラベル貼付装置
JP6339656B2 (ja) ラベル貼付装置
JP4473523B2 (ja) ラベル貼付装置
JP4309206B2 (ja) ラベリング装置
JP2007246135A (ja) ラベル貼付装置
JP7318941B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2006056584A (ja) ラベル貼付装置
JP2006199478A (ja) ガラスの両面フィルムの剥離装置
JP6087091B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2014139086A (ja) シート装着装置及びシート装着方法
JP2004250014A (ja) ラベリング装置
JP2006062735A (ja) ラベル貼付装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100315

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4494004

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees