JP2005178576A - 車両周辺監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 夜間等の周囲が暗い場合でも車両の死角部分を安定して監視することができる車両周辺監視装置を提供する。
【解決手段】 近赤外領域の感度を有したカメラ2を用いて、運転席からの死角部分を撮像する。その際、赤外光を発する光源を有した照明手段6によりカメラ2の撮像範囲を照明し、車両に設置されたランプ3、4の点灯パルスと反転したタイミングで撮像する。また、カメラ2は、車両の前部、後部、側部の少なくとも何れかに設け、ランプは、ウィンカーランプ、テールランプ、ブレーキランプ、バックランプの何れかのランプも含むようにする。そして、カメラ2で撮像した映像を車両内部に備えた表示手段7に表示する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両の外側を撮像する撮像手段を備えた車両周辺監視装置、特に運転席からの死角部分を撮像して表示する車両周辺監視装置に関するものである。
車両周辺の安全を確認するためには、車両の外側に撮像装置を取り付け、運転席(運転手)からの死角部分、例えば車両前部、車両後部、あるいは車両の左前輪等の側部を撮像し、その映像を車両内部に設置した表示装置に表示することが望ましい。従来、このような車両周辺監視装置として、車両後方直後位置付近に赤外光感応テレビカメラを設け、車両後方の監視ができるものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−39658号公報
しかしながら、上記のような従来の車両周辺監視装置にあっては、死角を監視する撮像装置としてCCDカメラを用いた場合、撮像領域内にて点滅するウィンカーランプによって映像にスミアが入り、死角部分の監視ができなくなることがある。
また、カメラ内部に明るさを自動で認識調整する機能(AGC:オートゲインコントロール)により、ウィンカーランプによる明るさの変動で暗部が見えなくなることがある。
更に、ウィンカーランプだけでなく、ブレーキランプやバックランプ等でもスミアが入り、同様に死角部分の監視ができなくなることがある。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、夜間等の周囲が暗い場合でも車両の死角部分を安定して監視することができる車両周辺監視装置を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するため、本発明は次のように構成する。
(1)車両の外側を撮像する撮像手段を備えた車両周辺監視装置であって、前記撮像手段は、近赤外領域の感度を有し、車両に設置されたランプの点灯パルスと反転したタイミングで撮像することを特徴とする。
(2)車両の外側を撮像する撮像手段を備えた車両周辺監視装置であって、前記撮像手段の撮像範囲を照明する照明手段を備え、該照明手段は赤外光を発する光源を有し、前記撮像手段は、赤外領域の感度を有し、車両に設置されたランプの点灯パルスと反転したタイミングで撮像することを特徴とする。
(3)前記(1)または(2)において、撮像手段は、車両の前部、後部、側部の少なくとも何れかに設けられ、運転席からの死角部分を撮像することを特徴とする。
(4)前記(1)ないし(3)何れかにおいて、ランプは、ウィンカーランプ、テールランプ、ブレーキランプ、バックランプの何れかのランプを含むことを特徴とする。
(5)前記(2)ないし(4)何れかにおいて、照明手段は、前記撮像手段のシャッタータイミングに合わせてパルス発光することを特徴とする。
(6)前記(2)ないし(4)何れかにおいて、照明手段は、手動もしくは前記撮像手段からの信号により自動で点灯及び消灯することを特徴とする。
(7)前記(1)ないし(6)何れかにおいて、撮像装置により撮像した映像を表示する表示装置を車両内部に備えていることを特徴とする。
本発明によれば、夜間等の周囲が暗い場合でも車両の死角部分を安定して監視することができる車両周辺監視装置を実現することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は本発明の第一の実施例の構成を示す平面図及び側面図であり、本監視装置が実装された車両(後部)の外観を示している。
同図において、1は車両の後部ドアで、その上部に車両の後部を撮像するカメラ(撮像手段)2が設けられている。3はテールランプユニット、4はライセンスプレートランプで、これらにカメラ2の撮像範囲である車両後部5を照明する照明手段6が設けられている。
上記カメラ2は、後部ドア1の上部に取り付けられているが、これはテールランプユニット内部や、バンパー、ナンバープレート周辺等に取り付けても良い。またテールランプユニット3は、テールランプ、バックランプ、ブレーキランプとしての機能だけでなく、近赤外領域の感度を有する照明素子(LEDもしくは電球)を内蔵しており、この照明だけで十分な明るさを得られる場合には、カメラ2周辺の照明を省略することができる。
そして、以上の構成により、運転席(運転手)の死角となる車両後部5を照明して撮像することができる。
図3は本実施例のシステム構成を示すブロック図である。
カメラ2は、近赤外領域に感度を持つCCDもしくはCMOS等の画像撮像素子を用いる。また、夜間の外灯(街灯)や、対向車のヘッドランプによるスミアを軽減させるために、可視光カットフィルターもしくは近赤外線バンドパスフィルターを用いて、必要な波長のみ取り込むことも可能である。
照明手段6は、近赤外にピーク波長を持つLEDもしくは電球を用いる。また、可視光カットフィルターもしくは近赤外線バンドパスフィルターを入れることで、可視光が見えないようにすることができる。LEDの場合は、可視光波長がでないものを用いれば、上記フィルターは省略することができる。
テールランプユニット3、ライセンスプレートランプ4は、上記の照明手段6と同様のLEDもしくは電球を内蔵している。
表示手段7は、車両内部に設置されたナビゲーションシステムの表示に使用されているディスプレイもしくはフロントガラスに投影されたヘッドアップディスプレイの表示部を持ち、カメラ2で撮像した車両後方の死角部を表示するものである。
手動スイッチ8は、車両のヘッドランプの点灯スイッチもしくはバックギアと同期して、照明手段6及びテールランプユニット3、ライセンスプレートランプ4に内蔵された照明素子を点灯させるものである。昼間は太陽光などの照明により車両後方の死角部分は十分照らされており、必要のないときは消灯させることが可能である。
制御処理部9は、カメラ2から表示手段7に撮像信号を送るものである。また、カメラ2の電子シャッター信号を受け、照明手段6やテールランプユニット3、ライセンスプレートランプ4の点灯制御も行う。
更に、カメラ2からの撮像信号を処理し、撮像画面の明るさに応じて照明手段6の点灯を自動制御することも可能であり、これにより、夜間でも明るい場所では照明手段6を消灯することもできる。この機能は、カメラ内部に組み込んで、照明が不必要な場合はシャッター信号を出力しないという方法でも良い。
また、上記カメラ2の撮像信号は制御処理部9により表示手段7に出力されるため、映像に画像処理を行うことも可能である。例えば、映像に危険な場所を重ね合わせたり、死角部分に物体を検出した場合に特定の色を強調させて表示することなども可能である。
また、ギア10からの信号、車速検出部11からの車速パルス、かじ取り装置(ステアリング)12からの信号も制御処理部9に入力される。
図4の(a)、(b)は本実施例の各部の駆動信号波形を示す図であり、ここではカメラ2のシャッター信号、照明手段6の照明信号、ライセンスプレートランプ4のランプ信号を示している。
カメラ2から出力されたシャッター信号はCCDもしくはCMOS撮像素子の撮像時間であるため、このシャッター信号がオン(ON)の状態のときだけ照明信号を出力する。これにより、照明に必要なエネルギーを低減させることができる。また、バックランプ、ブレーキランプ、テールランプの光を映像内に入れないために、照明信号を反転させたものをそれらのランプ信号とする。これにより、カメラ2の映像へのスミアをなくすことが可能である。そして、これらの処理により、照明及びウィンカー等の消費電力を下げることができる。
また、テールランプ、ブレーキランプはパルス光であるので、パルス幅により明るさを変えることができる。したがって、テールランプとブレーキランプの共通化も可能である。そして、この明るさも手動スイッチ8やカメラ2からの信号により変更することで、昼間は明るく、夜間は明るさを抑えるなどの処理が可能である。
更に、カメラ2は、ギア10の信号を制御処理部9に入れることで、電源管理を行うこともできる。例えば、バックに入れたときに電源を入れる等である。また、カメラ2を車速パルスに連動させて、車両後方の監視に応用することも可能である。例えば、レンズの画角を広くするか、もしくは車速と連動させてカメラ2の向きを変えるか、もしくはカメラ2のレンズ前面にプリズムやミラーを置いてその向きを変えることで、車両後方の監視を行い、急接近する後方車両等に警告を出すなど、安全性を向上させることができる。
また、カメラ2をステアリングに応じて左右に動かすことにより、車両の移動方向の監視を強化することができる。
このように、本実施例では、夜間等の周囲が暗い場合でも車両の死角部分を安定して監視することができる。
図5は本発明の第二の実施例の構成を示す斜視図であり、本監視装置が実装された車両(前部)の外観を示している。
同図において、21は車両の左前輪、22はサイドミラーを保持するサイドミラーホルダーで、ミラーの反対側(裏側)には照明手段23(第一の実施例の照明手段6に相当)及びカメラ24(第一の実施例のカメラ2に相当)が設けられている。25はサイドウィンカー、26はフロントウィンカーである。
カメラ24は、車両のドアに設けられているサイドミラーホルダー22に内蔵され、車両の走行時に左前輪21及びその周辺を撮像できるように設置されている。
照明手段23は、カメラ24の周辺に設けられ(カメラ24と同様にサイドミラーホルダー22に内蔵され)、車両の走行時に左前輪21及びその周辺を照明できるように設置されている。
サイドウィンカー25は、ウィンカーとしての機能だけでなく、近赤外照明素子(LEDもしくは電球)を内蔵し、上記照明手段23と同様の左前輪21及びその周辺を照明できる機能を有している。この照明のみで十分な明るさが得られる場合には、照明手段23は必要としないため、照明手段23を省略することができる。
そして、以上の構成により、運転席(運転手)の死角となる車両後部5を照明して撮像することができる。
図6は本実施例のシステム構成を示すブロック図である。
カメラ24は、近赤外領域に感度を持つCCDもしくはCMOS等の画像撮像素子を備えており、レンズ等に可視光カットフィルターもしくは近赤外線バンドパスフィルターを入れることで、選択的に必要な波長のみ取り込めるようになっている。これにより、夜間の外灯(街灯)や対向車のヘッドランプによるスミアを少なくすることができる。
照明手段23は、近赤外にピーク波長を持つLEDもしくは電球を用いる。また、可視光カットフィルターもしくは近赤外線バンドパスフィルターを入れることで、可視光が見えないようにすることができる。LEDの場合は、可視光波長がでないものを用いれば、上記フィルターは省略することができる。
サイドウィンカー25は、上記照明手段23と同様のLEDもしくは電球を内蔵している。
表示手段7は、車両内部に設置されたナビゲーションシステムの表示に使用されているディスプレイもしくはフロントガラスに投影されたヘッドアップディスプレイの表示部を持ち、カメラ24で撮像した車両左前方の死角部を表示するものである。
手動スイッチ8は、車両のヘッドランプの点灯スイッチと同期して、照明手段23を点灯させる。昼間は太陽光などの照明により車両左前方の死角部分は十分照らされており、必要のないときは消灯させることが可能である。
制御処理部9は、カメラ24から表示手段7に撮像信号を送るものである。また、カメラ24の電子シャッター信号を受け、照明手段23やウィンカー25、26の点灯制御も行う。
更に、カメラ24からの撮像信号を処理し、撮像画面の明るさに応じて照明手段23の点灯を自動制御することも可能であり、これにより、夜間でも明るい場所では照明手段23を消灯することもできる。この機能は、カメラ内部に組み込んで、照明が不必要な場合はシャッター信号を出力しないという方法でも良い。
また、上記カメラ24の撮像信号は制御処理部9により表示手段7に出力されるため、映像に画像処理を行うことも可能である。例えば、映像に危険な場所を重ね合わせたり、死角部分に物体を検出した場合に特定の色を強調させて表示することなども可能である。
図7の(a)、(b)は本実施例の各部の駆動信号波形を示す図であり、ここではカメラ24のシャッター信号、照明手段23の照明信号、ウィンカー25、26のウィンカー信号を示している。
カメラ24から出力されたシャッター信号はCCDもしくはCMOS撮像素子の撮像時間であるため、このシャッター信号がオンの状態のときだけ照明信号を出力する。これにより、照明に必要なエネルギーを低減させることができる。また、ウィンカー25、26の光を映像内に入れないために、照明信号を反転させたものをそれらのウィンカー信号とする。これにより、カメラ24の映像へのスミアをなくすことが可能である。そして、これらの処理により、照明及びウィンカーの消費電力を下げることができる。
また、ウィンカー25、26はパルス光であるので、パルス幅によりウィンカー25、26の明るさを変えることができる。また、その明るさも手動スイッチ8やカメラ24からの信号により変更することで、昼間は明るく、夜間は明るさを抑えるなどの処理が可能である。
更に、カメラ24は、ステアリングの信号、車速パルス、ウィンカー25、26の信号を制御処理部9に入れることで、安全管理を行うこともできる。例えば、車両の左折時の巻き込み確認などである。
また、カメラ24をウィンカー25、26に連動させて、車両後方の死角監視に応用することも可能である。例えば、レンズの画角を広くするか、もしくは車速及びウィンカー25、26と連動させてカメラ24の向きを後ろに向けるか、もしくはカメラ24のレンズ前面にプリズムやミラーを置いてその向きを変えることで、車両後方の死角部分を撮像し、車線変更時の安全性を向上させることができる。この場合、カメラ24は車両の右側のサイドミラーホルダー内部に入れることで、車両の右側後部の死角監視にも応用することができる。
このように、本実施例においても、夜間等の周囲が暗い場合でも車両の死角部分を安定して監視することができる。
図8は本発明の第三の実施例の構成を示す斜視図であり、本監視装置が実装された車両(前部)の外観を示している。
同図において、31は車両前部で、ここにカメラ32(第一の実施例のカメラ2及び第二の実施例のカメラ24に相当)と照明手段33(第一の実施例の照明手段6及び第二の実施例の照明手段23に相当)が設けられている。34ウィンカー、35はヘッドランプである。
カメラ32は、車両前部31に設けられていて、車両前方を撮像できるように設置されているが、左右のヘッドランプ35の内部に取り付けても良い。照明手段33は、カメラ32の周辺に設けられていて、車両前方を照明できるように設置されているが、これもヘッドランプ35に内蔵されていても良い。
ヘッドランプ35は、ロービーム、ハイビーム等の機能だけでなく、近赤外照明素子(LEDもしくは電球)を内蔵し、上記照明手段33と同様車両前方の死角部分を照明できる機能を有している。この照明のみで十分な明るさが得られる場合には、照明手段23を省略することができる。
そして、以上の構成により、運転席(運転手)の死角となる車両前方を照明して撮像することができる。
図9は本実施例のシステム構成を示すブロック図である。
カメラ32は、近赤外領域に感度を持つCCDもしくはCMOS等の画像撮像素子を備えており、レンズ等に可視光カットフィルターもしくは近赤外線バンドパスフィルターを入れることで、選択的に必要な波長のみ取り込めるようになっている。これにより、夜間の外灯(街灯)や車両のヘッドランプによるスミアを少なくすることができる。
照明手段33は、近赤外にピーク波長を持つLEDもしくは電球を用いる。また、可視光カットフィルターもしくは近赤外線バンドパスフィルターを入れることで、可視光が見えないようにすることができる。LEDの場合は、可視光波長がでないものを用いれば、上記フィルターは省略することができる。
ウィンカー34及びヘッドランプ35は、上記照明手段33と同様のLEDもしくは電球を内蔵している。
表示手段7は、車両内部に設置されたナビゲーションシステムの表示に使用されているディスプレイもしくはフロントガラスに投影されたヘッドアップディスプレイの表示部を持ち、カメラ32で撮像した車両前方の死角部を表示するものである。
手動スイッチ8は、車両のヘッドランプ35の点灯スイッチもしくは車速パルスと同期して、照明手段33及びウィンカー34、ヘッドランプ35に内蔵された照明素子を点灯させる。昼間は太陽光などの照明により車両前方の死角部分は十分照らされており、必要のないときは消灯させることが可能である。
制御処理部9は、カメラ32から表示手段7に撮像信号を送るものである。また、カメラ32の電子シャッター信号を受け、照明手段33やウィンカー34、ヘッドランプ35の点灯制御も行う。
更に、カメラ34からの撮像信号を処理し、撮像画面の明るさに応じて照明手段33の点灯を自動制御することも可能であり、これにより、夜間でも明るい場所では照明手段33を消灯することもできる。この機能は、カメラ内部に組み込んで、照明が不必要な場合はシャッター信号を出力しないという方法でも良い。
また、上記カメラ32の撮像信号は制御処理部9により表示手段7に出力されるため、映像に画像処理を行うことも可能である。例えば、映像に危険な場所を重ね合わせたり、死角部分に物体を検出した場合に特定の色を強調させて表示することなども可能である。
また、カメラ32は、ステアリングにより向きを変える機能を設けることで、車両の進行方向に対して死角を減らし、安全性を向上させることができる。左右のヘッドランプ35にカメラ32を入れた場合には、ステアリングに応じて左右のカメラを切り替えることで、死角の多くなる見通しの悪い交差点などでの安全性を向上させることができる。
図10の(a)、(b)は本実施例の各部の駆動信号波形を示す図であり、ここではカメラ32のシャッター信号、照明手段33の照明信号、ウィンカー34、ヘッドランプ35のランプ信号(駆動信号)を示している。
カメラ32から出力されたシャッター信号はCCDもしくはCMOS撮像素子の撮像時間であるため、このシャッター信号がオンの状態のときだけ照明信号を出力する。これにより、照明に必要なエネルギーを低減させることができる。また、ウィンカー34、ヘッドランプ35の光を映像内に入れないために、照明信号を反転させたものをそれらのランプ信号とする。これにより、カメラ32の映像へのスミアをなくすことが可能である。そして、これらの処理により、照明及びウィンカー、ヘッドランプの消費電力を下げることができる。
また、ウィンカー34、ヘッドランプ35はパルス光であるので、パルス幅によりウィンカー34、ヘッドランプ35の明るさを変えることができる。また、その明るさも手動スイッチ8やカメラ32からの信号により変更することで、昼間は明るく、夜間は明るさを抑えるなどの処理が可能である。
更に、カメラ32は、ステアリングに連動させて車両前方の監視に応用することも可能である。例えば、レンズの画角を広くするか、もしくは車速と連動させてカメラ32の向きを変えるか、もしくはカメラ32のレンズ前面にプリズムやミラーを置いてその向きを車速やステアリングに応じて変えることで、車両前方の監視を行い、車両が他車や人、障害物に急接近した場合に、運転手に警告を出すなど、安全性を向上させることができる。
このように、本実施例においても、夜間等の周囲が暗い場合でも車両の死角部分を安定して監視することができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は上述のように、車両に設けられた撮像手段及び近赤外照明により夜間等の暗い場所でも運転手や他の車両、歩行者を眩惑することなく、運転手からの死角となる部分を監視することができる。また、ウィンカー、ブレーキランプ、テールランプ、バックランプの点灯による撮像手段への影響をなくし、常に安定した映像を運転手に提供することができる。また、テールランプユニット内部に撮像手段や照明手段を入れることで、デザイン等にも影響を与えることなく取り付けることができる。
本発明の第一の実施例の構成を示す平面図 本発明の第一の実施例の構成を示す側面図 本発明の第一の実施例のシステム構成を示すブロック図 本発明の第一の実施例における各部の駆動信号波形図 本発明の第二の実施例の構成を示す斜視図 本発明の第二の実施例のシステム構成を示すブロック図 本発明の第二の実施例における各部の駆動信号波形図 本発明の第三の実施例の構成を示す斜視図 本発明の第三の実施例のシステム構成を示すブロック図 本発明の第三の実施例における各部の駆動信号波形図
符号の説明
1 後部ドア
2 カメラ(撮像手段)
3 テールランプユニット
4 ライセンスプレートランプ
5 車両後部
6 照明手段
7 表示手段
8 手動スイッチ
9 制御処理部
10 ギア
11 車速検出部
12 かじ取り装置
23 照明手段
24 カメラ(撮像手段)
25 サイドウィンカー
26 フロントウィンカー
32 カメラ(撮像手段)
33 照明手段
34 ウィンカー
35 ヘッドランプ

Claims (7)

  1. 車両の外側を撮像する撮像手段を備えた車両周辺監視装置であって、前記撮像手段は、近赤外領域の感度を有し、車両に設置されたランプの点灯パルスと反転したタイミングで撮像することを特徴とする車両周辺監視装置。
  2. 車両の外側を撮像する撮像手段を備えた車両周辺監視装置であって、前記撮像手段の撮像範囲を照明する照明手段を備え、該照明手段は赤外光を発する光源を有し、前記撮像手段は、赤外領域の感度を有し、車両に設置されたランプの点灯パルスと反転したタイミングで撮像することを特徴とする車両周辺監視装置。
  3. 前記撮像手段は、車両の前部、後部、側部の少なくとも何れかに設けられ、運転席からの死角部分を撮像することを特徴とする請求項1または2に記載の車両周辺監視装置。
  4. 前記ランプは、ウィンカーランプ、テールランプ、ブレーキランプ、バックランプの何れかのランプを含むことを特徴とする請求項1ないし3何れかに記載の車両周辺監視装置。
  5. 前記照明手段は、前記撮像手段のシャッタータイミングに合わせてパルス発光することを特徴とする請求項2ないし4何れかに記載の車両周辺監視装置。
  6. 前記照明手段は、手動もしくは前記撮像手段からの信号により自動で点灯及び消灯することを特徴とする請求項2ないし4何れかに記載の車両周辺監視装置。
  7. 前記撮像装置により撮像した映像を表示する表示装置を車両内部に備えていることを特徴とする請求項1ないし6何れかに記載の車両周辺監視装置。
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