JP2005177955A - 紙截断機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 非使用時に截断機本体の下面からカッターを突出させないような安全装置を備えた紙截断機を提供すること。
【解決手段】一側縁に沿ってガイドレール3を取り付けた截断機本体2と、ガイドレール3に移動自在に取り付けられ、ガイドレール3の両端部で停止するスライダー4と、このスライダー4に装着され、截断時に截断機本体2の下面から突出して、一側縁に沿って移動するカッターとを備えた紙截断機1であって、截断機本体2のスライダー4の停止位置にスライダー4の停止状態を保持する停止保持部材5を設けた。使用時には截断機本体2の下面からカッターを突出させて用紙などを截断できると共に、非使用時にはスライダー4が不用意に移動しないように停止位置に保持して、截断機本体2の下面からカッターを突出させないようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】一側縁に沿ってガイドレール3を取り付けた截断機本体2と、ガイドレール3に移動自在に取り付けられ、ガイドレール3の両端部で停止するスライダー4と、このスライダー4に装着され、截断時に截断機本体2の下面から突出して、一側縁に沿って移動するカッターとを備えた紙截断機1であって、截断機本体2のスライダー4の停止位置にスライダー4の停止状態を保持する停止保持部材5を設けた。使用時には截断機本体2の下面からカッターを突出させて用紙などを截断できると共に、非使用時にはスライダー4が不用意に移動しないように停止位置に保持して、截断機本体2の下面からカッターを突出させないようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、主として用紙などを截断する紙截断機に係り、特に、用紙などを目盛に合わせて截断する紙截断機に関する。
特許文献1には、上面部に紙葉を載置する平滑面を形成した本体ベースと、この本体ベースの一端上部に支軸を介して開閉自在に取着され紙葉を切断するカッターを移動自在に案内するガイドレールを備えたスケール本体と、本体ベースの収容部に対して出入れ自在に収容され本体ベースと直交方向に引出されることにより平滑面と同じレベルに設定される載置面を有する紙葉ガイド体とを具備した紙葉切断装置が開示されている。
また、特許文献2には、スライダを、ガイドレールに移動自在に設けたガイド部材と、該ガイド部材にスプリング部材を介して離反方向に付勢して嵌合させた回転刃保持ケースとで構成し、この回転刃保持ケースに回転刃軸受部を設けると共に軸を設置して、この軸に回転刃と円盤状の安全板を挿通し、また、安全板に回動操作用のレバーを一体に設けると共に、円盤の半円の半径を回転刃の半径よりも大きく形成し、かつ、円盤の他の半円の半径を回転刃の半径よりも小さく形成した安全装置を備えた截断機が開示されている。
なお、この特許文献2には、定規に、両端にストッパを固定したレールを固着し、このレールにカッター刃を備えたスライダを移動自在に取り付けて、スライダがレールから抜けないようにしたカッター付き定規を構成し、紙を截断する場合には、カッターシートの上にカッター付き定規を載せて使用することが開示されている。
さらに、特許文献3には、ガイドレールを紙台上に回動させるように軸支した紙裁断機であって、スライダー内に、刃と共に上下動するホルダーと振り子構造のストッパ部材を並設し、ガイドレールを傾斜させた場合、ホルダーに形成した突起の下部にストッパ部材を係合させることにより、刃の下方への移動を阻止するようにした安全装置を備えた紙裁断機が開示されている。
実公平7−8155号公報
特開平11−33978号公報
特開平11−333792号公報
また、特許文献2には、スライダを、ガイドレールに移動自在に設けたガイド部材と、該ガイド部材にスプリング部材を介して離反方向に付勢して嵌合させた回転刃保持ケースとで構成し、この回転刃保持ケースに回転刃軸受部を設けると共に軸を設置して、この軸に回転刃と円盤状の安全板を挿通し、また、安全板に回動操作用のレバーを一体に設けると共に、円盤の半円の半径を回転刃の半径よりも大きく形成し、かつ、円盤の他の半円の半径を回転刃の半径よりも小さく形成した安全装置を備えた截断機が開示されている。
なお、この特許文献2には、定規に、両端にストッパを固定したレールを固着し、このレールにカッター刃を備えたスライダを移動自在に取り付けて、スライダがレールから抜けないようにしたカッター付き定規を構成し、紙を截断する場合には、カッターシートの上にカッター付き定規を載せて使用することが開示されている。
さらに、特許文献3には、ガイドレールを紙台上に回動させるように軸支した紙裁断機であって、スライダー内に、刃と共に上下動するホルダーと振り子構造のストッパ部材を並設し、ガイドレールを傾斜させた場合、ホルダーに形成した突起の下部にストッパ部材を係合させることにより、刃の下方への移動を阻止するようにした安全装置を備えた紙裁断機が開示されている。
特許文献1に開示された従来の紙葉切断装置では、本体ベースに対して開閉自在に取着されたスケール本体に設けたガイドレールにカッターを移動自在に取り付けているため、紙葉を切断する際にスケール本体を上方に回動させるとカッターが不用意に移動してしまうおそれがあり、また、スケール本体を上方に回動させた際にカッターの刃部が露出してしまうため安全面に配慮する必要があった。
そこで、非使用時にカッターが露出しないようにするために、特許文献2に開示された截断機では、回転刃と安全板を併設し、円盤の半円の半径を回転刃の半径よりも大きく形成し、かつ、円盤の他の半円の半径を回転刃の半径よりも小さく形成して、非使用時には回転刃を安全板で覆うようにしているが、使用時或は非使用時にかかわらず、停止状態のスライダーが不用意に移動してしまうおそれがあった。
また、特許文献3に開示された紙裁断機では、非使用時には、スライダーから刃が突出しないようにしているが、使用時或は非使用時にかかわらず、停止状態のスライダーが不用意に移動してしまうおそれがあった。
そこで、非使用時にカッターが露出しないようにするために、特許文献2に開示された截断機では、回転刃と安全板を併設し、円盤の半円の半径を回転刃の半径よりも大きく形成し、かつ、円盤の他の半円の半径を回転刃の半径よりも小さく形成して、非使用時には回転刃を安全板で覆うようにしているが、使用時或は非使用時にかかわらず、停止状態のスライダーが不用意に移動してしまうおそれがあった。
また、特許文献3に開示された紙裁断機では、非使用時には、スライダーから刃が突出しないようにしているが、使用時或は非使用時にかかわらず、停止状態のスライダーが不用意に移動してしまうおそれがあった。
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたもので、使用時には截断機本体の下面からカッターを突出させて用紙などを截断できると共に、非使用時には截断機本体の下面からカッターを突出させないような安全装置を備えた紙截断機を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、請求項1に記載の紙截断機に係る発明は、一側縁に沿ってガイドレールを取り付けた截断機本体と、ガイドレールに移動自在に取り付けられ、ガイドレールの両端部で停止するスライダーと、このスライダーに装着され、截断時に截断機本体の下面から突出して、一側縁に沿って移動するカッターと、を備えた紙截断機において、スライダーの少なくとも一方の停止位置に、スライダーの停止状態を保持する停止保持部材を設けたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の紙截断機に係る発明において、停止保持部材は、作動位置でスライダーを停止状態に保持し、かつ、非作動位置でスライダーの移動を許容することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の紙截断機に係る発明において、停止保持部材は、作動位置でカッタが截断機本体の下面から突出しないようにスライダーの下動を阻止することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の紙截断機に係る発明において、前記截断機本体および/または前記ガイドレールのスライダーが停止する位置に、カッタが截断機本体の下面から突出しないようにスライダーの下動を阻止する下動阻止部を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の紙截断機に係る発明において、一端が截断機本体に枢着軸を介してヒンジ結合され、他端が截断方向に対して直角方向に引出自在のガイド体を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の紙截断機に係る発明において、截断機本体の一端側に停止保持部材を、截断機本体の他端側にガイド体をそれぞれ設けたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5または6に記載の紙截断機に係る発明において、截断機本体およびガイド体は目盛を備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5〜7のいずれかに記載の紙截断機に係る発明において、カッターシートを前記枢着軸を介して截断機本体に一体的に取り付けたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の紙截断機に係る発明において、停止保持部材は、作動位置でスライダーを停止状態に保持し、かつ、非作動位置でスライダーの移動を許容することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の紙截断機に係る発明において、停止保持部材は、作動位置でカッタが截断機本体の下面から突出しないようにスライダーの下動を阻止することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の紙截断機に係る発明において、前記截断機本体および/または前記ガイドレールのスライダーが停止する位置に、カッタが截断機本体の下面から突出しないようにスライダーの下動を阻止する下動阻止部を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の紙截断機に係る発明において、一端が截断機本体に枢着軸を介してヒンジ結合され、他端が截断方向に対して直角方向に引出自在のガイド体を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の紙截断機に係る発明において、截断機本体の一端側に停止保持部材を、截断機本体の他端側にガイド体をそれぞれ設けたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5または6に記載の紙截断機に係る発明において、截断機本体およびガイド体は目盛を備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5〜7のいずれかに記載の紙截断機に係る発明において、カッターシートを前記枢着軸を介して截断機本体に一体的に取り付けたことを特徴とする。
請求項1に記載の紙截断機に係る発明によれば、截断時に截断機本体の下面から突出して移動するカッターを備えた紙截断機において、スライダーの停止位置に対応させてスライダーの停止状態を保持する停止保持部材を設けたので、紙截断機の使用時には、截断機本体の下面からカッターを突出させて用紙などを截断できると共に、非使用時には、スライダーが不用意に移動しないようにスライダーを停止位置に保持して、截断機本体の下面からカッターを突出させないようにして安全性を向上させた紙截断機を提供することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、上記請求項1の効果に加えて、停止保持部材の位置を調整することにより、スライダーの停止状態或は停止解除状態を簡単に実現することができる。
請求項3に記載の発明によれば、上記請求項1または2の効果に加えて、停止保持部材は、作動位置で、スライダーの停止保持機能に加えてスライダーの下動を阻止できるので、スライダーの停止状態では、カッターを截断機本体の下面から確実に突出させないように保持することができる。
請求項4に記載の発明によれば、上記請求項1または2の効果に加えて、スライダーの停止位置に対応させて截断機本体或はガイドレールにスライダーの下動を阻止する下動阻止部を備えたので、スライダーの停止状態では、カッターを截断機本体の下面から確実に突出させないように保持することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、上記請求項1〜4の効果に加えて、截断時に截断機本体の下面から突出して移動するカッターを備えた紙截断機に、截断時に用紙などをガイドするガイド体を設けたので、用紙などを所望の大きさおよび形状に簡単かつ正確に截断することができる。
請求項6に記載の発明によれば、上記請求項5の効果に加えて、截断機本体の一端側にスライダーの停止保持部材を、他端側にガイド体をそれぞれ設けたので、スライダーを截断機本体の一端側の停止位置に保持した状態で、ガイド体を截断機本体の他端側から引き出すことができるため、紙截断機を安全に取り扱うことができる。
請求項7に記載の発明によれば、上記請求項5または6の効果に加えて、所定の規格に合わせて用紙などを所定寸法に簡単かつ正確に截断することができる。
請求項8に記載の発明によれば、上記請求項5〜7の効果に加えて、使用時には、通常の紙截断機と同じように使用でき、また、非使用時には、枢着軸をフックなどに引っ掛けて、紙截断機とカッターシートを一体的に保管することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、上記請求項1の効果に加えて、停止保持部材の位置を調整することにより、スライダーの停止状態或は停止解除状態を簡単に実現することができる。
請求項3に記載の発明によれば、上記請求項1または2の効果に加えて、停止保持部材は、作動位置で、スライダーの停止保持機能に加えてスライダーの下動を阻止できるので、スライダーの停止状態では、カッターを截断機本体の下面から確実に突出させないように保持することができる。
請求項4に記載の発明によれば、上記請求項1または2の効果に加えて、スライダーの停止位置に対応させて截断機本体或はガイドレールにスライダーの下動を阻止する下動阻止部を備えたので、スライダーの停止状態では、カッターを截断機本体の下面から確実に突出させないように保持することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、上記請求項1〜4の効果に加えて、截断時に截断機本体の下面から突出して移動するカッターを備えた紙截断機に、截断時に用紙などをガイドするガイド体を設けたので、用紙などを所望の大きさおよび形状に簡単かつ正確に截断することができる。
請求項6に記載の発明によれば、上記請求項5の効果に加えて、截断機本体の一端側にスライダーの停止保持部材を、他端側にガイド体をそれぞれ設けたので、スライダーを截断機本体の一端側の停止位置に保持した状態で、ガイド体を截断機本体の他端側から引き出すことができるため、紙截断機を安全に取り扱うことができる。
請求項7に記載の発明によれば、上記請求項5または6の効果に加えて、所定の規格に合わせて用紙などを所定寸法に簡単かつ正確に截断することができる。
請求項8に記載の発明によれば、上記請求項5〜7の効果に加えて、使用時には、通常の紙截断機と同じように使用でき、また、非使用時には、枢着軸をフックなどに引っ掛けて、紙截断機とカッターシートを一体的に保管することができる。
本発明の実施の形態に係る紙截断機を図1〜図9に基づいて説明する。
本発明の実施の形態に係る紙截断機1は、截断機本体2、ガイドレール3、スライダー4、停止保持部材5およびガイド体6から構成されている。
截断機本体2は、図7および図8に示すように、ほぼ細長板状の透明合成樹脂体から形成されており、その短手方向の一側縁側には、ガイドレール3を取り付けるガイドレール取付部10が截断機本体2の長手方向に形成されると共に、截断機本体2の長手方向の一端部に、ガイドレール3をガイドレール取付部10に取り付ける際にガイドレール3の一端部を位置決めするガイドレール位置決め部12とスライダー4の下動を阻止する下動阻止部14が並設して形成されている。このガイドレール位置決め部12はスライダー4を下動阻止部14に合わせるための目安にもなっている。また、下動阻止部14は、図3および図6に示すように、截断機本体2の上面よりもわずかに高く形成され、スライダー4がガイドレール3の一端部で停止した際に、スライダー4を上方から押圧してもスライダー4の下方への移動を阻止して、カッター41が截断機本体2の下面から下方に突出しない高さに設定されている。そして、ガイドレール取付部10には、截断機本体2を貫通するネジ挿通孔11が所定間隔で5ヶ所形成されている。
また、截断機本体2の短手方向の他側縁側で長手方向の一端部には、停止保持部材5を摺動自在に取り付ける摺動孔16が短手方向に形成されるとともに、この截断機本体2の長手方向の他端部には、ガイド体6を回動自在に取り付ける枢着軸取付孔22が形成されている。そして、この枢着軸取付孔22に隣接して、後述するガイド体6を、截断機本体2に対して直交する位置に位置決めするガイド体位置決め用ストッパー23が截断機本体2の裏面に形成されている。
本発明の実施の形態に係る紙截断機1は、截断機本体2、ガイドレール3、スライダー4、停止保持部材5およびガイド体6から構成されている。
截断機本体2は、図7および図8に示すように、ほぼ細長板状の透明合成樹脂体から形成されており、その短手方向の一側縁側には、ガイドレール3を取り付けるガイドレール取付部10が截断機本体2の長手方向に形成されると共に、截断機本体2の長手方向の一端部に、ガイドレール3をガイドレール取付部10に取り付ける際にガイドレール3の一端部を位置決めするガイドレール位置決め部12とスライダー4の下動を阻止する下動阻止部14が並設して形成されている。このガイドレール位置決め部12はスライダー4を下動阻止部14に合わせるための目安にもなっている。また、下動阻止部14は、図3および図6に示すように、截断機本体2の上面よりもわずかに高く形成され、スライダー4がガイドレール3の一端部で停止した際に、スライダー4を上方から押圧してもスライダー4の下方への移動を阻止して、カッター41が截断機本体2の下面から下方に突出しない高さに設定されている。そして、ガイドレール取付部10には、截断機本体2を貫通するネジ挿通孔11が所定間隔で5ヶ所形成されている。
また、截断機本体2の短手方向の他側縁側で長手方向の一端部には、停止保持部材5を摺動自在に取り付ける摺動孔16が短手方向に形成されるとともに、この截断機本体2の長手方向の他端部には、ガイド体6を回動自在に取り付ける枢着軸取付孔22が形成されている。そして、この枢着軸取付孔22に隣接して、後述するガイド体6を、截断機本体2に対して直交する位置に位置決めするガイド体位置決め用ストッパー23が截断機本体2の裏面に形成されている。
図7および図9(B)に示すように、截断機本体2に形成した停止保持部材5の摺動孔16の周囲には、停止保持部本体50の移動範囲を規制する摺動凹部17が形成されると共に、この摺動凹部17に連続して停止保持部51の移動範囲を規制する摺動溝18が形成されている。ここで、摺動溝18は、その先端がガイドレール取付部10に入り込むように形成され、後述する停止保持部材5の停止保持部51の上面がスライダー4の下面に当接してスライダー4の停止位置に保持できるようにしている。また、摺動凹部17には、摺動孔16に対向して突出するように一対の係止部19が形成され、この一対の係止部19は後述する停止保持部材5の裏面に取り付けた裏板53の係合突起56に係合して、停止保持部材5をその作動位置或は非作動位置で係止して保持するように機能する。そして、この一対の係止部19に隣接して一対の位置合わせ表示部20が表示されており、停止保持部材5が作動位置に移動された際に、停止保持部本体50の停止位置表示部52が一対の位置合わせ表示部20に位置合わせされて、停止保持部材5が作動位置にあることを確認できるようになっている。
また、図8および図10(B)に示すように、截断機本体2の裏面には、一対の係止部19が対向して形成された摺動孔16に連続するように裏板摺動溝21が形成されている。この裏板摺動溝21により、後述する裏板53の移動範囲が規制される。
さらに、図7および図8に示すように、截断機本体2の長手方向に対して直交する方向に展開自在のガイド体6を、截断機本体2の他側縁と一致するように収容するために、ガイド体6を収容位置に保持するガイド体保持部24と、ガイド体6の挟持部60に挾持される挟持部嵌合部25が截断機本体2の長手方向の他端部に形成されている。
また、図8および図10(B)に示すように、截断機本体2の裏面には、一対の係止部19が対向して形成された摺動孔16に連続するように裏板摺動溝21が形成されている。この裏板摺動溝21により、後述する裏板53の移動範囲が規制される。
さらに、図7および図8に示すように、截断機本体2の長手方向に対して直交する方向に展開自在のガイド体6を、截断機本体2の他側縁と一致するように収容するために、ガイド体6を収容位置に保持するガイド体保持部24と、ガイド体6の挟持部60に挾持される挟持部嵌合部25が截断機本体2の長手方向の他端部に形成されている。
図1〜図6に示すように、ガイドレール3は、細長い棒状の透明合成樹脂体から形成されており、ガイドレール取付部10に形成したネジ挿通孔11に対応させて5ヶ所にネジ孔30が形成されている。そして、このガイドレール3は、その一端を、截断機本体2のガイドレール位置決め部12に突き当てて位置合わせした状態で、截断機本体2のガイドレール取付部10に載置し、截断機本体2の裏面から各ネジ挿通孔11および各ネジ孔30にガイドレール取付ネジ13を螺合することにより、截断機本体2の所定位置に取り付けられる。なお、ガイドレール3の両端には、スライダー4のガイドレール3からの離脱を阻止する図示しないストッパーが形成されている。また、本発明の実施の形態では、截断機本体の一端部に下動阻止部を形成しているが、ガイドレールに下動阻止部を形成してもよいし、或は、截断機本体とガイドレールの両方に下動阻止部を形成してもよい。
スライダー4は、特許文献1または2に記載されたような従来公知のスライダーを用いてもよいが、スライダー4に対して着脱自在のカッターホルダー40を介して回転刃などのカッター41を装着したスライダー4が好適である。なお、カッター41としては、回転刃だけでなく、カッターナイフに使用するような直線刃や、回転する波刃などでもよい。また、スライダー4およびカッターホルダー40は透明合成樹脂体から構成してもよいが、カッター41は容易に目視できるように、鋼材またはセラミックなどの不透明材料から構成される。
そして、このスライダー4は、図1〜図6に示すように、ガイドレール3に沿って移動自在で、かつ、ガイドレール3に対して着脱自在に装着されている。また、スライダー4はガイドレール3に装着された状態で、図示しないリーフスプリングなどの弾性部材を介して常時上方に付勢されており、この状態ではカッター41は截断機本体2の下面から下方に突出することはないようにしている。
なお、図1〜図4に示すスライダー4は、作動位置にある停止保持部材5によって、ガイドレール3に対して移動しないように保持されると共に下動が阻止されており、スライダー4を下方に押圧してもカッター41は截断機本体2の下面から下方に突出しない。また、図5および図6のスライダー4は、停止保持部材5の非作動位置、すなわち、停止保持部材5による停止状態が解除されて、ガイドレール3に沿って自由に移動できる状態を示しており、この状態でスライダー4を下方に押圧するとカッター41が截断機本体2の下面から突出して図示しない用紙などを截断することができる。
そして、このスライダー4は、図1〜図6に示すように、ガイドレール3に沿って移動自在で、かつ、ガイドレール3に対して着脱自在に装着されている。また、スライダー4はガイドレール3に装着された状態で、図示しないリーフスプリングなどの弾性部材を介して常時上方に付勢されており、この状態ではカッター41は截断機本体2の下面から下方に突出することはないようにしている。
なお、図1〜図4に示すスライダー4は、作動位置にある停止保持部材5によって、ガイドレール3に対して移動しないように保持されると共に下動が阻止されており、スライダー4を下方に押圧してもカッター41は截断機本体2の下面から下方に突出しない。また、図5および図6のスライダー4は、停止保持部材5の非作動位置、すなわち、停止保持部材5による停止状態が解除されて、ガイドレール3に沿って自由に移動できる状態を示しており、この状態でスライダー4を下方に押圧するとカッター41が截断機本体2の下面から突出して図示しない用紙などを截断することができる。
停止保持部材5は、図9(A)に示すように、矩形板状の停止保持部本体50と、この停止保持部本体50の長手方向の一端部に形成された停止保持部51とから形成されており、停止保持部51の上面がスライダー4の下面に当接されることによりスライダー4の下動を阻止するように作動する。また、停止保持部本体50のほぼ中央部には、停止保持部材5の停止位置(停止保持部51が、スライダー4の下動を阻止するように作動している位置)を表す停止位置表示部52が形成されており、この停止位置表示部52が摺動凹部17に形成した一対の位置合わせ表示部20と一致しているかどうかを目視することにより、停止保持部材5の作動状態を確認できるようになっている。なお、停止保持部材5は不透明合成樹脂体から構成されており、容易に確認できるようにしている。
また、停止保持部材5に取り付けられる裏板53は、図10(A)に示すように、摺動孔16の一対の係合部19に係合する一対の係合突起56と裏板取付ネジ孔58を有する裏板本体54と、この裏板本体54の両側に一体に形成された一対の摺動部55とから構成されている。ここで、裏板本体54の各係合突起56の背後にそれぞれ隙間57が形成され、各係合突起56は、弾力的に相互方向に移動可能に構成されている。そして、各係合突起56は、摺動孔16の各係合部19に当接した時に、隙間57側に弾力的に移動して、停止保持部材5を作動位置、或は非作動位置に固定できるようにしている。
そして、停止保持部材5は、截断機本体2の上面に形成した摺動凹部17に停止保持部本体50を、また、摺動溝18に停止保持部51を、それぞれ位置させ、かつ、截断機本体2の裏面に形成した裏板摺動溝21に裏板53の摺動部55を位置させた状態で、裏板取付ネジ59を、裏板本体54に形成した裏板取付ネジ孔58に挿入すると共に、停止保持部本体50の裏面に形成したネジ孔(図示省略)に螺合させて、停止保持部本体50と裏板本体54とを連結する。この状態で、停止保持部材5は、摺動孔16を介して截断機本体2に摺動自在に取り付けられる。
また、停止保持部材5に取り付けられる裏板53は、図10(A)に示すように、摺動孔16の一対の係合部19に係合する一対の係合突起56と裏板取付ネジ孔58を有する裏板本体54と、この裏板本体54の両側に一体に形成された一対の摺動部55とから構成されている。ここで、裏板本体54の各係合突起56の背後にそれぞれ隙間57が形成され、各係合突起56は、弾力的に相互方向に移動可能に構成されている。そして、各係合突起56は、摺動孔16の各係合部19に当接した時に、隙間57側に弾力的に移動して、停止保持部材5を作動位置、或は非作動位置に固定できるようにしている。
そして、停止保持部材5は、截断機本体2の上面に形成した摺動凹部17に停止保持部本体50を、また、摺動溝18に停止保持部51を、それぞれ位置させ、かつ、截断機本体2の裏面に形成した裏板摺動溝21に裏板53の摺動部55を位置させた状態で、裏板取付ネジ59を、裏板本体54に形成した裏板取付ネジ孔58に挿入すると共に、停止保持部本体50の裏面に形成したネジ孔(図示省略)に螺合させて、停止保持部本体50と裏板本体54とを連結する。この状態で、停止保持部材5は、摺動孔16を介して截断機本体2に摺動自在に取り付けられる。
ガイド体6は不透明または透明合成樹脂体から形成されており、図1および図4に示すように、短手方向の一側縁側の上面に挟持部60が形成されガイド体保持部25を挟持し、ガイド体6の上下方向の動きを阻止している。また、ガイド体6の一側縁側の裏面に把手部61が形成されると共に、短手方向の他側縁側の上面に沿ってガイド体目盛64が表示されている。このガイド目盛64は、本体目盛15と同様の表示をしたものでもよく、或は、A4、B5などの規格紙に合わせた目盛でもよい。そして、ガイド体6の長手方向の一端部に枢着軸63が設けられており、この枢着軸63は、截断機本体2の長手方向の他端部に形成した枢着軸取付孔22に嵌合されて、截断機本体2に収納される位置(図1の2点鎖線で示す位置、または、図2に示す位置)と、截断機本体2に対して直交する使用位置(図1の実線で示す位置)との間で回動自在に取り付けられる。ここで、ガイド体6を截断機本体2に対して直交する位置に位置決めするために、枢着軸63を中心としてほぼ90度の範囲に、截断機本体2に形成したガイド体位置決め用ストッパー23に係合して、ガイド体6の回動範囲を規制するストッパー摺動溝62が形成されている。また、枢着軸63は、中空軸から形成されており、紙截断機1を使用しない時は、枢着軸63を図示しないフックなどに引っ掛けて保管することができるようになっている。
以上詳細に説明した本発明の実施の形態に係る紙截断機の使用法を以下に説明する。
本発明の実施の形態に係る紙截断機1は、ガイド体6を截断機本体2に収容した状態で通常の紙截断機として使用する形態と、ガイド体6を截断機本体2から截断方向に対して直角方向に突出させて、ガイド体6に用紙の側縁を当接させて、ガイド体目盛64を利用して、用紙などを截断する形態で使用することができる。
まず、紙截断機1を、通常の紙截断機として使用する場合について説明する。
この場合には、図示しない机などの上に、或は、図示しないカッターシート上に置いた用紙に紙截断機1の本体目盛15を合わせて、截断機本体2で用紙を押えた状態で、用紙に截断用の目印を付ける。その後、用紙から截断機本体2を離して、用紙に付けた截断用の目印をガイドレール3側の截断機本体2の一側縁に合わせた後用紙を截断機本体2で押える。次に、停止保持部材5を非作動位置に移動させて、スライダー4が自由に移動できる状態にする。その後、停止保持部材5を作動位置に移動させる。これは、スライダー4の下面が停止保持部51の上面に接することで、截断時にスライダー4を下動阻止部14側に移動させないためである。そして、スライダー4を下方に押圧しながらガイドレール3に沿ってカッター41を用紙に当接させて移動させると、用紙は截断用の目印に沿って截断される。
そして、用紙の截断が終了したら、停止保持部材5を非作動位置に移動させ、スライダー4を停止位置に戻した後に、停止保持部材5を作動位置に移動させる。この状態で、停止保持部材5の停止保持部51の上面がスライダー4の下面に当接してスライダー4はガイドレール3に対して停止位置に固定された状態となり、紙截断機1を用紙から離してもスライダー4は停止状態に保持されたまま移動しない。また、スライダー4が停止位置に戻されると、截断機本体2の上面に形成した下動阻止部14の上面にスライダー4の下面が位置するため、スライダー4を下方に押圧してもスライダー4は下方に移動できないので、カッター41が截断機本体2の下面から突出することが阻止される。
なお、カッターシートを使用する場合は、カッターシートを截断機本体2の大きさよりも少し大きく形成すると共に、カッターシートの長手方向の一端部に、ガイド体6の枢着軸63に合わせて孔を形成して、紙截断機1の枢着軸63とカッターシートの孔を一緒にフックなどに引っ掛けて保管することができる。
本発明の実施の形態に係る紙截断機1は、ガイド体6を截断機本体2に収容した状態で通常の紙截断機として使用する形態と、ガイド体6を截断機本体2から截断方向に対して直角方向に突出させて、ガイド体6に用紙の側縁を当接させて、ガイド体目盛64を利用して、用紙などを截断する形態で使用することができる。
まず、紙截断機1を、通常の紙截断機として使用する場合について説明する。
この場合には、図示しない机などの上に、或は、図示しないカッターシート上に置いた用紙に紙截断機1の本体目盛15を合わせて、截断機本体2で用紙を押えた状態で、用紙に截断用の目印を付ける。その後、用紙から截断機本体2を離して、用紙に付けた截断用の目印をガイドレール3側の截断機本体2の一側縁に合わせた後用紙を截断機本体2で押える。次に、停止保持部材5を非作動位置に移動させて、スライダー4が自由に移動できる状態にする。その後、停止保持部材5を作動位置に移動させる。これは、スライダー4の下面が停止保持部51の上面に接することで、截断時にスライダー4を下動阻止部14側に移動させないためである。そして、スライダー4を下方に押圧しながらガイドレール3に沿ってカッター41を用紙に当接させて移動させると、用紙は截断用の目印に沿って截断される。
そして、用紙の截断が終了したら、停止保持部材5を非作動位置に移動させ、スライダー4を停止位置に戻した後に、停止保持部材5を作動位置に移動させる。この状態で、停止保持部材5の停止保持部51の上面がスライダー4の下面に当接してスライダー4はガイドレール3に対して停止位置に固定された状態となり、紙截断機1を用紙から離してもスライダー4は停止状態に保持されたまま移動しない。また、スライダー4が停止位置に戻されると、截断機本体2の上面に形成した下動阻止部14の上面にスライダー4の下面が位置するため、スライダー4を下方に押圧してもスライダー4は下方に移動できないので、カッター41が截断機本体2の下面から突出することが阻止される。
なお、カッターシートを使用する場合は、カッターシートを截断機本体2の大きさよりも少し大きく形成すると共に、カッターシートの長手方向の一端部に、ガイド体6の枢着軸63に合わせて孔を形成して、紙截断機1の枢着軸63とカッターシートの孔を一緒にフックなどに引っ掛けて保管することができる。
次に、ガイド体6を截断機本体2から截断方向に対して直角方向に突出させて、ガイド体6に用紙の側縁を当接させて、ガイド体目盛64を利用して、用紙などを規格紙の大きさに截断する場合について説明する。
この場合、一方の手で截断機本体2を把持した状態で、他方の手でガイド体6の挟持部60と把持部61を上下方向から把持して、ガイド体6を、枢着軸63を中心として截断機本体2から直交する方向、すなわち、截断方向に対して直角方向に引き出す。なお、ガイド体6を截断機本体2から引き出す際には、スライダー4は停止保持部材5を介して截断機本体2の停止位置に保持されており、截断機本体2を傾けても移動することはない。
その後、図示しない机などの上に、或は、図示しないカッターシート上に置いた用紙を、紙截断機1の本体目盛15とガイド体目盛64に合わせて截断位置を決定し、截断機本体2で用紙を押える。次に、停止保持部材5を非作動位置に移動させて、スライダー4が自由に移動できる状態にする。その後、停止保持部材5を作動位置に移動させる。これは、上述したように、スライダー4の下面が停止保持部51の上面に接することで、截断時にスライダー4を下動阻止部14側に移動させないためである。そして、スライダー4を下方に押圧しながらガイドレール3に沿ってカッター41を用紙に当接させて移動させる。すると、用紙は截断位置に合わせて截断される。ここで、用紙の2辺を截断する場合には上記動作を繰り返して、用紙の各片を截断する。
そして、用紙の截断が終了したら、停止保持部材5を非作動位置に移動させ、スライダー4を停止位置に戻した後、停止保持部材5を作動位置に移動させる。この状態では、上述したように、停止保持部材5の停止保持部51の上面がスライダー4の下面に当接してスライダー4はガイドレール3に対して停止位置に固定された状態となりスライダー4は停止状態に保持される。また、スライダー4が停止位置に戻されると、截断機本体2の上面に形成した下動阻止部14の上面にスライダー4の下面が位置してスライダー4の下方への移動を阻止して、カッター41が截断機本体2の下面から突出することを阻止する。
以上、本発明の実施の形態を、截断機本体に取り付けたガイドレールにスライダーを移動自在に装着して、截断時にカッターを截断機本体の下面から突出させるようにした紙截断機について説明したが、紙截断機はカッターシートを一体に、かつ回転自在に備えてもよい。その場合には、ガイド体に形成した中空の枢着軸をガイド体の両面から突出させて、一方の枢着軸を截断機本体の枢着軸取付孔に取り付けると共に、他方の枢着軸をカッターシートに形成した孔に取り付けて、截断機本体とカッターシートを一体的に構成することができる。
そして、このように構成した紙截断機の場合、使用時には、本発明の実施の形態に係る紙截断機と同じように使用できると共に、非使用時には、枢着軸をフックなどに引っ掛けて保管することができる。
また、本発明の実施の形態を、截断機本体の一端側に停止保持部材を、他端側にガイド体を設けた紙截断機について説明したが、停止保持部材およびガイド体を截断機本体の両側に設けてもよいし、或は、停止保持部材およびガイド体を截断機本体の一端側に設けてもよい。
この場合、一方の手で截断機本体2を把持した状態で、他方の手でガイド体6の挟持部60と把持部61を上下方向から把持して、ガイド体6を、枢着軸63を中心として截断機本体2から直交する方向、すなわち、截断方向に対して直角方向に引き出す。なお、ガイド体6を截断機本体2から引き出す際には、スライダー4は停止保持部材5を介して截断機本体2の停止位置に保持されており、截断機本体2を傾けても移動することはない。
その後、図示しない机などの上に、或は、図示しないカッターシート上に置いた用紙を、紙截断機1の本体目盛15とガイド体目盛64に合わせて截断位置を決定し、截断機本体2で用紙を押える。次に、停止保持部材5を非作動位置に移動させて、スライダー4が自由に移動できる状態にする。その後、停止保持部材5を作動位置に移動させる。これは、上述したように、スライダー4の下面が停止保持部51の上面に接することで、截断時にスライダー4を下動阻止部14側に移動させないためである。そして、スライダー4を下方に押圧しながらガイドレール3に沿ってカッター41を用紙に当接させて移動させる。すると、用紙は截断位置に合わせて截断される。ここで、用紙の2辺を截断する場合には上記動作を繰り返して、用紙の各片を截断する。
そして、用紙の截断が終了したら、停止保持部材5を非作動位置に移動させ、スライダー4を停止位置に戻した後、停止保持部材5を作動位置に移動させる。この状態では、上述したように、停止保持部材5の停止保持部51の上面がスライダー4の下面に当接してスライダー4はガイドレール3に対して停止位置に固定された状態となりスライダー4は停止状態に保持される。また、スライダー4が停止位置に戻されると、截断機本体2の上面に形成した下動阻止部14の上面にスライダー4の下面が位置してスライダー4の下方への移動を阻止して、カッター41が截断機本体2の下面から突出することを阻止する。
以上、本発明の実施の形態を、截断機本体に取り付けたガイドレールにスライダーを移動自在に装着して、截断時にカッターを截断機本体の下面から突出させるようにした紙截断機について説明したが、紙截断機はカッターシートを一体に、かつ回転自在に備えてもよい。その場合には、ガイド体に形成した中空の枢着軸をガイド体の両面から突出させて、一方の枢着軸を截断機本体の枢着軸取付孔に取り付けると共に、他方の枢着軸をカッターシートに形成した孔に取り付けて、截断機本体とカッターシートを一体的に構成することができる。
そして、このように構成した紙截断機の場合、使用時には、本発明の実施の形態に係る紙截断機と同じように使用できると共に、非使用時には、枢着軸をフックなどに引っ掛けて保管することができる。
また、本発明の実施の形態を、截断機本体の一端側に停止保持部材を、他端側にガイド体を設けた紙截断機について説明したが、停止保持部材およびガイド体を截断機本体の両側に設けてもよいし、或は、停止保持部材およびガイド体を截断機本体の一端側に設けてもよい。
1 紙截断機
2 截断機本体
10 ガイドレール取付部
11 ネジ挿通孔
12 ガイドレール位置決め部
13 ガイドレール取付ネジ
14 下動阻止部
15 本体目盛
16 摺動孔
17 摺動凹部
18 摺動溝
19 係止部
20 位置合わせ表示部
21 裏板摺動溝
22 枢着軸取付孔
23 ガイド体位置決め用ストッパー
24 ガイド体保持部
25 挟持部嵌合部
3 ガイドレール
30 ネジ孔
4 スライダー
40 カッターホルダー
41 カッター
5 停止保持部材
50 停止保持部本体
51 停止保持部
52 停止位置表示部
53 裏板
54 裏板本体
55 摺動部
56 係合突起
57 隙間
58 裏板取付ネジ挿通孔
59 裏板取付ネジ
6 ガイド体
60 挟持部
61 把手部
62 ストッパー摺動溝
63 枢着軸
64 ガイド体目盛
2 截断機本体
10 ガイドレール取付部
11 ネジ挿通孔
12 ガイドレール位置決め部
13 ガイドレール取付ネジ
14 下動阻止部
15 本体目盛
16 摺動孔
17 摺動凹部
18 摺動溝
19 係止部
20 位置合わせ表示部
21 裏板摺動溝
22 枢着軸取付孔
23 ガイド体位置決め用ストッパー
24 ガイド体保持部
25 挟持部嵌合部
3 ガイドレール
30 ネジ孔
4 スライダー
40 カッターホルダー
41 カッター
5 停止保持部材
50 停止保持部本体
51 停止保持部
52 停止位置表示部
53 裏板
54 裏板本体
55 摺動部
56 係合突起
57 隙間
58 裏板取付ネジ挿通孔
59 裏板取付ネジ
6 ガイド体
60 挟持部
61 把手部
62 ストッパー摺動溝
63 枢着軸
64 ガイド体目盛
Claims (8)
- 一側縁に沿ってガイドレールを取り付けた截断機本体と、前記ガイドレールに移動自在に取り付けられ、前記ガイドレールの両端部で停止するスライダーと、該スライダーに装着され、截断時に前記截断機本体の下面から突出して、前記一側縁に沿って移動するカッターと、を備えた紙截断機において、
前記スライダーの少なくとも一方の停止位置に、前記スライダーの停止状態を保持する停止保持部材を設けたことを特徴とする紙截断機。 - 前記停止保持部材は、作動位置で前記スライダーを停止状態に保持し、かつ、非作動位置で前記スライダーの移動を許容することを特徴とする請求項1に記載の紙截断機。
- 前記停止保持部材は、作動位置で前記カッタが前記截断機本体の下面から突出しないように前記スライダーの下動を阻止することを特徴とする請求項2に記載の紙截断機。
- 前記截断機本体および/または前記ガイドレールのスライダーが停止する位置に、前記カッタが前記截断機本体の下面から突出しないように前記スライダーの下動を阻止する下動阻止部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の紙截断機。
- 一端が前記截断機本体に枢着軸を介してヒンジ結合され、他端が截断方向に対して直角方向に引出自在のガイド体を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の紙截断機。
- 前記截断機本体の一端側に前記停止保持部材を、前記截断機本体の他端側に前記ガイド体をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項5に記載の紙截断機。
- 前記截断機本体および前記ガイド体は目盛を備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の紙截断機。
- カッターシートを前記枢着軸を介して截断機本体に一体的に取り付けたことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の紙截断機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003425783A JP2005177955A (ja) | 2003-12-22 | 2003-12-22 | 紙截断機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003425783A JP2005177955A (ja) | 2003-12-22 | 2003-12-22 | 紙截断機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005177955A true JP2005177955A (ja) | 2005-07-07 |
Family
ID=34785541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003425783A Pending JP2005177955A (ja) | 2003-12-22 | 2003-12-22 | 紙截断機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005177955A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009535532A (ja) * | 2006-04-28 | 2009-10-01 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | シート材料を基材に貼り付けるためのアプリケーター及びその方法 |
-
2003
- 2003-12-22 JP JP2003425783A patent/JP2005177955A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009535532A (ja) * | 2006-04-28 | 2009-10-01 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | シート材料を基材に貼り付けるためのアプリケーター及びその方法 |
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