JP2005177049A - 入浴用耳被覆具 - Google Patents

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JP2005177049A JP2003420472A JP2003420472A JP2005177049A JP 2005177049 A JP2005177049 A JP 2005177049A JP 2003420472 A JP2003420472 A JP 2003420472A JP 2003420472 A JP2003420472 A JP 2003420472A JP 2005177049 A JP2005177049 A JP 2005177049A
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Fumio Matsuo
富美男 松尾
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Abstract

【課題】頭部への着脱を片手で、しかも柔らかなタッチで行うことができ、また装着したままでも頭を洗うことができる入浴用耳被覆具を提供する。
【解決手段】耳を覆うための左右1対のパッド2と、両端に1対のパッド2がそれぞれ取り付けられ、弾性変形することによりパッド間の間隔を拡げることが可能な湾曲アーム3と、湾曲アーム3に設けられ、該アームを片手で弾性変形させることが可能な操作部14とを備えてなる。パッド2は湾曲アーム3の両端に互いに対向して設けられた軸11に回転自在に取り付けられている。パッド2は軸11に揺動自在に取り付けられている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、入浴用耳被覆具に関し、さらに詳細には、乳児の入浴(沐浴)の際に耳の中に湯が入らないように耳を覆うための被覆具に関する。
一般に、産院では沐浴の仕方として、耳に湯が入らないように乳児の両耳を片手で押さえるよう指導される。しかし、最近では 3,000g 台で出産するケースも少なくない。このような乳児は頭周りも大きく、どうしても両耳を片手で塞ぐことができない場合がある。他方、乳児に沐浴をさせる人(通常、母親や父親)の手が小さい場合なども、両耳を片手で塞ぐことができない。
従来、このような問題を解決するためのものとして、ヘッドフォンタイプの耳被覆具が提案されている(特許文献1参照)。しかし、この従来の被覆具は、乳児の頭部に片手で、しかも柔らかなタッチで着脱することが困難である。すなわち、沐浴時には片手で乳児の体を支えているため、自由に使えるのはもう片方の手であるが、その片方の手で着脱しようとすると、どうしても乱暴な扱いにならざるを得ない。また、頭を洗うときには、被覆具を取り外さなければならない。
実開平2−106216号公報
この発明は上記のような技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目的を達成するものである。
この発明の目的は、頭部への着脱を片手で、しかも柔らかなタッチで行うことができる入浴用耳被覆具を提供することにある。
この発明の別の目的は、装着したままでも頭を洗うことができる入浴用被覆具を提供することにある。
この発明は上記課題を達成するために、次のような手段を採用している。
すなわち、この発明は、耳を覆うための左右1対のパッドと、
両端に前記1対のパッドがそれぞれ取り付けられ、弾性変形することによりパッド間の間隔を拡げることが可能な湾曲アームと、
この湾曲アームに設けられ、該アームを片手で弾性変形させることが可能な操作部と
を備えてなる入浴用耳被覆具にある。
より具体的には、前記パッドは前記湾曲アームの両端に互いに対向して設けられた軸に回転自在に取り付けられている。また、前記パッドは前記軸に揺動自在に取り付けられている。また、前記パッドは前記軸に着脱自在に取り付けられている。
前記パッドはカップ状本体と、少なくともカップ状本体の周端面に設けられた軟質材料からなるライナーとを備えてなる。前記ライナーはカップ状本体に着脱自在に取り付けられている。
前記操作部は前記湾曲アームから互いに間隔を置いて前記パッドとは反対方向に延びる1対の握り片で構成される。前記湾曲アームは一方のパッド側のアーム部分と、他方のパッド側のアーム部分とが交差することにより形成されるループ状握り部を有し、この握り部によって前記操作部が構成される。
この発明によれば、パッドが取り付けられる弾性変形可能な湾曲アームに、該アームを片手で弾性変形させることが可能な操作部を設けたので、頭部への着脱を片手で、しかも柔らかなタッチで行うことができる。また、パッドを湾曲アームの両端に回転自在に取り付けることにより、湾曲アームを首側、あるいは頭の上というように自由に動かすことができ、したがって装着したままでも頭を洗うことができる。
図1は、この発明の実施形態を示す一部分解した斜視図、図2は一部断面で示す平面図である。耳被覆具1は、左右1対のパッド2と、これらのパッド2が両端にそれぞれに取り付けられる湾曲アームとを備えている。
パッド2はカップ状本体4と、その内面に配置されるライナー5とからなる。カップ状本体4は中央に筒状軸受6を有している。また、カップ状本体4は外周にフランジ部7を有し、このフランジ部7には複数の筒状突起8が周方向に間隔を置いて設けられている。
ライナー5は、この実施形態ではカップ状本体4と同様のカップ状をなし、外周にフランジ部9を有している。このフランジ部9には筒状突起8に対応した複数の穴10が形成されている。ライナー5は穴10に筒状突起8が嵌り込むことにより、カップ状本体4に着脱自在に取り付けられる。被覆具1の装着時に、ライナー5は耳(詳しくは耳殻)周囲の皮膚に柔らかく接し、しかも密着する必要があるので、シリコーンゴムなどの軟質材料で作られている。他方、カップ状本体4はジュラコン(POM)やABS樹脂などの硬質材料で作られている。
湾曲アーム3には、その両端内面に1対の筒状軸11が対向して設けられている。この筒状軸11の長さ方向中間部にはくびれ部12が形成されている。この筒状軸11がパッド2の筒状軸受6に嵌合することにより、パッド2が湾曲アーム3に着脱自在に取り付けられる。パッド2を湾曲アーム3に取り付けた状態で、パッド2は湾曲アーム3に対して回転自在である。また、筒状軸11はくびれ部12を持ち、カップ状本体4の表面には筒状軸受6を囲むように環状の逃げ凹部13が形成されているので、パッド2は筒状軸11の全周位置において揺動自在である。
パッド2の湾曲アームへの着脱を容易にし、またパッド2の揺動を円滑にするために、筒状軸受6及び筒状軸11には軸方向のスリットが複数設けられている。ライナー5を取り付けるための筒状突起8にも同様のスリットが設けられている。
湾曲アーム3は弾性変形することにより、1対のパッド2,2間の間隔を拡げることが可能である。湾曲アーム3を弾性変形させるための操作部は、この実施形態では、1対の握り片14,14からなっている。握り片14,14は湾曲アーム3の中央部から互いに間隔を置いてパッド2とは反対方向に延びるように形成されている。これら握り片14,14を片手で握ることにより、湾曲アーム3が弾性変形してパッド2,2間の間隔が拡がる。なお、湾曲アーム3もカップ状本体4と同様に、ジュラコン(POM)やABS樹脂などの硬質材料で作られる。
次に、上記実施形態のものの使用態様について、図3を参照しながら説明する。耳被覆具1は、乳児に沐浴させる前に予め装着しておいてもよいし、沐浴中に装着することもできる。いずれにしても、1対の握り片14,14を片手で握ることによりパッド2,2間の間隔を拡げる。そして、その状態でパッド2により耳を覆い、握りを弱めるというような操作をすることにより、被覆具1を柔らかなタッチで簡単に頭部に装着することができる。
パッド2は湾曲アーム3の軸11に対して揺動自在であるので、耳周囲の頭部分にフィットする。また、パッド2の内面には軟質材料からなるライナー5が設けられているので、乳児の皮膚に柔らかく接する。
図3では湾曲アーム3が乳児の首側に位置しているが、その付近の体を洗うときは湾曲アーム3をパッド2に対して上方に向けて回動させ、頭の上に位置させることができる。逆に頭を洗うときは、湾曲アーム3を下方に回動させ、図3に示すような位置にもたらすことができる。被覆具1を取り外すときは、握り片14,14を握ることにより、片手で簡単に取り外すことができる。
パッド2は湾曲アーム3から取り外すことができ、またカップ状本体4からライナー5を取り外すことができる。このため、カップ状本体4及びライナー5を洗い、あるいは滅菌処理をすることができ、パッド2を常に清潔な状態に保つことができる。
図4は別の実施形態を示す平面図である。(a)は湾曲アーム3の中央部を弾性変形部15とし、握り片14に指を通すリング部16を設けた例である。(b)は一方のパッド2側のアーム部分3aと他方のパッド2側のアーム部分3bとを交差させることにより、ループ状握り部17を形成した例である。このループ状握り部17を握ることにより、パッド2,2間の間隔を拡げることができる。
上記実施形態は例示にすぎず、この発明は種々の態様を採ることができる。例えば、上記実施形態では、カップ状本体4の内面全体に配置されるライナー5としたが、ライナーは皮膚に直接当たる部分、すなわちフランジ部分にのみ設けるようにしてもよい。
この発明の実施形態を示す一部分解した斜視図である。 同実施形態を一部断面で示す平面図である。 実施形態のものの使用態様を示す斜視図である。 別の実施形態を示す平面図である。
符号の説明
1 耳被覆具
2 パッド
3 湾曲アーム
4 カップ状本体
5 ライナー
6 筒状軸受
7 フランジ部
8 筒状突起
9 フランジ部
10 穴
11 筒状軸
12 くびれ部
13 逃げ凹部
14 握り片
17 ループ状握り部

Claims (8)

  1. 耳を覆うための左右1対のパッドと、
    両端に前記1対のパッドがそれぞれ取り付けられ、弾性変形することによりパッド間の間隔を拡げることが可能な湾曲アームと、
    この湾曲アームに設けられ、該アームを片手で弾性変形させることが可能な操作部と
    を備えてなる入浴用耳被覆具。
  2. 前記パッドは前記湾曲アームの両端に互いに対向して設けられた軸に回転自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の入浴用耳被覆具。
  3. 前記パッドは前記軸に揺動自在に取り付けられていることを特徴とする請求項2記載の入浴用耳被覆具。
  4. 前記パッドは前記軸に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項2又は3記載の入浴用耳被覆具。
  5. 前記パッドはカップ状本体と、少なくともカップ状本体の周端面に設けられた軟質材料からなるライナーとを備えてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の入浴用耳被覆具。
  6. 前記ライナーはカップ状本体に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項5記載の入浴用耳被覆具。
  7. 前記操作部は前記湾曲アームから互いに間隔を置いて前記パッドとは反対方向に延びる1対の握り片で構成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の入浴用耳被覆具。
  8. 前記湾曲アームは一方のパッド側のアーム部分と、他方のパッド側のアーム部分とが交差することにより形成されるループ状握り部を有し、この握り部によって前記操作部が構成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の入浴用耳被覆具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102085508B1 (ko) * 2019-07-12 2020-03-05 윤영진 유아 목욕용 귀마개

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