JPH08154712A - 腕装着機器用アダプタおよびそれを備えた腕装着機器用バンド - Google Patents

腕装着機器用アダプタおよびそれを備えた腕装着機器用バンド

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JPH08154712A
JPH08154712A JP29959794A JP29959794A JPH08154712A JP H08154712 A JPH08154712 A JP H08154712A JP 29959794 A JP29959794 A JP 29959794A JP 29959794 A JP29959794 A JP 29959794A JP H08154712 A JPH08154712 A JP H08154712A
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Japan
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arm
band
body cover
adapter
wearing device
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Withdrawn
Application number
JP29959794A
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English (en)
Inventor
Yoshito Uzawa
淑人 鵜沢
Masanao Hirose
雅尚 広瀬
Makoto Omuro
誠 大室
Masanori Iwata
正典 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C5/00Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
    • A44C5/0053Flexible straps

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通気性が良く汗を蒸発させ易いともに、容易
に取り外し可能な腕装着機器用アダプタおよびそれを備
えた腕装着機器用バンドを提供する。 【構成】 腕装着機器10の腕装着機器本体11および
バンド本体12の裏側に着脱自在に取り付けられ、該腕
装着機器本体11およびバンド本体12の裏側をそれぞ
れ覆う腕装着機器本体カバー部201とバンド本体カバ
ー部202とを有する腕装着機器用アダプタ20であっ
て、ゴム状弾性体からなり、前記腕装着機器本体カバー
部201および少なくとも該腕装着機器本体カバー部2
01の近傍の前記バンド本体カバー部202の腕と互い
に対向する面Fには、腕との接触面積を小とする凹部2
3,23‥または凸部24,24‥が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、腕時計などの
腕装着機器に用いるアダプタおよびそれを備えた腕装着
機器用バンドに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えば、腕時計用バンド
としては、例えば、ウレタンゴム製のものがよく使用さ
れている。
【0003】しかしながら、この種のウレタンゴム等か
らなる従来の腕時計用バンドは、腕とバンドとの間に汗
が溜まってしまうため、ヌルヌルしたり蒸れたりして、
使用者に不快感を与えていた。
【0004】そこで、従来、腕時計用バンドに汗が付着
した場合の不快感をなくすものとして、実開昭62−2
0394号によるものが提供されている(以下、従来例
1という。)。これは、腕時計バンドの内側(使用時に
腕と対向する側)に、リング状の吸汗性布帯ゴムを配設
するとともに、これら腕時計バンドおよび吸汗性布帯ゴ
ムを複数の通し輪で固定したものであり、該吸汗性布帯
ゴムにより腕の汗を吸収しようとするものである。
【0005】また、別のものとして、腕時計用バンドに
波形折曲部を多数形成し、該波形折曲部の各凹部にて手
首廻りに空気を流通させ、汗等を流通させるものが提供
されている(実開平3−13807号,以下、従来例2
という。)。
【0006】また、さらに別のものとして、腕時計用バ
ンドを構成するウレタンゴムに蛇腹部を形成するとも
に、上面側に窓部を形成し、該窓部からその上面が露出
するようにカーボンファイバー布を前記ウレタンゴムに
インサート成形したものが提供されている(特開昭62
−60511号,以下、従来例3という。)。これによ
れば、蛇腹部により、ウレタンゴム表面と手首廻りとの
接触面積を小として通気性を良くすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例1ないし3には、いずれも以下のような欠点があっ
た。すなわち、従来例1は、上述したように、吸汗性布
帯ゴムで腕の汗を吸収するものの、該吸汗性布帯ゴムで
吸収した汗を外部に逃がす場所(通気孔等)がないた
め、蒸発し難く、完全に不快感を取り除くことができな
いという問題があった。
【0008】一方、従来例2および3は、いずれも腕時
計用バンドのみに波形折曲部や蛇腹部等の加工が施され
ているため、時計本体の裏側と腕との間に溜まった汗ま
では除去することができない(通常、時計本体の裏側は
平面であり腕と密接するため通気性が悪い)という問題
があった。さらに、腕時計用バンド、特に、その裏側
は、汗等により汚れ易いが、通常、バンドは時計本体に
対しバネ棒等で取り付けられており、一般ユーザーは、
該バンドの取り外しが困難であるところから、該バンド
を容易に洗浄することができず、不潔になり易いという
問題があった。
【0009】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、通気性が良く汗を蒸発させ易いともに、容易に取
り外し可能な腕装着機器用アダプタおよびそれを備えた
腕装着機器用バンドを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の腕装着機
器用アダプタは、腕装着機器の腕装着機器本体およびバ
ンド本体の裏側に着脱自在に取り付けられ、該腕装着機
器本体およびバンド本体の裏側をそれぞれ覆う腕装着機
器本体カバー部とバンド本体カバー部とを有する腕装着
機器用アダプタであって、ゴム状弾性体からなり、前記
腕装着機器本体カバー部および少なくとも該腕装着機器
本体カバー部の近傍の前記バンド本体カバー部の腕と互
いに対向する面には、腕との接触面積を小とする凹部ま
たは凸部が設けられていることを特徴としている。
【0011】請求項2記載の腕装着機器用アダプタは、
請求項1記載の腕装着機器用アダプタにおいて、前記腕
装着機器本体カバー部または前記バンド本体カバー部に
は、腕との接触面積を小とする凹部または凸部に代え
て、腕との接触面積を小とする複数の貫通孔が設けられ
ていることを特徴としている。
【0012】請求項3記載の腕装着機器用アダプタは、
請求項1記載の腕装着機器用アダプタにおいて、前記腕
装着機器本体カバー部および前記バンド本体カバー部に
は、腕との接触面積を小とする凹部または凸部に代え
て、腕との接触面積を小とする複数の貫通孔が設けられ
ていることを特徴としている。
【0013】請求項4記載の腕装着機器用バンドは、腕
装着機器の腕装着機器本体およびバンド本体の裏側に着
脱自在に取り付けられ、該腕装着機器本体およびバンド
本体の裏側をそれぞれ覆う腕装着機器本体カバー部とバ
ンド本体カバー部とを有する腕装着機器用アダプタを備
えた腕装着機器用バンドであって、前記バンド本体に
は、複数の通気孔が形成され、前記腕装着機器用アダプ
タのうち、前記腕装着機器本体カバー部の腕と互いに対
向する面には、腕との接触面積を小とする凹部または凸
部が設けられるとともに、前記バンド本体カバー部の前
記バンド本体の複数の通気孔の位置に対応する位置に
は、複数の貫通孔が設けられ、前記バンド本体と前記バ
ンド本体カバー部との間には、該バンド本体カバー部の
前記複数の貫通孔を覆う布状の繊維質体が取り付けら
れ、該布状の繊維質体は、前記バンド本体の複数の通気
孔からその上面が露出していることを特徴としている。
【0014】請求項5記載の腕装着機器用バンドは、請
求項4記載の腕装着機器用バンドにおいて、前記腕装着
機器本体カバー部には、腕との接触面積を小とする凹部
または凸部に代えて、腕との接触面積を小とする複数の
貫通孔が設けられていることを特徴としている。
【0015】
【作用】請求項1記載の腕装着機器用アダプタでは、前
記腕装着機器本体カバー部と少なくとも該腕装着機器本
体カバー部の近傍のバンド本体カバー部の腕と互いに対
向する面には、腕との接触面積を小とする凹部または凸
部が設けられているため、その領域間において、通気性
が良く汗を蒸発させ易い。また、本腕装着機器用アダプ
タは、腕装着機器から着脱自在であるため、洗浄し易
い。
【0016】請求項2記載の腕装着機器用アダプタで
は、請求項1記載の腕装着機器用アダプタにおいて、前
記腕装着機器本体カバー部または前記バンド本体カバー
部には、腕との接触面積を小とする凹部または凸部に代
えて、腕との接触面積を小とする貫通孔が設けられてい
るため、請求項1記載の腕装着機器用アダプタと同様、
通気性が良く汗を蒸発させ易い。また、同様に、本腕装
着機器用アダプタは、腕装着機器から着脱自在であるた
め、洗浄し易い。
【0017】請求項3記載の腕装着機器用アダプタで
は、請求項1記載の腕装着機器用アダプタにおいて、前
記腕装着機器本体カバー部および前記バンド本体カバー
部には、腕との接触面積を小とする凹部または凸部に代
えて、腕との接触面積を小とする貫通孔が設けられてい
るため、請求項1記載の腕装着機器用アダプタより一層
通気性が良く汗を蒸発させ易い。また、同様に、本腕装
着機器用アダプタは、腕装着機器から着脱自在であるた
め、洗浄し易い。
【0018】請求項4記載の腕装着機器用バンドでは、
前記腕装着機器本体カバー部およびバンド本体カバー部
の腕との対向面はいずれも通気性が良く、特に、バンド
本体カバー部の対向面については、前記バンド本体カバ
ー部の貫通孔、布状の繊維質体、バンド本体の通気孔を
通じて汗が蒸発し易い。また、前記腕装着機器用アダプ
タは、着脱自在であるため、洗浄し易い。
【0019】請求項5記載の腕装着機器用アダプタを備
えた腕装着機器用バンドでは、請求項4記載の腕装着機
器用バンドにおいて、前記腕装着機器本体カバー部に
は、腕との接触面積を小とする凹部または凸部に代え
て、腕との接触面積を小とする複数の貫通孔が設けられ
ているため、請求項4記載の腕装着機器用バンドと同
様、汗が蒸発し易く、また、腕装着機器用アダプタは、
着脱自在であるため、洗浄し易い。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。まず、図1を参照して第1の実施例を説明す
る。同図(a)は、本実施例の腕時計(腕装着機器)用
アダプタを備えた腕時計(腕装着機器)の背面図であ
り、(b)は、同側面図である(但し、(b)では、時
計本体(腕装着機器本体)は省略している)。図におい
て、符号10は腕時計であり、腕時計10は、時計本体
11とバンド本体12とを備えた構成とされている。ま
た、符号20は腕時計用アダプタである。腕時計用アダ
プタ20は、腕時計10に取り付けられたとき、時計本
体11を覆う時計本体カバー部201と、バンド本体1
2を覆うバンド本体カバー部202とからなっている。
なお、バンド本体12および腕時計用アダプタ20は、
いずれもウレタンゴム製である。
【0021】図1(b)に示すように、腕時計用アダプ
タ20は、側面視波形に形成されており、腕時計10が
腕に取り付けられたとき(図3参照)に、その腕と互い
に対向する面Fは、前記波形を構成する凹凸部23,2
3‥,24,24‥により、腕との接触面積が小となる
ように形成されている。
【0022】また、図2(a)および図1に示すよう
に、腕時計用アダプタ20のバンド本体カバー部202
の面Fに形成された凹部23,23‥の斜面の部分に
は、通気孔21,21‥が複数設けられている。これら
の通気孔21,21‥は、図2(a)示上方から見た開
口縁部が漸次外方に向かって広がるテーパ面22,22
‥とされており、これにより、通気孔21,21‥の通
気性がさらに良好となっている。通気孔21,21‥が
形成されていることにより、腕時計用アダプタ20のバ
ンド本体カバー部202の面Fと腕との間の通気性がさ
らに向上し、腕から生じた汗が蒸発し易いようになって
いる。また、通気孔21,21‥が設けられていること
から、バンド本体カバー部202自体が撓み易く(柔ら
かく)なり、腕に取り付けたときに該バンド本体カバー
部202がクッションとなり、フィット感が増すように
なっている。
【0023】また、図3に示すように、バンド本体12
にも複数の通気孔12a,12a‥が設けられている。
このため、バンド本体カバー部202の通気孔21,2
1‥から出た汗をバンド本体12の通気孔12a,12
a‥からも逃がしてやることができ、一層通気性が良く
なっている。また、図2(a)に示すように、前記通気
孔21,21‥は、前記凹部23,23‥の斜面の部分
に形成されているが、これは、腕と直接接触する凸部2
4,24‥に形成した場合には、通気孔21,21‥の
開口部が腕と接触しつつ移動する(ずれる)ことにより
不快感を与えるし、一方、凹部23,23‥の最下点2
5,25‥に設けると、バンド本体12の裏側と接触す
るため、該通気孔21,21‥の一部が塞がれてしま
い、通気性が阻害されてしまうためである。
【0024】図1に示すように、腕時計用アダプタ20
の長さLは、バンド本体12に形成されたバンド止め孔
15,15‥を塞がない程度の長さであり、しかも腕時
計10が腕に取り付けられたとき(図3参照)に、その
手首の上部半周以上に亘るよう十分な長さとされてい
る。また、図2(b)に示すように、腕時計10に対す
る腕時計用アダプタ20の取り付けは、バンド本体12
に設けられた鈎状突部13,13‥を、腕時計用アダプ
タ20のバンド本体カバー部202に形成された孔部1
4,14‥に相対的に進入させる、いわゆるホック方式
で行われ、該腕時計用アダプタ20は、腕時計10に対
して容易に着脱自在となっている。
【0025】なお、本実施例の腕時計用アダプタ20
は、ウレタンゴム製としたが、これに代えてシリコンゴ
ム製としても良い。また、本実施例では、バンド本体1
2に通気孔12a,12a‥を設けたが、本発明におい
ては、これらの通気孔は必須のものではない。また、本
実施例では、バンド本体がウレタンゴム製の腕時計に腕
時計用アダプタ20を取り付けたが、本発明では、バン
ド本体の素材は、ウレタンゴムに限定されるわけではな
く、合成皮革や天然皮革や金属その他のものについても
広く利用できる。さらに、本実施例では、腕時計を対象
としたが、本発明は、これに限定することなく、腕に装
着する機器であれば、万歩計、血圧形、電卓、電子計算
機、電子辞書、呼出ベル等各種のものでもよい。
【0026】本実施例によれば、腕時計用アダプタ20
がバンド本体カバー部202のみならず時計本体カバー
部201をも備えた構成とされているため、これらの領
域間において、通気性が良く、腕から出た汗を蒸発させ
易い。また、腕時計用アダプタ20は、腕時計10自体
とは別体であり、これを容易に腕時計10から取り外す
ことができるため、洗浄し易い。またさらに、従来の、
例えばウレタンゴムからなるバンドは、素材自体が硬い
ため柔軟性がなく、撓み難かったため、装着時において
バンドが腕によく馴染まず、腕とバンドとの間に隙間が
空き、フィット感が良くないという問題があったが、上
記のように、腕時計用アダプタ20は、波状に形成さ
れ、しかも、通気孔21,21‥が形成されているた
め、撓み易くクッションとなって、良好なフィット感が
得られる。
【0027】さらに、従来の、例えばウレタンゴムから
なるバンドでは、ウレタンゴムの素材自体、肌に当たっ
た感触がベタつくような不快感を与えるものであった
が、本実施例では、肌との接触面積が小であるため、こ
れらの不快感が最小限に抑えられる。また、腕時計用ア
ダプタ20がバンド本体カバー部202のみならず、時
計本体カバー部201をも備え、時計本体11の裏側ま
でカバーしているため、時計本体11の金属製の裏蓋が
直接肌にあたるのが防止される。これにより、冬期の使
用においても金属の冷たさが防止されるとともに、ま
た、金属アレルギーに対しても有効である。
【0028】つぎに、上記第1の実施例の変形例につい
て説明する。まず、第1の変形例を図4に示す。腕時計
用アダプタ30のうち、時計本体カバー部(図示せず)
は、前記腕時計用アダプタ20と同様、波形に形成され
ているが、バンド本体カバー部302は、その左右方向
中点Xからに漸次各々図示下方に向かって傾斜する傾斜
面31,31‥が形成されている。この第1の変形例で
は、傾斜面31,31‥を通じて汗が逃げ易いようにな
っている。
【0029】第2の変形例を図5に示す。腕時計用アダ
プタ40のうち、時計本体カバー部401は、前記の例
と同様、波形形状である(以下、第3,4の変形例につ
いても同様)が、バンド本体カバー部402には、図示
上方に向けて突出する球状突部41,41‥が複数設け
られている。これにより、腕との接触面積が小となり通
気性が良くなっている。
【0030】第3の変形例を図6に示す。腕時計用アダ
プタ50のバンド本体カバー部502には、複数の襞5
1,51‥が設けられ、前記例と同様に、腕との接触面
積が小となっている。
【0031】第4の変形例を図7に示す。腕時計用アダ
プタ60のバンド本体カバー部602に、溝61,61
‥が形成されており、該溝61,61‥は溜まった汗が
流出し易い形状とされている。
【0032】つぎに、図8(a)を参照して、第2の実
施例について説明する。前記第1の実施例では、バンド
本体カバー部202が側面視波形形状とされることによ
り、腕との接触面積が小となっているのに対し、本実施
例の腕時計用アダプタ70では、バンド本体カバー部7
02が格子状に形成されており、そこには、腕との接触
面積を小とする複数の貫通孔73,73‥が設けられて
いる。したがって、この第2の実施例によっても通気性
が良く、腕から出た汗を蒸発させ易い。なお、この第2
の実施例では、図示しない時計本体カバー部は、前記第
1の実施例と同様に、側面視波形形状とされるととも
に、腕時計用アダプタの腕時計に対する取り付けも、い
わゆる着脱自在なフック方式とされている。また、同
(b)に示すように、腕との接触面Fの通気性を良くす
るための段差Yを設けてもよい。
【0033】つぎに、図9ないし図11を参照して、第
3の実施例について説明する。図9に示すように、腕時
計80のバンド本体82には、複数の通気孔83,83
‥が形成されている。また、腕時計用アダプタ90の時
計本体カバー部901は、側面視波形形状とされてい
る。またさらに、バンド本体カバー部902は、側面視
直線状に形成され、かつ、該バンド本体カバー部902
のバンド本体82の前記通気孔83,83‥の位置に対
応する位置には、複数の貫通孔91,91‥が形成され
ている。また、バンド本体82とバンド本体カバー部9
02との間には、前記複数の貫通孔91,91‥を覆う
布状の繊維質体A(例えば、メッシュ、機能性ニット
等)が取り付けられている。そして、この布状の繊維質
体Aは、バンド本体82の複数の通気孔83,83‥か
らその上面が露出した状態となっている(図10参
照)。
【0034】本実施例によっても、前記時計本体カバー
部901およびバンド本体カバー部902ともに腕との
対向面Fはいずれも通気性が良く、特に、バンド本体カ
バー部902の対向面Fについては、前記腕時計用アダ
プタの貫通孔91,91‥、布状の繊維質体A、バンド
本体82の通気孔83,83‥を通じて汗が蒸発し易
い。本実施例では、前記実施例と異なり、布状の繊維質
体Aにより、積極的に汗を吸収し、これを外気に触れさ
せ、外気温や体温等により蒸発させようとするものであ
る。したがって、バンド本体カバー部902は、腕との
接触面積を大とするため、波形ではなく、直線状に形成
されている。前記腕時計用アダプタ90は、取り外しが
可能であるため、洗浄し易い。また、図10に示すよう
に、腕時計の上面から布状の繊維質体Aが見えるため、
この色を変えたり、材質、模様等に変化をもたせること
により、デザイン性が向上する。
【0035】なお、以上説明した本実施例においては、
時計本体カバー部の腕との対向面をいずれも凹凸面とし
たが、これに代えて腕との接触面積を小とする貫通孔
(例えば、図8に示す形状のもの等)を複数設けてもよ
い。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の腕装着機器用アダプタに
よれば、前記腕装着機器本体カバー部と少なくとも該腕
装着機器本体カバー部の近傍のバンド本体カバー部の腕
と互いに対向する面には、腕との接触面積を小とする凹
部または凸部が設けられているため、その領域間におい
て、通気性が良く汗を蒸発させ易いという効果が得られ
る。また、本腕装着機器用アダプタは、腕装着機器から
着脱自在であるため、洗浄し易いという効果が得られ
る。
【0037】請求項2記載の腕装着機器用アダプタによ
れば、請求項1記載の腕装着機器用アダプタにおいて、
前記腕装着機器本体カバー部または前記バンド本体カバ
ー部には、腕との接触面積を小とする凹部または凸部に
代えて、腕との接触面積を小とする貫通孔が設けられて
いるため、請求項1記載の腕装着機器用アダプタと同
様、通気性が良く汗を蒸発させ易いという効果が得られ
る。また、同様に、本腕装着機器用アダプタは、腕装着
機器から着脱自在であるため、洗浄し易いという効果が
得られる。
【0038】請求項3記載の腕装着機器用アダプタによ
れば、請求項1記載の腕装着機器用アダプタにおいて、
前記腕装着機器本体カバー部および前記バンド本体カバ
ー部には、腕との接触面積を小とする凹部または凸部に
代えて、腕との接触面積を小とする貫通孔が設けられて
いるため、請求項1記載の腕装着機器用アダプタよりも
一層通気性が良く汗を蒸発させ易いという効果が得られ
る。また、同様に、本腕装着機器用アダプタは、腕装着
機器から着脱自在であるため、洗浄し易いという効果が
得られる。
【0039】請求項4記載の腕装着機器用バンドによれ
ば、前記腕装着機器本体カバー部およびバンド本体カバ
ー部の腕との対向面はいずれも通気性が良く、特に、バ
ンド本体カバー部の対向面については、前記バンド本体
カバー部の貫通孔、布状の繊維質体、バンド本体の通気
孔を通じて汗が蒸発し易いという効果が得られる。ま
た、前記腕装着機器用アダプタは、着脱自在であるた
め、洗浄し易いという効果が得られる。
【0040】請求項5記載の腕装着機器用アダプタを備
えた腕装着機器用バンドによれば、請求項4記載の腕装
着機器用バンドにおいて、前記腕装着機器本体カバー部
には、腕との接触面積を小とする凹部または凸部に代え
て、腕との接触面積を小とする複数の貫通孔が設けられ
ているため、請求項4記載の腕装着機器用バンドと同
様、汗が蒸発し易く、また、腕装着機器用アダプタは、
着脱自在であるため、洗浄し易いという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の第1の実施例である腕時計
用アダプタおよびそれを用いた腕時計用バンドを示す背
面図、(b)は、同側面図である。
【図2】(a)は、同腕時計用アダプタを上方から見た
拡大斜視図であり、(b)は、下方から見た拡大斜視図
である。
【図3】同腕時計用バンドを腕に取り付けた状態を示す
斜視図である。
【図4】第1の実施例の第1変形例を示し、(a)は背
面から見たバンド本体カバー部の拡大斜視図、(b)は
C−C’線縦断面図である。
【図5】同第2変形例を示し、(a)は背面から見たバ
ンド本体カバー部の拡大斜視図、(b)は縦断面図であ
る。
【図6】同第3変形例を示し、(a)は背面から見たバ
ンド本体カバー部の拡大斜視図、(b)は縦断面図であ
る。
【図7】同第4変形例のバンド本体カバー部の背面から
見た拡大斜視図である。
【図8】(a)は、本発明の第2の実施例のバンド本体
カバー部を示す拡大斜視図であり、(b)は、その変形
例である。
【図9】(a)は、本発明の第3の実施例を示す背面図
であり、(b)は同側面図である。
【図10】同実施例を示す正面図である。
【図11】同実施例のバンド本体カバー部を背面からみ
た拡大斜視図である。
【符号の説明】
10 腕時計(腕装着機器) 11 時計本体(腕装着機器本体) 12 バンド本体 20 腕時計用アダプタ(腕装着機器用アダプタ) 23 凹部 24 凸部 30 腕時計用アダプタ(腕装着機器用アダプタ) 31 傾斜面(凹部) 40 腕時計用アダプタ(腕装着機器用アダプタ) 41 球状突部(凸部) 50 腕時計用アダプタ(腕装着機器用アダプタ) 51 襞(凸部) 60 腕時計用アダプタ(腕装着機器用アダプタ) 61 溝(凹部) 70 腕時計用アダプタ(腕装着機器用アダプタ) 73 貫通孔 80 腕時計(腕装着機器) 82 バンド本体 83 通気孔 90 腕時計用アダプタ(腕装着機器用アダプタ) 91 貫通孔 201 時計本体カバー部(腕装着機器本体カバー部) 202 バンド本体カバー部 302 バンド本体カバー部 401 時計本体カバー部(腕装着機器本体カバー部) 402 バンド本体カバー部 501 時計本体カバー部(腕装着機器本体カバー部) 502 バンド本体カバー部 602 バンド本体カバー部 702 バンド本体カバー部 901 時計本体カバー部(腕装着機器本体カバー部) 902 バンド本体カバー部 A 布状の繊維質体 F 腕と互いに対向する面 Y 段差(凹部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大室 誠 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 岩田 正典 東京都江東区亀戸6丁目31番1号 セイコ ー電子工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腕装着機器の腕装着機器本体およびバン
    ド本体の裏側に着脱自在に取り付けられ、該腕装着機器
    本体およびバンド本体の裏側をそれぞれ覆う腕装着機器
    本体カバー部とバンド本体カバー部とを有する腕装着機
    器用アダプタであって、 ゴム状弾性体からなり、 前記腕装着機器本体カバー部および少なくとも該腕装着
    機器本体カバー部の近傍の前記バンド本体カバー部の腕
    と互いに対向する面には、腕との接触面積を小とする凹
    部または凸部が設けられていることを特徴とする腕装着
    機器用アダプタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の腕装着機器用アダプタに
    おいて、 前記腕装着機器本体カバー部または前記バンド本体カバ
    ー部には、腕との接触面積を小とする凹部または凸部に
    代えて、 腕との接触面積を小とする複数の貫通孔が設けられてい
    ることを特徴とする腕装着機器用アダプタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の腕装着機器用アダプタに
    おいて、 前記腕装着機器本体カバー部および前記バンド本体カバ
    ー部には、腕との接触面積を小とする凹部または凸部に
    代えて、 腕との接触面積を小とする複数の貫通孔が設けられてい
    ることを特徴とする腕装着機器用アダプタ。
  4. 【請求項4】 腕装着機器の腕装着機器本体およびバン
    ド本体の裏側に着脱自在に取り付けられ、該腕装着機器
    本体およびバンド本体の裏側をそれぞれ覆う腕装着機器
    本体カバー部とバンド本体カバー部とを有する腕装着機
    器用アダプタを備えた腕装着機器用バンドであって、 前記バンド本体には、複数の通気孔が形成され、 前記腕装着機器用アダプタのうち、前記腕装着機器本体
    カバー部の腕と互いに対向する面には、腕との接触面積
    を小とする凹部または凸部が設けられるとともに、 前記バンド本体カバー部の前記バンド本体の複数の通気
    孔の位置に対応する位置には、複数の貫通孔が設けら
    れ、 前記バンド本体と前記バンド本体カバー部との間には、
    該バンド本体カバー部の前記複数の貫通孔を覆う布状の
    繊維質体が取り付けられ、 該布状の繊維質体は、前記バンド本体の複数の通気孔か
    らその上面が露出していることを特徴とする腕装着機器
    用アダプタを備えた腕装着機器用バンド。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の腕装着機器用バンドにお
    いて、 前記腕装着機器本体カバー部には、腕との接触面積を小
    とする凹部または凸部に代えて、腕との接触面積を小と
    する複数の貫通孔が設けられていることを特徴とする腕
    装着機器用アダプタを備えた腕装着機器用バンド。
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