JP2005176835A - 食材の供給装置及び供給方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造で食材を潰したり練ることなく、形状をくずさないようにしてホッパーから計量部まで搬送し、計量部で食材を一定の量に計量、分別し、次の工程へ供給する食材の供給装置及び供給方法を提供する。
【解決手段】 ホッパー3の下部と第1配管4のホッパー側端部との間に、ホッパー3から2食材を吸引するとともに、該吸引した食材2を第1配管4に押し出すピストンポンプ7を設ける。ホッパー3の下部とピストンポンプ7との間に吸引側バルブ8を、ピストンポンプ7と第1配管4との間に吐出側バルブ9をそれぞれ設け、吸引側バルブ8を開き、吐出側バルブ9を閉じたときにピストンポンプ7が食材2を吸引し、吸引側バルブ8を閉じ、吐出側バルブ9を開いたときにピストンポンプ7が食材を押し出すように設定し、ピストンポンプ7にて第1配管4に食材2を連続的に押し出す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、食材を潰したり練ることなく、食材の形状をくずさないようにして一定の量を分別し、次の工程へ供給する食材の供給装置及び供給方法に係り、例えば、焼売自動成形機によって焼売を自動的に成形する際に、食材としての具材を良好な状態で、焼売皮の上に一定量ずつ供給するのに使用される食材の供給装置及び供給方法に関する。
従来、焼売自動成形機等で多く使用されている食材の定量供給装置として、例えば、電動機によって回転する押し込み羽根を備えたホッパーの下端にギアポンプを設け、該ギアポンプの下端に、切替コックを有する三方開口の計量部を設け、第1の開口はギアポンプに、第2の開口は食材を次工程へ搬送する配管に、第3の開口は計量ピストンに連動するカム機構にそれぞれ連結したものがある。この定量供給装置は、食材をホッパーに投入し、押し込み羽根とギアポンプとによって食材を計量部に定量ずつ導入し、計量部では、切替コックが第1開口と第3開口,第3開口と第2開口とを交互に繋ぐように往復動し、これと同時に計量ピストンが、吸引,押し出しの往復動をすることで前記配管を介して、次工程へ食材を定量供給するようにしている(特許文献1参照。)。
また、スクリューコンベアを備えた横型ホッパーの送出側に、食材を次工程へ搬送する配管を接続し、該配管途中に設けた圧力調整弁により配管内の圧力を調整して次工程へ食材を定量供給するもの(特許文献2参照。)や、横型ホッパーの底部に設けたスクリューコンベアによって食材をパドルポンプ等のポンプに送り込み、該ポンプの吐出口に食材を次工程へ搬送する配管を接続し、該配管の途中に定圧シリンダを設け、定圧シリンダの移動距離によってポンプを変速し、配管内の圧力を調整して次工程へ食材を定量供給するもの(特許文献3参照。)がある。さらに、筒状のケーシング内にスクリューコンベアを設けるとともに、ケーシングの外部から内部に加圧気体を送り込む気体導入手段を設け、付着性のある食材でも予め設定した一定量の食材を次工程へ搬送することができるようにしたものがある(特許文献4参照)。
特開昭49−126866号公報 特開昭52−102483号公報 特開2003−24027号公報 特開平9−313152号公報
食材の供給装置で搬送される食材は、野菜、エビ、肉片等、いろいろな材料が混入しているため、非常に流動性の悪い条件でホッパーから計量部へ搬送され、該計量部で計量、分別後、次工程へ供給されている。そのため、食材の搬送は、食材を相応に加圧した状態で行われていた。一方、調理加工食品は、いかにも機械で製造した印象を与える均質なものは好まれず、手作りに近い、食材の形状や食感が残っているものが好まれる。すなわち、食材の供給装置には、できるだけ食材が潰されたり練られたりせず、手作りに近い状態で食材を計量、分別して、次工程へ供給することが望まれている。
しかし、上述の特許文献1のものでは、押し込み羽根と、ギアポンプを使用しているため、押し込み羽根やギアポンプの歯によって、食材は潰され、相当練り込まれた状態になっていた。また、ギアポンプを省略して押し込み羽根だけで食材を搬送しようとすると、押し込み羽根の押し込む能力を高める必要があり、押し込み羽根のスクリューとホッパー内壁との隙間を小さくしたり、押し込み羽根の回転数を上げたり、押し込み羽根一回転あたりの食材の送り量が増すような羽根形状にする等の対策が必要になる。これらの対策により、定量性は上がるものの、食材は押し込み羽根により剪断、分断され易くなり、食材は潰され、相当練り込まれた状態になってしまう。
特許文献2のものでも、食材はスクリューコンベアにより剪断、分断されることから、前述のものと同様に、食材は潰され、練り込まれた状態になり、また、特許文献3のものでも、食材をポンプに送り込むためのスクリューコンベアによって食材が潰され、練り込まれた状態になってしまう。さらに、パドルポンプを用いるものでは、パドルポンプは、回転するパドルが食材を押してゆく形式であることから、比較的食材を剪断、分断することがないが、吸引口と吐出口との間でケーシングが90度曲がっているため、回転するパドルと曲がったケーシングに囲まれた空間で食材が剪断、分断されてしまい練り込みが進行していた。
このように、ギアポンプや押し込み羽根を使用した供給方法、スクリューやパドル等で食材の搬送を補助する機構が含まれる供給方法、あるいはパドルポンプ、スネークポンプ等、回転運動を利用したポンプによる搬送方法等、食材を搬送する経路中に、連続回転する機構を有するものでは、食材の潰れや練りをなくすことはできなかった。
また、従来の供給方法で食材を搬送する場合、製品になったときに求められている品質や、手作り風の食感及び具材の存在感等が実現されるよう、工程中での食材の潰れ、崩れ、練りを想定した前処理が必要であり、食材のサイズを大きくしたり、食材の量を増したり、混合のダメージをなるべく抑えなければならなかった。しかしながら、存在感を高めたい食材は高価格である場合が多く、潰れることを想定して多量に使用した場合、製品コストが高くなっていた。また、食材の潰れや練りの度合は、それぞれの食材の物性や運転条件等で異なってくるため、新製品や改訂品を新たに製造しようとするとき、前処理段階での品質から出来上がった製品の品質を予測するのは困難であり、製品開発の効率を著しく落としていた。
そこで本発明は、簡単な構造で食材を潰したり練ることなく、形状をくずさないようにしてホッパーから計量部まで搬送し、計量部で食材を一定の量に計量、分別した後、次の工程へ食材を供給することのできる食材の供給装置及び供給方法を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため第1の発明は、食材投入用のホッパーと、該ホッパーから食材を搬送する第1配管と、該第1配管で搬送された食材を一定の量に分別する計量部と、前記計量部から次工程へ食材を搬送する第2配管とを備えた食材の供給装置において、前記ホッパーの下部と前記第1配管のホッパー側端部との間に、前記ホッパーから前記食材を吸引するとともに、該吸引した食材を前記第1配管に押し出すピストンポンプを設け、前記ホッパーの下部と前記ピストンポンプとの間に吸引側バルブを、前記ピストンポンプと前記第1配管との間に吐出側バルブをそれぞれ設け、前記吸引側バルブを開き、前記吐出側バルブを閉じたときに前記ピストンポンプが前記ホッパーから前記食材を吸引し、前記吸引側バルブを閉じ、前記吐出側バルブを開いたときに前記ピストンポンプが第1配管へ食材を押し出すように設定したことを特徴としている。
第2の発明では、前記ホッパーの下部に、前記ピストンポンプを複数設け、前記ホッパーと各ピストンポンプの吸入口とを選択的に連結する吸引側バルブと、前記第1配管と前記各ピストンポンプの吐出口とを選択的に連結する吐出側バルブとを設け、1つのピストンポンプが前記食材を押し出している間に、他のピストンポンプがホッパーから前記食材を吸引するように設定したことを特徴としている。
第3の発明では、前記計量部は、前記第1配管に連通する第1切替通路と、前記第2配管に連通する第2切替通路と、計量ピストンに連通する第3切替通路とから成る三方通路と、該三方通路の交差部に配設される切替コックとを有し、前記計量ピストンは、往復駆動手段により食材を吸引、圧送し、前記切替コックは、回転駆動手段によって回動し、前記第1切替通路と前記第3切替通路とを連通させる第1位置と、前記第2切替通路と前記第3切替通路とを連通させる第2位置とに交互に停止し、切替コックが前記第1位置に停止すると前記計量ピストンが切替コックを介して前記第1配管から食材を吸引し、切替コックが前記第2位置に停止すると前記計量ピストンが切替コックを介して前記第2配管に食材を圧送するように設定されていることを特徴としている。
第4の発明では、前記第1配管の前記計量部近傍に配設される圧力センサと、前記ピストンポンプの押圧力を調節する電空レギュレータと、前記圧力センサで測定した圧力値に応じて、前記電空レギュレータのバルブ開度を調節することにより、前記第1配管内の圧力を予め設定された圧力に制御するシーケンサーとを備えていることを特徴としている。
第5の発明では、請求項1乃至4記載のいずれかの食材の供給装置を用いて食材を前記ホッパーから前記計量部へ搬送する方法であって、前記ホッパーに投入された食材を、前記吸引側バルブを開き、前記吐出側バルブを閉じた後に、前記ピストンポンプのシリンダ内に吸引する食材吸引工程と、前記吸引側バルブを閉じ、前記吐出側バルブを開いて、前記シリンダ内の食材を前記第1配管へ押し出す食材押出工程とを連続して行い、前記食材を前記第1配管を介して前記計量部へ連続的に搬送することを特徴としている。
第6の発明では、前記食材にエビが含められることを特徴としている。
第1の発明では、食材の搬送にピストンポンプを用い、ホッパーから計量部までの食材搬送部分に、連続回転する機構が用いられることがないので、食材を剪断、分断して潰したり練ることなく、原形を保った状態で計量部まで食材を搬送することができる。また、食材を押し出す圧力を、容易に一定にすることができる。
第2の発明では、複数のピストンポンプを交互に吸引、押し出し作動させることにより、食材を間断なく第1配管に押し出すことができ、効率よく食材を計量部まで搬送することができる。
第3の発明では、計量部でも計量ピストンを用いて食材を一定の量に分別することから、食材を潰したり練ることがなく、原形を保った状態で計量部から次の工程まで食材を搬送することができる。
第4の発明では、シーケンサーが圧力センサからの圧力値に応じて電空レギュレータのバルブ開度を調節し、前記ピストンポンプの押圧力を調節することにより、第1配管内の圧力を予め設定された所定の圧力に制御することができるので、供給装置や食材の温度変化、食材に使用する原料のばらつきや混合等の前処理のばらつきによる食材の物性変化、配合の変更等による食材の物性変化等によって第1配管内の圧力が一時的に変動することがあっても、自動的に第1配管内の圧力を所定の圧力に戻すことができる。
第5の発明では、前記第1の発明乃至第4の発明に記載された食材の供給装置を用いて食材を搬送、供給することで、食材が搬送中に潰れたり練られたりすることがなく、手作りに近い状態の高品質な食品を製造することができる。
第6の発明では、ぷりぷりとした食感が好まれるエビを、潰したり練ったりすることなく搬送、供給することができ、エビが含まれる食品の品質向上を図ることができる。
以下、本発明の各形態例を図面に基づいて詳しく説明する。図1乃至図3は、本発明の第1形態例を示すもので、食材の供給装置1は、食材2を投入するホッパー3と、該ホッパー3から食材2を搬送する第1配管4と、該第1配管4で搬送された食材2を一定量に分別する計量部5と、該計量部5から次工程へ食材2を搬送する第2配管6とを備えている。ホッパー3の下部と第1配管4のホッパー側端部との間には、ホッパー3から食材2を吸引するとともに、該吸引した食材2を第1配管4に押し出すピストンポンプ7が連結されている。ホッパー3の下部とピストンポンプ7との間には吸引側バルブ8が設けられ、ピストンポンプ7と第1配管4との間には吐出側バルブ9が設けられている。
ピストンポンプ7は、シリンダ7aの中心軸がホッパー3の中心軸と直交するように設けられ、シリンダ7aの先端側には、ホッパー3の下端部と連通する吸引口7b及び第1配管4の端部と連通する吐出口7cとが設けられ、シリンダ7aの内部にはピストン7dが往復動可能に収容されている。ピストンポンプ7と吸引側バルブ8と吐出側バルブ9とは、吸引側バルブ8を開き、吐出側バルブ9を閉じたときに、ピストン7dを引いて食材2をシリンダ7c内に吸引し、吸引側バルブ8を閉じ、吐出側バルブ9を開いたときに、ピストン7dを押してシリンダ7c内の食材2を第1配管4に押し出すように設定されている。
計量部5は、第1配管4から導入される食材2を一定の量に分別するもので、矩形体状の切替コックケース10に、前記第1配管4に連通する第1切替通路11と、次工程へ食材を搬送する第2配管6に連通する第2切替通路12と、計量ピストン14に連通する第3切替通路13とから成る三方通路11〜13が設けられると共に、この三方通路11〜13の交差部に球状の切替コック15が設けられている。この切替コック15は、食材導入・導出用の連通路15aを備えており、図示しない回転駆動手段によって90度ずつ回転操作され、図1に示されるような第1切替通路11と、連通路15aと、第3切替通路13とが連通する第1位置と、図2に示されるような第2切替通路12と、連通路15aと、第3切替通路13とが連通する第2位置とに交互に停止するようになっている。また、この機構で食材2を確実に定量分別させるためには、第1配管4から圧入される食材2の圧力を一定にすることが求められるので、第1配管4の途中に圧力計16を設け、ピストンポンプ7の押し圧を調整するようにしている。
このように形成された食材の供給装置1を用いて、食材2を一定の量に分別し、次の工程へ供給する際には、事前に混合処理された食材2をホッパー3に投入し、吐出側バルブ9を閉じ、吸引側バルブ8を開いてピストンポンプ7のピストン7dを引き、ホッパー3からシリンダ7c内に食材2を吸引する。その後、吸引側バルブ8を閉じ、吐出側バルブ9を開いてピストン7dを第1配管4方向へ押し、シリンダ7c内の食材を第1配管4内へ押し出す。この工程を繰り返し、計量部5までの第1配管4内が食材2で満たされた後、ピストンポンプ7の押し圧を圧力計16で確認し、一定圧力に調整して、計量部5による計量動作を開始する。
計量部5では、まず切替コック15を回動させて図1に示す第1位置に停止させ、第1切替通路11と、連通路15aと、第3切替通路13とを介して第1配管4と計量ピストン14とを連通させた後、計量ピストン14のピストン14aを引き、シリンダ14b内に第1配管4から食材2を一定量吸引する。次いで、切替コック15を90度回動させて図2に示す第2位置に停止させ、第3切替通路13と、連通路15aと、第2切替通路12とを介して、計量ピストン14と第2配管6とを連通させた後、計量ピストン14のピストン14aを切替コック15方向へ押すと、シリンダ14b内の食材2が一定量だけ第2配管6へ押し出される。この一連の動作を繰り返すことにより、食材が一定量ずつ次工程へ順次供給される。また、計量ピストン14のストロークを変化させることで、供給量を容易に変更させることができる。
上述のように、本形態例の食材の供給装置1では、食材2の搬送にピストンポンプ7を用い、ホッパー3から計量部5までの食材搬送部分に、連続回転する機構がないので、食材2を剪断、分断して潰したり練ることなく、原形を保った状態で計量部5まで食材2を良好に搬送することができる。また、第1配管4の途中に圧力計16を設けたことにより、ピストンポンプ7の押し圧を圧力計16で確認し、一定圧力に調整した後、食材2を計量部5に搬送するので、計量部5で食材2を確実に定量分別させることができる。さらに、計量部5でも計量ピストン14を用いて食材2を一定の量に分別することから、食材2を潰したり練ることがなく、原形を保った状態で計量部5から次の工程まで食材2を一定量ずつ搬送することができる。また、計量部5は、とりわけ餃子、焼売、肉団子等、1個あたりの重量が小さい食品を成形するための計量手段として優れており、次工程の成形部と連動して計量部5の切替コック15及び計量ピストン14を動作させることで、成形部に1個分の食材を確実に供給することができる。
なお、吸引側バルブ8と吐出側バルブ9とを切替コック15と同様の三方切替弁に置き換えることもできる。
図3は、ホッパーから食材を吸引するピストンポンプを2台設けた本発明の第2形態例を示すもので、第1形態例と同一構成部分には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。本形態例の食材の供給装置20は、ホッパー3の下部に、第1ピストンポンプ21と第2ピストンポンプ22とを設けるとともに、前記ホッパー3と各ピストンポンプ21,22の吸入口21a,22aとを選択的に連結する吸引側バルブ23と、第1配管4と前記各ピストンポンプ21,22の吐出口21b,22bとを選択的に連結する吐出側バルブとを設けている。吸引側バルブ23は、各ピストンポンプ21,22の吸引口21a,22aに連結される吸引用配管25,26と前記ホッパー3の下部配管との交差部分に設けられ、吸引側バルブ23を切り替えることによって、ホッパー3の下部配管が、第1ピストンポンプ21か第2ピストンポンプ22のいずれかに連通するようになっている。吐出側バルブ24は、各ピストンポンプ21,22の吐出口21b,22bに連結される吐出用配管27,28とに接続され、吐出側バルブ24を切り替えることによって、吐出用配管27,28のいずれかが第1配管4と連通するようになっている。
上述の食材の供給装置20では、まず、吸引側バルブ23を第1ピストンポンプ21側に、吐出側バルブ24を第2ピストンポンプ22側に切り替えて、第1ピストンポンプ21のピストン21cを引いてシリンダ21d内に食材2を吸引する。吸引側バルブ23を第2ピストンポンプ22側に、吐出側バルブ24を第1ピストンポンプ21側に切り替えて、第1ピストンポンプ21のピストン21cを押してシリンダ21dから食材2を第1配管4に押し出し、これと同時に第2ピストンポンプ22のピストン22cを引いてシリンダ22d内に食材2を吸引する。吸引側バルブ23を第1ピストンポンプ21側に、吐出側バルブ24を第2ピストンポンプ22側に切り替えて、第2ピストンポンプ22のピストン22cを押して、シリンダ22dから食材2を第1配管4に押し出し、これと同時に第1ピストンポンプ21で食材2をホッパー3から吸引する。これら一連の作動を繰り返すことで、食材2は一定圧力で、間断なく第1配管4から計量部5へと搬送されて行く。またこれらの作動は、各ピストンポンプ21,22の位置を検知するセンサを利用して、一般的なシーケンス制御によって自動的に切り替えることができる。なお、ピストンポンプは2台に限るものではなく、3台以上設けても差し支えない。
図4は、ホッパーから食材を吸引するピストンポンプを2台設けた本発明の第3形態例を示すもので、第1形態例と同一構成部分には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。本形態例の食材の供給装置30は、ホッパー3の下部と第1配管4のホッパー側端部との間に、ホッパー3の中心軸と直交する第1ピストンポンプ31が、また、第1配管4の途中に第1配管4と直交する第2ピストンポンプ32がそれぞれ設けられ、ホッパー3の下部と第1ピストンポンプ31との間には吸引側バルブ33が、第1ピストンポンプ31と第2ピストンポンプ32との間の第1配管4に吐出側バルブ34がそれぞれ設けられている。
上述の食材の供給装置30では、吸引側バルブ33を開き、吐出側バルブ34を閉じて、第1ピストンポンプ31のピストン31aを引いてシリンダ31b内に食材2を吸引する。吸引完了後、吐出側バルブ34を開き、吸引側バルブ33を閉じて、第1ピストンポンプ31から食材2を第1配管4へ押し出す。このとき、第1ピストンポンプ31の押し出し作動により発生する第1配管4内の圧力より少しだけ低い圧力で、第2ピストンポンプ32を押圧すると、差圧によって第2ピストンポンプ32内に少しずつ食材が進入し、第2ピストンポンプ32のピストン32aを押し上げ、やがて第2ピストンポンプ32のシリンダ32b内が食材2で満たされる。第1ピストンポンプ31が吐出を完了すると、吐出側バルブ34を閉じ、吸引側バルブ33を開いて、第1ピストンポンプ31は、再び吸引動作に入る。これと同時に、第2ピストンポンプ32のピストン32aを押し下げて第2ピストンポンプ32内の食材を第1配管4に押し出す。第1ピストンポンプ31と第2ピストンポンプ32とは、第2ピストンポンプ32が食材2を押し出している間に、第1ピストンポンプ32の吸引動作が完了するように、両ピストンポンプ31,32の容量を決定すれば良く、また、第1ピストンポンプ31が食材を押し出している間に、第2ピストンポンプ32が食材で充満するよう第2ピストンポンプ32の押し圧を調整すればよい。これら一連の作動を繰り返すことで、食材2は一定圧力で、間断なく第1配管4から計量部5へ供給される。各動作は、両ピストンポンプ31,32の位置を検知するセンサを利用し、一般的なシーケンス制御によって自動的に切り替えることができる。第2ピストンポンプ32へ食材2を満たす方法は特に上述のものに限定されるものではなく、例えば、電動スライダーで第2ピストンポンプ32のピストン32aを所定の速度で上昇させるものや、ピストン32aの押し圧を間欠的に開放することを繰り返すもの等が考えられ、第1配管4内の圧力に大きく影響しない範囲で、かつ所定の時間内で動作できるものであればよい。
図5は、第1配管42内の圧力を、予め設定された所定の圧力に制御するようにした本発明の第4形態例を示すもので、第3形態例と同一構成部分には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本形態例の食材の供給装置60は、圧力センサ61と、圧力制御用制御板に設置されるシーケンサー62と第1電空レギュレータ63と第2電空レギュレータ64とを備えている。圧力センサ61は、第1配管42の先端部と計量部47とを接続する接続配管50に配設され、第1配管42内と接続配管50内の圧力を測定する。圧力センサ61からシーケンサー62には、圧力値を入力する配線が接続され、シーケンサー62から各電空レギュレータ63,64には、圧力を調整する電気信号を送る配線が接続されている。第1電空レギュレータ63と第1ピストンポンプ43との間と、第2電空レギュレータ64と第2ピストンポンプ44との間には、圧力調整された空気を送る配管が設けられている。
前記圧力センサ61で測定された圧力値は、シーケンサー62に送られる。シーケンサー62は、圧力センサ61から受信した圧力値と予め設定された圧力(以下、設定圧力という)との偏差や圧力値の増減等から、各電空レギュレータ63,64の設定値を算出し、その制御信号を電空レギュレータ63,64に送出する。
各電空レギュレータ63,64は、前記制御信号に基づいてバルブ開度を調節することにより、第1ピストンポンプ43と第2ピストンポンプ44へのエアー供給量が調節され、第1ピストンポンプ43と第2ピストンポンプ44とに適正な押圧力が付与され、第1配管42内を予め設定された所定の圧力に制御する。
圧力制御用制御板は、一般的な制御回路に使用される周知の電磁弁、トランス、ブレーカー等を備えており、制御方法としては、例えば微分制御、積分制御、PID制御等に代表される、一般的に実施されている方法を採ることができる。
なお、上述の各形態例において、ホッパー内に、押し込み羽根を備えてもよい。この押し込み羽根は、食材を計量部へ圧入する従来の押し込み羽根のように強力なものではなく、ピストンが食材を吸引する際にエアーが噛み込むのを防止する役割を果たす、比較的簡略なもので十分である。また、第1配管の太さや長さはとくに限定されないが、配管が細すぎたり、長すぎた場合、第1配管の抵抗により、食材が練られるため、食材の種類やピストンポンプの出力等に応じて適宜設定するとよい。第1配管中の圧力は、特に限定されるものではないが、圧力が高すぎると食材の潰れが進行し、低すぎると計量部への圧入が不完全になるので注意が必要である。例えば、エビ焼売の具であれば、30kPaから400kPaの範囲が望ましい。
また、上述の形態例で用いられる食材は、餃子、焼売、ハンバーグ、コロッケ等の混合具材であり、事前に一般的な方法で混合等の前処理を行っている。上述の食材の供給装置を用いることにより、食材の潰れや練りを防止できるため、前処理段階の品質を作り上げるときに、格別の工夫を必要としない。また、存在感を残したい食材を、潰れたり練られることを想定して多めに入れる必要がないため、不必要なコストが抑えられる。
特に、食材にエビが含まれる、餃子、焼売、ハンバーグ、コロッケ等の混合具材を、事前に一般的な方法で混合等の前処理を施し、上述の食材の供給装置で搬送し、成形部に定量供給することにより、エビが潰れたり練られたりすることを防止でき、製品におけるエビの存在感が高くなり、食感も良い。従来は、搬送工程でエビが崩れることを想定して、必要以上にエビを使用していたが、本発明の方法によれば適切な使用量で済む。
(実施例1)
図6は、本発明を焼売製造装置に適用した実施例を示すもので、焼売製造装置40は、ホッパー41と第1配管42と第1,第2ピストンポンプ43,44と、吸引側バルブ45と、吐出側バルブ46と、計量部47と、第2配管48と、成形部49とを備えており、ホッパー41,第1配管42,第1,第2ピストンポンプ43,44,吸引側バルブ45,吐出側バルブ46,計量部47,第2配管48は、上述の第1形態例及び第3形態例のホッパー3,第1配管4,第1,第2ピストンポンプ31,32,吸引側バルブ33,吐出側バルブ34,計量部5,第2配管6と同様の構造となっている。
第1ピストンポンプ43は、ストローク300mmの第1ピストン43aと、内径200mmの第1シリンダ43bとを備えている。第2ピストンポンプ44は、ストローク170mmの第2ピストン44aと、内径100mmの第2シリンダ44bとを備えている。第1配管42は、途中2ヶ所の曲がり部を含む、内径97.6mm、長さ1.5mの配管で、第1配管42の先端部と計量部47とを接続する接続配管50には、第1配管42内と接続配管50内の圧力を示す圧力計51が設置されている。
計量部47の後には、成形部49が設けられ、該成形部49には、定期的に往復動する成形ノズル52と、その内部に配設される成形ピストン53と、成形孔54とを備え、成形ノズル52が下り、成形孔54の上に配置された焼売皮55を成形孔54に押し込みつつ、成形ピストン53が下がり、計量部47から定量供給された食材2を押し出して、焼売皮55の中に打ち込んで焼売を成形する。
上述の焼売製造装置40を用いて、エビ焼売を製造した。食材2は、一般的な焼売の具の製造方法に従い、1匹あたり0.9g〜1.5gの解凍むきエビに下処理を施し、エビが食材全体の25重量%になるように、すり身、でんぷん、食塩、調味料等と混合した。焼売1個あたり12gの具を使用し、焼売1個あたりに含まれるエビは3gとなった。
ホッパー41に食材2を適量投入し、シーケンス制御された第1ピストンポンプ43を起動した。制御の順序は、まず吸引側バルブ45を開き、第1ピストン43aが引かれ、食材2は第1シリンダ43b内に吸引される。次いで吸引側バルブ45を閉じ、吐出側バルブ46を開き、第1ピストン43aを吐出側に押し出し、食材2は第1配管42内に供給される。第1ピストン43aが下限に達すると、吐出側バルブ46を閉じ、吸引側バルブ45を開き、第1ピストン43aが引かれ、食材2を吸引する。計量部47の入口に食材2が達するまで、これらの操作が繰り返される。食材2が計量部47に達すると、第2シリンダ44b内に食材2が進入する。第2ピストンポンプ44の押し圧は、第2シリンダ44b内が食材で満たされるまでは、第1ピストンポンプ43の押し圧よりもやや低く設定しているため、第1配管42内の圧力をほぼ変動させないで、徐々に食材を満たすことができる。計量部47が停止状態であれば、計量部47までの第1配管42内及び第2シリンダ44b内が食材2で満たされた状態で保持される。そのときの配管内圧力は、第1ピストンポンプ43の押し圧に依存し、平衡している。
次に、計量部47及び計量部47と連動する成形部49を起動した。計量部47と成形部49は、1秒に1サイクルの動作を行うよう設定し、動作中、計量部の入口の圧力計51が、120kPaを指すように、第1ピストンポンプ43の押し圧を調整した。さらに、1回の成形に使用される食材が12gになるよう、計量ピストン56のストロークを調整した。この状態で、別途焼売皮55を成形孔54の上部に供給し、焼売を成形した。
食材2の供給中、第1ピストンポンプ43が下限に達した場合、前記の吸引動作に移るが、その際、第2ピストンポンプ44の押し圧を上げることで、それまでの第1配管42内の圧力を保ちながら、第2シリンダ44b内の食材2を第1配管42へと押し出す。第2シリンダ44bからの押し出しが完了するまでには、第1シリンダ43bは吸引動作を完了し、押し圧をかけた状態で待機している。そして、第2ピストンポンプ44が下限に達した後、吐出側バルブ46を開き、第1ピストンポンプ43による押し出しが再開される。この間、第1配管42内の圧力は間断なく保持され、食材2は連続的に計量部47に供給される。
(比較例)
従来例に見られる方式の、押し込み羽根とギアポンプを備え、この実施例中の本発明の方法に記載と同様の計量部、成形部を持つ焼売成形機(イズミフードマシナリ(株)製、GS−A型)を使用し、同一の食材を用い、1個あたり具を12g使用するように設定し、焼売の成形をおこなった。
上述の方法で、連続的に焼売を成形し、100個の成形品中に含まれるエビの重量を評価した。計算上、1個あたりエビは3g含まれるため、100個中には300gのエビが含まれていることになる。成形された焼売の具の中から、目視で判別できるエビを全て取り出し、体長が原形の1/2以上のものと、原形の1/2未満のものに分け、それぞれの合計の重量を測定した。また、崩れてしまい判別できなかったエビの重量を、計算上の全量である300gから、目視で判別できた前述二者の重量を減じて算出した。これらのうち、蒸し等の加熱後、エビ焼売として食したときに、エビの食感を感じるのは、1/2以上のものであり、1/2未満のものは余り食感に貢献しないことが発明者らの別途の検討により事前に判明している。
実施例と比較例とでエビ焼売を成形した際の、エビの状態に応じた重量の測定結果を表1に示す。
Figure 2005176835
表1に示すように、比較例では、原形の1/2以上のものは99.1g、全量の約33重量%であったのに対し、実施例では、222.4g、全量の約74重量%と、比較例の2倍以上の残存量を示した。また、崩れてしまいエビと判別できなかった量は、比較例では96.3gあったのに対し、実施例では23.3gと、1/4以下になった。
また、実施例及び比較例で成形したエビ焼売を、蒸し器で蒸した後、食したところ、比較例で成形したものは、エビの存在感がほとんど無かったのに対し、実施例で成形したものは、1個の焼売の中にぷりぷりとした食感のエビ片が2〜3個は感じられ、好ましい品質であった。
(実施例2)
図5に示す自動圧力制御機構を備えた食材の供給装置60を用いて焼売製造装置を製造した。供給装置60の作動中に食材2は、計量部47へ間欠的に供給されるため、圧力センサ61によって測定される第1配管42内及び接続配管50内の圧力値が振動することが予想された。そのため、10秒間に測定された圧力値のうち、最大値と最小値の平均値を算出し、制御に用いる現在の圧力値とするようにシーケンサー62をプログラムした。本実施例では、このような方法を採ったが、その他、一定時間内の圧力値を積分して平均の圧力値にする方法等でも良い。シーケンサー62の制御動作を10秒に1回とし、10秒に1回ずつ圧力値の算出と、各電空レギュレータ63,64の設定値の算出及び各電空レギュレータ63,64への制御信号の送出を行うようにプログラムした。設定圧力と、現在の圧力値との差が、3kPaを超えた場合に、その差の値だけ各電空レギュレータ63,64の設定値を増減させ、その差を無くすようにシーケンサー62をプログラムした。例えば、圧力設定値が160kPaで、現在の圧力値が155kPaであった場合、その差が5kPaとなり3kPaを超えるので、電空レギュレータ63,64が5kPaだけ圧力上昇するように制御信号が送られる。
次に、上述の焼売製造装置を用いて、エビ焼売を製造した。第1配管42内の圧力が160kPaになるように設定してシーケンサー62を起動させた後、ピストンポンプ43,44及び成形機(図示せず)を起動し、エビ焼売の成形を開始した。成形開始後に数度の制御が掛かった後、現在の圧力値が160kPa付近で安定した。その後、現在の圧力値が徐々に増加、或いは減少し、設定圧力との差が3kPaを超えたときに制御が掛かり、現在の圧力値が160kPa付近に戻るという動作を確認した。
図7はシーケンサー62の機能を利用して、現在の圧力値A、第1電空レギュレータ63の設定値B、第2電空レギュレータ64の設定値Cを記録し、グラフに表したものである。図7によれば、4時間余りの連続運転中、第1電空レギュレータ63の設定値は470kPaから500kPaの間で推移し、また、第2電空レギュレータ64の設定値は490kPaから520kPaの間で推移し、それぞれ最大で30kPaの圧力差が生じた。一方、第1配管42内の圧力は、160kPaで一定であった。
第1配管42内の圧力制御を行わなかった場合、第1配管42内の圧力が、最大で30kPa変化することになる。発明者の別途の検討によれば、第1配管42内の圧力差が30kPaであると、成形重量に3.3%程度の増減が生じることが判明している。その場合、成形した重量が基準内に収まらない虞があった。上述のように、第1配管42内の圧力を自動的に制御することにより、安定した重量で製品を成形することができる。
本発明の第1形態例を示す食材の供給装置の概略図である。 本発明の第1形態例を示す計量部の概略図である。 本発明の第2形態例を示す食材の供給装置の要部概略図である。 本発明の第3形態例を示す食材の供給装置の要部概略図である。 本発明の第4形態例を示す食材の供給装置の要部概略図である。 第3形態例の食材の供給装置を焼売製造装置に適用した概略図である。 現在の圧力値及び各電空レギュレータの設定値の推移を示すグラフである。
符号の説明
1,20,30,60…食材の供給装置、2…食材、3,41…ホッパー、4,42…第1配管、5,47…計量部、6,48…第2配管、7…ピストンポンプ、8,23,33,45…吸引側バルブ、9,24,34,46…吐出側バルブ、10…切替コックケース、11…第1切替通路、12…第2切替通路、13…第3切替通路、14,56…計量ピストン、15…切替コック、16,51…圧力計、21,31,43…第1ピストンポンプ、22,32,44…第2ピストンポンプ、25,26…吸引用配管、27,28…吐出用配管、40…焼売製造装置、49…成形部、52…成形ノズル、53…成形ピストン、54…成形孔、55…焼売皮、61…圧力センサ、62…シーケンサー、63…第1電空レギュレータ、64…第2電空レギュレータ

Claims (6)

  1. 食材投入用のホッパーと、該ホッパーから食材を搬送する第1配管と、該第1配管で搬送された食材を一定の量に分別する計量部と、前記計量部から次工程へ食材を搬送する第2配管とを備えた食材の供給装置において、前記ホッパーの下部と前記第1配管のホッパー側端部との間に、前記ホッパーから前記食材を吸引するとともに、該吸引した食材を前記第1配管に押し出すピストンポンプを設け、前記ホッパーの下部と前記ピストンポンプとの間に吸引側バルブを、前記ピストンポンプと前記第1配管との間に吐出側バルブをそれぞれ設け、前記吸引側バルブを開き、前記吐出側バルブを閉じたときに前記ピストンポンプが前記ホッパーから前記食材を吸引し、前記吸引側バルブを閉じ、前記吐出側バルブを開いたときに前記ピストンポンプが第1配管へ食材を押し出すように設定したことを特徴とする食材の供給装置。
  2. 前記ホッパーの下部に、前記ピストンポンプを複数設け、前記ホッパーと各ピストンポンプの吸入口とを選択的に連結する吸引側バルブと、前記第1配管と前記各ピストンポンプの吐出口とを選択的に連結する吐出側バルブとを設け、1つのピストンポンプが前記食材を押し出している間に、他のピストンポンプがホッパーから前記食材を吸引するように設定したことを特徴とする請求項1記載の食材の供給装置。
  3. 前記計量部は、前記第1配管に連通する第1切替通路と、前記第2配管に連通する第2切替通路と、計量ピストンに連通する第3切替通路とから成る三方通路と、該三方通路の交差部に配設される切替コックとを有し、前記計量ピストンは、往復駆動手段により食材を吸引、圧送し、前記切替コックは、回転駆動手段によって回動し、前記第1切替通路と前記第3切替通路とを連通させる第1位置と、前記第2切替通路と前記第3切替通路とを連通させる第2位置とに交互に停止し、切替コックが前記第1位置に停止すると前記計量ピストンが切替コックを介して前記第1配管から食材を吸引し、切替コックが前記第2位置に停止すると前記計量ピストンが切替コックを介して前記第2配管に食材を圧送するように設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の食材の供給装置。
  4. 前記第1配管の前記計量部近傍に配設される圧力センサと、前記ピストンポンプの押圧力を調節する電空レギュレータと、前記圧力センサで測定した圧力値に応じて、前記電空レギュレータのバルブ開度を調節することにより、前記第1配管内の圧力を予め設定された圧力に制御するシーケンサーとを備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の食材の供給装置。
  5. 請求項1乃至4記載のいずれかの食材の供給装置を用いて食材を前記ホッパーから前記計量部へ搬送する方法であって、前記ホッパーに投入された食材を、前記吸引側バルブを開き、前記吐出側バルブを閉じた後に、前記ピストンポンプのシリンダ内に吸引する食材吸引工程と、前記吸引側バルブを閉じ、前記吐出側バルブを開いて、前記シリンダ内の食材を前記第1配管へ押し出す食材押出工程とを連続して行い、前記食材を前記第1配管を介して前記計量部へ連続的に搬送することを特徴とする食材の供給方法。
  6. 前記食材にエビが含められることを特徴とする請求項5記載の食材の供給方法。
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