JP2005174950A - 電解コンデンサの実装構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コストを抑え、且つ、電解コンデンサを使用する装置全体を小型化することが可能な電解コンデンサの実装構造を提供することを目的とする。
【解決手段】 外装ケース10の上面を基板15で押し付けることにより、外装ケース10の底面を絶縁シート17を介してヒートシンク18に密着させる電解コンデンサ14の実装構造において、電解コンデンサ14を基板15に実装した際の封口板11の上の基板15にガス抜き用の孔16を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外装ケースに収納される電解コンデンサを基板などに実装する際のその電解コンデンサの実装構造に関する。
図4(a)は、従来の電解コンデンサの実装構造を示す図である。
図4(a)に示すように、電解コンデンサ40は、外装ケース41に収納され、その外装ケース41の開口部が封口板42により閉じられている。また、電解コンデンサ40の2つの端子43は、封口板42に設けられる孔及び基板44に設けられる孔を通って基板44に設けられる配線に半田付けなどにより電気的に接続されている。また、ヒートシンク45に固定される固定台46と基板44とをネジ47により固定することにより、外装ケース41の上面を基板44により押さえつけ、外装ケース41の底面を絶縁シート48を介してヒートシンク45に密着させている。
また、図4(b)は、図4(a)に示す電解コンデンサ40の実装構造を上から見た図である。
図4(b)に示すように、基板44に設けられる孔は、端子43が通ることによって塞がれている。
また、図4(c)は、封口板42を上から見た図である。
図4(c)に示すように、封口板42の中心部には、十字形の溝で形成される防爆弁49が設けられている。この防爆弁49は、溝の厚さが他の部分よりも薄くなっており、電解コンデンサ40からガスが発生して外装ケース41内の気圧が上昇し、その気圧の上昇により封口板42が十字形の溝に沿って破れると、外装ケース41の外部にガスを放出する機能を持っている。
しかしながら、図4(a)に示す電解コンデンサ40の実装構造では、外装ケース41の上面と基板44とが密着しているため、たとえ、防爆弁49が破れても、電解コンデンサ40から発生したガスが外装ケース40の外部に放出され難くなっている。
そこで、外装ケース41の底面部に防爆弁49を設け、外装ケース41の底面側からガスを逃がすことが考えられるが、外装ケース41の底面をヒートシンク45に密着させるような電解コンデンサ40の実装構造では、ヒートシンク45などが邪魔となり、防爆弁49がうまく機能しないという問題が発生する。
そして、この問題を解決するために、外装ケース41の底面をヒートシンク45に密着させたまま外装ケース41内のガスを外部に逃がすために、外装ケース41の底面を加工することが考えられている。(例えば、特許文献1〜3参照)
図5(a)は、外装ケースの底面が加工された電解コンデンサの実装構造を示す図である。また、図5(b)は、外装ケースの底面を下から見た図である。なお、図4に示す構成と同じ構成については同じ構成を示している。また、図5(a)において、50は電解コンデンサ41を収納する外装ケースを示している。
図5(a)に示す外装ケース50では、外装ケース50の底面の中心部の周りの厚さが中心部よりも厚くなるように形成されることにより、外装ケース50の底面の中心部に凹部51が設けられている。そして、その外装ケース50の底面の中心部の表面には、十字形の溝で形成される防爆弁49が設けられ、更に、外装ケース50の底面の中心部の周りの表面には、底面の中心部から外側に向ってのびる溝52が設けられている。
このように、外装ケース50の底面に凹部51が設けられているので、外装ケース50内の気圧が上昇して十字形の溝に沿って外装ケース50の底面が破けても、その破けた部分が外側に広がるので、スムーズにガスを外装ケース50の外部に逃がすことができる。
また、ヒートシンク45と密着する外装ケース50の底面の周りの表面に溝52が設けられているので、防爆弁49が機能して外装ケース50の底面の凹部51にたまったガスを溝52を通して凹部51の外部に放出させることができる。
また、従来の電解コンデンサの実装構造においては、封口板42に防爆弁49が設けられると共に、電解コンデンサ40の端子43と基板44とがネジ端子により固定されているものがある。
図6(a)は、封口板42に防爆弁49が設けられると共に、電解コンデンサ40の端子43と基板44とがネジ端子により固定される電解コンデンサ40の実装構造を示す図である。なお、図4(a)に示す構成と同じ構成については同じ符号をつけている。また、図6(a)において、60はネジ端子を示している。
図6(a)に示すように、電解コンデンサ40の端子43と基板44とがネジ端子60により固定されることにより、端子43と基板44に設けられる配線とが電気的に接続されている場合では、外装ケース41と基板44との間に隙間が空くように電解コンデンサ40を基板44に実装させることができる。このように、外装ケース41と基板44との間に隙間が空くように実装させる場合では、封口板42に設けられる防爆弁49が機能して放出されたガスを、その外装ケース41と基板44との間の隙間を通して外装ケース41の外部に放出させることができる。
そして、この電解コンデンサ40の端子43と基板44とをネジ端子60で固定させる実装構造において、更に、外装ケース41の底面をヒートシンク45に密着させる実装構造を考える。
図6(b)は、電解コンデンサ40の端子43と基板44とがネジ端子60で固定されていると共に、外装ケース41の底面をヒートシンク45に密着させる電解コンデンサ40の実装構造を示す図である。なお、図4(a)または図5(a)に示す構成と同じ構成については同じ符号をつけている。
図6(b)に示すように、ネジ端子60により外装ケース41と基板44とが固定されている場合は、上述したように、外装ケース41と基板44と間に隙間ができるため、その隙間からガスを外装ケース41の外部に逃がすことができる。
また、基板44が外装ケース41の上面を押さえつけて、外装ケース41の底面を絶縁シート48を介してヒートシンク45に密着させているので、電解コンデンサ40で発生する熱を効率よくヒートシンク45から放出させることができる。
特開2001−274046号 (第3〜4頁、第1図) 特開2002−217074号 (第2〜3頁、第1図) 特開2003−243266号 (第3〜5頁、第1図)
しかしながら、上述した図5(a)に示す電解コンデンサ40の実装構造では、外装ケース50の底面に凹部51を設けるために外装ケース50の底面の一部を厚くさせているので、外装ケース50の底面を一部厚くさせる分、製造コストが高くなるという問題がある。
また、上述した図5(a)に示す電解コンデンサ40の実装構造では、外装ケース50の底面の一部を厚くしているため、その分ヒートシンク45を含む電解コンデンサ40の実装構造全体の高さが高くなり、電解コンデンサ40を使用する装置全体が大型化するという問題がある。
また、上述した図6(b)に示す電解コンデンサ40の実装構造では、外装ケース41の底面をヒートシンク45に密着させる際の力が基板44とネジ端子60との接続部にもかかるため、その基板44とネジ端子60との接続部の機械的強度を高めるためにねじ端子60を太くさせる必要があり、その分製造コストが高くなるという問題がある。
また、上述した図6(b)に示す電解コンデンサ40の実装構造では、外装ケース41と基板44との間に隙間が空くため、その分ヒートシンク45を含む電解コンデンサ40の実装構造全体の高さが高くなり、電解コンデンサ40を使用する装置全体が大型化するという問題がある。
そこで、本発明では、製造コストを抑え、且つ、電解コンデンサを使用する装置全体を小型化することが可能な電解コンデンサの実装構造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明では、以下のような構成を採用した。
すなわち、本発明の電解コンデンサは、外装ケースに収納され、該外装ケースの開口部が封口板で閉じられている電解コンデンサを板部材に実装する電解コンデンサの実装構造であって、前記封口板に前記電解コンデンサから発生するガスを前記外装ケースの外部に逃がすための防爆弁が設けられ、前記外装ケースの底面を放熱部材に密着させるために前記外装ケースの上面を押さえる前記板部材に前記電解コンデンサから発生するガスを逃がすための孔が設けられていることを特徴とする。
上記板部材は、例えば、プリント基板や配線用の銅板などで構成されるものであって、この板部材に孔を設けることにより、その孔より電解コンデンサから発生するガスを外装ケースの外部に放出させることができる。このように、板部材に孔を設けるだけで、簡単に電解コンデンサから発生するガスを外装ケースの外部に放出させることができるので、従来の電解コンデンサのように、外部ケースの底面を一部厚くしたり、電解コンデンサと板部材との接合部の強度を上げたりする必要がなくなる。これにより、製造コストを抑えて電解コンデンサを実装することができる。
また、封口板に防爆弁を設けているので、例えば、電解コンデンサから発生するガスを放出させるために外装ケースの底面を一部厚くする必要がなくなる。これにより、外装ケースの底面全てを薄くすることができるので、外装ケースの高さを低くすることができ、電解コンデンサを使用する装置全体を小型化することができる。
また、上記電解コンデンサの実装構造の孔は、前記電解コンデンサが前記板部材に実装された際の前記封口板の上の前記板部材に設けられることを特徴とする。
また、上記電解コンデンサの実装構造の封口板は、前記外装ケースの上面よりも低い位置で前記外装ケースの開口部を閉じていることを特徴とする。
このように、封口板が外装ケースの上面よりも低い位置で外装ケースの開口部を閉じていることにより、防爆弁の動作を阻害させることなく、外装ケースの外部にスムーズにガスを放出させることができる。
本発明によれば、コストを抑えて電解コンデンサを実装することができる。また、外装ケースの高さを低くすることができ、電解コンデンサを使用する装置全体を小型化することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1(a)は、本発明の実施形態の電解コンデンサの実装構造における外装ケースの外観を示す図である。
図1(a)に示すように、電解コンデンサを収納する外装ケース10は、開口部が封口板11で閉じられている。この封口板11は、例えば、樹脂などで形成され、封口板11の中心部には、電解コンデンサから発生するガスを外装ケース10の外部に放出するための防爆弁12が設けられている。この防爆弁12は、例えば、封口板11に設けられたガス抜き用の孔とその孔を塞ぐための樹脂などで形成された蓋とから構成されている。また、外装ケース10に収納される電解コンデンサの2つの端子13は、封口板11に設けられた端子13を通すための孔を通って外装ケース10の外部に突出している。なお、封口板11の表面に厚さが他の部分よりも薄い十字形またはY字形などの溝を設け、その溝を防爆弁12として構成してもよい。また、封口板11に設けられる防爆弁12の位置は、封口板11の中心部に限定されない。
このように、防爆弁12を封口板11に設けることで、電解コンデンサから発生したガスにより外装ケース10内の気圧が上がっても、その気圧の上昇により防爆弁12が封口板11から外れるので、外装ケース10内にたまったガスを外装ケース10の外部に放出させることができる。これにより、外装ケース10内の気圧が上昇することにより生じる爆発を防ぐことができる。
また、図1(b)は、電解コンデンサを基板に実装した際の電解コンデンサの実装構造の断面図である。なお、図1(a)に示す構成と同じ構成については同じ符号をつけている。
図1(b)において、14は電解コンデンサを、15は基板(板部材)を、16はガス抜き用の孔を、17は絶縁シートを、18はヒートシンク(放熱部材)を、19はヒートシンク18に固定される固定台を、20は基板15と固定台19とを固定するためのネジをそれぞれ示している。
図1(b)に示す電解コンデンサ14の実装構造の特徴とする点は、外装ケース10の上面を基板15で押し付けることにより、外装ケース10の底面を絶縁シート17を介してヒートシンク18に密着させるような電解コンデンサ14の実装構造において、電解コンデンサ14を基板15に実装した際の封口板11の上の基板15に孔16を設けている点である。
また、図1(c)は、図1(b)に示す電解コンデンサ14の実装構造を上から見た図である。
図1(c)に示すように、孔16は、電解コンデンサ14を基板15に実装した際に基板15から突出する電解コンデンサ14の2つの端子13の間の基板15に設けられている。すなわち、孔16は、電解コンデンサ14を基板15に実装した際の防爆弁12の上の基板15に設けられている。
このように、電解コンデンサ14を基板15に実装した際の防爆弁12の上の基板15に孔16を設けることにより、すなわち、孔16を電解コンデンサ14を基板15に実装した際の封口板11の上の基板15に設けることにより、防爆弁12が外れて外装ケース10から放出されたガスを孔16を通して基板15の上に逃がすことができる。
なお、基板15に設けられる孔16の数は限定されない。
次に、本発明の他の実施形態における電解コンデンサの実装構造について説明する。
図2(a)は、本発明の他の実施形態における電解コンデンサの実装構造の断面図である。なお、図1(a)または(b)に示す構成と同じ構成については同じ符号をつけている。
図2(a)において、21は電解コンデンサ14のプラス側の端子13と電気的に接続される配線用の銅板(板部材)を、22は電解コンデンサ14のマイナス側の端子13と電気的に接続される配線用の銅板(板部材)を、23は銅板21と銅板22とを絶縁させるための絶縁シート(板部材)をそれぞれ示している。
図2(b)に示す電解コンデンサ14の実装構造の特徴とする点は、図1(b)に示す電解コンデンサ14の実装構造と同様に、外装ケース10の上面を銅板21及び銅板22で押し付けることにより、外装ケース10の底面を絶縁シート17を介してヒートシンク18に密着させるような電解コンデンサ14の実装構造において、電解コンデンサ14を銅板21及び22に実装した際の封口板11の上の銅板21、銅板22、及び絶縁シート23のそれぞれ同じ位置に孔16を設けているところである。
また、図2(b)は、図2(a)に示す電解コンデンサ14の実装構造を上から見た図である。
図2(b)に示すように、孔16は、電解コンデンサ14を銅板21及び22に実装した際に銅板21から突出する電解コンデンサ14の2つの端子13の間の銅板21、銅板22、及び絶縁シート23のそれぞれに設けられている。すなわち、孔16は、電解コンデンサ14を銅板21及び22に実装した際の防爆弁12の上の銅板21、銅板22、及び絶縁シート23のそれぞれに設けられている。
このように、電解コンデンサ14を銅板21及び22に実装した際の防爆弁12の上の銅板21、銅板22、及び絶縁シート23のそれぞれに孔を設けることにより、すなわち、電解コンデンサ14を銅板21及び22に実装した際の封口板11の上の銅板21、銅板22、及び絶縁シート23のそれぞれに孔を設けることにより、防爆弁12が封口板11から外れて外装ケース10から放出されたガスを銅板21、銅板22、及び絶縁シート23のそれぞれの孔16を通して銅板21の上に逃がすことができる。
なお、銅板21、銅板22、及び絶縁シート23のそれぞれに設けられる孔16の数は限定されない。
また、図3は、複数の電解コンデンサ14を銅板21及び22に実装する場合における電解コンデンサ14の実装構造の一例を示す図である。なお、図2(a)に示す構成と同じ構成については同じ符号をつけている。
図3に示す電解コンデンサ14の実装構造の例では、10個の電解コンデンサ14が5個ずつ2列に並んでそれぞれ銅板21及び22に実装されている。そして、ヒートシンク18に固定される固定台19と銅板21及び22とをネジ20(図3では不図示)で固定することにより、各外装ケース10の上面を銅板22で押さえつけている。これにより、各外装ケース10の底面を絶縁シート17を介してヒートシンク18に密着させることができるので、各電解コンデンサ14から発生する熱をヒートシンク18などを介して外部へ放出することができる。
また、図3に示す電解コンデンサ14の実装構造の例では、各電解コンデンサ14の2つの端子13の間の銅板21、銅板22、及び絶縁シート23のそれぞれ同じ位置に孔16を設けている。これにより、防爆弁12が外れて外装ケース10から放出されたガスを銅板21、銅板22、及び絶縁シート23のそれぞれの孔16を通して銅板21の上に逃がすことができる。
このように、電解コンデンサ14を実装した際の封口板11の上の基板15や銅板21及び22などに孔16を設けるように構成しているので、防爆弁12が動作することにより外装ケース10の外部から放出されるガスを、そのまま孔16を通して基板15や銅板21などの上に逃がすことができる。これにより、外装ケース10の上面を基板15や銅板22などで押し付けて外装ケース10の底面をヒートシンク18に密着させるような電解コンデンサ14の実装構造の場合で、基板15や銅板22と外装ケース10の上面とが密着していても、電解コンデンサ14から発生するガスを外装ケース10の外部にスムーズに逃がすことができ、電解コンデンサ14から発生するガスにより生じる爆発を防ぐことができる。
また、封口板11に防爆弁12を設ける構成としているので、例えば、電解コンデンサ14から発生するガスを逃がすために外装ケース10の底面を一部厚くする必要がなくなる。これにより、外装ケース10の底面全てを薄くすることができるので、製造コストを抑えることができる。
また、封口板11に防爆弁12を設ける構成としているので、例えば、電解コンデンサ14から発生するガスを逃がすために外装ケース10の底面を一部厚くする必要がなくなるので、その分外装ケース10の高さを低くすることができ、電解コンデンサ14を使用する装置全体を小型化することができる。
また、封口板11は、外装ケース10の上面よりも低い位置で外装ケース10の開口部を閉じているので、厚さが薄い溝を防爆弁12として構成する場合は、電解コンデンサ14から発生するガスにより外装ケース10内の気圧が上昇して防爆弁12が破けても、その破けた部分が外装ケース10の外側に広がるので、外装ケース10の外部にスムーズにガスを放出することができる。すなわち、防爆弁の動作を阻害させることなく、外装ケースの外部にスムーズにガスを放出させることができる。
また、封口板11は、外装ケース10の上面よりも低い位置で外装ケース10の開口部を閉じているので、封口板11に設けられるガス抜き用の孔とその孔を塞ぐ蓋とで防爆弁12を構成する場合は、高さのある蓋を防爆弁12として使用することができるので、電解コンデンサ14の実装構造の設計の自由度を上げることができる。
なお、図1または図2に示す実施形態では、外装ケース10の底面を絶縁シート17を介してヒートシンク18に密着させる構成であるが、外装ケース10の底面を直接、ヒートシンク18または装置のケースに密着させて電解コンデンサ14から発生する熱を放出させるようにしてもよい。
また、図2に示す実施形態では、銅板21と銅板22との間に絶縁シート23を入れ、銅板21、銅板22、及び絶縁シート23のそれぞれ同じ位置に孔16を設ける構成であるが、表面がそれぞれ絶縁加工される銅板21及び22を使用して、銅板21と銅板22との間に絶縁シート23を入れずに、銅板21及び22のそれぞれ同じ位置に孔16を設けるように構成してもよい。
また、図2に示す実施形態では、銅板21と銅板22との間に絶縁シート23を入れ、銅板21、銅板22、及び絶縁シート23のそれぞれ同じ位置に孔16を設ける構成であるが、更に、銅板22と外装ケース10の上面との間に絶縁シート(板部材)を入れる構成においては、銅板21、銅板22、絶縁シート23、及び銅板22と外装ケース10の上面との間の絶縁シートのそれぞれ同じ位置に孔16を設けるように構成してもよい。
本発明の実施形態の電解コンデンサの実装構造を示す図である。 本発明の他の実施形態の電解コンデンサの実装構造を示す図である。 本発明の実施形態の電解コンデンサの実装例を示す図である。 従来の電解コンデンサの実装構造を示す図である。 従来の他の電解コンデンサの実装構造を示す図である。 従来の他の電解コンデンサの実装構造を示す図である。
符号の説明
10 外装ケース
11 封口板
12 防爆弁
13 端子
14 電解コンデンサ
15 基板
16 孔
17 絶縁シート
18 ヒートシンク
19 固定台
20 ネジ
21 銅板
22 銅板
23 絶縁シート


Claims (3)

  1. 外装ケースに収納され、該外装ケースの開口部が封口板で閉じられている電解コンデンサを板部材に実装する電解コンデンサの実装構造であって、
    前記封口板に前記電解コンデンサから発生するガスを前記外装ケースの外部に逃がすための防爆弁が設けられ、前記外装ケースの底面を放熱部材に密着させるために前記外装ケースの上面を押さえる前記板部材に前記電解コンデンサから発生するガスを逃がすための孔が設けられていることを特徴とする電解コンデンサの実装構造。
  2. 請求項1に記載の電解コンデンサの実装構造であって、
    前記孔は、前記電解コンデンサが前記板部材に実装された際の前記封口板の上の前記板部材に設けられることを特徴とする電解コンデンサの実装構造。
  3. 請求項1に記載の電解コンデンサの実装構造であって、
    前記封口板は、前記外装ケースの上面よりも低い位置で前記外装ケースの開口部を閉じていることを特徴とする電解コンデンサの実装構造。

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