JP2005174463A - 記録再生装置およびそれに用いる複数サイズのカートリッジの組み合せ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】異なる外径の複数の記録媒体ディスクを収容する複数サイズのディスク・カートリッジを所望により選択して記録再生部本体に装填でき、カートリッジに収容されたディスクの記録再生を行う記録再生装置であって、複数のカートリッジは、各カートリッジが、ディスクの外径に対応する位置決め孔を有し、厚みを小さい外径のディスクを収容するものほど大きくした複数のカートリッジの組み合せからなり、記録再生部本体は、ディスクを回転駆動させる回転軸と、高さを異にし、かつ高い方を装填側から遠方に配置し、ディスクの外径に対応する前記位置決め孔のみにそれぞれ嵌入可能な複数の位置決めピンを有しディスクの高さを前記回転軸に係合可能に一定に維持するカートリッジ支持部とを備える記録再生装置を用いる。
【選択図】図2
Description
この際、大カートリッジ102が、小カートリッジ用位置決めピン107と衝突してガタツキが発生することがあるため、小カートリッジ用位置決めピン107は大カートリッジ用位置決めピン106の高さよりも先端が低く設置されている。
例えば、一般的に普及している120mmCDは、JIS X 0606によって、前記ディフラクションは±0.4mmと規定されている。
小ディスク3が、例えば80mmの場合は半径方向の比例計算を行うと、±0.3mmの前記ディフラクションが認められることになる。
厚さ1.2mmの前記のようなディフラクションが規定された光ディスクをディスク・カートリッジに挿入した状態で使用した場合、大ディスク101ではディスク厚さ1.2mmとディフラクションに対する余裕0.8mmの和である2mm、小ディスク103の場合は同様に1.8mm以上の間隙がディスク・カートリッジ内部の収容部に必要となるが、記録再生部の回転軸との嵌合誤差やカートリッジをプラスチック成型加工した場合に生じるうねりなどを考慮して、通常はそれぞれ2.2〜2.4mmまたは2〜2.2mm程度に製作される。
大カートリッジ102が記録再生部105に装填された状態では、大ディスク101の高さ公差を考慮しても、大ディスク101が前記ディフラクションの影響を受けた場合でも、大カートリッジ102の内面が衝突しないように、一定のクリアランスを設けた厚さの大カートリッジ102を使用している。
例えば、大カートリッジのうねり許容値を0.1mm程度とした場合には、小カートリッジ用位置決めピン107は大カートリッジ用位置決めピン106よりも0.1mm以上低くする必要があり、ディスクの大きさによって小さく制限された前記ディフラクションが小さくなった場合であっても、ディスク片面側で0.05mmしか許容できず、小カートリッジ104の上面も下面に従って0.1mm下がった場合には、小ディスク103と小カートリッジ104の上面内側とが衝突する可能性が発生する。
さらに、記録再生装置は、カートリッジ支持部が、ディスクの高さを回転軸に係合可能に一定に維持するが、装填される各カートリッジの厚みが、小さい外径のディスクを収容するものほど大きいので、サイズによって高さを異にする位置決めピンと嵌合した状態でディスクとカートリッジとの間に一定以上の距離が確保され、両者の接触を避けることができる。従って、ディスクとカートリッジとの接触による回転速度変動や傷によって発生する読取あるいは記録エラー、ディスク損傷が回避され、信頼性の高い記録再生装置が提供される。
こうすれば、支持ピンによってカートリッジを水平に維持することができる。
この発明の記録再生装置は、カートリッジを記録再生装置の挿入部にある開口部から装置内部に挿入し、ガイド等によって所定位置に案内して装填することが好ましいが、これに限定されず、例えば、装置に蓋状の部分が設け、その蓋を開けてカートリッジを所定位置に設置し、蓋を閉じると装填状態になるように構成してもよい。
こうすれば、装填状態でディスクとカートリッジとの間に一定以上の距離が確保され、両者の接触を避けることができる。従って、接触による回転速度変動や傷によって発生する読取あるいは記録エラー、ディスク損傷が回避され、信頼性の高いディスク・カートリッジの組み合せが提供される。
(実施の形態1)
この実施の形態は、例えば、コンパクトディスクのようなディスク状であり、かつ、記録再生可能な光ディスクを収容するカートリッジに関する。
図1はこの発明のディスク・カートリッジの実施形態を示す平面図である。また、図2は図1のカートリッジが記録再生部に装填された状態を示す断面図である。
一例では、小カートリッジ4の厚さは8.5mm、大カートリッジ2の厚さは8mmであり、小カートリッジ用位置決めピン7に設置された小カートリッジ下面に当接する小カートリッジ用位置決めピン7の基準面は大カートリッジ用位置決めピン6に設置された大カートリッジ下面に当接する大カートリッジ用位置決めピン6の基準面の高さよりも0.5mm低く設定される。また、小カートリッジを位置決めする際に用いる位置決めピン7の先端は0.3mm程度の突き出し量を有し、0.3mmの部分が小カートリッジ内に嵌合した状態で位置決めされる。さらに小カートリッジ位置決めピン7の先端部は、ばね等で浮上させた状態で嵌合する手段を用いると突き出し量は0.3mm以下の制限を受けない。
大ディスク1と小ディスク3それぞれのディスク中心孔8の形状および大きさは同じであることが好ましいが、異なっていてもそれぞれのディスクの中心孔8と回転軸9とが嵌合できるようになっていればよい。その場合のそれぞれのディスク中心孔8の大きさおよび形状は特に限定されない。
この実施の形態は、実施の形態1のようにサイズと厚さの異なるカートリッジを同一装置に装填して使用する記録再生装置の挿入部の開口形状に関する。
図3は、図1および図2に示す大カートリッジ2および小カートリッジ4に適用可能な記録再生装置27が備える挿入部、即ちベゼル21の開口形状を示す斜視図である。
図4は、前記ベゼルの開口部形状に関する異なる実施形態を示す斜視図である。図3に示すベゼル21は、上側に凸の形状を施しているのに対して、図4のベゼル22は、下側に凸の形状を施しているが、前記と同様の効果が得られる。
この実施の形態は、実施の形態1のようにサイズと厚さの異なるカートリッジを記録再生装置の内部で支持する支持部材の形状に関する。
図5のガイド23は、図1および図2に示す大カートリッジ2および小カートリッジ4に適用可能な記録再生装置29が備えるガイド23の形状を示す斜視図である。また、図5は図3のベゼル21の形状に対応している。
なお、ガイド23または24の上下面それぞれに外部へ向けて凸状の加工を施すことも可能であり、前記略十文字形のベゼルを使用した場合に、適用できる。
2 大カートリッジ
3 小ディスク
4 小カートリッジ
5 記録再生部
27〜32 記録再生装置
6 大カートリッジ用位置決めピン
7 小カートリッジ用位置決めピン
8 ディスク中心孔
9 記録再生部の回転軸
10 ディスク収容部
21、22 ディスク・カートリッジ挿入部(ベゼル)
23〜26 ガイド
101 従来の大ディスク
102 従来の大カートリッジ
103 従来の小ディスク
104 従来の小カートリッジ
105 従来の記録再生部
127 従来の記録再生装置
106 従来の大カートリッジ用位置決めピン
107 従来の小カートリッジ用位置決めピン
108 従来のディスク中心孔
109 従来の記録再生部の回転軸
121 従来のベゼル
122 従来のガイド
Claims (6)
- 異なる外径の複数の記録媒体ディスクを収容する複数サイズのディスク・カートリッジを所望により選択して記録再生部本体に装填でき、カートリッジに収容されたディスクの記録再生を行う記録再生装置であって、
複数のカートリッジは、各カートリッジが、ディスクの外径に対応する位置決め孔を有し、厚みを小さい外径のディスクを収容するものほど大きくした複数のカートリッジの組み合せからなり、
記録再生部本体は、ディスクを回転駆動させる回転軸と、高さを異にし、かつ高い方を装填側から遠方に配置し、ディスクの外径に対応する前記位置決め孔のみにそれぞれ嵌入可能な複数の位置決めピンを有しディスクの高さを前記回転軸に係合可能に一定に維持するカートリッジ支持部とを備える記録再生装置。 - カートリッジ支持部は、高さを異にし、かつ高い方を装填側から遠方に配置し、ディスクの外径に対応するカートリッジのみをそれぞれ載置支持可能な複数の支持ピンをさらに備え、これによってカートリッジを水平に維持する請求項1記載の記録再生装置。
- 記録再生部本体は、複数サイズのディスク・カートリッジを挿入するための開口を有する挿入部をさらに備え、
この挿入部の開口が、最も大きいカートリッジが挿入できる開口幅と最も大きいカートリッジが挿入できるがそれよりも小さいカートリッジが挿入できない開口高さとを有し、かつ最も大きいカートリッジより小さいカートリッジが開口中央でそれぞれ挿入できる高さ方向の凹段部を有し、開口の上下縁のいずれか一方または両方が開口中央に対して左右対称な階段状に形成されてなる請求項1または2記載の記録再生装置。 - 記録再生部本体は、複数サイズのディスク・カートリッジを少なくともディスクと平行な表面側もしくは裏面側の一方または両側から支持する支持部材をさらに備え、
この支持部材が、各サイズのカートリッジ外形に対応した凹部を持つように形成され、
各サイズのカートリッジが、その装填時にカートリッジ内部のディスクと回転軸とを係合させるように前記凹部によって案内あるいは位置決めされる請求項1〜3のいずれか1つに記載の記録再生装置。 - 前記複数サイズが、大小1対のサイズである請求項1〜4の何れか1つに記載の記録再生装置。
- 異なる外径の複数の記録媒体ディスクを収容し、所望により選択されて記録再生装置の記録再生部本体に装填される複数サイズのディスク・カートリッジの組み合せであって、
各カートリッジが、厚みを小さい外径のディスクを収容するものほど大きくし、記録再生部本体に設けられる、高さを異にし、かつ高い方を装填側から遠方に配置したディスクの外径に対応する位置決めピンのみに嵌合し、それらによってディスクの高さを記録再生部本体に設けられる回転軸に係合可能に一定に維持可能な位置決め孔を有する複数サイズのカートリッジの組み合せ。
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JP2003413263A JP2005174463A (ja) | 2003-12-11 | 2003-12-11 | 記録再生装置およびそれに用いる複数サイズのカートリッジの組み合せ |
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2003
- 2003-12-11 JP JP2003413263A patent/JP2005174463A/ja active Pending
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