JP2005174438A - 記録媒体の挿入排出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録媒体の挿入/排出の際に良好なフィーリングを得ることができる記録媒体の挿入排出装置を安価で提供することを目的とする。
【解決手段】 記録媒体のカートリッジに設けられた係止凹部に係止する係止凸部を有する係止レバーが固定され、記録媒体を挿入排出方向に搬送する搬送手段に係止する挿入排出部品と、該記録媒体を保持する保持部品とにより構成される記録媒体の挿入排出装置において、係止凸部と係止凹部とが係止状態において係止凸部の終端部には、少なくとも係止凹部形成面より突出する当接部が形成されており、記録媒体が挿入排出位置まで移動した際に当接部に係合し、係止凸部を係止凹部から離れる方向へ付勢する係止解除部品が設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、記録媒体を装填し再生または記録する記録媒体駆動装置に係り、詳細には記録媒体を挿入排出する際に良好な操作フィーリングを得ることができる記録媒体の挿入排出装置に関する。
従来のMD挿入排出装置を図10、図11および図12を用いて説明する。
図10は本説明に用いるMDを示す概略図で、(a)は上面視図、(b)は側面視図である。図11は背景技術のMD挿入排出装置の要部を示す概略図で、(a)は上面視図、(b)は側面視図である。図12は背景技術のMDと係止レバーとの係止関係を示す概略上面視図で、(a)は挿入前(排出後)、(b)は挿入(排出)途中、(c)は挿入後(排出前)の図である。
70はMD(ミニディスク)で、図10で示すように小径の光磁気ディスク71がシャッタ72を有するカートリッジ73の内部に収納されており、この、カートリッジ73の両側面の裏面側(記録媒体の記録面側方向)には、挿入排出の際にカートリッジ73を保持する相手側の部材が係止するための係止凹部74が設けられている。
75はMDの挿入排出装置の要部で、図11で示すように保持部品80および挿入排出部品90などにより構成されている。
保持部品80はMD70を保持する部品で、MD70の挿入排出方向の底面82の両側には、断面形状がコ字形状に形成されたガイド部81が開口部を対向させて設けられている。ガイド部81の側面にはカートリッジ73の記録面を開閉するシャッタ72を開閉部材などが設けられている。また、底面82には光磁気ディスク71の回転中心部位と、光磁気ディスク71の記録面の読取部位に孔などが設けられている。保持部品80はエレベータ機構(図示省略)に接続しており、MD70が所定の位置(回転中心)にあるときにはエレベータ動作が可能となる。
挿入排出部品90は、MD70を保持し保持部品80内に挿入または排出する部品で、レバー本体91と2本の係止レバー95などにより構成される。レバー本体91は、保持部品80のガイド部81に係合し、挿入または排出方向へ移動するスライド機構のスライドレバー(図示省略)に係止する係止軸92が形成されている。係止レバー95には、ばね性の板部材が用いられ、カートリッジ73の係止凹部74に係止する略U字形状の係止凸部96が形成されている。レバー本体91には樹脂部材が用いられので、板ばね部材で形成された2本の係止レバー95の係止凸部96を、カートリッジ73の側面に形成された係止凹部74に係止するように位置決めした状態で、レバー本体91と一体にインサート成形することにより挿入排出部品90が形成される。挿入排出部品90はレバー本体91の上方に設けられたスライド機構に接続しており挿入または排出方向へ移動する。
次に、MD70の挿入排出動作について図12を用いて説明する。
先ず、MD70の挿入動作を説明する。MD70を挿入排出口から挿入するとカートリッジ73の挿入方向の先端面が係止レバー95の係止凸部96に当接し、係止レバー95を外側方向へ撓ませながらカートリッジ73の側面に沿って進む。そして、係止凸部96がMD70の係止凹部74に到達すると、係止レバー95の復元力(弾性力)により係止凸部96が係止凹部74に嵌り係止する。この状態で、挿入排出部品90が挿入方向へ所定の位置まで移動しMD70が演奏部に装填される。
次に、MD70の排出動作について説明する。MD70の排出操作を行うと、挿入排出部品90が排出方向へ所定の位置まで移動し、MD70の取出し可能状態となる。この状態で、カートリッジ73を手で掴み引き出すと、カートリッジ73の係止凹部74に係止していた係止レバー95を外側方向へ撓ませながら係止凸部96がカートリッジ73の側面に沿って進む。そして、係止凸部96がMD70の側面の終端部に達すると、係止凸部96がMD70から離れMD70の排出が完了し、挿入排出部品90がMD70の挿入前の状態に戻る。
この出願の発明に関する先行技術文献としては次のものがある。
特開平11−328802号 特開2000−149533号
しかし、上述の記録媒体の挿入排出装置75では、MD70の挿入排出時に係止レバー95の係止凸部96が、カートリッジ73の挿入方向の先端面や係止凹部74の側面に当接し、さらに、係止レバー95を外側方向へ押し開きながらカートリッジ73の側面に沿って進む。したがって、MD70の挿入排出の際には係止レバー95の弾性力(反発力)に対応する引抜力または挿入力が操作者の指に加わるので、良好なフィーリングを得ることができない。この対策として係止レバー95の弾性力を弱くすることも考えられるが、MD70を保持する力が弱まりMD70を所定の位置まで排出した際に、MD70が係止レバー95から外れ脱落する場合がある。また、MD70が保持された状態で振動が加わると異音が発生するおそれもある。
本発明は上述の問題を解決するもので、記録媒体の挿入/排出の際に良好なフィーリングを得ることができる記録媒体の挿入排出装置を安価で提供することを目的とする。
本発明は上述の目的を達成するもので、記録媒体の係止凹部に係止する係止凸部を有する係止レバーが固定され、該記録媒体を挿入排出方向に搬送する搬送手段に係止する挿入排出部品と、該記録媒体を保持する保持部品とにより構成される記録媒体の挿入排出装置において、前記記録媒体が挿入排出位置まで移動した際に前記係止レバーに係合し、前記係止凸部を前記係止凹部から離れる方向へ付勢する係止解除部品が設けられていることを特徴とするものである。
また、前記係止凸部の終端部には、該係止凸部と前記係止凹部とが係止状態において、少なくとも該係止凹部形成面より突出し前記係止解除部品に当接する突出部が設けられていることを特徴とするものである。
また、記録媒体の係止凹部に係止する係止凸部を有する係止レバーが固定され、該記録媒体を挿入排出方向に搬送する搬送手段に係止する挿入排出部品と、該記録媒体を保持する保持部品とにより構成される記録媒体の挿入排出装置において、前記記録媒体が挿入排出位置から挿入方向へ移動する際に、前記係止凸部を前記係止凹部の方向へ付勢する圧接部が前記保持部品に設けられていることを特徴とするものである。
また、前記係止レバーは、前記係止凹部の側面側から係止するように設けられていることを特徴とするものである。
また、前記係止レバーは、前記係止凹部の底面側から係止するように設けられていることを特徴とするものである。
また、前記係止レバーは、ばね部材で形成されていることを特徴とするものである。
また、前記係止レバーは、ばね部材で形成されていることを特徴とするものである。
以上説明したように本発明によれば、MD(記録媒体)の挿入/排出の際に良好な操作フィーリングを得ることができる記録媒体の挿入排出装置を安価で提供することができる。
本発明の記録媒体の挿入排出装置をMD駆動装置に適用した場合の、事例の一部を図1乃至図10を用いて説明する。
本発明の実施例1を図1、図2、図3および図10を用いて説明する。尚、図10は本説明に用いるMDを示す概略図であり、背景技術で概略を説明したので説明を省略する。
図1は本発明の実施例1のMD挿入排出装置の要部の部品を示す概略図で、(a)は上面視図、(b)は側面視図である。図2は実施例1のMD排出完了位置におけるMD保持状態を示す概略図で、(a)は上面視図、(b)はA部拡大図である。図3は実施例1の演奏位置におけるMD保持状態を示す概略上面視図である。
10はMD挿入排出装置の要部で、図1で示すように保持部品20、挿入排出部品30および係止解除部品25などにより構成されている。
保持部品20はMD70を保持する部品で、MD70の挿入排出方向の底面22の両側には、断面形状がコ字形状に形成されたガイド部21が開口部を対向させて設けられている。ガイド部21の側面には光磁気ディスク71の記録面を開閉するシャッタ72の開閉部材などが設けられている。また、底面22には光磁気ディスク71の回転中心部位と、光磁気ディスク71の記録面の読取部位に孔などが設けられている。保持部品20はエレベータ機構(図示省略)に接続しており、MD70が所定の位置(回転中心)にあるときにはエレベータ動作が可能となる。
挿入排出部品30は、MD70を保持し保持部品20内に挿入または排出する部品で、レバー本体31と2本の係止レバー32などにより構成される。レバー本体31は、保持部品20のガイド部21に係合し、挿入または排出方向へ移動するスライド機構のスライドレバー(搬送手段に相当、図示省略)に係止する係止軸33が形成されている。係止レバー32には、ばね性の板部材が用いられ、MD70のカートリッジ73の係止凹部74に係止する略V字形状の係止凸部34が形成されており、係止凸部34の終端部にはカートリッジ73の係止凹部74の形成面(側面)より突出する当接部35が形成されている。尚、レバー本体31には樹脂部材が用いられるので、板ばね部材(ばね線材でも可)で形成された2本の係止レバー32の係止凸部34が、カートリッジ73の側面に形成された係止凹部74に係止するように位置決めした状態で、レバー本体31と一体にインサート成形することにより挿入排出部品30が形成される。挿入排出部品30はレバー本体31の上方に設けられたスライド機構のスライドレバーに接続しており挿入または排出方向へ移動する。
尚、本実施例の説明では樹脂部材のレバー本体31と金属部材の係止レバー32とを一体にインサート成形したが、これに限らず係止レバー32を樹脂部材としレバー本体31と一体に樹脂成形することもできる。
係止解除部品25は、カートリッジ73が所定の位置まで排出された際に、係止レバー32の係止凸部34の最先端部に形成された当接部35に係合(当接)し、係止凸部34をカートリッジ73の係止凹部74から所定の寸法離れる方向へ付勢する部品である。尚、係止解除部品25はMD70を挿入または排出する際に操作者の指に伝わる操作フィーリングをよくすると共に、MD70が排出位置に到達した際に、MD70が勝手に飛び出し落下しない程度の保持力が必要となる。そのためには、図2(b)で示すH部の寸法(係止凹部74と係止凸部34との係合寸法)を調整する必要がある。そこで、係止解除部品25は上記の条件を満たすような位置に設けることになるが、位置調整をしやすくするためには、係止解除部品25に位置決め凸部を設け、ガイド部21の側面の所定の位置に位置決孔を設け、それぞれを係合させた状態で点溶接または接着剤などで固定する。または、係止解除部品25にねじ孔を設け、保持部品20のガイド部21の側面にねじ孔に対応する位置に長孔を設け、係止解除部品25を所定の位置に位置決めした状態でねじ止め固定するようにしてもよい。その他に、保持部品20のガイド部21の上面で、上記の条件を満たすような位置に、係止解除部品25の代りに棒状の物(例えば丸ピン)を立設して、係止レバー32の当接部35に係合(当接)させ、係止状態を解除するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の実施例1のMD挿入排出装置10によれば、MD70を排出する際に、係止解除部品25の先端部が係止レバー32の係止凸部34の当接部35に当接し、係止凸部34をカートリッジ73の係止凹部74から所定の寸法だけ離れる方向へ移動するようにしたので、MD70を取出す際に指に伝わるフィーリングが最適になるように調整することができる。尚、MD70を挿入する際は、MD70の排出完了状態で挿入するので、必要以上の挿入力を必要とせず排出の際と同じように良好な操作フィーリングを得ることができる。
即ち、本発明は背景技術で説明したMD挿入排出装置75に簡単な部品(係止解除部品25)を追加するだけで、背景技術の問題点を容易にしかも安価で解決することができる。
尚、本発明の実施例1ではMD70の挿入排出装置について説明したが、これに限らずMDと同じ構造のカーとリッジに収納された記録媒体であれば本発明を適用することができる。
本発明の実施例2を図4および図5を用いて説明する。
図4は本発明の実施例2のMD排出完了位置におけるMD保持状態を示す概略図で、(a)は上面視図、(b)はC−C断面拡大図である。図5は実施例2の演奏位置におけるMD保持状態を示す要部側断面拡大図である。尚、実施例2は実施例1の一部を変更したものであり、実施例1と同じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。
11はMD挿入排出装置の要部で、図4で示すように保持部品20、挿入排出部品40および係止解除部品27などにより構成されている。
挿入排出部品40は、MD70を保持し保持部品20内に挿入または排出する部品で、レバー本体41と2本の係止レバー42などにより構成されている。レバー本体41は、保持部品20のガイド部21に係合し、保持部品20の上方に設けられたスライド機構のレバー(図示省略)に係止する係止軸45が形成されている。係止レバー42には、MD70のカートリッジ73の係止凹部74に係止する略V字形状の係止凸部43が形成されており、係止凸部43の終端部には係止凹部74に係止状態において、保持部品20の底面22より突出するように当接部44が形成されている。尚、レバー本体41には樹脂部材が用いられるので、板ばね部材(ばね線材でも可)で形成された2本の係止レバー42の係止凸部43が、カートリッジ73の下面に形成された係止凹部74に係止するように位置決めした状態で、レバー本体41と一体にインサート成形することにより挿入排出部品40が形成される。挿入排出部品40は保持部品20の上方に設けられたスライド機構(図示省略)に接続しており挿入排出方向に移動する。
係止解除部品27は、カートリッジ73が所定の位置まで排出された際に、係止レバー42の係止凸部43の最先端部に形成された当接部44に係合(当接)し、係止凸部43をカートリッジ73の係止凹部74から所定の寸法離れる方向へ付勢する部品である。尚、係止解除部品27はMD70を挿入または排出する際に操作者の指に伝わる操作フィーリングがよくなると共にMD70が排出位置に到達した際に、MD70が勝手に飛び出し落下しない程度の保持力にするために、図4(b)で示すH部の寸法(係止凹部74と係止凸部43との係合寸法)を調整する必要がある。そこで、係止解除部品27は上記の条件を満たすような位置に設けることになるが、実施例1と同じように係止解除部品27と保持部品20の底面22とに凹凸の位置決部を設け、それぞれを係合させた状態で点溶接または接着剤などにより固定する。または、位置調整をしやすくするために保持部品20の底面22の所定の位置にねじ孔を設け、係止解除部品27にはねじ孔に対応する位置に長孔を設け、係止解除部品27を所定の位置に位置決めした状態でねじ止め固定するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の実施例2のMD挿入排出装置11によれば、係止レバー42をカートリッジ73の係止凹部74の形成面(底面)側に設けることにより、係止レバー42の幅を必要により広くすることができるので、係止レバー42の保持力を上げることができる。その他に、実施例1と同じようにMD70を排出または挿入する際に良好な操作フィーリングを得ることができる。
本発明の実施例3を図6および図7を用いて説明する。
図6は本発明の実施例3のMD排出完了位置におけるMD保持状態を示す概略図で、(a)は上面視図、(b)はE部拡大図である。図7は実施例3の演奏位置におけるMD保持状態を示す要部上面視拡大図である。尚、実施例3は実施例1の一部を変更したものであり、実施例1と同じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。
12はMD挿入排出装置の要部で、図6で示すように保持部品20および挿入排出部品50などにより構成されている。
挿入排出部品50は、レバー本体31と2本の係止レバー51などにより構成される。係止レバー51には、板ばね部材(ばね線材でも可)が用いられ、MD70のカートリッジ73の係止凹部74に係止する略V字形状の係止凸部52が形成されている。尚、レバー本体31には樹脂部材が用いられるので、2本の係止レバー51の係止凸部52が、カートリッジ73の側面に形成された係止凹部74に係止するように位置決めした状態で、レバー本体31と一体にインサート成形することにより挿入排出部品50が形成される。
尚、係止レバー51で保持されたカートリッジ73が所定の位置まで排出されと、保持部品20のガイド部21の側面に係止凸部52の逃孔58が形成されているので、ガイド部21の側面に圧接していた係止レバー51が弾性力により元の状態に復帰する。係止レバー51が復帰することにより係止凸部52が、図6(b)で示すようにカートリッジ73の係止凹部74に対し所定のH寸法となるように浅く係止した状態となる。このように、係止レバー51は所定以上の外圧が加わらない排出位置に達した際に、MD70が勝手に飛び出し落下しない程度の保持力を得るように予め形成されている。
また、係止レバー51で保持されたカートリッジ73が所定の位置まで挿入されると、係止レバー51は保持部品20のガイド部21の側面に圧接し(側面圧接で不十分な場合には側面を内側へ張り出し圧接部を設けてもよい)、カートリッジ73の係止凹部74の方向へ付勢される。そして、図7で示すように係止凸部52が係止凹部74に対し正規の状態(十分)に係止する。
以上説明したように、本発明の実施例3のMD挿入排出装置12によれば、MD70の挿入/排出位置において、係止レバー51に保持されたMD70が勝手に飛び出し落下しない程度の保持力を得るように、係止レバー51が予め形成されている。したがって、カートリッジ73の係止凹部74と係止レバー51の係止凸部52との係止状態を解除するのに、係止解除部品などの構成部品を増やすことなく実施例1と同じように、MD70を排出または挿入する際に、操作者の指に伝わる良好な操作フィーリングを得ることができる。その他に、MD挿入排出装置12のコスト低減が図れる。
本発明の実施例4を図8および図9を用いて説明する。
図8は本発明の実施例4のMD排出完了位置におけるMD保持状態を示す概略図で、(a)は上面視図、(b)はD―D断面拡大図である。図9は実施例4の演奏位置におけるMD保持状態を示す要部側断面拡大図である。尚、実施例4は実施例2の一部を変更したものであり、実施例2と同じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。
13はMD挿入排出装置の要部で、図8で示すように保持部品20および挿入排出部品55などにより構成されている。
挿入排出部品55は、レバー本体41と2本の係止レバー56などにより構成される。係止レバー56には、板ばね部材(ばね線材でも可)が用いられ、MD70のカートリッジ73の係止凹部74に係止する略V字形状の係止凸部57が形成されている。尚、レバー本体41には樹脂部材が用いられるので、2本の係止レバー56の係止凸部57がカートリッジ73の下面に形成された係止凹部74に係止するように位置決めした状態で、レバー本体41と一体にインサート成形することにより挿入排出部品55が形成される。
尚、係止レバー56で保持されたカートリッジ73が所定の位置まで排出されと、保持部品20の底面22に逃孔59が形成されているので、底面22でカートリッジ73の係止凹部74の方へ付勢されていた係止レバー56は弾性力により元の状態に復帰する。係止レバー56が復帰することにより図8の(b)で示すように、係止凸部57が係止凹部74に対し所定のH寸法となるように浅く係止した状態となる。このように、係止レバー56は所定以上の外圧が加わらない排出位置に達した際に、MD70が勝手に飛び出し落下しない程度の保持力を得るように形成されている。
また、係止レバー56で保持されたカートリッジ73が所定の位置まで挿入されると、係止レバー56は保持部品20の底面22に形成された凹溝60(溝幅が係止レバー56の幅より広く、係止レバー56の厚みと略同じ深さの溝)の底面に圧接し、カートリッジ73の係止凹部74の方向へ付勢される。そして、図9で示すように係止凸部57が係止凹部74に対し正規の状態(係止十分)に係止する。
以上説明したように、本発明の実施例4のMD挿入排出装置13によれば、MD70の挿入/排出位置において、係止レバー56に保持されたMD70が勝手に飛び出し落下しない程度の保持力を得るように、係止レバー56が予め形成されている。したがって、カートリッジ73の係止凹部74と係止レバー56の係止凸部57との係止状態を解除するのに用いた係止解除部品などの構成部品を増やすことなく、実施例1、2と略同じようにMD70を排出または挿入する際に、操作者の指に伝わる良好な操作フィーリングを得ることができる。その他に、MD挿入排出装置13のコスト低減が図れる。
本発明の実施例1のMD挿入排出装置の要部の部品を示す概略図である。 実施例1のMD排出完了位置におけるMD保持状態を示す概略図である。 実施例1の演奏位置におけるMD保持状態を示す概略上面視図である。 本発明の実施例2のMD排出完了位置におけるMD保持状態を示す概略図である。 実施例2の演奏位置におけるMD保持状態を示す要部側断面拡大図である。 本発明の実施例3のMD排出完了位置におけるMD保持状態を示す概略図である。 実施例3の演奏位置におけるMD保持状態を示す要部上面視拡大図である。 本発明の実施例4のMD排出完了位置におけるMD保持状態を示す概略図である。 実施例4の演奏位置におけるMD保持状態を示す要部側断面拡大図である。 本発明の説明に用いるMDを示す概略図である。 背景技術のMD挿入排出装置の要部を示す概略図である。 背景技術のMDと係止レバーとの係止関係を示す概略上面視図である。
符号の説明
10、11、12、13・・・MD挿入排出装置
20・・・保持部品
22・・・底面
21・・・ガイド部
25、27・・・係止解除部品
30、40、50、55・・・挿入排出部品
31、41・・・レバー本体
32、42、51、56・・・係止レバー
33、45・・・係止凸部
34、43、52、57・・・係止部
35、44・・・当接部
58,59・・・逃孔
60・・・凹溝
70・・・MD
71・・・光磁気ディスク
72・・・シャッタ
73・・・カートリッジ
74・・・係止凹部



























Claims (6)

  1. 記録媒体の係止凹部に係止する係止凸部を有する係止レバーが固定され、該記録媒体を挿入排出方向に搬送する搬送手段に係止する挿入排出部品と、該記録媒体を保持する保持部品とにより構成される記録媒体の挿入排出装置において、
    前記記録媒体が挿入排出位置まで移動した際に前記係止レバーに係合し、前記係止凸部を前記係止凹部から離れる方向へ付勢する係止解除部品が設けられていることを特徴とする記録媒体の挿入排出装置。
  2. 前記係止凸部の終端部には、該係止凸部と前記係止凹部とが係止状態において、少なくとも該係止凹部形成面より突出し前記係止解除部品に当接する突出部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体の挿入排出装置。
  3. 記録媒体の係止凹部に係止する係止凸部を有する係止レバーが固定され、該記録媒体を挿入排出方向に搬送する搬送手段に係止する挿入排出部品と、該記録媒体を保持する保持部品とにより構成される記録媒体の挿入排出装置において、
    前記記録媒体が挿入排出位置から挿入方向へ移動する際に、前記係止凸部を前記係止凹部の方向へ付勢する圧接部が前記保持部品に設けられていることを特徴とする記録媒体の挿入排出装置。
  4. 前記係止レバーは、前記係止凹部の側面側から係止するように設けられていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の記録媒体の挿入排出装置。
  5. 前記係止レバーは、前記係止凹部の底面側から係止するように設けられていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の記録媒体の挿入排出装置。
  6. 前記係止レバーは、ばね部材で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載の記録媒体の挿入排出装置。






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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007062097A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Seiko Epson Corp 画像形成方法および画像形成装置

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JP2007062096A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Seiko Epson Corp 画像形成方法および画像形成装置
JP2007062097A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Seiko Epson Corp 画像形成方法および画像形成装置

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