JP2005173656A - 電子文書回覧システム、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コミュニティに属する全員に文書内容を簡単に知らせることができ、且つ、誰が文書内容を読んだかが簡単に分かる電子文書回覧システムを提供する。
【解決手段】 複数の文書を格納し、その文書の未読既読管理を行うDBサーバ10と、管理者とユーザの使用するコンピュータ20、30とをネットワーク40で接続しており、当該システムを利用するユーザ情報とユーザの所属するコミュニティ情報を管理しておき、文書を登録した後、該文書を登録した旨の通知をコミュニティの中から指定して、このコミュニティに属するユーザへ通知するとともに、通知を行ったユーザの文書の閲覧状態を未読状態として初期化し、ユーザから文書内容の既読化の指示があった場合には既読状態として記録する。ユーザから閲覧指示があると、当該文書の内容と、当該文書を配信したユーザと該ユーザの未読既読情報とをコミュニティごとに表示する。
【選択図】 図2
【解決手段】 複数の文書を格納し、その文書の未読既読管理を行うDBサーバ10と、管理者とユーザの使用するコンピュータ20、30とをネットワーク40で接続しており、当該システムを利用するユーザ情報とユーザの所属するコミュニティ情報を管理しておき、文書を登録した後、該文書を登録した旨の通知をコミュニティの中から指定して、このコミュニティに属するユーザへ通知するとともに、通知を行ったユーザの文書の閲覧状態を未読状態として初期化し、ユーザから文書内容の既読化の指示があった場合には既読状態として記録する。ユーザから閲覧指示があると、当該文書の内容と、当該文書を配信したユーザと該ユーザの未読既読情報とをコミュニティごとに表示する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、電子文書回覧システム、プログラムおよび記録媒体に関し、具体的には、電子化された文書を複数の回覧対象者の未読あるいは既読状態が容易にわかる電子文書回覧システムに関する。
ある特定の情報をコミュニティ全員に通知する方法として、回覧版や連絡網というシステムがある。このようなシステムでは、情報の伝達経路を特定し、特定した伝達経路にしたがって情報を伝えることで、コミュニティ全員に情報を通知する。
電子的な文書(以下、電子文書または単に文書と呼ぶ)でも、例えば、検印や承認などは、同様に特定の経路で情報が伝達されていく。
しかし、従来のシステムでは、何かの原因で経路途中の伝達が中断してしまうと、それ以後の人間に情報が伝達されなくなってしまう。ところで、電子文書は、情報が紙のような物体に依存していないので、複数の人間が同時にその情報にアクセスできることが特徴である。
したがって、電子文書の場合、コミュニティ全員に通知されることさえ保証されれば、特定の経路を辿って行く必要はなく、特定の経路を辿らずに、例えば全員に同時に電子メールを出すという通知方法でも目的を達成することができる。
ところが文書の情報量が大きい場合、全員に同時に電子メールすると、メールサーバに多大な負担を与えることになる。通常、このような場合は、データベースに伝達すべき情報を登録し、情報を登録した旨の通知だけを電子メールでユーザへ送り、ユーザはその通知を受けて、能動的にデータベースに登録された情報を読みに行くようになっている。
例えば、特許文献1の技術では、電子メールの受信者に閲覧させたい文書を登録し、その登録文書のURLアドレスを生成して、メール受信者を特定する識別符号をこのURLアドレスに付加して電子メール受信者へ送信する。通知されたURLアドレスへ電子メール受信者がアクセスしてきたときに、URLアドレスに付加されている識別符号からメール受信者を特定して、この受信者が文書にアクセスしたことをアクセス履歴へ登録する。
これにより、電子メールの受信者が特定の文書を閲覧したか否かを確実に確認することができる。
また、特許文献2の技術は、各部門に関する情報と各ユーザに関する情報とをデータベースに登録しておく。次に、文書に関する情報をデータベースに仮登録し、仮登録文書の承認をユーザに依頼し、ユーザによる承認をデータベースに登録して文書の本登録とする。文書の本登録がなされると、各部門または各ユーザに対し電子メールで通知し、通知の受け取り確認を要求し、受け取り確認の有無をデータベースに登録しておく。所定の期限内に承認や受け取り確認、閲覧済み報告がない場合に、部門またはユーザに督促を行う。
これにより、文書の授受管理、最新版管理と旧版の閲覧、ユーザへの閲覧指示と閲覧済みの確認を確実に行うことができる。なお、他にも情報管理や文書管理システムあるいは検印回覧システムとしては、特許文献3〜6がある。
特開2003−131994公報
特開2003−76822公報
特開2002−259386公報
特開2001−52044公報
特開2001−218407公報
特開2001−222525公報
電子的な文書(以下、電子文書または単に文書と呼ぶ)でも、例えば、検印や承認などは、同様に特定の経路で情報が伝達されていく。
しかし、従来のシステムでは、何かの原因で経路途中の伝達が中断してしまうと、それ以後の人間に情報が伝達されなくなってしまう。ところで、電子文書は、情報が紙のような物体に依存していないので、複数の人間が同時にその情報にアクセスできることが特徴である。
したがって、電子文書の場合、コミュニティ全員に通知されることさえ保証されれば、特定の経路を辿って行く必要はなく、特定の経路を辿らずに、例えば全員に同時に電子メールを出すという通知方法でも目的を達成することができる。
ところが文書の情報量が大きい場合、全員に同時に電子メールすると、メールサーバに多大な負担を与えることになる。通常、このような場合は、データベースに伝達すべき情報を登録し、情報を登録した旨の通知だけを電子メールでユーザへ送り、ユーザはその通知を受けて、能動的にデータベースに登録された情報を読みに行くようになっている。
例えば、特許文献1の技術では、電子メールの受信者に閲覧させたい文書を登録し、その登録文書のURLアドレスを生成して、メール受信者を特定する識別符号をこのURLアドレスに付加して電子メール受信者へ送信する。通知されたURLアドレスへ電子メール受信者がアクセスしてきたときに、URLアドレスに付加されている識別符号からメール受信者を特定して、この受信者が文書にアクセスしたことをアクセス履歴へ登録する。
これにより、電子メールの受信者が特定の文書を閲覧したか否かを確実に確認することができる。
また、特許文献2の技術は、各部門に関する情報と各ユーザに関する情報とをデータベースに登録しておく。次に、文書に関する情報をデータベースに仮登録し、仮登録文書の承認をユーザに依頼し、ユーザによる承認をデータベースに登録して文書の本登録とする。文書の本登録がなされると、各部門または各ユーザに対し電子メールで通知し、通知の受け取り確認を要求し、受け取り確認の有無をデータベースに登録しておく。所定の期限内に承認や受け取り確認、閲覧済み報告がない場合に、部門またはユーザに督促を行う。
これにより、文書の授受管理、最新版管理と旧版の閲覧、ユーザへの閲覧指示と閲覧済みの確認を確実に行うことができる。なお、他にも情報管理や文書管理システムあるいは検印回覧システムとしては、特許文献3〜6がある。
しかしながら、電子メールを受信したユーザがデータベースへ能動的に読みに行くのでは、コミュニティ全員に情報が伝達されたか保証できないという問題がある。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたものであって、コミュニティに属する全員に文書内容を簡単に知らせることができ、且つ、誰が文書内容を読んだかがユーザに負担をかけずに分かる電子文書回覧システム、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
本発明は、上述した実情を考慮してなされたものであって、コミュニティに属する全員に文書内容を簡単に知らせることができ、且つ、誰が文書内容を読んだかがユーザに負担をかけずに分かる電子文書回覧システム、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、複数の文書を格納し、その文書の未読既読管理を行うデータベースサーバと、このデータベースサーバを維持管理する管理者の使用するコンピュータと、このデータベースサーバに格納された文書を閲覧するユーザの使用するコンピュータとをネットワークを介して接続する電子文書回覧システムにおいて、当該システムを利用するユーザ情報を管理するユーザ管理部と、前記ユーザの所属するコミュニティ情報を管理するコミュニティ管理部と、文書を登録した後、該文書を登録した旨の通知を前記コミュニティの中から指定して、このコミュニティに属するユーザへ通知するとともに、通知を行ったユーザの文書の閲覧状態を未読状態として初期化して記録し、ユーザから文書内容の既読化の指示があった場合にはユーザの文書の閲覧状態を既読状態として記録する既読状態管理部と、前記通知に応じて、当該文書の内容と、当該文書を配信したユーザと該ユーザの未読既読情報とをコミュニティごとに提供する表示管理部とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の電子文書回覧システムにおいて、閲覧または既読化の指示を行ったユーザが、文書に指定されたコミュニティ以外のユーザである場合には、当該指示を無効とすることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または2に記載の電子文書回覧システムにおいて、前記既読状態管理部では、文書を配信したコミュニティに属するすべてのユーザが既読状態となった場合、この文書を自動的に削除することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、コンピュータに、請求項1、2または3のいずれかに記載の電子文書回覧システムの機能を実行させるためのプログラムである。
また、請求項5の発明は、請求項4に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の電子文書回覧システムにおいて、閲覧または既読化の指示を行ったユーザが、文書に指定されたコミュニティ以外のユーザである場合には、当該指示を無効とすることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または2に記載の電子文書回覧システムにおいて、前記既読状態管理部では、文書を配信したコミュニティに属するすべてのユーザが既読状態となった場合、この文書を自動的に削除することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、コンピュータに、請求項1、2または3のいずれかに記載の電子文書回覧システムの機能を実行させるためのプログラムである。
また、請求項5の発明は、請求項4に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、予めコミュニティを定義しておき、管理者は文書をユーザへ配信するときにユーザの属するコミュニティを指定して送信するようにしたので、文書の配信先のユーザをいちいち設定する手間が省け、管理者の負担を軽減できるとともに、文書内容をすべてのユーザに送信しなくてもコミュニティに属する全員に文書内容を知らせることができる。
また、ユーザが文書を閲覧するときに、配信されたユーザの未読・既読状態を表示するようにしたので、誰が文書内容を読んだかが容易に分かる。
また、回覧する情報の中には、特定のコミュニティのメンバ以外に公開してはならないような種類の情報が存在するが、ユーザから閲覧や既読化指令が来たときに、このユーザの権限を調べるようにしたので、特定のコミュニティメンバ以外の人間が文書を読まなかったことを保証できる。
また、ユーザが文書を閲覧するときに、配信されたユーザの未読・既読状態を表示するようにしたので、誰が文書内容を読んだかが容易に分かる。
また、回覧する情報の中には、特定のコミュニティのメンバ以外に公開してはならないような種類の情報が存在するが、ユーザから閲覧や既読化指令が来たときに、このユーザの権限を調べるようにしたので、特定のコミュニティメンバ以外の人間が文書を読まなかったことを保証できる。
以下、図面を参照して、本発明の電子文書回覧システムに係る好適な実施形態を説明する。
図1は、本発明の電子文書回覧システムの全体構成を示すブロック図である。同図において、電子文書回覧システムは、本システムを利用するユーザやユーザの属するコミュニティ等に関する情報の維持管理および文書の登録・削除・閲覧等のサービスを行うデータベース(DB)サーバ10、そのDBサーバ10の維持管理を行う管理者の利用するコンピュータ(以下、管理者PCという)20、DBサーバ10に登録された文書を閲覧するためのユーザの利用する複数のコンピュータ(以下、ユーザPCという)30、DBサーバ10と管理者PC20および各ユーザPC30を接続するネットワーク40からなっている。
このネットワーク40は、一般には、ケーブルで実現され、通信プロトコルにはTCP/IPが使われる。但し、伝送路としてはケーブルだけではなく、それらの間の通信プロトコルが一致するものであれば無線および有線のいずれであってもよく、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)やインターネットなどを用いることができる。
図1は、本発明の電子文書回覧システムの全体構成を示すブロック図である。同図において、電子文書回覧システムは、本システムを利用するユーザやユーザの属するコミュニティ等に関する情報の維持管理および文書の登録・削除・閲覧等のサービスを行うデータベース(DB)サーバ10、そのDBサーバ10の維持管理を行う管理者の利用するコンピュータ(以下、管理者PCという)20、DBサーバ10に登録された文書を閲覧するためのユーザの利用する複数のコンピュータ(以下、ユーザPCという)30、DBサーバ10と管理者PC20および各ユーザPC30を接続するネットワーク40からなっている。
このネットワーク40は、一般には、ケーブルで実現され、通信プロトコルにはTCP/IPが使われる。但し、伝送路としてはケーブルだけではなく、それらの間の通信プロトコルが一致するものであれば無線および有線のいずれであってもよく、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)やインターネットなどを用いることができる。
本システムの管理者は、本システムのユーザに関する情報やこのユーザが属するコミュニティをDBサーバ10へまず登録し、人事異動等による改変の時もこれらの情報を維持管理する。
また、管理者は特定のユーザやコミュニティに対して回覧すべき文書を電子メール等で受け取ったときには、この文書をDBサーバ10へ登録し、指定された特定のユーザやコミュニティに対して回覧文書がDBサーバ10へ登録されたことを電子メール等で通知する。このとき、コミュニティ宛の電子メールは、そのコミュニティに属するユーザ全員へ向けて送信される。
この通知を受信したユーザは、指定された文書をDBサーバ10へアクセスすることによって内容を閲覧する。
このとき、閲覧の内容としては、文書内容と同一コミュニティに属するユーザが、この文書を読んでいるか否かの状態も表示されるようになっている。
ユーザは、閲覧した後に文書既読の通知をDBサーバ10へ返信すると、DBサーバ10は当該文書におけるユーザの既読状況を記憶しておく。
さらに、文書登録を通知したときのユーザ全員が既読状態になったときには、管理者の指示または自動的にその文書をDBサーバ10から削除する。
また、管理者は特定のユーザやコミュニティに対して回覧すべき文書を電子メール等で受け取ったときには、この文書をDBサーバ10へ登録し、指定された特定のユーザやコミュニティに対して回覧文書がDBサーバ10へ登録されたことを電子メール等で通知する。このとき、コミュニティ宛の電子メールは、そのコミュニティに属するユーザ全員へ向けて送信される。
この通知を受信したユーザは、指定された文書をDBサーバ10へアクセスすることによって内容を閲覧する。
このとき、閲覧の内容としては、文書内容と同一コミュニティに属するユーザが、この文書を読んでいるか否かの状態も表示されるようになっている。
ユーザは、閲覧した後に文書既読の通知をDBサーバ10へ返信すると、DBサーバ10は当該文書におけるユーザの既読状況を記憶しておく。
さらに、文書登録を通知したときのユーザ全員が既読状態になったときには、管理者の指示または自動的にその文書をDBサーバ10から削除する。
以下、本実施形態を詳細に説明する。
図2は、DBサーバ10の機能構成を示すブロック図である。同図において、DBサーバ10は、ユーザ管理部11、ユーザデータベース(DB)12、コミュニティ管理部13、コミュニティデータベース(DB)14、文書管理部15、文書データベース(DB)16、表示管理部17、既読状態管理部18とから構成される。
本システムを使用するに先立ち、管理者は本システムを利用するユーザをユーザDB12へ登録する。そのために、管理者は管理者PC20からユーザに関する情報として少なくともユーザ名と、このユーザへの連絡方法(例えば、電子メールアドレス等)とをDBサーバ10のユーザ管理部11へ送る。
ユーザ管理部11は、受信したユーザに関する情報をもとに、ユーザを特定するためのユーザID(識別子)を割り当てて、ユーザDB12へ登録する。
ユーザDB12は、図3に示したように、ユーザごとに、ユーザID、ユーザ名、ユーザへの連絡方法を格納する。
また、管理者はユーザが人事異動等で本システムを使用しなくなった場合には当該ユーザのユーザIDと削除指令を送信し、或いは、ユーザの登録情報に変更があった場合には当該ユーザのユーザIDと変更内容(ユーザ名や連絡方法等)と変更指令を送信する。
ユーザ管理部11は、ユーザIDと削除指令を受け取ると、ユーザDB12から指定されたユーザIDの情報を削除して、ユーザDB12を更新する。
また、ユーザ管理部11は、ユーザIDと変更内容と変更指令を受け取ると、ユーザDB12の指定されたユーザIDのユーザに関する情報を変更して、ユーザDB12を更新する。
さらに、管理者は、コミュニティ、例えば、部や課等の部門やプロジェクト或いは趣味の同好会等を登録し、各コミュニティに属するメンバであるユーザをコミュニティDB14へ登録する。
コミュニティを登録するときには、管理者PC20からコミュニティ名、このコミュニティに属するユーザのユーザIDとコミュニティ登録指令をコミュニティ管理部13へ送信する。
コミュニティ管理部13は、受信したコミュニティ名に対してこのコミュニティを特定するためのコミュニティID(識別子)を割り当てて、コミュニティID、コミュニティ名とメンバの各ユーザIDとをコミュニティDB14へ登録する。
このコミュニティDB14は、図3に示したように、コミュニティごとに、コミュニティID、コミュニティ名および当該コミュニティに属するメンバリスト(ユーザIDのリスト)を格納する。
また、管理者は、組織改変等によるコミュニティの削除やコミュニティへのメンバの追加や削除を行う。
コミュニティ管理部13は、コミュニティの削除の場合には、削除するコミュニティIDを管理者PC20から受信し、コミュニティDB14から指定されたコミュニティを削除して更新する。
また、コミュニティ管理部13は、コミュニティへのメンバの追加や削除の場合には、受信したコミュニティIDにおけるメンバリストへの追加または削除を行ってコミュニティDB14を更新する。
図2は、DBサーバ10の機能構成を示すブロック図である。同図において、DBサーバ10は、ユーザ管理部11、ユーザデータベース(DB)12、コミュニティ管理部13、コミュニティデータベース(DB)14、文書管理部15、文書データベース(DB)16、表示管理部17、既読状態管理部18とから構成される。
本システムを使用するに先立ち、管理者は本システムを利用するユーザをユーザDB12へ登録する。そのために、管理者は管理者PC20からユーザに関する情報として少なくともユーザ名と、このユーザへの連絡方法(例えば、電子メールアドレス等)とをDBサーバ10のユーザ管理部11へ送る。
ユーザ管理部11は、受信したユーザに関する情報をもとに、ユーザを特定するためのユーザID(識別子)を割り当てて、ユーザDB12へ登録する。
ユーザDB12は、図3に示したように、ユーザごとに、ユーザID、ユーザ名、ユーザへの連絡方法を格納する。
また、管理者はユーザが人事異動等で本システムを使用しなくなった場合には当該ユーザのユーザIDと削除指令を送信し、或いは、ユーザの登録情報に変更があった場合には当該ユーザのユーザIDと変更内容(ユーザ名や連絡方法等)と変更指令を送信する。
ユーザ管理部11は、ユーザIDと削除指令を受け取ると、ユーザDB12から指定されたユーザIDの情報を削除して、ユーザDB12を更新する。
また、ユーザ管理部11は、ユーザIDと変更内容と変更指令を受け取ると、ユーザDB12の指定されたユーザIDのユーザに関する情報を変更して、ユーザDB12を更新する。
さらに、管理者は、コミュニティ、例えば、部や課等の部門やプロジェクト或いは趣味の同好会等を登録し、各コミュニティに属するメンバであるユーザをコミュニティDB14へ登録する。
コミュニティを登録するときには、管理者PC20からコミュニティ名、このコミュニティに属するユーザのユーザIDとコミュニティ登録指令をコミュニティ管理部13へ送信する。
コミュニティ管理部13は、受信したコミュニティ名に対してこのコミュニティを特定するためのコミュニティID(識別子)を割り当てて、コミュニティID、コミュニティ名とメンバの各ユーザIDとをコミュニティDB14へ登録する。
このコミュニティDB14は、図3に示したように、コミュニティごとに、コミュニティID、コミュニティ名および当該コミュニティに属するメンバリスト(ユーザIDのリスト)を格納する。
また、管理者は、組織改変等によるコミュニティの削除やコミュニティへのメンバの追加や削除を行う。
コミュニティ管理部13は、コミュニティの削除の場合には、削除するコミュニティIDを管理者PC20から受信し、コミュニティDB14から指定されたコミュニティを削除して更新する。
また、コミュニティ管理部13は、コミュニティへのメンバの追加や削除の場合には、受信したコミュニティIDにおけるメンバリストへの追加または削除を行ってコミュニティDB14を更新する。
次に、管理者は、管理者PC20で受信した登録文書の内容とこの文書の書誌事項(文書の名前、作成者、作成日等)および文書登録指令をDBサーバ10に送信する。
DBサーバ10の文書管理部15は、この文書登録指令を受信すると、文書を特定するための文書ID(識別子)を割り当てて、文書IDと文書の書誌事項、文書内容および作業中フラグとを文書DB16へ登録する。
文書管理部15は、登録が終わると、管理者PC20へ登録した文書の文書IDと登録完了通知を返信する。
この文書DB16は、図4に示したように、文書ごとに、文書ID、文書名(および書誌事項)、当該文書を配信する配信先リスト(コミュニティIDまたはユーザIDのリスト)および配信先のユーザが当該文書を未読か既読かの状態を示す未読既読状況テーブルから構成される。
文書が文書DB16へはじめて登録されたときには、配信先リストおよび未読既読状況テーブルとは、登録が完了していないことを示す作業中フラグをONとしておく。
また、文書管理部15は、管理者PC20から文書IDと削除指令を受信すると、当該文書の既読状況を確認して、配信先のすべてのユーザが読み終わっていた場合には、当該文書を文書DB16から削除する。
文書の登録が終了すると、管理者は、文書IDとこの文書の配信先のユーザIDまたはコミュニティIDと文書通知指令をDBサーバ10の既読状態管理部18へ送信する。
このように、通常、ユーザへ文書内容を通知するときには、ユーザごとに通知を指示しなければならないが、図5のようにユーザをコミュニティで関連付けておけば、読者権限のあるコミュニティに対して通知するだけでよいので管理者の負担が軽減される。
DBサーバ10の文書管理部15は、この文書登録指令を受信すると、文書を特定するための文書ID(識別子)を割り当てて、文書IDと文書の書誌事項、文書内容および作業中フラグとを文書DB16へ登録する。
文書管理部15は、登録が終わると、管理者PC20へ登録した文書の文書IDと登録完了通知を返信する。
この文書DB16は、図4に示したように、文書ごとに、文書ID、文書名(および書誌事項)、当該文書を配信する配信先リスト(コミュニティIDまたはユーザIDのリスト)および配信先のユーザが当該文書を未読か既読かの状態を示す未読既読状況テーブルから構成される。
文書が文書DB16へはじめて登録されたときには、配信先リストおよび未読既読状況テーブルとは、登録が完了していないことを示す作業中フラグをONとしておく。
また、文書管理部15は、管理者PC20から文書IDと削除指令を受信すると、当該文書の既読状況を確認して、配信先のすべてのユーザが読み終わっていた場合には、当該文書を文書DB16から削除する。
文書の登録が終了すると、管理者は、文書IDとこの文書の配信先のユーザIDまたはコミュニティIDと文書通知指令をDBサーバ10の既読状態管理部18へ送信する。
このように、通常、ユーザへ文書内容を通知するときには、ユーザごとに通知を指示しなければならないが、図5のようにユーザをコミュニティで関連付けておけば、読者権限のあるコミュニティに対して通知するだけでよいので管理者の負担が軽減される。
既読状態管理部18はこの文書通知指令を受信すると、次の作業を行う。
まず、文書DB16を参照して、指定された文書IDが作業中であるかを確認する。
作業中(作業中フラグがON)の場合には、文書DB16の配布先リストに受信した配布先のユーザIDまたはコミュニティIDを登録し、受信した配布先がコミュニティIDのときには、コミュニティDB14を参照して、当該コミュニティに属しているユーザIDを抽出する。この抽出したユーザIDと受信したユーザID(指定されていれば)とから同一のユーザIDを削除してマージし、図4に示すような未読既読状況テーブルを作成して、文書IDと関連付けて文書DB16へ登録する。
また、作業中ではなく(作業フラグがOFF)既に配布先が登録されている場合には、文書DB16の配布先リストに受信した配布先を重複しないように追加登録する。受信した配布先がコミュニティIDのときには、コミュニティDB14を参照して、当該コミュニティに属しているユーザIDを抽出する。コミュニティDB14から抽出したユーザIDと受信したユーザID(指定されていれば)とを重複しないように未読既読状況テーブルとマージし、未読既読状況テーブルを更新して、文書IDと関連付けて文書DB16へ登録する。
次に、未読既読状況テーブルへ新たに登録した各ユーザIDの未読既読状態を未読状態にするとともに、これらの新たに追加されたユーザに対して、ユーザDB12を参照して取り出した連絡先アドレスへ、例えば、登録した文書の文書名、文書IDおよび登録した旨のメッセージを電文として電子メールで通知し、作業中フラグをOFFにする。
まず、文書DB16を参照して、指定された文書IDが作業中であるかを確認する。
作業中(作業中フラグがON)の場合には、文書DB16の配布先リストに受信した配布先のユーザIDまたはコミュニティIDを登録し、受信した配布先がコミュニティIDのときには、コミュニティDB14を参照して、当該コミュニティに属しているユーザIDを抽出する。この抽出したユーザIDと受信したユーザID(指定されていれば)とから同一のユーザIDを削除してマージし、図4に示すような未読既読状況テーブルを作成して、文書IDと関連付けて文書DB16へ登録する。
また、作業中ではなく(作業フラグがOFF)既に配布先が登録されている場合には、文書DB16の配布先リストに受信した配布先を重複しないように追加登録する。受信した配布先がコミュニティIDのときには、コミュニティDB14を参照して、当該コミュニティに属しているユーザIDを抽出する。コミュニティDB14から抽出したユーザIDと受信したユーザID(指定されていれば)とを重複しないように未読既読状況テーブルとマージし、未読既読状況テーブルを更新して、文書IDと関連付けて文書DB16へ登録する。
次に、未読既読状況テーブルへ新たに登録した各ユーザIDの未読既読状態を未読状態にするとともに、これらの新たに追加されたユーザに対して、ユーザDB12を参照して取り出した連絡先アドレスへ、例えば、登録した文書の文書名、文書IDおよび登録した旨のメッセージを電文として電子メールで通知し、作業中フラグをOFFにする。
次に、ユーザPC30により通知を受け取ったユーザは、通知にある文書IDと自分のユーザIDおよび閲覧指令をDBサーバ10へ送信する。
この閲覧指令を受信したDBサーバ10の表示管理部17は、受信した文書IDの未読既読状況テーブルを参照して、受信したユーザIDが含まれているかを調べる。調べた結果、受信したユーザIDが見つからない場合、当該ユーザは不正に閲覧しようとしたものとして、閲覧拒否通知をユーザPC30へ返信する。
このように、この文書の閲覧指令を行ったユーザが閲覧権限を持たないことを調べることにより、この文書が特定のコミュニティ以外のメンバからアクセスできないことを保証する。
調べた結果、受信したユーザIDが見つかった場合、受信した文書IDに対応する文書内容や書誌事項を文書DB16から取り出す。
さらに、この文書IDの配信先リスト(コミュニティIDまたはユーザID)の中から自分の属するコミュニティとこのコミュニティに属するユーザIDとを抽出し、この抽出したユーザIDに対応する未読・既読状態を未読既読状態テーブルから取り出す。
表示管理部17は、ここに取り出した、文書ID、文書の内容と書誌事項、および、自分の属するコミュニティごとに、当該コミュニティに属するユーザ名とそのユーザの未読・既読状態とをユーザPC30へ返信する。ここで、コミュニティがない(配信のときに、ユーザIDのみが指定された)場合、コミュニティ名は空白となる。
この閲覧指令を受信したDBサーバ10の表示管理部17は、受信した文書IDの未読既読状況テーブルを参照して、受信したユーザIDが含まれているかを調べる。調べた結果、受信したユーザIDが見つからない場合、当該ユーザは不正に閲覧しようとしたものとして、閲覧拒否通知をユーザPC30へ返信する。
このように、この文書の閲覧指令を行ったユーザが閲覧権限を持たないことを調べることにより、この文書が特定のコミュニティ以外のメンバからアクセスできないことを保証する。
調べた結果、受信したユーザIDが見つかった場合、受信した文書IDに対応する文書内容や書誌事項を文書DB16から取り出す。
さらに、この文書IDの配信先リスト(コミュニティIDまたはユーザID)の中から自分の属するコミュニティとこのコミュニティに属するユーザIDとを抽出し、この抽出したユーザIDに対応する未読・既読状態を未読既読状態テーブルから取り出す。
表示管理部17は、ここに取り出した、文書ID、文書の内容と書誌事項、および、自分の属するコミュニティごとに、当該コミュニティに属するユーザ名とそのユーザの未読・既読状態とをユーザPC30へ返信する。ここで、コミュニティがない(配信のときに、ユーザIDのみが指定された)場合、コミュニティ名は空白となる。
DBサーバ10の表示管理部17からの返信を受信したユーザPC30は、図6に示すような画面に構成して表示する。
図6の画面は、上部に文書名を伴った文書内容と、中部に当該ユーザの所属するコミュニティごとに、コミュニティ名とそのコミュニティに所属するユーザ名のリストが配置され、下部には既読ボタンと終了ボタンとが配置されている。
ユーザ名のリストには、ユーザ名の前にそのユーザが当該文書を読んだかまたはまだ読んでいないかを示すチェックボックスが付されており、既読の場合にはチェックがされた状態となっている。
コミュニティが指定されていないときには、コミュニティ名は空白となる。
表示された文書内容を読んだ後に、この文書を既読とする場合には既読ボタンをクリックし、既読としたくない場合には終了ボタンをクリックする。
ユーザが終了ボタンをクリックした場合には閲覧表示を終了するだけであり、当該文書の既読状態は更新されない。
一方、ユーザが既読ボタンをクリックした場合には、ユーザPC30は、文書ID、ユーザIDと既読化指令をDBサーバ10へ送信する。
DBサーバ10は既読化指令を受信すると、受信した文書IDとユーザIDを既読状態管理部18へ渡す。
既読状態管理部18は、文書DB16を参照して、文書IDの未読既読状況テーブルにユーザIDが存在するかを調べ、存在しない場合には当該ユーザには既読化する権限がないものとして、既読化拒否を通知する。
このように、この文書の既読化指令を行ったユーザが閲覧権限を持たないことを調べることにより、この文書が特定のコミュニティ以外のメンバからアクセスできないことを保証する。
図6の画面は、上部に文書名を伴った文書内容と、中部に当該ユーザの所属するコミュニティごとに、コミュニティ名とそのコミュニティに所属するユーザ名のリストが配置され、下部には既読ボタンと終了ボタンとが配置されている。
ユーザ名のリストには、ユーザ名の前にそのユーザが当該文書を読んだかまたはまだ読んでいないかを示すチェックボックスが付されており、既読の場合にはチェックがされた状態となっている。
コミュニティが指定されていないときには、コミュニティ名は空白となる。
表示された文書内容を読んだ後に、この文書を既読とする場合には既読ボタンをクリックし、既読としたくない場合には終了ボタンをクリックする。
ユーザが終了ボタンをクリックした場合には閲覧表示を終了するだけであり、当該文書の既読状態は更新されない。
一方、ユーザが既読ボタンをクリックした場合には、ユーザPC30は、文書ID、ユーザIDと既読化指令をDBサーバ10へ送信する。
DBサーバ10は既読化指令を受信すると、受信した文書IDとユーザIDを既読状態管理部18へ渡す。
既読状態管理部18は、文書DB16を参照して、文書IDの未読既読状況テーブルにユーザIDが存在するかを調べ、存在しない場合には当該ユーザには既読化する権限がないものとして、既読化拒否を通知する。
このように、この文書の既読化指令を行ったユーザが閲覧権限を持たないことを調べることにより、この文書が特定のコミュニティ以外のメンバからアクセスできないことを保証する。
一方、未読既読状況テーブルにユーザIDが存在する場合には、当該ユーザIDの未読既読状態を既読状態にして、未読既読状況テーブルを更新する。
管理者は、定期的にDBサーバ10へ未読既読状態取得指令を送信する。
この未読既読状態取得指令を受信したDBサーバ10は、既読状態管理部18を起動する。
既読状態管理部18は、登録されているすべての文書に対して、未読既読状況テーブルに登録されているユーザの未読既読状態を調べ、すべてのユーザが既読状態の文書の文書IDを返信する。
管理者は、これらの既読の文書の文書IDのリストを受信し、これらの文書のうち削除すべき文書の文書IDと文書削除指令をDBサーバ10へ送信する。
DBサーバ10は文書管理部15を起動し、指定された文書IDの文書を文書DB16から削除する。
或いは、管理者によって文書が既読状態になっているのを調べるのではなく、既読状態管理部18において、既読化指令を受け取り、指定されたユーザの既読化を設定した時点で、当該文書の未読既読状況テーブルを参照してすべてのユーザが既読状態になった場合、この文書を文書管理部15で自動的に文書DB16から削除するようにしてもよい。
さらに、既読状態管理部18において、定期的に文書DB16に格納されているすべての文書に対して、配信対象のすべてのユーザ未読既読状態が既読状態であるかを調べ、すべてのユーザについて既読状態の文書を文書管理部15で自動的に文書DB16から削除するようにしてもよい。
これらの場合には、管理者がいちいち既読状態の文書を調べる必要がなくなるので、管理者の労力を減らすことができるとともに、文書の削除忘れを防ぐこともできる。
管理者は、定期的にDBサーバ10へ未読既読状態取得指令を送信する。
この未読既読状態取得指令を受信したDBサーバ10は、既読状態管理部18を起動する。
既読状態管理部18は、登録されているすべての文書に対して、未読既読状況テーブルに登録されているユーザの未読既読状態を調べ、すべてのユーザが既読状態の文書の文書IDを返信する。
管理者は、これらの既読の文書の文書IDのリストを受信し、これらの文書のうち削除すべき文書の文書IDと文書削除指令をDBサーバ10へ送信する。
DBサーバ10は文書管理部15を起動し、指定された文書IDの文書を文書DB16から削除する。
或いは、管理者によって文書が既読状態になっているのを調べるのではなく、既読状態管理部18において、既読化指令を受け取り、指定されたユーザの既読化を設定した時点で、当該文書の未読既読状況テーブルを参照してすべてのユーザが既読状態になった場合、この文書を文書管理部15で自動的に文書DB16から削除するようにしてもよい。
さらに、既読状態管理部18において、定期的に文書DB16に格納されているすべての文書に対して、配信対象のすべてのユーザ未読既読状態が既読状態であるかを調べ、すべてのユーザについて既読状態の文書を文書管理部15で自動的に文書DB16から削除するようにしてもよい。
これらの場合には、管理者がいちいち既読状態の文書を調べる必要がなくなるので、管理者の労力を減らすことができるとともに、文書の削除忘れを防ぐこともできる。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されたものではない。上述した実施形態を構成する各機能をそれぞれプログラム化し、あらかじめCD−ROM等の記録媒体に書き込んでおき、コンピュータに搭載したCD−ROMドライブのような媒体駆動装置にこのCD−ROM等を装着して、これらのプログラムをコンピュータのメモリあるいは記憶装置に格納し、それを実行することによって、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体も本発明を構成することになる。
なお、プログラムを格納する記録媒体としては半導体媒体(例えば、ROM、不揮発性メモリ等)、光媒体(例えば、DVD、MO、MD、CD等)、磁気媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等のいずれであってもよい。
あるいは、ネットワーク等の通信網を介して記憶装置に格納されたプログラムをサーバコンピュータから直接供給を受けるようにしてもよい。この場合、このサーバコンピュータの記憶装置も本発明の記録媒体に含まれる。
また、ロードしたプログラムを実行することにより上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することによって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
したがって、上述した実施形態の機能を実行するプログラムやそのプログラムを記録した記録媒体を流通させ、そのプログラムをコンピュータの内部記憶装置または外部記憶装置にインストールし、そのインストールされたプログラムを実行することによって、上述した実施形態の機能が実現されるので、コスト、可搬性、汎用性を向上させることができる。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体も本発明を構成することになる。
なお、プログラムを格納する記録媒体としては半導体媒体(例えば、ROM、不揮発性メモリ等)、光媒体(例えば、DVD、MO、MD、CD等)、磁気媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等のいずれであってもよい。
あるいは、ネットワーク等の通信網を介して記憶装置に格納されたプログラムをサーバコンピュータから直接供給を受けるようにしてもよい。この場合、このサーバコンピュータの記憶装置も本発明の記録媒体に含まれる。
また、ロードしたプログラムを実行することにより上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することによって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
したがって、上述した実施形態の機能を実行するプログラムやそのプログラムを記録した記録媒体を流通させ、そのプログラムをコンピュータの内部記憶装置または外部記憶装置にインストールし、そのインストールされたプログラムを実行することによって、上述した実施形態の機能が実現されるので、コスト、可搬性、汎用性を向上させることができる。
10…DBサーバ、11…ユーザ管理部、12…ユーザDB、13…コミュニティ管理部、14…コミュニティDB、15…文書管理部、16…文書DB、17…表示管理部、18…既読状態管理部、20…管理者PC、30…ユーザPC、40…ネットワーク。
Claims (5)
- 複数の文書を格納し、その文書の未読既読管理を行うデータベースサーバと、このデータベースサーバを維持管理する管理者の使用するコンピュータと、このデータベースサーバに格納された文書を閲覧するユーザの使用するコンピュータとをネットワークを介して接続する電子文書回覧システムにおいて、当該システムを利用するユーザ情報を管理するユーザ管理部と、前記ユーザの所属するコミュニティ情報を管理するコミュニティ管理部と、文書を登録した後、該文書を登録した旨の通知を前記コミュニティの中から指定して、このコミュニティに属するユーザへ通知するとともに、通知を行ったユーザの文書の閲覧状態を未読状態として初期化して記録し、ユーザから文書内容の既読化の指示があった場合にはユーザの文書の閲覧状態を既読状態として記録する既読状態管理部と、前記通知に応じて、当該文書の内容と、当該文書を配信したユーザと該ユーザの未読既読情報とをコミュニティごとに提供する表示管理部とを備えたことを特徴とする電子文書回覧システム。
- 請求項1に記載の電子文書回覧システムにおいて、閲覧または既読化の指示を行ったユーザが、文書に指定されたコミュニティ以外のユーザである場合には、当該指示を無効とすることを特徴とする電子文書回覧システム。
- 請求項1または2に記載の電子文書回覧システムにおいて、前記既読状態管理部では、文書を配信したコミュニティに属するすべてのユーザが既読状態となった場合、この文書を自動的に削除することを特徴とする電子文書回覧システム。
- コンピュータに、請求項1、2または3のいずれかに記載の電子文書回覧システムの機能を実行させるためのプログラム。
- 請求項4に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003408296A JP2005173656A (ja) | 2003-12-05 | 2003-12-05 | 電子文書回覧システム、プログラムおよび記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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2003
- 2003-12-05 JP JP2003408296A patent/JP2005173656A/ja active Pending
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