JP2005171478A - 擁壁及びその施工方法 - Google Patents

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吉生 末松
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Abstract

【課題】奥行き寸法が小さい擁壁用ブロックを用いても、許容重積段数を多くすることができると共に、施工後であっても側溝等を設けることができる擁壁、及びその施工方法を提供する。
【解決手段】掘削部に1又は複数のサイズの単粒材を敷詰めた基礎材層3上には、平面視矩形枠状の基礎ブロック1が載置してあり、基礎ブロック1の両側壁には滑動防止片5(5)が、その一端を両側壁の上面から突出させて固定してある。そして、基礎ブロック1内に、1又は複数のサイズの単粒材からなる胴込め材Dが投入してある。この基礎ブロック1上に擁壁用ブロック2が、その後壁22が基礎ブロック1の後壁12上に位置し、その前壁21が基礎ブロック1に固定した滑動防止片5(5)に当接するように載置してある。
【選択図】図1

Description

本発明は、法面の崩落を防止する擁壁、及びこの擁壁を施工する方法に関する。
地山法面の崩落を防止して護岸を行う擁壁にあっては、擁壁が崩壊する危険を回避して高い安全性を担保すべく、擁壁が、それが施工された支持地盤上を地山から離隔する方向へ移動する、所謂滑動に十分対抗し得ることが重要である。そのため、本出願人は、次のような擁壁を施工していた(たとえば、特許文献1参照。)。
図12は、本出願人が従来施工した擁壁の一部を示す模式的側断面図であり、図中、Nは地山の法面、Sは支持地盤である。法面Nの下端部及び支持地盤Sの法面Nに連なる適宜幅の領域は適宜深さまで断面視矩形状に掘削してある。この掘削部の底部は略水平に転圧してあり、この底部上に割栗石、自然石、単粒度砕石及び廃コンクリート塊等の単粒材を表面が略水平な基準面になるように敷詰めて基礎材層30が形成してある。
基礎材層30上には、平面視矩形筒状の擁壁用ブロック120が法面N側へ詰めて載置してあり、擁壁用ブロック120内及び擁壁用ブロック120と法面Nとの間には、前記単粒材を用いてなる胴込め材D及び裏込め材Uがそれぞれ投入してある。図12に示した場合では支持地盤Sの表面位置は、基礎材層30上に載置した擁壁用ブロック120の高さ方向の中途位置にあり、この擁壁用ブロック120を施工した後、前述した掘削部に土を投入して前記支持地盤Sの表面位置まで埋め戻してある。
この擁壁用ブロック120内には、擁壁用ブロック120の前壁121の高さ寸法より小さい高さ寸法を有し、前壁121と後壁122との間を仕切る仕切り壁129が、両側壁123(123)間に前壁121の上面と仕切り壁129の上面とが面一になるように架設してあり、下段の擁壁用ブロック120上に上段の擁壁用ブロック120が、下段の擁壁用ブロック120の仕切り壁129と上段の擁壁用ブロック120の前壁121とが一致するように階段状に載置してある。上段の擁壁用ブロック120内及び上段の擁壁用ブロック120と法面Nとの間には胴込め材D及び裏込め材Uがそれぞれ投入してある一方、上段の擁壁用ブロック120の前壁121、両側壁123(123)及び仕切り壁129で囲まれる部分には、植物を生育すべく客土Kが投入してある。
そして、このような操作を所要回数繰り返して、上段の擁壁用ブロック120,120,…を複数段重積させることによって擁壁が施工してある。
このような擁壁では、以下の(1)式で求められる滑動安全率Fsが例えば1.5を超えていることが求められるが、基礎材層30とこれに接する擁壁用ブロック120とは、当該擁壁用ブロック120内に投入した胴込め材Dによってつないであるため、例えば有底の擁壁用ブロックを配設した場合に比べて摩擦係数μに大きな値を用いることができ、擁壁の設計上好適である。
Fs=ΣV・μ/ΣH …(1)
ここで
V:鉛直荷重
μ:摩擦係数
H:水平荷重
特開2000−104268号公報
このような、擁壁では、擁壁の施工に要するコストを低減すべく、擁壁用ブロック120の奥行き寸法を可及的に小さくすることによって、擁壁用ブロック120の製造コストを低減することが要求されている。しかしながら、かかる奥行き寸法が小さい擁壁用ブロック120を用いた場合、次のような問題があった。
即ち、次の(2)式から明らかな如く、擁壁用ブロック120の幅寸法Bが同じ場合、擁壁用ブロック120の奥行き寸法Lの値が小さいほど、地盤反力qの値は大きい。一方、支持地盤には、単位面積当りの許容地盤反力が予め定まっており、当該許容地盤反力を超える地盤反力qとなる擁壁の設計は許されない。従って、奥行き寸法が小さい擁壁用ブロック120を用いた場合、それらを重積させることができる許容重積段数が小さい。
q=2ΣV/(BL) …(2)
一方、擁壁を施工した後、例えば側溝を設けるべく、前述した掘削部に土を投入して支持地盤Sの表面位置まで埋め戻した部分を掘削した場合、基礎材層30に接する擁壁用ブロック120の前壁121に与えられる地球からの反力が低下するので、設計した滑動安全率Fsを得ることができない。従って、従来の擁壁では、施工後に側溝を設けることは許されなかった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、奥行き寸法が小さい擁壁用ブロックを用いても、許容重積段数を多くすることができると共に、施工後であっても側溝等を設けることができる擁壁、及びその施工方法を提供する。
請求項1記載の本発明は、前壁及び後壁を有する筒状の擁壁用ブロックの上に他の擁壁用ブロック複数を、施工対象の法面に倣って階段状に重積し、各擁壁用ブロック内に胴込め材がそれぞれ充填してある擁壁において、前記擁壁用ブロック下に、前壁及び、この前壁を奥行き方向で支持する支持部を少なくとも有し、天井及び底を開放してなる基礎ブロックが、基礎ブロックの前壁が、前記擁壁用ブロックの前壁より、前記法面から離隔する方向へ突出するように設置してあり、基礎ブロックの設置領域には、前記基礎ブロックの前壁から前記擁壁用ブロックの後壁下又は前記擁壁用ブロックの後壁下近傍まで1又は複数のサイズの単粒材が敷詰めてあることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、前記基礎ブロックは、1又は複数のサイズの単粒材を敷詰めてなる基礎材層上に設置してあることを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、前記擁壁用ブロック内に胴込め材として1又は複数のサイズの単粒材が充填してあることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、前記基礎ブロックに、前記擁壁用ブロックの前壁を当接させて、当該擁壁用ブロックの滑動を防止する滑動防止部が設けてあることを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、前壁及び後壁を有する筒状の擁壁用ブロック内に胴込め材を充填し、この擁壁用ブロック上に他の擁壁用ブロックを、施工対象の法面に倣って階段状に重積し、他の擁壁用ブロック内に胴込め材を充填する作業を、複数段の他の擁壁用ブロックについて繰り返して擁壁を施工する方法において、前記擁壁用ブロック下に、前壁及び、この前壁を奥行き方向で支持する支持部を少なくとも有し、天井及び底を開放してなる基礎ブロックを、基礎ブロックの前壁が、前記擁壁用ブロックの前壁より、前記法面から離隔する方向へ突出するように設置し、基礎ブロックの設置領域に、前記基礎ブロックの前壁から前記擁壁用ブロックの後壁下又は前記擁壁用ブロックの後壁下近傍まで1又は複数のサイズの単粒材を敷詰めることを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、1又は複数のサイズの単粒材を敷詰めて基礎材層を形成し、この基礎材層上に前記基礎ブロックを設置することを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、前記擁壁用ブロック内に胴込め材として1又は複数のサイズの単粒材を充填することを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、前記擁壁用ブロックの滑動を防止する滑動防止部が設けてある基礎ブロックを用い、この基礎ブロック上に前記擁壁用ブロックを、当該擁壁用ブロックの前壁が前記滑動防止部に当接するように設置することを特徴とする。
請求項1記載の本発明では、前壁及び後壁を有する筒状の擁壁用ブロックの上に他の擁壁用ブロック複数を、施工対象の法面に倣って階段状に重積し、各擁壁用ブロック内に胴込め材がそれぞれ充填してある擁壁において、前記擁壁用ブロック下に、前壁及び、この前壁を奥行き方向で支持する支持部を少なくとも有し、天井及び底を開放してなる基礎ブロックが、基礎ブロックの前壁が、前記擁壁用ブロックの前壁より、前記法面から離隔する方向へ突出するように設置してあり、基礎ブロックの設置領域には、前記基礎ブロックの前壁から前記擁壁用ブロックの後壁下又は前記擁壁用ブロックの後壁下近傍まで1又は複数のサイズの単粒材が敷詰めてあるため、前述した(2)式から明らかな如く重積段数が同じ場合、本発明に係る擁壁の地盤反力は、施工対象に擁壁用ブロックを直接施工した従来の擁壁の地盤反力より小さい。従って、本発明に係る擁壁にあっては、奥行き寸法が小さい擁壁用ブロックを用いた場合であっても、その重積段数を多くすることができる。
一方、このような擁壁にあっては、基礎ブロック上の1段目の擁壁用ブロックの近傍に、1段目の擁壁用ブロックの下縁と略同じ深さの側溝を設ける場合であっても、基礎ブロックに対する地球の反力が低下しない。従って、かかる擁壁を施工した後であっても、前記側溝を施工することができる。
請求項2記載の本発明では、基礎ブロックは、1又は複数のサイズの単粒材を敷詰めてなる基礎材層上に設置してあるため、基礎材層とこれに接する基礎ブロックとは、当該基礎ブロック内に投入した1又は複数のサイズの単粒材によってつながれ、摩擦係数μに大きな値を用いることができ、擁壁の設計上好適である。
請求項3記載の本発明では、基礎ブロック上の1段目の擁壁用ブロック内に胴込め材として1又は複数のサイズの単粒材が充填してあるため、胴込め材の内部摩擦角が大きく、摩擦係数μに大きな値を用いることができる。
請求項4記載の本発明では、基礎ブロックに、前記擁壁用ブロックの前壁を当接させて、当該擁壁用ブロックの滑動を防止する滑動防止部が設けてあるため、該滑動防止部を介して基礎ブロックによって、擁壁用ブロックの滑動が防止され、擁壁の安全性が高い。
請求項5記載の本発明は、前壁及び後壁を有する筒状の擁壁用ブロック内に胴込め材を充填し、この擁壁用ブロック上に他の擁壁用ブロックを、施工対象の法面に倣って階段状に重積し、他の擁壁用ブロック内に胴込め材を充填する作業を、複数段の他の擁壁用ブロックについて繰り返して擁壁を施工する方法において、前記擁壁用ブロック下に、前壁及び、この前壁を奥行き方向で支持する支持部を少なくとも有し、天井及び底を開放してなる基礎ブロックを、基礎ブロックの前壁が、前記擁壁用ブロックの前壁より、前記法面から離隔する方向へ突出するように設置し、基礎ブロックの設置領域に、前記基礎ブロックの前壁から前記擁壁用ブロックの後壁下又は前記擁壁用ブロックの後壁下近傍まで1又は複数のサイズの単粒材を敷詰めるため、請求項1記載の発明と同様、奥行き寸法が小さい擁壁用ブロックを用いても、許容重積段数を多くすることができると共に、施工後であっても側溝等を設けることができる。
請求項6記載の本発明は、1又は複数のサイズの単粒材を敷詰めて基礎材層を形成し、この基礎材層上に前記基礎ブロックを設置するため、請求項2記載の発明と同様、摩擦係数μに大きな値を用いることができ、擁壁の設計上好適である。
請求項7記載の本発明は、擁壁用ブロック内に胴込め材として1又は複数のサイズの単粒材を充填するため、請求項3記載の発明と同様、胴込め材の内部摩擦角が大きく、摩擦係数μに大きな値を用いることができる。
請求項8記載の本発明は、擁壁用ブロックの滑動を防止する滑動防止部が設けてある基礎ブロックを用い、この基礎ブロック上に前記擁壁用ブロックを、当該擁壁用ブロックの前壁が前記滑動防止部に当接するように設置するため、請求項4記載の発明と同様、滑動防止部を介して基礎ブロックによって、擁壁用ブロックの滑動が防止され、安全性の高い擁壁を施工することがきる。
本発明では、前壁及び後壁を有する筒状の擁壁用ブロック内に胴込め材を充填し、この擁壁用ブロック上に他の擁壁用ブロックを、施工対象の法面に倣って階段状に重積し、他の擁壁用ブロック内に胴込め材を充填する作業を、複数段の他の擁壁用ブロックについて繰り返して擁壁を施工する場合、前記擁壁用ブロック下に、即ち1段目の擁壁用ブロック下に、前壁及び、この前壁を奥行き方向で支持する支持部を少なくとも有し、天井及び底を開放してなる基礎ブロックを、基礎ブロックの前壁が、前記擁壁用ブロックの前壁より、前記法面から離隔する方向へ突出するように設置する。そして、基礎ブロックの設置領域に、前記基礎ブロックの前壁から前記擁壁用ブロックの後壁下又は前記擁壁用ブロックの後壁下近傍まで1又は複数のサイズの単粒材を敷詰める。即ち、後壁を有さない基礎ブロックを用いた場合は、1段目の擁壁用ブロックの後壁下まで1又は複数のサイズの単粒材を敷詰める。一方、後壁を有する基礎ブロックを用いた場合、当該基礎ブロックの奥行き寸法が擁壁用ブロックの奥行き寸法以下のときは、基礎ブロック内に1又は複数のサイズの単粒材を敷詰めると共に、基礎ブロックと法面との間に1又は複数のサイズの単粒材の裏込め材を、少なくとも1段目の擁壁用ブロックの後壁下の位置まで敷詰める。また、基礎ブロックの奥行き寸法が擁壁用ブロックの奥行き寸法より大きいときは、当該基礎ブロック内に1又は複数のサイズの単粒材を敷詰める。この単粒材としては、割栗石、自然石、単粒度砕石及び廃コンクリート塊等を用いることができる。そして、単粒材は、S40程度以上のサイズが好ましく、5mm以下の細粒分を含まないサイズにしてある。この単粒材は、1つのサイズのものを用いてもよく、例えば、50〜150mmの割栗石及びS40の砕石の混合材等、複数のサイズのものを用いてもよい。
このとき、1又は複数のサイズの単粒材を敷詰めて基礎材層を形成し、その上に前記基礎ブロックを設置する。
ところで、前述した1段目の擁壁用ブロック内に胴込め材として1又は複数のサイズの単粒材を充填する。
更に、基礎ブロックに、その上に設置された1段目の擁壁用ブロックを当接させ、当該擁壁用ブロックの滑動を防止する滑動防止部を設けておく。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明に係る擁壁を示す模式的側断面図であり、図中、Nは地山の法面、Sは支持地盤である。法面Nの下端部及び支持地盤Sの法面Nに連なる適宜幅の領域は適宜深さまで断面視矩形状に掘削してある。この掘削部の底部は略水平に転圧してあり、この底部上に割栗石、自然石、単粒度砕石及び廃コンクリート塊等の単粒材を表面が略水平な基準面になるように敷詰めて基礎材層3が形成してある。この単粒材は、S40程度以上のサイズが好ましく、5mm以下の細粒分を含まないサイズにしてある。また、単粒材は、1つのサイズのものを用いてもよく、例えば、50〜150mmの割栗石及びS40の砕石の混合材等、複数のサイズのものを用いてもよい。
基礎材層3上には、平面視矩形枠状の基礎ブロック1が、基礎ブロック1の後壁12が法面Nに当接するように載置してあり、基礎ブロック1の両側壁には、該基礎ブロック1上に載置される擁壁用ブロック2の滑動を防止する短寸丸棒状の滑動防止片5(5)を、その一端を両側壁の上面から突出させて固定することによって滑動防止部が設けてある。そして、基礎ブロック1内に、基礎材層3と同様の1又は複数のサイズの単粒材からなる胴込め材Dが投入してある。
図2は、図1に示した基礎ブロック1の平面図であり、図3は、図1に示した基礎ブロック1の背面図であり、図4は、図1に示した基礎ブロック1の側断面図である。図2〜図4に示した如く、基礎ブロック1は、それぞれ同じ高さ寸法の長方形状の前壁11、両側壁13,13及び後壁12を矩形枠状に構成してなり、両側壁(支持部)13,13の前壁11との連結部分に、他の部分の厚さ寸法より大きくした厚肉部たる接合部14,14を形成して、両側壁13,13の他の部分からそれぞれ外側へ突出させてある。一方の接合部14の側面には、半円筒状の接合用凹部14bが縦に設けてあり、他方の接合部14の側面には、前記接合用凹部14bに内嵌可能な接合用凸部14aが設けてある。
また、前述した両接合部14,14上面の適宜位置には、図1に示した滑動防止片5の他端を嵌合させてそれを固定する固定用穴16,16が設けてある。なお、本実施例では、側壁13,13の接合部14,14に固定用穴16,16を設けた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、両側壁13,13間に、前壁11と平行に梁を架設し、この梁の上面に1又は複数の固定用穴を設けるようにしてもよい。
図5及び図6は、他の滑動防止片の例を示す斜視図である。図2に示した基礎ブロック1に設けた固定用穴16に固定する他の滑動防止片としては、図5に示した如く、丸棒に六角の頭を設けた滑動防止片51を用いることもでき、また、図6に示した如く、丸棒の一端近傍の周面に板部材を固定した滑動防止片52を用いることもできる。なお、固定用穴の形状に応じて、角棒を用いてもよいことはいうまでもない。
一方、滑動防止部としてブロック状の滑動防止片を適用することもできる。
図7は、ブロック状の滑動防止片の一例を示す斜視図である。かかる滑動防止片53は、図7に示した如く、側立レンガ形の基部53aを備え、該基部53aの上面に、上段に載置する擁壁用ブロックを当接させる当接部53bが突設してある。
かかるブロック状の滑動防止片53は、基礎ブロック1の前壁11と前述した如く両側壁13,13間に架設した梁との間に、側壁13,13と平行に嵌合させることによって基礎ブロック1に配設する。この場合、前壁11の内面と、前記梁の前壁11に対向する面にそれぞれ溝を形成しておき、両溝に滑動防止片53の両端を嵌合させるようにするとよい。これによって、滑動防止片53を確実に固定することができる。なお、前壁11と梁との間に、複数の滑動防止片53,53,…を架設するようにしてもよい。
更に、図8に示した如く、基礎ブロック1の接合部14,14上面に突設した滑動防止部14c(14c)を、基礎ブロック1と一体成型しておいてもよい。
そして、図1に示した如く、前記単粒材からなる胴込め材Dを投入した基礎ブロック1上に擁壁用ブロック2が、その後壁22が基礎ブロック1の後壁12上に位置し、その前壁21が基礎ブロック1に固定した滑動防止片5(5)に当接するように載置してある。このように基礎ブロック1の奥行き寸法は、擁壁用ブロック2の奥行き寸法より大きくしてある。
この擁壁用ブロック2は、平面視矩形筒状のブロック本体20と、該ブロック本体20内を前後に仕切る仕切り壁29とから構成されている。
図9、図10及び図11は、図1に示した擁壁用ブロック2のブロック本体20の平面図、背面図及び側断面図である。ブロック本体20は、長方形状の前壁21と、前壁21の長さ寸法より短い長さ寸法及び前壁21の高さ寸法より低い高さ寸法を有する長方形状の後壁22との間を、厚肉部及び薄肉部を有する側壁23,23で連結してある。両側壁23,23は、厚肉部を前壁21に、薄肉部を後壁22にそれぞれ連結させてあり、両側壁23,23の内面は面一にしてある。従って、両側壁23,23の外面は前壁21側が相対的に凸状に、後壁22側が相対的に凹状になっている。
この側壁23,23の厚肉部の高さ寸法は、前壁21の高さ寸法と略同じであり、前壁21の高さ寸法は、図1に示した如く、基礎ブロック1の高さ寸法より高くしてある。また、一方の接合部24の側面には、半円棒状の接合用凸部24aが高さ方向の全領域に渡って、他方の接合部24の側面には、接合用凸部24aを内嵌させる半円筒状の接合用凹部24bが高さ方向の全領域に渡って設けてある。
一方、両側壁23,23の厚肉部たる接合部24,24から後壁22側へ延出した薄肉部は、接合部24,24から適宜寸法だけ接合部24,24の高さ寸法と同じ高さ寸法になした上段部と、それより後壁12側の部分であって、接合部24,24の高さ寸法より低く、後壁22の高さ寸法より高い高さ寸法になした下段部とを備える階段状にしてある。また、両側壁23,23の薄肉部には、側壁23,23を貫通する矩形の開口23a,23aが設けてある。
これら側壁23,23の接合部24,24及び薄肉部の上段部の領域の適宜位置には、その上端から前記下段部の上端の高さ位置に渡る第1溝部25,25が、互いに対向するように凹設してあり、両第1溝部25,25内に、該第1溝部25,25の高さ寸法と略同じ高さ寸法を有する平板状の仕切り壁29(図1参照)を嵌入固定するようになっている。
ところで、前述した両側壁23,23の接合部24,24上面の適宜位置には、前同様、固定用穴26,26が設けてあり、図1に示した如く、固定用穴26(26)には、短寸棒状の滑動防止片5(5)の一端が嵌合固定してある。
そして、図1に示した如く、胴込め材Dが投入された基礎ブロック1上に載置された擁壁用ブロック2内に、前述した単粒材からなる胴込め材Dが投入してあり、擁壁用ブロック2と法面Nとの間に、適宜の裏込め材Uが投入してある。
また、図1に示した擁壁にあっては、基礎ブロック1上に1段目の擁壁用ブロック2が施工された後、前述した掘削部が埋め戻してあり、これによって、グランドレベルは、1段目の擁壁用ブロック2の高さ方向の中途位置になっている。なお、擁壁に対するグランドレベルは、掘削部の深さに応じて定まり、2段目以上の擁壁用ブロック壁2の高さ位置の場合もある。
この胴込め材D及び裏込め材Uが投入された1段目の擁壁用ブロック2上に、2段目の擁壁用ブロック2が、前壁21、両側壁及び仕切り壁29で囲まれる客土領域に客土Kが投入してある以外は、前同様に施工してあり、2段目の擁壁用ブロック2上に、3段目、4段目、…の擁壁用ブロック2,2,…がそれぞれ施工してある。なお、重積段数が少ない場合、上段の擁壁用ブロック2,2,…内に、非単粒材からなる胴込め材Dを充填することができる。
このような擁壁にあっては、基礎材層3とこれに接する基礎ブロック1とは、当該基礎ブロック1内に投入した単粒材からなる胴込め材Dによってつないであるため、摩擦係数μに大きな値を用いることができ、擁壁の設計上好適である。
一方、基礎ブロック1の奥行き寸法は、擁壁用ブロック2の奥行き寸法より大きくしてあるため、前述した(2)式から明らかな如く重積段数が同じ場合、本発明に係る擁壁の地盤反力は、基礎材層3上に擁壁用ブロック2を直接施工した従来の擁壁の地盤反力より小さい。従って、本発明に係る擁壁にあっては、奥行き寸法が小さい擁壁用ブロック2,2,…を用いた場合であっても、その重積段数を多くすることができる。
また、奥行き寸法が小さい擁壁用ブロック2,2,…を用いることができるため、擁壁用ブロック2,2,…の製造に要する材料コストが低く、一種類の鋳型で多数の擁壁用ブロック2,2,…を製造することができるため、製造コストも低い。従って、このように廉価な擁壁用ブロック2,2,…を用いることができるため、擁壁の施工に要するコストを低減させることができる。
ところで、このような擁壁にあっては、支持地盤Sの1段目の擁壁用ブロック2の近傍に、1段目の擁壁用ブロック2の下縁と略同じ深さの側溝を設ける場合であっても、基礎ブロック1に対する地球の反力が低下しない。従って、かかる擁壁を施工した後であっても、前記側溝を施工することができる。
なお、本実施例に係る擁壁にあっては、矩形枠状の基礎ブロック1を用いているが、本発明はこれに限らず、例えば、前壁及び両側壁(支持部)を設けてなり、平面視がコ字状の基礎ブロック、又は、前壁と後壁との間を梁(支持部)で連結してなり、平面視がI字状の基礎ブロック等を用いることができる。
また、基礎ブロック1の奥行き寸法は、擁壁用ブロック2の奥行き寸法より大きくしてあるが、本発明はこれに限らず、重積段数が少ない場合、擁壁用ブロック2の奥行き寸法以下の奥行き寸法の基礎ブロックを用いることもできる。このときも前同様、基礎ブロックの前壁は1段目の擁壁用ブロック2の前壁より前方になるように設置し、当該基礎ブロック内に単粒材からなる胴込め材を、当該基礎ブロックと法面Nとの間に単粒材からなる胴込め材を敷詰める。これによって、前同様、本発明に係る擁壁の地盤反力は、基礎材層3上に擁壁用ブロック2を直接施工した従来の擁壁の地盤反力より小さくいため、本発明に係る擁壁にあっては、奥行き寸法が小さい擁壁用ブロック2,2,…を用いた場合であっても、その重積段数を多くすることができる。
次に、このような擁壁の施工方法に付いて図1を用いて説明する。
法面Nの下端部及び支持地盤Sの法面Nに連なる適宜幅の領域は適宜深さまで断面視矩形状に掘削して掘削部を形成し、転圧した掘削部の底部上に1又は複数のサイズの単粒材を表面が略水平な基準面になるように敷詰めて基礎材層3を形成する。この基礎材層3上に基礎ブロック1を、基礎ブロック1の後壁12が法面Nに当接するように載置する。かかる複数の基礎ブロック1(図1では1つのみを記載してある。)を法面に倣って横方向へ並設する。そして、各基礎ブロック1内に、前記単粒材からなる胴込め材Dを表面が基準面となるようにそれぞれ投入すると共に、各基礎ブロック1の両側壁に設けた固定用穴16(16)に滑動防止片5(5)をそれぞれ嵌合固定する。
次に、各基礎ブロック1上にそれぞれ1段目の擁壁用ブロック2を、その後壁22が基礎ブロック1の後壁12上に位置し、各前壁21が基礎ブロック1に固定した滑動防止片5(5)に当接するように載置した後、各擁壁用ブロック2内に胴込め材Dを、また、擁壁用ブロック2と法面Nとの間に裏込め材Uをそれぞれ表面が基準面となるように投入すると共に、各擁壁用ブロック2の両側壁に設けた固定用穴16(16)に滑動防止片5(5)をそれぞれ嵌合固定する。そして、前述した掘削部を埋め戻す。
この胴込め材D及び裏込め材Uが投入された1段目の各擁壁用ブロック2上にそれぞれ、2段目の擁壁用ブロック2を、各前壁21が1段目の各擁壁用ブロック2に固定した滑動防止片5(5)にそれぞれ当接するように載置した後、2段目の各擁壁用ブロック2内に仕切り壁29をそれぞれ取り付けると共に、2段目の各擁壁用ブロック2の両側壁に設けた固定用穴16(16)に滑動防止片5(5)をそれぞれ嵌合固定する。そして、2段目の各擁壁用ブロック2内に胴込め材Dを、各擁壁用ブロック2と法面Nとの間に裏込め材Uをそれぞれ、仕切り壁29の下縁位置まで投入し、各客土領域に客土Kを投入した後、2段目の各擁壁用ブロック2内に更に胴込め材Dを、各擁壁用ブロック2と法面Nとの間に更に裏込め材Uを表面が基準面となるように投入する。
そして、2段目の各擁壁用ブロック2上に、3段目、4段目、…の擁壁用ブロック2,2,…を、2段目の各擁壁用ブロック2と同様にそれぞれ施工することによって、擁壁を施工する。
本発明に係る擁壁を示す模式的側断面図である。 図1に示した基礎ブロックの平面図である。 図1に示した基礎ブロックの背面図である。 図1に示した基礎ブロックの側断面図である。 他の滑動防止片の例を示す斜視図である。 他の滑動防止片の例を示す斜視図である。 ブロック状の滑動防止片の一例を示す斜視図である 他の滑動防止部の構成を説明する説明図である。 図1に示した擁壁用ブロックのブロック本体の平面図である。 図1に示した擁壁用ブロックのブロック本体の背面図である。 図1に示した擁壁用ブロックのブロック本体の側断面図である。 本出願人が従来施工した擁壁の一部を示す模式的側断面図である。
符号の説明
1 基礎ブロック
2 擁壁用ブロック
3 基礎材層
5 滑動防止片
11 前壁
12 後壁
13 側壁
14 接合部
16 固定用穴
20 ブロック本体
24 接合部
26 固定用穴
D 胴込め材
U 裏込め材
N 法面
S 支持地盤
K 客土

Claims (8)

  1. 前壁及び後壁を有する筒状の擁壁用ブロックの上に他の擁壁用ブロック複数を、施工対象の法面に倣って階段状に重積し、各擁壁用ブロック内に胴込め材がそれぞれ充填してある擁壁において、
    前記擁壁用ブロック下に、前壁及び、この前壁を奥行き方向で支持する支持部を少なくとも有し、天井及び底を開放してなる基礎ブロックが、基礎ブロックの前壁が、前記擁壁用ブロックの前壁より、前記法面から離隔する方向へ突出するように設置してあり、基礎ブロックの設置領域には、前記基礎ブロックの前壁から前記擁壁用ブロックの後壁下又は前記擁壁用ブロックの後壁下近傍まで1又は複数のサイズの単粒材が敷詰めてあることを特徴とする擁壁。
  2. 前記基礎ブロックは、1又は複数のサイズの単粒材を敷詰めてなる基礎材層上に設置してある請求項1記載の擁壁。
  3. 前記擁壁用ブロック内に胴込め材として1又は複数のサイズの単粒材が充填してある請求項1又は2記載の擁壁。
  4. 前記基礎ブロックに、前記擁壁用ブロックの前壁を当接させて、当該擁壁用ブロックの滑動を防止する滑動防止部が設けてある請求項1から3のいずれかに記載の擁壁。
  5. 前壁及び後壁を有する筒状の擁壁用ブロック内に胴込め材を充填し、この擁壁用ブロック上に他の擁壁用ブロックを、施工対象の法面に倣って階段状に重積し、他の擁壁用ブロック内に胴込め材を充填する作業を、複数段の他の擁壁用ブロックについて繰り返して擁壁を施工する方法において、
    前記擁壁用ブロック下に、前壁及び、この前壁を奥行き方向で支持する支持部を少なくとも有し、天井及び底を開放してなる基礎ブロックを、基礎ブロックの前壁が、前記擁壁用ブロックの前壁より、前記法面から離隔する方向へ突出するように設置し、基礎ブロックの設置領域に、前記基礎ブロックの前壁から前記擁壁用ブロックの後壁下又は前記擁壁用ブロックの後壁下近傍まで1又は複数のサイズの単粒材を敷詰めることを特徴とする擁壁の施工方法。
  6. 1又は複数のサイズの単粒材を敷詰めて基礎材層を形成し、この基礎材層上に前記基礎ブロックを設置する請求項5記載の擁壁の施工方法。
  7. 前記擁壁用ブロック内に胴込め材として1又は複数のサイズの単粒材を充填する請求項5又は6記載の擁壁の施工方法。
  8. 前記擁壁用ブロックの滑動を防止する滑動防止部が設けてある基礎ブロックを用い、この基礎ブロック上に前記擁壁用ブロックを、当該擁壁用ブロックの前壁が前記滑動防止部に当接するように設置する請求項5から7のいずれかに記載の擁壁の施工方法。
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