JP2005169927A - インクジェット記録ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】隣接するノズル列の影響による端ヨレ量を小さくして記録画像におけるスジの発生を軽減する。
【解決手段】 と、吐出されるインク滴の体積が大きいノズル列H0024と吐出されるインク滴の体積が小さいノズル列H0036との間隔L2を、吐出されるインク滴の体積が大きいノズル列H0022とH0024との間隔L3よりも広くする。
【選択図】図9

Description

本発明は、記録紙に対して記録液を吐出することにより記録を行うインクジェット記録装置に搭載されるインクジェット記録ヘッドに関するものである。
インクジェット記録装置は、いわゆるノンインパクト記録方式の記録装置である。高速な記録と様々な記録メディアに対して記録することが可能であり、記録時における騒音がほとんど生じないといった特徴を持つ。このようなことから、プリンタ、ワードプロセッサ、ファクシミリ、複写機などの記録機構を担う装置として広く採用されている。
インクジェット記録は、微小な吐出口から微小な液滴を吐出させ、記録紙に対し記録を行うもので、代表的な方法としては電気熱変換素子を用いた方法がある。このようなインクジェット記録は、一般に液滴を形成するためのノズルを持つインクジェット記録ヘッドと、このヘッドに対してインクを供給する供給系とから構成される。電気熱変換素子を用いたインクジェット記録ヘッドでは、電気熱変換素子を加圧室内に設け、これに記録信号となる電気パルスを与えることによりインクに熱エネルギを与え、そのときのインクの相変化により生じるインクの発泡(沸騰)時の気泡圧力をインク滴の吐出に利用する。
数多くの記録装置が使用される近年では、このようなインクジェット技術を用いたカラーインクジェットプリンタは、より高精細にかつ高速の画像記録を実現することが求められている。そのため、インクジェットプリンタ、特に画質を形成するために使用する記録ヘッドにおいては個々の液滴を吐出する吐出口配列の解像度が600dpi、1200dpiと高解像度化する傾向にある。
また、画像を形成する吐出吐出量に関しては、グレースケールのハーフトーン部や、カラーフォト画像における中間調、ハイライト部での粒状性を軽減させるべく、特にカラーインクを吐出させる記録ヘッドでは15pl程度から5pl、2plと年々小液滴化する傾向にある。
しかし、小液滴・高解像度の記録ヘッドにおいては、高品位なカラーグラフィック画像や、フォト画像の印刷出力では高品位のユーザニーズに対応できる反面、モノクロテキスト印刷や、帳票におけるカラーグラフなど解像度の要求されない粗い画像の印刷出力に対しては、小液滴・高解像度により、画像出力データの肥大化、および、データ転送時間を多く必要とする点から、高速印刷の要求には反する結果となってしまう。
これを改善するために特許文献1において、高速印刷の要求の高い、モノクロ印刷用記録ヘッドには30pl程度の大液滴サイズ、高周波対応の記録ヘッドを配し、カラーインクの記録ヘッドには5pl程度の小液滴、高周波対応の記録ヘッドを配する手段を考案し、製品化している。
しかしながら、カラー画像においても帳票グラフなどの比較的、高解像度を必要としない画像データを印刷する場合と、デジタルカメラや、カラースキャナなどによるデジタル入力機器データのデジタルフォト画像など、高精細画像データを印刷する場合では、印刷出力データのサイズ、およびデータ処理時間、データ転送時間、記録装置上のメモリバッファ量、を考慮すると、高速印刷時には比較的大きいサイズの液滴で、少ない出力データサイズで画像を形成できることが望ましく、高画質印刷の場合には限りなく小さいサイズの液滴で、形成画像の粒状性を極力少なくすることが望まれるため、同一色インクの記録チップで異なるサイズの液滴を吐出させ、一色あたりの液滴サイズを変調させることが望ましい。
これを実現すべく例えば特許文献2では、異なるサイズのヒータを同一ノズル内に配置し、個々のヒータの発泡を使い分けることによって、同一ノズルから異なるサイズの液滴を吐出させる手段を考案し、製品化している。
しかしながら、同一インク流路で異なる液滴を吐出させるため、異なるサイズの液滴によって、ノズル後方からのインク供給速度が変化し、インクジェット記録ヘッドを走査(スキャン)させながらプリントを行う、いわゆるシリアル方式の記録装置では、同一の記録ヘッドスキャン時に異なるサイズの液滴を吐出することが困難であり、複数回の記録ヘッドのスキャンで大小などの液滴を吐出し分ける必要がある。これは異なるサイズの液滴を同一周波数で吐出することができないため、高精細画像を形成する上では液滴サイズの変調制御が困難であることを意味する。
また、ひとつのノズルから非常に小さなインク滴を繰り返し吐出させて記録を行う場合、例えば図11に示すような棒グラフの塗りつぶしの印刷部分、すなわちベタ印刷部分(以下、ベタ部と記す)の画像中にスジが発生していた。スジの部分は、ちょうどヘッドの第n回目の操作とn+1回目の操作つなぎ目の部分に相当している。つなぎ目部分を拡大したものが図12(b)であり、このときのヘッドからインク滴が吐出する様子のイメージは図12(a)で示される。なお、図12(a)は、ヘッドのノズル列と垂直な角度から観察したものである。
画像データはベタなので、ノズルは、全て高応答周波数で駆動される。そのため、画像データの端部領域でのノズルのインク滴の吐出により、吐出インク滴周囲のある粘性を持つ空気がインク滴とほぼ同じ方向へ動くことになる。すると、ノズル列全体の空気がインク滴と同じ方向に動くようになりその部分は減圧状態になる。そのために、吐出インク滴周囲以外の空気は、減圧されている方向へ移動するようになり、矢印で示されるような気流が発生し、ノズル列の端部領域にあるノズルのインク滴の吐出方向が気流によってノズル列中央部方向へ内射する(以下この内射することを端ヨレと記す)。その結果、着弾位置105,106が図12(b)のようにずれてスジ107になってしまうという問題が生じていた。スジを防ぐため、インクの吐出量を増やすと、記録紙からのインクのあふれや、記録媒体からのインクを吸収することによるうねる現象が発生して記録画像が劣化する。また、高精細、高解像度の画像形成においては、粒状性を低減することや細線の再現が重要なため、できるだけ1つのドット径が小さいことが求められていることからも好ましくない。また、インク滴を繰り返し吐出させる周期を長くすると、気流の発生は緩和されるが、プリンタのスピードが遅くなってしまい、高速にプリントアウトするというユーザのニーズに応えることができなかった。そこで、特許文献3では、ノズル列端部の熱エネルギ発生手段の配列間隔が、ノズル列中央部の配列間隔より広がっていることを特徴とするインクジェット記録ヘッドを用いることで、紙面でのインク着弾位置を補正して上記課題を解決している。
特開2002−154208号公報 特開平8−183179号公報 特開2002−29056号公報
上述するノズル列端部の熱エネルギ発生手段の配列間隔を補正する構成のインクジェットヘッドでは、大液滴・小液滴など吐出量の異なるノズル列がある場合、それぞれのノズルでの端ヨレする量が異なるため、スジのない高精細画像を得るためには補正する量を変える必要がある。例えば、512ノズル・24KHzにおいては、吐出量4plでは補正する量はノズル列最外で約10μmであるのに対し、吐出量2plでは補正する量は約5μmになる。このように吐出量に合わせて端ヨレする量も異なるため、補正する量を変えなければならないことがわかっている。さらに、発明者らの検討により、隣接するノズル列で記録を行う場合と行わない場合では、上述した記録の際に発生する端ヨレ量が異なることもわかってきている。つまり、図13(a)〜(c)に示すように、(a):単独で吐出する場合、(b):隣接するノズル列で吐出する場合、(c):(b)よりも近い隣接するノズルで吐出する場合でのそれぞれの端ヨレ量を比較すると、(c)における条件で記録する場合が一番端ヨレ量が大きくなることがわかっている。具体的に表1および図14に、吐出量2pl、5plにおけるノズル列間隔と端ヨレ量の関係を検討した結果を示す。
Figure 2005169927
この結果より、吐出量2plの場合においては、端ヨレ量は単独で吐出をしている場合と比較して、隣接しているノズルが吐出をしていてその隣接ノズルまでの距離が0.2mm程度の場合は、約3倍と大きな影響を受けることがわかる。この傾向は吐出量が小さい場合の方が、より顕著に現れている。この現象はあるノズル列と隣接するノズル列で吐出されると、その吐出によって吐出インク滴周囲のある粘性を持つ空気がインク滴とほぼ同じ方向へ動くことになる。同様に吐出している隣接ノズル列でもこの現象は発生しているので、お互いの相乗効果により、ノズル列近傍のより多くの空気がインク滴と同じ方向に動くようになり、その部分は単独で吐出をしている場合よりもさらに減圧状態になる。そのために、吐出インク滴周囲以外の空気は、減圧されている方向へより多く移動するようになり、ノズル列の端部領域にあるノズルのインク滴の吐出方向が気流によってノズル列中央部方向へ内射する現象が顕著に発生する。その結果、画像ではスジなどを生じてしまう。このように同一色の大液滴・小液滴など吐出量の異なるノズル列があり、ヘッドとして多数のノズル列を有する場合には、記録を行う際に同時にその近傍のノズルを使用する機会が多く、隣接するノズルによる端ヨレ量の増加により記録の影響を受けやすく、スジなど画像への影響を受けやすい。
本発明は、これらの問題点を解決するものであり、大液滴・小液滴など吐出量の異なるノズル列がある場合において、その隣接するノズル列の影響による端ヨレ量を小さくして記録画像におけるスジを軽減することのできるインクジェット記録ヘッドを提供することを目的とする。
なお、本発明における、「インク」とは、プリント媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成またはプリント媒体の加工に供され得る液体を意味する。また、「吐出量が大きい」とは吐出されるインク滴の体積が大きいことを意味し、「吐出量が小さい」とは吐出されるインク滴の体積が小さいことを意味する。
上記の問題点を解決するために本発明のインクジェット記録ヘッドは、インク滴の体積が大きいインクを吐出する大ノズルの列からなる複数の大ノズル列群と、大ノズルから吐出されるインク滴より小さい体積のインクを吐出する小ノズルの列からなる複数の小ノズル列群とを含む、複数のノズル列群を有するインクジェット記録ヘッドにおいて、大ノズル列群と小ノズル列群との間隔が大ノズル列群同士の間隔よりも広いことを特徴とする。
上述のインクジェット記録ヘッドによれば、小ノズル列群と大ノズル列群との間隔を広くすることで、隣接する大ノズル列群からの端ヨレの影響を受けやすい小ノズル列群における端ヨレを低減することが可能となる。
また、本発明のインクジェット記録ヘッドは、同一色のインクを供給するインク供給口と、インク供給口から分岐した複数のインク流路と、該インク流路の先端部にそれぞれ設けられている吐出口および該吐出口からインクを吐出するために利用される熱エネルギを発生する熱エネルギ発生手段と、インク供給口の両側に配置され、吐出口に連通するノズルの列からなるノズル列群とを有するものであってもよい。
また、本発明のインクジェット記録ヘッドは、ノズル列群が同一のオリフィスプレートに設けられており、熱エネルギ発生手段が同一の基板に設けられているものであってもよい。このように一体化したインクジェット記録ヘッドとすることで、上述のノズル列群同士の位置あわせをする必要がなく、より高精度なインクジェット記録ヘッドを容易に提供することができる。なお、エネルギ発生素子群を有する基板としてはシリコンが望ましく、液体を供給するための貫通穴を異方性エッチングにより形成する際には、面方位が<100>、あるいは<110>であることがより望ましい。また、オリフィスプレートは感光性エポキシ樹脂により形成されていることで、上述の高密度なノズル列群を高精度かつ容易に形成することができる。
また、本発明の別のインクジェット記録ヘッドは、インク滴の体積が大きいインクを吐出する大ノズルの列である複数の大ノズル列と、大ノズルから吐出されるインク滴より小さい体積のインクを吐出する小ノズルの列である複数の小ノズル列とを含む、複数のノズル列を有するインクジェット記録ヘッドにおいて、大ノズル列と小ノズル列との間隔が大ノズル列群同士の間隔よりも広いことを特徴とする。
上述のインクジェット記録ヘッドによれば、小ノズル列と大ノズル列との間隔を大きくすることで、大ノズル列からの端ヨレの影響を受けやすい小ノズル列における端ヨレを低減することが可能となる。
また、本発明のインクジェット記録ヘッドは、インク供給口と、該インク供給口から分岐した複数のインク流路と、該インク流路の先端部にそれぞれ設けられている吐出口および該吐出口からインクを吐出するために利用される熱エネルギを発生する熱エネルギ発生手段と、インク供給口の両側に配置され、吐出口に連通するノズルの列からなるノズル列とを有するものであってもよい。
また、本発明のインクジェット記録ヘッドは、ノズル列が同一のオリフィスプレートに設けられており、熱エネルギ発生手段が同一の基板に設けられているものであってもよい。
また、本発明の別のインクジェット記録ヘッドは、大ノズルから吐出されるインクと小ノズルから吐出されるインクは同一色であってもよい。
本発明のインクジェット記録ヘッドは、インクを吐出するための複数の第1吐出口を配列してなる複数の第1吐出口列と、第1吐出口よりも多量のインクを吐出する複数の第2吐出口を配列してなる複数の第2吐出口列と、を有するインクジェット記録ヘッドにおいて、隣接する第1吐出口列と第2吐出口列との間隔が、互いに隣接する第1吐出口列同士の間隔及び互いに隣接する第2吐出口列同士の間隔よりも広いことを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、小ノズル列と大ノズル列との間隔を大きくすることで、端ヨレの影響を受けやすい小ノズル列においても、隣接するノズル列からの端ヨレの影響を抑制でき、高精彩でかつ高速な記録においてもスジのない画像を得ることができる。
以下に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1から図6は、本発明が実施または適用される好適な記録ヘッドカートリッジ(液体吐出記録ヘッドカートリッジ)、その記録ヘッド部、インク(液体)を保持するインクタンク部のそれぞれ、およびそれぞれの関係を説明するための説明図である。以下、これらの図面を参照して各構成要素について説明する。
本発明の記録ヘッド部H1001は、図1(a)および図1(b)の斜視図でわかるように、記録ヘッドカートリッジH1000を構成する一構成要素であり、記録ヘッドカートリッジH1000は、記録ヘッド部H1001とこれに着脱自在に設けられたインクタンクH1900とで構成されている。この記録ヘッドカートリッジH1000は、インクジェット記録装置本体のキャリッジ(不図示)に、位置決め手段によって位置決めされ、電気的接点の接触により電気的に接続され固定支持されて載置されるとともに、キャリッジに対して着脱可能となっている。
インクタンクH1900としては、ブラックのインク用のインクタンクH1901、シアンのインク用のインクタンクH1902、マゼンタのインク用のインクタンクH1903、イエローのインク用のインクタンクH1904の4つが設けられている。これらのインクタンクH1901,H1902,H1903,H1904はそれぞれが記録ヘッド部H1001に対して独立して着脱自在であり、それぞれ個別に交換可能となっている。このような構成とすることにより、インクタンクH1900を適宜交換して、インクを無駄無く使用できるので、インクジェット記録装置の印刷のランニングコストを低く抑えることができる。
次に記録ヘッド部H1001に関して、それを構成しているそれぞれの構成要素毎にさらに詳しく順を追って説明する。
(1)記録ヘッド部
記録ヘッド部H1001に搭載されている記録ヘッドは、電気信号に応じてインクに対して膜沸騰を生じさせるための熱エネルギを生成する電気熱変換体を用いたバブルジェット(登録商標)方式の記録ヘッドであり、電気熱変換体とインク吐出口とが対向するように配置された、いわゆるサイドシュータ型の記録ヘッドである。
記録ヘッド部H1001は、図2の分解斜視図に示すように、記録素子ユニットH1002とインク供給ユニット(液体供給ユニット)H1003とタンクホルダH2000とから構成されている。
さらに、図3の分解斜視図に示すように、記録素子ユニットH1002は、第1の記録素子基板H1100、第2の記録素子基板H1101、第1のプレートH1200、電気配線テープ(電気配線基板)H1300、電気コンタクト基板H2200、第2のプレートH1400で構成されている。また、インク供給ユニットH1003は、インク供給部材H1500、流路形成部材H1600、ジョイントシール部材H2300、フィルタH1700、シールゴムH1800から構成されている。
(2)インク供給ユニット
図3に示すように、インク供給部材H1500は、インクタンクH1900から記録素子ユニットH1002にインクを導くためのインク供給ユニットH1003の一構成部品である。インク供給部材H1500は、例えば、樹脂成形により形成されている。その樹脂材料には、形状的剛性を向上させるためにガラスフィラーを5〜40%混入したものを使用することが望ましい。
インク供給部材H1500は、図4に示すように、タンクホルダH2000と共に、インクタンク1900を脱着自在に収容する収容部を形成している。この収容部には、底部にインクタンク1900のタンク位置決めピンH1908に係合するタンク位置決め穴H1502が設けられており、後側の壁には、インクタンクの第1の爪H1909に係合する第1の穴H1503、第2の爪H1910に係合する第2の穴H1504が設けられている。またインクタンクH1900の前部には、収容部の壁に係合する第3の爪H1911が形成された可動レバーH1912が設けられており、このレバーH1012に力を加えて弾性変形させて動かすことにより、第3の爪H1911を外してインクタンク1900を取り外せるようになっている。これらの構成のうち、穴1503,1504はインク供給部材H1500に形成されており、すなわちインク供給部材H1500は、着脱自在のインクタンクH1900を保持する手段の一部を構成している。
インク供給部材H1500の、インクタンクH1900の収容部の底部の位置には、インクタンクH1900のインク供給口H1907部分に当接されるジョイント部H1520が設けられている。ここには、外部からのゴミの進入を防ぐためのフィルタH1700が溶着により接合されており、さらに、ジョイント部H1520からのインクの蒸発を防止するために、シールゴムH1800が装着されている。インク供給部材H1500内には、ジョイント部H1520の、インクタンクH1900との接触面から下面に延びるインク流路H1501が形成されている。
インク供給部材H1500の底面には、記録素子ユニットH1002にインクを供給するインク(液体)導入口H1602が開口された流路形成部材H1600が、インク導入口H1602とインク供給部材H1500のインク流路H1501とが連通するように位置決めされ、超音波溶着により取り付けられている。
また、このインク供給ユニットH1003には、記録ヘッドカートリッジH1000をインクジェット記録装置本体のキャリッジに装着するための構造が形成されている。すなわち、流路形成部材H1600の側部には、キャリッジの対応部に当接されることで、記録ヘッドカートリッジH1000をキャリッジの装着位置に案内するための装着ガイドH1601が設けられている。また、インク供給ユニットH1003の上部には、本体側のヘッドセットレバーに当接されて、記録ヘッドカートリッジH1000をキャリッジに装着固定するための係合部H1508が設けられている。また、キャリッジの対応部に当接させるなどして、記録ヘッドカートリッジH1000を所定の装着位置に位置決めするための突き当て基準として、X方向(記録ヘッド移動方向)の突き当て部H1509と、Y方向(記録媒体搬送方向)の突き当て部H1510と、Z方向(インク吐出方向)の突き当て部H1511とがインク供給部材の底面に形成されている。
また、インク供給ユニットH1003の後面には、記録素子ユニットH1002の電気コンタクト基板H2200が当接されて固定される端子固定部H1512と、位置決め用の端子位置決めピン1515と、電気コンタクト基板H2200の固定手段としての端子結合ピンH1516とが形成されている。そして、これらの周囲には複数のリブが設けられ、端子固定部H1512を有する面の剛性が高められている。
また、インク供給ユニットH1003の底面には、記録素子ユニットH1002との接続用のビス止めボス部H1517が設けられている。本実施形態では、ビス止めボス部H1517はインク供給部材H1500の底面に形成されている。
次にインク供給ユニットH1003と記録素子ユニットH1002とを結合した状態を図5に示す。さらにインク供給部材H1500とタンクホルダH2000とに設けられた結合穴および結合部を互いに勘合させることで、図6に示すようにタンクホルダH2000が結合され、記録ヘッドカートリッジH1001が完成する。同様の構成で6色に対応するインクジェット記録ヘッド周りの構成例を図7、図8に示す。図7は、記録ヘッドとインク保持供給系とを有する記録ヘッドカートリッジH3000を示しており、図7(a)は全体の斜視図、図7(b)はインクタンクH3900を外した状態の斜視図を示している。図8は、この記録ヘッドカートリッジH3000の記録ヘッド部3001の分解斜視図を示している。
次に、本実施形態の記録ヘッドにおけるノズルの配列および各ノズル列の間隔について説明する。
図9は、本実施形態の記録ヘッドの要部を模式的に示す説明図であり、図9(a)は上からみた模式図、図9(b)は断面図である。また、図9(a)に示す矢印方向は、この記録ヘッドが後述する記録装置等に搭載されて走査されるときの走査方向を示す。図9(b)に示すように、本実施形態の記録ヘッドはエネルギ変換素子としての発熱抵素子H0005を含む基板H0007と、吐出口H0001を形成するオリフィスプレートH0006とを備えている。
基板H0007は、本実施形態では面方位<100>のシリコン単結晶で形成され、その上面(オリフィスプレートH0006との接続面)には、図9(a)に示すように発熱抵素子H0005、この発熱抵抗素子を駆動するための駆動トランジスタ等からなる駆動回路H0003、後述の配線板と接続するためのコンタクトパッドH0009、駆動回路H0003とコンタクトパッドH0009とを接続する配線H0008等が半導体プロセスを用いて形成されている。また、基板H0007には上述の駆動回路H0003、発熱抵抗素子H0005、配線H0008、コンタクトパッドH0009を除いた領域に、異方性エッチングにより形成された貫通口が6つ設けられ、それぞれ後述するノズル列H0021〜H0023,H0031〜H0033に液体を提供するためのインク供給口H0002を形成している。なお、図9(a)は基板H0007に対して略透明なオリフィスプレートH0006を載せた状態を模式的に表しており、上述のインク供給口は省略して描かれている。
この基板H0007上に設けられるオリフィスプレートH0006は、本実施形態では感光性エポキシ樹脂で形成され、例えば特開昭62−264957号公報などに記載されているような工程により、前述の発熱抵抗素子H0005に対応して、吐出口H0001及び液流路H0010が形成されている。ここで、前述の異方性エッチングを特開平9−11479号公報に記載されているように、シリコン基板上に酸化シリコン膜あるいは窒化シリコン膜を形成した後、貫通口及び吐出口と液流路とを備えたオリフィスプレートを形成し、インク供給口部の酸化シリコン膜あるいは窒化シリコン膜を除去することは、安価で精密なインクジェットヘッドを作成することができるので望ましい。
このような基板H0007及びオリフィスプレートH0006とを有する記録ヘッドは、電気熱変換体H0005によって印加される熱エネルギによる膜沸騰により生じる気泡の圧力を利用して、吐出口H0001よりインク等の液体を吐出して記録を行うものである。
ここで、本実施形態の記録ヘッドにおいては、吐出口H0001は複数設けられ、それらが所定のピッチで配設されることで、互いに略平行なノズル列H0021〜H0024,H0031〜H0038を形成している。ただし、前述した端ヨレ対策の為に、両端から各10個の吐出口については、吐出量に応じて吐出口の位置補正を行っている。
ノズル列H0031〜H0038の吐出量はノズル列H0021〜H0024の吐出量よりも小さい。
ノズル列H0021〜H0024は第1のノズル列群H0020を構成し、その両側に隣接して、ノズル列H0031〜H0034、およびH0035〜H0038で構成される第2のノズル列群H0030が設けられている。
吐出量の大きいノズル列H0021〜H0024のそれぞれ上からi番目の吐出口の配置位置は、図9(a)に示す矢印方向(走査方向)に一致している。例えば、i番目のノズル列H0038、H0036、H0024、H0022、H0034、H0032は走査方向に向けて一直線上に位置し、同様に、i+1番目のノズル列H0037、H0035、H0023、H0021、H0033、H0031も走査方向に向けて一直線上に位置している。
吐出量の大きい第1のノズル列群H0020の、ノズル列H0021とH0023との間隔、およびノズル列H0022とH0024との間隔は、それぞれ間隔L3である。
また、吐出量の小さい第2のノズル列群H0030の、ノズル列H0031とH0033との間隔、ノズル列H0032とH0034との間隔、ノズル列H0035とH0037との間隔、ノズル列H0036とH0038との間隔は、それぞれ間隔L1であり、間隔L3と等しい。
また、吐出量の大きいノズル列H0024と吐出量の小さいノズル列H0036との間隔、同様に、ノズル列H0023とノズル列H0035との間隔、ノズル列H0021とノズル列H0033との間隔、ノズル列H0022とノズル列H0034との間隔は、それぞれ間隔L2であり、L3=L1<L2の関係となっている。
なお、この関係は、ノズル列群の間でも成立している。
すなわち、インク供給口H0002aの両側に設けられたノズル列H0021とノズル列H0021からなるノズル列群H0020aと、インク供給口H0002bの両側に設けられたノズル列H0023とノズル列H0024からなるノズル列群H0020bとの間の間隔をL3とする。インク供給口H0002eの両側に設けられたノズル列H0035とノズル列H0036からなるノズル列群H0030cと、インク供給口H0002fの両側に設けられたノズル列H0037とノズル列H0038からなるノズル列群H0030dとの間の間隔をL1とする。さらに、ノズル列群H0020bとノズル列群H0030cとの間隔をL2とする。これにより、本実施形態のインクジェット記録ヘッドは、ノズル列群間においてもL3=L1<L2の関係となっている。
以上説明したように本実施形態の記録ヘッドにおいては、吐出量の等しいノズル列間、あるいはノズル列群の間隔L1、L3は等しいが、吐出量の異なるノズル列間あるいはノズル列群の間隔L2は、これら間隔L1、L3よりも広くしている。これにより、吐出量が小さい第2のノズル列群H0030におけるインクの吐出は、第1のノズル列群H0020の吐出の影響を受けにくくなり、よって、端ヨレの発生を抑制することができる。
また、本実施形態のインクジェット記録ヘッドは、各ノズルが同一のオリフィスプレートH0006に設けられ、各発熱抵抗素子H0005も同一の基板H0007上に設けられていることで、ノズル列群同士の位置あわせをする必要がなく、より高精度なインクジェット記録ヘッドを容易に提供することができる。
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態について、図10(a)(b)を参照して説明をする。図10は、本発明の第2の実施形態の記録ヘッドの要部を模式的に示す説明図であり、図10(a)は上からみた模式図、図10(b)は断面図である。なお、記録ヘッドの基本的な構成は第1の実施形態で説明したものと同じであるため、第1の実施形態と同じ符号を用いて以下説明する。
第1の実施形態では、吐出量の等しいノズル列間あるいはノズル列群の間隔L1、L3は等しいが、吐出量の異なるノズル列間あるいはノズル列群の間隔L2は、これら間隔L1、L3よりも広くする構成(L3=L1<L2)であったが、本実施形態では、図10(a)に示すように、L3<L1≦L2の関係となっている。
つまり、本実施形態の記録ヘッドは、隣接ノズルへ影響を与えやすい吐出量が大きいノズルと隣接ノズルの影響を受けやすい吐出量が小さいノズルを離すことにより、隣接する吐出口の吐出の有無に関わらず、端ヨレ量の変化を少なくすることができる点では第1の実施形態と同様であるが、本実施形態では、吐出量が小さいノズル列の間隔L1を、吐出量が大きいノズル列の間隔L3よりも広くする構成とした。このように、吐出量が小さいノズル列の間隔L1をさらに広げることで隣接ノズルの吐出の影響を特に受けやすい吐出量が小さいノズル列同士間での影響をより抑制することができる。よって、隣接している吐出量が小さいノズル列がインクの吐出を行っている場合においても、隣接ノズル列の吐出による端ヨレ量の変化を小さくすることができる。他の部分は、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
(その他の実施形態)
上記第1、第2の実施形態は、6色のインクにそれぞれ対応する吐出口列を色毎に2列設けた6つのノズル列群を有するインクジェット記録ヘッドの形態を示したが、同時にインクを吐出するノズルからなる複数のノズル列として、等しいの吐出量のインクを吐出する複数のノズル列と異なる吐出量のインクを吐出する複数のノズル列とを有する形態であれば、各ノズル列を構成するノズルから同一色のインクを吐出する形態であっても本発明は適用可能である。
本発明の実施形態1の記録ヘッドカートリッジを示す斜視図であり、(a)はインクタンクが装着された状態、(b)は取り外された状態を示している。 図1の記録ヘッドカートリッジの記録ヘッド部の分解斜視図である。 図1の記録ヘッドカートリッジの記録ヘッド部の、さらに細かく分解した分解斜視図である。 図1の記録ヘッドカートリッジの側断面図である。 図1の記録ヘッドカートリッジのインク供給ユニットと記録素子ユニットとを結合した状態を示す斜視図である。 図1の記録ヘッドカートリッジの記録ヘッド部を組み立てた状態を示す斜視図である。 従来例の記録ヘッドカートリッジの斜視図であり、(a)はインクタンクを装着した状態、(b)はインクタンクを外した状態を示している。 図7の記録ヘッドカートリッジの記録ヘッド部の分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態におけるインクジェットヘッドのノズル部分の説明図である。 本発明の第2の実施形態におけるインクジェットヘッドのノズル部分の説明図である。 記録パターンの説明図である。 (a)は従来のインクジェットヘッドの一例を、ノズル列と垂直な角度から観察したイメージ図であり、(b)は図11の記録パターンでの、つなぎ目部分を拡大したものである。 従来のインクジェットヘッドからインクを吐出しているところをフェイス面から観察したイメージ図であり、(a)は単独吐出、(b)は近くのノズルの同時吐出、(c)は隣接ノズルの同時吐出を示している。 同時に吐出する隣接ノズルとの距離と端ヨレ量の関係を示すグラフである。
符号の説明
H0001 吐出口
H0002、H0002a〜H0002f インク供給口
H0005 エネルギ変換素子(発熱抵抗素子)
H0006 オリフィスプレート
H0007 基板
H0010 液流路
H0020 第1のノズル列群
H0020a、H0020b、H0030a〜H0030d ノズル列群
H0021,H0022,H0023 ノズル列
H0030 第2のノズル列群
H0031,H0032,H0033 ノズル列
H1000 記録ヘッドカ−トリッジ
H1001 記録ヘッド部
H1002 記録素子ユニット
H1003 インク供給ユニット
H1100 第1の記録素子基板
H1101 第2の記録素子基板
H1200 H3200 第1のプレ−ト
H1201 H3201 インク供給口
H1204 X方向基準面
H1300 H3300 電気配線テープ
H1301 H3301 外部信号入力端子
H1302 電極端子
H1303 電極端子接続部
H1307 第1の封止剤
H1308 第2の封止剤
H1309 端子位置決め穴
H1310 端子結合穴
H1400 H3400 第2のプレ−ト
H1500 H3500 インク供給部材
H1501 H3501 インク流路
H1502 タンク位置決め穴
H1503 第1の穴
H1504 第2の穴
H1508 係合部
H1509 X方向突き当て部
H1510 Y方向突き当て部
H1511 Z方向突き当て部
H1512 端子固定部
H1515 端子位置決めピン
H1516 端子結合ピン
H1517 ビス止めボス部
H1518 接着剤塗布部
H1605 接着剤塗布部
H1700 H3700 フィルタ
H1800 H3800 シールゴム
H1900 H3900 インクタンク
H1901 ブラックインクタンク
H1902 シアンインクタンク
H1903 マゼンタインクタンク
H1904 イエロ−インクタンク
H1907 インク供給口
H1908 タンク位置決めピン
H1909 第1の爪
H1910 第2の爪
H1911 第3の爪
H1912 可動レバー
H2000 タンクホルダ
H2200 電気コンタクト基板
H2300 ジョイントシ−ル部材
H2400 ビス

Claims (12)

  1. インク滴の体積が大きいインクを吐出する大ノズルの列からなる複数の大ノズル列群と、前記大ノズルから吐出されるインク滴より小さい体積のインクを吐出する小ノズルの列からなる複数の小ノズル列群とを含む、複数のノズル列群を有するインクジェット記録ヘッドにおいて、
    前記大ノズル列群と前記小ノズル列群との間隔が、前記大ノズル列群同士の間隔よりも広いことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 前記大ノズル列群同士の間隔をL3とし、前記小ノズル列群同士の間隔をL1とし、前記大ノズル列群と前記小ノズル列群との間隔をL2としたとき、L3=L1<L2の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録ヘッド。
  3. 前記大ノズル列群同士の間隔をL3とし、前記小ノズル列群同士の間隔をL1とし、前記大ノズル列群と前記小ノズル列群との間隔をL2としたとき、L3<L1≦L2の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録ヘッド。
  4. インク供給口と、該インク供給口から分岐した複数のインク流路と、該インク流路の先端部にそれぞれ設けられている吐出口および該吐出口からインクを吐出するために利用される熱エネルギを発生する熱エネルギ発生手段と、前記インク供給口の両側に配置され、前記吐出口に連通するノズルの列からなる前記ノズル列群とを有する請求項1から3のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
  5. 前記ノズル列群は同一のオリフィスプレートに設けられており、前記熱エネルギ発生手段は同一の基板に設けられている請求項4に記載のインクジェット記録ヘッド。
  6. インク滴の体積が大きいインクを吐出する大ノズルの列である複数の大ノズル列と、前記大ノズルから吐出されるインク滴より小さい体積のインクを吐出する小ノズルの列である複数の小ノズル列とを含む、複数のノズル列を有するインクジェット記録ヘッドにおいて、
    前記大ノズル列と前記小ノズル列との間隔が、前記大ノズル列群同士の間隔よりも広いことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  7. 前記大ノズル列群同士の間隔をL3とし、前記小ノズル列群同士の間隔をL1とし、前記大ノズル列群と前記小ノズル列群との間隔をL2としたとき、L3=L1<L2の関係を満たすことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  8. 前記大ノズル列群同士の間隔をL3とし、前記小ノズル列群同士の間隔をL1とし、前記大ノズル列群と前記小ノズル列群との間隔をL2としたとき、L3<L1≦L2の関係を満たすことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  9. インク供給口と、該インク供給口から分岐した複数のインク流路と、該インク流路の先端部にそれぞれ設けられている吐出口および該吐出口からインクを吐出するために利用される熱エネルギを発生する熱エネルギ発生手段と、前記インク供給口の両側に配置され、前記吐出口に連通するノズルの列からなる前記ノズル列とを有する請求項6から8のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
  10. 前記ノズル列は、同一のオリフィスプレートに設けられており、前記熱エネルギ発生手段は同一の基板に設けられている請求項9に記載のインクジェット記録ヘッド。
  11. 前記大ノズルから吐出されるインクと前記小ノズルから吐出されるインクは同一色である請求項1から8のいずれか1項に記載のインクジェット記録ヘッド。
  12. インクを吐出するための複数の第1吐出口を配列してなる複数の第1吐出口列と、前記第1吐出口よりも多量のインクを吐出する複数の第2吐出口を配列してなる複数の第2吐出口列と、を有するインクジェット記録ヘッドにおいて、
    隣接する前記第1吐出口列と前記第2吐出口列との間隔が、互いに隣接する前記第1吐出口列同士の間隔及び互いに隣接する前記第2吐出口列同士の間隔よりも広いことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
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