JP2005169891A - カバー開閉装置、記録装置、液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 回路基板を覆うカバーを有する電気機器等において、カバーの開閉動作を規制する手段をより低コスト且つ省スペースに構成する。
【解決手段】 開閉自在なカバー9と、当該カバーの開動作を規制するようにカバー9を付勢する弾性プレート19aと、を備えたカバー開閉装置は、弾性プレート19aが、カバー9の内側に設けられる回路基板17と装置本体の基体を構成する金属フレームとを電気的に接続する接地プレート19bと一体的に形成され、これにより、弾性プレート19aをそれ単独で設ける必要がなく、低コスト化に資すことができるとともに、省スペース化を図ることができる。
【選択図】図5
【解決手段】 開閉自在なカバー9と、当該カバーの開動作を規制するようにカバー9を付勢する弾性プレート19aと、を備えたカバー開閉装置は、弾性プレート19aが、カバー9の内側に設けられる回路基板17と装置本体の基体を構成する金属フレームとを電気的に接続する接地プレート19bと一体的に形成され、これにより、弾性プレート19aをそれ単独で設ける必要がなく、低コスト化に資すことができるとともに、省スペース化を図ることができる。
【選択図】図5
Description
本発明は、電子機器等に設けられる開閉自在なカバーと、当該カバーの開動作又は閉動作を規制するように前記カバーを付勢する弾性プレートと、を備えたカバー開閉装置およびこれを備えた記録装置、液体噴射装置に関する。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録材に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体と前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録材に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体と前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
電子機器等においては、例えば操作ボタン等を覆うカバーが装置本体に対して開閉自在に設けられることがある。また、電子機器の一例としての記録装置及び液体噴射装置、より具体的には、更にその一例としてのインクジェットプリンタにおいても、操作ボタン等を覆うカバーが装置本体に対して開閉自在に設けられることがあり、加えて、インクカートリッジ交換の為のカバーや、紙ジャム処理の為に装置内部を露呈させるカバー等、種々の開閉体が設けられることがある。
ここで、カバーを装置本体に対して回動自在に設けると、カバーの自重によってカバーが勢いよく開き、或いは閉じることになり、衝突音の発生や、或いは破損等が発生する虞がある。そこでこの様な問題を防止する装置として、カバーに対してその動作を規制するダンパーを設けた装置が既に知られている(例えば、特許文献1)。
ところで、上述の様にカバーに対してその動作を規制する手段を備えた装置として、図8に示す様なものがある。図8は、図示しない装置本体に開閉(回動)自在に設けられる操作部カバー9を、裏側から見た斜視図である。操作部カバー9は、装置本体に設けられた図示しない軸に、符号9a、9bで示す把持部が嵌合することで回動可能に設けられる様構成されている。また、図8において符号17’は回路基板であり、図8ではその向こう側の面に、電源釦や設定釦等が設けられる様になっている。
この様な構成において、操作部カバー9がその自重により勢いよく開かないように、板バネ(弾性プレート)21が図示しない装置本体に取り付けられるとともに、その先端が、把持部9aに形成された爪部9cに差し込まれている。従って操作部カバー9が開方向に回動すると、操作部カバー9は板バネ21のばね力を受けて、その回動動作が規制されることになる。
また、符号19’は回路基板17’と、図示しない装置本体の基体を構成する金属フレームとを電気的に接続する接地プレートであり、先端に形成された折り曲げ部19b’が、その弾性を利用して前記金属フレームに圧接する様になっている。
また、符号19’は回路基板17’と、図示しない装置本体の基体を構成する金属フレームとを電気的に接続する接地プレートであり、先端に形成された折り曲げ部19b’が、その弾性を利用して前記金属フレームに圧接する様になっている。
しかし、以上の構成においては、板バネ21を装置本体にそれ単独で取り付ける必要があることから、接地スペースを要するとともに、組立作業に時間を要していた。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その課題は、回路基板を覆うカバーを有する電子機器等において、カバーの開閉動作を規制する手段をより低コスト且つ省スペースに配設することにある。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その課題は、回路基板を覆うカバーを有する電子機器等において、カバーの開閉動作を規制する手段をより低コスト且つ省スペースに配設することにある。
上記課題を解決する為に、本発明の第1の態様は、開閉自在なカバーと、当該カバーの開動作又は閉動作を規制するように前記カバーを付勢する弾性プレートと、を備えたカバー開閉装置であって、前記弾性プレートが、前記カバーの内側に設けられる回路基板と装置本体の基体を構成するフレームとを電気的に接続する接地プレートと、導電性を有するプレート材によって一体的に形成されていることを特徴とする。
上記態様によれば、開閉自在なカバーと、当該カバーの開動作又は閉動作を規制するように前記カバーを付勢する弾性プレートと、を備えたカバー開閉装置において、前記弾性プレートが、前記カバーの内側に設けられる回路基板と装置本体の基体を構成するフレームとを電気的に接続する接地プレートと一体的に形成されているので、前記弾性プレートをそれ単独で設ける必要がなく、低コスト化に資すことができるとともに、省スペース化を図ることができる。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、前記弾性プレート及び前記接地プレートが、前記回路基板の表面及び裏面に接する様に一体的に形成されていることを特徴とする。
上記態様によれば、前記弾性プレート及び前記接地プレートが、前記回路基板の表面及び裏面に接する様に一体的に形成されていることから、前記接地プレートのみならず、前記カバーを付勢する前記弾性プレートを利用して、前記回路基板の接地手段を前記回路基板の両面に構成することができ、より一層の効率化を図ることができる。
上記態様によれば、前記弾性プレート及び前記接地プレートが、前記回路基板の表面及び裏面に接する様に一体的に形成されていることから、前記接地プレートのみならず、前記カバーを付勢する前記弾性プレートを利用して、前記回路基板の接地手段を前記回路基板の両面に構成することができ、より一層の効率化を図ることができる。
本発明の第3の態様は、上記第1の態様において、前記弾性プレート及び前記接地プレートが、前記回路基板の表面及び裏面に弾性的に接することで前記回路基板を挟持する様に一体的に形成されていることを特徴とする。
上記態様によれば、前記弾性プレート及び前記接地プレートが、前記回路基板の表面及び裏面に弾性的に接することで前記回路基板を挟持する様に一体的に形成されているので、上述した第2の態様と同様な作用効果、即ち前記接地プレートのみならず、前記カバーを付勢する前記弾性プレートを利用して、前記回路基板の接地手段を前記回路基板の両面に構成することができ、より一層の効率化を図ることができる。そして更に、前記弾性プレート及び前記接地プレートが、前記回路基板の表面及び裏面に弾性的に接することで前記回路基板を挟持する様に成されるので、前記弾性プレートと前記接地プレートをそれ単独で前記回路基板に保持させることができ、組立時の作業性が向上するといった作用効果をも得ることができる。
上記態様によれば、前記弾性プレート及び前記接地プレートが、前記回路基板の表面及び裏面に弾性的に接することで前記回路基板を挟持する様に一体的に形成されているので、上述した第2の態様と同様な作用効果、即ち前記接地プレートのみならず、前記カバーを付勢する前記弾性プレートを利用して、前記回路基板の接地手段を前記回路基板の両面に構成することができ、より一層の効率化を図ることができる。そして更に、前記弾性プレート及び前記接地プレートが、前記回路基板の表面及び裏面に弾性的に接することで前記回路基板を挟持する様に成されるので、前記弾性プレートと前記接地プレートをそれ単独で前記回路基板に保持させることができ、組立時の作業性が向上するといった作用効果をも得ることができる。
本発明の第4の態様は、上記第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記接地プレートの先端に折り曲げ部が形成され、当該折り曲げ部の弾性により、前記フレームに圧接していることを特徴とする。
上記態様によれば、前記接地プレートの先端に折り曲げ部が形成され、当該折り曲げ部の弾性により、前記フレームに圧接しているので、接地効果を長期に渡って確実に得ることができる。
上記態様によれば、前記接地プレートの先端に折り曲げ部が形成され、当該折り曲げ部の弾性により、前記フレームに圧接しているので、接地効果を長期に渡って確実に得ることができる。
本発明の第5の態様は、被記録媒体に記録を行う記録手段を備えた記録装置であって、上記第1から第4の態様のいずれかに記載された前記カバー開閉装置を備えていることを特徴とする。
上記態様によれば、被記録媒体に記録を行う記録手段を備えた記録装置は、上記第1から第4の態様のいずれかに記載された前記カバー開閉装置を備えているので、記録装置において上述した第1から第4の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
上記態様によれば、被記録媒体に記録を行う記録手段を備えた記録装置は、上記第1から第4の態様のいずれかに記載された前記カバー開閉装置を備えているので、記録装置において上述した第1から第4の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
本発明の第6の態様は、被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射手段を備えた液体噴射装置であって、上記第1から第4の態様のいずれかに記載された前記カバー開閉装置を備えていることを特徴とする。
上記態様によれば、被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射手段を備えた液体噴射装置は、上記第1から第4の態様のいずれかに記載された前記カバー開閉装置を備えているので、液体噴射装置において上述した第1から第4の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
上記態様によれば、被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射手段を備えた液体噴射装置は、上記第1から第4の態様のいずれかに記載された前記カバー開閉装置を備えているので、液体噴射装置において上述した第1から第4の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図1乃至図8を参照しながら説明する。ここで、図1は本発明に係る「記録装置」、「液体噴射装置」の一例としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の外観斜視図、図2は操作部11の斜視図、図3は操作部11の正面図、図4は操作部11の裏側の斜視図、図5は回路基板17及びカバー9裏側の斜視図、図6は回路基板17の斜視図、図7は接地部材19の斜視図である。
図1に示す様に、プリンタ1はボックス形の形状を成し、大凡、ビデオテープレコーダー程の大きさに成されていて、テレビラック等へ収納された状態で使用されることを想定して構成されている。外観は図示する様にボックス形のハウジング3の前面にフロントカバー5が設けられて大略構成され、フロントカバー5は、手前側に向けて開いた状態(使用状態:図示せず)と図示する様に閉じた状態(非使用状態)とを回動自在に設けられ、開いた状態では、記録が行われた記録用紙の排出や、CD−R等の光ディスクをセット可能なディスクトレイ(図示せず)の出し入れ動作が可能となる。
フロントカバー5の右側には、電源釦や印刷設定釦等(詳細は図3参照)を備えて構成された操作部11が設けられている。操作部11は開閉自在な操作部カバー9を備え、上記電源釦や印刷設定釦等、及び、後述するインク残量個別表示部は、通常は当該操作部カバー9によって覆われている。そして、必要時には操作部カバー9を開けることで、各種印刷設定操作やメンテナンス操作等が実行可能となる。
フロントカバー5の左側には、半導体メモリ等の記憶媒体を装着可能なスロット(図示せず)が設けられるとともに、当該スロットを覆う開閉自在なスロットカバー7が設けられている。また、その下には、プリンタ1をホストコンピュータ等に接続する為の外部インタフェース13も設けられている。
フロントカバー5の下部には給紙カセット15が着脱自在に設けられ、手前側に引き出して取り外すことにより、記録紙をセットすることができる。フロントカバー5の上方にはインクカートリッジユニット16が設けられ、ハウジング3とともにプリンタ1の上面を形成する。
インクカートリッジユニット16には、複数色の各色毎に個別に独立して構成された、複数のインクカートリッジ(図示せず)がプリンタ1の幅方向に並列して着脱自在に設けられている。ここで、本実施形態におけるプリンタ1は記録ヘッド(図示せず)を備えるとともに主走査方向に往復駆動されるキャリッジ(図示せず)に、インクカートリッジは搭載しておらず、上述した様にインクカートリッジユニット16に装着された複数のインクカートリッジから、図示を省略するインクチューブを介して前記記録ヘッドへとインクを供給する様に構成されている。
このインクカートリッジの残量表示は、操作部11において操作部カバー9の外側と内側に表示される。即ち、図2及び図3において、操作部11に設けられた操作部カバー9が閉じられている場合(通常時)は、メイン表示部17のみが外部に露呈し、その他の操作釦等は操作部カバー9によって覆われた状態となる。そして、何らかの操作を行う場合には、図2に示すように操作部カバー9を開けることで操作釦群21やサブ表示部19が露呈し、各種操作が行える様になっている。
より詳しくは、メイン表示部17は3つのLEDランプ、具体的にはエラー表示ランプ23a、用紙なしランプ23b、全体インク残量警告ランプ23c、を備えて構成されている。エラー表示ランプ23aはプリンタ1に紙ジャム等が発生した場合や、その他のハードウェアエラー発生時に点灯し、用紙なしランプ23bは、給紙カセット15が空となった場合に点灯する。そして、全体インク残量警告ランプ23cは、複数のインクカートリッジの残量状態を一括して表示する全体表示部であり、複数のインクカートリッジのうち少なくとも1つのインク残量が所定値より少なくなると、橙色点滅表示或いは赤色点灯表示するよう構成されている(通常時は緑色点灯表示)。
サブ表示部19は、5つのLEDランプ、即ち個別インク残量警告ランプ25a〜25fを備えて構成されている。個別インク残量警告ランプ(以下「個別ランプ」と言う)25a〜25fは、複数のインクカートリッジ(本実施形態では、6個)のそれぞれの残量状態を個別に表示する「個別表示部」である。以上の様に構成されたインク残量表示手段において、複数のインクカートリッジの全てが、充分な(ある一定量以上の)インク残量がある場合(即ち通常時)には、全体インク残量警告ランプ23cは、緑色が点灯する。そして、この状態から例えばいずれか1つのインクカートリッジの残量が所定の値を下回る(インク残量がゼロではないが、少なくなる)と、これをユーザに警告する為に、全体インク残量警告ランプ23cは橙色の点滅表示となる。そして、更にインク残量が減り、ゼロ(或いは、全くのゼロではないが、正常な印刷を実行不可能と判断できる程度に残量が少ない)となった場合には、全体インク残量警告ランプ23cは赤色の点灯表示となる。
このとき、個々のインクカートリッジがどの様な状態であるかは、操作部カバー9を開けることで確認できる。即ち、インク残量が少なくなった場合には、対応する個別ランプが赤色の点滅表示となり、ゼロとなった場合には、赤色の点灯表示となる。以上により、全体インク残量警告ランプ23cによって複数のインクカートリッジが全体的にどの様な状態にあるかが包括表示され、そして操作部カバー9を開けることでいずれのインクカートリッジを交換、或いは交換の準備をしなければならないかが一見して判別でき、ユーザフレンドリとなっているとともに、外観が煩雑とならず、美観が確保されている。
次に、操作釦群21は、図示する様にメニュー釦、上下左右方向のカーソル移動釦、項目選択(OK)釦、印刷開始釦、印刷中止釦、CD/DVD釦(押下することにより、ディスクトレイ(図示せず)がプリンタ1前方に自動的に引き出され、或いは、装置内部に自動的に収納される)、クリーニング釦、給/排紙釦、を備えて構成され、プリンタ1が接続される表示装置(例えば、テレビ)に表示されるユーザインタフェースを介して、種々の設定や実行を行う為の操作釦によって構成されている。
続いて、操作部カバー9をプリンタ1に開閉自在に取り付けるカバー開閉装置について詳説する。図2において、操作部カバー9は、操作部11の基体を構成するパネル4に形成された図示しない軸に、把持部9a、9bが嵌合することで開閉(回動)自在に取り付けられる。操作部11の裏側には図4に示す様に上述した操作釦群21と連係するスイッチ類が配設された回路基板17が、装置本体側に設けられている。
回路基板17には「弾性プレート」及び「接地プレート」が、弾性を有し且つ導電性を有する金属プレート材によって一体的に形成された接地部材19が設けられている。図中、符号19bが接地プレートに相当する部分であり、その先端には、山形に折り曲げられた折り曲げ部19fが形成されている。そして、図示しないプリンタ1の基体を構成する金属フレームに、折り曲げ部19fが弾性的に接触することで、接地が長期に渡って確実に確保される様になっている。
次に、図中符号19aが弾性プレートに相当する部分であり、その先端が、カバー19の把持部19aに形成された爪部9cと係合する様に構成されている。従ってこれにより、操作部カバー9が閉状態から開く方向に回動すると、弾性プレート19aから付勢力を受け、その回動動作が規制される。即ち、自重による開動作が規制され、操作部カバー9が勢いよく回動しない様に構成されている。
接地部材19は、図6及び図7に示す様に回路基板17の表面及び裏面に、接地プレート19bの基端となる部分(符号19dで示す部分)及び弾性プレート19aの基端となる部分(符号19eで示す部分)が接する様に形成され、更に、それぞれが回路基板17に両面から弾性的に接する様に形成されている。これにより、接地プレート19bのみならず、操作部カバー9を付勢する弾性プレート19aを利用して、回路基板17の接地手段を構成することができ、即ち回路基板17の両面で接地を確保することが可能となり、より一層の効率化を図ることができる。また、弾性プレート19a及び接地プレート19bのそれぞれが回路基板17に弾性的に接する様に、換言すれば、回路基板17を挟持する様に接地部材19が形成されていることから、接地部材19をそれ単独で回路基板17に保持することができ、組立時の作業性が向上する。
そして、弾性プレート19aは、接地プレート19bと一体的に形成されることから、弾性プレート19aをそれ単独で設ける必要がなく、低コスト化に資すことができるとともに、省スペース化を図ることができる。
本発明は、開閉自在なカバーを有する電子機器に利用可能であり、特に、FAX、プリンタ等に代表される記録装置や、液体噴射装置、即ち液体を噴射するヘッドから被噴射媒体に液体を噴射して前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置に利用可能である。
1 インクジェットプリンタ、3 ハウジング、5 フロントカバー、7 スロットカバー、9 操作部カバー、11 操作部、13 外部インタフェース、15 給紙カセット、16 インクカートリッジユニット、17 回路基板、19 接地部材、19a 弾性プレート、19b 接地プレート、19d、19e 基端部、19f 折り曲げ部
Claims (6)
- 開閉自在なカバーと、
当該カバーの開動作又は閉動作を規制するように前記カバーを付勢する弾性プレートと、を備えたカバー開閉装置であって、
前記弾性プレートが、前記カバーの内側に設けられる回路基板と装置本体の基体を構成するフレームとを電気的に接続する接地プレートと、導電性を有するプレート材によって一体的に形成されている、
ことを特徴とするカバー開閉装置。 - 請求項1において、前記弾性プレート及び前記接地プレートが、前記回路基板の表面及び裏面に接する様に一体的に形成されている、
ことを特徴とするカバー開閉装置。 - 請求項1において、前記弾性プレート及び前記接地プレートが、前記回路基板の表面及び裏面に弾性的に接することで前記回路基板を挟持する様に一体的に形成されている、
ことを特徴とするカバー開閉装置。 - 請求項1から3のいずれか1項において、前記接地プレートの先端に折り曲げ部が形成され、当該折り曲げ部の弾性により、前記フレームに圧接していることを特徴とするカバー開閉装置。
- 被記録媒体に記録を行う記録手段を備えた記録装置であって、請求項1から4のいずれか1項に記載された前記カバー開閉装置を備えていることを特徴とする記録装置。
- 被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射手段を備えた液体噴射装置であって、請求項1から4のいずれか1項に記載された前記カバー開閉装置を備えていることを特徴とする液体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003414335A JP2005169891A (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | カバー開閉装置、記録装置、液体噴射装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007223247A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Seiko Epson Corp | 電子部品の接地装置、記録装置及び液体噴射装置 |
JP2011037096A (ja) * | 2009-08-10 | 2011-02-24 | Seiko Epson Corp | プリンター |
JP2018008529A (ja) * | 2017-09-21 | 2018-01-18 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置 |
-
2003
- 2003-12-12 JP JP2003414335A patent/JP2005169891A/ja active Pending
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