JP4645368B2 - 電源収納ボックス、印刷装置および電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電源収納ボックス、印刷装置および電子機器に係り、特に、ACアダプタを収納する電源収納ボックス並びにこの電源収納ボックスを有する印刷装置および電子機器に関する。
従来より、プリンタ、パーソナルコンピュータ、レジスタ装置などの各種電子機器の電源として電源ユニット(ACアダプタ)を使用する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような電子機器において、電源ユニットを電子機器本体と別体として設ける場合には、配線などが邪魔になってしまうことも起こりえた。
そこで、従来においては、電源ユニットを収納する電源収納ボックスを設け、箱形状の電源収納ボックス内に電源ユニットを収納した上で、当該電源収納ボックスを電子機器本体と一体に取り付ける構成が提案されている。
特開平10−109409号公報
ところで、電子機器本体は同一であっても、電源ユニットとして異なるものが使用される場合が仕様上存在し得た。
例えば、電子機器本体として、サーマルプリンタを考えた場合に、アルファベットを主として印字する欧州仕様の場合と、漢字を主として印字する日本仕様の場合においては、印字ヘッドを駆動する際の消費電力が異なり、機械的には同一のサーマルプリンタであっても、日本仕様の場合には、供給電力量が大きなACアダプタを内蔵させる必要があった。
このような場合に、仕様が異なれば、ACアダプタの外観形状も異なることがあり、各電源ユニットに対応した電源収納ボックスを作成したり、共通の電源収納ボックスに電源ユニット毎に対応する装着用部品を別途用意する必要があり、部品点数が増加し、製造コストも増加してしまうという問題点があった。
また、電源ユニットを電源収納ボックス内に収納し、当該電源収納ボックスを電子機器本体のいずれか(例えば、電子機器本体底部)に取り付ける場合に、電源ユニットから引き出されている電源コードを電子機器本体と電源収納ボックスとの間に挟み込んでしまう可能性もあった。
そこで、本発明の目的は、複数の形状の異なる電源ユニットについて、一種類の電源収納ボックスで対応可能とするとともに、電源収納ボックスを電子機器本体と一体として取り付ける場合に、電源コードを挟み込むことがない電源収納ボックス、印刷装置および電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、電源の供給対象に接続される電源コネクタおよび弾性を有する電源コードが引き出された略直方体形状を有する電源ユニットを収納する電源収納ボックスにおいて、前記電源ユニットが所定部位に当接された状態で嵌め込まれる収納部と、前記収納部に前記電源ユニットが嵌め込まれた状態で前記電源コードが架け渡され、当該電源コードを前記電源ユニットに当接させて前記弾性により前記電源ユニットを前記所定部位に押しつけつつ固定させるコード固定リブと、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、収納部は、電源ユニットが所定部位に当接された状態で嵌め込まれる。
コード固定リブは、収納部に前記電源ユニットが嵌め込まれた状態で電源コードが架け渡され、当該電源コードを電源ユニットに当接させて弾性により電源ユニットを所定部位に押しつけつつ固定させる。
この場合において、前記コード固定リブは、当該電源収納ボックスの側壁と協働して、前記電源コードを固定状態とするようにしてもよい。
また、前記コード固定リブは、前記電源コードを前記電源ユニットに当接させる当接用コード固定リブを含むようにしてもよい。
さらに、前記所定部位には、当接リブが設けられているようにしてもよい。
さらにまた、前記電源収納ボックスの側壁側から中央側に向かって突設されるとともに、前記電源ユニットの上面に当接して当該電源ユニットの上方側への動きを規制する固定用アームを備えるようにしてもよい。
また、印刷装置は、電源の供給対象に接続される電源コネクタおよび弾性を有する電源コードが引き出された略直方体形状を有する電源ユニットと、上記いずれかの電源収納ボックスと一体に結合することが可能であるとともに、前記電源ユニットからの供給電力により印刷動作を行う印刷機本体と、を備えたことを特徴としている。
また、電子機器は、電源の供給対象に接続される電源コネクタおよび弾性を有する電源コードが引き出された略直方体形状を有する電源ユニットと、前記電源ユニットを収納した上記いずれかの電源収納ボックスと、前記電源収納ボックスと一体に結合することが可能であるとともに、前記電源ユニットからの供給電力により駆動される電子機器本体と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、電源ユニットから引き出されている電源コードの弾性を利用して電源収納ボックス内で電源ユニットを確実に固定することができるとともに、電源収納ボックスを本体と一体として取り付ける場合にも電源コードが電源収納ボックス内で確実に固定されているため、電源コードを挟み込むことがない。
次に図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は、実施形態に係る記録装置としてのサーマルプリンタの外観斜視図である。
サーマルプリンタ10は、複数の発熱抵抗体が並べて配置された図示しないサーマルヘッドにより、ロール状の感熱紙として構成された記録媒体(以下、ロール紙とする。)の記録面に対して、文字を含む画像を記録するものである。
サーマルプリンタ10は、図1に示すように、大別すると、プリンタ機構を収納するメインケース11および後述する電源ユニットを収納する電源収納ボックス12と、を備えている。
メインケース11は、収納したロール紙を覆うロール紙カバー15及びオートカッタユニットを収納するカッタカバー16を備えている。
ロール紙カバー15は、サーマルプリンタ10の上面後端部を回動中心として図面奥側に向かって回動しながら開放可能に構成されており、例えば、メインケース11内の図示しないロール紙ホルダにロール紙をセットする場合等に開放される。
カッタカバー16は、開放可能に構成されており、例えば、図示しないオートカッタユニットにおける紙詰まりなどの異常時の対応や、調整等を行う場合に開放される。
サーマルプリンタ10の前面において、フロントパネル17の中央には凹部が形成され、この凹部の下端にはコントロールパネル18が配設される。コントロールパネル18は、メインケース11内に収納された図示しないメイン基板上の回路に電気的に接続された各種スイッチ及びインジケータ類を備え、具体的には、ロール紙の送り出しを指示するための紙送りボタン18a、サーマルプリンタ10の動作状態を報知するインジケータ18b等を備える。また、フロントパネル17の前面下隅部には、サーマルプリンタ10の電源をオン/オフする電源スイッチ19が配置されている。
また、サーマルプリンタ10の上面において、メインケース11の上部パネル11Aとロール紙カバー15との境界には紙出口20が形成される。紙出口20の上部パネル11A側には切刃を有するマニュアルカッタ21が設けられ、紙出口20から排出されたロール紙をマニュアルカッタ21の切刃に押し付けて、手で切断できるようになっている。
図2は、サーマルプリンタのメインケースを底面側から見た斜視図である。
サーマルプリンタ10のメインケース11の底面を構成する底板29には、サーマルプリンタ10の底面側に突出し、電源収納ボックス12を設けない場合に設置面に当接する脚部28が合計4カ所に一つずつ配置されている。
サーマルプリンタ10の前後方向中央において底板29に略直角に後端面30が形成されている。
メインケース11内に収納されているインタフェース基板の後端は、後端面30に設けられたコネクタ用開口開口部からコネクタの一部C1が突出するようにされている。
図3は、電源収納ボックスの平面図である。
図4は、図3のB−B断面矢視図である。
図5は、図3のC−C断面矢視図である。
電源収納ボックス12は、樹脂製で、上面が開口状態とされた箱形状をなしており、フロントパネル41、右サイドパネル42、左サイドパネル43およびリアパネル44を備えている。
電源収納ボックス12の底板45には、右サイドパネル42、左サイドパネル43あるいはリアパネル44と協働して、後述する電源ユニットの電源コードを固定するための複数の電源コード固定用リブ46A〜46Dが立設されている。
ここで、電源コード固定用リブ46A〜46Dは、台形形状を有する薄板をコの字状に曲げた形状を有しており、樹脂材料を低減しつつ、強度を確保している。
また、電源収納ボックス12の底板45には、電源コード固定用リブ46A〜46Dと協働して、後述する略直方体形状を有する電源ユニットの電源コードを固定するとともに、電源収納ボックス12をメインケース11に固定するためのねじが通されるねじ孔47がそれぞれ設けられた直方体形状を有する、ねじ受け突起部48A〜48Dが立設されている。
また、電源収納ボックス12の底板45のフロントパネル41側には、電源コード固定用リブ46Dよりも背が低く、フロントパネル41側から電源コードを挿入することにより電源ユニットの電源コードを引っ掛けることが可能な断面L字状の引掛部49が設けられている。
さらに、電源収納ボックス12の底板45の中央部分には、後述する電源ユニットを簡易的に固定するための電源固定リブ群50が設けられている。
電源固定リブ群50は、薄板状の第1電源固定リブ51A、51Bおよび薄板状の第2電源固定リブ52A〜52Eを備えている。
ここで、第1電源固定リブ51A、51Bは、第1のサイズを有する電源ユニット(以下、第1電源ユニットという。)の左サイドパネル43側の側面が当接される第1サイド当接部55と、第1電源ユニットの底面が当接し、第1電源ユニットを支持する第1支持部56Aを備えている。
一方、第2電源固定リブ52A〜52Eは、第1サイド当接部55に加えて、第1電源ユニットの底面が当接し、第1電源ユニットを支持する第2支持部56Bと、第2のサイズ(第1のサイズよりも左右方向の幅および奥行きが小さく、上下方向(高さ方向)の幅が大きい)を有する電源ユニット(以下、第2電源ユニットという。)の左サイドパネル43側の側面が当接される第2サイド当接部57Aと、第2電源ユニットの底面が当接し、第2電源ユニットを支持する第2支持部57Bと、第2電源ユニットの右サイドパネル42側の側面が当接される第3サイド当接部57Cと、第1電源ユニットの底面が当接し、第1電源ユニットを支持する第3支持部56Cと、を備えている。
また、電源収納ボックス12の底板45の第2電源固定リブ52Eのリアパネル44側には、第1電源ユニットあるいは第2電源ユニットのリアパネル44側の側面が当接され、位置決めを行うリアパネル側当接リブ61が立設されている。
このリアパネル側当接リブ61に連続して右サイドパネル42側には、第1電源ユニットあるいは第2電源ユニットの右サイドパネル42側の側面が当接され、位置決めを行う右サイドパネル側当接リブ62が立設されている。さらにこの右サイドパネル側当接リブ62の上端の一部から、第1電源ユニットあるいは第2電源ユニットを上面側から押さえるための、押さえアーム63が電源収納ボックス12の中央部側に2本延在されている。各押さえアーム63は、第1電源ユニットあるいは第2電源ユニットの上面側に当接する上面当接部64を有している。
さらに、右サイドパネル側当接リブ62に連続してフロントパネル41側には、第1電源ユニットのフロントパネル41側の側面が当接され、位置決めを行うフロントパネル側当接リブ65が立設されている。
また、電源収納ボックス12の底板45には、第1電源ユニットあるいは第2電源ユニットの収納時に各電源ユニットに記載の仕様情報などを視認可能とするための情報用開口71、72が設けられている。また、電源収納ボックス12をメインケース11に取り付けた場合に電源コードの挟み込みなどが生じた場合に作業者が指を挿入して調整を行うための調整用開口73と、が設けられている。
さらに、電源収納ボックス12の底板45の裏面側には、サーマルプリンタ10の設置面に当接する脚部75が合計4カ所に一つずつ配置されている。
次に電源ユニットの収納方法について説明する。
まず、上述した第1電源ユニットを電源収納ボックス12に収納する場合について説明する。
図6は、第1電源ユニットの収納状態の説明斜視図である。図7は、第1電源ユニットの収納状態の説明平面図である。
第1電源ユニットU1は、商用電源(交流電源)に接続するための第1電源コード81と、メインケース11内のプリンタ本体に直流電源を供給するための第2電源コード82と、第2電源コード82の先端に設けられ、メインケース11内のプリンタ本体に接続される電源コネクタ83と、第2電源コード82の途中に設けられ、電源ノイズを吸収するためのノイズフィルタ(フェライトコア)84と、を備えている。
実際に第1電源ユニットU1を電源収納ボックス12に収納する場合には、まず、第1電源コード81がリアパネル44側となり、第2電源コード82がフロントパネル41側となるようにする。
そして、押さえアーム63を持ち上げつつ、第1電源ユニットU1の右サイドパネル42側の面が右サイドパネル側当接リブ62に当接し、第1電源ユニットU1のリアパネル44側の面がリアパネル側当接リブ61に当接するように押し込む。
そして、第1電源ユニットU1の上面が水平になるように回動させると、第1電源ユニットU1の底面が第1電源固定リブ51A、51Bの第1支持部56Aに当接して支持されるとともに、第1電源ユニットU1の左サイドパネル43側の側面が第1電源固定リブ51A、51Bの第1サイド当接部55に当接する。これと同時に第1電源ユニットU1の左サイドパネル43側の側面が第2電源固定リブ52A〜52Eの第1サイド当接部55に当接し、第1電源ユニットU1の底面が第2支持部56Bにも当接し支持され、第3支持部56Cにも当接して支持される。
理想的には、上述したとおりになるはずであるが、実際には、寸法精度などの観点から、第1電源ユニットU1の左サイドパネル43側の側面が第1電源固定リブ51A、51Bおよび第2電源固定リブ52A〜52Eの第1サイド当接部55および、第2電源固定リブ52A〜52Eの第1サイド当接部55および第1電源ユニットU1の右サイドパネル42側の面が右サイドパネル側当接リブ62に同時に当接することはなく、押さえアーム63に押さえられた状態で、左右にある程度第1電源ユニットU1が動くことが可能な状態となっている。
そこで、本実施形態では、第2電源コード82の弾性を利用して、第1電源ユニットU1の固定を図っている。
具体的には、第1電源ユニットU1のフロントパネル41側に突出している第2電源コード82を時計回りに巻き込み、第1電源ユニットU1の左サイドパネル43側の側面に沿わせるようにして、電源コード固定用リブ46Aに向かわせる。
そして、第2電源コード82を引っ張りながら、電源コード固定用リブ46Aの右側から、電源コード固定用リブ46Aとリアパネル44との間の隙間に第2電源コード82を押し込む。このとき、電源コード固定用リブ46Aの右端は、第1電源ユニットU1の左サイドパネル43側の側面位置よりも右側に位置しているので、第2電源コードの弾性により第1電源ユニットU1は、右サイドパネル側当接リブ62に押しつけられることとなり、第1電源ユニットU1の左右への動きは抑制されることとなる。
その後、電源コード固定用リブ46Aの左端から引き出した第2電源コード82を、電源コード固定用リブ46Bの後端側から、電源コード固定用リブ46Bと左サイドパネル43との間の隙間に押し込む。さらに第2電源コード82を引っ張りながら、ねじ受け突起部48Aの右側面に沿わせ、電源コード固定用リブ46Cの後端側から、電源コード固定用リブ46Cと左サイドパネル43との間の隙間に第2電源コード82を押し込む。
これらの結果、第2電源コード82は、ねじ受け突起部48A部分の摩擦により固定され、通常の動きでは第2電源コード82が外れることはなくなる。
さらに、電源コード固定用リブ46Cの前端から引き出した第2電源コード82を、ねじ受け突起部48Bの右後側の角に当接させつつ、電源コード固定用リブ46Dの左端側から、電源コード固定用リブ46Dとフロントパネル41との間の隙間に押し込む。さらに第2電源コード82を引っ張りながら、第2電源コード82を半時計回りに巻き込み、第1電源ユニットU1の左サイドパネル43側の側面に沿わせるようにして、固定処理を終了する。
この時点で、第2電源コード82は、電源収納ボックス12に確実に固定されているので、電源コネクタ83をメインケース11内のプリンタ本体に接続すればよい。
これらの結果、第1電源ユニットU1は、電源収納ボックス12内で第2電源コード82の弾性により所定位置に押しつけられた状態となり、多少振ったところで、左右への動きは生じないこととなる。
次に、上述した第2電源ユニットを電源収納ボックス12に収納する場合について説明する。
図8は、第2電源ユニットの収納状態の説明斜視図である。図9は、第2電源ユニットの収納状態の説明平面図である。図8および図9において、図6あるいは図7と同様の部分には同一の符号を付すものとする。
第2電源ユニットU2は、商用電源(交流電源)に接続するための第1電源コード81と、メインケース11内のプリンタ本体に直流電源を供給するための第2電源コード82と、第2電源コード82の先端に設けられ、メインケース11内のプリンタ本体に接続される電源コネクタ83と、第2電源コード82の途中に設けられ、電源ノイズを吸収するためのノイズフィルタ(フェライトコア)84と、を備えている。
実際に第2電源ユニットU2を電源収納ボックス12に収納する場合には、まず、第1電源コード81がリアパネル44側となり、第2電源コード82がフロントパネル41側となるようにする。
そして、押さえアーム63を持ち上げつつ、第2電源ユニットU2の右サイドパネル42側の面が第3サイド当接部57Cに当接し、第2電源ユニットU2のリアパネル44側の面がリアパネル側当接リブ61に当接するように押し込む。
そして、第2電源ユニットU2の上面が水平になるように回動させると第2電源ユニットU2の左サイドパネル43側の側面が第2電源固定リブ52A〜52Eの第2サイド当接部57Aに当接する。これと同時に第2電源ユニットU2の右サイドパネル42側の側面が第3サイド当接部57C当接する。さらに、第2電源ユニットU2の底面が第2支持部57Bに当接して支持されることとなる。
第2電源ユニットU2の場合でも、理想的には、上述したとおりになるはずであるが、実際には、寸法精度などの観点から、第2電源ユニットU2の左サイドパネル43側の側面が第2電源固定リブ52A〜52Eの第2サイド当接部57Aに当接し、かつ、第2電源ユニットU2の右サイドパネル42側の側面が第3サイド当接部57C当接することはなく、押さえアーム63に押さえられた状態で、左右にある程度第2電源ユニットU2が動くことが可能な状態となっている。
そこで、本実施形態では、第2電源コード82の弾性を利用して、第2電源ユニットU2の固定を図っている。
具体的には、第2電源ユニットU2のフロントパネル41側に突出している第2電源コード82を時計回りに巻き込み、第2電源ユニットU2の左サイドパネル43側の側面に沿わせるようにして、電源コード固定用リブ46Aに向かわせる。
そして、第2電源コード82を引っ張りながら、電源コード固定用リブ46Aの右側から、電源コード固定用リブ46Aとリアパネル44との間の隙間に第2電源コード82を押し込む。
その後、電源コード固定用リブ46Aの左端から引き出した第2電源コード82を、電源コード固定用リブ46Bの後端側から、電源コード固定用リブ46Bと左サイドパネル43との間の隙間に押し込む。さらに第2電源コード82を引っ張りながら、ねじ受け突起部48Aの右側面に沿わせ、電源コード固定用リブ46Cの後端側から、電源コード固定用リブ46Cと左サイドパネル43との間の隙間に第2電源コード82を押し込む。
これらの結果、第2電源コード82は、ねじ受け突起部48A部分の摩擦により固定され、通常の動きでは第2電源コード82が外れることはなくなる。
さらに、電源コード固定用リブ46Cの前端から引き出した第2電源コード82を、ねじ受け突起部48Bの右後側の角に当接させつつ、電源コード固定用リブ46Dの左端側から、電源コード固定用リブ46Dとフロントパネル41との間の隙間に押し込む。
続いて、第2電源コード82を電源コード固定用リブ46Dよりも背が低い引掛部49にフロントパネル41側から第2電源コード82を挿入し、引っ掛ける。
そして再び、第2電源コード82を時計回りに巻き込み、第2電源ユニットU2の左サイドパネル43側の側面に沿わせるようにして、電源コード固定用リブ46Aに向かわせる。
そして、第2電源コード82を引っ張りながら、電源コード固定用リブ46Aの右側から、電源コード固定用リブ46Aとリアパネル44との間の隙間に第2電源コード82を押し込む。
その後、電源コード固定用リブ46Aの左端から引き出した第2電源コード82を、電源コード固定用リブ46Bの後端側から、電源コード固定用リブ46Bと左サイドパネル43との間の隙間に押し込む。
このとき、電源コード固定用リブ46Aの右端および引掛部49は、第2電源ユニットU2の左サイドパネル43側の側面位置よりも右側に位置しているので、第2電源コードの弾性により第2電源ユニットU2は、右サイドパネル側当接リブ62に押しつけられることとなり、第2電源ユニットU2の左右への動きは抑制されることとなる。
さらに第2電源コード82を引っ張りながら、ねじ受け突起部48Aの右側面に沿わせ、電源コード固定用リブ46Cの後端側から、電源コード固定用リブ46Cと左サイドパネル43との間の隙間に第2電源コード82を押し込む。
これらの結果、第2電源コード82は、ねじ受け突起部48A部分の摩擦により固定され、通常の動きでは第2電源コード82が外れることはなくなる。
さらに、電源コード固定用リブ46Cの前端から引き出した第2電源コード82を、ねじ受け突起部48Bの右後側の角に当接させつつ、電源コード固定用リブ46Dの左端側から、電源コード固定用リブ46Dとフロントパネル41との間の隙間に押し込む。
その後、電源コード固定用リブ46Aの左端から引き出した第2電源コード82を、電源コード固定用リブ46Bの後端側から、電源コード固定用リブ46Bと左サイドパネル43との間の隙間に押し込む。さらに第2電源コード82を引っ張りながら、ねじ受け突起部48Aの右側面に沿わせ、電源コード固定用リブ46Cの後端側から、電源コード固定用リブ46Cと左サイドパネル43との間の隙間に第2電源コード82を押し込む。
これらの結果、第2電源コード82は、ねじ受け突起部48A部分の摩擦により固定され、通常の動きでは第2電源コード82が外れることはなくなる。
さらに、電源コード固定用リブ46Cの前端から引き出した第2電源コード82を、ねじ受け突起部48Bの右後側の角に当接させつつ、電源コード固定用リブ46Dの左端側から、電源コード固定用リブ46Dとフロントパネル41との間の隙間に押し込む。さらに第2電源コード82を引っ張りながら、第2電源コード82を半時計回りに巻き込み、第2電源ユニットU2の左サイドパネル43側の側面に沿わせるようにして、固定処理を終了する。
この時点で、第2電源コード82は、電源収納ボックス12に確実に固定されているので、電源コネクタ83をメインケース11内のプリンタ本体に接続すればよい。
これらの結果、第2電源ユニットU2は、電源収納ボックス12内で第2電源コード82の弾性により所定位置に押しつけられた状態となり、多少振ったところで、左右への動きは生じないこととなる。
以上の説明のように、本実施形態によれば、電源ユニットのサイズが多少異なる場合であっても、電源ユニットから引き出されている電源コードの弾性を利用して電源収納ボックス内で電源ユニットを確実に固定することができる。
また、電源コードの固定は単純に電源コードと電源収納ボックスを構成する各リブ、各パネルあるいはねじ受け突起部との間の摩擦により行っているので、部品点数が増えることもなく、固定作業並びに修正も容易である。
さらに、電源収納ボックスを電子機器本体と一体として取り付ける場合にも電源コードが電源収納ボックス内で確実に固定されているため、電源コードを挟み込むことがない。
以上の説明においては、2種類の電源ユニットに対応する電源収納ボックスを説明したが、3種類以上の電源ユニットであっても、対応する寸法の電源固定リブ群等を設けることにより適用が可能である。
以上の説明においては、電源収納ボックスを構成するパネル(実施形態では、フロントパネル、左サイドパネルおよびリアパネル)と電源コード固定用リブとの隙間の幅については特に言及しなかったが、電源収納ボックスを構成する樹脂の弾性および電源コードの変形量に応じて適宜設定することが可能となっており、所定径範囲内に属する太さが異なる複数種類の電源コードにも容易に対応可能である。
また、上記実施形態では、記録装置としてサーマルプリンタを例示したが、これに限らず、例えば、ドットインパクト方式やインクジェット方式のプリンタであってもよい。さらには、他の電子機器であっても容易に適用可能である。
実施形態に係る記録装置としてのサーマルプリンタの外観斜視図である。 サーマルプリンタのメインケースを底面側から見た斜視図である。 電源収納ボックスの平面図である。 図3のB−B断面矢視図である。 図3のC−C断面矢視図である。 第1電源ユニットの収納状態の説明斜視図である。 第1電源ユニットの収納状態の説明平面図である。 第2電源ユニットの収納状態の説明斜視図である。 第2電源ユニットの収納状態の説明平面図である。
符号の説明
10…サーマルプリンタ、11…メインケース、12…電源収納ボックス、
41…フロントパネル、42…右サイドパネル、43…左サイドパネル、44…リアパネル、45…底板、46A〜46D…電源コード固定用リブ(コード固定リブ)、48A〜48D…ねじ受け突起部、50…電源固定リブ群、51A、51B…第1電源固定リブ、52A〜52E…第2電源固定リブ。

Claims (7)

  1. 電源の供給対象に接続される電源コネクタおよび弾性を有する電源コードが引き出された略直方体形状を有する電源ユニットを収納する電源収納ボックスにおいて、
    前記電源ユニットが所定部位に当接された状態で嵌め込まれる収納部と、
    前記収納部に前記電源ユニットが嵌め込まれた状態で前記電源コードが架け渡され、当該電源コードを前記電源ユニットに当接させて前記弾性により前記電源ユニットを前記所定部位に押しつけつつ固定させるコード固定リブと、
    を備えたことを特徴とする電源収納ボックス。
  2. 請求項1記載の電源収納ボックスにおいて、
    前記コード固定リブは、当該電源収納ボックスの側壁と協働して、前記電源コードを固定状態とすることを特徴とする電源収納ボックス。
  3. 請求項1または請求項2記載の電源収納ボックスにおいて、
    前記コード固定リブは、前記電源コードを前記電源ユニットに当接させる当接用コード固定リブを含むことを特徴とする電源収納ボックス。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電源収納ボックスにおいて、
    前記所定部位には、当接リブが設けられていることを特徴とする電源収納ボックス。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電源収納ボックスにおいて、
    前記電源収納ボックスの側壁側から中央側に向かって突設されるとともに、前記電源ユニットの上面に当接して当該電源ユニットの上方側への動きを規制する固定用アームを備えたことを特徴とする電源収納ボックス。
  6. 電源の供給対象に接続される電源コネクタおよび弾性を有する電源コードが引き出された略直方体形状を有する電源ユニットと、
    前記電源ユニットを収納した請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の電源収納ボックスと、
    前記電源収納ボックスと一体に結合することが可能であるとともに、前記電源ユニットからの供給電力により印刷動作を行う印刷機本体と、
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  7. 電源の供給対象に接続される電源コネクタおよび弾性を有する電源コードが引き出された略直方体形状を有する電源ユニットと、
    前記電源ユニットを収納した請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の電源収納ボックスと、
    前記電源収納ボックスと一体に結合することが可能であるとともに、前記電源ユニットからの供給電力により駆動される電子機器本体と、
    を備えたことを特徴とする電子機器。

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