JP2005169466A - 3ロールストレッチレデューサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のストレッチレデューサのロールと鋼管との接触が中心角で60゜であり、圧延される鋼管が六角形の偏肉を生ずる。これを防止する。
【解決手段】 3ロールストレッチレデューサ10の中間スタンドのうち、鋼管進行方向後方側から見て反時計まわりに、第4スタンドに対して、第5、第6スタンドは15゜、第7、第8スタンドは30゜、第9、第10スタンドは45゜ロール保持角を変更し、ロールスタンド組替装置の台車の搬送レール30をこれに合わせて傾動するようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、鋼管の成形工程における3ロールのストレッチレデューサに関し、さらに詳しくはエクスターナルギヤ方式のストレッチレデューサの改善技術に係るものである。
ストレッチレデューサは2ロールまたは3ロールのスタンドを、連続的に、例えば28スタンドを配列し、圧延中の鋼管の外径を順次圧延しながら、相隣るスタンドのロール周速に差を与えて管軸方向に引張力を加えることにより、圧延中の鋼管の肉厚を調整する装置である。ストレッチレデューサは、ロールスタンド間で、圧延中の鋼管に張力を働かせることにより,肉厚減少が可能であり、また外径縮小率も大きくとることができる。さらに、素管寸去の集約が可能で、同一の素管寸去から各種寸法の製品が得られるという特徴がある。このような特徴を生かして、マンドレルミル、プラグミルと組み合わせて使用される。
継目無鋼管の圧延作業では、多品種の製品を生産するのでストレッチレデューサはロール組替が頻繁に行われる。したがって、ロール組替時間は稼動率に大きな影響を及ぼす因子となり、組替時間の短縮に工夫がなされている。組替方式として台車方式専用の由圧シリンダを用いて,組替必要ロールスタンドを同時にまたは個別に脱着可能とした方式と、ミルスタンドを開き、専用門形クレーンなどにより組替必要ロールスタンドを同時に上方より吊り出すクレーン方式の2種類がある。
ストレッチレデューサのロールスタンドにはハウジング内に歯車を内蔵するインターナルギヤ方式と各ロール軸をハウジング外部から駆動するエクスターナルギヤ方式とがある。本発明はこのうち、エクスターナルギヤ方式のストレッチレデューサに関する技術である。
エクスターナルギヤ3軸駆動型のストレッチレデューサは歯車を内蔵せず、ロール軸を3方向に延出している。ロールハウジングの構造は単純である。
ところで従来の3ロールストレッチレデューサの各スタンドのロールの配列は、偶数番スタンドではY形配置、奇数番スタンドでは△型配置となっている。このため、圧延される鋼管は60゜ずつ交互に圧下の方向を変えながら絞り圧延されるので鋼管は内面6角張り(6角形断面)になるように圧延されると共に、カリバーロールの底位置とフランジ位置では、接触圧力の差により管厚に差が生じ、偏肉が生ずるという問題があった。(例えば、非特許文献1参照。)。
鉄鋼協会:鉄鋼便覧 III−(2) p.1047
本発明は上記問題点を解決し、圧延される鋼管が六角形断面になるのを防止し、例えば24角形断面になるようにストレッチレデューサを改善し、鋼管の偏肉を防止する技術を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、次の技術手段を講じたことを特徴とする3ロールストレッチレデューサである。すなわち、本発明は、ストレッチレデューサの中間スタンドのうち複数のスタンドのロール保持角を変更すると共に、それぞれに対応するロールスタンド組替装置の台車の搬送レールをストレッチレデューサの直前で水平姿勢から前記保持角変更に対応する勾配に変更可能にしたことを特徴とする3ロールストレッチレデューサである。
本発明においてロールスタンドのロール保持角とは、3ロールの保持姿勢におけるロールがY配列又は△配列に対して中心角が傾いている角度をいう。このロール保持角は鋼管の進行方向後方側から見て、反時計廻りに傾いている角度(中心角)とする。例えばY配列のロールに対して△配列のロールはロール保持角が60゜と異なっている。
上記本発明の3ロールストレッチレデューサにおいて、前記ロール保持角の変更量は、第4スタンドを基準として鋼管進行方向から見て反時計まわりに第5、第6スタンドは15゜、第7、第8スタンドは30゜、第9、第10スタンドは45゜とすると鋼管の圧延は24角形となり、従来に比べて円周方向に均等な圧延が行われ偏肉を生じないようになるので好適である。
本発明の3ロールストレッチレデューサはロール保持角を小刻みに変更したので、従来鋼管の円周上六ヶ所に生ずる偏肉を防止し、一様肉厚にすることができるという優れた効果を奏する。なお、ロール取替作業は従来とほぼ同様な作業で済み、またロールスタンドは従来と同様の通常のスタンドをそのまま利用することができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図8は本発明の実施例の3ロールストレッチレデューサを示す第4スタンド〜第11スタンドの正面図である。このストレッチレデューサは28スタンドである。このうち、本発明によってロール保持角を変更したスタンドは第5スタンド(図2)〜第10スタンド(図10)の6スタンドである。
まず図1に示す3ロールストレッチレデューサ10の第4スタンドについて構造を説明する。3ロールストレッチレデューサ10はエクスターナルギヤ方式である。すなわち、図示省略した駆動装置からカップリング11を介して入力された駆動力は中央ギヤボックス12に伝達され、上部ギヤボックス13、下部ギヤボックス14に分岐される。各ギヤボックス12、13,14から延出したロール駆動軸は3個のロール21を回転させる。3個のロール21はロールスタンド20に組み込まれている。ロールスタンド20はロールスタンド組替装置の台車に載せられて、ロールスタンド20aの状態で台車の搬送レール30上を矢印23で示すように進入して、ロールスタンドの組替を行う。このロールスタンド20の組替えは、圧延すべき管の寸法、材質、圧下量その他の条件に応じて、随時行う。
28スタンドの3ロールストレッチレデューサは、前半のワーキングスタンドで肉厚及び管径の変更を主として行い、後半のサイジングスタンドは定経仕上作業を主としている。従って、ストレッチレデューサの中間スタンドのうち、前半のスタンドのロール保持角を変更する。
図1に示した第4スタンド及びこれより上流のスタンドは従来どおり変更しない。第4スタンドは図1に示すようにY型ロール配列のスタンドである。
図2に示す第5スタンドは、従来は△型ロール配列、図3に示す第6スタンドは、従来はY型ロール配列である。本発明では第5スタンドを従来の△型ロール配列からに中心角15゜傾けた。すなわちロール保持角を15゜変更した。この変更した保持角は鋼管進行方向後方側から見て反時計まわりとする。ロール保持角の変更に伴って、ギヤボックス12、13、14及びフレーム15の形状、配列も変更した。また、ロールスタンド組替装置の台車の搬送レール30を、第5スタンドにロールスタンドを進入させる方向に傾動するようにした。すなわち、第5スタンド直近でレール31を切り離し、ロール傾動装置(図示省略)でこの切り離されたレール31を15゜傾動させるようにした。また、搬送してきたロールスタンド20aはこの傾動したレール31上をロールスタンド20bの状態でロール組替装置の台車を矢印23方向に前進させる装置を設けた。ロールスタンド20を第5スタンドから抜き出すときはこれと逆手順とすればよい。
図3は、本発明の実施例の第6スタンドの正面図である。第6スタンド(偶数スタンド)では従来Y型ロール配列であったが、これを鋼管進行方向後方側から見て反時計まわりに中心角15゜傾け、ロール保持角を変更した。ギヤボックス12、13,14及びフレーム15の変更、並びにロールスタンド組替装置の台車の搬送レール30の変更は図2と同様である。また、これに合わせてロール傾動装置、台車前後進装置も設けた。
図4、図5はストレッチレデューサ10の第7、第8スタンドを示すもので、ロール保持角をそれぞれ30゜変更し、ギヤボックス12、13,14及びフレーム15をこれに合わせて変更すると共に、ロールスタンド組替装置の台車の搬送レールを傾動させるようにした。角度以外の変更は図2、図3と同様である。
図6、図7は第9、第10スタンドを示し、ロール保持角をそれぞれ45゜変更したものである。角度以外の変更は図4、図5と同様である。
図8は第11スタンドを示し、従来通りである。これは奇数番スタンドであるからロールは△配列となっており、図1に示す従来の第4スタンド(偶数番スタンド)がY型配列であるから第4スタンドとは中心角が60゜異っていることとなる。
従来、偶数番スタンドと奇数番スタンドとはすべてロール配列が中心角で60゜異っていたが、本発明では元の偶数番スタンド及び奇数番スタンドに対してそれぞれ中心角で15゜、30゜、45゜異なるロール配列のスタンド(第5〜第10スタンド)を設けた。従って、従来、鋼管が円周上の6ヶ所のみロール底位置と接触するため、六角形成形となる傾向があったが、本実施例では24角形成形となった。従って、管周方向の偏肉がほとんどなくなった。
また、それぞれに対応するロールスタンド組替装置の台車の搬送レール30を各スタンドにロールスタンドが進入する直前で水平姿勢から前記保持角変更分だけ上り勾配に変更可能にした。従って、ロール取替作業は従来とほぼ同等の作業工程で行うことができ、格別の作業は生じない。
さらに、ロールスタンドは通常のものをそのまま利用して、兼用化することができ、設備費用も大幅に増加することはない。
実施例のストレッチレデューサの第4スタンドの正面図(従来通り)である。 実施例のストレッチレデューサの第5スタンドの正面図(変更後)である。 実施例のストレッチレデューサの第6スタンドの正面図(変更後)である。 実施例のストレッチレデューサの第7スタンドの正面図(変更後)である。 実施例のストレッチレデューサの第8スタンドの正面図(変更後)である。 実施例のストレッチレデューサの第9スタンドの正面図(変更後)である。 実施例のストレッチレデューサの第10スタンドの正面図(変更後)である。 実施例のストレッチレデューサの第11スタンドの正面図(従来例)である。
符号の説明
10 ストレッチレデューサ
11 カップリング
12、13,14 ギヤボックス
15 フレーム
20、20a、20b ロールスタンド
21 ロール
23 矢印
30、31 レール

Claims (2)

  1. ストレッチレデューサの中間スタンドのうち複数のスタンドのロール保持角を変更すると共に、それぞれに対応するロールスタンド組替装置の台車の搬送レールをストレッチレデューサの直前で水平姿勢から前記保持角変更に対応する勾配に変更可能にしたことを特徴とする3ロールストレッチレデューサ。
  2. 前記ロール保持角の変更量は、第4スタンドを基準として鋼管進行方向後方側から見て反時計まわりに第5、第6スタンドは15゜、第7、第8スタンドは30゜、第9、第10スタンドは45゜としたことを特徴とする請求項1記載の3ロールストレッチレデューサ。
JP2003413607A 2003-12-11 2003-12-11 3ロールストレッチレデューサ Withdrawn JP2005169466A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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