JP2005169433A - 曲げ加工装置及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コイニング加工において、曲げ加圧力を軽減することにより、装置を撓みにくくして剛性を小さくできるようにし、且つスプリングバックを完全に無くすことにより、スプリングバック量算出のための試し曲げを不要とし、高精度加工を可能とする。
【解決手段】 曲げ加工の進行と共に、ワークWを挟圧し、該ワークWに対して所定の面圧を加えるパンチPとダイDから成る金型と、該金型間でワークWが挟圧された状態で、金型に対して振動を付与する振動子4を有する。この場合,上記ダイDが、一対の旋回自在な扇形部材D1、D2により構成され、各扇形部材D1、D2は、曲げ加工の進行と共に、旋回自在である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コイニング加工において、曲げ加圧力を軽減することにより、装置を撓みにくくして剛性を小さくできるようにし、且つスプリングバックを完全に無くすことにより、スプリングバック量算出のための試し曲げを不要とし、高精度加工を可能とする曲げ加工装置及びその方法に関する。
従来より、曲げ加工方法としては、例えば特公平4−31764に開示されているものがあり、この方法は、ラム駆動用の油圧シリンダにサーボバルブを接続し、該サーボバルブを開閉制御し該ラムに装着された金型に振動を生じさせることにより、振動曲げを行い、スプリングバックが生じ難い曲げ加工を可能としている。
特公平4−31764
しかし、前記した従来の振動曲げは、本願の図12(A)に示すように、ワークWがA、B、Cの3点で金型P、Dと接触することにより、任意の曲げ角度θが得られるエアベンディング加工(パーシャルベンディング加工)で行われる。
従って、よく知られているように、このようなエアベンディンイグ加工において、前記特公平4−31764に開示された振動曲げを行ったとしても、ワークWの弾力性は最後まで残り、スプリングバックを完全に無くすことはできないことは明らかである。
その結果、スプリングバック量を正確に算出するための試し曲げが必要となり、その分時間がかかり、全体の加工効率が低下するなど種々の弊害がある。
また、前記特公平4−31764の方法は、既述したようにエアベンディンイグ加工に適用されるものであり、そのため、以下に述べるようなコイニング加工で発生する課題を解決することはできない。
即ち、コイニング加工は、本願の図12(B)に示すように、例えば先端角度が90°のパンチPと、V溝角度が90°のダイDとの間で、ワークWを挟圧することにより、金型P、Dの角度(90°)を製品角度(90°)に等しくして高精度な加工を可能とする。
しかし、このコイニング加工においては、従来は、図5の一点鎖線で示すように、曲げ角度θに対する曲げ加圧力fが最後の段階である例えば90°付近で急激に上昇し、最終圧力FC ′が極めて高い。
その結果、コイニング加工用の装置が撓むので、装置を構成するフレーム、テーブルなどの剛性を大きくしなければならないといった弊害がある。
ところが、既述したように、特公平4−31764の方法は、コイニング加工には適用されないので、上記のようなコイニング加工に発生する課題を解決することができない。
本発明の目的は、コイニング加工において、曲げ加圧力を軽減することにより、装置を撓みにくくして剛性を小さくできるようにし、且つスプリングバックを完全に無くすことにより、スプリングバック量算出のための試し曲げを不要とし、高精度加工を可能とする。
上記課題を解決するために、本発明は、
請求項1に記載したように、曲げ加工の進行と共に、ワークWを挟圧し、該ワークWに対して所定の面圧を加えるパンチPとダイDから成る金型と、該金型間でワークWが挟圧された状態で、金型に対して振動を付与する振動子4を有することを特徴とする曲げ加工装置、
及び請求項7に記載したように、曲げ加工の進行と共に、パンチPとダイDから成る金型間でワークWを挟圧し、該ワークWに対して所定の面圧を加えながら、同時に、該金型間でワークWが挟圧された状態で、振動子4が金型に対して振動を付与することにより、ワークWに連続コイニング加工を施すことを特徴とする曲げ加工方法という技術的手段を講じている。
上記本発明の構成によれば、例えば金型のうちのダイDを(図2)一対の旋回自在な扇形部材D1、D2で構成し、パンチP先端がワークWに接触したピンチングポイント時点で各扇形部材D1、D2を旋回させれば、曲げ加工の進行と共に(図4(A)〜図4(C))、例えばワークWを常時挟圧した状態で、加工開始から終了まで連続したコイニング加工が可能となり、面圧が伝播して行くことにより、該面圧が加えられる領域Rが徐々に拡大し、そのため曲げ角度θに対する曲げ加圧力fが(図5)従来と比べて平滑化されることにより、曲げ加工に必要なエネルギは従来と変わらないにもかかわらず、最終圧力FC が極めて小さくなり、また、この曲げ加工の進行と共に(図4(A)〜図4(C))同時にパンチPに対して振動を付与すれば(図6)、ワークWが加工硬化してその弾力性が無くなるので、スプリングバックも完全に無くすことができる。
従って、本発明によれば、コイニング加工において、曲げ加圧力を軽減することにより、装置を撓みにくくして剛性を小さくできるようにし、且つスプリングバックを完全に無くすことにより、スプリングバック量算出のための試し曲げを不要とし、高精度加工を可能とすることができる。
以下、本発明を、実施の形態により添付図面を参照して、説明する。
図1は本発明の実施形態を示す全体図である。
図1に示す曲げ加工装置は、例えば上部テーブル1をラムとする下降式のプレスブレーキである。
このプレスブレーキは、機械本体の両側に側板30を有し、該側板30の上下部に取り付けられた上部テーブル1と下部テーブル2を有し、該上下テーブル1、2には、金型を構成するパンチPとダイDが装着され、該パンチPとダイDの協働によりワークWを曲げ加工するようになっている。
この場合、ラム1は、図示するように駆動源3を有し、該駆動源3としては、例えば油圧シリンダ、サーボモータなどがある。
このラム駆動源3は、加工時には、ラム1を下降させ(図8のステップ105)、パンチPがワークWに接触したピンチングポイント時点で(図8のステップ107のYES)、該ラム1を停止させ(図8のステップ108)、後述するラック・ピニオン機構を介して(図2〜図4)ダイDを旋回させることにより(図8のステップ109)、該ダイDとパンチP間にワークWを例えば常時挟圧させて面圧を伝播させ(図4(A)〜図4(C))、連続コイニング加工を可能とする。
また、ラム1と(図1)パンチPとの間には、振動子4が設けられ、該振動子4は、例えば超音波振動子、油圧室、サーボバルブなどから成り、振動を発生するようになっている(例えば特公平4−31764)。
この振動子4は、加工時には、後述するように(図6)、パンチPに対して小波振動(比較的大きい振動数(例えば20,000Hz)を有する振動)を付与する(図8のステップ106)。
尚、図1に示す曲げ加工装置が、下部テーブル2をラムとする上昇式プレスブレーキの場合には、該下部テーブル2が既述した駆動源3を有し、同様に、上部テーブル1とパンチPの間には、前記振動子4が設けられるようになっている。
一方、ダイDは、図2に示すように、ベース8を介して下部テーブル2上に装着され、図示するように、旋回自在な一対の扇形部材D1、D2(例えば断面が1/4円形)により構成されている。
上記ベース8には、断面が半円形の凹部15が形成され、この凹部15は、前記一対の扇形部材D1、D2からなるダイDよりも若干大きく、該凹部15内に、ダイDが収納されている。
この場合、凹部15断面の半円形を延長した円E(図3)の中心C、即ち凹部15の半円形の中心Cと、前記一対の扇形部材D1、D2の旋回中心とは一致し、両扇形部材D1、D2は、共通の旋回中心Cに関して旋回する。
上記扇形部材D1、D2は、図2に示すように、長手方向(X軸方向)において、両端が凹部15からはみ出しており、このはみ出した部分の下面には、ラック11、12が設けられ、後述するピニオン13、14と噛み合うようになっている。
上記ピニオン13、14は、例えばベース8に内蔵されたサーボモータMにより回転し、よく知られているように、ピニオン13(図3)、14を反時計方向、時計方向にそれぞれ回転させれば、扇形部材D1、D2が時計方向、反時計方向にそれぞれ旋回する。
各サーボモータMは(図2)、互いに連動し、ダイD全体としてθだけ旋回させる場合には、各扇形部材D1、D2は、1/2×θだけ旋回するようになっており、また、ダイDの旋回角度θは、ワークWの曲げ角度θに等しい(図3)。
この構成により、ベース8の(図2)上面とダイDの上面が一致するように、各サーボモータMを作動させてダイDの旋回角度θを180°とし、ダイD上にワークWを載せた状態でパンチPを下降させ、前記したように、パンチPがワークWと接触したときにラム1を停止させ(図9のステップ107のYES→ステップ108)、再度サーボモータMを作動させる。
これにより、ワークWは、図4に示すように、その上面をパンチP先端に押さえられ状態で、上方に旋回する扇形部材D1、D2により下面が押圧され、旋回角度θが例えば150°、120°、90°と曲げ加工が進行して行くと共に、該ワークWは常時金型P、D間に挟圧される。
従って、図4(A)〜図4(C)から明らかなように、ワークWに対する面圧は、曲げ加工の進行と共に伝播し、該面圧が加えられる領域Rは徐々に拡大することにより、加工開始から終了まで常時継続した連続コイニング加工が可能となる。
従って、本発明によれば、そのため曲げ角度θに対する曲げ加圧力fが(図5)従来と比べて平滑化されることにより、曲げ加工に必要なエネルギは従来と変わらないにもかかわらず、最終圧力FC が極めて小さくなる。
また、このようにワークWが常時金型P、D間で挟圧されている状態で、既述したように、前記振動子4によりパンチPが小波振動を付与され、この小波振動の詳細は、図6に示すとおりである。
図6において、図6(A)は、時間tに対するラム1のストローク位置sを示し、図6(B)は、前記図6(A)のうちのラム1が停止した状態での曲げ工程(連続コイニング加工)におけるパンチPの小波振動波形を示す。
即ち、図6(A)において、よく知られているように、ラム1は、当初は上限位置から急下降し、該ラム1は、低速下降後パンチPがワークWに接触したときに(ピンチングポイント時点)停止し、ラム1が停止した状態で既述した連続コイニング加工が行われ、加工後は急上昇して元の上限位置に戻る。
上記図6(A)の曲げ工程(連続コイニング加工)においては、パンチPは、予めラム1の低速下降中に付与された小波振動を(図8のステップ106)、図6(B)に示すように、この曲げ工程(連続コイニング加工)において、継続する。
例えば図6(B)のt1で、パンチPの先端がワークWに接触すると(ピンチングポイント時点(このときワークWは未だ平坦であって曲げ角度θは180°である))(図8のステップ107のYES)、ラム1が停止し(図8のステップ108)、ダイDが旋回することにより(図8のステップ109)、連続コイニング加工が開始される。
そして、ワークWが150°、120°、90°と曲げられると(図4(A)〜図4(C))、該ワークWからの反力により、振動しているパンチPに対する抵抗が徐々に大きくなる。
これにより、パンチPの小波振動も、図6(B)に示すように、徐々に減衰し、例えばt2で0となり、このときのワークWの曲げ角度は、丁度90°であり、加工が終了する(図8のステップ110のYES→ステップ111)。
上記した例は、パンチPの小波振動が、ワークWが90°に曲げられたときに、自然減衰して0になる場合であるが、ワークWの曲げ角度によっては、図6(B)の自然減衰する時点t2の前、例えばt2′で前記振動子4(図1)の作動を停止し、パンチPの小波振動を強制的に0にする場合もある。
これは、例えば図4に示すようなワークWの90°曲げではなく、もっと緩やかな例えば先端角度が120°のパンチPを使用し、扇形部材D1、D2から成るダイDを120°まで旋回させることにより、同様にワークWを金型P、D間で挟圧して連続コイニング加工を行う場合である。
このように、曲げ加工の進行と共に、同時にパンチPに小波振動を付与することにより、ワークWが加工硬化して弾力性が無くなり、スプリングバックが完全に無くなる。
前記連続コイニング加工中に(図4)、例えば油圧センサ7(図1)若しくはサーボモータのトルクを介してラム1の曲げ加圧力が所定の最終圧力(図5))に到達したと判断した場合(図8のステップ110のYES)、又はサーボモータMのエンコーダ(図示省略)を介してダイDの旋回角度が所定の旋回角度に到達したと判断した場合には、加工を終了する(図6のステップ111)。
図9は、本発明の他の実施例を示し、図4とは、パンチPが振動子4により小波振動を付与される点では共通するが(図6、図10)、ラム1が下降、上昇を繰り返すことにより、該パンチPが大波振動を付与される点が異なる。
これにより、図9の場合には、図4の場合と異なり、ワークWが常時(図4(A)〜(C))ではなく、ラム1が下降するごとに、該ワークWが断続的に挟圧されて面圧が加えられることにより(図9(B)、図9(E)、図9(H))、部分コイニング加工が断続的に行われ(図11のステップ207→ステップ208のYES)、ラム1が上昇するごとに(図9(C)、図9(F))、小波振動を再生させると共に、既述したダイD(図2)を所定の角度(微小角度)だけ旋回させ(図9(D)、図9(G)、図11のステップ210→ステップ212)、何回目かの部分コイニング加工の際に(図11のステップ207→ステップ208のYES)、該ダイDの旋回角度が所定の旋回角度(目標値)に到達していると判断されたときに(図11のステップ209のYES)、断続的に行われる複数回の部分コイニング加工から成るワークWの連続コイニング加工が終了する(図11のステップ213)。
即ち、図9(B)、図9(E)、図9(H)に示すように、ラム1が下降するごとに、該ラム1が下降する直前に例えば160°(図9(A))、158°(図9(D))、156°(図9(G))に旋回したダイD上のワークWはパンチPで押圧され、該ワークWの曲げ角度が160°、158°、156°と曲げ加工が進行して行くと共に、ワークWは断続的に金型P、D間に挟圧される。
そのため、上記図9(B)、図9(E)、図9(H)から明らかなように、ワークWに対する面圧は、曲げ加工の進行と共に伝播し、該面圧が加えられる領域Rは徐々に拡大することにより、加工開始から終了まで断続的に行われる複数回の部分コイニング加工から成るワークWの連続コイニング加工が可能となる。
従って、本発明によれば、図9の場合も、曲げ角度θに対する曲げ加圧力fが(図5)従来と比べて一層平滑化されることにより、曲げ加工に必要なエネルギは従来と変わらないにもかかわらず、最終圧力FC が極めて小さくなる。
また、ダイDの当初の旋回角度については、図9の場合には、図4の場合と異なり、当初の第1回目から160°〜170°程度としておく(図9(A)、図11のステップ205)。
更に、ダイDの第2回目以降の旋回角度についても、図9の場合には、図4の場合と異なり、ラム1が上昇するごとに(例えば図9(C)→図9(D))、ダイDを2°〜3°刻みで旋回させ、その場合に、図示するように、ダイDは、旋回しながらワークWを持ち上げるようになっている。
このように、図9の場合には、パンチPが振動子4により小波振動を付与されると共に、該パンチPは、ラム1がラム駆動源3により上下動を繰り返すことにより、大波振動を付与され、ラム1下降時のみ(図9(B)、図9(E)、図9(H))ワークWが断続的に挟圧されるが、両振動の関係は、図10に示すとおりである。
図10において、図10(A)は、同様に時間tに対するラム1のストローク位置sを示し、図10(B)は、前記図10(A)のうちの曲げ工程(図9に示す断続的な複数回の部分コイニング加工から成る連続コイニング加工)におけるラム1(パンチP)の大波振動波形とパンチPの小波振動波形を示す。
例えば図10(B)のt1で、小波振動を付与された(図11のステップ206)パンチPを装着したラム1が、下降を開始し(図11のステップ207)、t2でパンチPがワークWに接触した後ワークWを押圧してそれに面圧を加え、t3で曲げ加圧力が所定の圧力に到達した場合には(図11のステップ208のYES)、最初の部分コイニング加工が行われたと見做して(図9(B))、ダイDの旋回角度が所定の旋回角度(目標値)に到達していなれば(図11のステップ209のNO)、t4でラム1を上昇させてパンチPをワークWから離反させると共に、該パンチPの小波振動を再生させ、ダイDを所定の角度(微小角度)だけ旋回させる(図9(C)→図9(D)、図11のステップ210→ステップ212)。
そして、このようなラム1の大波振動と、パンチPの小波振動を繰り返すことにより、曲げ加工の進行と共に、ワークWは断続的に挟圧されて複数回の部分コイニング加工から成る連続コイニング加工が行われることにより、ワークWが一層加工硬化して弾力性が無くなり、スプリングバックが完全に無くなる。
一方、前記下部テーブル2(図1)の後方には、突当5を有するバックゲージが設けられ、該突当5は突当本体26に取り付けられ、該突当本体26はストレッチ25上に取り付けられており、前記連続コイニング加工(図4又は図9)の前に、該突当5に(図1)ワークWを突き当てて位置決めするようになっている。
このような構成を有するプレスブレーキのNC装置24は(図1)、CPU24Aと、入出力手段24Bと、記憶手段24Cと、曲げ順・金型、最終圧力決定手段24Dと、旋回角度決定手段24Eと、振動数決定手段24Fと、ラム駆動制御手段24Gと、ダイ駆動制御手段24Hと、振動子駆動制御手段24Jにより構成されている。
CPU24Aは、本発明を実施するための動作手順(例えば図8に相当)に従って、曲げ順・金型、最終圧力決定手段24D、旋回角度決定手段24E、振動数決定手段24Fなど図1に示す装置全体を統括制御する。
入出力手段24Bは、例えば前記上部テーブル1に設けられた操作盤(図示省略)であって、キーボードなどの入力手段と液晶画面などの出力手段で構成され、加工対象であるワークWの製品情報、例えばCAD情報を入力し、その結果は画面で確認できるようになっている。
この場合、CAD情報は、ワークの曲げ角度、曲げ長さ、板厚、材質、フランジ高さなど、また、ワークの展開図、立体姿図などにより構成されている。
記憶手段24Cは、例えば曲げ順1(図7)、2、3・・・ごとに使用される金型、前記連続コイニング加工の場合の最終圧力、その場合のダイDの旋回角度、パンチPに付与する小波振動の振動数との関係をデータベース化して予め記憶しておき、ラム駆動制御手段24G、ダイ駆動制御手段24H、振動子駆動制御手段24Jがそれぞれ動作する場合に(例えば連続コイニング加工の終了時点の判断(図8のステップ110)や振動子4がパンチPに小波振動を付与する場合(図8のステップ106))、このデータベースを検索できるようになっている。
曲げ順・金型、最終圧力決定手段24Dは(図1)、前記入出力手段24Bを介して入力された製品情報に基づいて、曲げ順ごとに使用される金型P、D、また曲げ順ごとの最終圧力FC (図5)を決定し(例えば90°の連続コイニング加工の場合には(図4)、最後の90°曲げのときの(図4(C))曲げ加圧力)、該決定された金型、最終圧力については、既述したように(図7)、データベース化して前記記憶手段24Cに予め記憶しておく。
旋回角度決定手段24Eは、前記入出力手段24Bを介して入力された製品情報に基づいて、曲げ順ごとの前記ダイDの旋回角度θを、振動数決定手段24Fは、曲げ順ごとの前記振動子4により付与される小波振動の振動数Nをそれぞれ決し、該決定された旋回角度θと振動数Nは、前記記憶手段24Cに予めデータベース化して記憶される(図7)。
ラム駆動制御手段24Gは(図1)、前記曲げ順・金型、最終圧力決定手段24D、旋回角度決定手段24E、振動数決定手段24Fにより、曲げ順ごとの金型P、D、最終圧力FC 、旋回角度θ、振動数Nが決定された後(図8のステップ102〜ステップ104)、突当5(図1)を位置決めすると共に、作業者がダイD上にワークWを戴置して前記突当5に突き当て、フットペダル(図示省略)を踏んだときに、ラム駆動源3(図1)を作動させる。
これにより、例えば下降式プレスブレーキの場合には(図1)、上部テーブル1であるラムが下降し(図8のステップ105)、既述したように(図6(A))、該ラム1が上限位置から急下降した後低速下降に移行すると、振動子駆動制御手段24Jにより(図1)、前記振動子4が駆動し、予めパンチPに対して小波振動が付与される(図8のステップ106)。
ダイ駆動制御手段24Hは(図1)、前記ラム1が低速下降中に(図6(A))、パンチPがワークWに接触し該ラム1がピンチングポイントに到達した時点で(図8のステップ107のYES)、ラム1が停止した後(図8のステップ108)、既述したサーボモータMを(図2)駆動させ、ダイDが所望の旋回角度θを得られるように(例えば90°(図4(C))、各扇形部材D1、D2を旋回させる(図8のステップ109)。
尚、上記NC装置24の説明では、主に図8の動作(ワークWが常時挟圧される場合の連続コイニング加工動作)を用いたが、図11の動作(ワークWが断続的に挟圧される場合の連続コイニング加工動作)を用いた場合には、例えば記憶手段24Cに(図1)記憶されるデータベースに関しては(図7)、旋回角度として、図11の場合には、目標値としての旋回角度(図11のステップ209)のみならず、第1回目の旋回角度(図11のステップ205(例えば160°(図9(A))や第2回目以降の旋回角度の増分(例えば2°(図11のステップ212)も含ませることができる。
これに関連して、図11の場合には、前記旋回角度決定手段24Eは(図1)、既述した目標値としての旋回角度と、第1回目の旋回角度と、第2回目以降の旋回角度の増分をそれぞれ決定する。
また、図11の場合には、複数回行われる部分コイニング加工(図11のステップ207→ステップ208のYES)のうちの各部分コイニング加工が終了したか否かの判断基準として、圧力が用いられているが(図11のステップ208)、記憶手段24Cに(図1)記憶されるデータベース(図7)には、例えばワークWを最後に90°に曲げる場合(図5))には、この最後の部分コイニング加工の判断基準である最終圧力FC のみならず、90°以前の例えばワークWが160°に曲げられた段階での(図9(B))部分コイニング加工の判断基準である途中の圧力FM (図5)も含ませることができる。即ち、図11の場合には、記憶手段24C(図1)に記憶されるデータベースには(図7に相当)、所定の圧力として前記最終圧力FC と途中の圧力FM とが含まれている。
更に、これに関連して、図11の場合は、前記曲げ順・金型、最終圧力決定手段24Dは(図1)、前記したことから明らかなように、最後の部分コイニング加工の判断基準である最終圧力FC (例えば図5のワークWを最後に90°に曲げる場合)のみならず、それ以前の段階における各部分コイニング加工の判断基準である途中の圧力FM も、所定の圧力として決定する。
以下、上記構成を有する本発明の動作を図8、図11に基づいて説明する。
A.図8の場合の動作。
(1)曲げ順ごとの金型、最終圧力などを決定するまでの動作。
図6のステップ101において、製品情報を入力し、ステップ102において、曲げ順ごとに金型、最終圧力を決定し、ステップ103において、旋回角度を決定し、ステップ104において、振動数を決定する。
即ち、入出力手段24B(図1)を介して製品情報が入力されると、CPU24Aは、曲げ順・金型、最終圧力決定手段24Dと、旋回角度決定手段24Eと、振動数決定手段24Fを制御し、曲げ順ごとの金型、最終圧力(図5)、ダイDの旋回角度(図4)、パンチPに付与される小波振動の(図6(B))の振動数を決定させる。
その後、CPU24Aは、記憶手段24Cを制御し、前記決定された各種情報に基づいて、既述したように(図7)、これらをデータベース化して予め記憶させる。
(2)パンチPがワークWに接触するまでの動作。
図8のステップ105において、ラム1が下降し、ステップ106において、パンチPに小波振動を付与し、ステップ107において、ピンチングポイントか否かを判断し、ピンチングポイントの場合には(YES)、次段のステップ108に進む。
即ち、前記ステップ102〜ステップ104において、曲げ順・金型、最終圧力決定手段24Dなどにより、曲げ順ごとの金型、最終圧力などが決定され、それらがデータベース化されたことを(図7)検知したCPU24Aは(図1)、ラム駆動制御手段24Gを介して、ラム1を下降させると共に、該ラム1が低速下降中に振動子駆動制御手段24Jを介して前記図7のデータベースを検索させ、振動子4を作動させて所望の振動数を有する小波振動をパンチPに付与させる。
(3)曲げ工程(連続コイニング加工)の動作。
図8のステップ108において、ラム1を停止させ、ステップ109において、ダイDを旋回させ、ステップ110において、所定の最終圧力又は所定の旋回角度に到達したか否かを判断し、到達した場合には(YES)、ステップ111において、加工を終了する。
即ち、CPU24Aは(図1)、ラム1が下降してパンチPがワークWに接触し、ピンチングポイントに到達したことを検知すると、ラム駆動制御手段24Gを介してラム1を停止させ、その後ダイ駆動制御手段24Hを介してサーボモータMを(図2)作動させ、ダイDを旋回させる。
これにより、既述したように、図4に示す連続コイニング加工が開始されるが、CPU24Aは(図1)、例えば油圧センサ7を介して曲げ加圧力fが(図5)最終圧力FC に到達したことを検知した場合、又はサーボモータMの(図2)エンコーダ(図示省略)を介してダイDの旋回角度が所定の旋回角度θに到達したことを検知した場合には、加工終了と見做し、全ての動作を停止させる。
B.図11の場合の動作。
(1)曲げ順ごとの金型、所定の圧力などを決定するまでの動作。
図11のステップ201において、製品情報を入力し、ステップ202において、曲げ順ごとに金型、所定の圧力を決定し、ステップ203において、旋回角度を決定し、ステップ104において、振動数を決定する。
即ち、入出力手段24B(図1)を介して製品情報が入力されると、CPU24Aは、曲げ順・金型、最終圧力決定手段24Dと、旋回角度決定手段24Eと、振動数決定手段24Fを制御し、曲げ順ごとの金型、所定の圧力(最終圧力FC (図5)と途中の圧力FM を含む)、ダイDの旋回角度(目標値としての旋回角度(図11のステップ209)と第1回目の旋回角度(図11のステップ205(例えば160°(図9(A))と第2回目以降の旋回角度の増分(例えば2°(図11のステップ212)を含む)、パンチPに付与される小波振動の(図10(B))の振動数をそれぞれ決定させる。
この場合、パンチPに付与される大波振動の振動数については、必ずしも決定する必要がなく、前記したように、少なくとも小波振動の振動数だけを決定する。
即ち、ラム1が上下動することにより、パンチPに付与される大波振動については、既述したように(図9(B))、該ラム1が下降を開始してから(例えば図10(B)のt1 )、パンチPかワークWに接触し(図10(B)のt2)ダイD上に戴置されたワークWが曲げ加工され、油圧センサ7(図1)を介して曲げ加圧力が所定の圧力に到達した場合に部分コイニング加工が行われと見做して(図10(B)のt3)、該ラム1を上昇させている(図10(B)のt4)。
従って、既述したように、各部分コイニング加工が終了したか否かは(例えば図9(B))、圧力を基準として行われ、大波振動の周期T1 (図10(B))、T2 、T3 ・・・即ち振動数を基準として行われるのではなく、このため、大波振動の振動数を予め決定する必要はない。
ただし、ラム1が下降開始後曲げ加圧力が所定の圧力に到達するまでの時間(例えば図10(B)のt1〜t3)と、該ラム1の上昇時間(例えば図10(B)のt3〜t4)が実験で判明している場合には、圧力を基準とした部分コイニング加工が終了したか否かを(図11のステップ207→ステップ208)確認するために、前記振動数決定手段24F(図1)により大波振動の振動数を決定することはできる。
その後、CPU24Aは、記憶手段24Cを制御し、前記決定された各種情報に基づいて、同様に、これらをデータベース化して予め記憶させる。
(2)ダイDの第1回目の旋回と、パンチPに対する小波振動の付与動作。
図11のステップ205において、ダイDを旋回させ(第1回目)、ステップ206において、パンチPに小波振動を付与する。
即ち、前記ステップ202〜ステップ204において、曲げ順・金型、最終圧力決定手段24Dなどにより、曲げ順ごとの金型、最終圧力FC と途中の圧力FM から成る所定の圧力などが決定され、それらがデータベース化されたことを検知したCPU24Aは(図1)、ダイ駆動制御手段24H(図1)と振動子駆動制御手段24Jを介してデータベース(図7に相当)を検索させ、ダイD(図2)を第1回目の旋回角度(例えば160°(図9(A))まで旋回させ、また振動子4を作動させて所望の振動数を有する小波振動をパンチPに付与させる。
(3)曲げ工程(連続コイニング加工)の動作。
(3)−A ラム1下降時の動作。
図11のステップ207において、ラム1を下降させ、ステップ208において、所定の圧力か否かを判断し、所定の圧力の場合には(YES)、ステップ209において、所定の旋回角度(目標値)か否かを判断し、所定の旋回角度でない場合には(NO)、次段のステップ210に進む。
即ち、前記ステップ205〜ステップ206において、ダイDが第1回目の旋回角度(例えば160°(図9(A))まで旋回し、パンチPに小波振動が付与されたことを検知したCPU24Aは(図1)、ラム駆動制御手段24Gを介してラム1を下降させ、前記160°だけ旋回した状態のダイD上に(図9(B))戴置されたワークWに面圧を加えることにより、第1回目の部分コイニング加工を開始する。
そして、既述したように、CPU24Aは(図1)、油圧センサ7を介してラム1の曲げ加圧力が所定の圧力(例えば途中の圧力FM (図5))に到達したと判断した場合には、第1回目の部分コイニング加工が終了したと見做し、ダイDの旋回角度が目標値に到達していない限り、再度ラム駆動制御手段24Fを介してラム1を上昇させる。
(3)−B ラム1上昇時の動作。
図11のステップ210において、ラム1を上昇させ、ステップ211において、小波振動を再生し、ステップ212において、ダイDを所定の角度だけ旋回させ(第2回目以降)、ステップ207に戻る。
即ち、CPU24Aは(図1)、第1回目の部分コイニング加工が終了したと見做した場合には(図11のステップ208のYES)、既述したように、ダイDの旋回角度が目標値に到達していない限り(図11のステップ209のNO)、ラム1を上昇させるが(図9(C))、この場合、パンチPに予め付与されて(図9(A))加工中にワークWからの反力に基づく抵抗により減衰した(図9(B))小波振動が再生される(例えば図10(B)のt2〜t3で、ラム1下降時の加工中にパンチPの小波振動は、減衰するが、t3〜t4のラム1上昇時に、ワークWの抵抗から解放された該パンチPの小波振動は、再生される)。
そして、このラム1の上昇時に(図9(C))、CPU24Aは(図1)、ダイ駆動制御手段24Hを介して、ダイDを所定の角度(例えば2°)だけワークWを戴置した状態で旋回し、旋回角度は例えば158°となる(図9(D))。
以後、同様にして、ラム1下降時の部分コイニング加工動作と(図9(E))、ラム1上昇時のダイDの小刻みな旋回動作とが(図9(F)→図9(G))繰り返され、既述したように(図11のステップ207→ステップ208のYES)、何回目かの部分コイニング加工の際に、ワークWを戴置したダイDの旋回角度が目標値に到達していると判断されたときには(図11のステップ209のYES)、図11のステップ207〜212のループ動作により構成される断続的な複数回の部分コイニング加工から成る連続コイニング加工が終了する(図11のステップ213)。
上記のとおり、本発明は、コイニング加工において、曲げ加圧力を軽減することにより、装置を撓みにくくして剛性を小さくできるようにし、且つスプリングバックを完全に無くすことにより、スプリングバック量算出のための試し曲げを不要とし、高精度加工を可能とする曲げ加工装置及びその方法に利用可能であり、具体的には、下降式プレスブレーキのみならず上昇式プレスブレーキにも利用可能であり、更には、ワークを常時挟圧して継続して行われる連続コイニング加工のみならず、ワークを断続的に挟圧して行われる複数回の部分コイニング加工から成る連続コイニング加工にも利用可能である。
本発明の実施形態を示す全体図である。 本発明を構成する金型Dを示す斜視図である。 図2の側面図である。 本発明の作用説明図である(ワークWを常時挟圧する場合)。 本発明による曲げ加圧力fを示す図である。 本発明による振動波形を示す図である。 本発明によるデータベースの例を示す図である。 本発明の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施例の作用説明図である(ワークWを断続的に挟圧する場合)。 図9の振動波形を示す図である。 図9の動作を説明するためのフローチャートである。 従来技術の説明図である。
符号の説明
1 上部テーブル
2 下部テーブル
3 ラム1の駆動源
4 振動子
5 突当
6 リニアスケール
7 油圧センサ
8 ベース
11、12 ラック
13、14 ピニオン
15 凹部
24 NC装置
24A CPU
24B 入出力手段
24C 記憶手段
24D 曲げ順・金型、最終圧力決定手段
24E 旋回角度決定手段
24F 振動数決定手段
24G ラム駆動制御手段
24H ダイ駆動制御手段
24J 振動子駆動制御手段
25 ストレッチ
26 突当本体
30 側板
D ダイ
D1、D2 扇形部材
P パンチ
W ワーク

Claims (10)

  1. 曲げ加工の進行と共に、ワークを挟圧し、該ワークに対して所定の面圧を加えるパンチとダイから成る金型と、
    該金型間でワークが挟圧された状態で、金型に対して振動を付与する振動子を有することを特徴とする曲げ加工装置。
  2. 上記ダイが、一対の旋回自在な扇形部材により構成され、各扇形部材は、曲げ加工の進行と共に、旋回自在である請求項1記載の曲げ加工装置。
  3. 上記ワークが常時挟圧される場合には、振動子により小波振動を付与されたパンチが、ワークの上面を押さえて停止し、ダイが、ワークの下面を押圧した状態で旋回するに従って、該ワークに面圧が加えられる請求項1記載の曲げ加工装置。
  4. 上記ワークが断続的に挟圧される場合には、振動子により小波振動を付与されたパンチが、ラムを介して大波振動を付与されて上下動を繰り返し、パンチが下降するごとに、ダイが所定の角度だけ旋回した状態で戴置したワークに面圧が加えられる請求項1記載の曲げ加工装置。
  5. 上記パンチが上昇するごとに、ダイは、ワークを戴置した状態で所定の角度だけ旋回する請求項4記載の曲げ加工装置。
  6. 上記振動子がパンチに対して付与する小波振動は、ワークが常時挟圧される場合には、ダイの旋回に従って減衰し、ワークが断続的に挟圧される場合には、パンチが下降するごとに減衰し、パンチが上昇するごとに再生する請求項3、又は4若しくは5記載の曲げ加工装置。
  7. 曲げ加工の進行と共に、パンチとダイから成る金型間でワークを挟圧し、該ワークに対して所定の面圧を加えながら、同時に、該金型間でワークが挟圧された状態で、振動子が金型に対して振動を付与することにより、ワークに連続コイニング加工を施すことを特徴とする曲げ加工方法。
  8. 上記ワークを常時挟圧する場合には、パンチが、振動子により小波振動だけを付与される請求項7記載の曲げ加工方法。
  9. 上記ワークを断続的に挟圧する場合には、パンチが、振動子により小波振動を付与されると共に、該パンチを装着したラムにより大波振動を付与されて上下動を繰り返す請求項7記載の曲げ加工方法。
  10. 上記ワークを断続的に挟圧する場合には、パンチが下降するごとに、ダイが所定の角度だけ旋回した状態で戴置したワークに面圧が加えられることにより、断続的に部分コイニング加工が行われ、複数回の部分コイニング加工が行われた際のダイの旋回角度が目標値に到達したときに、該複数回の部分コイニング加工から成るワークの連続コイニング加工が終了する請求項9記載の曲げ加工方法。
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