JP2005168935A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【目的】 電源基板を遊技機枠側と遊技盤側とに分割して設置した構成において、遊技盤における各種制御基板の構成が変更されても遊技機枠側に設置される電源基板の変更を必要としない遊技機を提供する。
【構成】 遊技機枠110に設置される第1の電源基板910Aと遊技盤6に設置される第2の電源基板910Bのそれぞれに第1システムリセット手段940Aおよび第2システムリセット手段940Bを搭載することにより、機種変更に伴って、遊技盤6に設けられる電気部品制御基板の構成が変更されても、それらの電気部品制御基板をシステムリセットさせるための第2システムリセット手段940Bが搭載された第2の電源基板910Bを交換すればよく、遊技機枠110に設けられる第1の電源基板910Aを共通して使用することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、遊技者が遊技媒体を用いて所定の遊技を行うことが可能であり、遊技領域を形成する遊技盤を着脱可能に取り付ける遊技機枠を備えた遊技機に関するものである。
従来、一般に、遊技機の一例としてのパチンコ遊技機は、遊技機枠と遊技盤とから構成され、パチンコ遊技機には、遊技機枠および遊技盤に設けられ遊技機を制御する制御手段を搭載する各種制御装置と、遊技機枠に設けられ必要な電源電圧を作成する電源基板と、を備えたものがあった。このようなパチンコ遊技機には、電源装置(電源基板)と接続され各種制御装置へ必要な電源電圧を分配する分電基板を備え、分電基板は、本体枠(遊技機枠)に設けられ電源装置と接続され本体枠に設けられている各種制御装置へ必要な電源電圧を分配する第1の分電基板と、遊技盤に設けられ第1の分電基板と接続され遊技盤に設けられている各種制御装置へ必要な電源電圧を分配する第2の分電基板と、に分割されてなるものがあった(特許文献1参照)。
また、一般に、各種制御手段を構成するマイクロコンピュータ(CPU)は、電源投入後、所定のリセット期間がおかれた後にリセット状態が解除されることによって動作を開始する。そして、マイクロコンピュータはリセット端子を有し、リセット端子に対してリセット解除を示す信号を出力する(リセット信号をオフにする)ことによってマイクロコンピュータを起動するシステムリセット手段が電源基板に搭載されたものがあった(特許文献2参照)。なお、システムリセット手段は、所定のリセット期間を異ならせることによって各種制御基板へのリセット解除信号の出力順序を規制し、各種制御基板の制御が可能な状態になる時期を規制している。
特開2003−230668号公報(第4頁、図4) 特開2002−58805号公報(第9−10頁、図8)
しかしながら、上記した特許文献1の構成の電源基板にシステムリセット手段を搭載した場合には、遊技盤に構成される各種制御基板(例えば、表示制御基板、音制御基板およびランプ制御基板等)の数(CPUの数)が変更されたとき、システムリセット回路を交換しなければ立ち上げ順が複数の制御基板で同時になってしまい、制御基板間における信号通信の不具合(例えば、制御手段の立ち上げ前に信号受信する等)が生じる虞があった。このような場合には、分電基板を交換するだけでなく電源基板を交換する必要性も生じることになる。
本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、電源基板を遊技機枠側と遊技盤側とに分割して設置した構成において、遊技盤における各種制御基板の構成が変更されても遊技機枠側に設置される電源基板の変更を必要としない遊技機を提供することにある。
上記した目的を達成するために、請求項1の発明においては、遊技者が遊技媒体(例えばパチンコ球)を用いて所定の遊技を行うことが可能であり、遊技領域(例えば遊技領域7)を形成する遊技盤(例えば遊技盤6)を着脱可能に取り付ける遊技機枠(例えば機構板110および前面枠130)を備えた遊技機(例えばパチンコ遊技機1)であって、前記遊技媒体の払い出しを行う払出手段(例えば球払出装置97)と、遊技盤側に設けられ遊技の進行を制御する遊技制御用マイクロコンピュータ(例えば、CPU56等)を搭載する遊技制御基板(例えば主基板31)と、遊技機枠側に設けられ前記遊技制御用マイクロコンピュータからのコマンド(例えば払出制御コマンド)である払出制御信号にもとづいて前記払出手段の制御を行う払出制御用マイクロコンピュータ(例えば払出制御用CPU)を搭載する払出制御基板(例えば払出制御基板37)と、遊技機枠側に設けられ且つ電源に接続され、前記払出制御基板で用いられる電圧を作成する第1の電源基板(例えば1次電源基板910A)と、遊技盤側に設けられ且つ前記第1の電源基板と接続され、前記遊技制御基板で用いられる電圧を作成する第2の電源基板(例えば2次電源基板910B)と、前記遊技制御用マイクロコンピュータおよび前記払出制御用マイクロコンピュータに供給される電圧が、各々のマイクロコンピュータが動作可能な所定の電圧レベル以上の電圧レベルになったか否かを(例えば監視電圧であるVSLの電圧レベル)監視する電源監視手段(例えば電源監視用IC902A,902B)と、遊技機への電力供給が開始(例えば電源スイッチ914のオン)したとき、前記遊技制御用マイクロコンピュータが制御プログラムの実行を開始する時期を、前記払出制御用マイクロコンピュータが制御プログラムを実行する時期よりも遅い時期となるように規制する起動順序規制手段(例えば電源監視用IC902A,902Bとリセット管理回路940A,940Bとを組み合わせたリセット信号を出力する順序の規制)と、を備え、前記第1の電源基板は、前記払出制御用マイクロコンピュータをシステムリセットさせるためのリセット信号をオンにするとともに、前記電源監視手段が監視する電圧レベルが前記所定の電圧レベル(例えば+9V)以上の電圧レベルとなったことを条件にリセット信号をオフにする第1システムリセット手段(例えばリセット管理回路940A)を搭載し、前記第2の電源基板は、前記遊技制御用マイクロコンピュータをシステムリセットさせるためのリセット信号をオンにするとともに、前記電源監視手段が監視する電圧レベルが前記所定の電圧レベル(例えば+22V)以上の電圧レベルとなったことを条件にリセット信号をオフにする第2システムリセット手段(例えばリセット管理回路940B)を搭載し、前記起動順序規制手段は、遊技機への電力供給が開始したとき、前記第2の電源基板に搭載された前記第2システムリセット手段により前記払出制御用マイクロコンピュータへのリセット信号をオフにした後、前記第1の電源基板に搭載された前記第1システムリセット手段により前記遊技制御用マイクロコンピュータへのリセット信号をオフにすることによって、前記遊技制御用マイクロコンピュータが制御プログラムの実行を開始する時期を、前記払出制御用マイクロコンピュータが制御プログラムを実行を開始する時期よりも遅い時期となるように規制することを特徴とする。
また、請求項2の発明においては、前記起動順序規制手段は、前記遊技制御用マイクロコンピュータおよび前記払出制御用マイクロコンピュータが動作可能な前記所定の電圧レベルを異ならせること(例えば電源監視用IC902Aが監視する払出制御用CPUが動作可能な+9Vの電圧レベルに対して電源監視用IC902Bが監視する主基板31のCPU56が動作可能な電圧レベルを+22Vに設定すること)によって、前記遊技制御用マイクロコンピュータおよび前記払出制御用マイクロコンピュータが制御プログラムの実行を開始する時期を規制することを特徴とする。
また、請求項3の発明においては、前記第2の電源基板に搭載される前記第2システムリセット手段は、前記第1の電源基板に搭載される前記第1システムリセット手段から入力されるリセット信号にもとづいて(例えばリセット管理回路940Aからリセット管理回路940Bへリセット信号を出力することによって)前記遊技制御用マイクロコンピュータへリセット信号を出力することを特徴とする。
また、請求項4の発明においては、前記第1の電源基板は、操作に応じて操作信号(例えばクリアスイッチ信号)を出力することが可能な操作手段(例えばクリアスイッチ921)を搭載し、前記操作手段は、前記遊技制御用マイクロコンピュータおよび前記払出制御用マイクロコンピュータへ分岐して操作信号を出力することを特徴とする。
また、請求項5の発明においては、前記第2の電源基板は、前記第1の電源基板からの電圧を用いて遊技盤に設けられる電気部品(例えば可変表示装置9やドラム等)で用いられる電圧を作成する(例えばDC−DCコンバータ913Bにおいて電圧を作成する)ことを特徴とする。
また、請求項6の発明においては、前記第1の電源基板から前記第2の電源基板に供給される電圧および前記遊技制御用マイクロコンピュータから前記払出制御用マイクロコンピュータに出力される払出制御信号を含む制御信号は、電気的に接続可能な1つのコネクタ(例えば遊技盤6に設けられるフローティングコネクタ140および遊技機枠に設けられる挿込口143)を介して一括して配線接続されることを特徴とする。
請求項1の発明においては、遊技機枠に設置される第1の電源基板と遊技盤に設置される第2の電源基板のそれぞれにシステムリセット手段(第1システムリセット手段および第2システムリセット手段)を搭載することにより、機種変更に伴って、遊技盤に設けられる電気部品制御基板の構成(例えば、演出制御基板、音制御基板、ランプ制御基板等の基板数やそれらの基板に搭載されるCPU数)が変更されても、それらの電気部品制御基板をシステムリセットさせるための第2システムリセット手段が搭載された第2の電源基板を交換すればよく、遊技機枠に設けられる第1の電源基板を共通して使用することができる。
また、請求項2の発明においては、遊技制御用マイクロコンピュータおよび払出制御用マイクロコンピュータが動作可能な所定の電圧レベルを異ならせることによって、第1システムリセット手段および第2システムリセット手段とは別個に遅延回路等を設けることなく、遊技制御用マイクロコンピュータが制御プログラムの実行を開始する時期を、払出制御用マイクロコンピュータが制御プログラムの実行を開始する時期よりも遅い時期となるように規制することができる。また、遅延回路等の部品点数を削減することができる。
また、請求項3の発明においては、第1の電源基板に搭載される第1システムリセット手段から第2の電源基板に搭載される第2システムリセット手段へ入力されるリセット信号にもとづいて遊技制御用マイクロコンピュータへリセット信号を出力することで、遊技制御用マイクロコンピュータが制御プログラムの実行を開始する時期を、払出制御用マイクロコンピュータが制御プログラムの実行を開始する時期よりも遅い時期となるように確実に規制することができる。
また、請求項4の発明においては、操作手段を第1の電源基板に搭載し、遊技制御用マイクロコンピュータおよび払出制御用マイクロコンピュータへ分岐して操作信号を出力することで、操作手段を第2の電源基板に設ける必要がない。
また、請求項5の発明においては、第2の電源基板で第1の電源基板からの電圧を用いて遊技盤に設けられる電気部品で用いられる電圧を作成することで、機種変更に伴って、遊技盤に設けられる電気部品の種類やその使用電圧が変更されても、第2の電源基板を交換すればよく、遊技機枠に設けられる第1の電源基板を共通して使用することができる。
また、請求項6の発明においては、第1の電源基板から第2の電源基板に供給される電圧および遊技制御用マイクロコンピュータから払出制御用マイクロコンピュータに出力される払出制御信号を含む制御信号は、電気的に接続可能な1つのコネクタを介して一括して配線接続されることによって、機種変更に伴う配線接続する作業性を向上することができる。
実施の形態1.以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。まず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機の全体の構成について説明する。図1はパチンコ遊技機を正面からみた正面図、図2は遊技盤の前面を示す正面図、図3は前面枠を開放した状態のパチンコ遊技機の斜視図である。なお、以下の実施の形態では、パチンコ遊技機を例に説明を行うが、本発明による遊技機はパチンコ遊技機に限られず、例えば画像式の遊技機やスロット機に適用することもできる。
パチンコ遊技機1は、図3に示すように、縦長の方形状に形成された外枠100と、外枠100の内側に開閉可能に取り付けられた遊技機枠とで構成される。また、パチンコ遊技機1は、遊技機枠に開閉可能に設けられている額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。遊技機枠は、外枠100に対して開閉自在に設置される前面枠130と、機構部品等が取り付けられる機構板110と、それらに取り付けられる種々の部品(後述する遊技盤を除く。)とを含む構造体である。
図1に示すように、パチンコ遊技機1は、額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。ガラス扉枠2の下部表面には打球供給皿(上皿)3がある。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿4と遊技球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5が設けられている。ガラス扉枠2の背面には、遊技盤6が着脱可能に取り付けられている。なお、遊技盤6は、それを構成する板状体と、その板状体に取り付けられた種々の部品とを含む構造体である。また、遊技盤6の前面には、図2に示すように、遊技領域7が形成されている。
遊技領域7の中央付近には、それぞれが識別情報としての図柄を可変表示する複数の可変表示部を含む可変表示装置(特別図柄表示装置)9が設けられている。可変表示装置9には、例えば「左」、「中」、「右」の3つの可変表示部(図柄表示エリア)がある。可変表示装置9の下方には、始動入賞口14が設けられている。始動入賞口14に入った入賞球は、遊技盤6の背面に導かれ、始動口スイッチ14aによって検出される。また、始動入賞口14の下部には開閉動作を行う可変入賞球装置15が設けられている。可変入賞球装置15は、ソレノイド16によって開状態とされる。
可変入賞球装置15の下部には、特定遊技状態(大当り状態)においてソレノイド21によって開状態とされる開閉板20が設けられている。開閉板20は大入賞口を開閉する手段である。開閉板20から遊技盤6の背面に導かれた入賞球のうち一方(V入賞領域)に入った入賞球はV入賞スイッチ22で検出され、開閉板20からの入賞球はカウントスイッチ23で検出される。遊技盤6の背面には、大入賞口内の経路を切り換えるためのソレノイド21Aも設けられている。また、可変表示装置9の下部には、始動入賞口14に入った有効入賞球数すなわち始動記憶数を表示する4つのLEDによる特別図柄始動記憶表示器(以下、始動記憶表示器という。)41が設けられている。有効始動入賞がある毎に、始動記憶表示器41は点灯するLEDを1増やす。そして、可変表示装置9の可変表示が開始される毎に、点灯するLEDを1減らす。
ゲート32に遊技球が入賞しゲートスイッチ32aで検出されると、普通図柄表示器10の表示の可変表示が開始される。この実施の形態では、左右のランプ(点灯時に図柄が視認可能になる)が交互に点灯することによって可変表示が行われ、例えば、可変表示の終了時に左側のランプが点灯すれば当たりとなる。そして、普通図柄表示器10における停止図柄が所定の図柄(当り図柄)である場合に、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開状態になる。また、この実施の形態のパチンコ遊技機1には、ゲート32に入った入賞球数を表示する4つのLEDによる表示部を有する普通図柄始動記憶表示器(図示しない)が設けられている。ゲート32への入賞がある毎に、普通図柄始動記憶表示器は点灯するLEDを1増やす。そして、普通図柄表示器10の可変表示が開始される毎に、点灯するLEDを1減らす。
遊技盤6には、複数の入賞口29,30,33,39が設けられ、遊技球の入賞口29,30,33,39への入賞は、それぞれ入賞口スイッチ29a,30a,33a,39aによって検出される。各入賞口29,30,33,39は、遊技媒体を受け入れて入賞を許容する領域として遊技盤6に設けられる入賞領域を構成している。なお、遊技媒体を受け入れて入賞を許容する始動入賞口14や、大入賞口も、入賞領域を構成する。遊技領域7の左右周辺には、遊技中に点滅表示される飾りランプ25が設けられ、下部には、入賞しなかった遊技球を吸収するアウト口26がある。また、遊技領域7の外側の左右上部には、効果音を発する2つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外周には、天枠ランプ28、左枠ランプ28bおよび右枠ランプ28cが設けられている。さらに、遊技領域7における各構造物(大入賞口等)の周囲には装飾LEDが設置されている。天枠ランプ28、左枠ランプ28bおよび右枠ランプ28cおよび装飾用LEDは、遊技機に設けられている装飾発光体の一例である。
そして、この例では、左側のスピーカ27の下方に、賞球残数があるときに点灯する賞球ランプ51が設けられ、右側のスピーカ27の下方に、補給球が切れたときに点灯する球切れランプ52が設けられている。上記のように、この実施の形態のパチンコ遊技機1には、発光体としてのランプやLEDが各所に設けられている。さらに、この実施の形態のパチンコ遊技機1には、プリペイドカードが挿入されることによって球貸しを可能にするカードユニット50(図6に符号のみ記載)が隣接して設置されている。
打球発射装置から発射された遊技球は、打球レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7を下りてくる。遊技球が始動入賞口14に入り始動口スイッチ14aで検出されると、図柄の可変表示を開始できる状態であれば、可変表示装置9において特別図柄が可変表示(変動)を始める。図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、始動記憶数を1増やす。
可変表示装置9における特別図柄の可変表示は、一定時間が経過したときに停止する。停止時の特別図柄の組み合わせが大当り図柄(特定表示結果)であると、大当り遊技状態に移行する。すなわち、開閉板20が、一定時間経過するまで、または、所定個数(例えば10個)の遊技球が入賞するまで開放する。そして、開閉板20の開放中に遊技球がV入賞領域に入賞しV入賞スイッチ22で検出されると、継続権が発生し開閉板20の開放が再度行われる。継続権の発生は、所定回数(例えば15ラウンド)許容される。
停止時の可変表示装置9における特別図柄の組み合わせが確率変動を伴う大当り図柄(確変図柄)の組み合わせである場合には、次に大当りとなる確率が高くなる。すなわち、確変状態という遊技者にとってさらに有利な状態となる。
遊技球がゲート32に入賞すると、普通図柄表示器10において普通図柄が可変表示される状態になる。また、普通図柄表示器10における停止図柄が所定の図柄(当り図柄)である場合に、可変入賞球装置15が所定時間だけ開状態になる。さらに、確変状態では、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められるとともに、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数が高められる。すなわち、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数は、普通図柄の停止図柄が当り図柄であったり、特別図柄の停止図柄が確変図柄である場合等に高められ、遊技者にとって不利な状態から有利な状態に変化する。なお、開放回数が高められることは、閉状態から開状態になることも含む概念である。
次に、外枠100および該外枠100の内側に開閉可能に取り付けられる遊技機枠について図3を参照して説明する。図3に示すように、外枠100における開口部131の一側には、上下一対のヒンジ132を介して機構板110が開閉可能に軸支して取り付けられている。機構板110背面下部には、球払出制御を行う払出制御用マイクロコンピュータ等が搭載された払出制御基板37、該払出制御基板37を含む遊技機枠側で用いられる電圧を作成する1次電源基板910Aが着脱可能に設置されている。また、機構板110には、外枠100に対する遊技機枠の閉塞状態において、遊技盤6に設置された後述する遊技制御基板(主基板)31、演出制御基板80、2次電源基板910Bの取り出しを可能にする開口部133が開設されている。また、機構板110のヒンジ132が取り付けられる一側には、球払出装置97が取り付けられ、機構板110背面上部には、貯留タンク(図示しない)が取り付けられている。さらに、機構板110の他側下方には、遊技機枠側に配線される主基板31から払出制御基板37への信号通信(払出制御信号)を可能にする信号配線と、1次電源基板910Aから2次電源基板910Bへの電源電圧を供給するための電源配線とを一括するフローティングコネクタ140の挿込口143が設置されている。
前面枠130は、外枠100の外形一側に上下一対のヒンジ136(図3中には上側のヒンジ136のみ図示)を介して開閉可能に軸支して取り付けられている。前面枠130の前面側上部には、図1に示すように、ガラス扉枠2が開閉可能に取り付けられ、前面下部には、打球供給皿3と余剰球受皿4と打球操作ハンドル5とが取り付けられている。ガラス扉枠2が取り付けられる前面枠130の上部には、開口部(図示しない)が開設され、該開口部の背面には、遊技盤6を収容するための遊技盤収容部134が形成されると共に、該遊技盤収容部134に収容された遊技盤6をその背面から押圧固定するための遊技盤係止レバー135が取り付けられている。これにより、遊技盤6は、遊技盤係止レバー135による押圧固定及びその解除によって前面枠130の背面(遊技盤収容部134)に着脱可能に取り付けられる。また、遊技盤6の背面には、遊技制御用マイクロコンピュータ等が搭載された主基板31、演出制御用マイクロコンピュータ等が搭載された演出制御基板80、主基板31および演出制御基板80を含む遊技盤6で用いられる電圧を作成する2次電源基板910Bが着脱可能に設置されている。
また、遊技盤6の一側下方には、遊技盤6に配線される主基板31から払出制御基板37への信号通信を可能にする信号配線と、1次電源基板910Aから2次電源基板910Bへの電源電圧を供給するための電源配線とを一括するフローティングコネクタ140が設置されている。図4は、遊技盤6に設置されているフローティングコネクタ140を示す拡大斜視図である。図4に示すように、遊技盤6には、遊技盤6から突設する突起部141が設けられ、該突起部141には、凸状の端子部を有するフローティングコネクタ140を揺動可能に支持する支持ネジ142が取り付けられている。フローティングコネクタ140の両側である支持部140aに設けられた穴(図示しない)には、支持ネジ142が挿通され、フローティングコネクタ140は、遊技盤6に対して前後に揺動可能としている。また、支持部140aの穴と支持ネジ142との間に若干の間隙を設けることで、フローティングコネクタ140を遊技盤6に対して斜めに傾斜させることも可能としている。この実施の形態では、フローティングコネクタ140を遊技盤6に対して前後および斜めに揺動可能とすることで、遊技盤6を取り付けた前面枠130を外枠100に対して開閉するとき、遊技盤6に設けられるフローティングコネクタ140を機構板110に設けられる挿込口143に簡単に挿込みまたは取外しすることができる。
次に、遊技盤6に設置される主基板31、演出制御基板80および2次電源基板910Bと、機構板110に設置される払出制御基板37および1次電源基板910Aとの接続について説明する。遊技盤6に設置される主基板31と演出制御基板80とは、信号用配線150を介して相互に接続されており、主基板31から演出制御基板80への一方向通信(演出制御コマンドの送信)のみが可能となっている。また、主基板31には、機構板110側に設置される払出制御基板37との信号用配線151が設けられている。信号用配線151は、フローティングコネクタ140およびその挿込口143を介して払出制御基板37から延びる信号用配線152と接続されており、主基板31と払出制御基板37との通信(払出制御コマンドの送信)が可能となっている。
また、遊技盤6側に設置される2次電源基板910Bと、主基板31および演出制御基板80とは、電源用配線152,153を介して相互に接続されており、2次電源基板910Bから主基板31と演出制御基板80との各々に電源電圧が供給される。また、2次電源基板910Bには、主基板31および演出制御基板80との信号用配線152,153が設けられている。信号用配線152,153は、主基板31および演出制御基板80と接続されており、2次電源基板910Bから主基板31および演出制御基板80への一方向通信(リセット信号の送信)が可能となっている。
一方、機構板110に設置される払出制御基板37と1次電源基板910Aとは、電源用配線154を介して相互に接続されており、1次電源基板910Aから払出制御基板37に電源電圧が供給される。また、また、1次電源基板910Aには、払出制御基板37との信号用配線154が設けられている。信号用配線154は、払出制御基板37と接続されており、1次電源基板910Aから払出制御基板37への一方向通信(リセット信号の送信)が可能となっている。さらに、1次電源基板910Aには、遊技盤6側に設置される2次電源基板910Bに電源電圧を供給するための電源用配線155が設けられている。電源用配線155は、フローティングコネクタ140およびその挿込口143を介して2次電源基板910Bから延びる電源用配線156と接続されており、1次電源基板910Aから2次電源基板910Bへの電圧供給が可能となっている。
図3中では、遊技盤6に設置される電気部品制御基板として主基板31、演出制御基板80および2次電源基板910B、機構板110に設置される電気部品制御基板として払出制御基板37および1次電源基板910Aのみを示しているが、これ以外の電気部品制御基板についても遊技盤6および機構板110に設置されるものである。(例えば、機構板110には、発射制御基板も設置される)。ただし、機構板110に設置される電気部品制御基板と遊技盤6に設置される電気部品制御基板との接続は、フローティングコネクタ140と挿込口143との接続によって行われるものである。
また、この実施の形態では、遊技盤6は、前面枠130の背面(遊技盤収容部134)に着脱可能に取り付けられているが、機構板110の前面に着脱可能に取り付けられてもよい。図5は、前面枠を開放した状態のパチンコ遊技機の斜視図である。図5に示すように、機構板110の前面には、遊技盤6を収容するための遊技盤収容部134と遊技盤6を係止するための係止部137とが形成されると共に、該遊技盤収容部134に収容された遊技盤6をその前面から押圧固定するための遊技盤係止レバー135が取り付けられている。これにより、係止部137に係止された遊技盤6は、遊技盤係止レバー135による押圧固定及びその解除によって機構板110の前面(遊技盤収容部134)に着脱可能に取り付けられる。また、遊技盤6を機構板110の前面(遊技盤収容部134)に取付けまたは取外しするとき、遊技盤6に設けられるフローティングコネクタ140を機構板110に設けられる挿込口143に簡単に挿込みまたは取外しすることができる。
図6は、主基板31における回路構成の一例を示すブロック図である。なお、図6には、払出制御基板37および演出制御基板80も示されている。主基板31には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1を制御する基本回路53と、ゲートスイッチ32a、始動口スイッチ14a、V入賞スイッチ22、カウントスイッチ23、入賞口スイッチ29a,30a,33a,39a、満タンスイッチ48、球切れスイッチ95、クリアスイッチ921、及び賞球カウントスイッチ96からの信号を基本回路53に与えるスイッチ回路58と、可変入賞球装置15を開閉するソレノイド16、開閉板20を開閉するソレノイド21、大入賞口内の経路を切り換えるためのソレノイド21Aを基本回路53からの指令に従って駆動するソレノイド回路59とが搭載されている。
また、基本回路53から与えられるデータに従って、大当りの発生を示す大当り情報、可変表示部8a〜8cにおける図柄の可変表示開始に利用された始動入賞球の個数を示す有効始動情報、確率変動が生じたことを示す確変情報等の情報出力信号をホールコンピュータ等の外部装置に対して出力する情報出力回路64が搭載されている。
基本回路53は、ゲーム制御用のプログラム等を記憶するROM54と、ワークメモリとして使用される記憶手段(変動データ記憶手段)としてのRAM55と、プログラムに従って制御動作を行うCPU56と、該CPU56と外部との間で情報をやり取りするためのI/Oポート部57とを含む。本実施形態では、ROM54,RAM55はCPU56に内蔵されている。即ち、CPU56は、1チップマイクロコンピュータである。なお、1チップマイクロコンピュータは、少なくともRAM55が内蔵されていればよく、ROM54、及びI/Oポート部57は外付けであっても内蔵されていてもよい。なお、CPU56はROM54に格納されているプログラムに従って制御を実行するので、以下、CPU56が実行する(または、処理を行う)ということは、具体的には、CPU56がプログラムに従って制御を実行することである。このことは、主基板31以外の他の基板に搭載されているCPUについても同様である。
また、RAM55(CPU内蔵RAMであってもよい)の一部または全部が、2次電源基板910Bにおいて作成されるバックアップ電源によってバックアップされているバックアップRAMである。すなわち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間は、RAM55の一部または全部の内容は保存される。なお、電力供給が開始されたときに、クリアスイッチ921が操作されている場合には、変動データ記憶手段の記憶内容を初期化することができる。
この実施の形態では、2次電源基板910Bから主基板31に対して、ローレベルがリセット状態を示すシステムリセット信号(以下、リセット信号という。)、ローアクティブの電源断信号も入力される。リセット信号は、AND回路161に入力され、AND回路161の出力がCPU56のリセット端子に入力される。また、電源断信号は、CPU56のマスク不能割込(NMI)端子に入力される。なお、この実施の形態では、ローレベルのリセット信号がオン状態であり、ハイレベルのリセット信号がオフ状態であるが、リセット信号が供給される電気部品制御基板がオン状態およびオフ状態を認識できればよく、ハイレベルのリセット信号がオン状態であり、ローレベルのリセット信号がオフ状態としてもよい。
遊技球を打撃して発射する打球発射装置は発射制御基板91上の回路によって制御される駆動モータ94で駆動される。そして、駆動モータ94の駆動力は、操作ノブ5の操作量に従って調整される。すなわち、発射制御基板91上の回路によって、操作ノブ5の操作量に応じた速度で遊技球が発射されるように制御される。
演出制御基板80は、演出制御用のプログラム等を記憶するROM81と、ワークメモリとして使用される記憶手段としてのRAM82と、プログラムに従って制御動作を行うCPU83と、該CPU83と外部との間で情報をやり取りするためのI/Oポート部84とを含む。そして、演出制御基板80のCPU83が、主基板31から受信するコマンド信号に応じて、遊技盤6に設けられている特別図柄始動記憶表示器41及び飾りランプ25の表示制御を行うと共に、枠側に設けられている天枠ランプ28、左枠ランプ28b、右枠ランプ28c、賞球ランプ51、及び球切れランプ52の表示制御を行う。演出制御基板80のCPU83は、主基板31から受信するコマンド信号に応じて、特別図柄を可変表示する可変表示装置9及び普通図柄を可変表示する普通図柄表示器10の表示制御とスピーカ27の駆動制御とを行うようになっている。
払出制御基板37に実装された図示しないマイクロコンピュータ(払出制御用CPU、ROM、RAM)は、主基板31から受信する払出制御用のコマンド信号に応じて、球払出装置97を駆動制御して遊技球の払い出しを制御する。具体的な遊技球の払い出し動作としては、払出制御基板37の制御に基づいて、球払出装置97を構成する球払い出し用のスプロケット(図示しない)が回転駆動されることで、コマンド信号に応じた所定数の遊技球が球払出装置97から排出されて打球供給皿3内に払い出される。なお、機構板110背面の上部には、球払出装置97に供給する遊技球を貯留しておくための貯留タンクが設けられている。
この実施の形態では、1次電源基板910Aから払出制御基板37に対して、リセット信号および電源断信号が入力される。リセット信号は、AND回路(図示しない)に入力され、AND回路の出力が払出制御用CPUのリセット端子に入力される。また、電源断信号は、払出制御用CPUのマスク不能割込(NMI)端子に入力される。
なお、この実施の形態では、払出制御基板37に存在するRAM(CPU内蔵RAMであってもよい。)は、バックアップ電源によってバックアップされていない場合を例にするが、主基板31のRAM55と同様に、RAMの一部または全部が1次電源基板910Aにおいて作成されるバックアップ電源によってバックアップされているバックアップRAMであってもよい。このような構成にすれば、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間は、RAMの少なくとも一部の内容を保存することができる。
図7および図8は、電源基板の一構成例を示すブロック図である。電源基板は、主基板31、演出制御基板80および払出制御基板37等の電気部品制御基板と独立して設置され、機構板110(遊技機枠)に設けられると共に、外部電源に接続され、遊技機枠に設けられる払出制御基板37および機構部品が使用する電圧を作成する1次電源基板910Aと、遊技盤6に設けられると共に、1次電源基板910Aと電気的に接続可能なフローティングコネクタ140を挿込口143に挿込むことで接続され、遊技盤6に設けられる主基板31、演出制御基板80および機構部品が使用する電圧を作成する2次電源基板910Bと、から構成される。
図7は、機構板110に設けられる1次電源基板910Aの一構成例を示すブロック図である。1次電源基板910Aは、遊技機枠に設けられる払出制御基板37および機構部品が使用する電圧と、1次電源基板910Aと電気的に接続される2次電源基板910Bが使用する電圧と、を生成する。この例では、遊技機枠内の払出制御基板37および機構部品が使用する電圧としてAC24V、VSL(DC+30V)、DC+21V、DC+12VおよびDC+5Vを、2次電源基板910Bが使用する電圧としてAC24Vを生成する。なお、VSLは、整流回路912Aにおいて、整流素子でAC24Vを整流昇圧することによって生成される。VSLは、ソレノイド駆動電源となる。
1次電源基板910Aには、遊技機内の各電気部品制御基板や機構部品への電力供給を実行または遮断するための電源スイッチ914が設けられている。トランス911は、交流電源からの交流電圧を24Vに変換する。AC24V電圧は、コネクタ915Aに出力される。なお、この実施の形態では、トランス911が1次電源基板910Aに搭載されているが、AC24Vの電圧が得られれば搭載されていない構成でもよく、例えば遊技機の外部から供給される構成としてもよい。
また、整流回路912Aは、AC24Vから+30Vの直流電圧を生成し、DC−DCコンバータ913Aおよびコネクタ915Aに出力する。DC−DCコンバータ913Aは、1つまたは複数のコンバータIC920A(図7では1つのみを示す。)を有し、VSLにもとづいて+21V、+12Vおよび+5Vを生成してコネクタ915Aに出力する。コンバータIC920Aの入力側には、比較的大容量のコンデンサ923Aが接続されている。従って、外部からの遊技機に対する電力供給が停止したときに、+30V、+12V、+5V等の直流電圧は、比較的緩やかに低下する。また、コネクタ915Aの入力側にも、比較的大容量のコンデンサ924Aが接続されている。従って、コネクタ915Aに出力される+30Vの直流電圧は、他の直流電圧よりもさらに緩やかに低下する。
また、図7には1つのコネクタ915Aが代表して示されているが、コネクタは、払出制御基板37および2次電源基板910B(フローティングコネクタ140の挿込口143)対応に設けられている。すなわち、1次電源基板910Aには、払出制御基板37および2次電源基板910Bに至る各コネクタを設け、払出制御基板37対応のコネクタは、払出制御基板37に接続され、1次電源基板910Aから払出制御基板37および機構部品に必要な電源が供給される。また、2次電源基板910B対応のコネクタは、フローティングコネクタ140の挿込口143に接続され、挿込口143に接続されたフローティングコネクタ140から2次電源基板910Bに必要な電圧としてAC24Vの電源が供給される。ただし、コネクタ915Aは、例えば、中継基板に接続され、中継基板から2次電源基板910B、各電気部品制御基板および機構部品に必要な電圧の電力を供給するようにしてもよい。
また、1次電源基板910Aには、電源監視用IC902Aが搭載されている。電源監視用IC902Aは、VSL電圧を導入し、VSL電圧によって払出制御基板37に供給される電圧が、払出制御基板37の動作可能な所定の電圧レベル以上の電圧レベルになったか否かを監視する。具体的には、遊技機の電力供給に関連して、VSL電圧が所定の電圧レベル(この例では+9V)以上になったら、払出制御基板37が制御プログラムの実行を開始する時期であると判断してリセット信号をオフにすると共に、電源断信号をオフにする(具体的には、ハイレベルにする)。なお、監視対象の電源電圧は、各電気部品制御基板に搭載されている回路素子の電源電圧(この例では+5V)よりも高い電圧であることが好ましい。この例では、交流から直流に変換された直後の電圧であるVSLが用いられている。電源監視用IC902Aからの検出出力(電源断信号)は、払出制御基板37およびリセット管理回路940Aに供給される。
また、監視電圧としてのVSL(+30V)の電源監視用IC902Aへの入力ラインと異なり、ソレノイドやモータなどに供給される電圧としてのVSL(+30V)のコネクタ915Aへの入力ラインには大容量のコンデンサ924Aが接続されている。従って、遊技機への電力供給の停止に関連して、監視電圧としてのVSL(+30V)は、大容量のコンデンサ924Aが接続されているコネクタ915Aに出力されるVSL(+30V)より早く低下する。すなわち、監視電圧としてのVSL(+30V)が落ち始めた後も、所定期間は、ソレノイドやモータなどに供給される電圧としてのVSL(+30V)の供給状態が維持される。その後、ソレノイドやモータなどに供給される電圧としてのVSL(+30V)は、緩やかに低下していく。よって、監視電圧としてのVSL(+30V)が落ち始める場合であっても、所定期間は、ソレノイドやモータなどを駆動可能な状態とすることができる。また、コネクタ915Aに出力されるVSL(+30V)が落ち始める前に、電力供給の停止を認識することができる。
なお、上記のコンデンサ923A,924Aの代わりに、+30V電源から充電可能な電池を用いてもよい。また、上記の電池は、充電機能を有するものでなくてもよく、例えばニッカド電池、アルカリ電池、マンガン電池などの電池を用いることもできる。
また、電源監視用IC902Aの検出出力(電源断信号)は、バッファ回路919Aを介して払出制御基板37に伝達される。このように、この実施の形態では、電源監視用IC902Aの検出出力にもとづいて払出制御基板37に対して電源断信号を出力する。
また、1次電源基板910Aには、払出制御基板37にリセット信号を供給するリセット管理回路940Aが搭載されている。リセット管理回路940Aは、電源投入時に電源監視用IC902Aから検出出力が供給されたとき、内蔵されたコンデンサの容量で決まる所定時間だけ出力をローレベルにし(リセット信号をオンにし)、所定時間が経過すると出力をハイレベルにする(リセット信号をオフにする)。すなわち、払出制御基板37に出力されるリセット信号は、リセット信号をハイレベルに立ち上げて払出制御用CPUを動作可能状態にする。ローレベルからハイレベルになるまでの期間は、コンデンサの容量によって決まり、容量を大きくするとその期間を長くすることができる。なお、リセット管理回路940Aは、第1システムリセット手段の一実現例である。
リセット管理回路940Aがリセット信号をオフにする為の所定の電圧レベルは、通常時の電圧より低いが、払出制御基板37上のCPUが動作しうる電圧である。また、電源監視用IC902Aが監視する所定の電圧レベルが、CPU等の回路素子を駆動するための電圧(この例では+5V)よりも高く、また、交流から直流に変換された直後の電圧を監視するように構成されているので、CPUが必要とする電圧に対して監視範囲を広げることができる。従って、より精密な監視を行うことができる。
図7に示すように、1次電源基板910Aには、押しボタン構造のクリアスイッチ921が搭載されている。クリアスイッチ921が押下されるとローレベル(オン状態)のクリアスイッチ信号が出力され、コネクタ915Aを介して払出制御基板37および2次電源基板910B等に送信される。また、クリアスイッチ921が押下されていなければハイレベル(オフ状態)のクリアスイッチ信号が出力される。なお、この実施の形態では、オン状態のクリアスイッチ信号が出力される場合が、操作手段としてのクリアスイッチ921から操作信号が出力される状態である。
図8は、遊技盤6に設けられる2次電源基板910Bの一構成例を示すブロック図である。2次電源基板910Bは、遊技盤6に設けられる主基板31、演出制御基板80および機構部品が使用する電圧を生成する。この例では、遊技盤6内の主基板31、演出制御基板80および機構部品(電気部品)が使用する電圧としてAC24V、VSL(DC+30V)、DC+21V、DC+12VおよびDC+5Vを生成する。なお、VSLは、整流回路912Bにおいて、整流素子でAC24Vを整流昇圧することによって生成される。VSLは、ソレノイド駆動電源となる。
この実施の形態では、可変表示装置には、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)が用いられているが、ドラムや無端ベルト等の回転体を機械式に駆動することによって表示図柄の可変表示を行う機械式可変表示装置やLED(Light Emitting Diode)マトリクス等を電気的に駆動することによって表示図柄の可変表示を行う画像表示装置であってもよい。遊技盤6に設けられる可変表示装置等の機構部品で用いられる電圧は、2次電源基板910Bで作成される。
1次電源基板910Aから入力されたAC24V電圧は、コネクタ915Aに出力される。また、整流回路912Bは、AC24Vから+30Vの直流電圧を生成し、DC−DCコンバータ913Bおよびコネクタ915Bに出力する。DC−DCコンバータ913Bは、1つまたは複数のコンバータIC920A(図8では1つのみを示す。)を有し、VSLにもとづいて+21V、+12Vおよび+5Vを生成してコネクタ915Bに出力する。コンバータIC920Bの入力側には、比較的大容量のコンデンサ923Bが接続されている。従って、外部からの遊技機に対する電力供給が停止したときに、+30V、+12V、+5V等の直流電圧は、比較的緩やかに低下する。また、コネクタ915Bの入力側にも、比較的大容量のコンデンサ924Bが接続されている。従って、コネクタ915Bに出力される+30Vの直流電圧は、他の直流電圧よりもさらに緩やかに低下する。
また、図8には1つのコネクタ915Bが代表して示されているが、コネクタは、主基板31、演出制御基板80および1次電源基板910A(フローティングコネクタ140)対応に設けられている。すなわち、2次電源基板910Bには、主基板31、演出制御基板80および1次電源基板910Aに至る各コネクタを設け、主基板31および演出制御基板80対応のコネクタは、主基板31および演出制御基板80のそれぞれに接続され、2次電源基板910Bから主基板31、演出制御基板80および機構部品に必要な電源が供給される。また、1次電源基板910A対応のコネクタは、フローティングコネクタ140に接続され、フローティングコネクタ140の挿込口143に接続された1次電源基板910Bから必要な電圧としてAC24Vの電源が供給される。ただし、コネクタ915Bは、例えば、中継基板に接続され、中継基板から各電気部品制御基板および機構部品に必要な電圧の電力を供給するようにしてもよい。
DC−DCコンバータ913Bからの+5Vラインは分岐してバックアップ+5Vラインを形成する。バックアップ+5Vラインとグラウンドレベルとの間には大容量のコンデンサ916が接続されている。コンデンサ916は、遊技機に対する電力供給が停止したときの主基板31のバックアップRAM(電源バックアップされているRAMすなわち電力供給停止時にも記憶内容保持状態となりうる変動データ記憶手段)に対して記憶状態を保持できるように電力を供給するバックアップ電源となる。また、+5Vラインとバックアップ+5Vラインとの間に、逆流防止用のダイオード917が挿入される。なお、この実施の形態では、バックアップ用の+5Vは、主基板31に供給される。
なお、バックアップ電源として、+5V電源から充電可能な電池を用いてもよい。電池を用いる場合には、+5V電源から電力供給されない状態が所定時間継続すると容量がなくなるような充電池が用いられる。
また、2次電源基板910Bには、電源監視用IC902Bが搭載されている。電源監視用IC902Bは、VSL電圧を導入し、VSL電圧によって主基板37に供給される電圧が、主基板31が動作可能な所定の電圧レベル以上の電圧レベルになったか否かを監視する。具体的には、遊技機の電力供給に関連して、VSL電圧が所定の電圧レベル(この例では+22V)以上になったら、主基板31が遊技に関わる制御プログラムの実行を開始する時期であると判断してリセット信号をオフにすると共に、電源断信号をオフにする(具体的には、ハイレベルにする)。なお、監視対象の電源電圧は、各電気部品制御基板に搭載されている回路素子の電源電圧(この例では+5V)よりも高い電圧であることが好ましい。この例では、交流から直流に変換された直後の電圧であるVSLが用いられている。電源監視用IC902Bからの検出出力(電源断信号)は、主基板31およびリセット管理回路940Bに供給される。
また、監視電圧としてのVSL(+30V)の電源監視用IC902Bへの入力ラインと異なり、ソレノイドやモータなどに供給される電圧としてのVSL(+30V)のコネクタ915Bへの入力ラインには大容量のコンデンサ924Bが接続されている。従って、遊技機への電力供給の停止に関連して、監視電圧としてのVSL(+30V)は、大容量のコンデンサ924Bが接続されているコネクタ915Bに出力されるVSL(+30V)より早く低下する。すなわち、監視電圧としてのVSL(+30V)が落ち始めた後も、所定期間は、ソレノイドやモータなどに供給される電圧としてのVSL(+30V)の供給状態が維持される。その後、ソレノイドやモータなどに供給される電圧としてのVSL(+30V)は、緩やかに低下していく。よって、監視電圧としてのVSL(+30V)が落ち始める場合であっても、所定期間は、ソレノイドやモータなどを駆動可能な状態とすることができる。また、コネクタ915Bに出力されるVSL(+30V)が落ち始める前に、電力供給の停止を認識することができる。
なお、上記のコンデンサ923B,924Bの代わりに、+30V電源から充電可能な電池を用いてもよい。また、上記の電池は、充電機能を有するものでなくてもよく、例えばニッカド電池、アルカリ電池、マンガン電池などの電池を用いることもできる。
また、電源監視用IC902Bの検出出力(電源断信号)は、バッファ回路919Bを介して主基板31に伝達される。このように、この実施の形態では、電源監視用IC902Bの検出出力にもとづいて主基板31に対して電源断信号を出力する。
また、2次電源基板910Bには、主基板31および演出制御基板80にリセット信号を供給するリセット管理回路940Bが搭載されている。リセット管理回路940Bは、電源投入時に電源監視用IC902Bから検出出力が供給されたとき、内蔵されたコンデンサの容量で決まる所定時間だけ出力をローレベルにし(リセット信号をオンにし)、所定時間が経過すると出力をハイレベルにする(リセット信号をオフにする)。すなわち、主基板31および演出制御基板80に出力されるリセット信号は、リセット信号をハイレベルに立ち上げてCPU56および演出制御用CPU83を動作可能状態にする。ローレベルからハイレベルになるまでの期間は、コンデンサの容量によって決まり、容量を大きくするとその期間を長くすることができる。なお、リセット管理回路940Bは、第2システムリセット手段の一実現例である。
リセット管理回路940Bがリセット信号をオフにする為の所定の電圧レベルは、通常時の電圧より低いが、主基板31および演出制御基板80上のCPUが動作しうる電圧である。また、電源監視用IC902Bが監視する所定の電圧レベルが、CPU等の回路素子を駆動するための電圧(この例では+5V)よりも高く、また、交流から直流に変換された直後の電圧を監視するように構成されているので、CPUが必要とする電圧に対して監視範囲を広げることができる。従って、より精密な監視を行うことができる。
1次電源基板910Aに搭載されたクリアスイッチ921が押下されるとローレベル(オン状態)のクリアスイッチ信号が出力され、コネクタ915Bを介して2次電源基板910Bに受信される。そして、1次電源基板910Aから受信されたクリアスイッチ信号は、コネクタ915Bを介して主基板31に送信される。また、クリアスイッチ921が押下されていなければハイレベル(オフ状態)の信号が出力される。
図9は、この実施の形態における各基板の立ち上がりタイミングおよび電源投入時(または電源復旧時)の各CPUに入力されるリセット信号の関係の一例を示すタイミング図である。遊技機に電源が投入され、VSL電源電圧が上昇して払出制御用CPUが動作可能な所定の電圧レベル(この実施の形態では+9V)に到達すると、リセット管理回路940Aは、内蔵されたコンデンサの容量で決まる時間の後にリセット信号をハイレベルに立ち上げる。リセット管理回路940Aがリセット信号を立ち上げると、払出制御基板37に供給されるリセット信号が立ち上げられ、払出制御基板37のCPUが制御プログラムの実行を開始する。電源監視用IC902Aの外付けのコンデンサの容量を適切に選定することによって、電源監視用IC902から出力される電源断信号がハイレベルに立ち上がることとなる電圧レベル(この実施の形態では+22V)にVSL電源電圧が到達した後に、リセット信号が立ち上がるようにすることができる。
また、VSL電源電圧がさらに上昇して主基板31のCPU56が動作可能な所定の電圧レベル(この実施の形態では+22V)に到達すると、リセット管理回路940Bは、内蔵されたコンデンサの容量で決まる時間の後にリセット信号をハイレベルに立ち上げる。リセット管理回路940Bがリセット信号を立ち上げると、主基板31以外の遊技盤6に設けられる演出制御基板80に供給されるリセット信号が立ち上げられ、演出制御基板80のCPU83が制御プログラムの実行を開始する。電源監視用IC902Bの外付けのコンデンサの容量を適切に選定することによって、電源監視用IC902Bから出力される電源断信号がハイレベルに立ち上がることとなる電圧レベル(この実施の形態では+22V)にVSL電源電圧が到達した後に、リセット信号が立ち上がるようにすることができる。このように、リセット管理回路940A,940Bは、電源監視用IC902A,902Bが監視する主基板31および払出制御基板37の動作可能な所定の電圧レベルを異ならせている。
また、リセット管理回路940Bには、主基板31のCPU56に供給されているリセット信号の立ち上がりを遅延させる遅延回路が設けられ、主基板31のCPU56が演出制御基板80等の電気部品制御基板よりも遅れて制御動作を開始する。
この実施の形態では、1次電源基板910Aに搭載されたリセット管理回路940Aにより払出制御基板37へのリセット信号をオフにした後、2次電源基板910Bに搭載されたリセット管理回路940Bにより主基板31へのリセット信号をオフにすることによって、主基板31が制御プログラムの実行を開始する時期を、払出制御基板37が制御プログラムの実行を開始する時期よりも遅い時期となるように規制しているので、例えば、主基板31のCPU56が他の電気部品制御基板に対して制御コマンドを出力する際には、他の電気部品制御基板におけるCPUは既に立ち上がっている。従って、主基板31が出力した制御コマンドは確実に受信側の電気部品制御基板のCPUで確実に受信される。
また、遊技機への電力供給開始時に、電気部品制御基板としての払出制御基板37に搭載されている払出制御手段(払出制御用CPU等により構成されている)は、主基板31に搭載されている遊技制御手段(CPU56等により構成されている)よりも早く立ち上げるので、払出制御手段の方が、遊技制御手段よりも早くクリアスイッチ921からのクリアスイッチ信号(操作信号)の入力を認識することができる。
実施の形態2.上記の実施の形態では、2次電源基板910Bに設けられる各電気部品制御手段に供給するリセット信号(システムリセット信号)を発生するリセット管理回路940Bが電源監視IC902Bの監視する電圧レベルにもとづいて出力されていたが、起動順序規制手段として動作するリセット信号を発生する回路が、1次電源基板910Aのリセット管理回路940Aが発生するリセット信号にもとづいて2次電源基板910Bの搭載される遊技盤6に設けられる各電気部品制御手段に出力される構成にしてもよい。以下、1次電源基板910Aのリセット管理回路940Aが発生するリセット信号にもとづいて2次電源基板910Bの搭載される遊技盤6に設けられる各電気部品制御手段に出力される構成例として、図10および図11を参照して、1次電源基板910Aと2次電源基板910Bとの構成例について説明する。
図10は、機構板110に設けられる1次電源基板910Aの一構成例を示すブロック図である。1次電源基板910Aは、遊技機枠に設けられる払出制御基板37および機構部品が使用する電圧と、1次電源基板910Aと電気的に接続される2次電源基板910Bが使用する電圧と、を生成する。この例では、遊技機枠内の払出制御基板37および機構部品が使用する電圧としてAC24V、VSL(DC+30V)、DC+21V、DC+12VおよびDC+5Vを、2次電源基板910Bが使用する電圧としてAC24Vを生成する。なお、VSLは、整流回路912Aにおいて、整流素子でAC24Vを整流昇圧することによって生成される。VSLは、ソレノイド駆動電源となる。
1次電源基板910Aには、遊技機内の各電気部品制御基板や機構部品への電力供給を実行または遮断するための電源スイッチ914が設けられている。トランス911は、交流電源からの交流電圧を24Vに変換する。AC24V電圧は、コネクタ915Aに出力される。なお、この実施の形態では、トランス911が1次電源基板910Aに搭載されているが、AC24Vの電圧が得られれば搭載されていない構成でもよく、例えば遊技機の外部から供給される構成としてもよい。
また、整流回路912Aは、AC24Vから+30Vの直流電圧を生成し、DC−DCコンバータ913Aおよびコネクタ915Aに出力する。DC−DCコンバータ913Aは、1つまたは複数のコンバータIC920A(図10では1つのみを示す。)を有し、VSLにもとづいて+21V、+12Vおよび+5Vを生成してコネクタ915Aに出力する。コンバータIC920Aの入力側には、比較的大容量のコンデンサ923Aが接続されている。従って、外部からの遊技機に対する電力供給が停止したときに、+30V、+12V、+5V等の直流電圧は、比較的緩やかに低下する。また、コネクタ915Aの入力側にも、比較的大容量のコンデンサ924Aが接続されている。従って、コネクタ915Aに出力される+30Vの直流電圧は、他の直流電圧よりもさらに緩やかに低下する。
また、図10には1つのコネクタ915Aが代表して示されているが、コネクタは、払出制御基板37および2次電源基板910B(フローティングコネクタ140の挿込口143)対応に設けられている。すなわち、1次電源基板910Aには、払出制御基板37および2次電源基板910Bに至る各コネクタを設け、払出制御基板37対応のコネクタは、払出制御基板37に接続され、1次電源基板910Aから払出制御基板37および機構部品に必要な電源が供給される。また、2次電源基板910B対応のコネクタは、フローティングコネクタ140の挿込口143に接続され、挿込口143に接続されたフローティングコネクタ140から2次電源基板910Bに必要な電圧としてAC24Vの電源が供給される。ただし、コネクタ915Aは、例えば、中継基板に接続され、中継基板から各電気部品制御基板および機構部品に必要な電圧の電力を供給するようにしてもよい。
また、ソレノイドやモータなどに供給される電圧としてのVSL(+30V)のコネクタ915Aへの入力ラインには大容量のコンデンサ924Aが接続されている。従って、遊技機への電力供給の停止に関連して、後述する2次電源基板910Bに搭載された監視電圧としてのVSL(+30V)は、大容量のコンデンサ924Aが接続されているコネクタ915Bに出力されるVSL(+30V)より早く低下する。すなわち、2次電源基板910Bに搭載された監視電圧としてのVSL(+30V)が落ち始めた後も、所定期間は、ソレノイドやモータなどに供給される電圧としてのVSL(+30V)の供給状態が維持される。その後、ソレノイドやモータなどに供給される電圧としてのVSL(+30V)は、緩やかに低下していく。よって、2次電源基板910Bに搭載された監視電圧としてのVSL(+30V)が落ち始める場合であっても、所定期間は、ソレノイドやモータなどを駆動可能な状態とすることができる。また、コネクタ915Bに出力されるVSL(+30V)が落ち始める前に、電力供給の停止を認識することができる。
なお、上記のコンデンサ923A,924Aの代わりに、+30V電源から充電可能な電池を用いてもよい。また、上記の電池は、充電機能を有するものでなくてもよく、例えばニッカド電池、アルカリ電池、マンガン電池などの電池を用いることもできる。
また、2次電源基板910Bに搭載される電源監視用IC902Bの検出出力(電源断信号)は、バッファ回路919Aを介して払出制御基板37に伝達される。このように、この実施の形態では、1次電源基板910Aは、2次電源基板910Bに搭載される電源監視用IC902Bの検出出力が入力された場合には、払出制御基板37に対して検出出力を出力する。
また、1次電源基板910Aには、2次電源基板910Bに搭載された電源監視IC902Bの出力する検出出力(電源断信号)がコネクタ915Aを介してリセット管理回路940Aに入力される。リセット管理回路940Aは、2次電源基板910Bに搭載された電源監視IC902Bから入力される検出出力にもとづいて払出制御基板37および2次電源基板910Bへリセット信号を出力する。なお、リセット管理回路940Aは、第1システムリセット手段の一実現例である。
なお、リセット管理回路940Aは、電源投入時に電源監視用IC902Bから検出出力が供給されたとき、内蔵されたコンデンサの容量で決まる所定時間だけ出力をローレベルにし(リセット信号をオンにし)、所定時間が経過すると出力をハイレベルにする(リセット信号をオフにする)。すなわち、払出制御基板37に出力されるリセット信号は、リセット信号をハイレベルに立ち上げて払出制御用CPUを動作可能状態にする。ローレベルからハイレベルになるまでの期間は、コンデンサの容量によって決まり、容量を大きくするとその期間を長くすることができる。
リセット管理回路940Aがリセット信号をオフにする為の所定の電圧レベルは、通常時の電圧より低いが、払出制御基板37および主基板31上のCPUが動作しうる電圧である。また、電源監視用IC902Aが監視する所定の電圧レベルが、CPU等の回路素子を駆動するための電圧(この例では+5V)よりも高く、また、交流から直流に変換された直後の電圧を監視するように構成されているので、CPUが必要とする電圧に対して監視範囲を広げることができる。従って、より精密な監視を行うことができる。
図10に示すように、1次電源基板910Aには、押しボタン構造のクリアスイッチ921が搭載されている。クリアスイッチ921が押下されるとローレベル(オン状態)のクリアスイッチ信号が出力され、コネクタ915Aを介して払出制御基板37および2次電源基板910B等に送信される。また、クリアスイッチ921が押下されていなければハイレベル(オフ状態)のクリアスイッチ信号が出力される。なお、この実施の形態では、オン状態のクリアスイッチ信号が出力される場合が、操作手段としてのクリアスイッチ921から操作信号が出力される状態である。また、1次電源基板910Aではなく、例えばスイッチ基板などの他の基板にクリアスイッチ921が搭載される構成としてもよい。
図11は、遊技盤6に設けられる2次電源基板910Bの一構成例を示すブロック図である。2次電源基板910Bは、1次電源基板910Aから入力されたAC24Vから、遊技盤6に設けられる主基板31、演出制御基板80および機構部品が使用する電圧を生成する。この例では、遊技盤6内の主基板31、演出制御基板80および機構部品(電気部品)が使用する電圧としてAC24V、VSL(DC+30V)、DC+21V、DC+12VおよびDC+5Vを生成する。なお、VSLは、整流回路912Bにおいて、整流素子でAC24Vを整流昇圧することによって生成される。VSLは、ソレノイド駆動電源となる。
この実施の形態では、可変表示装置には、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)が用いられているが、ドラムや無端ベルト等の回転体を機械式に駆動することによって表示図柄の可変表示を行う機械式可変表示装置やLED(Light Emitting Diode)マトリクス等を電気的に駆動することによって表示図柄の可変表示を行う画像表示装置であってもよい。遊技盤6に設けられる可変表示装置等の機構部品で用いられる電圧は、2次電源基板910Bで作成される。
1次電源基板910Aから入力されたAC24V電圧は、コネクタ915Aに出力される。また、整流回路912Bは、AC24Vから+30Vの直流電圧を生成し、DC−DCコンバータ913Bおよびコネクタ915Bに出力する。DC−DCコンバータ913Bは、1つまたは複数のコンバータIC920A(図11では1つのみを示す。)を有し、VSLにもとづいて+21V、+12Vおよび+5Vを生成してコネクタ915Bに出力する。コンバータIC920Bの入力側には、比較的大容量のコンデンサ923Bが接続されている。従って、外部からの遊技機に対する電力供給が停止したときに、+30V、+12V、+5V等の直流電圧は、比較的緩やかに低下する。また、コネクタ915Bの入力側にも、比較的大容量のコンデンサ924Bが接続されている。従って、コネクタ915Bに出力される+30Vの直流電圧は、他の直流電圧よりもさらに緩やかに低下する。
また、図11には1つのコネクタ915Bが代表して示されているが、コネクタは、主基板31、演出制御基板80および1次電源基板910A(フローティングコネクタ140)対応に設けられている。すなわち、2次電源基板910Bには、主基板31、演出制御基板80および1次電源基板910Aに至る各コネクタを設け、主基板31および演出制御基板80対応のコネクタは、主基板31および演出制御基板80のそれぞれに接続され、2次電源基板910Bから主基板31、演出制御基板80および機構部品に必要な電源が供給される。また、1次電源基板910A対応のコネクタは、フローティングコネクタ140に接続され、フローティングコネクタ140を挿込む挿込口143に接続された1次電源基板910Bから必要な電圧としてAC24Vの電源が供給される。ただし、コネクタ915Bは、例えば、中継基板に接続され、中継基板から各電気部品制御基板および機構部品に必要な電圧の電力を供給するようにしてもよい。
DC−DCコンバータ913Bからの+5Vラインは分岐してバックアップ+5Vラインを形成する。バックアップ+5Vラインとグラウンドレベルとの間には大容量のコンデンサ916が接続されている。コンデンサ916は、遊技機に対する電力供給が停止したときの主基板31のバックアップRAM(電源バックアップされているRAMすなわち電力供給停止時にも記憶内容保持状態となりうる変動データ記憶手段)に対して記憶状態を保持できるように電力を供給するバックアップ電源となる。また、+5Vラインとバックアップ+5Vラインとの間に、逆流防止用のダイオード917が挿入される。なお、この実施の形態では、バックアップ用の+5Vは、主基板31に供給される。
なお、バックアップ電源として、+5V電源から充電可能な電池を用いてもよい。電池を用いる場合には、+5V電源から電力供給されない状態が所定時間継続すると容量がなくなるような充電池が用いられる。
また、2次電源基板910Bには、電源監視用IC902B(電源監視手段)が搭載されている。電源監視用IC902Bは、VSL電圧を導入し、VSL電圧によって主基板37および払出制御基板37が動作可能な所定の電圧レベル以上の電圧レベルになったか否かを監視する。具体的には、遊技機の電力供給に関連して、VSL電圧が所定の電圧レベル(この例では+22V)以上になったら、主基板31が遊技に関わる制御プログラムの実行を開始する時期であると判断してリセット信号をオフにすると共に、電源断信号をオフにする(具体的には、ハイレベルにする)。なお、監視対象の電源電圧は、各電気部品制御基板に搭載されている回路素子の電源電圧(この例では+5V)よりも高い電圧であることが好ましい。この例では、交流から直流に変換された直後の電圧であるVSLが用いられている。電源監視用IC902Bからの検出出力(電源断信号)は、主基板31に供給されると共に、1次電源基板910Aを介して払出制御基板37に供給される
また、監視電圧としてのVSL(+30V)の電源監視用IC902Bへの入力ラインと異なり、ソレノイドやモータなどに供給される電圧としてのVSL(+30V)のコネクタ915Bへの入力ラインには大容量のコンデンサ924Bが接続されている。従って、遊技機への電力供給の停止に関連して、監視電圧としてのVSL(+30V)は、大容量のコンデンサ924Bが接続されているコネクタ915Bに出力されるVSL(+30V)より早く低下する。すなわち、監視電圧としてのVSL(+30V)が落ち始めた後も、所定期間は、ソレノイドやモータなどに供給される電圧としてのVSL(+30V)の供給状態が維持される。その後、ソレノイドやモータなどに供給される電圧としてのVSL(+30V)は、緩やかに低下していく。よって、監視電圧としてのVSL(+30V)が落ち始める場合であっても、所定期間は、ソレノイドやモータなどを駆動可能な状態とすることができる。また、コネクタ915Bに出力されるVSL(+30V)が落ち始める前に、電力供給の停止を認識することができる。
なお、上記のコンデンサ923B,924Bの代わりに、+30V電源から充電可能な電池を用いてもよい。また、上記の電池は、充電機能を有するものでなくてもよく、例えばニッカド電池、アルカリ電池、マンガン電池などの電池を用いることもできる。
また、電源監視用IC902Bの検出出力(電源断信号)は、1次電源基板910Aと、バッファ回路919Bを介して主基板31とに伝達される。このように、この実施の形態では、電源監視用IC902Bの検出出力にもとづいて主基板31に対して電源断信号を出力する。
1次電源基板910Aに搭載されたクリアスイッチ921が押下されるとローレベル(オン状態)のクリアスイッチ信号が出力され、コネクタ915Bを介して2次電源基板910Bに受信される。そして、1次電源基板910Aから受信されたクリアスイッチ信号は、コネクタ915Bを介して主基板31に送信される。また、クリアスイッチ921が押下されていなければハイレベル(オフ状態)の信号が出力される。
2次電源基板910Bには、1次電源基板910Aに搭載されたリセット管理回路940Aから出力されたリセット信号にもとづいて、主基板31および演出制御基板80にリセット信号を供給するリセット管理回路940Bが搭載されている。すなわち、1次電源基板910Aに搭載されたリセット管理回路940Aから出力されたリセット信号をハイレベルにした後(リセット信号をオフにした後)に、主基板31および演出制御基板80に出力されるリセット信号は、リセット信号をハイレベルに立ち上げて主基板31に搭載されたCPU56および演出制御基板80に搭載されたCPU83のそれぞれを動作可能状態にする。なお、リセット管理回路940Bは、第2システムリセット手段の一実現例である。
また、リセット管理回路940Bには、主基板31のCPU56に供給されているリセット信号の立ち上がりを遅延させる遅延回路が設けられ、主基板31のCPU56が演出制御基板80等の電気部品制御基板よりも遅れて制御動作を開始する。
この実施の形態では、1次電源基板910Aに搭載されたリセット管理回路940Aにより払出制御基板37へのリセット信号をオフにした後、このリセット信号にもとづいて2次電源基板910Bに搭載されたリセット管理回路940Bにより主基板31へのリセット信号をオフにすることによって、主基板31が制御プログラムの実行を開始する時期を、払出制御基板37が制御プログラムの実行を開始する時期よりも遅い時期となるように規制しているので、例えば、主基板31のCPU56が他の電気部品制御基板に対して制御コマンドを出力する際には、他の電気部品制御基板(例えば演出制御基板80および払出制御基板37)におけるCPUは既に立ち上がっている。従って、主基板31が出力した制御コマンドは確実に受信側の電気部品制御基板のCPUで確実に受信される。
この実施の形態では、1次電源基板910Aに搭載されたリセット管理回路940Bから出力されたリセット信号にもとづいて、2次電源基板910Bに搭載されたリセット管理回路940Bから主基板31および演出制御基板80にリセット信号を供給することによって、各電気部品制御基板の起動順序を制御する起動順序規制手段が実現されている。そして、この実施の形態でも、起動順序規制手段は、主基板31を最後に起動する。
なお、この実施の形態でも、遊技制御手段、演出制御手段、払出制御手段および他の電気部品制御手段は、上記の実施の形態と同様に動作する。
上記の各実施の形態では、リセット管理回路940A,940B(システムリセット手段)を1次電源基板910Aおよび2次電源基板910Bのそれぞれに搭載することによって、主基板31が制御プログラムの実行を開始する時期を、払出制御基板37が制御プログラムの実行を開始する時期よりも遅い時期となるように規制しているが、システムリセット手段を遊技盤と遊技機枠とに設けられる電源基板毎に設けるという構成は従来技術には記載されておらず、これらの従来技術を組み合わせた場合であっても容易に想到するものではない。
また、各実施の形態のパチンコ遊技機は、主として、始動入賞にもとづいて可変表示部9に可変表示される特別図柄の停止図柄が所定の図柄の組み合わせになると所定の遊技価値が遊技者に付与可能になるパチンコ遊技機であったが、始動入賞にもとづいて開放する電動役物の所定領域への入賞があると所定の遊技価値が遊技者に付与可能になるパチンコ遊技機や、始動入賞にもとづいて可変表示される図柄の停止図柄が所定の図柄の組み合わせになると開放する所定の電動役物への入賞があると所定の権利が発生または継続するパチンコ遊技機であっても、本発明を適用できる。
さらに、遊技媒体が遊技球であるパチンコ遊技機に限られず、スロット機等においても、遊技媒体の払い出しを行う電気部品が備えられている場合には本発明を適用することができる。
パチンコ遊技機を正面からみた正面図である。 遊技盤の前面を示す正面図である。 前面枠を開放した状態のパチンコ遊技機を示す斜視図である。 遊技盤に設置されるフローティングコネクタを示す拡大斜視図である。 前面枠を開放した状態のパチンコ遊技機を示す斜視図である。 主基板における回路構成の一例を示すブロック図である。 1次電源基板の一構成例を示すブロック図である。 2次電源基板の一構成例を示すブロック図である。 各基板の立ち上がりタイミングおよび電源投入時の各CPUに入力されるリセット信号の関係の一例を示すタイミング図である。 第2の実施の形態における1次電源基板の一構成例を示すブロック図である。 第2の実施の形態における2次電源基板の一構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
6 遊技盤
31 主基板
37 払出制御基板
55 RAM
56 CPU
80 演出制御基板
100 外枠
110 機構板
130 前面枠
140 フローティングコネクタ
902A,902B 電源監視用IC
910A 1次電源基板
910B 2次電源基板
921 クリアスイッチ
940A,940B リセット管理回路

Claims (6)

  1. 遊技者が遊技媒体を用いて所定の遊技を行うことが可能であり、遊技領域を形成する遊技盤を着脱可能に取り付ける遊技機枠を備えた遊技機であって、
    前記遊技媒体の払い出しを行う払出手段と、
    遊技盤側に設けられ遊技の進行を制御する遊技制御用マイクロコンピュータを搭載する遊技制御基板と、
    遊技機枠側に設けられ前記遊技制御用マイクロコンピュータからのコマンドである払出制御信号にもとづいて前記払出手段の制御を行う払出制御用マイクロコンピュータを搭載する払出制御基板と、
    遊技機枠側に設けられ且つ電源に接続され、前記払出制御基板で用いられる電圧を作成する第1の電源基板と、
    遊技盤側に設けられ且つ前記第1の電源基板と接続され、前記遊技制御基板で用いられる電圧を作成する第2の電源基板と、
    前記遊技制御用マイクロコンピュータおよび前記払出制御用マイクロコンピュータに供給される電圧が、各々のマイクロコンピュータが動作可能な所定の電圧レベル以上の電圧レベルになったか否かを監視する電源監視手段と、
    遊技機への電力供給が開始したとき、前記遊技制御用マイクロコンピュータが制御プログラムの実行を開始する時期を、前記払出制御用マイクロコンピュータが制御プログラムを実行を開始する時期よりも遅い時期となるように規制する起動順序規制手段と、を備え、
    前記第1の電源基板は、前記払出制御用マイクロコンピュータをシステムリセットさせるためのリセット信号をオンにするとともに、前記電源監視手段が監視する電圧レベルが前記所定の電圧レベル以上の電圧レベルとなったことを条件にリセット信号をオフにする第1システムリセット手段を搭載し、
    前記第2の電源基板は、前記遊技制御用マイクロコンピュータをシステムリセットさせるためのリセット信号をオンにするとともに、前記電源監視手段が監視する電圧レベルが前記所定の電圧レベル以上の電圧レベルとなったことを条件にリセット信号をオフにする第2システムリセット手段を搭載し、
    前記起動順序規制手段は、遊技機への電力供給が開始したとき、前記第2の電源基板に搭載された前記第2システムリセット手段により前記払出制御用マイクロコンピュータへのリセット信号をオフにした後、前記第1の電源基板に搭載された前記第1システムリセット手段により前記遊技制御用マイクロコンピュータへのリセット信号をオフにすることによって、前記遊技制御用マイクロコンピュータが制御プログラムの実行を開始する時期を、前記払出制御用マイクロコンピュータが制御プログラムの実行を開始する時期よりも遅い時期となるように規制することを特徴とする遊技機。
  2. 前記起動順序規制手段は、前記遊技制御用マイクロコンピュータおよび前記払出制御用マイクロコンピュータが動作可能な前記所定の電圧レベルを異ならせることによって、前記遊技制御用マイクロコンピュータおよび前記払出制御用マイクロコンピュータが制御プログラムの実行を開始する時期を規制する請求項1記載の遊技機。
  3. 前記第2の電源基板に搭載される前記第2システムリセット手段は、前記第1の電源基板に搭載される前記第1システムリセット手段から入力されるリセット信号にもとづいて前記遊技制御用マイクロコンピュータへリセット信号を出力する請求項1記載の遊技機。
  4. 前記第1の電源基板は、操作に応じて操作信号を出力することが可能な操作手段を搭載し、
    前記操作手段は、前記遊技制御用マイクロコンピュータおよび前記払出制御用マイクロコンピュータへ分岐して操作信号を出力する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機。
  5. 前記第2の電源基板は、前記第1の電源基板からの電圧を用いて遊技盤に設けられる電気部品で用いられる電圧を作成する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機。
  6. 前記第1の電源基板から前記第2の電源基板に供給される電圧および前記遊技制御用マイクロコンピュータから前記払出制御用マイクロコンピュータに出力される前記払出制御信号を含む制御信号は、電気的に接続可能な1つのコネクタを介して一括して配線接続される請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の遊技機。

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