JP2005168625A - 鋏 - Google Patents

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Abstract

【課題】 分解して研ぐ必要がなく、長期間に亘って切れ味を維持し続けることのできる鋏を提供する。
【解決手段】 鋏1を、刃部2A,3Aと把持部2B,3Bとを有した一対の刃体2,3と、一対の刃体2,3を刃部2A,3Aと把持部2B,3Bとの間で回動可能に支持する支持部材4と、刃部2Aの刃裏2Dに形成した超硬質砥粒からなるコーティング層5とを具備させて、一対の刃部2A,3Aを重ねることで、刃部2Aの刃裏2Dに形成したコーティング層5により、刃部3Aの刃裏を研ぐように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鋏に関するものであり、特に、長期間に亘って切れ味を維持し続けることのできる鋏に関するものである。
従来より、刃部と把持部とを有した一対の刃体を回動可能に枢着した鋏が知られており、例えば、理容店や美容店などでは、硬度の高い(HRC55〜60)のステンレス製の鋏が用いられている。この理容店や美容店などの散髪用鋏は、日々使用しており、新品の鋏でも3〜4ヶ月使用すると鋏の刃先が摩耗して丸くなり、切れ味が悪くなったり、切れなくなったりしていた。そのため、鋏を専門の業者などに研ぎに出していた。
本願出願人は、本願出願時において、以上の技術情報が記載されている文献を特に知見していない。
しかしながら、鋏を研ぎに出すと、鋏を研ぐ際に、一旦、一対の刃体を分解し、夫々の刃部を別々に研いだ後に、再び組み立てているが、対となる刃体を別々に研いでおり、夫々摩耗の具合により研ぐ量が異なるので、組み立てたときに互いの刃部がしっかりとは合わず、新品ほどの切れ味が出ないことがあった。
また、多数の鋏を一度に研いだりした場合、組み立てる際に、もともと対となっていた刃体とは異なる刃体同士で組み立ててしまい、鋏が、研ぎに出す前とは使用感が異なったものとなり、使い辛くなることがあった。
そのため、鋏の切れ味を長期に亘って維持するために、鋏をより硬度の高い素材で形成することが考えられるが、例えば、HRC60以上の硬度の素材を用いると、素材そのものが高価となる上に、その素材を鋏に加工することが困難となり、現実的ではなかった。
そこで、本願発明は、上記の実情に鑑み、分解して研ぐ必要がなく、長期間に亘って切れ味を維持し続けることのできる鋏を提供することを課題とするものである。
本発明に係る鋏は、「刃部と把持部とを有した一対の刃体と、一対の該刃体を前記刃部と前記把持部との間で回動可能に支持する支持部材と、何れか一方の前記刃部の刃裏に形成した超硬質砥粒からなるコーティング層とを具備し、一対の前記刃部を重ねることで、一方の前記刃部の刃裏に形成した前記コーティング層により、他方の前記刃部の刃裏を研ぐ」構成とするものである。
ここで、超硬質砥粒としては、特に限定するものではないが、ダイヤモンド、CBN(立方晶窒化硼素)などの粉末を例示することができ、それら粉末の粒度は、メッシュで2000番、2500番などの2000番〜3000番の粒度のものが好ましい。また、コーティング層を形成する方法としては、溶着、電着など公知の技術を用いて形成すればよく、例えば、電着として、超硬質砥粒を分散させたニッケルメッキ槽を用いる無電解メッキ法などを例示することができる。さらに、鋏としては、特に限定するものではないが、理容店や美容店などで用いられる散髪用鋏、羅紗鋏、剪定鋏、手術用鋏、などを例示することができる。
本発明の鋏によると、鋏における一方の刃部の刃裏には、超硬質砥粒からなるコーティング層が形成されており、一対の刃部を重ねることで、他方の刃部の刃裏をコーティング層で研ぐことができる。つまり、鋏を使って物を切るたびに一対の刃部の刃裏が重なるので、その都度、他方の刃部の刃裏は、一方の刃部の刃裏のコーティング層により研がれ、従来のように刃先が丸くなることがない。また、一方の刃部は、超硬質砥粒によりコーティングされているので、刃先が摩耗することがない。従って、鋏の切れ味を長期間に亘って維持することができるとともに、鋏を使うたびに研がれるので、鋏を研ぎに出したりする必要がない。また、従来のように、鋏を研ぎに出して、切れ味が微妙に落ちたり、使用感が変わったりすることを防止することができる。
ところで、従来の鋏は、その刃部の刃先は、鋏の長さ方向に対して滑らかになるように研がれており、例えば、散髪用鋏の場合、髪の毛を切断する際に、髪の毛が刃先において滑ってしまい、所望の位置で髪の毛を切断することができないことがあった。そこで、本発明の鋏によると、コーティング層を形成した刃部の刃先では、超硬質砥粒により細かい凹凸形状となっており、この凹凸により髪の毛が引っ掛かり易くなるので、髪の毛を切断する際に、刃先を髪の毛が滑ることがなく、確実に切断することができる。
また、従来より、超硬質砥粒からなるコーティング層の厚さを一定に形成するのには、かなりの技術を必要とし、その厚さを一定に形成するためにはコストがかかるものであった。しかしながら、本発明の鋏によると、コーティング層の厚さが不均一であっても、鋏の使用回数を重ねることで、コーティング層が形成されていない他方の刃部の刃裏が、コーティング層の形状に合った形状に研磨され、互いの合わせ具合(まねき)が良くなり、切れ味が向上する。これにより、コーティング層の厚さを一定に形成する必要がないので、コーティング層の形成にかかるコストを低く抑えることができる。
本発明に係る鋏は、上記の構成に加えて、「前記支持部材は、一対の前記刃体を互いに締め付けるとともに、締め付け具合を調整するつまみを備えている」構成とすることもできる。
本発明の鋏によると、一対の刃体を回動可能に支持する際に、支持部材により、一対の刃部を互いに締め付けるとともに、つまみを操作することで、その締め付け具合を調整することが可能となる。これにより、鋏の使用に伴って、コーティング層により研がれることで他方の刃部が擦り減って、刃部と刃部との間に隙間が空いても、その隙間を調整することができる。また、支持部材の締め付け具合によって、鋏の操作を重くしたり、軽くしたりすることができるので、つまみを操作して鋏を好みの操作感に変えることができる。
本発明に係る鋏は、上記の構成に加えて、「前記刃体の前記把持部には、指を挿通する指孔が形成されており、該指孔には、前記指孔の内周面に接し、且つ、全周に亘って所定厚さに形成されるとともに、前記指孔をその軸直角方向に貫通し、先端が他方の把持部に当接可能な形態の弾性部材が備えられている」構成とすることもできる。
本発明の鋏によると、鋏の把持部には指を挿通する指孔が形成されているとともに、その指孔の内周面接するように所定厚さの弾性部材が備えられており、これにより、鋏を操作する際に、鋏が硬い金属などで形成されていても、弾性部材を介して鋏を操作することができるので、指当たりを柔らかいものとすることができる。なお、弾性部材は、把持部から脱着可能に備えることが望ましく、弾性部材を外すことで、指孔の径を弾性部材の厚さ分だけ大きくすることができ、指が大きい場合でも対応することができる。
また、弾性部材は、指孔をその軸直角方向に貫通し、他方の把持部と当接可能な形態とされているので、鋏を閉じる際に弾性部材が把持部と当接するので、把持部と把持部とが直接当接することがなく、鋏を閉じる際の音を静かなものとすることができる。
上記のように本発明によると、分解して研ぐ必要がなく、長期間に亘って切れ味を維持し続けることのできる鋏を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態である鋏について、図1および図2に基づき説明する。図1は、本発明の一実施形態である鋏の刃部を開いた状態で示す正面図であり、図2は、一対の刃部の刃先を拡大して示す断面図である。
本実施形態の鋏1は、図1および図2に示すように、刃部2A,3Aと把持部2B,3Bとを有した一対の刃体2,3と、一対の刃体2,3を刃部2A,3Aと把持部2B,3Bとの間で回動可能に支持する支持部材4とから構成されている。刃部2A,3Aは、刃部2A,3Aを重ねて鋏1を閉じた状態で表面に出ている側を刃表2C,3Cとされ、互いに重なる側が刃裏2D,3Dとされている。この鋏1は、把持部2B,3Bを互いに接近する方向に操作することで、刃部2A,3Aが互いに重なり、刃部2A,3Aの間に配置された物を切断することができる。なお、本例の刃体2,3は、ステンレス鋼により形成されており、また、刃先角度は28゜〜30゜とされている。
この鋏1には、一方の刃部として、刃部2Aの刃裏2Dには、超硬質砥粒からなるコーティング層5が形成されている。このコーティング層5は、刃部2Aの刃先に沿って所定幅で刃部2Aの全長に亘って形成されており、その厚さはおよそ0.3μmとされるとともに、その幅はおよそ4mmとされている。なお、本例では、超硬質砥粒としてメッシュ2500番のダイヤモンド粒を用いるとともに、ニッケルメッキ槽を用いた無電解メッキ法により刃部2Aに電着されている。また、コーティング層5の厚さおよび幅は、上記のものに限定するものではなく、適宜設定することができる。
刃体2,3の把持部2B,3Bの先端部には、リング状の指孔2E,3Eが夫々形成されている。刃体3における把持部3Bの指孔3Eには、その内周面に接するとともに、所定厚さのゴムからなる弾性部材6が備えられている。この把持部3Bの指孔3Eには、指孔3Eの軸直角方向で且つ把持部2Bの方向に、指孔3Eの内周から外周に向かって孔7が形成されており、この孔7内には、弾性部材6の一部である当部8が孔7を貫通した状態で嵌入されている。この当部8の先端は、孔7から突出しており、把持部2Bにおける指孔2Eの外周と当接するようになっている。
この弾性部材6は、外形が指孔3Eの内形よりも若干大きく形成されており、指孔3Eに挿入するとともに、弾性部材6の当部8を把持部3Bの孔7に嵌入することで、その弾性力および当部8と孔7との係合により、指孔3Eに保持される。なお、把持部2Bにおける指孔2Eの先端には、指掛け9が形成されている。
支持部材4は、刃体2の表側から刃体2を貫通し刃体3とともに回転する軸部10と、軸部10先端の雄ねじ部に螺合するつまみ11とから構成され、刃体3とつまみ11との間には、図示しないバネ部材が挿入されており、このバネ部材により刃体3をつまみ11とは反対方向、すなわち、刃体2の方向へ付勢している。このつまみ11を操作することで、刃体2と刃体3との締め付け具合を調整することが可能となる。なお、つまみ11の外周には、細かいスプライン或いはローレット加工により滑り止めが設けられている。
なお、図示は省略するが、鋏1には、把持部2B,3Bを互いに離反する方向に付勢する付勢手段を脱着可能に備えても良い。これにより、容易に鋏1を開くことができるので、鋏1を使用する際に手にかかる負担を低減させることができる。
次に、本実施形態における鋏1の作用について説明する。本例の鋏1には、一対の刃体2,3の把持部2B,3Bには、夫々リング状の指孔2E,3Eが形成されている。この指孔2E,3Eに指を挿通するなどして、鋏1を操作する。ところで、指孔3Eには、その内側に弾性部材6が備えられており、指当たりの柔らかいものとなっている。なお、指が太い場合は、この弾性部材6を外すことで、指孔を大きくすることができる。
指孔2E,3Eに指を挿通した状態で、指孔2E,3Eすなわち、把持部2B,3Bを互いに接近する方向に移動させると、支持部材4を挟んで把持部2B,3Bの反対側に備えられた刃部2A,3Aが、支持部材4に近い側から順次重なり合う。この時、一対の刃部2A,3Aの間の物が切断される。この鋏1では、刃部2Aの刃裏2Dに形成されたコーティング層5により、その刃先が超硬質砥粒により細かい凹凸形状となっており、例えば、髪の毛を切断する場合、この凹凸に髪の毛が引っ掛かることで、髪の毛が刃先を滑ることを防止しながら切断される。
そして、物を切断する際に、一方の刃部2Aの刃裏2Dに形成されたコーティング層5と、他方の刃部3Aの刃裏3Dとが摺り合う。この時、刃裏2Dのコーティング層5は、ステンレス鋼からなる刃裏3Dの硬度よりも硬度の高い、ダイヤモンド粒を有した超硬質砥粒からなっており、この超硬質砥粒により刃裏3Dが研磨され、研がれることとなる。これにより、刃部3Aの刃先が切断により摩耗しても、刃部2Aのコーティング層5により直ちに研がれて鋭利な刃先となり切れ味が悪くなることがない。
ところで、鋏1の使用に伴って、コーティング層5により刃裏3Dが研がれることで、刃部3Aの刃裏3Dが擦り減っていくと、刃部2A,3Aの間に隙間が形成され、切断する際に切り難くなってきたら、支持部材4のつまみ11を操作して、刃体2,3を互いに接近する方向に締め付けることで、刃部2A,3Aの間の隙間をなくして、切断し易くする。なお、つまみ11で、刃体2,3の締め付け具合を調整することで、鋏1の操作を重くしたり、軽くしたりすることができる。
このように、本実施形態の鋏1によると、鋏1における一方の刃部2Aの刃裏2Dには、超硬質砥粒からなるコーティング層5が形成されており、一対の刃部2A,3Aを重ねることで、他方の刃部3Aの刃裏3Dをコーティング層5で研ぐことができる。つまり、鋏1を使って物を切るたびに研がれるので、鋏1を研ぎに出したりする必要がなく、鋏1の切れ味を長期間に亘って維持することができる。また、従来のように、鋏1を研ぎに出して、切れ味が微妙に落ちたり、使用感が変わったりすることを防止することができる。
また、本実施形態の鋏1によると、コーティング層5を形成した刃部2Aの刃先では、超硬質砥粒により細かい凹凸形状となっており、この凹凸により例えば髪の毛などが引っ掛かり易くなるので、髪の毛を切断する際に、刃先を髪の毛が滑ることがなく、確実に切断することができる。
因みに、本実施形態の鋏1を、新品の状態からおよそ4ヶ月間に亘って使用してみたところ、通常は、3ヶ月ほどで研ぎに出さなければならないほど切れ味が悪くなるのに対し、4ヶ月たっても切れ味が悪くなることがなかった。それどころか、使用開始当初の新品時よりも切れ味が良くなることが知見された。これは、主にコーティング層5の厚さが不均一であることが原因であり、コーティング層5を形成した刃裏2Dと、形成していない刃裏3Dとの合せにおいて所々隙間が生じ、これにより切れ味が悪くなっていたが、鋏1の使用回数を重ねることで、コーティング層5が形成されていない刃裏3Dが、コーティング層5の形状に合った形状に研磨され、互いの合わせ具合(まねき)が良くなり、切れ味が向上したからである。つまり、コーティング層5を均一に形成しなくても、切れ味が良くなるので、コストをかけて均一なコーティング層5を形成する必要がなく、コーティング層5を形成するコストを低く抑えることができる。
また、本実施形態の鋏1によると、支持部材4につまみ11を備えており、このつまみ11を操作することで、刃体2,3の締め付け具合を調整することが可能となる。これにより、鋏1の使用に伴って、コーティング層5により研がれることで他方の刃部3Aが擦り減って、刃部2A,3Aの間に隙間が空いても、その隙間を調整することができる。また、支持部材11の締め付け具合によって、鋏1の操作を重くしたり、軽くしたりすることができるので、つまみ11を操作して鋏1を好みの操作感に変えることができる。
さらに、本実施形態の鋏1によると、把持部2B,3Bには指を挿通する指孔2E,3Eが形成されているとともに、その指孔3Eの内周面接するように所定厚さの弾性部材6が備えられており、これにより、弾性部材6を介して鋏1を操作することができるので、指当たりを柔らかいものとすることができる。なお、弾性部材6は、脱着可能に備えられており、指が大きい場合、弾性部材6を外すことで対応することができる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
すなわち、本実施形態における鋏1では、刃体2における刃部2Aの刃裏2Dに超硬質砥粒からなるコーティング層5を形成したものを示したが、これに限定するものではなく、刃体2に代えて、刃体3における刃部3Aの刃裏3Dに形成してもよい。これによっても、上記と同様の効果を奏することができる。
また、本実施形態における鋏1では、コーティング層5の超硬質砥粒として、ダイヤモンド粒を用いたものを示したがこれに限定するものではなく、CBNなどの刃体を構成する素材(ステンレス鋼)よりも硬度の高い砥粒を用いることもできる。なお、本例のようにダイヤモンド粒を用いることで、コーティング層5自体の摩耗を最小限にすることができるので、鋏1の耐久性をより向上させることができる。
本発明の一実施形態である鋏の刃部を開いた状態で示す正面図である。 一対の刃部の刃先を拡大して示す断面図である。
符号の説明
1 鋏
2,3 刃体
2A,3A 刃部
2B,3B 把持部
2D,3D 刃裏
2E,3E 指孔
4 支持部材
5 コーティング層
6 弾性部材
11 つまみ

Claims (3)

  1. 刃部と把持部とを有した一対の刃体と、
    一対の該刃体を前記刃部と前記把持部との間で回動可能に支持する支持部材と、
    何れか一方の前記刃部の刃裏に形成した超硬質砥粒からなるコーティング層とを具備し、
    一対の前記刃部を重ねることで、一方の前記刃部の刃裏に形成した前記コーティング層により、他方の前記刃部の刃裏を研ぐことを特徴とする鋏。
  2. 前記支持部材は、一対の前記刃体を互いに締め付けるとともに、締め付け具合を調整するつまみを備えていることを特徴とする請求項1に記載の鋏。
  3. 前記刃体の前記把持部には、指を挿通する指孔が形成されており、
    該指孔には、
    前記指孔の内周面に接し、且つ、全周に亘って所定厚さに形成されるとともに、前記指孔をその軸直角方向に貫通し、先端が他方の把持部に当接可能な形態の弾性部材が備えられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鋏。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007082897A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Tokyo Institute Of Technology 切断用はさみ
DE102013103915A1 (de) 2012-05-18 2013-11-21 Plus Corp. Schere
KR101487001B1 (ko) * 2012-07-09 2015-01-29 변길수 연마기능을 구비한 절단장치

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