JP2021522010A - シェービングユニット及びシェービング機器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、シェービング機器10及びシェービングユニット24に関し、該シェービングユニット24は、切断端64、164を備えた複数のカッタ刃62、162を有する回転カッタ30、130であって、動きの方向36、136に回転軸26、126のまわりに回転するよう構成された回転カッタと、カッタ刃62、162と協働するため回転軸26、126を囲む環状のシェービングトラック44、144を有するガードキャップ28、128であって、シェービングトラック44、144は、動きの方向36、136で見て、前端48、148及び後端50、150を持つ毛入口スロット46、146を備えた、ガードキャップと、を有し、毛入口スロット46、146の前端48、148は、毛入口スロット46、146の長い側面の延在部に沿った切断部70、170において、回転軸26、126に対して径方向96、196に対し傾斜しており、径方向96、196に対して毛入口スロット46、146の前端48、148の傾斜角として定義されるスロット角αは、35°乃至60°の範囲内であり、径方向96、196に対するカッタ刃62、162の切断端64、164のスロット角αと傾斜角βとの差として定義される剪断角δは、+20°乃至−20°の範囲内であり、剪断角δは、前端48、148と切断端64、164とが協働する実際の点において定義される。

Description

本発明は、シェービングユニット、及び斯かるシェービングユニットを備えたシェービング機器に関する。より一般的には、本発明は、パーソナルケア機器、グルーミング機器、及び毛切断機器の分野に関する。主要な実施例において、本発明は、回転カッタ及びガードキャップを含む少なくとも1つのシェービングユニットを備え、回転カッタがガードキャップに対して回転されるように構成されたシェービング機器に関する。
ガードキャップは回転カッタを覆う。ガードキャップには、例えば、シェービングトラックとも呼ばれる円形経路に沿って、幾つかのスロットが設けられている。
スロットは、毛入口スロットと呼ばれても良い。ガードキャップは、例えば、薄いシートメタル材料から作られる。毛入口スロットには、回転カッタの対応する切断端と協働するように配置された切断端が設けられている。
幾つかの実施例では、それぞれのシェービング機器は、2つ、3つ、又はそれ以上のシェービングユニットを装備することができる。更に、輪郭追従特徴を提供するために、シェービングユニットは、シェービングユニット全体がユーザの皮膚と密接に位置合わせされ、ユーザの皮膚に接触することができるように、幾らか枢動可能又は回避的に取り付けられても良い。
国際公開第WO2013/104965号A1は、複数のカッタ刃を有する回転カッタを含むシェービングユニットを開示しており、各カッタ刃は、移動方向に軸の周りに回転するように配置されており、回転カッタは、カッタ刃と協働するように軸の周りに同心に配置された環状シェービングトラックを有するキャップであり、シェービングトラックには、移動方向に見て、前端及び後端を有する毛入口開口部又はスロットが設けられている。
毛入口開口部の前端部及びカッタ刃の切断端部は、それぞれ、或る角度を相互に挟んで2つの関連する脚部を相互に連結する中央ベース部を含むV字型部分を持ち、移動方向において、前端のV字型部分の各中央ベース部は、その関連する脚部の前方に配置され、それにより、前端のV字型部分は移動方向を指し、移動方向において、切断端のV字型部分の各中央ベース部は、その関連する脚部の後方に配置され、それにより、切断端のV字型部分は、移動方向とは反対の方向を指す。
換言すれば、毛入口開口部及びカッタ刃は、幾分対向するブーメラン形状を有する。このようにして、毛入口開口部に入った毛を、キャップの毛入口開口部の切断端とカッタ刃との間で切断されるために、対向するV字型形状の先端に向かって徐々に押し込むことができる。それ故、毛切断は、主としてV字型要素の中央先端の近傍で行われる。
米国特許US3,889,372号は、シェーバ本体に固定された外刃と、外刃に対して回転可能な内刃とを有するシェービングユニットを開示している。外刃は、各々が内刃の回転軸に対して半径方向に主な延在部を有する切断端を有する複数の毛入口スリットを有する。内刃は、それぞれ半径方向に主な延長方向を持つ複数の切断端を有する。内刃と外刃の毛入口スリットは、スリットの切断端と内刃の切断端で囲まれた剪断角が切断端上の任意の位置で一定となるように配置されている。剪断角は10°乃至30°の範囲内である。第1の実施例では、内側刃の切断端は直線状であり、各々が半径方向に延びているが、スリットの切断端は湾曲している。第2の実施例では、スリットの切断端は直線状であり、それぞれ半径方向に延びているが、内刃の切断端は湾曲している。
シェービングユニットの一般的な設計目標は、シェービング性能を改善し、皮膚の刺激、発赤、皮膚ドーム又は膨らみなどの皮膚損傷を低減することである。更に、除毛能力は、シェービングユニットの設計及び性能における重要な問題である。
それ故、本発明の目的は、上述の問題の少なくとも幾つかに対処するシェービングユニットの設計の改善を提供することである。より詳細には、皮膚に優しく、堅固であり、また十分な切断性能を提供するシェービングユニットを提供することが望ましい。
また、更に改善された切削平滑性に到達することが望ましい。
また、幅の大部分が切断動作にも使用されるように配置された一定の動作幅(即ち環状経路の有効切断幅)を持つシェービングユニットを提示することが望ましい。
それ故、基本的に、関連する切断端部の(半径方向の)延在部全体に沿って毛を切断する能力を提供することによって、毛切断前の毛操作が低減されるように配置されたシェービングユニットを提供することも望ましい。
また、長寿命で且つ耐摩耗性があり、使用寿命にわたって一定の切れ味及び精度を維持したシェービングユニットを提示することが望ましい。
本発明の第1の態様によれば、シェービングユニットであって、
切断端を備えた複数のカッタ刃を有する回転カッタであって、動きの方向に回転軸のまわりに回転するよう構成された回転カッタと、
前記カッタ刃と協働するため前記回転軸を囲む円形のシェービングトラックを有するガードキャップであって、前記シェービングトラックは、前記動きの方向で見て、前端及び後端を持つ毛入口スロットを備えた、ガードキャップと、
を有し、前記毛入口スロットの前端は、前記毛入口スロットの長い側面の延在部に沿った切断部において、前記回転軸に対して径方向に対し傾斜しており、前記径方向に対して前記毛入口スロットの前端の傾斜角として定義されるスロット角αは、35°乃至60°の範囲内であり、
前記径方向に対する前記カッタ刃の切断端のスロット角と傾斜角βとの差として定義される剪断角δは、+20°乃至−20°の範囲内であり、
前記剪断角は、前記前端と前記切断端とが協働する実際の点において定義される、シェービングユニットが提示される。
上記の態様は、毛入口スロットのスロット角αをかなり大きな値に設定することは、毛が限定された切断ゾーンに向かって単に押し出される可能性が低減されるので、毛切断に正の効果を有するという洞察に基づく。特定の実施例では、限定的な意味で理解されるべきではないが、同様の切断角度を有するカッタ刃を提供することもまた、それに寄与し得る。特定の実施例では、限定的な意味で理解されるものではないが、カッタ刃の切断角度(本明細書では傾斜角βという)(即ち、カッタ刃の切断端と半径方向との間の角度)は、基本的には、ガードキャップのスロット角α(即ち、ガードキャップにおけるスロットの切断端と半径方向との間の角度)に類似している。
この関係は、比較的小さい剪断角δによって表される。
ここで用いられる正の剪断角δは、半径方向に対するカッタ刃の切断端の傾斜角βがスロット角αよりも大きいことを意味する。負の剪断角δは、傾斜角βがスロット角αより小さいことを意味する。
換言すれば、上記態様によれば、回転カッタ及びガードキャップは、二つの部品の切断端部の基本的に全長(半径方向の延在部分)が毛切断プロセスにおいて能動部分をとるように設計することができる。
更なる利点は、使用者の快適さの全体的な改善に寄与する毛操作が少ないことである。
このことは、ユーザの快適性の全体的な改善に寄与する。切断端の半径方向の延在部分のより大きな部分が切断動作に関与するので、カッタとガードキャップの両方の切断端の全体的な摩耗及びグラデーションが低減され得る。全体として、動作寿命を延ばすことができる。
更に、毛入口スロットの関連する端部と半径方向との間の比較的大きな傾斜角αのために、皮膚のドーミング、皮膚の隆起、及び皮膚刺激の可能性を増大させる同様の有害事象が低減され得るか、又は回避さえされ得る。厳密な半径方向の向きとは対照的に、毛入口スロットの全体的な向きが幾らか傾斜していることにより、不快感を引き起こすスロット内の皮膚の切断及びクランプが回避されることが観察されている。
更に、毛入口スロットの傾斜した向きは、互いに近接して配置された膨大な数の放射状スロットによって引き起こされる、平行ドーミングと呼ばれ得るものを回避する。
更なる利点は、少なくとも幾つかの実施例によれば、より薄い切断刃を使用することができることである。それ故、シェービングの滑らかさを向上させることができる。
シェービングユニットの実施例によれば、スロット角αは、35°乃至45°の範囲である。
一般的に、傾斜角が大きいほど、皮膚への優しさが増すことが観察されている。もちろん、実際には、傾斜角度を大きくしすぎることに対する悪影響となり得る他の影響要因が存在し得ることに留意されたい。いずれにせよ、幾つかの実施例では、60°を超える傾斜角度(スロット角)でさえも、ユーザの快適性に関して、かなり小さい傾斜角度を有する代替実施例よりも優れた、とり得る選択肢であることが観察されている。
皮膚への優しさは、皮膚の灼熱感、発赤などの可能性や重症度に基づいて評価されることがある。ここで用いられるスロット角α及び傾斜角βは鋭角であり、それぞれの端部と半径方向との間に形成されるそれらの対応する鈍角ではない。
別の実施例によれば、剪断角δは、+15°乃至−15°の範囲、好ましくは+10°乃至−10°の範囲である。
剪断角δを比較的小さく保つことは、カッタとガードキャップとの間の協働により、毛が、ある量の毛操作を伴うかなり限定された切断ゾーンに徐々に押し込まれるのではなく、直接加工/切断されるので、改善された性能をもたらす。このことは、正及び負の(小さい)剪断角δの両方についても成り立つ。半径方向に対するカッタ刃の切断端の傾斜は、半径方向に対する毛入口スロットの前端の傾斜と同様である。毛入口スロットの前端は、切断端と呼ばれ得る。
ここで用いられる半径方向は、シェービングユニットの中心/主軸と、径方向の線と関連する端部/幾何との間の交点との間に定義される。更に、2つの要素/2つの切断端が関与する場合、半径方向は、シェービングユニットの中心と、回転カッタにおけるエッジとガードキャップとの間の交点との間に定義される。
別の実施例によれば、半径方向に対するカッタ刃の切断端の傾斜角βは40°よりも大きい。従って、カッタの切断端も半径方向に対して一定の傾斜を有するが、しかしながら、多くの場合、カッタの切断端と毛入口スロットの前端との間には比較的小さな角度オフセットが存在する。カッタの切断端及び毛入口スロットの前端は、一般に平行ではないが、特定の実施例では平行であっても良い。傾斜角βは、スロット角αと剪断角δで構成される。
別の実施例によれば、毛入口スロットは、基本的に真っ直ぐな主な延在部を有する。
このことは、特定の実施例では、毛入口スロットのわずかに湾曲した形状も含んでも良い。毛入口スロット及びそれぞれのエッジの湾曲した形状が存在する場合、上記の角度範囲及び値は、平均勾配及び/又はそれぞれの接線に基づいて決定され得る。
別の実施例によれば、カッタ刃は、基本的に真っ直ぐな主延在部を有する。
このことは、特定の実施例では、毛入口スロットのわずかに湾曲した形状も含んでも良い。カッタ刃及びそれぞれの切断端の湾曲した形状が存在する場合、上記の角度範囲及び値は、平均勾配及び/又は仮想接線に基づいて決定され得る。
別の実施例によれば、毛入口スロットの前端は、回転軸に対して半径方向に湾曲している。ここで用いられる湾曲という用語は、毛入口スロットのわずかに湾曲した形状に関連し得る。
別の実施例によれば、毛入口スロットの前端は、回転軸に対して半径方向に湾曲しており、毛入口スロット及びカッタ刃は、好ましくは、同じ曲率方向(頂点又は先端は、同じ方向を指す)を持つ。
ここで用いられる湾曲という用語は、カッタの毛入口スロット及び/又はカッタ刃のわずかに湾曲した形状に関連し得る。
別の実施例によれば、毛入口スロットは、V字型の主延在部を有する。別の実施例によれば、V字型の毛入口スロットの先端は、移動方向に見て前方に向いている。
換言すれば、毛入口スロットはブーメラン形状であってもよく、その2つの脚の間の先端は移動/回転方向を向いている。従って、V字型の2本の脚は、毛入口スロットの後端に向かって、即ち、動く方向とは逆に開いている。
別の実施例によれば、カッタ刃は、V字型の主延在部を有する。別の実施例によれば、V字型状のカッタ刃の先端は、移動方向に見て前向きである。
それ故、カッタ刃もブーメラン形状とすることができる。しかしながら、国際公開WO2013/104965号A1号に開示されている構成とは対照的に、カッタ刃によって画定されるV字型は、毛入口スロットによって画定されるV字型とは反対の方向を向いていない。つまり、V字状のカッタ刃の2本の脚とそれぞれの切断端の間の先端が、移動方向に前方を向いている。換言すれば、V字型の2つの脚部は後方に開いている。
本明細において、毛入口スロット及び/又はカッタ刃のためのV字型の形態を含む実施例において、2つの対向する脚部の間の移行部(先端領域)は、スロット角α及び/又は剪断角δ、並びに結果として生じる傾斜角βを規定するために使用されないことに留意されたい。
それ故、カッタ及び毛入口スロットは、V字型のそれぞれの先端に近い減少する切断ゾーンに毛を付勢するために、互いに対向しない。逆に、過度に操作されることなく毛が切断される可能性が高い。
シェービングユニットの別の実施例によれば、毛入口スロット及びカッタ刃には、2つの切断部分が存在し、そのうちの1つは、それぞれ第1の脚部として定義され、V字型毛入口スロット及びV字型カッタ刃であり、他の1つは、それぞれ第2の脚部として定義され、V字型毛入口スロット及びV字型カッタ刃である。
それ故、1つだけでなく2つの切断部分が存在し、その各々は、本発明の少なくとも幾つかの態様に従って画定され、成形され得る。
別の実施例によれば、第1の脚部及び第2の脚部は、半径方向に対して反対の傾斜角度を有する。
毛入口スロット及びカッタ刃のそれぞれの傾斜角度(瞬間の半径方向に対する)は、同じであってもよく、又は両方の脚部で異なっていても良い。
別の実施例によれば、V字型カッタ刃の第1の脚部及び第2の脚部の切断端部によって包囲される角度εは、V字型の毛入口スロットの第1の脚部及び第2の脚部の前端部によって包囲される角度γよりも小さい。
換言すれば、本実施例によれば、カッタ刃の切断端を特徴付けるV字型状は、毛入口スロットを特徴付けるV字型状よりも尖っている。換言すれば、カッタ刃のV字型の切断端は、毛入口スロットのV字型の前端よりも尖っていない。一般的に、V字型は円周方向に整列している。
その結果、その前端とカッタ刃の切断端との間で切断されるために毛入口スロットに入った毛は、必然的に先端に押し出されない。
別の実施例によれば、本明細書に記載の少なくとも1つの実施例による2つ以上のシェービングユニットを含み、シェービングユニットを支持する支持部材を更に含むシェービングヘッドが提示される。
特定の実施例では、提供される3つのシェービングユニットが、シェービング機器の三角形シェービングヘッドを形成することができる。他の実施例では、基本的に互いに隣接して配置された2つのシェービングユニットが提供される。シェービングユニットのそれぞれの回転軸は、特定の実施例において、平行であっても良い。しかしながら、代替の実施例では、シェービングユニットの回転軸は、シェービング機器の輪郭適合及び輪郭追従能力を改善するために、互いに対してわずかに傾斜している。一般的に、シェービング機器は、グルーミング機器として呼ばれ構成されても良い。
本発明の別の態様では、筐体と、本明細書に記載の少なくとも1つの実施例によるシェービングヘッドと、シェービングヘッドのシェービングユニットの回転カッタの回転を引き起こす駆動ユニットと、を有するシェービング機器が提示される。
一般的に、シェービング装置は、ハンドル部と、シェービングユニットが配置されている切断ヘッドとを有する筐体を有する。
シェービングユニットは、カッタ刃及びガード刃によって形成される少なくとも1つのシェービングユニットを有する。カッタ刃は、回転カッタと呼ばれ得る。ガード刃は、ガードと呼ばれ得る。
特定の実施例では、シェービング機器は、互いに基本的に平行であるか、又は少なくともわずかに傾斜している2つのそれぞれのシェービングユニットを有する。代替の実施例では、シェービング機器は、基本的に互いに平行であるか、又は少なくともわずかに傾斜しており、機器の切断ヘッドに三角形に配置された3つのそれぞれのシェービングユニットを有する。
既に上述したように、シェービングユニットは、シェービングユニットに一定の皮膚輪郭追従能力を提供するために、幾らか枢動可能な態様で配置されても良い。
一般的に、シェービング機器は、回転シェービングユニットを有する回転シェービング機器として配置することができる。これには、機器を操作するときに、回転カッタとガードキャップの間の相対的な回転が含まれる。
シェービング装置は、一般的に、少なくとも1つのシェービングユニットを駆動するために1つ以上のモータを備えている。また、シェービング装置には、電源用のバッテリを設けても良い。代替として、シェービング機器は、電源及び/又はバッテリ再充電のための電源ケーブルを有することができる。
本発明のこれら及び他の態様は、以下に記載される実施例から明らかになり、それを参照して説明される。
シェービング機器として構成された毛切断機器の実施例の斜視図を示す。 切断ユニットのシェービングヘッドが脱着された、図1に示された機器の部分的な図を示す。 シェービングユニットが脱着された状態で示された回転カッタ及びガードキャップを有する、図1及び図2に示された機器のシェービングユニットを示す。 本発明によるシェービングユニットの実施例の分解斜視上面図を示す。 図4に示されたガードキャップの上面図を示す。 図4に示された回転カッタの上面図を示す。 回転カッタが破線により示された、図4に示されたシェービングユニットの上面図を示す。 切断ゾーンを示す、図8の構成の部分的な拡大図である。 本発明による他の実施例によるシェービングユニットのガードキャップの半分の上面図である。 図9のガードキャップと協働するよう構成された回転カッタの半分の上面図である。 切断ゾーンを示す、図9のガードキャップ及び図10の回転カッタのアセンブリの部分的な拡大図を示す。
図1は、シェービング機器として構成された毛切断機器10を斜視上面図で示す。機器10は、長細の筐体12と、筐体12の上端に配置された切断ユニット14、20とを有する。
筐体12内には、駆動ユニット16が収容されている(ここではあまり詳細には図示していない)。駆動ユニット16は、切断ユニット14,20を動作させて作動させるように配置されている。筐体12には、操作者の制御装置、バッテリ、電気ケーブル用ソケット等の、機器10の更なる構成要素が設けられても良い。
切断ユニット14、20は、切断ユニット14、20の支持構造14上に取り外し可能に設けられたシェービングヘッド20を含む。図2において、シェービングヘッド20は、筐体12に取り付けられている支持構造14から離れて前進される。シェービングヘッド20は、少なくとも2つのシェービングユニット24と、シェービングユニット24を支持する支持部材22と、を有する。
図1及び図2に示す機器10の実施例によれば、シェービングユニット20は、幾分三角形に配置された3つのシェービングユニット24を有する。
図3は、シェービングユニット24の斜視分解図である。図3は、シェービングユニット24がそれぞれガードキャップ28及び回転カッタ30を備えていることを示している。
機器10が毛シェービング手順のために操作されると、回転カッタ30は、ガードキャップ28に対して回転軸26を中心に回転する。
図1に示すように、シェービングユニット24は、互いに対して幾分傾斜していても良い。更に、シェービングユニット24は、回転軸26に平行でない軸、好ましくはそれに垂直な軸を中心に少なくともわずかに枢動可能であっても良い。これにより、シェービングヘッド20の所定の輪郭追従能力が得られる。
図2では、駆動部16の各ドライバ32が示されており、ここで、各ドライバ32は、シェービングユニット24の回転カッタ30に設けられた各駆動凹部34に係合するように配置されている。
(静止及び非回転)ガードキャップ28に対する各シェービングユニット24の回転カッタ30の回転方向は、図3において符号36で示されている湾曲した矢印によって示されている。
図3に示すようにガードキャップ28内には、環状シェービングトラック44が形成される。装着状態では、回転カッタ30に形成されたカッタ刃が、環状シェービングトラック44の領域でガードキャップ28の内部に接触する。ガードキャップ28と回転カッタ30との間の相対的な回転により、シェービングユニット24の2つの主要構成要素の関係する切断端部の間で毛を切断することができる。
更に、本発明の少なくとも幾つかの態様によるシェービングユニット24を形成するガードキャップ28及び回転カッタ30の拡大図を提供する、図4の斜視分解平面図を参照する。
更に、ガードキャップ28及び回転カッタ30の上面図を示す図5及び図6、及びガードキャップ28及び回転カッタ30の組立状態を示す図7を参照する。
図8を更に参照すると、毛入口スロット46及びカッタ刃62の幾何及び形状を説明するために、シェービングユニット24の拡大部分上面図が示されている。
図4において、回転軸26及び回転方向36はそれぞれの番号で示されている。ガードキャップ28において、環状シェービングトラック44がその後側に形成される(図4のガードキャップ28の前面によって覆われる)。環状シェービングトラック44では、一連の毛入口スロット46が形成され、回転軸26を中心として円周方向に分布される。
毛入口スロット46はそれぞれ、ガードキャップ28に対する回転カッタ30の移動方向で見て、前端48と後端50とを備えている。毛入口スロット46の前端48は、ガードキャップ28の切断端とも呼ばれる。
毛入口スロット46は、一定又は非一定の間隔角度(角度オフセット)だけ、ガードキャップ28の中心の周りに互いから間隔を隔てて配置される。
図4に示す回転カッタ30は、ベースプレート60と、そこから延在及び/又は突出する複数のカッタ刃62とを有する。カッタ刃62は円形に配置されている。カッタ刃62は、花輪状又は冠状の配列を形成する。
環状シェービングトラック44に対向するカッタ刃62のそれぞれの上端には、それぞれの切断端64が形成されており、この切断端は、ガードキャップ28における毛入口スロット46の前端48と協働する。
回転カッタ30は、ベースプレート60に形成された駆動輪郭66を更に有する。駆動輪郭66を介して、回転カッタ30をガードキャップ28に対して駆動部(回転方向を示す矢印36参照)により作動及び回転させることができる。
図5から分かるように、図4乃至図8に示す実施例の毛入口スロット46は、基本的にV字型又はブーメラン形である。
図5は、V字型の毛入口スロット46が、それぞれ成形された前端48も含むことを示している。前端48は、前先端とも呼ばれる先端76と、第1の脚部78及び第2の脚部80とを有する。先端部76は、回転カッタ30の回転方向を向いている。図5に示す実施例では、毛入口スロット46の後端50もV字型である。
全体として、V字型の毛入口スロット46は、その長さ方向の延在部に関して、基本的に円周方向に垂直であり、基本的に半径方向に整列するように配置される。前端48についても同様である。
図6から最もよく分かるように、回転カッタ30のカッタ刃62にも、V字状又はブーメラン形状の形態が設けられている。切断端64は、先端86と、2つの隣接する脚部88、90とを備えている。先端86は、第1の脚部88と第2の脚部90との間に配置されている。全体として、V字状切断端64は、その長手方向延在部に関して、円周方向に垂直になるように配置され、基本的に半径方向に整列される。
図5では、前端48の2つの脚部78、80の間の角度をγ(ガンマ)で示す。更に、図6に見られるように、切断端64の2つの脚部88、90の間の角度はε(イプシロン)で示される。
本発明の少なくとも幾つかの実施例によれば、前端48の2つの脚部78、80間の角度γは、切断端64の2つの脚部88、90間の角度εよりも大きい。また、前端48と切断端64との両方が同一方向(かつ回転方向36と同一方向)を向いている。
毛入口スロット46及びカッタ刃62の設計は、毛が前端48の先端に向かって(主に)押し付けられず、前端48の(半径方向の)延在部全体に沿って基本的に処理/切断されるという効果を有する。それ故、先端76において多数の毛フィラメントがつまるリスクが著しく低減される。
図7は、回転カッタ30とガードキャップ28との組み立て状態を示しており、ここで、カッタ刃62は、毛の入口スロット46と協働するように環状シェービングトラック44内に配置されている。図7において、回転カッタ30は破線で示され、ガードキャップ28によって覆われている。
図8は、本発明の少なくとも幾つかの実施例による、回転カッタ30及びガードキャップ28の設計の更なる態様を示す。図8において、ガードキャップ28及び回転カッタ30の部分上面図が設けられており、ここで回転カッタ30は、環状シェービングトラック44(図7参照)に対向するカッタ刃62の上面の簡略図で表されており、カッタ刃62の隠れている線は破線で示されている。
図8において、(中心の)回転軸26から逸脱する半径方向は、96によって示されている。定義の目的のために、半径方向を規定する線96は、前端48と切断端64との間の(一時的である)交差点と交差する。
参照番号70は、毛入口スロット46の前端48の長辺延在部に沿った切断部分を示す。切断部分70は、毛入口スロット46とカッタ刃62とが互いに接触し、それらの間で毛を切断するように協働する領域である。
前端48は、少なくとも1つの脚部又はその一部が、半径方向96に対して角度α(α)で配置されている。切断端64は、少なくとも1つの脚部又はその一部が、半径方向96に対して角度β(ベータ)をなして配置されている。角度αは、スロット角とも呼ばれ得る。角度βは、切断端64の傾斜角度とも呼ばれ得る。
図8から明らかなように、角度βは角度αよりも大きい。角度αとβの角度差は、剪断角とも呼ばれる角度δ(デルタ)で表される。更に上述したように、スロット角αは、35°乃至60°(度)の範囲にある。好ましくは、スロット角αは、35°乃至45°の範囲である。
好ましくは、傾斜角βは、剪断角δが+/−20°未満となるように選択される。
幾つかの実施例では、剪断角δは+/−10°未満である。幾つかの実施例では、剪断角δは+/−5°未満である。
特定の実施例において、前端48の2つの脚部78、80間の角度γは、120°よりも小さい。代替実施例では、前端48の2つの脚部78、80間の角度γは105°より小さい。代替の実施例では、前端48の2つの脚部78、80間の角度γは、90°よりも小さい。
特定の実施例では、切断端64の2つの脚部88、90間の角度εは、最大60°であるが、角度γよりも0°を超えて小さい。特定の実施例では、切断端64の2つの脚部88、90間の角度εは、最大30°であるが、角度γよりも0°を超えて小さい。
特定の実施例では、切断端64の2つの脚部88、90間の角度εは、最大20°であるが、角度γよりも0°を超えて小さい。特定の実施例では、切断端64の2つの脚部88、90間の角度εは、最大10°であるが、角度γよりも0°を超えて小さい。
図9、図10及び図11を参照して、本発明による代替実施例を説明する。図9は、ガードキャップ128の上半分の図である。図10は、回転カッタ130の対応する上半図表示である。
ガードキャップ128には、一連の円周方向に配置された毛の入口スロット146を有する環状シェービングトラック144が設けられている。毛入口スロット146は、前端148と、反対側の後端150とを備えている。回転カッタ130の移動方向(図10の曲がった矢印136を参照)において、前端148は後端150の前方(下流)にある。
毛入口スロット146は、図4、2、8に記載されているような実施例のV字型又はブーメラン形の毛入口スロット46とは対照的に、基本的に線形の形状を含む。しかしながら、毛入口スロット146の主延長方向及び/又は前端148の主延長は、それぞれの半径方向に対して幾らか傾斜している(これについては、図11に関連して以下で更に説明する)。
図10に示す回転カッタ130では、切断端164を設けた円形の一連のカッタ刃162が形成されている。また、カッタ刃162及び/又はそれらの切断端164は、基本的に直線状であるが、それぞれの半径方向に対して少なくともわずかに傾斜している。
言うまでもなく、本明細書で論じるV字型及び/又は湾曲した実施例、並びに毛入口スロット46、146及び切断端64、164の基本的に直線状の実施例に加えて、ハイブリッドの実施例、即ち、わずかに湾曲した毛入口スロット及び切断端も考えられる。しかしながら、斯かる幾何学形状の頂点(先端)は、回転の方向を指すことが好ましい。
従って、毛入口スロットの前端は凹形状とすることができ、回転カッタの切断端は凸形状とすることができる。
図11は、図9のガードキャップ128と、図10の回転カッタ130とを有するシェービングユニット124の拡大部分上面図を示す。毛入口スロット146における前端部148は、半径方向に対して傾斜していることが明確に分かる(シェービングユニット124の中心において軸126から離脱する半径方向線196を参照)。
参照番号170は、毛入口スロット146の前端148の長辺延在部に沿った切断部分を示す。切断部分170は、毛入口スロット146とカッタ刃162とが互いに接触し、それらの間で毛を切断するように協働する領域である。
前端148は、半径方向196に対して角度α(α)で配置されている。カッタ刃162の切断端164は、半径方向196に対して角度β(ベータ)をなして配置されている。角度αは、スロット角とも呼ばれる。角度βは、切断端164の傾斜角度とも呼ばれ得る。
図10から、角度βが角度αよりも大きいことが明らかである。角度αとβの角度差は、剪断角とも呼ばれる角度δ(デルタ)で表される。
スロット角α、傾斜角β、剪断角δの範囲と値については、図8との関連で、すでに更に上述した。これらの範囲及び値は、図9乃至図11に示す実施例にも適用することができる。
全体として、切断端164は、前端148よりも半径方向196に対して傾斜(急峻)している。
また、図11により詳細に示される配置は、毛が現在の位置で切断される可能性がより高いという効果を有する。対照的に、切断動作の前に毛が毛入口スロット46の先端に向かって押されることは、あり得なくはないにしても、起こりにくい。
図11、図8ともに正の剪断角δが示されているため、傾斜角βはスロット角αより大きくなる。しかしながら、特定の実施例では、負の剪断角δが両方の構成に存在してもよく、その結果、傾斜角βはスロット角αよりも小さくなる。更に、特定の実施例において、剪断角は基本的にゼロとすることができ、このことは、傾斜角β及びスロット角αが同じ値を有する結果となる。
本発明は図面及び以上の記述において説明され記載されたが、斯かる説明及び記載は説明するもの又は例示的なものとみなされるべきであり、本発明は開示された実施例に限定されるものではない。図面、説明及び添付される請求項を読むことにより、請求される本発明を実施化する当業者によって、開示された実施例に対する他の変形が理解され実行され得る。
請求項において、「有する(comprising)」なる語は他の要素又はステップを除外するものではなく、「1つの(a又はan)」なる不定冠詞は複数を除外するものではない。単一のプロセッサ又はその他のユニットが、請求項に列記された幾つかのアイテムの機能を実行しても良い。特定の手段が相互に異なる従属請求項に列挙されているという単なる事実は、これら手段の組み合わせが有利に利用されることができないことを示すものではない。
請求項におけるいずれの参照記号も、請求の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (15)

  1. シェービングユニットであって、
    切断端を備えた複数のカッタ刃を有する回転カッタであって、動きの方向に回転軸のまわりに回転するよう構成された回転カッタと、
    前記カッタ刃と協働するため前記回転軸を囲む環状のシェービングトラックを有するガードキャップであって、前記シェービングトラックは、前記動きの方向で見て、前端及び後端を持つ毛入口スロットを備えた、ガードキャップと、
    を有し、前記毛入口スロットの前端は、前記毛入口スロットの長い側面の延在部に沿った切断部において、前記回転軸に対して径方向に対し傾斜しており、スロット角は、前記径方向に対して前記毛入口スロットの前端の傾斜角として定義され、
    前記径方向に対する前記カッタ刃の切断端のスロット角と傾斜角との差として定義される剪断角は、+20°乃至−20°の範囲内であり、
    前記剪断角は、前記前端と前記切断端とが協働する実際の点において定義される、シェービングユニットにおいて、
    前記スロット角が、35°乃至60°の範囲内であることを特徴とする、シェービングユニット。
  2. 前記スロット角が、35°乃至45°の範囲内である、請求項1に記載のシェービングユニット。
  3. 前記剪断角は、+15°乃至−15°の範囲内であり、好適には+10°乃至−10°の範囲内である、請求項1又は2に記載のシェービングユニット。
  4. 前記径方向に対する前記切断刃の切断端の傾斜角は、40°よりも大きい、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のシェービングユニット。
  5. 前記毛入口スロットは、基本的に直線状の主な延在部を持つ、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のシェービングユニット。
  6. 前記カッタ刃は、基本的に直線状の主な延在部を持つ、請求項5に記載のシェービングユニット。
  7. 前記毛入口スロットの前端は、前記回転軸に対して前記径方向に湾曲している、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のシェービングユニット。
  8. 前記カッタ刃の切断端は、前記回転軸に対して前記径方向に湾曲し、前記毛入口スロットと前記カッタ刃とは、好適には同じ曲率方向を持つ、請求項7に記載のシェービングユニット。
  9. 前記毛入口スロットは、V字型の主な延在部を持ち、好適には前記V字型の毛入口スロットの先端は、移動方向に見て前方を向いている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のシェービングユニット。
  10. 前記カッタ刃は、V字型の主な延在部を持ち、好適には前記V字型のカッタ刃の先端は、移動方向に見て前方を向いている、請求項9に記載のシェービングユニット。
  11. 前記毛入口スロット及び前記カッタ刃において、2つの切断部が存在し、前記切断部の一方は、それぞれ前記V字型の毛入口スロット及び前記V字型のカッタ刃の第1の脚部として定義され、他方は、それぞれ前記V字型の毛入口スロット及び前記V字型のカッタ刃の第2の脚部として定義される、請求項10に記載のシェービングユニット。
  12. 前記第1及び第2の脚部は、前記径方向に対して対向する傾斜角を持つ、請求項11に記載のシェービングユニット。
  13. 前記V字型のカッタ刃の第1の脚部及び第2の脚部の切断端により挟まれる角は、前記V字型の毛入口スロットの第1の脚部及び第2の脚部の前端により挟まれる角よりも小さい、請求項11又は12に記載のシェービングユニット。
  14. 2つ以上の請求項1乃至13のいずれか一項に記載のシェービングユニットと、前記シェービングユニットを支持する支持部材と、を有する、シェービング機器のためのシェービングヘッド。
  15. 筐体と、請求項14に記載のシェービングヘッドと、前記シェービングヘッドの前記シェービングユニットの回転カッタの回転を引き起こすための駆動ユニットと、を有するシェービング機器。
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