JP2005167669A - 映像編集装置、課金装置、広告配信装置、映像編集方法、課金方法、広告配信方法、プログラム、および記録媒体。 - Google Patents
映像編集装置、課金装置、広告配信装置、映像編集方法、課金方法、広告配信方法、プログラム、および記録媒体。 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 複数のマルチアングル端末と、複数の映像配信装置と、映像編集装置とがネットワークを介して接続され、前記各マルチアングル端末は、利用者の表示要求により、画面上に受信した複数の映像を小画面として表示し、その内の一つの映像を主画面として表示する映像配信システムにおける映像編集装置の映像編集方法であって、前記各マルチアングル端末の主画面で視聴されているアングル映像のユーザ数を集計するステップ1と、前記集計された視聴率に基づき、視聴率の最高の部分を繋げて編集映像を生成するステップ2と、前記生成された編集映像を映像蓄積手段に蓄積するステップ3とを有する。
【選択図】 図3(a)
Description
また、従来ネットワークを介して広告を配信する広告配信方法もいくつか提案されている(下記特許文献1参照)。
また、マルチアングル画面の各アングル映像の視聴率等に基づいて広告を決定し、複数の広告を同時に配信するものはなかった。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、映像編集装置および映像編集方法において、マルチアングル映像の視聴率を用いて映像編集を自動で行うことが可能となる技術を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、前述の映像編集方法を実施する際の課金装置、および課金方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、前述の映像編集方法を実施する際の広告配信装置、および広告配信方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、前述の映像編集方法、課金方法、および広告配信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、並びに、前述のプログラムが記録された記録媒体を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
本発明は、複数のマルチアングル端末と、複数の映像配信装置と、映像編集装置とがネットワークを介して接続され、前記各マルチアングル端末は、利用者の表示要求により、画面上に受信した複数の映像を小画面として表示し、その内の一つの映像を主画面として表示する映像配信システムにおいて、映像編集装置が、前記各マルチアングル端末の主画面で視聴されているアングル映像のユーザ数を集計し、前記集計された視聴率に基づき、視聴率の最高の部分を繋げて編集映像を生成し、前記生成された編集映像を映像蓄積手段に蓄積することを特徴とする。
また、本発明は、複数のマルチアングル端末と、複数の映像配信装置と、映像編集装置と、課金装置とがネットワークを介して接続され、前記各マルチアングル端末は、利用者の表示要求により、画面上に受信した複数の映像を小画面として表示し、その内の一つの映像を主画面として表示し、前記映像編集装置は、前記各マルチアングル端末の主画面で視聴されているアングル映像のユーザ数を集計し、当該集計された視聴率に基づき視聴率の最高の部分を繋げて編集映像を生成する映像配信システムにおいて、課金装置が、前記マルチアングル端末で視聴したユーザのユーザ情報、及び前記映像編集装置で生成された編集映像を別のユーザによって視聴されたときの視聴記録を記憶手段に記憶し、前記記憶された視聴記録に基づき、編集映像を生成したときに協力したマルチアングル端末のユーザにキャッシュバックすることを特徴とする。
即ち、本発明では、インターネット放送等で、複数の映像を同時に受信し、時刻同期をそろえ同時に表示するマルチアングル映像システムにおいて、子画面の映像からユーザ好みの映像を選択して親画面(主画面)に表示するユーザ端末(マルチアングル端末)を持った複数のユーザが、主画面で視聴している映像の視聴率をとり、視聴率の一番高いアングル映像のみを集めて、編集画像を作成し、その編集映像を別のユーザにより視聴された時に、マルチアングル端末で編集映像の作成に協力したユーザにキャッシュバックを行う。
また、マルチアングル端末に、一つの広告だけでなく、複数の広告を視聴者に送信する。
(1)本発明によれば、マルチアングル映像の視聴率を用いて映像編集を自動で行うことが可能となる。
(2)本発明によれば、編集映像を別のユーザにより視聴された時に、マルチアングル端末で編集映像の作成に協力したユーザにキャッシュバックを行うことが可能となる。
(3)本発明によれば、マルチアングル端末で、一つの広告だけでなく、複数の広告を視聴者に送信することが可能となる。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の映像編集装置、課金装置、および広告配信装置が適用される映像配信システムの概略構成を示すブロック図である。
図1に示す映像配信システムは、複数のマルチアングル端末(210〜2N0)と、映像配信装置(110〜1N0)と、通常の1画面のユーザ端末700と、映像編集装置400と、課金装置500と、広告配信装置600とが、ネットワーク300を介して相互に接続されて構成される。
図2は、図1に示す映像編集装置400、課金装置500、および広告配信装置600の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、映像編集装置400は、送受信手段401と、複数のマルチアングル端末(210〜2N0)の主画面で視聴されているアングル映像のユーザ数を集計する集計手段402と、集計手段402で集計された視聴率に基づき視聴率の最高の部分を繋げる映像編集手段403と、編集映像を蓄積する映像蓄積手段404とから構成される。
課金装置500は、映像編集装置400と通信を行う送受信手段501と、マルチアングル端末で視聴したユーザのユーザ情報(つまり、視聴率を用いた編集映像の協力者のユーザ情報)及び編集された映像を別のユーザが視聴した際の視聴ユーザ情報の記録を記録する記憶手段502とから構成される。
広告配信装置600は、送受信手段601、マルチアングル端末の主画面で視聴されているアングル映像のユーザ数を集計する集計手段602、集計した視聴率に基づき各映像とともに配信する広告を決定する広告決定手段603とから構成される。
マルチアングル端末(210〜2N0)のユーザは、映像配信装置(110〜1N0)に複数の映像を用いたマルチアングル映像を要求する(ステップS201)。
送信要求情報を受信した映像配信装置(110〜1N0)は、映像を送信する(ステップS101)。
マルチアングル端末(210〜2N0)のユーザは、ユーザ好みのアングル映像を主画面に選択しながら、映像を視聴し(ステップS202)、主画面の視聴記録を映像編集装置400に送信する(ステップS203)。
映像編集装置400は、集計手段402で、各マルチアングル端末(210〜2N0)の主画面(親画面)で視聴された映像のログを集計して記憶する(ステップS401)。
そして、映像編集手段403で、集計手段402での集計結果に基づき、視聴率の高い映像の映像をつなげた編集映像を新たに生成し(ステップS402)、編集された編集映像を映像蓄積手段404に蓄積する(ステップS403)。
さらに、別のユーザ端末(例えば、1画面端末など)700のユーザによって、編集映像が要求され(ステップS701)、映像編集装置400に編集映像要求を受信すると、映像編集装置400は編集映像の送信を開始する(ステップ404)。
ユーザ端末700は映像を受信し(ステップS702)、これにより、ユーザは編集された映像の視聴が可能となる。
本実施例の課金方法では、図3(b)のステップS203において、映像の視聴ログとともに視聴ログの作成ユーザのユーザ情報も送信する。
また、図3(b)のステップ401において、映像の視聴ログとともに視聴ログの作成ユーザ(即ち、編集映像の作成に協力したユーザ)のユーザ情報も同時に記録する。
そして、図3(b)のステップS404において、編集映像を別のユーザ端末700に送信するとともに、編集映像の視聴情報と、視聴ログの作成ユーザのユーザ情報を課金装置500に送信する。
課金装置500は、記録手段502に、編集映像の視聴ログを記録し(ステップS501)、編集映像の視聴ログをもとに、視聴率収集に協力したマルチアングル端末(210〜2N0)にキャッシュバック情報を送信する(ステップS502)。
視聴率収集に協力したマルチアングル端末(210〜2N0)は、当該キャッシュバック情報を受信する(ステップS204)。
マルチアングル端末(210〜2N0)のユーザは、映像配信装置(110〜1N0)に複数の映像を用いたマルチアングル映像を要求する(ステップS201)。
送信要求情報を受信した映像配信装置(110〜1N0)は、映像を送信する(ステップS101)。
マルチアングル端末(210〜2N0)のユーザは、ユーザ好みのアングル映像を主画面に選択しながら映像を視聴し(ステップS202)、主画面の視聴記録を広告配信装置600に送信する(ステップS204)。
このステップS204では、主画面を切り替える毎に、主画面の視聴記録を広告配信装置600に送信する。
広告配信装置600では、集計手段602が、マルチアングル端末(210〜2N0)の主画面で視聴された映像視聴のログ、および映像を視聴しているユーザ情報を集計して記憶する(ステップS601)。
また、広告決定手段603が、マルチアングル端末(210〜2N0)の各画面で視聴されている映像をもとに、どこのアングル映像になにの広告を挿入するのかを決定する(ステップS602)。
あるいは、各マルチアングル端末(210〜2N0)の視聴率をもとに、高い金額を支払った広告配信業者から順番に視聴率の高いアングル映像順に広告を挿入するというルールも設定でき、柔軟な対応が可能である。
つぎに、広告を映像配信装置(110〜1N0)に配信する(ステップS603)。
映像配信装置(110〜1N0)は、広告配信装置600で決定された広告配信方法に従い、各映像に広告を挿入する(ステップS102)。
マルチアングル端末(210〜2N0)は、各映像毎の広告を受信する(ステップS205)。
映像視聴が終了でない場合(ステップS206のNO)には、映像配信装置(110〜1N0)が映像の再送を開始し(ステップS103)、前述各ステップを繰り返す。
また、各マルチアングル端末(210〜2N0)の各アングル映像の視聴率も把握できるので、各アングル映像の視聴率にもとづいて、広告配信料金(広告配信業者への課金)も決定することもできる。
また、前述の説明において、映像編集装置400、課金装置500、広告配信装置600はコンピュータに実行させることも可能であり、その場合に、本実施例の映像編集方法、課金方法、広告配信方法は、コンピュータ内のハードディスクなどに格納されるプログラムを、コンピュータが実行することにより行われる。このプログラムは、CD−ROM、あるいは、ネットワークを介したダウンロードにより供給される。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
210〜2N0 マルチアングル端末
300 ネットワーク
400 映像編集装置
401 送受信手段
402 集計手段
403 映像編集手段
404 映像蓄積手段
500 課金装置
501 送受信手段
502 記憶手段
600 広告配信装置
601 送受信手段
602 集計手段
603 広告決定手段
700 通常の1画面のユーザ端末
Claims (10)
- 複数のマルチアングル端末と、複数の映像配信装置と、映像編集装置とがネットワークを介して接続され、
前記各マルチアングル端末は、利用者の表示要求により、画面上に受信した複数の映像を小画面として表示し、その内の一つの映像を主画面として表示する映像配信システムにおける映像編集装置であって、
前記各マルチアングル端末の主画面で視聴されているアングル映像のユーザ数を集計する手段と、
前記集計された視聴率に基づき、視聴率の最高の部分を繋げて編集映像を生成する映像編集手段と、
前記生成された編集映像を記憶する映像蓄積手段とを有することを特徴とする映像編集装置。 - 複数のマルチアングル端末と、複数の映像配信装置と、映像編集装置と、課金装置とがネットワークを介して接続され、
前記各マルチアングル端末は、利用者の表示要求により、画面上に受信した複数の映像を小画面として表示し、その内の一つの映像を主画面として表示し、
前記映像編集装置は、前記各マルチアングル端末の主画面で視聴されているアングル映像のユーザ数を集計し、当該集計された視聴率に基づき視聴率の最高の部分を繋げて編集映像を生成する映像配信システムにおける課金装置であって、
前記マルチアングル端末で視聴したユーザのユーザ情報、及び前記映像編集装置で生成された編集映像を別のユーザによって視聴されたときの視聴記録を記憶する記憶手段と、
前記記憶された視聴記録に基づき、編集映像を生成したときに協力したマルチアングル端末のユーザにキャッシュバックする手段とを有することを特徴とする課金装置。 - 複数のマルチアングル端末と、複数の映像配信装置と、広告配信装置とがネットワークを介して接続され、
前記各マルチアングル端末は、利用者の表示要求により、画面上に受信した複数の映像を小画面として表示し、その内の一つの映像を主画面として表示する映像配信システムにおける広告配信装置であって、
前記各マルチアングル端末の各画面で視聴されているアングル映像情報を集計する手段と、
前記集計した情報に基づき、前記各マルチアングル端末の各画面で視聴されている映像に配信する広告を決定する手段と、
前記決定した広告を前記映像配信装置に送信する手段とを有することを特徴とする広告配信装置。 - 複数のマルチアングル端末と、複数の映像配信装置と、映像編集装置とがネットワークを介して接続され、
前記各マルチアングル端末は、利用者の表示要求により、画面上に受信した複数の映像を小画面として表示し、その内の一つの映像を主画面として表示する映像配信システムにおける映像編集装置の映像編集方法であって、
前記各マルチアングル端末の主画面で視聴されているアングル映像のユーザ数を集計するステップと、
前記集計された視聴率に基づき、視聴率の最高の部分を繋げて編集映像を生成するステップと、
前記生成された編集映像を映像蓄積手段に蓄積するステップとを有することを特徴とする映像編集方法。 - 複数のマルチアングル端末と、複数の映像配信装置と、映像編集装置と、課金装置とがネットワークを介して接続され、
前記各マルチアングル端末は、利用者の表示要求により、画面上に受信した複数の映像を小画面として表示し、その内の一つの映像を主画面として表示し、
前記映像編集装置は、前記各マルチアングル端末の主画面で視聴されているアングル映像のユーザ数を集計し、当該集計された視聴率に基づき視聴率の最高の部分を繋げて編集映像を生成する映像配信システムにおける課金装置の課金方法であって、
前記マルチアングル端末で視聴したユーザのユーザ情報、及び前記映像編集装置で生成された編集映像を別のユーザによって視聴されたときの視聴記録を記憶手段に記憶するステップと、
前記記憶された視聴記録に基づき、編集映像を生成したときに協力したマルチアングル端末のユーザにキャッシュバックするステップとを有することを特徴とする課金方法。 - 複数のマルチアングル端末と、複数の映像配信装置と、広告配信装置とがネットワークを介して接続され、
前記各マルチアングル端末は、利用者の表示要求により、画面上に受信した複数の映像を小画面として表示し、その内の一つの映像を主画面として表示する映像配信システムにおける広告配信装置の広告配信方法であって、
前記各マルチアングル端末の各画面で視聴されているアングル映像情報を集計するステップと、
前記集計した情報に基づき、前記各マルチアングル端末の各画面で視聴されている映像に配信する広告を決定するステップと、
前記決定した広告を前記映像配信装置に送信するステップとを有することを特徴とする広告配信方法。 - 請求項4に記載の映像編集方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項5に記載の課金方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項6に記載の広告配信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載のプログラムが記憶された記録媒体。
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