JP2007135070A - コンテンツデータ配信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】再生端末のバッファ容量を少なくし、且つ再生映像や音楽の途切れや質の変化を抑制することができるコンテンツデータ配信システムを提供する。
【解決手段】サーバは再生端末にコンテンツをストリーム配信するネットワークの伝送速度を検出する。また、サーバは選択されたコンテンツContAを予め設定したデータ容量からなる複数の部分コンテンツAB1〜AB4に分割する。サーバは、検出した伝送速度が再生端末のコンテンツ再生速度より遅いことを検知すると、各部分コンテンツAB1〜AB4をそれぞれファイルデータBとストリームデータAとに分割する。この際、ファイルデータBが部分コンテンツデータABの先頭側となり、ストリームデータAが部分コンテンツデータABの後方側となる。そして、サーバは、先に全てのファイルデータB1〜B4を再生端末に送信した後、順次ストリームデータA1〜A4を配信する。
【選択図】図6

Description

従来、映画や音楽等のコンテンツデータを、インターネット等を介して配信するコンテンツ配信システムがある。コンテンツ配信システムの一例として、コンテンツデータを最初に全て再生端末に配信するものがある。この方法では、再生端末は、一旦全てのコンテンツデータをバッファリングした後に再生を行う。また、コンテンツ配信システムの他の例として、単位データであるパケットデータの集合体によりコンテンツデータを構成し、パケットデータを順次配信する、所謂ストリーム配信がある。ストリーム配信の場合、再生端末は、順次パケットデータを受信してバッファし、所定のバッファ量に達するとパケットデータを再生する。
ところで、ストリーム配信の場合、データの伝送速度と再生速度との関係から、再生端末のバッファがアンダーフローすることがあり、再生される映像や音声が途切れたり、画質、音質が変化してしまうことがある。
このため、特許文献1では、再生端末のバッファの蓄積容量に基づき再生速度を調整することで、アンダーフローを防止する方法が開示されている。
また、特許文献2では、再生端末のバッファの蓄積容量に基づき伝送速度を調整することで、オーバーフローを防止する方法が開示されている。
特開2002−84339公報 特開2002−330180公報
前述の特許文献1に記載の発明は、アンダーフローを回避することができるものの、再生映像および再生音楽の画質や音質が変化してしまう。
また、特許文献2に記載の発明は、データ伝送速度を調整することができる、すなわち、データ伝送速度がデータ再生速度よりも必ず速い場合に限定し、バッファメモリのオーバーフローを防止するものである。したがって、アンダーフローが発生する場合のように、データ伝送速度がデータ再生速度と略同じか、データ伝送速度がデータ再生速度よりも遅くなる場合には対応することができず、再生映像や再生音楽の途切れが発生してしまう。
また、従来の全てのコンテンツデータを最初にバッファしてから再生する方法では、途切れや画質、音質の変化は発生しないものの、コンテンツが大きくなれば、再生端末のバッファメモリの容量も大きくしなければならない。さらには、コンテンツデータが大きく、データ伝送速度が遅くなれば、バッファ終了するまでの時間が非常に長くなってしまう。
したがって、この発明の目的は、再生端末のバッファ容量を少なくし、且つ再生映像や音楽の途切れや質の変化を抑制することができるコンテンツデータ配信システムを提供することにある。
この発明のコンテンツデータ配信システムは、再生端末で再生するコンテンツデータをそれぞれが予め設定されたデータ長からなる複数の部分コンテンツデータに分割し、さらに各部分コンテンツデータをファイル部分コンテンツデータ、ストリーム部分コンテンツデータの順で分割し、全てのファイル部分コンテンツデータをファイル配信した後に、ストリーム部分コンテンツデータを時系列に順次ストリーム配信するコンテンツ送信手段と、ファイル部分コンテンツデータを受信した後、ストリーム部分コンテンツデータを順次受信して再生する際にストリーム部分コンテンツデータ間に該当するファイル部分コンテンツデータを挿入することでコンテンツデータを再生する再生端末と、を備えたことを特徴としている。
この構成では、コンテンツ送信手段は、再生端末で再生される映画や音楽等のコンテンツデータを時系列に並ぶ複数の部分コンテンツデータに分割する。これら部分コンテンツデータは予め設定されたデータ長からなる。さらに、コンテンツ送信手段は、各部分コンテンツデータをファイル部分コンテンツデータとストリーム部分コンテンツデータとに分割する。この際、ファイル部分コンテンツデータを部分コンテンツデータの前側にストリーム部分コンテンツデータを部分コンテンツデータの後側にする。そして、ストリーム配信を行う前に、コンテンツ送信手段はファイル部分コンテンツデータをファイル送信し、再生端末はこのファイル部分コンテンツデータを受信する。再生端末は受信したファイル部分コンテンツデータを一時記憶する。そして、全てのファイル部分コンテンツデータの送受信が終了した後に、コンテンツ送信手段はストリーム部分コンテンツデータを時系列で順にストリーム配信し、再生端末はストリーム部分コンテンツデータを順次受信して再生する。再生端末は、ストリーム部分コンテンツデータを再生し終わると、再生済みのストリーム部分コンテンツと次に再生するストリーム部分コンテンツとの間に挿入すべきファイル部分コンテンツデータを読み出して再生する。そして、該当するファイル部分コンテンツデータの再生が終了すると、再生端末は次のストリーム部分コンテンツデータを再生する。
これにより、ストリーム配信速度がストリーム再生速度よりも遅くても、ファイル部分コンテンツデータの再生時間分だけ、ストリーム配信に時間的な余裕が与えられる。そして、この余裕分によりストリーム配信が完了されることで、再生映像および再生音声が途切れることなく、質が変化することもない。
また、この発明のコンテンツデータ配信システムは、コンテンツ送信手段にストリーム配信の伝送速度を検出する配信側伝送速度検出手段を備え、部分コンテンツデータにおけるストリーム部分コンテンツデータとファイル部分コンテンツデータとのデータ割合を、コンテンツデータの再生速度に対する伝送速度の遅延量によって設定することを特徴としている。
この構成では、コンテンツデータ送信手段は、伝送速度を検出し、再生速度と伝送速度との差を検出する。この差に基づいて、部分コンテンツデータを構成するファイル配信部分のデータ長が設定される。これにより、ファイル配信部分はストリーム配信部分に対して必要十分な大きさで設定される。
また、この発明のコンテンツデータ配信システムは、再生端末で再生するコンテンツデータをそれぞれが予め設定されたデータ長からなる複数のストリーム部分コンテンツデータに分割して時系列に順次ストリーム配信するとともに、コンテンツデータに挿入する補間コンテンツデータをストリーム配信よりも以前にファイル配信するコンテンツ送信手段と、補間コンテンツデータを受信した後、ストリーム部分コンテンツデータを順次受信して再生する際にストリーム部分コンテンツデータ間に補間コンテンツデータを挿入して再生する再生端末と、を備えたことを特徴としている。
この構成では、コンテンツ送信手段は、再生端末で再生される映画や音楽等のコンテンツデータを時系列に並ぶ複数のストリーム部分コンテンツデータに分割する。これら部分コンテンツデータは予め設定されたデータ長からなる。また、コンテンツ送信手段は、前記コンテンツデータとは異なる、例えばCM等の補間コンテンツデータを所持している。まず、コンテンツ送信手段は補間コンテンツデータをファイル配信し、再生端末はこの補間コンテンツデータを受信して一時記憶する。そして、補間コンテンツデータの送受信が終了した後に、コンテンツ送信手段はストリーム部分コンテンツデータを時系列で順にストリーム配信し、再生端末はストリーム部分コンテンツデータを順次受信して再生する。再生端末は、ストリーム部分コンテンツデータを再生し終わると、再生済みのストリーム部分コンテンツと次に再生するストリーム部分コンテンツとの間に挿入すべき補間コンテンツデータを読み出して再生する。そして、該当する補間コンテンツデータの再生が終了すると、再生端末は次のストリーム部分コンテンツデータを再生する。
また、この発明のコンテンツデータ配信システムは、コンテンツ送信手段でデータ長の異なる複数種類の補間コンテンツデータをファイル配信し、再生端末にストリーム配信の伝送速度を検出する再生側伝送速度検出手段を備え、再生端末がストリーム部分コンテンツデータの再生速度に対する伝送速度の遅延量に基づいて補間コンテンツデータを選択することを特徴としている。
この構成では、再生端末が伝送速度を検出し、再生速度と伝送速度との差を検出し、部分コンテンツデータのストリーム再生間に発生する空白時間を算出する。再生端末は、この空白時間を埋めるデータ長の補間コンテンツデータを選択して再生する。これにより、再生速度を変えることなく、補間コンテンツを挟んでコンテンツデータが再生される。
また、この発明のコンテンツデータ配信システムは、コンテンツ送信手段が、コンテンツデータの内容に基づいて補間コンテンツデータを選択してファイル配信することを特徴としている。
この構成では、コンテンツデータ配信システムは、コンテンツデータとしてストリーム配信される映像や音声に関連する内容のCM等を補間コンテンツデータとして選択する。これにより、再生されるコンテンツの途中に挿入される補間コンテンツが、再生されるコンテンツに対して違和感なく受け入れられる。
この発明によれば、ファイル配信される部分コンテンツデータや補間コンテンツデータとストリーム配信される部分コンテンツデータとを用いることで、ストリーム配信の伝送遅延を補償して、再生映像および再生音声の途切れ、質の変化を防止することができる。そして、ファイル配信部分により、ストリーム配信のバッファ分を代用し、且つストリーム配信部分がコンテンツデータ全体を分割したものであるので、ストリームバッファの容量を抑制することができる。
第1の実施形態に係るコンテンツデータ配信システムについて図1〜図6を参照して説明する。
図1は本実施形態のコンテンツデータ配信システムの構成を示すブロック図である。
図2は本実施形態のコンテンツデータ配信システムの全体動作を示すシーケンス図である。
図3は本実施形態のサーバ1の処理フローを示すフローチャートである。
図4は本実施形態の再生端末2の処理フローを示すフローチャートである。
図5はコンテンツデータの分割方法を説明する図である。
図6はコンテンツデータの配信、受信、再生の時間関係を示す図である。
なお、図2〜図4において、(A)は再生端末2からの再生要求が行われる前にファイル配信を行う場合を示し、(B)は再生要求が行われた後にファイル配信を行う場合を示す。
まず、本実施形態のコンテンツデータ配信システムの構成について、図1を参照して説明する。
本実施形態のコンテンツデータ配信システムは、ネットワーク101およびネットワーク102を介して無線接続されるサーバ1と再生端末2とを備える。
サーバ1は、コンテンツ記憶装置10、制御部11、パケット生成部12、送受信モジュール13、通信アンテナ14A,14Bを備える。
制御部11はサーバ1の各部に対して各種の処理制御を行う。また、制御部11は、再生端末2からの接続要求を受けると、該当するコンテンツデータを予め設定されたデータ長からなる複数の部分コンテンツデータに分割する。
コンテンツ記憶装置10は映像や音楽等の各種コンテンツデータを記憶している。
パケット生成部12は、コンテンツ記憶装置10から読み出したコンテンツデータを、該コンテンツデータを構成する単位データであるパケットデータに変換する。そして、パケット生成部12は、生成したパケットデータを用いて、所定パケット数毎からなるファイルデータやストリームデータを生成する。ここで、ファイルデータとは、所定数の連続するパケットデータを所定のファイル形式に変換して、1つのファイルデータとしたものである。また、ストリームデータとは、予め設定した区間内での連続する複数のパケットデータ群を示すものであり、特に他のファイル形式に変換しない。
そして、制御部11は、後述する方法に基づいて、ストリーム配信の伝送速度が再生端末2での再生速度よりも遅い場合に、図5に示すように、各部分コンテンツデータをファイルデータとストリームデータとに分割する指示を行う。
パケット生成部12は、この指示に従い、各部分コンテンツデータを、データの先頭側がファイルデータとなり、後方側がストリームデータとなるように分割する。これにより、分割されたコンテンツデータは、ファイルデータとストリームデータとが交互に表れる構成となる。すなわち、コンテンツデータは、データの先頭から順に、ファイルデータ、ストリームデータ、・・・、ファイルデータ、ストリームデータとなる。
送受信モジュール13は、通信アンテナ14A,14Bに接続し、それぞれに異なる通信環境からなるネットワーク101,102に対する送受信を行う。ここで、本実施形態では、ネットワーク101は高速で安定だが高コストのネットワークである。一方、ネットワーク102は通信環境が変化しやすいが低コストのネットワークである。
送受信モジュール13は、パケット生成部12から入力されるファイルデータを、通信アンテナ14Aを介してネットワーク101からファイル送信する。一方、送受信モジュール13は、パケット生成部12から入力されるストリームデータを、通信アンテナ14Bを介してネットワーク102からストリーム送信する。
再生端末2は、CPU21、ファイル用メモリ22、バッファメモリ23、送受信モジュール24、再生部25、再生器26、通信アンテナ27A,27Bを備える。再生端末2は、例えば、映像データや音声データを再生するモバイルパソコン、PDA、および携帯電話等の携帯端末などである。
CPU21は再生端末2の各部に対して各種の処理制御を行う。また、CPU21は、ファイル用メモリ22から読み出したファイルデータを再生部25に与える。ファイル用メモリ22はファイルデータを一時記憶するメモリである。バッファメモリ23はストリームデータをバッファリングするメモリである。
送受信モジュール24は、通信アンテナ27A,27Bに接続し、それぞれに異なる通信環境からなるネットワーク101,102に対する送受信を行う。また、送受信モジュール24は、CPU21からの指示に従い、ファイルデータをファイル用メモリ22に与え、ストリームデータをバッファメモリ23に与える。
再生部25は、CPU21から与えられるファイルデータを再生し、バッファメモリ23から与えられるストリームデータを再生する。この際、再生部25は、元となるコンテンツデータを復元するように、ファイルデータおよびストリームデータを予め設定した一定の再生速度で再生する。
再生器26は、液晶パネル等の表示器やスピーカシステム等からなり、再生部25で再生された映像信号や音声信号を表示および放音する。
次に、コンテンツデータ配信システムの処理シーケンスについて図2〜図6を参照してより具体的に説明する。
実施例1:再生要求の前にファイルデータを送受信する場合(図2(A)、図3(A)、図4(A)参照)
再生端末2はユーザによる操作入力を受け付け(S201)、映像や音声のコンテンツを配信するサーバ1に、所望のコンテンツの紹介要求を含む接続要求を行う(S202)。この際、再生端末2は、接続要求データをネットワーク101、102のいずれを介して送信してもよい。
サーバ1は、接続要求データを受信して(S101)、コンテンツ配信処理の初期設定を行い(S102)、接続要求データに基づく接続許可データを再生端末2に送信する(S103)。この際、サーバ1は、ネットワーク102を介して接続許可データを送信する。サーバ1は、この接続許可データの送信時刻を記憶しておく。
再生端末2は、接続許可データを受信して(S203)、サーバ1との接続処理を行う(S204,S104)。この際、再生端末2は接続許可データの受信時刻を検知し、この受信時刻をサーバ1に返信する。
サーバ1は、接続処理時に得た再生端末2の受信時刻と自身が記憶する送信時刻と接続許可データ容量とに基づき、ネットワーク102の現状のデータ伝送速度Tを検出する(S105)。サーバ1は、伝送速度Tを検出すると、コンテンツの規格に基づく予め記憶された再生速度と比較して伝送速度Tが速ければ、分割配信を行わずに、再生端末2からの再生要求を受信して通常のストリーム配信を行う(S106→S111)。なお、このストリーム配信は、元となるコンテンツを複数の部分コンテンツに分割し、この分割コンテンツ全体をストリームデータで構成するものであり、処理フローは後述する分割配信のストリーム配信と同じである。
サーバ1は、伝送速度Tが再生速度より低いと判別すると、分割配信を設定して分割配信の実行指示を再生端末2に送信する(S107)。そして、再生端末2は、分割配信実行指示を受信すると(S205)、分割配信設定を行う(S206→S207)。一方、再生端末2は、分割配信実行指示を受信しなければ、通常のストリーム配信による受信再生処理の準備を行う(S206→S209)。
分割配信を決定すると、サーバ1は、前述の接続要求時点で選択されたコンテンツデータをコンテンツ記憶装置10から読み出し、予め設定したデータ長の部分コンテンツデータに時分割し、さらにこれら部分コンテンツデータをそれぞれファイルデータとストリームデータとに分割する(S108)。具体的に、図5(A),(B)に示す例では、所望とするコンテンツContAを予め設定したデータ長からなる分割コンテンツAB1,AB2,AB3,AB4に分割する。この際、各分割コンテンツAB1〜AB4のデータ長は略同じに設定してもよく、コンテンツContAの区切れにより適当なデータ長毎に分割してもよい。
次に、サーバ1は、各分割コンテンツAB1〜AB4を、ファイルデータBとストリームデータAとに分割する。具体的には、分割コンテンツAB1をファイルデータB1とストリームデータA1とに分割する。この際、分割コンテンツAB1の時系列で先頭側をファイルデータB1とし、後方側をストリームデータA1とする。そして、ファイルデータB1とストリームデータA1との分割割合は、次のように設定する。
制御部11は、ストリームデータA1を前述の再生速度で再生した再生時間Tpと、伝送時ストリームデータA1t(データ容量はA1と同じ)の伝送時間Ttとを差分する。この差分時間Tdは、再生速度に対して伝送速度が遅いことによる遅延量に相当する。この遅延量がデータの途切れに起因するので、差分時間Td以上の再生時間SpとなるファイルデータB1を設定することで、再生データの途切れを補間することができる。なお、ファイルデータB1は、通常ストリームデータA1に比べて極短いデータ量で形成される。
部分コンテンツAB2〜AB4についても同様に、それぞれファイルデータB2とストリームデータA2、ファイルデータB3とストリームデータA3、ファイルデータB4とストリームデータA4に分割する。
サーバ1は分割処理により得られるファイルデータB1〜B4を生成し(S109)、図6(A)に示すように順次ネットワーク101を介して再生端末2に送信する(S110)。
再生端末2は、図6(B)に示すようにファイルデータB1〜B4を順次受信して(S207)、ファイル用メモリ22に一時記憶する(S208)。
ファイルデータB1〜B4は、高品質の安定したネットワーク101により、通常のファイル形式でデータの送受信を確認しながら送受信を行うので、確実に再生端末2に伝送される。
これまでの、ファイルデータの送受信処理は、ユーザが所望のコンテンツを選択、紹介した際に、コンテンツを視聴するものであると仮定して、再生操作入力が行われる前までに実行される。
次に、ユーザが再生端末2に対して再生操作入力を行うと、再生端末2は再生操作を受け付けて(S209)、再生要求データを送信する(S210)。この際に利用するネットワークはいずれでもよいが、再生要求データが小さいことと、再生要求データが再生開始のトリガ信号となり重要なことから、再生要求データはネットワーク101で送信すればよい。
サーバ1は、再生要求データを受信して(S111)、前述のようのストリームデータA1〜A4を順次生成していき(S112)、図6(C)に示すように、順次ネットワーク102を介してストリーム配信する(S113)。
再生端末2は、ネットワーク102を介してストリームデータA1t〜A4t(A1〜A4)を順次受信し(S211)、バッファメモリ23にバッファリングしながらストリーム再生を行う(S212〜S216)。
具体的に、再生端末2は、まず、図4には示していないが図6(D)に示すように、コンテンツデータContAの先頭に相当し部分コンテンツデータAB1の先頭に位置する、予め受信して記憶したファイルデータB1をファイル用メモリ22から読み出して再生する。再生端末2は、ファイルデータB1の再生が終了すると、これに引き続きバッファリングされているストリームデータA1のパケットデータを再生する(S212)。再生端末2は、バッファリングしているストリームデータA1を順次再生していき、ストリームデータA1の終端部、すなわち、部分コンテンツデータAB1とAB2との境界を検出すると、ファイルデータB1をファイルメモリ22から読み出して再生する(S213→S214)。
再生端末2は、コンテンツデータContAの最終部分コンテンツデータAB4のストリームデータA4が再生し終わるまで、このようなファイルデータBとストリームデータAとを交互に再生する処理を繰り返す。例えば、図6(D)に示すように、ファイルデータB2の再生、ストリームデータA2の再生、ファイルデータB3の再生、ストリームデータA3の再生、ファイルデータB4の再生、ストリームデータA4の再生を順に行う。そして、最後のストリームデータA4の最終パケットを再生すると(S216)、配信再生の終了処理を行う(S217)。また、再生端末2は、再生中に再生中止操作入力が行われると(S215)、配信再生の中断処理(終了処理)を行う(S217)。サーバ1は、この配信再生終了処理データを受信して配信終了処理を行う(S114)。
このように、コンテンツデータを分割してなる部分コンテンツデータをさらにファイルデータとストリームデータとに分割し、予めファイルデータを配信しておくことで、ストリーム配信の伝送速度が再生速度よりも遅くなるような状況であっても、この遅延分がファイルデータの再生により補間される。これにより、ストリーム配信を安価で安定でないネットワークを介して行うような場合でも、再生速度を調整することなく、且つ途切れさせることなく、コンテンツの再生を行うことができる。
また、この際、ファイルデータの伝送には、高価な安定したネットワークを利用しているが、ファイルデータの容量はストリームデータの容量と比較して極小さいので、すべてのコンテンツを高価な安定したネットワークで配信するよりも、極安価にコンテンツ配信することができる。
また、この例では、再生操作入力を行う前にファイルデータが送受信されるので、再生操作入力後に、殆ど時間を置くことなくコンテンツの再生を行うことができる。
実施例2:再生要求の後にファイルデータを送受信する場合(図2(B)、図3(B)、図4(B)参照)
本実施例2は、伝送速度の検出およびファイルデータの送受信を再生要求後に行う点を除き、実施例1と同じ処理を行う。
再生端末2はユーザによる操作入力を受け付け(S201)、サーバ1に所望のコンテンツの紹介要求を含む接続要求を行う(S202)。
サーバ1は、接続要求データを受信して(S101)、コンテンツ配信処理の初期設定を行い(S102)、接続要求データに基づく接続許可データを再生端末2に送信する(S103)。
再生端末2は、接続許可データを受信して(S203)、サーバ1との接続処理を行う(S204,S104)。
次に、ユーザが再生端末2に対して再生操作入力を行うと、再生端末2は再生操作を受け付けて(S221)、再生要求データを送信する(S222)。この際、再生端末2は、再生要求データを、ネットワーク102を介して送信する。この際、サーバ1と再生端末2とは、所定の伝送速度検出用データを送受信する。
サーバ1は、再生要求データを受信して(S121)、当該再生要求データから再生端末2が接続処理時に得た再生端末2の受信時刻を検出する。そして、サーバ1は、この再生端末2の受信時刻と、自身が記憶する送信時刻と、伝送速度検出用データの容量とに基づき、ネットワーク102の現状のデータ伝送速度Tを検出する(S122)。
サーバ1は、伝送速度Tを検出すると、コンテンツの規格に基づく予め記憶された再生速度と比較して伝送速度Tが速ければ、分割配信を行わずに、再生端末2からの再生要求を受信して通常のストリーム配信を行う(S123→S128)。なお、このストリーム配信は、元となるコンテンツを複数の部分コンテンツデータに分割し、各部分コンテンツデータ全体をストリームデータで構成するものであり、処理フローは後述する分割配信のストリーム配信と同じである。
サーバ1は、伝送速度Tが再生速度より低いと判別すると、分割配信を設定して分割配信の実行指示を再生端末2に送信する(S124)。そして、再生端末2は、分割配信実行指示を受信すると(S223)、分割配信設定を行う(S224→S225)。一方、再生端末2は、分割配信実行指示を受信しなければ、通常のストリーム配信による受信再生処理の準備を行う(S224→S227)。
分割配信を決定すると、サーバ1は、前述の接続要求時点で選択されたコンテンツデータをコンテンツ記憶装置10から読み出し、予め設定したデータ長の部分コンテンツデータに時分割し、さらにこれら部分コンテンツデータをそれぞれファイルデータとストリームデータとに分割する(S125)。なお、分割の方法は前述の実施例1と同じである。
サーバ1は分割処理により得られたファイルデータB1〜B4を順次ネットワーク101を介して再生端末2に送信する(S126→S127)。
再生端末2はファイル用メモリ22に一時記憶する(S225→S226)。
次に、サーバ1は、ストリームデータA1〜A4を順次生成していき(S128)、順次ネットワーク102を介してストリーム配信する(S129)。
再生端末2は、前述の実施例1と同様に、ネットワーク102を介してストリームデータA1t〜A4t(A1〜A4)を順次受信し(S227)、バッファメモリ23にバッファリングしながら適宜ファイル再生を挿入してストリーム再生を行う(S228〜S232)。
そして、再生端末2は、最後のストリームデータA4の最終パケットを再生すると(S232)、配信再生の終了処理を行う(S233)。また、再生端末2は、再生中に再生中止操作入力が行われると(S231)、配信再生の中断処理(終了処理)を行う(S233)。サーバ1は、この配信再生終了処理データを受信して配信終了処理を行う(S130)。
このような処理方法であっても、実施例1と同様に、ストリーム配信を安価で安定でないネットワークを介して行うような場合でも、再生速度を調整することなく、且つ途切れさせることなく、コンテンツの再生を行うことができる。
また、この例では、再生入力が行われた後に伝送速度の検出、コンテンツの分割処理を行うので、例えば、接続要求が行われてから再生入力が行われるまでに長時間おかれても、ストリーム配信時に近い伝送速度を取得することができる。これにより、最適な分割割合が設定でき、より効率良くコンテンツ配信を行うことができる。
次に、第2の実施形態に係るコンテンツデータ配信システムについて図7〜図12を参照して説明する。
図7は本実施形態のコンテンツデータ配信システムの構成を示すブロック図である。
図8は本実施形態のコンテンツデータ配信システムの全体動作を示すシーケンス図である。
図9は本実施形態のサーバ1の処理フローを示すフローチャートである。
図10は本実施形態の再生端末2の処理フローを示すフローチャートである。
図11はコンテンツデータの分割方法を説明する図である。
図12はコンテンツデータの配信、受信、再生の時間関係を示す図である。
図7に示す本実施形態のコンテンツデータ配信システムの構成は、サーバ装置1のコンテンツ記憶装置が、映像や音楽等の本コンテンツを記憶するコンテンツ記憶装置10Aと、CM等の補間コンテンツを記憶するコンテンツ記憶装置10Bとからなるものである。他の構成は同じであるので、説明は省略する。
コンテンツ記憶装置10Aは、ユーザが再生端末2を介して選択する映像や音楽等の本コンテンツを記憶しており、制御部11の指示に従い、本コンテンツデータは、パケット生成部12に読み出される。
コンテンツ記憶装置10Bは、コンテンツ記憶装置10Aに記憶されている各種の本コンテンツの分野に応じたCM等からなる補間コンテンツを記憶しており、同種の補間コンテンツであっても、データ量の異なるすなわち再生時間の異なる複数の補間コンテンツが記憶されている。補間コンテンツは制御部11の指示に従い、パケット生成部12に読み出される。
次に、本実施形態の処理シーケンスについて図8〜図12を参照して、より具体的に説明する。
再生端末2はユーザによる操作入力を受け付け(S401)、映像や音声のコンテンツが記憶されているコンテンツ記憶装置10Aを備えるサーバ1に、所望のコンテンツの紹介要求を含む接続要求を行う(S402)。この際、再生端末2は、接続要求データをネットワーク101、102のいずれを介して送信してもよい。
サーバ1は、接続要求データを受信して(S301)、コンテンツ配信処理の初期設定を行い(S302)、接続要求データに基づく接続許可データを再生端末2に送信する(S303)。
再生端末2は、接続許可データを受信して(S403)、サーバ1との接続処理を行う(S404,S304)。
サーバ1は、前記接続要求により選択されたコンテンツの分野に基づいて、コンテンツ記憶装置10Bに記憶されている各種の補間コンテンツから、適当な補間コンテンツを選択する。例えば、サッカーの試合のコンテンツが選択された場合であれば、サッカー用品の補間コンテンツ(CM)を選択したり、サッカーチームのスポンサーに関連する補間コンテンツ(CM)を選択する(S305)。この補間コンテンツには、図11、図12に示すように、データ長の異なるすなわち再生時間の異なる複数の補間コンテンツデータが備えられており、サーバ1はデータ長の異なる同種の補間コンテンツの全てを選択して、送信用データを生成する(S306)。生成された複数の補間コンテンツデータC1〜C4は、ネットワーク101を介して再生端末2に送信される(S307)。
再生端末2は、補間コンテンツデータC1〜C4を順受信して(S405)、ファイル用メモリ22に一時記憶する(S406)。
次に、ユーザが再生端末2に対して再生操作入力を行うと、再生端末2は再生操作を受け付けて(S407)、再生要求データを送信する(S408)。この際に利用するネットワークはいずれでもよいが、再生要求データが小さいことと、再生要求データが再生開始のトリガ信号となり重要なことから、再生要求データはネットワーク101で送信すればよい。
次に、サーバ1は、再生要求データを受信して(S308)、再生要求された本コンテンツContAを予め設定されてデータ長毎に分割して、部分コンテンツデータA1〜A4を生成する(S309)。サーバ1は、ストリーム配信の準備が整うと、ネットワーク102を介してストリーム配信開始制御データを送信する(S310)。この際、ストリーム配信開始制御データには、サーバ1の送信時刻と各部分コンテンツデータのデータ容量とが含まれている。
再生端末2は、サーバ1からのストリーム配信開始制御データを受信して、ストリーム受信の準備を行うとともに、ストリーム配信開始制御データに含まれる送信時刻と自身が検知した受信時刻と、ストリーム配信開始制御データのデータ容量とから伝送速度Tを算出する(S409)。
再生端末2は、この伝送速度Tに基づき各部分コンテンツデータA1〜A4における、再生時間Tpに対する伝送時間Ttの遅延量(伝送時間Ttを再生時間Tpで差分した差分時間)Tdを算出する。再生端末2は算出した遅延量Tdと、記憶している各補間コンテンツデータC1〜C4の再生時間Sp1〜Sp4とを比較し、図11に示すように、遅延量Tdに最も近く且つ遅延量よりも長い再生時間Sp3を選択する。そして、再生端末2は、再生時間Sp3である補間コンテンツデータC3を選択する(S410)。このような選択条件で補間コンテンツを選択することで、伝送遅延による本コンテンツの途切れを防ぐとともに、挿入される補間コンテンツを可能な限り短くすることができる。例えば、所望とする映像に対して可能な限り短いCMを各所に挿入して、途切れることなく再生することができる。
次に、サーバ1は、ストリームデータA1〜A4を順次生成していき(S311)、図12(C)に示すように、順次ネットワーク102を介してストリーム配信する(S312)。
再生端末2は、ネットワーク102を介してストリームデータA1t〜A4t(A1〜A4)を順次受信し(S411)、バッファメモリ23にバッファリングしながら、ストリーム再生を行う(S412〜S416)。
具体的に、再生端末2は、まず、図8には示していないが図12(D)に示すように、コンテンツデータContAの先頭に、予め受信して記憶し、伝送速度に基づき選択された補間コンテンツデータC3をファイル用メモリ22から読み出して再生する。再生端末2は、補間コンテンツデータC3の再生が終了すると、これに引き続きバッファリングされているストリームデータ(部分コンテンツデータ)A1を再生する(S412)。再生端末2は、バッファリングしているストリームデータA1を順次再生していき、ストリームデータA1の終端部、すなわち、ストリームデータA1とA2との境界を検出すると、補間コンテンツデータC3をファイルメモリ22から読み出して再生する(S413→S414)。
再生端末2は、コンテンツデータContAの最終ストリームデータA4が再生し終わるまで、このような補間コンテンツデータC3とストリームデータA1〜A4とを交互に再生する処理を繰り返す。例えば、図12(D)に示すように、補間コンテンツデータC3の再生、ストリームデータA2の再生、補間コンテンツデータC3の再生、ストリームデータA3の再生、補間コンテンツデータC3の再生、ストリームデータA4の再生を順に行う。そして、最後のストリームデータA4の最終パケットを再生すると(S416)、配信再生の終了処理を行う(S417)。また、再生端末2は、再生中に再生中止操作入力が行われると(S415)、配信再生の中断処理(終了処理)を行う(S417)。サーバ1は、この配信再生終了処理データを受信して配信終了処理を行う(S313)。
このように、ストリーム配信される本コンテンツを複数の部分コンテンツデータに分割し、本コンテンツとは異なる補間コンテンツデータを予めファイル配信し、ストリーム配信される部分コンテンツデータ間に挿入することで、補間コンテンツを挿入しながら本コンテンツを途切れ無く再生し続けることができる。
また、本実施形態の処理方法を用いることで、本コンテンツに挿入する補間コンテンツを可能な限り短くすることができる。
さらに、補間コンテンツを本コンテンツの分野に合わせることで、視聴者に対して本コンテンツと補間コンテンツとの間で違和感を与えることなく視聴させることができる。また、補間コンテンツがCM等の広告媒体であれば、本コンテンツに興味のある視聴者に対して効果的にCMを視聴させることができる。
なお、本実施形態では、補間コンテンツを再生要求が行われるまでの配信する例を示したが、再生要求後に補間コンテンツを配信しても良い。
また、本実施形態では、1つのサーバに本コンテンツと補間コンテンツとが記憶されている場合について示したが、本コンテンツ用のサーバと、複数の補間コンテンツ用サーバとを備えるシステムを形成しても良い。この場合、再生端末2は、選択した本コンテンツの分野から関連する補間コンテンツ用サーバを選択する。そして、選択した補間コンテンツ用サーバから補間コンテンツデータを取得すればよい。
なお、前述の各実施形態では、コンテンツデータを4つの部分コンテンツデータに分割する例を示したが、分割数はこれに限らず、適宜設定すればよい。
第1の実施形態のコンテンツデータ配信システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態のコンテンツデータ配信システムの全体動作を示すシーケンス図である。 第1の実施形態のサーバ1の処理フローを示すフローチャートである。 第1の実施形態の再生端末2の処理フローを示すフローチャートである。 第1の実施形態のコンテンツデータの分割方法を説明する図である。 第1の実施形態のコンテンツデータの配信、受信、再生の時間関係を示す図である。 第2の実施形態のコンテンツデータ配信システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態のコンテンツデータ配信システムの全体動作を示すシーケンス図である。 第2の実施形態のサーバ1の処理フローを示すフローチャートである。 第2の実施形態の再生端末2の処理フローを示すフローチャートである。 第2の実施形態のコンテンツデータの分割方法を説明する図である。 第2の実施形態のコンテンツデータの配信、受信、再生の時間関係を示す図である。
符号の説明
1−サーバ、10,10A,10B−コンテンツ記憶装置、11−制御部、12−パケット生成部、13−送受信モジュール、14A,14B−アンテナ、
2−再生端末、21−CPU、22−ファイル用メモリ、23−バッファメモリ、24−送受信モジュール、25−再生部、26−再生器

Claims (5)

  1. 再生端末で再生するコンテンツデータをそれぞれが予め設定されたデータ長からなる複数の部分コンテンツデータに分割し、さらに各部分コンテンツデータをファイル部分コンテンツデータ、ストリーム部分コンテンツデータの順で分割し、全てのファイル部分コンテンツデータをファイル配信した後に、ストリーム部分コンテンツデータを時系列に順次ストリーム配信するコンテンツ送信手段と、
    ファイル部分コンテンツデータを受信した後、ストリーム部分コンテンツデータを順次受信して再生する際に、ストリーム部分コンテンツデータ間に該当するファイル部分コンテンツデータを挿入することで前記コンテンツデータを再生する再生端末と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツデータ配信システム。
  2. 前記コンテンツ送信手段は、ストリーム配信の伝送速度を検出する配信側伝送速度検出手段を備え、
    前記部分コンテンツデータにおける前記ストリーム部分コンテンツデータと前記ファイル部分コンテンツデータとのデータ割合を、コンテンツデータの再生速度に対する伝送速度の遅延量によって設定する請求項1に記載のコンテンツデータ配信システム。
  3. 再生端末で再生するコンテンツデータをそれぞれが予め設定されたデータ長からなる複数のストリーム部分コンテンツデータに分割して時系列に順次ストリーム配信するとともに、前記コンテンツデータに挿入する補間コンテンツデータを前記ストリーム配信よりも以前にファイル配信するコンテンツ送信手段と、
    前記補間コンテンツデータを受信した後、ストリーム部分コンテンツデータを順次受信して再生する際に、ストリーム部分コンテンツデータ間に前記補間コンテンツデータを挿入して再生する再生端末と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツデータ配信システム。
  4. 前記コンテンツ送信手段は、データ長の異なる複数種類の補間コンテンツデータをファイル配信し、
    前記再生端末はストリーム配信の伝送速度を検出する再生側伝送速度検出手段を備え、
    前記ストリーム部分コンテンツデータの再生速度に対する伝送速度の遅延量に基づいて、前記補間コンテンツデータを選択する請求項3に記載のコンテンツデータ配信システム。
  5. 前記コンテンツ送信手段は、前記補間コンテンツデータを、前記コンテンツデータの内容に基づいて選択してファイル配信する請求項3または請求項4に記載のコンテンツデータ配信システム。
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