JP2005167555A - 画像形成装置及びその制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 プロセスに優先度を付加し、複数の符号化手段及び/又は復号化手段を効率良く稼動させることにより、装置全体のスループットを向上させる。
【解決手段】 符号化手段15と復号化手段16とをそれぞれ複数備えた画像形成装置であって、符号化手段15ごと及び/又は復号化手段16ごとにそれぞれ処理させるプロセスを設定するとともに、各プロセスの優先度を符号化手段15ごと及び/又は復号化手段16ごとにそれぞれ設定するプロセス設定手段14−1と、優先度テーブルを記憶するプロセス記憶手段13と、優先度テーブルに基づいて符号化及び/又は復号化を要求する一又は二以上のプロセスに対し、一又は二以上の符号化手段15及び/又は復号化手段16を割り当てる割当手段14−2と、割り当てられた符号化手段15又は復号化手段16に対し、プロセスの符号化又は復号化を並列処理可能に実行させる制御手段14−3とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置及びその制御プログラムに関し、より詳しくは、複数の符号化装置及び復号化装置を備えた画像形成装置において、スループットを向上させる画像形成装置及びその制御プログラムに関する。
従来のコピー機(複写機),プリンタ,ファクシミリ,スキャナ,デジタル複合機(MFP)などの画像形成装置には、画像データを圧縮するJBIG,JPEG等の異なる複数のデータ圧縮方式を用いるものがある。このような画像形成装置は、プリンタドライバが、画像形成装置と外部のホストコンピュータ等とを接続するインターフェイスのデータ転送速度の計測に基づいて、最も効率の良い圧縮方法を選択して圧縮データを送信していた(例えば、特許文献1参照。)。
さらに、上記のような従来の画像形成装置において、複数の符号化装置及び復号化装置を実装させることにより、画像データの圧縮/伸長処理をより高速に行わせようとする技術も提案されている。
特開2003−114778号公報(第11頁、第7,8図)
以上のような従来の画像形成装置によれば、圧縮率の異なる複数の圧縮方法の中から最もエンコード時間の少ない(圧縮率の低い)圧縮方法を自動的に選択し、その圧縮方法により画像データを圧縮しているため、無駄な時間を費やさずに印刷処理のスループットを向上させることができる。
さらに、複数の符号化装置及び復号化装置を備えることにより、画像データの圧縮/伸長の並列処理が可能となり、よりスループットを向上させることができる。
しかしながら、複数の符号化装置及び復号化装置を備えたとしても、これらを効率的に利用できなければ処理速度の向上に寄与する保証はない。
すなわち、リアルタイムに符号化/復号化処理を複数の符号化装置及び復号化装置によって処理した場合、画像形成装置として重要度の高い処理(画像データの伸長処理など)と、比較的重要度の低い処理(画像データの圧縮処理など)が、ほぼ公平に扱われてしまうことになれば、重要度の高い処理が重要度の低い処理に阻まれる事態が生じ、装置全体としてはスループットの向上という効果が得られないか、希薄になってしまうといった問題があった。
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであり、複数の符号化装置及び/又は復号化装置により処理されるプロセスに優先度を付加し、それぞれの符号化装置及び/又は復号化装置を効率良く稼動させることにより、装置全体のスループットを向上させることのできる画像形成装置及びその制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、入力されたデータを符号化する符号化手段と、符号化されたデータを復号化する復号化手段とをそれぞれ複数備えた画像形成装置であって、符号化手段ごと及び/又は復号化手段ごとにそれぞれ処理させるプロセスを設定するとともに、この設定した各プロセスの優先度を符号化手段ごと及び/又は復号化手段ごとにそれぞれ設定するプロセス設定手段と、プロセス設定手段により設定されたプロセスと優先度とを含む優先度テーブルを記憶するプロセス記憶手段と、優先度テーブルに基づいて、画像形成に必要な符号化及び/又は復号化を要求する一又は二以上のプロセスに対し、複数の符号化手段及び/又は復号化手段のうちの一又は二以上を割り当てる割当手段と、この割当手段により割り当てられた符号化手段又は復号化手段に対し、プロセスの符号化又は復号化を、他の符号化手段及び/又は復号化手段と並列処理可能に実行させる制御手段とを備えた構成としてある。
画像形成装置をこのような構成にすれば、プロセス設定手段は、符号化手段ごと及び/又は復号化手段ごとにそれぞれ処理させるプロセスとその優先度を設定することができる。
したがって、画像形成装置として重要度の高い処理(画像データの伸長処理など)は優先度を高く設定し、比較的重要度の低い処理(画像データ圧縮処理など)は優先度を低く設定すれば、従来のように、重要度の高い処理と比較的重要度の低い処理とが、ほぼ公平に扱われてしまうといった事態を解消させることができ、例えば、処理時間を要するプロセスに多くの符号化手段及び/又は復号化手段を割り当てることができるので、符号化処理及び/又は復号化処理の時間を短縮させることができる。
さらに、制御手段は、優先度テーブルに基づいて、割当手段により各プロセスに割り当てられた符号化手段及び/又は復号化手段を並列処理させることができるので、他のプロセスの符号化処理及び/又は復号化処理の終了を待機させる必要はなく、符号化処理及び/又は復号化処理の時間を短縮させることができる。
このため、個々の符号化手段及び/又は復号化手段は優先度テーブルに基づいて効率良く稼動することができ、装置全体のスループットを向上させることができる。
また、本発明の画像形成装置は、割当手段は、優先度テーブルに基づいて、一又は二以上のプロセスに対し、現在使用されていない一又は二以上の符号化手段及び/又は復号化手段を割り当てる構成としてある。
画像形成装置をこのような構成にすれば、割当手段は、優先度テーブルに基づいて現在使用されていない一又は二以上の符号化手段及び/又は復号化手段をプロセスに割り当てるため、このプロセスは待ち時間を要することなく処理が開始される。
このため、使用されていなかった一又は二以上の符号化手段及び/又は復号化手段を有効利用することにより、装置全体を効率良く稼動することができ、スループットを向上させることができる。
また、本発明の画像形成装置は、符号化手段及び/又は復号化手段が処理中である場合に、新規プロセスが発生したとき、割当手段は、優先度テーブルに基づいて、新規プロセスを含む一又は二以上のプロセスに対し、複数の符号化手段及び/又は復号化手段のうちの一又は二以上を改めて割り当てる構成としてある。
画像形成装置をこのような構成にすれば、割当手段は、新規プロセスを現在処理中のプロセスが終了するまで待機させることなく、この新規プロセスに対する、優先度を考慮して改めて複数の符号化手段及び/又は復号化手段のうちの一又は二以上を改めて割り当てることができる。
このため、この新規プロセスが非常に重要度の高いプロセスであった場合などには、割当手段は、先に処理していたプロセスに割り込んでいずれか一又は二以上の複数の符号化手段及び/又は復号化手段をこの新規プロセスに割り当てることができる。
したがって、たとえ後から新規プロセスが追加されたとしても、各符号化手段又は各復号化手段は好適なプロセスを優先的に処理することができるので、装置全体としてのスループットを向上させることができる。
また、本発明の画像形成装置は、符号化手段及び/又は復号化手段のいずれかにより処理されるプロセスが終了した場合に、割当手段は、優先度テーブルに基づいて、残りの一又は二以上のプロセスに対し、処理が終了した符号化手段及び/又は復号化手段を含めた複数の符号化手段及び/又は復号化手段のうちの一又は二以上を改めて割り当てる構成としてある。
画像形成装置をこのような構成にすれば、割当手段は、プロセスの処理が終了したことにより、使用されなくなった符号化手段及び/又は復号化手段が生じた場合に、改めて、処理の終了していない残りの一又は二以上のプロセスに対し、複数の符号化手段及び/又は復号化手段のうちの一又は二以上を改めて割り当てるので、使用されていない符号化手段及び/又は復号化手段を無駄にすることなく、次のプロセスに割り当てることが可能となる。
このため、プロセスの処理が終了した符号化手段及び/又は復号化手段を効率良く稼動することができ、装置全体のスループットをさらに向上させることができる。
また、本発明の画像形成装置は、プロセス設定手段は、プロセス及び/又は優先度の任意設定、及び/又は動的変更が可能である構成としてある。
画像形成装置をこのような構成にすれば、所望の優先度レベルに変更させることができるので、利用者の画像形成装置の利用体系の変化等に応じて臨機応変に対応させることができ、利便性を向上させることができる。
また、本発明の画像形成装置の制御プログラムは、入力されたデータを符号化する符号化手段と、符号化されたデータを復号化する復号化手段とをそれぞれ複数備えた画像形成装置の制御プログラムであって、符号化手段ごと及び/又は復号化手段ごとにそれぞれ処理させるプロセスを設定するとともに、符号化手段ごと及び/又は復号化手段ごとにそれぞれ設定した各プロセスの優先度を設定するプロセス設定ステップと、プロセス設定ステップで設定されたプロセスと優先度とを含む優先度テーブルを記憶するプロセス記憶ステップと、優先度テーブルに基づいて、画像形成に必要な符号化及び/又は復号化を要求する一又は二以上のプロセスに対し、複数の符号化手段及び/又は復号化手段のうちの一又は二以上を割り当てる割当ステップと、この割当ステップで割り当てられた符号化手段又は復号化手段に対し、プロセスの符号化又は復号化を、他の符号化手段及び/又は復号化手段と並列処理可能に実行させる制御ステップとを画像形成装置に実行させるプログラムとしてある。
画像形成装置の制御プログラムをこのようなプログラムにすれば、例えば、プログラムを記憶させた記録媒体をコンピュータを搭載した画像処理装置に直接装着して当該コンピュータに読み込ませることにより、プロセス設定ステップでは、符号化手段ごと及び/又は復号化手段ごとにそれぞれ処理させるプロセスとその優先度を設定することができる。
したがって、画像形成装置として重要度の高い処理(画像データの伸長処理など)は優先度を高く設定し、比較的重要度の低い処理(画像データ圧縮処理など)は優先度を低く設定すれば、従来のように、重要度の高い処理と比較的重要度の低い処理とが、ほぼ公平に扱われてしまうといった事態を解消させることができ、例えば、処理時間を要するプロセスに多くの符号化手段及び/又は復号化手段を割り当てることができるので、符号化処理及び/又は復号化処理の時間を短縮させることができる。
さらに、制御ステップでは、優先度テーブルに基づいて、割当ステップで各プロセスに割り当てられた符号化手段及び/又は復号化手段を並列処理させることができるので、他のプロセスの符号化処理及び/又は復号化処理の終了を待機させる必要はなく、符号化処理及び/又は復号化処理の時間を短縮させることができる。
このため、個々の符号化手段及び/又は復号化手段は優先度テーブルに基づいて効率良く稼動することができ、装置全体のスループットを向上させることができる。
本発明によれば、複数の符号化手段及び/又は復号化手段のそれぞれに処理させるプロセスとその優先度を設定するため、各符号化手段及び/又は各復号化手段に好適なプロセスを優先的に処理させることができ、符号化及び/又は復号化処理の時間を短縮させることができるとともに、複数の符号化手段及び/又は復号化手段を並列処理させることができるので、他のプロセスの符号化又は復号化処理が終わるのを待機させる必要がなく、さらに符号化処理及び/又は復号化処理の時間を短縮させることができ、装置全体のスループットを向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第一実施形態]
まず、本発明の第一実施形態に係る画像形成装置について、図1を参照して説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。
本発明の画像形成装置は、入力された画像データ等をJBIGやJPEG等の特定の形式に変換してデータを圧縮する符号化処理を行うとともに、これとは逆に、圧縮されたデータを伸長する復号化処理を行うものである。なお、この圧縮,伸長するデータの種別は画像データに限定されるものではない。
図1に示すように、画像形成装置は、フロントパネル11と、入出力インターフェイス12と、主記憶装置(プロセス記憶手段)13と、中央演算装置14と、複数の符号化モジュール(符号化手段)15(15a,15b,15c,15d)と、複数の復号化モジュール(復号化手段)16(16a,16b,16c,16d)とを有している。
なお、本第一実施形態に係る画像形成装置10では、少なくとも主記憶装置13及び中央処理装置14がシステムバス17に接続されており、任意の情報処理を行うことが可能とされている。
ただし、複数の符号化モジュール15及び複数の復号化モジュール16の種別は特定する必要はなく、また、装置内に実装する個数も任意であるとする。
フロントパネル11は、キー入力部,液晶表示部,LED表示部等のうち一以上を含み、ユーザからの各種指示情報を入力するとともに、ユーザに対して、種々のメッセージを表示する。
入出力インターフェイス12は、装置外部との間でデータの入出力を行うインターフェイスである。
主記憶装置13は、RAM(Random Access Memory)等により構成され、各種データを記憶し保存する。したがって、主記憶装置13は、後述するプロセス設定部14−1により設定されたプロセスと優先度とを含む優先度テーブル(図3に示すテーブル(1)〜(4)参照。)を記憶する。
中央演算装置14は、CPU(Central Processing Unit)により構成され、図2に示すように、プロセス設定部(プロセス設定手段)14−1と、モジュール割当部(割当手段)14−2と、モジュール制御部(制御手段)14−3とを有している。なお、図2は、本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の中央演算装置の内部構成図である。
プロセス設定部14−1は、例えば、フロントパネル11からの入力操作に基づいて、符号化モジュール15ごと、或いは復号化モジュール16ごとにそれぞれ処理させるプロセスを設定する。なお、このプロセスは、入出力インターフェイス12等から入力された画像データを符号化及び復号化するプロセス(例えば、画像圧縮処理,画像伸長処理等)からなり、更にこれらを細分化することもできる。
また、プロセス設定部14−1は、この設定した各プロセスに対する優先度を、符号化モジュール15ごと、或いは復号化モジュール16ごとにそれぞれ設定する。更に、プロセス設定部14−1は、このように設定したプロセス及び優先度を含む優先度テーブルを生成し、これを主記憶装置13に記憶させる。
モジュール割当部14−2は、入出力インターフェイス12から入力された画像データを読み取ると、この画像データに基づく画像形成に必要な符号化/復号化処理に関わる一又は二以上のプロセスを抽出し、この抽出した一又は二以上のプロセスに対し、優先度テーブルに基づいて複数の符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16のうちの一又は二以上を割り当てる。
また、モジュール割当部14−2は、符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16が処理中である場合に、新規プロセスが発生したときには、優先度テーブルに基づいて、新規プロセスを含む一又は二以上のプロセスに対し、複数の符号化モジュール15、或いは複数の復号化モジュール16のうちの一又は二以上を改めて割り当てる。
なお、本第一実施形態におけるモジュール割当部14−2は、優先度テーブルに基づいて、一又は二以上のプロセスに対し、現在使用されていない一又は二以上の符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16を割り当てることができる。
モジュール制御部14−3は、モジュール割当部14−2により割り当てられた符号化モジュール15又は復号化モジュール16に対し、プロセスの符号化又は復号化を、他の符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16と並列処理可能に実行させる。
すなわち、例えば、プロセスA,Bが要求された場合に、モジュール割当部14−2が、符号化モジュール15aをプロセスAに割り当て、符号化モジュール15bをプロセスBに割り当てたとすれば、モジュール制御部14−3は、これら符号化モジュール15aと符号化モジュール15bによる符号化処理を同時進行させることができる。
図3は、本第一実施形態に係る画像形成装置の中央演算装置における優先度テーブル参照の概念図である。
同図に示すように、符号化モジュール15a〜15dには、それぞれ固有の優先度テーブル(1)〜(4)が関連付けられている。なお、各優先度テーブルの算用数字1〜4は、その符号化モジュール15に設定されたプロセスに対する優先度順位を示している。
中央演算装置14のモジュール割当部14−2は、入力された画像データに基づくプロセスAを抽出すると、符号化モジュール15aから順に符号化モジュール15dまで優先度テーブルを参照する。図に示す例によれば、符号化モジュール15aの優先度テーブル(1)の優先度1と、符号化モジュール15dの優先度テーブル(4)の優先度2とにプロセスAが設定されている。
したがって、モジュール割当部14−2は、プロセスAの処理に符号化モジュール15a,15dを割り当てることは可能であるが、他の符号化モジュール15b,15cを割り当てることは不可能であると判断する。
図4は、本第一実施形態に係る画像形成装置の中央演算装置におけるモジュール使用状況判断の概念図である。
中央演算装置14のモジュール割当部14−2は、図3に示す優先度テーブルを参照して、プロセスAの処理に割り当て可能な符号化モジュールが符号化モジュール15a,15dであると判断すると、続けて、それらの使用状況の判断を行う。
すなわち、図4に示すように、モジュール割当部14−2は、符号化モジュール15aと、符号化モジュール15dを順に検索して、その使用状況を判断する。
したがって、検索の結果、条件に当てはまる符号化モジュール15があれば、モジュール割当部14−2は、その符号化モジュール15をプロセスAの処理に割り当てることを決定し、モジュール割当部14−2に割り当てを実行させる。なお、条件に当てはまる符号化モジュール15がない場合の処理は、後述する画像形成装置の動作説明において詳述する。
なお、モジュール割当部14−2は、各プロセスごとに行うので、プロセスAと同時に他のプロセスをも読み取った場合には、各符号化モジュール15における優先度テーブルに基づいて、より優先度の高いプロセスに各復号化モジュール15又は各復号化モジュール16を割り当てる。
また、図3及び図4では、符号化モジュール15を例に説明したが、復号化モジュール16のプロセスに対する割り当ても同様の処理が行われる。
符号化モジュール15は、複数備えられており、各符号化モジュール15は、入力された画像データに基づく各プロセスのうちいずれか一又は二以上のプロセスに対する処理に、モジュール割当部14−2により割り当てられ、モジュール制御部14−3からの制御を受けて、割り当てられたプロセスの処理を実行する。
復号化モジュール16は、複数備えられており、各復号化モジュール16は、上述した各符号化モジュール15と同様に、入力された画像データに基づく各プロセスのうちいずれか一又は二以上のプロセスに対する処理に、モジュール割当部14−2により割り当てられ、モジュール制御部14−3からの制御を受けて、割り当てられたプロセスの処理を実行する。
次に、本第一実施形態に係る画像形成装置の動作について説明する。
図5は、本第一実施形態に係る画像形成装置の動作を示したフローチャートである。
同図において、プロセス設定部14−1が、各符号化モジュール15ごと、或いは各復号化モジュール16ごとに、処理可能なプロセス、及びこのプロセスの優先度を設定する(ステップS501(プロセス設定ステップ))。
次いで、主記憶装置13が、ステップS501で設定したプロセスと優先度とを含む優先度テーブルを、各符号化モジュール15ごと、或いは各復号化モジュール16ごとに記憶する(ステップS502(プロセス記憶ステップ))。
以上の前処理の後に、モジュール割当部14−2は、画像データが入力されることにより、この画像データに基づく符号化処理、或いは復号化処理のプロセス要求が発生したか否かを判断する(ステップS503)。
次いで、モジュール割当部14−2は、要求されたプロセスXが使用可能であり、且つ、現在使用されていない(プロセスの処理を実行中でない)符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16が存在するか否かを判断する(ステップS504)。
すなわち、モジュール割当部14−2は、各符号化モジュール15ごと、或いは各復号化モジュール16ごとに関連付けて記憶されている優先度テーブルを参照することにより、プロセスXがそのモジュールで処理可能であるか否かを判断し、また、モジュール制御部14−3の制御状態から各符号化モジュール15、或いは各復号化モジュール16の使用状況を判断している。
モジュール割当部14−2は、ステップS504の判断の結果、条件に当てはまる符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16が存在すれば、そのモジュールをプロセスXの処理に割り当てる(ステップS505(割当ステップ))。
ステップS505で、プロセスX及びその他のプロセスへの符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16の割り当てが完了すると、モジュール制御部14−3は、各プロセスに割り当てられた符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16を並列処理する(ステップS506(制御ステップ))。
一方、モジュール割当部14−2は、ステップS504の判断の結果、条件に当てはまる符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16が存在しなければ、プロセスXよりも優先度の低いプロセスYの処理を実行中の符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16が存在するか否かを更に判断する(ステップS507)。
ステップS507で、プロセスYを処理中の符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16が存在すれば、モジュール割当部14−2は、そのモジュールのプロセスYの処理を中断して、待機させ(ステップS508)、そのモジュールをプロセスXの処理に割り当てる(ステップS505(割当ステップ))。そして、モジュール制御部14−3は、プロセスに割り当てられた符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16を並列処理する(ステップS506(制御ステップ))。
また、ステップS507で、プロセスYを処理中の符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16が存在しなければ、モジュール割当部14−2は、プロセスXの処理を待機させる(ステップS509)。すなわち、この場合に、プロセスXは、いずれかの符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16における他のプロセスの処理が終了するまで、処理されることはない。
次に、本第一実施形態に係る画像形成装置における符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16が、例えば、プロセスB,Cの処理中であるとき、新規プロセスA,次いで、新規プロセスDが発生した場合について説明する。
モジュール割当部14−2は、優先度テーブルに基づいて、新規プロセスAを含む一又は二以上のプロセス(プロセスA,B,C、又はプロセスA,B,C,D)に対し、複数の符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16のうちの一又は二以上を改めて割り当てる。
以下に、本第一実施形態に係る画像形成装置における符号化モジュールの割り当て遷移について、図6を参照しながら説明する。また、復号化モジュール16の割り当て遷移に関しても、符号化モジュール15と同一であるため、ここでは、符号化モジュール15の遷移を例にとって説明する。
図6は、本実施形態に係る画像形成装置における符号化モジュールの割り当て遷移状態を示した図である。
図6(a)は、はじめに、プロセスB及びプロセスCの要求があった場合の各符号化モジュール15a〜15dの割り当て状態を示したものであり、図3に示す各符号化モジュール15の優先度テーブルを参照すると、プロセスBを処理可能な符号化モジュール15は、15a〜15dのすべてのモジュールであることが分かり、また、プロセスCを処理可能な符号化モジュール15は、15b,15c,15dであることが把握できる。
したがって、このプロセスB,Cの要求が発生したとき、符号化モジュール15aに関しては競合するプロセスが存在しないため、優先度を比較するまでもなく割り当てが決定され、モジュール割当部14−2は、符号化モジュール15aをプロセスBの処理に割り当てる。
これに対して、符号化モジュール15b,15c,15dに関しては、プロセスBとプロセスCが競合するため、モジュール割当部14−2は、各符号化ジュール15b,15c,15dをいずれのプロセスの処理に割り当てるかを優先度レベルに基づいて決定しなくてはならない。
ここで、符号化モジュール15b,15dについて優先度テーブル(2)及び(4)を参照すると、プロセスCよりプロセスBの方が優先度が高いため、モジュール割当部14−2は、符号化モジュール15b,15dをプロセスBに割り当てる。また、符号化モジュール15cについて優先度テーブル(3)を参照すると、プロセスBよりプロセスCの方が優先度が高いため、モジュール割当部14−2は、符号化モジュール15cをプロセスCに割り当てる。
以上の処理手順により、図6(a)に示す割り当て状態が得られる。
次に、図6(b)は図6(a)のプロセス処理中に新規プロセスAが発生した場合における各符号化モジュール15の遷移状態を示した図である。
なお、図中において、破線で描いた符号化モジュール15は遷移前の割り当てを示し、実線で描いた符号化モジュール15は遷移後の割り当てを示している。
上述したように、モジュール割当部14−2は、優先度テーブルに基づいて、新規プロセスAを含む一又は二以上のプロセスA,B,Cに対し、複数の符号化モジュール15a〜15dのうちの一又は二以上を改めて割り当てる。
ここで、図3に示した各優先度テーブルを参照すると、プロセスAを処理可能な符号化モジュール15は、15a,15dの二つであることが分かる。したがって、これらの符号化モジュール15a,15dに関連付けられた優先度テーブルの各プロセスに対する優先度レベルを参照すると、ともにプロセスBよりもプロセスAの方が優先度レベルが高いので、プロセスBに対する符号化モジュール15a,15dの割り当てを改めて、新規プロセスAに割り当てる。
さらに、図6(c)は図6(b)のプロセス処理中に新規プロセスDが発生した場合における各符号化モジュール15の遷移状態を示した図であるが、ここでのプロセスの遷移についても、上述した図6(b)における説明と同様の手順により処理されるため、詳細な説明は省略する。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置によれば、複数の符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16のそれぞれに処理させるプロセスとその優先度を設定するため、各符号化モジュール15、或いは各復号化モジュール16に好適なプロセスを優先的に処理させることができ、符号化、或いは復号化処理の時間を短縮させることができるとともに、複数の符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16を並列処理させることができるので、他のプロセスの符号化又は復号化処理が終わるのを待機させる必要がなく、さらに符号化処理、或いは復号化処理の時間を短縮させることができ、装置全体のスループットを向上させることができる。
さらに、符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16が、プロセスの処理中であるとき、新規プロセスが発生した場合に、モジュール割当部14−2は、新規プロセスを、現在処理中のプロセスが終了するまで待機させることなく、この新規プロセスに対する、優先度を考慮して改めて複数の符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16のうちの一又は二以上を改めて割り当てることができる。
すなわち、この新規プロセスが、例えば、プリンタ印刷プロセスやコピー印刷プロセスのように非常に重要度の高いプロセスであった場合などには、モジュール割当部14−2は、先に処理していたプロセス(比較的重要度の高くない描画グラフィック作成プロセス等)に割り込んで、いずれか一又は二以上の複数の符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16をこの新規プロセスに割り当てることができる。
したがって、たとえ後から新規プロセスが追加されたとしても、各符号化モジュール15又は各復号化モジュール16は好適なプロセスを優先的に処理することができるので、装置全体としてのスループットを向上させることができる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態に係る画像形成装置について説明する。
なお、本第二実施形態に係る画像形成装置の全体構成は、上記第一実施形態に係る画像形成装置と同様であるため、その説明は省略する。
本第二実施形態に係る画像形成装置では、符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16のいずれかにより処理されるプロセスA,B,C,Dの処理中である場合に、プロセスAのみが終了した場合、或いはプロセスAとBが同時に終了した場合に、モジュール割当部14−2は、優先度テーブルに基づいて、残りの一又は二以上のプロセス(プロセスB,C,D、又はプロセスC,D)に対し、処理が終了した符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16を含めた複数の符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16のうちの一又は二以上を改めて割り当てる。
以下に、本第二実施形態に係る画像形成装置における符号化モジュールの割り当て遷移について、図7を参照しながら説明する。また、復号化モジュール16の割り当て遷移に関しても、符号化モジュール15と同一であるため、ここでは、符号化モジュール15の遷移を例にとって説明する。
図7は、本実施形態に係る画像形成装置における符号化モジュールの割り当て遷移状態を示した図である。
なお、本第二実施形態に係る画像形成装置における各符号化モジュール15は、上記第一実施形態に係る画像形成装置の各符号化モジュール15に関連付けられた各優先度テーブルを備えている(図3参照)。
図7(a)は、はじめに、プロセスA〜Dの要求があった場合の各符号化モジュール15a〜15dの割り当て状態を示したものであり、図3に示す各符号化モジュール15の優先度テーブルを参照して割り当てられたものである。
次に、図7(b)は図7(a)のプロセス処理中にプロセスAの処理のみが終了した場合における各符号化モジュール15の遷移状態を示した図である。
なお、図中において、矢印の付された符号化モジュール15が遷移されたモジュールを示している。
上述したように、モジュール割当部14−2は、優先度テーブルに基づいて、処理が終了していない残りの一又は二以上のプロセスB,C,Dのいずれかに対し、処理が終了した符号化モジュール15aを改めて割り当てる。
ここで、図3に示した符号化モジュール15aの優先度テーブルを参照すると、符号化モジュール15aが処理可能なプロセスは、現在処理中であるプロセスB,C,DのうちプロセスBのみであることが把握できる。したがって、モジュール割当部14−2は、必然的に符号化モジュール15aをプロセスBに割り当てる。
次に、図7(c)は、図7(a)のプロセス処理中にプロセスAとBが同時に終了した場合における各符号化モジュール15の遷移状態を示した図である。
この場合には、モジュール割当部14−2は、優先度テーブルに基づいて、処理が終了していない残りのプロセスC,Dのいずれかに対し、処理が終了した符号化モジュール15a,15bを改めて割り当てる。
ここで、図3に示した符号化モジュール15aの優先度テーブルを参照すると、符号化モジュール15aの処理可能なプロセスには、現在処理中のプロセスC,Dが含まれないことが把握できる。したがって、モジュール割り当て部14−2は、この符号化モジュール15aをいずれの処理にも割り当てることができず、不使用状態となる。
一方、図3に示した符号化モジュール15bの優先度テーブルを参照すると、符号化モジュール15bの処理可能なプロセスには、現在処理中のプロセスC,DのうちプロセスCのみが含まれることが把握できる。したがって、モジュール割り当て部14−2は、この符号化モジュール15bをプロセスCの処理に割り当てる。
以上のように、本第二実施形態に係る画像形成装置によれば、モジュール割当部14−2は、プロセスの処理が終了したことにより、使用されなくなった符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16が生じた場合に、改めて、処理の終了していない残りの一又は二以上のプロセスに対し、複数の符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16のうちの一又は二以上を改めて割り当てるので、使用されていない符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16を無駄にすることなく、次のプロセスに割り当てることが可能となる。
このため、プロセスの処理が終了した符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16を効率良く稼動することができ、装置全体のスループットをさらに向上させることができる。
以上、本発明の画像形成装置について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係る画像形成装置は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、フロントパネル11などに各符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16が処理可能なプロセス、及びそのプロセスに対する各符号化モジュール15、或いは復号化モジュール16における優先度を設定する画面を表示させ、操作部からの利用者の入力に応じてプロセス設定部14−1が、プロセス又は優先度の任意設定、又は動的変更を可能することもできる。
このような構成にすれば、所望の優先度レベルに変更させることができるので、利用者の画像形成装置の利用体系の変化等に応じて臨機応変に対応させることができ、利便性を向上させることができる。
また、上記第一又は第二実施形態に係る画像形成装置は、画像形成装置に備えられたASIC(Application Specific Integrated Circuit)やROMに格納されている制御プログラムを中央演算装置14により実行することができる。画像形成装置の制御プログラムは、例えば、記録媒体により提供される。記録媒体としては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ、その他画像形成装置で読み取り可能な任意の手段を使用することができる。
また、記録媒体に記録された画像形成装置の制御プログラムは、記録媒体を直接画像形成装置に装着して当該画像形成装置に読み込ませることができ、また、通信回線を介して画像形成装置に読み込ませるようにしても良い。
符号化装置、或いは復号化装置を複数備え、高速処理を要求される、例えば、
コピー機(複写機),プリンタ,ファクシミリ,スキャナ,デジタル複合機(MFP)などの画像形成装置に好適に利用することができる。
本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。 本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の中央演算装置の内部構成図である。 本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の中央演算装置における優先度テーブル参照の概念図である。 本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の中央演算装置におけるモジュール使用状況判断の概念図である。 本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の動作を示したフローチャートである。 本発明の第一実施形態に係る画像形成装置における符号化モジュールの割り当て遷移状態を示した図である。 本発明の第二実施形態に係る画像形成装置における符号化モジュールの割り当て遷移状態を示した図である。
符号の説明
11 フロントパネル
12 入出力インターフェイス
13 主記憶装置(プロセス記憶手段)
14 中央演算装置
14−1 プロセス設定部(プロセス設定手段)
14−2 モジュール割当部(割当手段)
14−3 モジュール制御部(制御手段)
15 符号化モジュール(符号化手段)
16 復号化モジュール(復号化手段)
17 システムバス

Claims (6)

  1. 入力されたデータを符号化する符号化手段と、符号化されたデータを復号化する復号化手段とをそれぞれ複数備えた画像形成装置であって、
    前記符号化手段ごと及び/又は前記復号化手段ごとにそれぞれ処理させるプロセスを設定するとともに、この設定した各プロセスの優先度を前記符号化手段ごと及び/又は前記復号化手段ごとにそれぞれ設定するプロセス設定手段と、
    前記プロセス設定手段により設定された前記プロセスと前記優先度とを含む優先度テーブルを記憶するプロセス記憶手段と、
    前記優先度テーブルに基づいて、画像形成に必要な符号化及び/又は復号化を要求する一又は二以上のプロセスに対し、複数の前記符号化手段及び/又は前記復号化手段のうちの一又は二以上を割り当てる割当手段と、
    この割当手段により割り当てられた符号化手段又は復号化手段に対し、前記プロセスの符号化又は復号化を、他の符号化手段及び/又は復号化手段と並列処理可能に実行させる制御手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記割当手段は、前記優先度テーブルに基づいて、前記一又は二以上のプロセスに対し、現在使用されていない一又は二以上の前記符号化手段及び/又は前記復号化手段を割り当てる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
    前記符号化手段及び/又は前記復号化手段が処理中である場合に、新規プロセスが発生したとき、
    前記割当手段は、前記優先度テーブルに基づいて、前記新規プロセスを含む一又は二以上のプロセスに対し、複数の前記符号化手段及び/又は前記復号化手段のうちの一又は二以上を改めて割り当てる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記符号化手段及び/又は前記復号化手段のいずれかにより処理されるプロセスが終了した場合に、
    前記割当手段は、前記優先度テーブルに基づいて、残りの一又は二以上のプロセスに対し、処理が終了した符号化手段及び/又は復号化手段を含めた複数の前記符号化手段及び/又は前記復号化手段のうちの一又は二以上を改めて割り当てる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記プロセス設定手段は、前記プロセス及び/又は前記優先度の任意設定、及び/又は動的変更が可能である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 入力されたデータを符号化する符号化手段と、符号化されたデータを復号化する復号化手段とをそれぞれ複数備えた画像形成装置の制御プログラムであって、
    前記符号化手段ごと及び/又は前記復号化手段ごとにそれぞれ処理させるプロセスを設定するとともに、前記符号化手段ごと及び/又は前記復号化手段ごとにそれぞれ設定した各プロセスの優先度を設定するプロセス設定ステップと、
    前記プロセス設定ステップで設定された前記プロセスと前記優先度とを含む優先度テーブルを記憶するプロセス記憶ステップと、
    前記優先度テーブルに基づいて、画像形成に必要な符号化及び/又は復号化を要求する一又は二以上のプロセスに対し、複数の前記符号化手段及び/又は前記復号化手段のうちの一又は二以上を割り当てる割当ステップと、
    この割当ステップで割り当てられた符号化手段又は復号化手段に対し、前記プロセスの符号化又は復号化を、他の符号化手段及び/又は復号化手段と並列処理可能に実行させる制御ステップと
    を画像形成装置に実行させることを特徴とする画像形成装置の制御プログラム。
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