JP2005166407A - スポットライト並びに電球用飛散防止カバー - Google Patents

スポットライト並びに電球用飛散防止カバー Download PDF

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Abstract

【課題】使用中に電球が破裂したとしても、3mm以下の微細な破片が外部へ飛散することのないよう、その破片の飛散を反射器内にて防止することができる新規なスポットライトを提供する。
【解決手段】反射器6内に備えられたガラス製の飛散防止カバー5内に電球4が収容されるので、使用中に電球4が破裂したとしても、その破片は飛散防止カバー5に捕捉される。よって、微細な破片であっても投光開口部3a,カッター摺動用スリット10などを介して灯体a外部へ飛散する虞れがなく、劇場舞台、テレビスタジオ、展示会場、宴会場、アミューズメントパーク等の各種演出空間での使用に適した安全性の高いスポットライトとすることができた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、劇場舞台、テレビスタジオ、展示会場、宴会場、アミューズメントパーク等の各種演出空間で使用されるスポットライトの改良に関し、詳しくは、この種スポットライトの内部に装着される電球の飛散防止構造に関する。
従来から、電球と反射器を内蔵するランプハウスの前方にカッター機構部を配し、該カッター機構部の前方に一又は複数のレンズを内蔵するレンズ筒を配し、電球として高容量(500W〜1kW程度)の白熱電球を用いて、例えば舞台上の役者に遠方からスポット光を照射し得るよう構成されたスポットライトが知られている。
ところで、この種スポットライトは、使用時に電球が破裂したとしてもその破片が飛散しない構造とするようJIS規格に規定されており、具体的には、「投光開口部から3mm以上の破片が落下しない構造にしなければならない」「他のすべての開口部は、破裂したランプの部分が直接に器具から出てゆかない構造にしなければならない」「網目の開きが8mm以下の網やラビリンス(迷路)で覆われた開口部は、上記の直接経路(直接器具外に飛散する開放部)の要求事項を満たしているものとみなす」などの規定が、JIS
C 8105−2−17 に記載されている。
このような規定を満たすために、従来のスポットライトにおいては、例えば特許文献1に開示されるように、投光開口部(灯体先端部)に、金網を配した飛散防止構造が用いられている。
しかし、この種スポットライトは通常、高所に設置され投光開口部が下向きになる状態で使用されるので、使用中に電球が破裂した場合、3mm以下の微細な破片が網目から落下する虞れが無いとは言えず、特に、劇場客席、展示会場、宴会場、アミューズメントパークのような、設置場所の下方に多数の見物人や招待者などが存在する状況下では、より安全性の高い構造が要求されている。
このような要求に対応するために、前記金網に代えて透明ガラス板により投光開口部を塞ぐことも考えられる(例えば特許文献2参照)が、スポットライトは前記したように、ランプハウスの前方にカッター機構部を備え、該カッター機構部は、所要数のカッター羽根を摺動させるためのスリットが灯体の周方向に沿って複数形成されているので、破裂した電球の微細な破片がそのスリットから落下する虞れが無いとは言えなかった。
また、特許文献3には、電球を挿入した反射鏡からなる反射器(後端側に頂部開口を有すると共に前面を開口する楕円反射鏡からなる反射器)の前面開口を透明シールド板で塞いだ所謂シールドビームタイプの電球が開示されており、特許文献4には、内部バルブを外球ガラス管に収納した所謂二重管型の電球が開示されている。
このシールドビームタイプ型の電球においては、ランプを交換する毎に反射鏡まで交換することになり、さらに、特殊な形状の電球であるため、専用の照明装置に使用され、主に投光ビームを見せるために用いられている。また、二重管型の電球は、高容量(500W以上)を求められるスポットライト用電球としては不適当である。
そして、いずれの電球も既存のスポットライトへの組み込みが困難であるという問題があり、電球自体に反射鏡と透明シールドや外球ガラス管が装備されているため高価な電球になるという問題がある。
特開2001−307532号公報 特開平10−64317号公報 特開2001−76505号公報 特開平6−310109号公報
本発明は上述したような従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、使用中に電球が破裂したとしても、3mm以下の微細な破片が、灯体先端の投光開口部、灯体周面の放熱用やカッター羽根摺動用のスリットなどを通って外部へ飛散することのないよう、その破片の飛散を反射器内にて防止することができ、既存のスポットライトの構造を変更することなく容易に取り付け、取り外しすることができる新規な飛散防止構造を提供することにある。
以上の目的を達成するために、本発明に係るスポットライトは、請求項1記載のように、少なくとも灯体内に、電球と、該電球が発する光を前方へ反射する反射器を有するスポットライトであって、前記電球が収容されるガラス製の飛散防止カバーを前記反射器内に着脱自在に備えたことを特徴とする。
請求項2では、前記反射器がエリプソイダル型又はパラボラ型の反射鏡からなり、該反射器後端の頂部開口の後方に配したソケットに前記電球を装着して、該電球のバルブ部を前記反射器内に臨ませると共に、前記飛散防止カバーを、前記電球のバルブ部が収容される筒状体で、且つ先端側を閉塞すると共に後端側に放熱用の開口部を備えるよう形成したことを特徴とする。
請求項3では、前記飛散防止カバーが取り付け具により前記反射器に着脱可能に装着されており、該飛散防止カバー後端の放熱用の開口部と前記反射器後端の頂部開口との間に放熱用の隙間が確保されていることを特徴とする。
請求項4では、前記飛散防止カバーが、その後端を前記反射器後端の頂部開口に着脱可能に挿入して該反射器に直接装着されると共に、該飛散防止カバーの後部に、前記反射器の内部空間に臨む放熱用のスリットが形成されていることを特徴とする。
請求項5では、前記電球が白熱電球であり、該白熱電球と前記反射器を備えたランプハウスの前方に、アパーチャ部を通過する光を任意枠形にカットする所要数のカッター羽根を収容したカッター機構部を配すると共に、該カッター機構部の前方に一又は複数のレンズを収容するレンズ筒を配したことを特徴とする。
また、本発明に係るスポットライトの電球用飛散防止カバーは、請求項6記載のように、反射器内に臨む電球のバルブ部が収容される円筒体に形成された飛散防止カバーであって、前記円筒体は先端側を半球状に閉塞すると共に後端側に放熱用の開口部を備え、前記反射器に着脱自在に装着されることを特徴とする。
本発明は以上説明したように構成したので、以下の効果を奏する。
(請求項1)
反射器内に備えられた飛散防止カバー内に電球が収容されるので、使用中に万一電球が破裂したとしても、その破片は防爆カバーに捕捉される。よって、3mm以下の微細な破片であっても、投光開口部,放熱用やカッター羽根摺動用のスリットなどを介して灯体外部へ飛散する虞れがなく、劇場舞台、テレビスタジオ、展示会場、宴会場、アミューズメントパーク等の各種演出空間での使用に適した安全性の高い新規な照明装置を提供することができた。
(請求項2)
請求項1による前述の効果に加え、発光時の電球の熱を飛散防止カバー後端の放熱用開口部から逃がすことができるので、エリプソイダル型又はパラボラ型の反射鏡からなる反射器内に電球のバルブ部が固定されるスポットライトに好適に対応することができる。
(請求項3)
請求項1、2による前述の効果に加え、発光時の電球の熱を、飛散防止カバー後端の放熱用開口部と、反射器後端の頂部開口との間の隙間から、より確実に逃がすことができ、且つその飛散防止カバーを取り付け具により反射器に着脱自在に装着するようにしたので、エリプソイダル型又はパラボラ型の反射鏡からなる反射器内に電球のバルブ部が固定されるスポットライトの基本的構造を変更することなく、既存のスポットライトに対しても好適に対応することができる安価な電球飛散防止構造を備えた新規なスポットライトを提供することができた。
(請求項4)
請求項1、2による前述の効果に加え、発光時の電球の熱を、飛散防止カバー後端の放熱用開口部と該カバー後部の放熱用スリットから逃がすことができ、且つその飛散防止カバーを反射器に着脱自在に装着するようにしたので、エリプソイダル型又はパラボラ型の反射鏡からなる反射器内に電球のバルブ部が固定されるスポットライトの基本的構造を変更することなく、既存のスポットライトに対しても好適に対応することができる安価な電球飛散防止構造を備えた新規なスポットライトを提供することができた。
また、飛散防止カバーを反射器に直接装着することができるので、取り付け具などの別部材が不要になり、部品点数の少ないより安価な構造として提供することができる。
(請求項5)
白熱電球を用いるスポットライトにおいて、請求項1〜4による前述の効果を得ることができた。よって、劇場舞台、テレビスタジオ、展示会場、宴会場、アミューズメントパーク等の各種演出空間での使用に適した安全性の高い新規なスポットライトを提供することができた。
(請求項6)
請求項1〜5による効果を得ることができる電球用飛散防止カバーとして、スポットライトやその他の照明器具に好適に用いることができる。
また、飛散防止カバーが円筒体で且つその先端を半球状に閉塞した形状のため、電球から放射される光に影などが生じる虞れを防止し得るなどの効果が期待できる。
以下、本発明に係るスポットライト及び電球用飛散防止カバーの実施形態の一例を図面を参照して説明する。
図1は本例のスポットライトの概要を示す側面図で、図中aは、ランプハウス1の前方にカッター機構部2を配設すると共に、該カッター機構部2の前方にレンズ筒3を配設してなる灯体を表し、該灯体aは灯体支持具bにより支持されるようになっている。
ランプハウス1は、アルミニウム又はアルミニウム合金、その他の金属材料等で成形されたもので、その内部に、光源となる電球4、該電球4の飛散防止カバー5、後端側に頂部開口6aを有すると共に前面を開口6bする楕円反射鏡からなり電球4の光を前方へ集光する所謂エリプソイダル型の反射器6、ソケット7などが内蔵されている。
カッター機構部2は、ランプハウス1と同質の金属材料等で成形された保持体8をランプハウス1の前面に連結すると共に、その保持体8内に、アパーチャ部を通過する光を任意枠形にカットする所要数のカッター羽根9を、光軸Lを囲むよう摺動自在に備え、且つ夫々のカッター羽根9の摺動操作を行うための把手9aを保持体8の周面に設けたスリット10から外側に突出させて、灯体aから照射される光の投影像の照射範囲を任意に調整し得るよう構成されている。
レンズ筒3は、ランプハウス1と同質の金属材料または耐熱プラスチックなどで成形されたもので、前記保持体8の前面に連結されており、その内部に一又は複数(本例では2枚)のレンズ11a,11bが配されている。
レンズ筒3の前面には投光開口部3aが形成されると共に、その投光開口部3aにカラーフィルタホルダや金網等を着脱自在に装着するための装着枠12が形成されている。
図2はランプハウス1の内部構造を示す簡略図で、前半部分に固定された反射器6後端の頂部開口6aの後方にソケット7が設けられ、そのソケット7に口金部4aを差し込んだ電球4のバルブ部4bが、光軸Lと同軸になるよう反射器6内に突出しており、このバルブ部4bが、飛散防止カバー5に収容されている。電球4は、例えば500W〜1kW程度の高容量の白熱電球である。
図3,図4には飛散防止カバー5周りの詳細を示す。飛散防止カバー5は、透光性と所定の耐熱性を備えた材料、本例ではガラスにより、電球4のバルブ部4bの周囲を覆うことができると共に該電球4の発光時の熱影響を低減し得るよう、バルブ部4bよりも大きな内径を有する筒状体で、且つその先端側を閉塞すると共に、後端側は放熱用の開口部5aとした筒状体に一体成形されている。
本例の飛散防止カバー5は、円筒形状であると共にその先端側を半球状に閉塞するよう一体に成形されているが、角筒形状としたり、先端側を平坦面状に閉塞するよう成形しても良く、その形状は任意である。本例のような形状にした場合、電球4から放射される光に影などが生じる虞れを防止し得るなどの効果が期待できる。
本例の飛散防止カバー5は、取り付け具13により反射器6に着脱可能に装着されている。
取り付け具13は、反射器6後端の頂部開口6aの外端面に沿ってネジ等で固定される台座13aと、その台座13aの内端から反射器6内に向けて立ち上がる所要数の取り付け片13bと、各取り付け片13bに設けた係止爪13c及び13dを備え、各係止爪13c,13dにより飛散防止カバー5を係脱自在に保持するよう形成されている。
台座13aは、反射器6の頂部開口6aの外端面とほぼ同径のドーナツ形に形成され、その内端周方向に沿って、所定間隔毎に複数(図4では等間隔ごとに3本)の取り付け片13bが起立状に連設されている。
取り付け片13bは、弾性を有するよう所望の厚さをもって形成され、反射器6の頂部開口6aに挿入されてその内周に弾性的に圧接すると共に、反射器6内に突出する部分は外側へ拡開して、各取り付け片13bのぶれを防止すると共に、係止爪13c,13dの飛散防止カバー5への係脱が容易に行えるよう形成されている。
係止爪13cは、各取り付け片13bの先端を内側に折り曲げて、飛散防止カバー5の後部に設けた係止孔5bに係脱自在に挿入し得るよう形成されており、取り付け片中途部に突設され飛散防止カバー5後端の放熱用の開口部5aに当接する係止片13dと共に、飛散防止カバー5を着脱自在に保持するようになっている。
各係止爪13c,13dと係止孔5bは、飛散防止カバー5後端の開口部5aと、反射器6後端の頂部開口6aとの間に放熱用の隙間Sが確保されるよう形成されている。
このような構成になる本例のスポットライトは、ソケット7に電球(白熱電球)4を装着すれば、該電球4のバルブ部4bが、反射器6の頂部開口6aに固定された取り付け具13で装着される飛散防止カバー5に収容された状態で使用される。使用中、電球4が破裂したとしても、その破片は、3mm以下の微細な破片も含めて飛散防止カバー5に捕捉されるので、投光開口部3aやカッター羽根摺動用のスリット10などから外部へ飛散する虞れはない。
また、使用中、電球4の熱を飛散防止カバー5後端の放熱用の開口部5aと、反射器6後端の頂部開口6aとの間の隙間Sから効率良く逃がして、その熱影響を低減することができる。
よって、劇場舞台、テレビスタジオ、展示会場、宴会場、アミューズメントパーク等の各種演出空間において、所望の演出照明を得ると共に、万一電球4が破裂したとしても、その破片が灯体aの外部に飛散する虞れのない、安全性の高いスポットライトを提供することができた。
また、反射器6後端の頂部開口6aに取り付ける取り付け具13を介して、反射器6内に飛散防止カバー5を着脱自在に装着するようにしたので、スポットライトの基本的構造を変更することなく、既存のスポットライトに対しても容易に装着することが可能な、安価な電球飛散防止構造を備えた新規なスポットライトとすることができた。
図5,図6には、前述した実施形態における飛散防止カバー5と、飛散防止カバー5の反射器6に対する取り付け構造の変形例を示し、それ以外の構成要素は前記実施形態と同様のため、重複する図示及び説明を一部省略し、変更点のみ以下に説明する。
この例の飛散防止カバー5’は、基本的には前述の飛散防止カバー5と同様に形成されるものであるが、取り付け具13などを介さず直接反射器6に装着し得るようになっている。
すなわち、この飛散防止カバー5’は、その後部を反射器6後端の頂部開口6aに嵌合状に挿入可能なよう延長した縮径部51を備えており、該縮径部51を頂部開口6aに挿入して反射器6に着脱自在に装着されている。また、縮径部51の反射器6内に臨む部位には放熱用のスリット52が複数形成されている。
この例のスポットライトは、ソケット7に電球(白熱電球)4を装着すれば、該電球4のバルブ部4bが、反射器6の頂部開口6aに装着した飛散防止カバー5’に収容された状態で使用される。使用中、電球4が破裂したとしても、その破片は、3mm以下の微細な破片も含めて飛散防止カバー5’に捕捉されるので、投光開口部3aやカッター羽根摺動用のスリット10などから外部へ飛散する虞れはない。
また、使用中、電球4の熱を飛散防止カバー5’後端の放熱用の開口部5aと各スリット52から効率良く逃がして、その熱影響を低減することができる。
よって、劇場舞台、テレビスタジオ、展示会場、宴会場、アミューズメントパーク等の各種演出空間において、所望の演出照明を得ると共に、万一電球4が破裂したとしても、その破片が灯体aの外部に飛散する虞れのない、安全性の高いスポットライトを提供することができた。
また、反射器6の頂部開口6aに、取り付け具13などを別途介することなく、飛散防止カバー5’を直接着脱自在に装着するようにしたので、スポットライトの基本的構造を変更することなく、既存のスポットライトに対しても容易に装着することが可能な、より安価な電球飛散防止構造を備えた新規なスポットライトとすることができた。
以上、本発明に係るスポットライト及び電球用飛散防止カバーの実施形態の例を図面を参照して説明したが、本発明は図示例に限定されるものではなく、特許請求範囲の各請求項に記載された技術的思想の範疇において種々の変更が可能であることは言うまでもない。
本発明の実施形態の一例を示す側面図。 ランプハウス部分の拡大断面図。 図2の要部拡大断面図。 飛散防止カバーの拡大斜視図。 本発明の実施形態の他例を示す要部拡大断面図。 飛散防止カバーの拡大斜視図。
符号の説明
a:灯体
1:ランプハウス
2:カッター機構部
3:レンズ筒
4:電球(白熱電球)
5,5’:飛散防止カバー
5a:放熱用の開口部
51:縮径部
52:放熱用のスリット
6:反射器
6a:反射器後端の頂部開口
7:ソケット
11a,11b:レンズ
S:放熱用の隙間

Claims (6)

  1. 少なくとも灯体内に、電球と、該電球が発する光を前方へ反射する反射器を有するスポットライトであって、前記電球が収容されるガラス製の飛散防止カバーを前記反射器内に着脱自在に備えたことを特徴とするスポットライト。
  2. 前記反射器がエリプソイダル型又はパラボラ型の反射鏡からなり、該反射器後端の頂部開口の後方に配したソケットに前記電球を装着して、該電球のバルブ部を前記反射器内に臨ませると共に、前記飛散防止カバーを、前記電球のバルブ部が収容される筒状体で、且つ先端側を閉塞すると共に後端側に放熱用の開口部を備えるよう形成したことを特徴とする請求項1記載のスポットライト。
  3. 前記飛散防止カバーが取り付け具により前記反射器に着脱可能に装着されており、該飛散防止カバー後端の放熱用の開口部と前記反射器後端の頂部開口との間に放熱用の隙間が確保されていることを特徴とする請求項2記載のスポットライト。
  4. 前記飛散防止カバーが、その後端を前記反射器後端の頂部開口に着脱可能に挿入して該反射器に直接装着されると共に、該飛散防止カバーの後部に、前記反射器の内部空間に臨む放熱用のスリットが形成されていることを特徴とする請求項2記載のスポットライト。
  5. 前記電球が白熱電球であり、該白熱電球と前記反射器を備えたランプハウスの前方に、アパーチャ部を通過する光を任意枠形にカットする所要数のカッター羽根を収容したカッター機構部を配すると共に、該カッター機構部の前方に一又は複数のレンズを収容するレンズ筒を配したことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載のスポットライト。
  6. 反射器内に臨む電球のバルブ部が収容される円筒体に形成された飛散防止カバーであって、前記円筒体は先端側を半球状に閉塞すると共に後端側に放熱用の開口部を備え、前記反射器に着脱自在に装着されることを特徴とするスポットライトの電球用飛散防止カバー。
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